株のやり方が学べる本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
佐藤さん、株の本って本当にたくさんありますよね。ネットで調べると「初心者向け」「儲かる」って書いてある本が100冊以上出てきて、どれを読めばいいのか全然わからないんです……。
佐藤メバル
いい質問だね。確かに株の本の数は膨大だ。でも、本選びで失敗する人の共通点は「自分の今の状態を決めずに、評価の高い本から順に読んでしまう」こと。投資に限らず、本は“誰の、どんな場面に効くか”で選ぶのがいちばん確実なんだよ。
橘ナナミ
なるほど! でも、初心者用って書いてある本でも「ここは難しい……」と挫折した経験があります。そもそも“初心者向け”の基準ってなんなんですか?
佐藤メバル
良い観点だね。一般的に初心者向けの本は「専門用語に注釈がある」「取引の画面や注文の流れを図解している」「1冊読み切れる薄さ」の3つを備えているかどうか。たとえば『いちばんカンタン! 株の超入門書』は160ページに凝縮されていて、まさにその条件を満たしている。逆に最初から分厚い分析書を選ぶと、読む前から疲れてしまう。
橘ナナミ
それ気になります! じゃあ、まず自分に合った本を知るために、どうやって選べばいいんでしょうか?
株のやり方が学べる本の選び方
経験レベルで選ぶ
橘ナナミ
自分はまだ口座すら開いていない超初心者です。そういう人が最初に読むべき本はどれですか?
佐藤メバル
売買未経験なら、まずは「仕組み」と「流れ」をつかめる本がいい。『マンガでわかる最強の株入門』は口座開設から売買まで物語形式で追えるから、イメージが湧きやすい。少しでも投資に触れたことがあるなら『株式投資1年目の教科書』のように、全体像を体系的に説明してくれる本がおすすめ。1年以上続けている人は、あえて入門書に戻って基礎を固め直すのも効果的だよ。
投資スタイルで選ぶ
橘ナナミ
投資と言っても、長期でコツコツ、短期でガツンと、配当で不労所得……いろんなやり方があるんですよね。スタイルによって本を選ぶべきなんですか?
佐藤メバル
そこが重要だね。長期の積立投資なら『新・臆病者のための株入門』で投資の本質を学ぶのがいいし、配当生活を目指すなら『高配当株投資の始め方』や『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資』が参考になる。デイトレードに興味があるなら『株デイトレ 勝ち組の手法大全』など実戦寄りの本を選ぶと、自分の目指すゴールに最短で近づける。
学習目的で選ぶ
橘ナナミ
知識を深めたいのか、実際に稼ぐテクニックを知りたいのかでも違いますよね……。
佐藤メバル
そう。基礎知識なら『株の始め方・儲け方が1日でスッキリわかる本』は95ページでコンパクトにまとまっていて、通勤中に読める。実践テクニックなら『株価チャート分析の教科書』や『7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本』で売買タイミングを学ぶ。投資哲学を知りたいなら古典的名著、経済教養として学ぶなら『世界一やさしい 株の教科書 1年生』のような語り口の軽い本も有効だよ。
学習形式で選ぶ
橘ナナミ
私は文字だけの本だと途中で眠くなっちゃうタイプです。マンガで学べる本は実際に効果があるんですか?
佐藤メバル
マンガは「取引のイメージ」をつかむのに本当に優れている。『ゼロから始められる! マンガ 株 超入門』は知識ゼロのマンガ家が主人公なので、読者と同じ目線で進む。ただし、マンガはあくまで導入。実践力をつけるなら、読み終わった後に『株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書』のようなドリル形式の本で手を動かすと、知識が定着するよ。
必要となる前提知識で選ぶ
橘ナナミ
チャートも財務諸表も見たことないんですが、そういう前提知識があるかどうかで選ぶ基準って変わりますか?
佐藤メバル
変わるね。会計や財務の知識がない人がいきなり『ファンダメンタル投資の教科書』を読むと、用語の壁にぶつかる。まずは『[図解]東大生が書いた世界一やさしい株の教科書』のように、先生が会話形式で教えてくれる本で基礎をつかむのがおすすめ。逆に数字の読み方がわかっている人は、同じシリーズのチャートの教科書に進むとスムーズだよ。
時間対効果で選ぶ
橘ナナミ
平日は仕事があるので、読書時間がなかなか確保できません。短時間で読める本がいいんですけど……。
佐藤メバル
限られた時間ならページ数をひとつの目安にするといい。『いちばんカンタン! 株の超入門書』は160ページ、『新・臆病者のための株入門』も264ページと文庫サイズで持ち運びやすい。反対にじっくり取り組みたいなら、『メタトレンド投資』や『人生を逆転する10倍株入門』のような、1つのテーマを深く掘り下げた本を休日に腰を据えて読むのもいい。時間対効果は「読む目的」とセットで考えると選びやすいよ。
株のやり方が学べる本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
株のやり方が学べる本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

いちばんカンタン! 株の超入門書 改訂4版(新NISA対応 シリーズ100万部突破の株のバイブル。株を始めるならまずはこの本)
安恒理 著|高橋書店
¥1,540(税込)
株式投資の基礎をぎゅっと凝縮し、イラスト図解で初学者にも読みやすい入門書の定番。必要な知識を薄い1冊にまとめているのが最大の魅力で、シリーズとして多くの読者に支持されてきた。最新のNISAやiDeCoの使い分けにも触れ、新制度に合わせて改訂されている。用語集や投資格言、ブックリストまで収録し、読んだ後に次へ進む入口にもなる。他の入門書と比べ、とにかく「最初の1冊」としての取っつきやすさに振り切っている。
こんな人におすすめ
株を始めたばかりで何を買えばいいか分からない人、新NISAで投資を始めたいが仕組みを不安に思う人、忙しくて分厚い本を読む時間がない人。まず全体像をつかみたいときの導入に最適です。読み終わった後に次の一冊を選ぶ指針も手に入ります。
良い点
- イラスト図解で初心者にやさしい
- 新NISA・iDeCoの説明がわかりやすい
- 用語集・格言・ブックリスト付き
気になる点
- 基礎中心で応用には物足りない
- 制度の改訂後は情報の更新が必要
- 個別銘柄の探し方は入門レベル
出版社
高橋書店
発売日
2023年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
投資って難しそうで、何から読めばいいか迷ってます。この本が株の入門書としてよく出てくるのはなぜですか?
佐藤メバル
入門書にありがちな『分厚くて挫折』をなくしたのが大きいですね。必要な知識を薄い1冊に凝縮して、しかもイラストで説明している。
新NISAの制度にも対応しているので、いま始める人がまず読むには最適です。
橘ナナミ
なるほど。薄くても情報量はあるんですね。用語集も付いているなら、分からない言葉が出てきても安心です。
佐藤メバル
ええ。それに「次に読む本リスト」まで入っているから、この1冊をきっかけにステップアップしやすい。最初の一冊としての導線が丁寧に設計されているんです。

