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新装版 魔女の宅急便
初心者アニメ映画化(スタジオジブリ)国際アンデルセン賞作家賞(角野栄子)自己啓発

【要約・書評】『新装版 魔女の宅急便』の評判・おすすめポイント

角野栄子|KADOKAWA|2014-03-25|241ページ

4.5
(4件)

この本を一言で言うと

13歳の魔女キキが見知らぬ町でひとり立ちし、失敗と出会いを重ねながら自分らしさを見つける——成長の喜びと切なさが詰まった冒険物語。

この本の概要

魔女の家に生まれた女の子は、13歳になると1年間ひとりで修行の旅に出る。キキは黒猫のジジを連れて海辺の町コリコに辿り着き、ほうきで空を飛べる魔法を活かして宅急便を始める。 知り合いも家族もいない土地で、一から仕事を始め、失敗を重ねながらも前向きに生きるキキの姿が小学生の心に深く響く。新しい環境でうまくいかないとき、誰でも少し心が折れそうになる。キキがその壁を乗り越える過程は、転校や進学で不安を感じる子どもたちへのエールになっている。 角野栄子が自身の子育て経験をもとに書き上げた本作は、女の子の自立と成長を温かく丁寧に描いている。ジブリ映画で知っている子も多いが、原作はさらに細やかな心理描写と、町の人々との温かい交流が描かれている。 映画は第1巻がベースだが、原作は全6巻のシリーズ。キキが大人になり、恋をして、やがてお母さんになるまでが描かれており、子どもと一緒に長く楽しめるシリーズ。読書好きな子に最初の長編シリーズとしてもおすすめ。

映画だけ知ってた私が「原作のキキの方が好き」になった

正直に言うと、私は「魔女の宅急便」はジブリ映画のものだと思っていました。子どもの頃から映画を何度も見て、すっかりキキといえばアニメの女の子。原作小説があることは知っていたけど、「映画で十分だな」と思い込んでいた。 きっかけは小5の娘が学校の図書館で借りてきたこと。「お母さんこれ読んだことある?」と聞かれて、正直に「映画しか見てない」と答えたら、「一緒に読もう」と誘われた。そこから親子読書が始まりました。 読み始めてすぐ気づいたのは、映画のキキとは別人みたいに内面が豊かだということ。映画のキキはどちらかというと一人で悩んで解決していくタイプだけど、原作のキキは町の人に助けてもらいながら、少しずつ強くなっていく。おソノさんというパン屋のおかみさん、おばあさん、画家のウルスラ……関わる人ひとりひとりとの会話が丁寧で、キキの成長が自然に感じられる。 娘に刺さったのは「魔法が使えなくなる」エピソード。スランプに陥ったキキが、なぜ使えなくなったのかわからず焦る場面。娘は「得意なことが急にできなくなったらどうしよう」って言い始めて、そこから長い話し合いになりました。この本がなければしなかった会話だと思います。 大人が読み聞かせするにも、子どもが自分で読むにも、どちらでも楽しめる一冊です。文章がやわらかくて読みやすいのに、心に残る言葉がたくさんある。角野栄子さんの文章は、本当にやさしい

41歳 ジブリ映画世代の母 / 小5の娘と一緒に読んだ

この本で学べること

自立と成長のテーマが小学生に響く

見知らぬ土地でひとり立ちするキキの姿が、新しい環境への不安を抱える子どもに勇気を与える。

映画との違いを楽しめる

ジブリ映画で知っている子も多く、原作との比較が読書の楽しみになる。映画にない場面やエピソードが豊富。

シリーズ全6巻で長く楽しめる

キキが13歳から大人になるまでを描く。読書習慣を育てるシリーズものとして最適。

本の目次

  1. 1旅立ち
  2. 2コリコの町
  3. 3宅急便を始める
  4. 4魔法が消えたとき
  5. 5新しい魔法

良い点・気になる点

良い点

  • 映画との比較で読書への興味が広がる
  • 自立や成長のテーマが自然に伝わる
  • 文章がやわらかく小学生でも読みやすい
  • シリーズ6巻で長く楽しめる

気になる点

  • 映画版と内容が異なる部分があり、映画が好きな子は戸惑うことも
  • 全6巻読み切るには時間がかかる

みんなの評判・口コミ

m
miku

Webマーケター

5.0

映画しか知らなかったけど原作を読んで感動。娘と一緒に読んで「原作の方が好き」と意見が一致しました。キキの内面がこんなに豊かだったんだと発見の連続でした。

y
yui

フロントエンドエンジニア

4.5

小学生のときに一度読んで、子どもができてから再読。魔法が使えなくなるシーンは大人になってからより刺さりました。子どもと一緒に感想を語り合えた貴重な一冊です。

R
R

エンジニア

4.5

うちの娘は転校がきっかけで読みたがりました。新しい場所で頑張るキキと重ねていたようで、読み終わった後に少し元気になっていました。

けんじ

Web担当者

4.0

姪へのプレゼントに購入。ジブリから原作への入り口として最高の一冊です。映画と比べながら読む楽しみ方も教えたら喜んでいました。

著者について

こんな人におすすめ

ジブリ映画が好きな小学生

映画版を知っている子が原作を読むと、映画にない豊かなエピソードの発見が楽しめます。

新しい環境に不安を感じている子

見知らぬ土地でひとり立ちするキキの姿が、転校や進学への不安を和らげてくれます。

シリーズ読書を始めたい子

全6巻で読み応えがあり、読書習慣を育てるシリーズとして最適です。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
霧のむこうのふしぎな町柏葉幸子初心者★★★★★ 4.5¥748
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よくある質問

Q. 『魔女の宅急便』は映画と内容が違いますか?
A. はい、映画はおおまかに第1巻をベースにしていますが、原作には映画にないエピソードが多数あります。映画で知っている子が原作を読むと新しい発見が楽しめます。
Q. 何歳から読めますか?
A. 小学校中学年(3〜4年生)から自分で読めます。低学年でも読み聞かせで楽しめます。
Q. 全部で何巻ありますか?
A. 全6巻あります。第1巻でキキは13歳、最終巻ではお母さんになっています。
Q. 角野栄子さんはどんな作家ですか?
A. 国際アンデルセン賞(児童文学のノーベル賞と呼ばれる)を受賞した日本を代表する児童文学作家です。
Q. 読書感想文に書きやすいですか?
A. はい、キキの成長や「スランプを乗り越える」テーマが書きやすく、小学校高学年の感想文に特に向いています。

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