
【要約・書評】『ホビットの冒険 上 (岩波少年文庫 58)』の評判・おすすめポイント
J.R.R. トールキン|岩波書店|2000-08-18|336ページ
この本を一言で言うと
臆病なホビットのビルボが竜の財宝を奪還する旅に引き込まれる——指輪物語の前日譚にして「最初の一冊」にふさわしいファンタジーの古典
この本の概要
「難しそう」という先入観は完全に消えた。楽しすぎる入口だった
— 26歳 会社員、ファンタジー小説初挑戦
この本で学べること
海外ファンタジー最良の入口
指輪物語より軽快なテンポで、初めて翻訳ファンタジーを読む方でも楽しみやすい。読了後に指輪物語へ進む流れが自然だ。
「普通の人が成長する」王道の冒険譚
臆病で平凡なビルボが旅を通じて勇気と機転を身につける。等身大の主人公の成長が読む者の心を動かす。
ゴラムとの謎かけ対決
洞窟の暗闇で繰り広げられる謎かけ対決は本作最大の名場面。指輪物語に繋がる「指輪」が登場するシーンでもある。
竜スマウグとの知恵比べ
竜が強大な力を持つと同時に傲慢で矛盾した存在として描かれる。ビルボの知恵と言葉で竜を欺くシーンは作中屈指の名場面。
本の目次
- 1予期せぬ集会
- 2焼き羊肉と焼き食いし者
- 3ゴブリン山を越えて
- 4暗闇の中で
- 5木の上の丘
- 6とつぜんのくつろぎ
- 7奇妙な宿屋
- 8雲晴れぬ旅
良い点・気になる点
良い点
- ○指輪物語より短く読みやすい翻訳ファンタジーの入門書
- ○ユーモアと緊張感のバランスが絶妙
- ○ゴラムや竜スマウグなど印象的なキャラクターが多い
- ○成長物語として単体で完結している
気になる点
- △ドワーフ13人の名前が多くて覚えにくい
- △上下巻構成で続きが必要
みんなの評判・口コミ
Webマーケター
翻訳ファンタジーへの入口として最高でした。ビルボのキャラクターが可愛くて、気づいたら応援していました。ゴラムの謎かけ対決は何度読んでも緊張します。読んでからすぐに指輪物語も買いました。
フロントエンドエンジニア
子供の頃読んだ記憶があったけど大人になって再読したらまた違う面白さがありました。竜スマウグのシーンが特に好き。傲慢な竜をビルボが言葉巧みに欺くあたりが読んでて楽しかった。
EC企業マーケター
海外ファンタジーに苦手意識があったけどこれは読みやすかった。ドワーフの名前は覚えられなかったけど物語の展開が面白くて最後まで読めた。翻訳小説への抵抗感がなくなった気がします。
エンジニア
指輪物語を読む前に読んでよかった。ゴラムや指輪の「前史」を知った状態で指輪物語を読むと、随所で「あの時の!」と気づける楽しさがあります。このシリーズ順番通りに読むのが一番おすすめ。
著者について
こんな人におすすめ
翻訳ファンタジー初挑戦
文体が読みやすく短めで、海外ファンタジーへの良い入門書になる
指輪物語の前に読みたい人
この作品を読むと指輪物語の世界観や登場人物の背景が深く理解できる
成長物語が好きな人
臆病な主人公が旅を通じて変わっていく王道の成長譚を求める人に
■ 関連書籍との比較
| タイトル | 著者 | レベル | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 影との戦い ゲド戦記 | アーシュラ・K.ル=グウィン | 中級者 | ★★★★★ 4.5 | ¥902 |
| ライオンと魔女 | C.S.ルイス | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥913 |
| 不思議の国のアリス | ルイス・キャロル | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥605 |
| モモ | ミヒャエル・エンデ | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥880 |
よくある質問
Q. 『ホビットの冒険』は指輪物語を読む前に必要ですか?▼
Q. 何歳から読めますか?▼
Q. 映画とどう違いますか?▼
Q. 上下巻ありますが、上巻だけ読む意味はありますか?▼
Q. 英語版と日本語訳版、どちらがおすすめですか?▼
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対象読者
書籍情報
- 出版社
- 岩波書店
- 発売日
- 2000-08-18
- ページ数
- 336p
- ISBN
- 978-4001140583