世界一やさしい 株の教科書 1年生
ジョン・シュウギョウ 著|ソーテック社
¥1,870(税込)
『8割の個人投資家が損をするのは、常識が間違っているから』という切り口が刺激的な入門書。投資で利益を得るための3つのポイントをごくシンプルなルールに落とし込み、楽しく愉快に授業を進める。5秒で選び、5分で取引、5銘柄だけ保有という独自の約束事は、情報過多に振り回されたくない人に刺さる。難しい理論よりも、実際に動きながら学びたい初心者向け。『常識』を疑う視点が他の入門書との大きな違い。
こんな人におすすめ
株を難しく考えすぎてしまう人、忙しくて相場を眺める時間が取れない人、5銘柄だけに絞るという具体的なルールが欲しい人。楽しく続けられる仕組みを求めている初級者に向く。シンプルな決め事がないと動けない人にもぴったり。
良い点
- 『5秒・5分・5銘柄』で迷わない
- 楽しい授業形式で最後まで読める
- 常識を見直す視点が得られる
気になる点
- 情報量はかなり取捨選択されている
- 相場の複雑な状況には対応しきれない
- 投資スタイルが合わない人もいる
出版社
ソーテック社
発売日
2014年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「8割の個人投資家は損をする」って聞くとドキッとします。なぜそんなことになるんでしょう?
佐藤メバル
この本は、多くの人が『常識』だと思っているやり方に誤りがあると言います。たとえば銘柄をたくさん持ちすぎたり、頻繁に売買しすぎたり。
それを『5秒で選び、5分で取引、5銘柄だけ保有』というシンプルなルールに変えるだけで、迷いが減るというわけです。
橘ナナミ
すごく具体的ですね。私も選択肢が多すぎて何から手をつければいいか分からなくなりそうです。
佐藤メバル
そうそう、株は情報が多すぎると動けなくなる。この本は難しい理論をいったん置いて、まず動いてみることを大事にしている。
ゲーム感覚で学べるので、最初の一歩にぴったりです。

株式投資1年目の教科書
河北博光 著|東洋経済新報社
¥1,980(税込)
『株の基礎知識から投資の実践手法まで全体像をこの1冊で解説』というコンセプトどおり、教科書としての網羅性が魅力。特定の流派に偏らず、株式投資で必要な基礎を順序立てて学べるので、最初に読む本として安心感がある。東洋経済新報社から出ている点も信頼の材料。値動きの見方やリスク管理までバランスよく扱い、入門書を何冊か読んでから復習用に使うのもおすすめ。チャート系や高配当系などテーマ特化型の本へ進む前の土台作りに適している。
こんな人におすすめ
これから株を始める初心者で、偏りのない基礎知識を身につけたい人。入門書を読んだけど体系的に学び直したい人、投資信託やNISAなどの周辺知識も含めて整理したい人にも。入門書としてだけでなく、しばらく投資を離れていた人のリハビリにも使えます。
良い点
- 基礎から実践までバランスよく学べる
- 特定の流派に偏らない教科書的な構成
- 信頼できる出版社から出ている
気になる点
- 情報が網羅的でやや無機質に感じる
- チャートやテクニカル分析は初歩的
- 個別銘柄の選び方は他書と重なる
出版社
東洋経済新報社
発売日
2026年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ここまでの2冊はキャラクターが強い印象でしたが、この本はまた違うんですか?
佐藤メバル
そうですね。特定の手法に寄せず、株式投資の全体像をまんべんなく教えてくれる教科書タイプです。
基礎知識から実践まで順番に載っているので、読んでいくうちに『自分は次に何を学べばいいか』が見えてきます。
橘ナナミ
なるほど。最初に全体像をつかむと、あとで専門的な本を読むときも迷わない気がします。
佐藤メバル
そのとおり。テーマ特化の本はどうしても一つの切り口に偏るから、土台がない状態で読むと混乱しやすい。この本で地図を頭に入れてから、気になる分野を深掘りするのがおすすめです。

