ワンピース夢小説本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
私、ワンピースは見てるんですけど、「夢小説」って何を選べばいいのか分からなくて。今日は教えてほしいです!
佐藤メバル
いい質問だね。「夢小説」には、読者が書く二次創作と、公式の『ONE PIECE novel』シリーズがある。この記事のランキングでは、公式小説を中心に“原作の世界に夢中になれる一冊”を選んでいるよ。
橘ナナミ
公式小説は、原作とどう違うんですか?
佐藤メバル
原作の“絵”を文章に変換し、描かれていない隙間を埋めてくれるのが小説版だよ。『ONE PIECE novel LAW』なら、ローがコラソンと別れた後にどうやってハート海賊団を作ったかが補完されている。原作の隙間を読めるのが醍醐味なんだ。
橘ナナミ
それ、原作ファンにはたまらないですね! でも初心者はどこから手をつければいいんですか?
佐藤メバル
だからこそ「選び方」の軸が大事になる。次の章で整理していこう。
ワンピース夢小説本の選び方
目的別:泣きたい・笑いたい・恋愛したい・救済されたい
橘ナナミ
まずは「今の気分」で選べるとうれしいです。
佐藤メバル
泣きたいなら『ONE PIECE エピソードオブチョッパー 冬に咲く、奇跡の桜』、笑いたいなら『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』。恋愛や救済の気分なら、『ONE PIECE novel HEROINES』でナミやロビン、ビビたちの“自分らしさ”を読むのがおすすめだよ。
夢主の性別:女夢主・男夢主・複数主・名称変換なし
橘ナナミ
「女夢主」とか「男夢主」ってよく見ますけど…。
佐藤メバル
二次創作の用語で、主人公=夢主の性別を指す。公式小説には夢主はいないけど、「誰の視点で体験したいか」で選べる。『HEROINES』は女性キャラ視点、『ONE PIECE novel ZORO』はゾロの過去視点。寄り添いたいキャラで選ぶと満足感が変わるよ。
設定タイプ:転生・トリップ・成り代わり・憑依
橘ナナミ
転生とトリップの違いが分からないです…。
佐藤メバル
転生は生まれ変わる、トリップは元の世界から飛ばされる、成り代わりは既存キャラに入れ替わる、憑依は体に魂が宿るイメージ。公式で近いのは原作キャラの人生を追体験するタイプ。『ONE PIECE novel A スペード海賊団結成篇』はエースの半生をトリップ感覚で読めるよ。
原作との距離:原作沿い・原作改変・パラレル
橘ナナミ
映画のノベライズって、原作とどう違うんですか?
佐藤メバル
『ONE PIECE FILM RED』などは原作の時間軸から離れた“パラレル”。『ONE PIECE ローグタウン編』やアラバスタ編は“原作沿い”。安心感が欲しいなら原作沿い、派手な冒険が食べたいなら映画ノベライズが合うね。
関係性:麦わら一味中心・敵組織中心・特定キャラクター
橘ナナミ
推しキャラがいる人はどう選ぶんですか?
佐藤メバル
麦わら一味の絆なら『劇場版 ONE PIECE 麦わらチェイス』、特定キャラなら『novel LAW』『novel ZORO』。エース推しには『スペード海賊団結成篇』が刺さる。“誰と時間を過ごしたいか”が基準になるね。
完結状況:完結済み・更新中・長期連載・更新停止
橘ナナミ
やっぱり完結してないと不安です。
佐藤メバル
公式の単行本は、どれも一冊で読み切れる構成。短編集の『HEROINES』ならどこから読んでも大丈夫。「今日読み切れる量」で選ぶのも手だよ。Web小説の連載状況については後半で説明するね。
ワンピース夢小説本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
ワンピース夢小説本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

ONE PIECE novel HEROINES (JUMP j BOOKS)
江坂純 著|集英社
¥814(税込)
『ONE PIECE magazine』連載の短編集。ナミ、ロビン、ビビ、ペローナという人気ヒロインたちが主役になり、本編とは違う時間を切り取ります。ファッションショーに挑むナミ、革命軍で石板解読に没頭するロビン、ラブレター騒動に巻き込まれるビビ、ミホークとワインを争うペローナ。それぞれの「自分らしさ」がテーマで、戦闘ではなく日常に近い場面からキャラクターが深まります。挿絵も華やかで、短編なので忙しい人にも向く一冊です。
こんな人におすすめ
キャラクターの日常をもっと知りたい人、女性キャラの掘り下げが読みたい人、通勤・隙間時間に短編を楽しみたい人。ナミやロビンのファンに贈る1冊です。
良い点
- ヒロイン4人それぞれが味わえる
- 挿絵が華やかで見ごたえあり
- 短編構成で読み切りやすい
気になる点
- 全員分が一気に読みたい人には短い
- 戦闘メインの話ではない
- 巻数のある長編ではない
出版社
集英社
発売日
2021年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
佐藤さん、ワンピースの女性キャラたちが主人公になる小説があるんですね!ナミがファッションショーに出演するって、本編では絶対見られない姿です。
佐藤メバル
そうなんです。『ONE PIECE magazine』で連載された4編をまとめた短編集ですね。ポイントは、戦うシーンよりも“自分らしさ”を問われる日常的な物語であること。
ナミが靴職人の仕事に触れて感じることや、ロビンが“死者の声”に心を動かされる場面など、それぞれの生き方にフォーカスしているのが魅力です。
橘ナナミ
ロビンが革命軍で石板解読をお手伝いする話もあるんですね。ワンピースの歴史の謎に近づきそうで、ちょっとわくわくします。
佐藤メバル
ええ。本編ではなかなか描かれない“仕事しているロビン”が見られるのも貴重です。挿絵もおしゃれで、短編集なので気軽に手に取れますよ。

ONE PIECE novel ZORO (JUMP j BOOKS)
尾田栄一郎 著|集英社
¥924(税込)
『ONE PIECE magazine』で連載されたゾロの過去編に、書き下ろしを加えた一冊。シモツキ村を出て世界一の剣豪を目指すゾロが、くいなとの約束を胸に旅を続ける姿が描かれます。ルフィと出会う前の彼が何を考え、どう強くなってきたのかが丁寧に語られ、麦わらの一味に入る前夜のゾロを知ることができます。書き下ろしエピソードが加えられているので、雑誌で読んだ人にも新鮮。本編を読んでいるからこそ、静かに胸に響く作品です。
こんな人におすすめ
ゾロの過去が気になっていた人、修行時代の彼の姿を知りたい人、ルフィとの出会いを新鮮な気持ちで見返したい人。ゾロ推し必読の一冊です。
良い点
- ゾロの内面が丁寧に描かれる
- 書き下ろしが加わり読み応え十分
- くいなとの約束が重い
気になる点
- アクション中心の本編とは趣が異なる
- 過去編なので展開は静かめ
- 一味の賑やかさを期待する人には不向き
出版社
集英社
発売日
2026年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ゾロがルフィと出会う前の物語なんですね。くいなちゃんとの約束がどう繋がっていくのか、原作を思い出すだけで熱くなります。
佐藤メバル
『ONE PIECE magazine』連載時の話に書き下ろしを足した一冊です。本編では断片的に見えていたゾロの強さや生き方の原点が、シモツキ村からルフィと出会うまでの旅の中でじっくり描かれます。
彼がどうして“世界一の剣豪”という言葉を背負い続けられるのか、その重みを感じられる作品ですよ。
橘ナナミ
なるほど。ゾロの修行時代って、想像するしかなかった部分だからすごく気になります。書き下ろしもあるなら、ファンは絶対読みたくなりますね。
佐藤メバル
そうなんです。特に終盤の流れは本編へのつながりを強く意識させる構成なので、読んだ後に原作の再読がしたくなります。
ゾロの静かな決意を噛みしめたい方におすすめです。

