
初心者ニューベリー賞次点(1949年)世界的ロングセラー自己啓発
【要約・書評】『エルマーのぼうけん』の評判・おすすめポイント
ルース・スタイルス・ガネット|福音館書店|1963-01-01|148ページ
★★★★★4.5
(4件)この本を一言で言うと
9歳の少年エルマーが頭と勇気で困難を乗り越えながら子竜を救い出す——持ち物の使い方が絶妙な、世界中で愛され続ける冒険ファンタジーの名作。
この本の概要
9歳の男の子エルマーは、捕まった子竜を助けるために、野性の島「どうぶつ島」へひとりで旅に出る。リュックに詰め込んだ道具——チューインガム、輪ゴム、キャンディ、歯ブラシ——を使って次々と現れる危機を乗り越える。
持ち物を賢く使うという設定が子どもの想像力を刺激する。「自分ならこの道具をどう使うか」と考えながら読むのが楽しく、問題解決思考を遊びながら育てる物語として長く愛されてきた。
1948年に刊行されたアメリカの児童文学で、全3巻のシリーズ。日本では「小学校で最初に読んだ本」という大人が多い不朽の名作。文章は読みやすく、148ページという適度な長さで、読書の達成感を初めて感じるのに最適な一冊。
子竜との出会いと信頼関係の構築が温かく描かれており、動物と友達になる喜びが伝わる。読み終わった後に「続きが読みたい」と思わせる力があり、読書習慣のきっかけになりやすい。
「本って面白い!」と初めて言わせてくれた一冊
息子(小2)は本があまり好きじゃなくて、絵本は読めるけど字が多い本は「難しそう」と敬遠していました。「そろそろ長い本にも挑戦させたい」と思って選んだのがエルマーです。
決め手は長さと内容のバランス。148ページというのは長すぎず短すぎず、2年生が挑戦するのにちょうどいい。内容は冒険で、男の子が一人でリュックを持って旅に出るという設定がまず息子の興味を引いた。
読み始めてすぐ、息子が「なんでこんなもの持ってくの?」と聞いてきました。チューインガムや輪ゴムや歯ブラシがリュックに入っていて、「これ何に使うの?」と謎めいている。
動物たちに出くわすたびに「この道具がここで使えるのか!」という驚きがあって、息子が「天才じゃん!」と叫んでいた。ゲームのアイテム収集みたいで、子どもの心を掴む仕掛けが見事だと思いました。
読み終わった後、息子が初めて「次の巻ある?」と聞いてきました。それまで「本は面白い」と言ったことがなかった息子が、自分から続きを求めた瞬間でした。読書の扉が開いた瞬間だったと思います。それだけでこの本に感謝しています。
— 47歳 父親 / 小学校低学年の息子に初めて渡した長編
この本で学べること
✓
道具の賢い使い方で問題解決力が育つ
アイテムを使って危機を切り抜ける展開が、創意工夫の楽しさを遊び感覚で学ばせる。
✓
148ページと読書入門に最適な長さ
初めて挑戦する長編として最適なボリューム。読み切る達成感が自信につながる。
✓
70年以上愛され続ける不朽の名作
1948年刊行から世界中で読まれてきた児童文学の古典。親世代も読んだ本として共読できる。
本の目次
- 1旅立ちの準備
- 2どうぶつ島へ
- 3最初の試練
- 4子竜のいる場所
- 5帰り道
良い点・気になる点
良い点
- ○問題解決思考が楽しく育まれる
- ○読書入門に最適なボリュームと内容
- ○親世代も読んだ名作で共読しやすい
- ○シリーズ3巻で読書習慣が続く
気になる点
- △少し古い作品なので時代感を感じる箇所も
- △絵が多い作品を好む子には絵が少なく感じる場合も
著者について
こんな人におすすめ
✓
読書を始めたばかりの小学生
適切な長さと内容で、初めて自分で読み切る達成感を味わうのに最適な作品です。
✓
冒険や問題解決が好きな子
持ち物を賢く使って危機を切り抜ける展開が、創意工夫好きな子に特に刺さります。
✓
親世代と一緒に楽しみたい
親が子どもの頃に読んだという方も多く、世代を超えた共読の話題になりやすいです。
■ 関連書籍との比較
| タイトル | 著者 | レベル | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 霧のむこうのふしぎな町 | 柏葉幸子 | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥748 |
| ハリー・ポッターと賢者の石 | J.K.ローリング | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥2,750 |
| 不思議の国のアリス | ルイス・キャロル | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥605 |
よくある質問
Q. 『エルマーのぼうけん』は何歳向けですか?▼
A. 小学校低学年(1〜2年生)から一人で読めます。読み聞かせなら年長さんからでも楽しめます。
Q. シリーズは何冊ありますか?▼
A. 全3巻あります(エルマーのぼうけん、エルマーとりゅう、エルマーと16ぴきのりゅう)。
Q. 古い本ですが現代の子どもに楽しめますか?▼
A. はい、1948年刊行ですが内容は全く古くありません。シンプルな冒険の楽しさは時代を超えます。
Q. 読書が苦手な子に向いていますか?▼
A. 特に向いています。148ページという適度な長さと、先が気になる展開で読み切りやすいです。
Q. 読書感想文に向いていますか?▼
A. はい。「勇気と知恵で困難を乗り越える」テーマが書きやすく、小学校低〜中学年の感想文に最適です。
紹介されているランキング
タグ
ファンタジー小説児童文学冒険海外文学問題解決小学生
対象読者
小学生冒険好きな小学生小学生の保護者
書籍情報
- 出版社
- 福音館書店
- 発売日
- 1963-01-01
- ページ数
- 148p
- ISBN
- 978-4834000139
習慣化テンプレート
目標達成のための習慣化シートを無料でダウンロード
※ 登録いただいたメールアドレスは資料送付にのみ使用します