マンガでわかる最強の株入門
安恒理 著|新星出版社
¥1,540(税込)
テキスト系の入門書で定評のある著者が、今度はマンガ形式で挑んだ入門書。主人公・倉森琴音がSNSの仲間からレクチャーを受けながら“億り人”を目指すストーリーで、口座の開き方から銘柄選び、信用取引までを学べる。マンガだからといって内容が浅いわけではなく、儲けるためのコツやチャートの読み方まで実践的に収録。テキスト主体の入門書に抵抗がある人、楽しく学びたい人にぴったりの一冊。同じ著者の前作よりストーリー性が高く、読了後の行動に移しやすい。
こんな人におすすめ
文字だけの解説書が苦手な人、マンガで流れをつかみたい人。口座開設から実際の売買までを主人公と一緒に追体験したい初心者におすすめ。読書習慣がない人にも入りやすい。ストーリーがあるので、途中で飽きてしまう心配が少ないのも魅力です。
良い点
- マンガでストーリー形式だから挫折しにくい
- 口座開設から信用取引まで幅広くカバー
- 推薦文が後押しになる
気になる点
- マンガ部分は情報量が限られる
- 信用取引など上級項目はやや駆け足
- 紙の本と電子版で読み心地が異なる
出版社
新星出版社
発売日
2017年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
マンガの株入門書もあるんですね。しかも『最強』って名前が気になります。どんな内容なんですか?
佐藤メバル
主人公の倉森琴音がSNSで知り合った仲間と一緒に、楽しく1億円を目指すストーリーです。口座の開き方から銘柄選び、チャートの読み方、さらに信用取引まで、入門書でよく扱うテーマをマンガの中にぎゅっと詰め込んでいます。
橘ナナミ
なるほど。マンガなら用語にびびらずに読めそう。主人公が自分と重なるところもありそうです。
佐藤メバル
ええ。しかもテキスト系の入門書と内容がリンクしているから、マンガで全体像をつかんでから詳しい本に進む、という使い方もできます。
![株の始め方・儲け方が1日でスッキリわかる本 ([バラエティ])](https://img.shelf-y.com/items/14728.jpg)
株の始め方・儲け方が1日でスッキリわかる本 ([バラエティ])
東京カレンダー
東京カレンダーから出ている、コンパクトな実用書。タイトルのとおり、株の始め方と儲け方を1日でざっと把握したい人向けに作られている。難しい理論は置いておいて、“最初に何をすればいいか”を短時間で知れるのが強み。他の入門書と比べると情報はライトだが、そのぶん挫折せずに読み切れる。まずは雰囲気をつかみたい、自分に向いているか試したいという人に手に取ってほしい一冊。
こんな人におすすめ
土日に1時間だけ時間が取れる人、まず株の流れを体験したいという超初心者。書店で気軽に買える軽さを求める人、肩肘張らずに学びたい人に向く。自分に投資が向いているかどうかを、低コストで試してみたい人にもおすすめです。
良い点
- コンパクトで1日で読める
- 始め方と儲け方をまとめて把握できる
- ライトなノリで挫折しにくい
気になる点
- 情報量は少なめで基礎の基礎中心
- 実践的なテクニックはほとんどない
- 詳細な仕組みを学ぶには他書が必要
出版社
東京カレンダー
発売日
2014年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本はすごく薄いんですね。1日で読めるって書いてあるけど、それで本当に株のことが分かるんでしょうか?
佐藤メバル
あくまで入口の本ですね。最初にやるべきことと、お金を増やす考え方をざっと流しで理解するには十分。細かい仕組みを全部覚えようとすると挫折するので、まずは『流れ』をつかむのが目的です。
橘ナナミ
なるほど。私も最初から厚い本に挑むより、まず全体像をサッと見たいタイプなので、この軽さは助かります。
佐藤メバル
でしょ?読んだ後に興味が湧いたら、この本より少し深い入門書に進むといい。最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
![[図解]東大生が書いた世界一やさしい株の教科書](https://img.shelf-y.com/items/14729.jpg)
[図解]東大生が書いた世界一やさしい株の教科書
東京大学株式投資クラブAgents 著|PHP研究所
¥880(税込)
東京大学株式投資クラブAgentsによる、会話形式の入門書。3人の個性的な先生が生徒に講義するスタイルで、株って何?から売買のタイミング、チャート分析、負けない投資法7原則までを解説。インバウンド需要をテーマに実際の株価推移をチェックしながら、ファンダメンタル分析の考え方を学べるのが特徴。図解が豊富でコンパクトな一冊にまとまっており、手に取りやすい価格で買えるのも大きな魅力。東大生ならではの「体系的に整理された説明」を気軽に受けられる。
こんな人におすすめ
予算を抑えて入門書を探している人、会話形式で進む本のほうが読みやすい人。学生や若い社会人にもおすすめです。投資を始める前に“まず理屈から整理したい”という人に。短時間で読めるので、電車の中でも手軽に読み切れます。
良い点
- 手頃な価格で買いやすい
- 会話形式だからスラスラ読める
- ファンダメンタル分析を実例で学べる
気になる点
- コンパクトで情報は厳選されている
- チャート分析は入門レベル
- インバウンド銘柄の事例はあくまで一例
出版社
PHP研究所
発売日
2015年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
東大生が書いた株の教科書って、ちょっと敷居が高そうなイメージがあります。
佐藤メバル
でも実際はすごくフレンドリーですよ。3人の個性派の先生が会話形式で講義してくれるから、難しい用語も自然と頭に入ってきます。
しかもコンパクトで手頃な価格と、入門書としては驚きの軽さ。
橘ナナミ
へえ、値段も手頃ですね。インバウンド需要をテーマに銘柄を選ぶっていうのも、具体的で面白そうです。
佐藤メバル
そうなんです。ただの用語解説で終わらず、実際の株価推移を見ながら『なぜこの会社が選ばれるか』を考える。
考え方の流れを体感できるのがこの本のいいところですね。

ゼロから始められる! マンガ 株 超入門
ファイナンシャルアカデミー代表泉正人 著|西東社
¥1,540(税込)
投資のプロ・泉正人が、知識ゼロのマンガ家・アベナオミに教える形式で進むマンガ入門書。『株ってギャンブルと一緒?』という率直な疑問から始まるのが特徴で、株の仕組み、証券会社の選び方、NISAの要不要、チャートの見方、リスク管理までをカバー。最新の法改正に基づいているので、いまの制度に合わせて学べる。同じマンガ入門書でも、こちらは『投資で失敗しないための心構え』に比重を置いており、堅実に始めたい人に向いている。
こんな人におすすめ
マンガで楽しく、でも投資の心構えも大事にしたい人。株を始める前に失敗を防ぐ視点を持ちたい初心者。ファイナンシャルアカデミーのメソッドに触れたい人にも。堅実に資産形成を始めたい人、ギャンブル感覚で株をやらずに済むようになりたい人に。
良い点
- 最新の法改正に対応している
- 失敗しないためのリスク管理を学べる
- マンガだから知識ゼロでも入りやすい
気になる点
- テクニカル面の解説は網羅的ではない
- マンガ形式のため詳細な根拠は省かれがち
- 資産運用の基本は他書で補完が必要
出版社
西東社
発売日
2021年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
同じマンガの入門書でも、さっきの本とまた雰囲気が違うんですね。
佐藤メバル
そう。さっきの本が『億り人を目指してガンガン攻める』ストーリーなら、こちらは『ゼロから堅実に始める』ための本。
株に惚れるべからず、という教訓が出てくるくらい、失敗防止に重きを置いています。
橘ナナミ
私みたいに知識ゼロの人間には、むしろそっちの方が安心かも。先に心構えを知っておきたいです。
佐藤メバル
それならこの本はぴったりです。最新の法改正にも対応しているので、いまから始めるなら古い情報の心配も少ない。
まずはマンガで流れをつかんで、次のステップに進むのがいいですね。