ONE PIECE novel LAW (JUMP j BOOKS)
尾田栄一郎 著|集英社
¥946(税込)
『ONE PIECE』の人気キャラクター、トラファルガー・ローの過去を描いた公式ノベライズ。コラソンと死別したローが、オペオペの実の能力で珀鉛病を乗り越え、“ガラクタ屋”ヴォルフのもとで暮らし始めるところから始まります。白クマのベポを救ったことをきっかけにシャチやペンギンと出会い、ハートの海賊団が形づくられていく過程が新鮮。スワロー島に伝わる「海中を飛ぶツバメ」の謎や、立ちはだかる海賊との戦いもあり、ローらしい知略が光ります。
こんな人におすすめ
ローの過去編をもっと知りたい人、ベポたちとの出会いを楽しみたい人、海賊団結成の裏側が気になるファン。ハートの海賊団推しにぴったりです。
良い点
- ローの過去がくわしく描かれる
- ベポたちとの出会いが感動的
- 謎解き要素も含まれる
気になる点
- 原作知識がないと入りにくい
- 残酷な場面も含む
- 全編ロー中心で他の一味は出ない
出版社
集英社
発売日
2020年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ローがベポと出会う前の話って、あんまり想像したことがありませんでした。白クマのベポを助けるところから始まるんですね。
佐藤メバル
そうなんです。恩人コラソンを失ったローが、発明家のヴォルフの家に居候しながら、シャチやペンギンと知り合い、少しずつ居場所を作っていく過程が丁寧に描かれています。
「ギブ&テイク」というローらしい距離感が、彼の過去と重なって見えてきますよ。
橘ナナミ
なるほど。ペンギンやシャチって、ローが自分から声をかけたわけじゃないんですね。そこが意外でした。
佐藤メバル
ええ。ベポをいじめから助けたことをきっかけに、自然と仲間が増えていく流れがいいんです。スワロー島の伝説を追う冒険もあって、ローらしい頭脳プレイが楽しめる一冊です。

ONE PIECE novel A スペード海賊団結成篇 1 (JUMP j BOOKS)
尾田栄一郎 著|集英社
¥847(税込)
“スペード海賊団”結成秘話を描く公式スピンオフの第一弾。東の海の無人島・シクシスに流れ着いたエースが、後に最初のクルーとなるマスクド・デュースと出会い、共に島を脱出するところから物語が始まります。『episode A』の原案でもあり、エースの半生と生き様が小説だからこそ深く味わえます。「越えていこうぜ……。波も、嵐も、運命さえも——」という言葉に、彼の破天荒さと優しさが凝縮されている印象です。
こんな人におすすめ
エースのファンで彼の旅立ちが知りたい人、スペード海賊団の結成を追体験したい人、スピンオフからONE PIECEに入りたい人。エースの魅力を再確認する一冊です。
良い点
- エースの生き様がかっこいい
- デュースとの出会いが新鮮
- 原作に残る名台詞も味わえる
気になる点
- エースの最期を知っていると切ない
- 海賊団結成初期の話なので仲間は少なめ
- 本編との直接の絡みは少ない
出版社
集英社
発売日
2018年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
エースがスペード海賊団を作るまでの話なんですね。最初の仲間がマスクド・デュースっていうのが、名前からして気になります。
佐藤メバル
無人島に流れ着いたエースとデュースが、一緒に島を脱出して海賊団を結成するまでが描かれるんです。『episode A』の原案にもなった物語で、エースの破天荒さと、人を引きつける不思議な魅力が存分に出ています。
表紙の雰囲気も、彼の冒険にふさわしい熱さですよ。
橘ナナミ
「越えていこうぜ……。波も、嵐も、運命さえも——」って、エースらしい台詞ですよね。この言葉だけで物語を読みたくなります。
佐藤メバル
まさにこの言葉が、彼の人生を象徴していると思います。海賊としての最初の一歩を、小説の筆致でじっくり味わえるのがこの本の良さです。

ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ (JUMP j BOOKS)
大崎知仁 著|集英社
¥5(税込)
「ONE PIECE magazine」掲載の人気短編に書き下ろしを加えたアンソロジー。視点が一味の仲間ではなく、海兵の兄弟や酔っ払い、デート中のギャルなど“普通の人”に切り替わっているのが最大の特徴です。ドレスローザで剣豪談義を交わす場面や、シロップ村に結婚を申し込みに来た男、書店員が表紙に苦笑いする話など、本編の隙間をのぞくような9編が収録。カバーイラストは尾田栄一郎先生の描き下ろしです。
こんな人におすすめ
一味を別の角度から楽しみたい人、短編をちょこちょこ読みたい人、笑いと涙のバランスが欲しい人。サブキャラクター好きのあなたに。
良い点
- 視点が新鮮で一味の新発見がある
- 9編すべてテイストが違う
- 尾田先生の描き下ろし表紙が豪華
気になる点
- メインキャラの深掘りではない
- 1編ごとのページ数は少なめ
- 連載時からの既読者は書き下ろしのみの場合も
出版社
集英社
発売日
2017年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
普通の人たちから見た麦わらの一味の話なんですね。海兵の兄弟とか、デート中のギャルとか、普段とは全然違う視点で新鮮です。
佐藤メバル
そうなんです。『ONE PIECE magazine』で評判になった短編シリーズをまとめたもので、一味の大活躍ではなく、その姿を見ている“周りの人々”の物語が中心になっています。
ドレスローザでの酔っ払いの剣豪談義も、笑えるようでいて、ちゃんと一味の魅力が伝わってくるんですよ。
橘ナナミ
なるほど。だから『麦わらストーリーズ』っていうタイトルなんですね。本編ではわからない、キャラクターの日常の反応が楽しいです。
佐藤メバル
カバーは尾田先生の描き下ろしというのもポイントです。笑いと涙のバランスが良く、9編入っているので、気になった話から読み始められるのもいいところです。

ONE PIECE FILM RED (JUMP j BOOKS)
江坂純 著|集英社
¥770(税込)
劇場版『ONE PIECE FILM RED』のノベライズ。世界中が熱狂する歌姫・ウタの歌声が“別次元”と評される中、彼女が初めて素性を明かさずにライブを行うところから物語が動き出します。会場を埋める海賊や海軍の前で、ウタが“シャンクスの娘”である事実が明かされ、ルフィたちが世界を揺るがす戦いに巻き込まれていく展開は、まさに映画スケール。映画を見た人も、これから見る人も、歌声や音楽のイメージを思い浮かべながら楽しめる一冊です。
こんな人におすすめ
劇場版のストーリーを小説でもう一度味わいたい人、ウタのキャラクターに興味がある人、音楽要素を文字で追いたい人。ルフィとシャンクスの関係が気になる方へ。
良い点
- 映画の熱気が文字でも蘇る
- ウタの魅力が丁寧に描かれる
- シャンクス要素も楽しめる
気になる点
- 映画映像の迫力は小説にはない
- ウタの歌声は実際には聞けない
- 既存の長編ノベライズより情報量が凝縮
出版社
集英社
発売日
2022年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
劇場版REDって、ウタがすごく話題になりましたよね。小説だと歌声の部分はどう表現されるんですか?
佐藤メバル
そこがノベライズの醍醐味ですね。実際の音はありませんが、会場の熱気やウタの歌に対する人々の反応が、“別次元”と評される歌声の持つ力として描かれます。
ルフィたちがライブをきっかけに、シャンクスの娘という衝撃の事実と向き合う流れは、映像とは違った緊張感で読めますよ。
橘ナナミ
なるほど。だから歌声そのものより、歌声がもたらす世界の変化が物語の中心なんですね。
佐藤メバル
ええ。映画の重要なカギになる“歌”を、小説では感情や状況の描写で補完しているのが印象的です。25周年記念作品でもあるので、原作を長く読んでいる人ほど噛みしめられるテーマだと思います。

