
【要約・書評】『黄金の羅針盤〈上〉 (ライラの冒険)』の評判・おすすめポイント
フィリップ・プルマン|新潮社|2007-09-01|313ページ
この本を一言で言うと
少女ライラが「ダイモン」という魂の化身を持つ平行世界で巨悪に立ち向かう——反宗教的テーマと鮮烈なキャラクターで世界を席捲した英国ファンタジーの金字塔
この本の概要
「ダイモン」という概念に出会って、世界の見え方が変わった気がした
— 27歳 出版社勤務、英国ファンタジー好き
この本で学べること
「ダイモン」という革新的な設定
人間の魂が外に出て動物の姿をした伴侶として存在する設定は唯一無二。成長とアイデンティティについての深い問いが込められている。
欠点だらけの強い女性主人公
ライラは嘘つきで不作法だが、友人への忠義と勇気は本物。等身大の欠点と強さを持つ主人公として非常に魅力的に描かれる。
哲学的テーマを内包した深い物語
「暗黒物質(マゴニウム)」と権威構造への批判が物語の核心に。子供向けファンタジーを超えた哲学的問いが大人の読者をも引きつける。
北の果てへの圧倒的な冒険
クマの戦士イオレクや放浪のジプシャンたちとの出会い。鮮烈なキャラクターたちとの旅がテンポよく描かれる。
本の目次
- 1黄金の羅針盤
- 2ライラとパンタライモン
- 3ダスト
- 4北への旅
- 5ジプシャンたち
- 6クマの王国
- 7北極光
良い点・気になる点
良い点
- ○ダイモンという革新的な世界観設定が独自性を生む
- ○ライラというキャラクターが非常に魅力的で記憶に残る
- ○テンポが良く上下巻ともに手が止まらない
- ○子供向けファンタジーを超えた哲学的深みがある
気になる点
- △宗教批判的なテーマが好みを分ける
- △三部作なので完結まで読む必要がある
みんなの評判・口コミ
Webマーケター
ライラのキャラクターが大好きです。嘘をつくのが得意で粗野なのに、友人のためには体を張れる。そのアンバランスさが本当に人間らしくて。ダイモンという設定も唯一無二で、読み終えた後もずっと頭に残っています。三部作全部読みました。
フリーランスデザイナー
デザイン的な観点から見ると、この本は「世界設定の構築」が群を抜いて優秀だと思います。ダイモン、アリシオメーター、「ダスト」の謎。視覚的に想像しながら読んでいて、映像化したくなる豊かさがありました。
エンジニア
ハリポタと違う種類の英国ファンタジーという感じ。宗教や権力への批判が込められているのが、大人の読者として刺さりました。ライラが北に向かう旅の後半からは本当に止まれなくて、上下巻を1週間で読みました。
EC企業マーケター
ダイモンという概念が面白すぎて、自分のダイモンは何かなとずっと考えながら読んでいました。クマの戦士イオレクが格好良くて、彼が出てくるシーンは特にテンションが上がります。続きも読みます。
著者について
こんな人におすすめ
英国ファンタジーが好きな人
ハリポタとは異なるダークでフィロソフィカルな英国ファンタジーを求める人に
強い女性主人公の物語が好きな人
欠点と強さを持つ等身大の少女主人公ライラの冒険を存分に楽しめる
世界観の設定を楽しみたい人
ダイモン、アリシオメーター、ダストなど革新的な世界設定が読書体験を豊かにする
■ 関連書籍との比較
| タイトル | 著者 | レベル | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| ライオンと魔女 | C.S.ルイス | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥913 |
| ハリー・ポッターと賢者の石 | J.K.ローリング | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥2,750 |
| 不思議の国のアリス | ルイス・キャロル | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥605 |
| はてしない物語 | ミヒャエル・エンデ | 中級者 | ★★★★★ 4.5 | ¥3,146 |
よくある質問
Q. ハリーポッターと似ていますか?▼
Q. 上下巻どちらから読むべきですか?▼
Q. 宗教的な知識がないと楽しめませんか?▼
Q. 映画やドラマは見ましたか?原作との違いは?▼
Q. 三部作全部読む必要がありますか?▼
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対象読者
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2007-09-01
- ページ数
- 313p
- ISBN
- 978-4105389048