新・臆病者のための株入門 (文春新書)
橘玲 著|文藝春秋
¥1,100(税込)
初版から長く読み継がれるロングセラーが、新NISA活用術を加えてリニューアル。『株式投資はギャンブルである』という挑発的な言葉から始まる知的でクールな一冊。ただの儲け話ではなく、株式市場の構造、デイトレードの本質、経済学的に正しい投資法までを鋭く解説する。多くの読者に支持されてきた実績があり、ファンタジー抜きに投資を理解したい人に支持されてきた。他の入門書が『始め方』を教えるなら、本書は『株式投資とはどんなゲームか』を教えてくれる。
こんな人におすすめ
感情的な儲け話に乗りたくない人、投資を知的に理解したい人。ギャンブル性を自覚したうえで資産運用したい人や、新NISAの活用法も知りたい経験者にも。入門書を何冊か読んで、もう一歩深い議論を楽しみたい人にも向いています。
良い点
- 投資の本質を鋭くえぐる知的さ
- ロングセラーで内容が練られている
- 新NISA活用術が追加された
気になる点
- 入門書にしてはややハードな内容
- 具体的な銘柄選びのノウハウは少ない
- 著者の思想に好き嫌いが分かれる
出版社
文藝春秋
発売日
2024年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『株式投資はギャンブルである』って、入門書の表紙に書いてあったらびっくりしちゃいます。
佐藤メバル
ですよね。でもこの本は、ギャンブル性を隠さず直視したうえで、それでも素人が大きな果実を得られるのはなぜかを説明していくんです。
投資を神聖化せず、仕組みとして理解したい人にはたまらない内容です。
橘ナナミ
なるほど。リスクをちゃんと見つめるって、逆に安心できますね。新NISAの話も載っているんですか?
佐藤メバル
ええ。今回のリニューアルで『臆病者のための新NISA活用術』が新たに加わりました。初心者向けの手順書というより、投資というゲームのルールを理解したい人向けの一冊です。

めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門 改訂版第3版
ダイヤモンド・ザイ編集部 著|ダイヤモンド社
¥2,090(税込)
株式投資雑誌『ザイ』の編集部が作った入門書の最新版。長年にわたって読み継がれるベストセラーで、今回の改訂では銘柄を最新のものに差し替え、解説も全面的に刷新。フルカラーでイラストや図版が豊富なため、誌面を読む感覚で楽しめる。実践的な銘柄選びのコツや売買のタイミングを、雑誌ならではの編集力でわかりやすくまとめており、初心者だけでなく「もう一度基礎から固めたい」という人にも頼れる内容。
こんな人におすすめ
雑誌感覚でテンポよく学びたい人。最新の銘柄情報を入門書でもチェックしたい人。入門書を何冊か読んだが、実践的な目線が欲しい人にも。フルカラーの紙面なので、読書が苦手な人でも取っつきやすいでしょう。
良い点
- フルカラーで誌面が楽しい
- 最新の銘柄情報にアップデート済み
- 雑誌編集部の実践的な視点
気になる点
- 雑誌連載のノリが好みでない人も
- 制度の改訂後は情報の鮮度に注意
- 深い理論解説ではなく実用寄り
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2022年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『ザイ』って株の雑誌ですよね?入門書も作っているんですね。
佐藤メバル
そう。実際に売れている株雑誌の編集部が作っているから、読者の疑問やつまずきポイントをよく知っているんです。
フルカラーの誌面で、銘柄選びの実践的な感覚を学べます。
橘ナナミ
長く続いているっていうのも、すごい信頼感です。やっぱり時代に合わせて更新されないと、古い情報のままだと困りますからね。
佐藤メバル
ちょうどいいタイミングで改訂されて、最新の銘柄に差し替わっているのもポイント。入門書としてはかなり実践寄りなので、次に実際の銘柄を見るステップに進みやすいですよ。

成長株・バリュー株投資のきほん (日経文庫)
臼田正彦 著|日経BP 日本経済新聞出版
¥1,100(税込)
『日経マネー』副編集長が、成長株とバリュー株という2大投資スタイルの基本を解説する一冊。タイトルの通り、「お宝銘柄を安く買う」ための考え方を中心に、有望株の探し方を初心者向けに整理している。日経文庫らしい簡潔な構成で、ファンダメンタル分析と株価指標の関係をコンパクトに学べる。値上がり益を狙う成長株投資と、割安な価値株に投資するバリュー株投資の違いを理解できるため、自分の投資スタイルを選ぶ入門編として最適。
こんな人におすすめ
成長株とバリュー株の違いを整理したい人。自分に合う投資スタイルを探している人。日経文庫のコンパクトな構成で学びたいビジネスパーソンに。投資信託やETFを選ぶ際にも、考え方の土台として役立ちます。
良い点
- 2大スタイルを対比して学べる
- 日経文庫で手軽に読める
- 有望株の探し方が具体的
気になる点
- テクニカル分析の解説は少なめ
- 図解はあるがやや文字中心
- 深掘りしたい人には物足りない
出版社
日経BP 日本経済新聞出版
発売日
2025年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「成長株」と「バリュー株」って、言葉は聞いたことあるんですけど、どう違うんですか?
佐藤メバル
簡単にいうと、成長株は『これから伸びる会社』に先行投資するスタイルで、バリュー株は『今は過小評価されているお宝銘柄』を安く買うスタイルです。
この本はその両方を並べて、どちらが自分に合うかを考えられる構成になっています。
橘ナナミ
なるほど。投資にも「自分のタイプ」があるんですね。私はどちらかというと安く買いたいタイプかも。
佐藤メバル
それならバリュー株の章をじっくり読んでみてください。『日経マネー』副編集長による解説は、実際の銘柄選びに使える視点が多くて参考になりますよ。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版
足立武志 著|ダイヤモンド社
¥2,200(税込)
初版から個人投資家に支持され続けてきたロングセラーが、事例を最新の日本株相場に合わせて改訂。企業業績(ファンダメンタルズ)に基づく銘柄選びの基本を、投資初心者からセミプロまで幅広く学べる内容。PERやPBRなどの指標に留まらず、業績の読み解き方から具体的な投資判断までを体系的に解説している。テクニカル分析ではなく、企業の価値を徹底的に見る手法を身につけたい人にとって、座右の書になる一冊。
こんな人におすすめ
チャートより企業の中身を調べたい人。長期投資の軸を学びたい人。初心者を卒業して一段深い銘柄分析をしたい人に。財務諸表に抵抗がある人でも、順を追って読める構成です。自分の投資判断に自信を持ちたい人にぴったりです。
良い点
- 企業業績の分析手法が体系化されている
- 改訂で最新の日本株相場に対応
- 初心者からセミプロまで使える
気になる点
- テクニカル分析は対象外
- やや専門用語が多く集中が必要
- ページ数が多く読み応えがある
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2019年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ファンダメンタル投資って、よく聞くんですけど具体的に何をするんですか?
佐藤メバル
企業の業績や財務状況から、その会社の価値を分析する投資法です。チャートの形ではなく、会社の儲けの仕組みを徹底的に見る。
この本はその手法を入門書レベルからセミプロまで、体系的に教えてくれます。
橘ナナミ
なるほど。長く持ちたいなら、やっぱり会社の中身を見ないといけないんですね。
佐藤メバル
そう。テクニカル分析が売買のタイミングを教えるのに対し、こちらは『どの会社を買うか』を決める基礎になります。
ロングセラーになっているのも、内容の確かさゆえですね。