ONE PIECE FILM Z (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
劇場版『ONE PIECE FILM Z』を小説化した一冊。海軍基地を襲い、破壊兵器ダイナ岩を奪った老戦士Z率いる軍団が、ルフィたちの前に立ちはだかります。負傷したZを救ったはずの一味が、逆に襲われるという複雑な始まりが、作品全体の緊張感を高めています。“正義”をめぐるZの信念と、麦わら一味の自由さがぶつかり合う構図は、映画の見どころでもあり、小説では細かな心情まで追えるのが魅力。Zの強さの理由を考えながら読めます。
こんな人におすすめ
劇場版Zが好きで小説版も読みたい人、Zの正義に興味がある人、ルフィたちとの激闘をじっくり味わいたい人。“敵”の魅力を再確認する一冊です。
良い点
- Zの信念が詳細に描かれる
- ルフィとの対比が鮮烈
- ダイナ岩をめぐる緊張感がある
気になる点
- 映像の迫力には敵わない
- 映画未見だとネタバレになる
- 戦闘描写は小説向けに簡略化されがち
出版社
集英社
発売日
2012年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
Zっていう敵がすごく印象的な映画でした。小説だと、そのZの考え方をもっと深く読めるんですか?
佐藤メバル
そうですね。映画では映像の派手さに隠れがちな、Zの正義や傷ついた過去が、文章を通してじっくり伝わってきます。
ルフィたちが彼の信念と真正面からぶつかる構造は、小説で読むとより哲学的に感じられると思いますよ。
橘ナナミ
なるほど。単なる悪役じゃなくて、理由がある敵だからこそ、小説向きなんですね。
佐藤メバル
ええ。さらに、海軍基地を襲うほどの巨体の老戦士というビジュアルのインパクトも、文字で想像するからこそ膨らみます。
映画で観た人も、細かいセリフの裏を読みたくなりますね。

ONE PIECE FILM STRONG WORLD (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
劇場版第10弾を小説化した一冊。尾田栄一郎先生が製作総指揮を務めたストーリーで、東の海を壊滅の危機に陥れる金獅子のシキがルフィたちに立ちはだかります。復讐に燃えるシキの野望と、仲間と故郷を守ろうとする麦わら一味のぶつかり合いが軸。映画史上初の尾田先生全面プロデュースだけあって、キャラクターの掛け合いが本編に近い熱さ。映画の空気を文字で再体験したい人にぴったりの一冊です。
こんな人におすすめ
劇場版STRONG WORLDのファン、“東の海編”が好きな人、シキという強敵の魅力を知りたい人。尾田先生が手がけた物語を深く読みたい方へ。
良い点
- 尾田先生が製作総指揮の物語が小説で楽しめる
- シキのキャラが濃厚
- 東の海の仲間たちとの関わりが熱い
気になる点
- 映画の映像美を文字で再現するのは難しい
- シキの過去は描かれすぎていない
- 映画を観た後の方が楽しめる
出版社
集英社
発売日
2009年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この映画って、尾田先生が製作総指揮を務めたことで有名ですよね。小説だとそこらへんも感じられるんですか?
佐藤メバル
はい。キャラクターのセリフのノリや、仲間とのやりとりが本編に近い空気を持っていて、“作者が出したストーリー”ならではの安心感があります。
金獅子のシキという、ロジャーと同時代を生きた強敵の存在感が、小説ではより重々しく伝わってきますよ。
橘ナナミ
なるほど。確かにシキは見た目も言動も派手だから、文字でも存在感がありそうです。
佐藤メバル
ええ。ルフィたちが東の海の仲間たちと一緒に立ち向かう姿も、映像と同じように爽快です。映画を見た人も、まだの人も、ぜひ小説で追ってほしい展開です。

ONE PIECE FILM GOLD (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
¥715(税込)
3年半ぶりの超大作『ONE PIECE FILM GOLD』を最速ノベライズ。世界を金で動かす黄金帝・ギルド・テゾーロが支配する独立国家の黄金船グラン・テゾーロを舞台に、ルフィたちが巻き起こす大騒動が描かれます。海賊や海兵、大富豪が集う街ならではの華やかさと、テゾーロの底知れぬ野望の不気味さのコントラストが魅力。お金に絡むテーマは、原作の自由さとは違う角度で社会を見せてくれます。映画のエンタメ要素を文字で楽しみたい人に。
こんな人におすすめ
劇場版GOLDが好きな人、テゾーロのキャラクターに興味がある人、華やかな舞台の物語を読みたい人。“金の力”をめぐるテーマを考えたい方にも。
良い点
- グラン・テゾーロの世界観が楽しい
- テゾーロの野望にハラハラする
- ルフィらしい自由さが際立つ
気になる点
- 映画の華麗な映像は小説では限界がある
- お金の話なので好みが分かれる
- 登場人物が多く名前を覚えるのが大変
出版社
集英社
発売日
2016年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
黄金の街って、映画を見た時すごくキラキラしていて印象的でした。小説だとその豪華さはどうなるんでしょう?
佐藤メバル
映像の情報量は減りますが、その分、テゾーロが発する“金”への執念や、街に集う人々の思惑がくっきり見えてきます。
海賊・海兵・大富豪が入り乱れる舞台は、小説だからこそ、それぞれの目線で追いやすくなっているんですよ。
橘ナナミ
なるほど。豪華さだけじゃなく、誰が何を狙っているのかが分かるから、むしろ小説向きなのかもしれませんね。
佐藤メバル
ええ。特にテゾーロの不気味なカリスマ性は、映像だとインパクト重視ですが、小説では執念の深さとしてにじみ出てきます。
単なるお祭り話ではない、重いテーマも楽しめるのがこの作品の特徴です。

