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穴 HOLES
初心者ニューベリー賞受賞(1999年)映画化作品(ウォルト・ディズニー)自己啓発

【要約・書評】『穴 HOLES』の評判・おすすめポイント

ルイス・サッカー|講談社|2006-06-01|314ページ

4.5
(4件)

この本を一言で言うと

冤罪で送られた矯正施設で毎日穴を掘らされる少年が、その意味の謎に迫る——ユーモアと謎解きが詰まった米国の児童文学ベストセラー。

この本の概要

無実の罪で少年矯正施設に送られたスタンリー・イェルナッツは、荒野の真ん中で毎日穴を掘ることを命じられる。なぜ穴を掘るのか——所長は理由を教えてくれない。この謎が、読者をぐいぐい引きつける大きなフックになっている。 物語は過去と現在を行き来しながら、先祖代々の呪いと現在の謎が少しずつつながっていく構造を持つ。子どもが自然に「謎解き」として楽しめるミステリー的な展開で、読書が苦手な子でも「次がどうなるか知りたい」と思わせる。ユーモアのある文体も読みやすさに一役買っている。 アメリカで1998年に刊行され、ニューベリー賞を受賞した児童文学の傑作。映画化もされており、世界中で読まれてきた。テーマとしては友情・家族・正義・運命など、子どもが大きな概念に触れるきっかけを与えてくれる。 「なぜ穴を掘らされているのか」「呪いとは何か」という謎が解けたとき、読後感の満足度が非常に高い。「え、そういうこと!?」という驚きの結末が、読み終わった後に誰かと話したくなる。

「読書って謎解きだったんだ」と息子が気づいた本

息子(小4)がゲームは大好きだけど本は読まない、という状況が続いていました。何冊か試してみたけどなかなか続かなくて、「どうしたものか」と思っていたときに書店で目に入ったのがこの本でした。 帯に「なぜ穴を掘るのか?」という一文があって、思わず手に取った。謎を解くのが好きな息子に向いているかもしれないと思って購入したんです。 渡した日の夜、「ちょっと読んでみたけど面白いかも」と言ってきた。それだけで嬉しかったのに、翌朝「続き気になって夜眠れなかった」と言われて思わず笑いました。 何が良かったかというと、謎が最後まで続く構造です。「なぜ穴を掘らされているのか」「呪いって本当なのか」「所長の目的は何か」という疑問が次々と出てきて、それが少しずつ解けていく。ゲームのクエストみたいで、本を読む動機がずっと維持される。 息子が一番驚いたのは、過去と現在の話が最後に繋がる場面だそうです。「え、そういうことだったの!?」と叫んでいた。この「伏線回収の快感」を初めて本で体験した息子は、それ以来「謎があって最後に繋がる本が好き」と言うようになりました。 本を通じた「謎解き」の楽しさを知るきっかけになった一冊です。読書が苦手な子、特に謎解きやゲームが好きな子に強くおすすめします。

42歳 父親 / 小4の息子に推理小説の面白さを教えたくて選んだ

この本で学べること

謎解き要素で本が苦手な子も読み切れる

「なぜ穴を掘るのか」という謎が最後まで続き、読書の動機が維持される。ゲームが好きな子に特に刺さる。

過去と現在が繋がる伏線回収の快感

物語の仕掛けが見事に回収される結末で、読後の満足感が非常に高い。

ニューベリー賞受賞の世界的名作

米国最高の児童文学賞を受賞した世界基準の作品。友情・正義・運命のテーマが深い。

本の目次

  1. 1キャンプ・グリーンレイク
  2. 2穴を掘る毎日
  3. 3スタンリーの先祖の話
  4. 4砂漠の謎
  5. 5すべての繋がり

良い点・気になる点

良い点

  • 謎解き要素で読書が苦手な子も最後まで読める
  • ユーモアある文体で重い話でも読みやすい
  • 友情・正義のテーマが心に残る
  • 映画化もされており入り口が多い

気になる点

  • 矯正施設という少し重い設定がある
  • 314ページとやや長め

みんなの評判・口コミ

R
R

エンジニア

5.0

読書嫌いな息子に渡したら「続きが気になって眠れなかった」と言われました。謎解き好きな子には特に刺さる一冊です。

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taro

MLエンジニア

4.5

大人が読んでも構成の巧みさに唸ります。伏線の張り方と回収の鮮やかさが本当に見事。子どもへのプレゼントに最適です。

けんじ

Web担当者

4.5

甥へのプレゼントに。「最後の繋がりが鳥肌だった」と連絡が来ました。謎解きが好きな子には強くおすすめします。

りん

会社員

4.0

ニューベリー賞作品を読み漁っていて手に取りました。子どもの頃に読みたかった。友情と家族の絆のテーマが深く、読み終わった後も余韻が続く作品です。

著者について

こんな人におすすめ

読書が苦手で謎解きが好きな小学生

ゲーム感覚で読める謎解き構造で、読書嫌いの子が最後まで読み切れる可能性が高い作品です。

英語学習の副読本として

原書(HOLES)は英語多読教材としても人気。日本語版で内容を知っておくと英語版も読みやすくなります。

読後に語り合いたい親子

「なぜそうなったのか」「正義とは何か」など、読後に話が弾むテーマが豊富です。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
ハリー・ポッターと賢者の石J.K.ローリング初心者★★★★★ 4.5¥2,750
ブレイブ・ストーリー宮部みゆき初心者★★★★★ 4.5¥924
不思議の国のアリスルイス・キャロル初心者★★★★★ 4.5¥605

よくある質問

Q. 『穴 HOLES』は何歳向けですか?
A. 小学校中学年(3〜4年生)から一人で読めます。読み応えのある314ページですが、謎解き要素で読み続けられます。
Q. 内容は難しいですか?
A. 文章自体はやさしく、ユーモアもあって読みやすいです。テーマは少し深いですが、物語として自然に理解できます。
Q. 映画と本どちらがおすすめですか?
A. 本の方が謎解きの伏線をじっくり楽しめます。映画から入って本を読む流れも良いです。
Q. 英語の原書と合わせて読めますか?
A. はい。英語多読教材としても人気の作品です。日本語版で内容を把握してから原書に挑戦する方法もあります。
Q. 読書感想文に向いていますか?
A. はい。「友情」「正義」「運命」など書きやすいテーマが多く、小学校高学年の感想文に特に向いています。

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