株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書
足立武志 著|ダイヤモンド社
¥2,090(税込)
ファンダメンタル投資の教科書シリーズ第2弾。株価チャートの基礎から実践、特殊なケースまでを一気に学べる構成で、特にユニークなのがクイズのページ。チャート分析の復習をサクサク進められる。人気銘柄について『自分ならこうする』という著者の投資法を公開しており、後講釈になりがちなチャート分析をホンネで学べる。テクニカル指標の意味を理解しながら、売買タイミングの考え方を身につけたい人におすすめ。
こんな人におすすめ
チャートは見たことあるけど読み方が分からない人。クイズで楽しみながら学びたい人。シリーズでファンダメンタル分析も学んでいる人に。テクニカル指標の意味を知りたい人や、実際の売買に生かしたい人にも向いています。
良い点
- クイズ形式で復習できる
- 人気銘柄で具体的に解説している
- 基礎から特殊ケースまで幅広い
気になる点
- チャート初心者にはやや難易度高め
- クイズが合わない人もいる
- 著者の主観が入った投資法がある
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2015年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
チャートの本は何冊か見かけましたが、クイズ付きっていうのは珍しいですね。
佐藤メバル
そうなんです。チャートの本は読んだけど、いざ実践だと分からないという人が多いからこそ、クイズで手を動かして覚えられるようにしてあるんです。
橘ナナミ
へえ、楽しみながら復習できそう。私も問題を解くのは好きなので、むしろそっちがメインでもいいかも。
佐藤メバル
しかも人気銘柄について『筆者ならこう動く』と本音で解説しているから、実際の売買判断の参考になります。
単なる知識詰め込みで終わらないのがいいですね。

7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本
株勉強.com代表梶田洋平 著|ソーテック社
¥1,870(税込)
チャートに苦手意識があるド素人や、何度も挫折した人に向けた入門書。極力難しい言葉を使わず、会話形式で解説してくれるので、読み物としてスムーズに入ってくる。0日目から7日目まで段階的に学ぶ構成で、ローソク足や移動平均線、チャートパターン、テクニカル指標、注文方法、そして実戦の売買サインまでを一通りカバー。『なんか線がぐちゃぐちゃしてる』という人でも、7日後にはチャートの意味が分かるように設計されている。基礎固めに最適の一冊。
こんな人におすすめ
チャートを見るのが初めての人、何度も入門書で挫折した人。ゆっくり自分のペースで学びたい人、会話形式の説明が好きな人におすすめ。7日間のステップが明確で、計画を立てながら勉強したい人にも合うでしょう。
良い点
- 会話形式で読みやすい
- 7日間のステップで挫折しにくい
- チャートの基本から実戦まで一通り学べる
気になる点
- テクニカル指標の網羅性は高くない
- 7日間のペース配分が人によっては難しい
- 上級者には物足りない
出版社
ソーテック社
発売日
2017年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本は『おもしろいくらいわかる』ってタイトルがすごいですね。本当にそんなふうになるんでしょうか。
佐藤メバル
チャート分析を初めて学ぶ人には、うなるほど工夫された構成です。0日目から7日目まで段階を踏んで学ぶから、いきなり難しい話が出てきません。
会話形式なので、先生と生徒のやり取りを追うだけで自然に理解が進みます。
橘ナナミ
会話形式なら、私みたいに用語でつまずくタイプでも大丈夫そう。
佐藤メバル
そうですね。『移動平均線って何?』というレベルから説明してくれるので、安心して読み進められます。チャートの基礎を固めたいなら、まずこの本から始めるのがおすすめです。

株価チャート分析の教科書――株の買い時・売り時がわかるテクニカル指標完全ガイド
藤本壱 著|自由国民社
¥1,815(税込)
日経平均が最高値を更新したタイミングで改訂された、主要35テクニカル指標を完全網羅する解説書。移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACDなどポピュラーな指標から、出来高や騰落レシオといった相場全体を測る指標まで、実践的な売買サインの判断方法を最新の実例で学べる。チャート分析を体系的に学びたい人にとっては、辞書のように使える心強い一冊。FXや暗号資産にも応用できる点も、他の株入門書と大きく違う魅力。
こんな人におすすめ
チャート分析を本格的に学びたい人、辞書的に参照したい人。複数のテクニカル指標を組み合わせる方法を知りたい人、FX・暗号資産にも応用したいトレーダーに。豊富な指標を整理して覚えたい人には、一冊目としてではなく二冊目以降のバイブルになります。
良い点
- 主要35指標を網羅
- 実例付きで売買サインが分かる
- FXや暗号資産にも応用できる
気になる点
- 用語の量が多く初心者には重い
- 入門書というよりリファレンス寄り
- 指標の数が多い分、取捨選択が必要
出版社
自由国民社
発売日
2023年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
テクニカル指標って、名前を聞くだけで頭が痛くなりそうなんですが……。
佐藤メバル
たしかに、いきなり全部覚えようとすると大変です。でもこの本は、主要35指標を実例つきで整理してくれているから、『今の相場でこの指標を見たい』というときに辞書的に引けるんです。
橘ナナミ
なるほど。全部覚えるんじゃなくて、そのとき必要になったものを調べる感じですね。
佐藤メバル
そう。さらに複数の指標を組み合わせる方法も載っているので、基本を押さえたら自分なりの分析スタイルを作っていけます。
チャートを本格的にやりたい人には心強い一冊です。