劇場版 ONE PIECE STAMPEDE (JUMP j BOOKS)
尾田栄一郎 著|集英社
¥748(税込)
劇場公開と同日に刊行された『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』のノベライズ。世界中の海賊が集まる海賊万博を舞台に、ルフィたちが海賊王の宝探しに夢中になる一方、元ロジャー海賊団のバレットが立ちはだかります。最悪の世代や海軍、王下七武海、革命軍、CP-0までが集結する総力戦は、小説だと「誰がどこにいる」を整理しながら読めるのが強み。アニメを見たあとに、この騒動の全体像を確認するのにぴったりです。
こんな人におすすめ
劇場版を観た後に全体の動きを整理したい人、バレットという強敵の魅力を知りたい人、原作の勢力関係が好きな人。オールスター戦が好きな方におすすめです。
良い点
- 登場勢力が多く世界観の広がりを感じる
- バレットの強さと過去が描かれる
- 映画の熱狂を文字でも味わえる
気になる点
- キャラクターが多いので混乱しやすい
- 映画の映像に依存する場面がある
- 初見だとネタバレ情報が多い
出版社
集英社
発売日
2019年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
海賊万博って、いろんな勢力が集まるお祭り騒ぎなのに、映画ではすごく大変なことになっていました。小説だと整理できそうですか?
佐藤メバル
まさにそこがポイントです。映像では目まぐるしく切り替わる状況も、小説ならどの勢力がどこで何をしていたのかを、落ち着いて追いかけられます。
元ロジャー海賊団のバレットが、なぜ世界の破壊を目指すのかという心の動きも、より克明に読めますよ。
橘ナナミ
なるほど。映画で「誰こいつ?」ってなったキャラを、小説で確認できるのはありがたいですね。
佐藤メバル
ええ。最悪の世代や海軍、革命軍、CP-0まで勢ぞろいするので、原作の勢力関係を頭に入れてから読むと、さらに楽しめるはずです。
お祭りの熱量を、冷静な目の小説で味わいたい人に向いています。

ONE PIECE ローグタウン編 (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
¥817(税込)
大人気ノベライズ第2弾。海賊王ゴール・D・ロジャーが生まれ、処刑された町ローグタウンを訪れたルフィたちが、早速“どえらい災難”に見舞われるという展開です。原作でも人気のローグタウン編を軸に、オリジナルストーリーを加えてゴムゴムパワー全開で描かれます。処刑台やビルの上からの名場面を小説で追いかけられるうえ、本編とは少し違う視点が楽しめるのもポイント。初期の麦わら一味の賑やかな空気が詰まっています。
こんな人におすすめ
原作ローグタウン編が好きな人、ルフィの処刑台シーンを小説で読みたい人、初期の麦わら一味の空気を楽しみたい人。スモーカーとの因縁の始まりが気になる方へ。
良い点
- ロジャーの町の空気が伝わってくる
- オリジナル要素で新鮮に読める
- 初期メンバーの掛け合いが楽しい
気になる点
- 既読の原作部分が元になっている
- 映像的な派手さは小説に任される
- 後のノベライズより文章が古めかしい印象も
出版社
集英社
発売日
2000年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ローグタウンってもう何回も読んでいる場所なのに、小説だとまた違った緊張感がありますよね。
佐藤メバル
ロジャーが生まれ、処刑された町というだけで、空気が特別に感じられます。ルフィが処刑台で笑う伝説の場面もしっかり描かれていて、原作で見た名シーンを、別の角度から眺められるのがノベライズの醍醐味です。
さらにオリジナルストーリーが入るので、単なる焼き直しにはなっていません。
橘ナナミ
なるほど。本編の再話かと思っていましたが、小説独自の展開もあるんですね。それなら既読の人も楽しめます。
佐藤メバル
ええ。初期の麦わら一味らしい、勢いと自由さが文章にあふれています。スモーカーとの因縁もこの町が始まりですから、その点でも読みどころが大きいです。

劇場版ONE PIECE エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
¥9(税込)
ルフィVSクロコダイルの死闘を小説で楽しめる劇場版ノベライズ。原作エピソードの中でも“最高傑作”と名高いアラバスタ編を映画用に再構成し、ビビの故郷を守るための戦いを描いています。砂漠の国・アラバスタを舞台に、ルフィと仲間たちの命がけの友情が涙を誘います。映画版ならではの場面の省略や追加も味わい深く、ビビの心情を文字で追うと、さらに彼女の強さが伝わる一冊です。
こんな人におすすめ
アラバスタ編の名場面を再確認したい人、ビビの視点を深く知りたい人、映画版の空気を小説で味わいたい人。“涙なしでは読めない”物語が好きな方に。
良い点
- アラバスタ編の名シーンが凝縮されている
- ビビの心情が丁寧に描かれる
- クロコダイルの悪役感が強い
気になる点
- 映画版の再構成なので原作との違いが気になる人も
- 砂漠のシーンが多く暑さを感じる
- 細部を端折っている場面がある
出版社
集英社
発売日
2007年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
アラバスタ編って本当に泣けますよね。映画版のノベライズだと、ビビの気持ちがもっと掘り下げられていたりしますか?
佐藤メバル
そこが大きな魅力です。映像だとルフィたちの活躍に目が行きがちですが、小説ならビビが自分の国と仲間のために葛藤する内面にしっかり寄り添えます。
クロコダイルとの対決に至るまでの、彼女の覚悟が丁寧に描かれているんですね。
橘ナナミ
なるほど。ビビって強いだけじゃなく、すごく考えているキャラですもんね。文字で読むとまた印象が変わりそうです。
佐藤メバル
ええ。映画版は“原作最高傑作”と言われる話をコンパクトに再構成しているので、この小説を読んでから原作に戻ると、また新しい発見がありますよ。

ONE PIECE 呪われた聖剣 (JUMP J BOOKS)
尾田栄一郎 著|集英社
同名劇場アニメのノベライズ。港町でゾロが忽然と姿を消し、島の奥に残る美しい少女マヤの村を襲ったのが、なんとゾロだったという衝撃の展開から始まります。呪われた聖剣をめぐる事件で、普段は冷静なゾロが“敵”として立ちはだかる姿が見られるのが大きな見どころ。ルフィたちが彼を救うために行動するうちに、聖剣の秘密とゾロの因縁が浮かび上がります。初期の映画ならではの、単純明快な冒険譚で読みやすい一冊です。
こんな人におすすめ
ゾロの剣士としての信念に迫りたい人、仲間が敵に回る展開にドキドキしたい人、映画版の雰囲気を手軽に味わいたい人。呪いの剣の秘密が気になる方へ。
良い点
- ゾロが敵役になる新鮮な展開
- 聖剣にまつわる謎が分かりやすい
- ルフィたちの仲間思いが際立つ
気になる点
- 映画の映像的な魅力は小説にはない
- ゾロの過去は本編ほど深くない
- 善悪がシンプルなので深みは控えめ
出版社
集英社
発売日
2004年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ゾロが村を襲うっていう導入は、かなり衝撃的ですよね。本当のゾロはどこにいるんだろう、って気になりました。
佐藤メバル
映画版の目玉は、やはり呪われた聖剣によって本意ではない戦いを強いられるゾロです。ルフィたちが彼を取り戻すために動くんですが、その過程で剣士としてのゾロの強さと思いが浮かび上がってきます。
漫画本編とは違う“敵になった仲間”を描いた話として、新鮮なんですよ。
橘ナナミ
なるほど。仲間が敵になると、いつものバトルと違ってハラハラしますよね。
佐藤メバル
ええ。しかも呪いの剣の秘密と島の因縁が絡んで、単なる操られ物語ではない深さがあります。初期の劇場版らしい冒険活劇を、小説でテンポよく読める作品です。

ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国 (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
秘宝を探して珍獣だらけの王冠島にたどり着いたルフィたち。仲間のチョッパーがどういうわけか島の王様にされてしまい、珍獣たちとの触れ合いや、秘宝を狙う悪漢バトラー伯爵との戦いが繰り広げられます。チョッパーが主役の劇場版ならではのほのぼの感と、大勢の珍獣たちとのやりとりが楽しい一冊。動物好きにも読みやすく、物語のスケールは島単位でまとまっているので、気軽に冒険気分を味わえます。
こんな人におすすめ
チョッパーの活躍をもっと読みたい人、珍獣たちのゆるさに癒やされたい人、短めの冒険譚を楽しみたい人。動物キャラ好きな方におすすめです。
良い点
- チョッパーが主役で可愛い
- 珍獣たちの個性が豊か
- 悪役との対決も分かりやすい
気になる点
- スケールは映画の中では小さめ
- チョッパーの過去は掘り下げられない
- メインの一味以外のキャラが弱め
出版社
集英社
発売日
2002年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
チョッパーが王様になるって、タイトルからしてかわいい話ですよね。珍獣島ってどんな島なんですか?
佐藤メバル
王冠の形をした島で、本当に珍獣ばかりが暮らしています。チョッパーが島の王様に祭り上げられてしまい、ルフィたちが驚きつつも一緒に冒険する話なんですが、“同種の動物”として珍獣たちと過ごすチョッパーの姿がほのぼのしていて、おもちゃの国のような楽しい世界が広がります。
橘ナナミ
なるほど。チョッパーがリーダーになる話って本編でもあまりないですよね。バトルが苦手な読者でも入りやすそうです。
佐藤メバル
ええ。チョッパーらしい優しさが物語の中心にありつつ、秘宝を狙うバトラー伯爵という分かりやすい敵も登場します。
家族でも楽しめる、初期の劇場版らしい一冊です。

ONE PIECE ねじまき島の冒険 (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
巨大なねじのような不思議な島を舞台にした劇場版ノベライズ。ルフィたちがたどり着いた島で、仲間が海賊一味に捕らわれてしまい、助け出すためにルフィが大暴れする展開です。島のギミックや仕掛けがユニークで、“ねじ”をキーワードにした謎解きめいた構造が楽しい作品。映画版ならではのビジュアルを想像しながら読むと、塔や歯車の世界に浸れます。初期の映画にしては、トラップや謎が多いのが特徴です。
こんな人におすすめ
ねじや歯車の世界観が好きな人、初期の劇場版をまとめて読みたい人、仲間を救う熱い展開が好きな人。変わり種の島が舞台の冒険を楽しみたい方へ。
良い点
- 島のギミックがユニーク
- 仲間を助けるために暴れるルフィがかっこいい
- 手に取りやすいボリューム
気になる点
- 映画の視覚的な不思議さは伝わりにくい
- ストーリーは比較的単純
- チョッパーなど仲間の見せ場は少なめ
出版社
集英社
発売日
2001年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ねじまき島って名前からして変な島ですよね。実際どんなギミックがあるんですか?
佐藤メバル
島全体が巨大なねじの形をしていて、中には歯車や仕掛けがぎっしり詰まっているんです。ルフィたちがその中を進んでいくんですが、仕掛けを潜り抜けながら物語が動くのがこの映画の楽しいところですね。
仲間が囚われてしまうので、助け出すために麦わら一味が総力戦になります。
橘ナナミ
なるほど。見た目が変わっているだけでなく、仕掛けを解いていく冒険なんですね。
佐藤メバル
ええ。初期の劇場版の中では、トラップや謎解き要素が多めの作品です。小説だと、その仕掛けの説明をじっくり読めるので、映像では流してしまった細部も味わえますよ。

ONE PIECE 千年竜伝説 (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
海で海軍から逃げてきた少女アピスを助けたルフィたち。彼女の故郷の島に眠るという伝説の千年竜の骨を狙う海軍司令官が、永遠の命を手に入れようと動き出す……という劇場版ノベライズです。少女の使命と、伝説の竜にまつわる切ない秘密がストーリーの軸で、ルフィたちが“子どもの願い”に寄り添う優しさが見どころ。単なるバトルではなく、ミステリアスな雰囲気と感動が同居した作品です。
こんな人におすすめ
伝説や謎をめぐる物語が好きな人、アピスという少女に感情移入したい人、海軍との追いかけっこが楽しい人。切ない系の劇場版が読みたい方へ。
良い点
- 千年竜の伝説がミステリアス
- アピスの健気さが胸を打つ
- 海軍との駆け引きがある
気になる点
- 派手なバトルは少なめ
- アピスのキャラに好みが出る
- 映画版の映像美は小説ではやや薄まる
出版社
集英社
発売日
2001年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
千年竜ってワンピースの世界にいると思わなかったので、タイトルを見た時びっくりしました。どんな話なんですか?
佐藤メバル
海軍から逃げてきた少女アピスと出会い、彼女が守ろうとしている千年竜の存在が物語の核になります。海軍司令官がその骨で永遠の命を得ようとするので、ルフィたちが阻止するために動くんですが、伝説の竜とアピスの関係が明らかになるにつれ、切ない雰囲気が増してきます。
橘ナナミ
なるほど。単に強い敵を倒す話じゃなくて、守りたいものがあるんですね。
佐藤メバル
ええ。だから戦闘よりも、アピスの願いへの共感が読後の印象を左右します。小説だと彼女の心情がより細かく描かれているので、泣ける展開がさらに深く伝わってきます。

劇場版 ONE PIECE 麦わらチェイス (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
ルフィの命より大切な麦わら帽子をめぐって、一味の絆をかけた争奪戦が繰り広げられる劇場版ノベライズ。赤髪のシャンクスとの約束を思い出させる大切な帽子が盗まれたことで、いつもより焦るルフィと、それを取り戻そうと動く仲間たちの姿が描かれます。“絆”がテーマの作品らしく、仲間との連携や信頼関係が丁寧に書かれており、映画の疾走感を文章でも楽しめます。短めで読み切りやすいのも魅力です。
こんな人におすすめ
麦わら帽子の重みを再確認したい人、ルフィとシャンクスの関係が好きな人、仲間との絆を感じる話を求めている人。一味のチームワークが読みたい方へ。
良い点
- 麦わら帽子への思いが熱い
- 仲間たちが協力する展開が楽しい
- テンポよく読み進められる
気になる点
- 敵のキャラクターは印象に残りにくい
- 大規模な戦闘は少なめ
- シャンクスは回想中心
出版社
集英社
発売日
2011年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
麦わら帽子ってルフィにとって本当に大事なものだから、盗まれたらどんな反応をするのか気になりますね。
佐藤メバル
それがタイトル通り、帽子をめぐって大騒動になるんです。ルフィ自身はもちろん、仲間たちが彼のために立ち回る姿が軸になっていて、一味の絆を改めて感じられます。
シャンクスとの約束を思い出させるシーンは、原作ファンにはぐっと来るものがありますよ。
橘ナナミ
なるほど。ルフィが一人で追うだけでなく、仲間たちがそれぞれ動く話なんですね。麦わら帽子の価値が伝わってきます。
佐藤メバル
ええ。帽子が持つ“ルフィにとっての意味”を皆が理解しているからこそ、協力したくなる。映画の素早いテンポを小説で追いかけると、細かい仲間の連携がよく分かって楽しいです。

ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵 (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
¥713(税込)
新たな宝を求めてメカ島にやってきた麦わら海賊団が、カラクリ城にそびえる伝説の宝「金の冠」を探す劇場版ノベライズ。待ち構えるカラクリ仕掛けの罠やメカ巨兵が一味を襲い、ルフィたちが持ち前のパワーで切り抜けていきます。“からくり”というテーマが珍しく、機械仕掛けの敵との戦いは他の劇場版にはない味わい。映画のコミカルさとアクションのバランスが良く、短めなのでサクサク読めます。
こんな人におすすめ
メカやからくり要素が好きな人、初期の劇場版を楽しみたい人、金の冠をめぐる冒険が読みたい人。ロボット的な敵との戦いを求める方へ。
良い点
- カラクリ仕掛けが楽しい
- メカ巨兵とのバトルが派手
- 金の冠をめぐり分かりやすい
気になる点
- 敵キャラの動機が浅め
- 映画のギミックの映像に頼るところがある
- キャラクターの掘り下げは少なめ
出版社
集英社
発売日
2006年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
カラクリ城って、ワンピースの世界によくありそうでなさそうな舞台ですよね。どんな雰囲気だったんですか?
佐藤メバル
メカ島というだけあって、塔や城が機械仕掛けで動き回るんです。ルフィたちが「金の冠」を探して入り込むと、次々と罠やメカ巨兵が襲いかかるという、迷路型の冒険活劇になっています。
コミカルなトラップも多いので、映画を思い出しながら楽しく読めますよ。
橘ナナミ
なるほど。メカ巨兵っていう敵は、ルフィたちの能力と相性が面白そうですね。
佐藤メバル
ええ。ゴムゴムの実の能力とメカの相性や、サンジやゾロがどう動くかも見どころです。短い中にアクションと笑いが詰まった、気軽におすすめできる一冊です。

ONE PIECE デッドエンドの冒険 (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
¥817(税込)
海賊たちによる裏レース「デッドエンド」を描く劇場版ノベライズ。賞金はなんと3億ベリーで、ゴールに至る海域は有名な難所という無謀なレースに、ルフィたちが飛び込みます。巨漢海賊・将軍ガスパーデも参加して不穏な空気が漂い、“レース”という形式だからこそ、一味それぞれの能力や知恵が活きる展開が楽しい。バトルだけでなくタイムや順位の駆け引きもあり、他の劇場版とは違うスリルを味わえます。
こんな人におすすめ
レースもののスリルが好きな人、3億ベリーという大金にわくわくしたい人、一味のチームワークを見たい人。悪役ガスパーデの存在感に期待する方へ。
良い点
- レース形式でテンポが良い
- 賞金のスケールが大きく夢がある
- ガスパーデの強敵感がしっかり
気になる点
- レースという設定に好みが出る
- 映画の迫力には劣る部分がある
- キャラクター数が多めで名前を覚えるのが大変
出版社
集英社
発売日
2003年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
海賊の裏レースって、ルフィたちが走るだけでも楽しそうですが、賞金3億ベリーってすごい額ですよね。
佐藤メバル
その3億ベリーが参加者たちの欲望を刺激して、一気にレースが混乱するのがこの作品の見どころです。ただ走るだけでなく、難所をどう乗り越えるか、誰と手を組むかという駆け引きが物語を動かします。
ルフィは真っ向から突っ込みますが、ナミたちはちゃんと作戦を考えているんですね。
橘ナナミ
なるほど。だから「デッドエンド」っていう名前なんだ。ゴールが死の海域って、映画らしいハラハラがありますね。
佐藤メバル
ええ。将軍ガスパーデという巨漢の敵も、不穏な影を落とします。単純な賞金争いではなく、それぞれの思惑が交差する点が、他の劇場版と違う魅力です。

ONE PIECE オマツリ男爵と秘密の島 (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
¥817(税込)
「グランド・ライン唯一のリゾート・アイランド」と謳いながら、実はウソッパチだったオマツリ島。その主・オマツリ男爵の「地獄の試練」に麦わら一味が次々と挑まされる、異色の劇場版ノベライズです。楽園に見えて徐々に不気味さが増す空気感が特徴で、ルフィたちが追い詰められていく恐怖と、それでも前に進む強さが描かれます。他の映画にない不思議な世界観で、ホラーテイストも混ざっています。
こんな人におすすめ
少し不気味で不思議な雰囲気の話が読みたい人、儀式や試練がテーマの物語が好きな人、いつもの熱血バトルだけでないワンピースを楽しみたい人。独特の世界観に浸りたい方へ。
良い点
- 不気味な世界観が新鮮
- 地獄の試練がスリリング
- 一味の絆が試される
気になる点
- ホラー寄りの雰囲気が苦手な人も
- 普段の敵より不可解で分かりにくい
- 映画のダークな演出が小説だと伝わりにくいかも
出版社
集英社
発売日
2005年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
オマツリ男爵って、名前はお祭りっぽいのに「地獄の試練」っていうのがすごく不気味です。どんな話なんですか?
佐藤メバル
リゾートアイランドと宣伝されてたのに、実は男爵が仕掛けた罠の島だったという展開です。ルフィたちは次々に「地獄の試練」を受けさせられて、楽しい雰囲気からじわじわと恐怖に変わっていくのが、この作品の独特な魅力。
バトルよりも、心理的な追い詰められ方が強いんですよ。
橘ナナミ
なるほど。だからワンピースの映画の中でも特に異色って言われるんですね。試練の中身も気になります。
佐藤メバル
ええ。仲間が一人ずつ何かを差し出したり、疑心暗鬼になったりする場面もあり、読んでいて苦しい気持ちにもなります。
ただし最後は麦わら一味らしい決断があるので、そこに向かって読み進めてほしい作品です。

ONE PIECE ”3D2Y”エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い (JUMP j BOOKS)
浜崎達也 著|集英社
¥770(税込)
TVアニメ放送15周年特別作品をノベライズした一冊。ルフィが仲間と再会するまでの2年間、ルスカイナ島でどのような修業を積み、世界の破壊者・ワールドとどう戦ったのかが描かれます。本編では省略された部分を埋める、“幻のエピソード”という位置づけが魅力。覇気の習得や、ルフィが「3D2Y」という言葉に込めた仲間への想いが、ようやく詳しく読める貴重な作品です。
こんな人におすすめ
2年間のブランクが気になっていた人、原作の“3D2Y”というメッセージに感動した人、修行の過程を追いたい人。ルフィの成長を見守りたい方におすすめです。
良い点
- 空白の2年間が補完される
- ワールドとの戦いがスケール大
- 仲間への想いが再確認できる
気になる点
- 本編の重要ネタバレを含む
- 修行シーンが中心で地味
- ワールドのキャラが強烈すぎる
出版社
集英社
発売日
2014年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「3D2Y」って、ルフィが仲間たちに送ったあのメッセージですよね。その間に何があったのかが読めるのは、大きな穴が埋まる感じがします。
佐藤メバル
まさにそういう一冊です。頂上戦争後のルフィが、ルスカイナ島でどうやって強くなったのか、覇気の修業に励みながら世界の破壊者・ワールドと遭遇し、どんな戦いを繰り広げたのかが描かれます。
本編では回想や断片でしか見えなかった部分を、しっかり物語として追えるのが貴重です。
橘ナナミ
なるほど。ルフィが一人でどう過ごしていたかって、想像するしかなかったですもんね。
佐藤メバル
ええ。加えて「3D2Y」という短い言葉に込められた想いが、改めて深く伝わってきます。仲間との絆を再確認したい人にぴったりの内容です。