勝ってる投資家はみんな知っている 「1問1答」で身につく! 株チャートドリル (扶桑社BOOKS)
福島理 著|扶桑社
実際の株価チャートを使った全66問のドリル形式で、チャート分析を身体で覚える本。問題を解きながら、ローソク足の見方、移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド、一目均衡表、DMIといったトレンド系指標から、RSI、ストキャスティクス、RCIなどのオシレーター系指標まで、バランスよく学べる。基礎から応用まで網羅されているため、初心者が一歩ずつレベルアップするのに最適。『見て分かったつもり』を、問題を解いて確実な知識に変えられるのが最大の強み。
こんな人におすすめ
本を読むだけでは身につかないと感じる人、手を動かして問題を解きたい人。チャートを見る判断力を実践的に鍛えたい初心者〜中級者に。繰り返し解くことで、売買ポイントを見逃さない目を養いたい人にもぴったりです。
良い点
- 全66問のドリルで実践的に学べる
- 実際のチャートを使っている
- 知識の定着を確認できる
気になる点
- 問題集のため解説は簡潔め
- 電子版は書き込みできない
- 基礎用語の説明が少ない人もいる
出版社
扶桑社
発売日
2025年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
チャートの本を読んでも、次の日には忘れてしまいそうな気がします。
佐藤メバル
それ、すごくあるあるなんですよ。だからこそ、この本のように問題を解いてアウトプットするのが効果的です。
実際のチャートで『ここが買い?売り?』と問われると、読みっぱなしより断然頭に残ります。
橘ナナミ
1問1答なら、ちょっとした空き時間にもできそうですね。66問もあると、やりごたえもありそうです。
佐藤メバル
そう。基礎から応用まで段階があるから、最初は分からなくても解説を読んで繰り返せば、自然と勝ちパターンが見える目が育てられます。

高配当株投資の始め方 日本株&米国株ETF 初心者の疑問に応える!割安株の選び方・買い時・買い方・ポートフォリオ作り方: 高配当株完全ガイド 安定した不労所得でお金・資産を増やす/国内株式/米国ETF/投資信託/米国株式/インデックス投資/新NISA/FIRE 投資・FIREシリーズ (実践文庫)
まにゃ 著
日本株と米国株ETFを並べて、高配当株投資を広範囲に解説した本。「インデックス投資は初心者向け、高配当株投資は中級者向け」というスタンスを明確にし、投資目的の設定から証券口座選び、スクリーニング、ポートフォリオ管理までを順に学べる。著者が過去に個別株で大きな損失を出した経験から書かれているため、リスクへの備えが具体的。情報量を簡潔な文章にまとめており、体系的に高配当投資を理解したい人に向いている。
こんな人におすすめ
高配当株投資に興味があるが何から始めればいいか分からない人。日本株と米国株の違いを知りたい人。配当金で安定した不労所得を得たいと考えている人に。投資信託やETFとの比較もしたい人、ポートフォリオの作り方を具体的に知りたい人にもおすすめします。
良い点
- 日本株と米国株ETFの両方を解説
- 初心者の疑問に1つずつ答える形式
- 具体的なツールの使い方までカバー
気になる点
- 情報量が多く読みごたえがある
- インデックス投資との比較はやや主観的
- 自分の投資スタイルを確立するには時間がかかる
出版社
詳細情報なし
発売日
2024年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
高配当株投資って、配当金をもらえるのは魅力的ですけど、むずかしそうです。
佐藤メバル
この本は『インデックス投資は初心者向け、高配当株投資は中級者向け』と割り切ったうえで、その分、必要な手順を丁寧に解説しています。
日本株と米国株ETFの両方を扱っているので、どちらにしようか迷っている人に便利です。
橘ナナミ
なるほど。ただ配当が高い株を買えばいいわけじゃないんですね。
佐藤メバル
そう。減配や倒産リスクを見極める必要があるからこそ、この本ではスクリーニングや企業分析の手順を具体的に紹介しています。
著者の失敗談も交えながら書かれているので、リアルな落とし穴が分かりますよ。

これが本当の高配当株投資の現実 お金のなる木の育て方(配当金、NISA、FIRE、DOE、連続増配、不労所得): 3年で4000万円をあなたの代わりに投資してみました Kindleで学ぶ教養 (梅鈴出版)
上野ナツ 著
著者が実際に高配当株へ投資した経験を、物語形式で綴った異色の一冊。知識ゼロのハウツー本ではなく、資産形成期の葛藤や失敗、成功を疑似体験しながら学べる構成。インデックス投資と高配当投資を比較する章では、『どちらが正しいか』ではなく『自分の目的に合うのはどちらか』を考えさせる。読者に押し付けないスタンスが特徴で、投資の考え方を身につけたい人に響く。
こんな人におすすめ
物語として投資を学びたい人、インデックス投資と高配当投資の間で迷っている人。成功例だけでなく失敗例も知りたい人に。自分の投資目的をあらためて考えたい人、投資を始める前に心構えを持ちたい人にも読んでほしい。
良い点
- 物語形式で感情移入しながら読める
- インデックス投資との比較がある
- 失敗談からリスクを疑似体験できる
気になる点
- 具体的な銘柄選定ノウハウは少なめ
- 著者の体験に基づく主観が強い
- データ重視の人には物足りない
出版社
詳細情報なし
発売日
2025年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本は「高配当投資の現実」っていうタイトルが気になります。普通の入門書とどう違うんですか?
佐藤メバル
実体験を物語にした点ですね。著者が高配当株へ投資した過程を通して、うまくいったときより失敗したときの生々しさが伝わってきます。
橘ナナミ
なるほど。教科書だと『こうしましょう』で終わるけど、物語だと自分も同じ場面に立った気になれますね。
佐藤メバル
そう。特にインデックス投資 vs 高配当投資の章は、どちらか一方を絶対に推すのではなく、自分の人生設計に合わせて選べるように書かれている。考え方を育てたい人におすすめです。

オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!
長期株式投資 著|KADOKAWA
¥1,650(税込)
元手5万円から株式資産ゼロ、年間配当200万円超を達成した現役サラリーマン投資家が書いた高配当株投資の実践書。『保有するだけ』『売買しない』『忙しい人に最適』というシンプルさが特徴で、オートモードで配当金が入ってくる仕組み作りを解説。リスク回避の投資指標、長期保有に適した銘柄を見抜く12ヵ条、暴落を数値化する技術まで、具体的な判断基準が満載。日本株の配当投資に絞っている点も明確。
こんな人におすすめ
仕事が忙しくて売買している時間がない人、コツコツ配当金をもらいながら資産を増やしたい人。サラリーマンとして投資を続けたい人のロールモデルが欲しい人に。暴落時にも落ち着いて行動できるようになりたい人にもおすすめです。
良い点
- 売買不要で忙しい人に向く
- 具体的な12ヵ条や8つの掟が使える
- 日本株の税制メリットを解説
気になる点
- 米国株には対応していない
- 年間配当200万円は再投資期間が必要
- 著者の経験に基づく部分が大きい
出版社
KADOKAWA
発売日
2022年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「オートモードで月に18.5万円」って、タイトルからして夢がありますね。でも本当にそんな簡単にいくんでしょうか?
佐藤メバル
もちろん、いきなりではありません。この本のポイントは、売買を繰り返すのではなく、配当金を再投資しながら長く保有する仕組みを作ること。
少ない元手から始めて、年間配当200万円を超えた実践者が書いているので、説得力があります。
橘ナナミ
なるほど。確かに「仕組み作り」が大事なら、私みたいな初心者でも再現できそうな気がします。
佐藤メバル
しかも日本株の配当投資に絞っているから、制度の説明もすっきりしている。12ヵ条や8つの掟といったチェック項目も具体的で、実践に移しやすいですよ。

10万円から始める! 割安成長株で2億円
弐億貯男 著|ダイヤモンド社
¥1,540(税込)
Xで多くのフォロワーを持つ投資家・弐億貯男が、少ない元手から割安成長株で資産を築く方法を公開。入社3年目の会社員が株式投資の入門書を読むところから始め、中長期投資に切り替えて資産を大きく増やしたという実践手法だ。「増収増益」「PER15倍以下」「配当性向」「配当利回り」「ストック型ビジネス」という5つのチェックポイントは、具体的でマネしやすい。短期売買で失敗した経験から中長期投資に切り替えたという経緯も説得力がある。
こんな人におすすめ
少額から株式投資を始めたい人、割安成長株の探し方を体系的に知りたい人。会社員として働きながら投資で資産を増やしたい人に。具体的なチェックポイントを武器にして、銘柄選びの迷いを減らしたい人にも向いています。
良い点
- 割安成長株の5つのチェックポイントが具体的
- 短期売買の失敗経験から学べる
- 中長期投資で再現性を重視している
気になる点
- 特殊な成功体験に基づく部分もある
- 市場環境によって同じ結果が保証されない
- テクニカル分析より企業分析中心
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2020年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タイトルに「2億円」ってあると、すごい夢がありますけど、再現できるものなんですか?
佐藤メバル
著者は元々サラリーマンで、入門書を読むところから始めたと言います。短期売買で失敗した後、割安成長株を中長期で持つスタイルに切り替えて成功した。
タイトルほど簡単ではないけれど、具体的な5つの条件が示されているので、再現の道筋は見えます。
橘ナナミ
なるほど。私も短期売買より、じっくり持ちたいタイプなので、この5つの条件は参考になりそうです。
佐藤メバル
そう。PER15倍以下や配当利回り3%以上といった具体的な基準があると、初心者でも『これならチェックできる』と思えますよね。
投資に絶対はないですが、考え方を学ぶにはいい本です。

人生を逆転する10倍株入門
西野匡 著|ビジネス社
¥1,760(税込)
IPO株の「セカンダリー投資」という独自の切り口で、10倍株を狙う実践書。新規上場直後の値動きを見ながら売買するスタイルは、機関投資家にはまねできない個人投資家ならではの戦略。損切りの重要性、チャートのマジックに騙されない方法、出来高が示す需要の見方、海外配分比率の高い銘柄の狙い方など、具体的な判断ポイントが満載。短期〜中期的に大きく伸びる銘柄を見つけたい人向け。他の入門書とはアプローチが一線を画す。
こんな人におすすめ
IPO株に興味がある人、10倍株を本気で探したい人。短期売買の経験がある程度ある人、独特の投資戦略を学びたい人に。通常の入門書では物足りない人や、個人投資家ならではの利点を活かしたい人にも向いています。
良い点
- IPO株のセカンダリー投資に特化
- 損切りや出来高など実戦的な判断軸がある
- 機関投資家と違う視点が学べる
気になる点
- IPO株が常に狙えるわけではない
- 初心者には少しハードルが高い
- 長期投資志向の人には向かない
出版社
ビジネス社
発売日
2021年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「10倍株入門」ってすごいタイトルですけど、普通の入門書とどこが違うんでしょう?
佐藤メバル
IPO株、つまり新規上場したばかりの銘柄に注目する方法ですね。値動きをじっくり観察して、上場後の需給で勝負する『セカンダリー投資』というスタイルです。
機関投資家ができない個人ならではの戦い方で、10倍株を狙います。
橘ナナミ
IPO株って、初値がすごく上がったりしますけど、そのあとどう動くかを見極めるんですね。
佐藤メバル
そう。損切りの大切さや、出来高の読み方など、経験者でもうなる実践的な視点が詰まっています。IPOに興味がある人には他にない一冊ですよ。