ONE PIECE エピソードオブチョッパー 冬に咲く、奇跡の桜 (JUMP j BOOKS)
尾田栄一郎 著|集英社
¥713(税込)
チョッパー登場編を劇場版として再構成し、「泣ける」と評判の作品をノベライズ。瀕死のナミを救った青鼻のトナカイ・チョッパーが、実は悪魔の実を食べた能力者であり、ドクターくれはの弟子であることが描かれます。物語は“奇跡の桜”をめぐる感動へと向かい、チョッパーの過去と優しさが深く胸に響きます。原作のドラム島編を知っている人ほど、映画版のアレンジが新鮮に感じられる一冊です。
こんな人におすすめ
チョッパーの過去を泣きながら読みたい人、冬に咲く桜というイメージが好きな人、仲間のための選択をテーマにした話を求めている人。感動系のワンピースが読みたい方へ。
良い点
- チョッパーの背景が心に刺さる
- ナミの危機から始まる展開がスピーディー
- 奇跡の桜の演出が美しい
気になる点
- 原作を知っていると比較してしまう
- 泣ける展開は好みが分かれる
- ドクターくれはの描写はシンプル
出版社
集英社
発売日
2008年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
エピソードオブチョッパーって、映画の中でも特に泣けるって言われていますよね。小説だと涙のツボはどこにあるんでしょう?
佐藤メバル
やはりチョッパーが“仲間”を得るまでの孤独と、それを乗り越えて選ぶ優しさです。映画版ではナミのピンチから物語が始まり、チョッパーの過去と「奇跡の桜」が結びつく構成になっているので、小説で心情を追うとさらに泣けますよ。
橘ナナミ
なるほど。瀕死のナミをトナカイが救うって、だけで不思議な出会いですもんね。
佐藤メバル
ええ。悪魔の実の能力者でありながら、人間に受け入れてもらえなかった彼の視点が丁寧に描かれています。ルフィたちとの出会いが、どれだけチョッパーを変えたのかを実感できる一冊です。

ONE PIECE 倒せ! 海賊ギャンザック (JUMP j BOOKS)
濱崎達弥 著|集英社
人気ナンバーワンコミック初のノベライズとして刊行された作品。首長竜をあやつり、島民を支配する海賊ギャンザックに、ルフィ・ゾロ・ナミの3人組が立ち向かいます。初期のワンピースらしい、シンプルで痛快な勧善懲悪ストーリーが魅力。まだ仲間が少なかった頃の3人のやりとりも新鮮で、「恐怖のゴムゴムパワー大炸裂」という言葉通り、ルフィの能力が気持ちよく炸裂します。シリーズの出発点としても貴重な一冊です。
こんな人におすすめ
初期のワンピースの空気が好きな人、ルフィ・ゾロ・ナミの組み合わせが好きな人、勧善懲悪の話を気軽に読みたい人。初めてのノベライズという歴史的価値を味わいたい方へ。
良い点
- 初期の3人の掛け合いが楽しい
- ゴムゴムの実の能力が大活躍
- 勧善懲悪で読後感がスッキリ
気になる点
- 物語はかなりシンプル
- 一味全員ではなく3人だけ
- 後のノベライズより文章が古い印象も
出版社
集英社
発売日
1999年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
初めてのノベライズだったということは、今のシリーズとはちょっと雰囲気が違うんですか?
佐藤メバル
そうですね。麦わら一味がまだ3人しかいない頃の話なので、ルフィ・ゾロ・ナミの距離感が今より少し初々しいんです。
首長竜を操る悪い海賊ギャンザックに、3人がそれぞれの方法で立ち向かう展開は、初期のワンピースらしい勧善懲悪で読みやすいですよ。
橘ナナミ
なるほど。今のように勢力図が大きく動く話ではなくて、島一つを救うお話なんですね。
佐藤メバル
ええ。だからこそ“恐怖のゴムゴムパワー大炸裂”が気持ちよく決まります。長編が苦手な人や、原点に立ち返りたい人にもおすすめです。

ONE PIECE ワンピース ロマンスドーンストーリー
モンキー・D・ルフィ(田中真弓)、ナミ(岡村明美)、原作:尾田栄一郎 著
¥2,930(税込)
タイトルにある『ロマンスドーン』は、『ONE PIECE』誕生の源流とも言える物語の名前。こちらは著者欄にモンキー・D・ルフィ(田中真弓)、ナミ(岡村明美)とあり、声優の演技がセットになった作品と分かります。麦わらの一味がまだ名前もなかった“始まりの物語”を、キャストの声を通して体験したい人に貴重な一冊。原作ファンなら、ルフィが連れていく仲間の意味をあらためて考えさせられます。
こんな人におすすめ
アニメの声優の演技が好きな人、原作初期の空気をもう一度味わいたい人、音もののワンピース作品を集めている人。“始まり”を声で感じたい方へ。
良い点
- 声優の演技で物語が楽しめる
- ワンピースの原点に触れられる
- ルフィとナミの掛け合いが新鮮
気になる点
- 内容の情報が少なく形態を確認が必要
- 映像や漫画のような視覚情報はない
- 短めの作品の可能性が高い
出版社
詳細情報なし
発売日
2009年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『ロマンスドーン』って、ワンピースの前身になった物語と聞いたことがあります。ルフィとナミの声優の名前が著者欄にあるのが不思議ですね。
佐藤メバル
いいところに気づきました。これは漫画や小説というより、声優の演技を柱にした作品だと思われます。
原作者の尾田栄一郎が原作としてクレジットされていて、ルフィ役の田中真弓、ナミ役の岡村明美が名を連ねている。
つまり、声で紡がれる『ロマンスドーン』を体験できる一冊なんですよ。
橘ナナミ
なるほど。だから物語を“読む”というより、“聴く”感覚なんですね。ワンピースの始まりを、声で追えるのは新鮮です。
佐藤メバル
ええ。『ONE PIECE』が生まれる前の原型とも言われるタイトルだけに、原作ファンにとっては興味深い作品です。
ルフィとナミの、まだどこか初々しい関係性を想像しながら楽しめます。

ワンピース戦争 (童心社のジョイブックス)
丘修三 著|童心社
『ONE PIECE』の小説版ではありません。童心社のジョイブックスから出ている、児童文学作家・丘修三による109ページの短い物語です。タイトルに「ワンピース」とありますが、こちらはあの海賊漫画ではなく、“一枚のワンピース”をめぐる出来事と戦争(または争い)を扱った作品であることがうかがえます。児童書なので子どもにも読みやすく、戦争や人と人との関係をテーマにした重い内容を、やわらかい文章で考えさせる一冊です。
こんな人におすすめ
子どもに戦争や争いについて考えてほしい人、絵本・童話に近い読み物を探している人、大人も読める児童書を求める人。ワンピース漫画とは別物だと分かった上で読みたい方へ。
良い点
- 児童文学らしい柔らかな文章
- 戦争を考えるきっかけになる
- 109ページと短く読みやすい
気になる点
- ワンピース海賊漫画を期待すると混乱する
- 内容情報が少なく事前確認がおすすめ
- 児童向けなので説明がやさしめ
出版社
童心社
発売日
1993年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
これもワンピースの小説ですか?タイトルが同じでびっくりしました。童心社のジョイブックスっていうのが、ちょっと印象が違いますね。
佐藤メバル
勘違いしやすいんですが、これは尾田栄一郎作品の『ONE PIECE』ではなく、児童文学作家・丘修三による別の物語です。
タイトルの「ワンピース」は海賊漫画のことではなく、たぶん“一枚の服”を指している。戦争という言葉と組み合わさることで、子ども向けに争いを考えさせる作品なんですね。
橘ナナミ
なるほど。「ワンピース戦争」って物騒なタイトルだと思ったら、そういう意味だったんですね。109ページなら、子どもと一緒に読み聞かせもできそうです。
佐藤メバル
ええ。児童書で扱うテーマとしては重く感じるかもしれませんが、短いページ数の中で、人と人との関係や日常が壊れる意味を考えさせてくれます。
ワンピースファンというより、児童文学を読みたい方に向けた一冊です。
橘ナナミ
Webの夢小説と公式ノベライズ、どっちを読めばいいのかまだ迷います…。
佐藤メバル
一番の違いは「原作との約束事」。公式は設定に忠実に“その世界の内側”を描き、Web夢小説は原作を自由に自分の物語にできる。読みたい方向性で使い分けるのがポイントだよ。
ネットで読む「夢小説」の探し方と注意点
橘ナナミ
「10000users入り」ってよく見るんですけど、すごい作品なんですよね?
佐藤メバル
pixivの小説カテゴリでブックマークが1万を超えた作品の俗称。人気の目安ではあるけれど、質の証明ではない。1000users入りにも構成がしっかりした良作は多いから、タグ検索を併用しよう。
橘ナナミ
やっぱりタグ検索が基本ですか?
佐藤メバル
pixivは「女夢主」「転生」「トリップ」「クロスオーバー」など細かく絞れる。占ツクは検索がシンプル、テラーノベルはスマホ向け。サイトの特徴で選ぶと読みやすいよ。
橘ナナミ
「捏造」「オリ主」とか、地雷を避けるコツはありますか?
佐藤メバル
「捏造」は原作にない設定、「オリ主」はオリジナル主人公を指す。作品ページのタグや注意書きを確認して、苦手なら除外しよう。R18も「R-18」「R-18G」の表記をチェック。タグを地図代わりに使えば迷わないよ。
公式ノベライズを「文学」として読む楽しみ方
橘ナナミ
公式ノベライズって、ただの補完だと思ってました。
佐藤メバル
文章になると“語り”が生まれる。『麦わらストーリーズ』は普通の人から見た一味の短編集で、視点が変わるとジャンルが変わるのが面白い。
橘ナナミ
複数の作品を比べるとどうですか?
佐藤メバル
映画ノベライズの『FILM RED』『FILM GOLD』は派手なイベントを畳みかける。『novel LAW』『novel ZORO』は一人の内面を掘り下げる。同じワンピース小説でも読後感が全然違うから、気分で選ぼう。
橘ナナミ
「文章がうまい」ってどう見極めるんですか?
佐藤メバル
最初の2ページで映像が浮かぶか、会話にテンポがあるかを見るといい。『HEROINES』は女性キャラのモノローグが丁寧だし、『麦わらストーリーズ』はユーモアの間が絶妙。書き手の呼吸が合うかが長く楽しむコツだよ。
よくある質問
ワンピース夢小説とは何ですか?
橘ナナミ
ワンピース夢小説とは何ですかについて教えてください。
佐藤メバル
原作『ONE PIECE』の世界に、読者やオリジナル主人公を入れて楽しむ二次創作小説のことです。今回の記事では公式ノベライズも“原作の世界を夢中で読める小説”として紹介しています。
初心者が最初に読むべきおすすめ作品は?
橘ナナミ
初心者が最初に読むべきおすすめ作品はについて教えてください。
佐藤メバル
まずは短編から読める『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』がおすすめです。最初の一冊は、一味全体の空気感をつかめる短編集が失敗しにくいでしょう。推しがいるなら『ONE PIECE novel ZORO』『ONE PIECE novel LAW』へ進むと読みやすいです。
女夢主・男夢主・複数主の違いと選び方は?
橘ナナミ
女夢主・男夢主・複数主の違いと選び方はについて教えてください。
佐藤メバル
女夢主は女性のオリジナル主人公、男夢主は男性、複数主は主人公が複数いる作品を指します。選ぶコツは「自分が物語の中でだれと同じ目線に立ちたいか」です。原作キャラに寄り添いたい場合は公式ノベライズも相性が良いです。
転生、トリップ、成り代わりの違いが分からない
橘ナナミ
転生、トリップ、成り代わりの違いが分からないについて教えてください。
佐藤メバル
転生は死んでから別の人間として生まれ変わる、トリップは元の世界からワンピースの世界へ飛ばされる、成り代わりは既存キャラに入れ替わる、憑依はキャラの体に魂が宿るイメージです。まずは「どの位置から物語を見たいか」で選ぶと迷いません。
完結しているおすすめの夢小説はありますか?
橘ナナミ
完結しているおすすめの夢小説はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
公式ノベライズなら『ONE PIECE novel LAW』『ONE PIECE novel ZORO』が一冊で読み切れるストーリーです。Web上の夢小説は『完結』タグやあらすじの「完」表記で絞るのが確実です。
クロスオーバー作品で初心者向けは?
橘ナナミ
クロスオーバー作品で初心者向けはについて教えてください。
佐藤メバル
クロスオーバーは複数作品の知識が必要なので、初心者はまず『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』で群像劇に慣れるのがおすすめです。公式映画ノベライズの『ONE PIECE FILM RED』も、シャンクスとウタという関係性を入口に楽しめます。
夢小説で地雷(捏造・オリ主など)を避けるには?
橘ナナミ
夢小説で地雷(捏造・オリ主など)を避けるにはについて教えてください。
佐藤メバル
作品ページのタグや冒頭の注意書きで「捏造」「オリ主」「R18」を確認しましょう。苦手な要素はタグ検索の除外設定で避けるのが一番です。pixivでは「R-18」タグを除外するのも有効です。
pixiv以外でワンピース夢小説を読めるサイトは?更新が止まっている有名作品も読める?
橘ナナミ
pixiv以外でワンピース夢小説を読めるサイトは?更新が止まっている有名作品も読めるについて教えてください。
佐藤メバル
pixiv以外では占ツク(占いツクール)やテラーノベルで読めます。更新が止まっている作品も、作者が削除していなければ読めることが多いです。占ツクの場合は最終更新日を確認して、続きがない前提で楽しむのがコツです。
まとめ
橘ナナミ
今日は「選び方」から「読み方」まで、すごく勉強になりました! でも最後に、自分にぴったりの一冊をどう見つければいいか、もう一度だけ聞いてもいいですか?
佐藤メバル
答えは簡単。「今の自分が、だれの物語を生きたいか」を考えること。ゾロの覚悟に涙したいなら『ONE PIECE novel ZORO』、仲間たちとの時間を笑って楽しみたいなら『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』。映画のような大きな冒険が食べたいなら『ONE PIECE FILM RED』を手に取ってみて。
橘ナナミ
なるほど…。その日の気分で変えていいんですね。
佐藤メバル
うん。読書は義務じゃないからね。「推しの人生をちょっとだけのぞく」感覚で読んでみるのが、ワンピース小説のいちばんの味わい方だよ。
橘ナナミ
はい! まずは『ONE PIECE novel 麦わらストーリーズ』から読んでみます! なんか、海に出る前のワクワクに似てますね。
佐藤メバル
いいね。ワンピースの夢小説・公式ノベライズは、自分の麦わら帽子をかぶって大海原に出るようなもの。船長が用意した航路を進むもよし、風まかせに漂流するもよし。どれを選んでも、あなたの小さな一冊が、大きな冒険の入口になってくれるよ。