メタトレンド投資 10倍株・100倍株の見つけ方
中島聡 著|徳間書店
¥1,870(税込)
「メタトレンド分析」という独自の投資手法を、伝説的プログラマー中島聡が解説。10倍株・100倍株は、目先の値動きではなく大きな時代の流れから生まれるという考え方で、これまでの成功実績が裏付けだ。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析とは異なる第3の手法と位置づけ、『推しの企業に投資する』『ポートフォリオは偏っていい』など、他書にない視点が満載。堀江貴文氏が絶賛していることでも話題。投資の常識を揺さぶりたい人に刺激的な一冊。
こんな人におすすめ
AppleやNVIDIAのような10倍株に興味がある人、大きなトレンドを味方につけたい人。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に物足りなさを感じる人に。これから投資を始める人にも、投資の視野を広げる一冊としておすすめです。
良い点
- メタトレンド分析という新しい視点
- 実例つきで説得力がある
- 推し活投資という親しみやすい考え方
気になる点
- 独自の投資理論のため好みが分かれる
- 短期の売買タイミングには向かない
- 有名銘柄の過去の成功例が中心
出版社
徳間書店
発売日
2025年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「メタトレンド投資」って、初めて聞きました。どんな投資法なんですか?
佐藤メバル
目先の値動きや企業の数字だけでなく、AIやネットワークの普及のような大きな時代の流れ(メタトレンド)をつかんで投資する方法です。
著者の中島聡氏は、その流れを早く捉えたからこそ大きな利益を得られたと語っています。
橘ナナミ
なるほど。大きな流れなら、私にもイメージしやすい気がします。堀江貴文さんも推薦しているんですね。
佐藤メバル
そう。『株は情報が命。中島さんがいちばん信頼できる』という推薦文も話題になりました。推し活のように応援する企業に投資する、という発想も面白いですよね。10倍株を狙いたい人におすすめです。

株デイトレ 勝ち組の手法大全
ループスプロダクション 著|スタンダーズ
¥1,870(税込)
株で資産を増やしている勝ち組の個人投資家による手法を、一冊にまとめた大全。デイトレードに特化しており、複数の実践者のやり方を比較しながら学べるのが特徴。特定の流派に偏らず、勝ち組たちが共通して大事にしている考え方や、売買ルールの違いが見えてくる。入門書のような基礎解説は控えめだが、すでに売買を経験している人が「次の一手」を探すのに向いている。実践的な生の声を集めた、他のデイトレ本とは違う価値がある。
こんな人におすすめ
デイトレードの実践手法を知りたい人、すでに売買を始めている人。勝ち組投資家の考え方やルールを盗みたい人。入門書を卒業してレベルアップしたい人に。さまざまな手法を比較することで、自分に合ったスタイルを見つけやすくなります。
良い点
- 実践者の手法をまとめて比較できる
- デイトレに特化している
- 抽象論が少なく具体的
気になる点
- 基礎知識がないと理解が難しい
- 多くの手法を詰め込んでいる分、個別の深掘りは別途必要
- 成功者の手法が必ずしも再現できるとは限らない
出版社
スタンダーズ
発売日
2026年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
デイトレの本は入門書と実践書で結構違うんですね。この本はどんな人向けですか?
佐藤メバル
すでに株取引をしたことがあって、デイトレードでもっと結果を出したい人向けです。勝ち組の個人投資家たちが実際にやっている手法をまとめているので、基礎から学ぶ本ではありません。
橘ナナミ
なるほど。同じ「勝ち組」でも人によってやり方が違うと、自分に合うものが見つけやすいですね。
佐藤メバル
ええ。さまざまな手法を並べて見られるから、『この人のルールは参考になる』と自分で取捨選択できるのがいいところです。
まずは一通り読んで、実践できそうなものから試してみるのがおすすめです。

最新版 これから始める株デイトレード
二階堂重人 著|日本文芸社
¥1,650(税込)
カリスマデイトレーダー二階堂重人によるロングセラーの最新版。少ない資金から大きく儲けるコツを、始め方から実戦知識まで完全図解で解説。勝つための3大ツール(リアルタイムランキング・5分足チャート・板)と、リバウンド狙いなどの8大テクニックの活用法を、実例と共に学べる。目標を「月60万円の利益」と明確に設定している点がユニークで、夢物語ではない現実的なノウハウが詰まっている。初心者から再チャレンジ組まで、どんな相場でも利益を出すための教科書。
こんな人におすすめ
デイトレードをこれから始める人、少ない資金から利益を出したい人。月60万円という目標を具体的にイメージしながら学びたい人におすすめ。図解で手順を確認したい人や、売買ツールの使い方を実践的に知りたい人にも向いています。
良い点
- 3大ツールと8大テクニックが明確
- 完全図解で実践的な流れが分かる
- 初心者にも再チャレンジ組にも対応
気になる点
- デイトレのため拘束時間が長い
- 信用取引などの知識が必要
- 相場環境によっては同じ結果が狙えない
出版社
日本文芸社
発売日
2015年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
月60万円の利益っていうと、すごく具体的ですね。デイトレって初心者でもそんなに稼げるものなんですか?
佐藤メバル
この本は『これから始める人』向けに、少ない資金からでも大きく儲けるコツを徹底的に図解しています。
もちろん誰でもすぐ60万円稼げるわけじゃない。でも、3大ツールと8大テクニックを組み合わせる考え方を学べば、再現性のあるトレードを目指せます。
橘ナナミ
なるほど。目標が具体的だと、何を勉強すればいいかも見えてきますね。
佐藤メバル
そう。始め方から売買のタイミング、板の読み方まで実例で解説しているので、初心者が最初に読むデイトレ本としておすすめです。

初めてでもうまくいく! 株のデイトレ 145の技 【短期売買の極意!知識ゼロから教えます】
カゲキヨ 著|standards
¥12(税込)
デイトレードに必要な知識・技術・ツールを、145のTIPSに分けて解説する実践的な一冊。短期取引と長期取引の目線の違い、銘柄の選び方、テクニカル指標の使い方、板読み、信用取引までを細かく網羅。さらに、知識ゼロから億り人になった投資家など、現役トレーダー4名の手法も紹介。高機能ツール「TradingView」の基本解説もあり、すぐに実践で使えるのがうれしい。初心者からデイトレを効率よく学びたい人にぴったりの構成。
こんな人におすすめ
デイトレの全体像をテンポよく学びたい人、実践ツールの使い方も知りたい人。TIPS形式で気になるところから読めるため、短い時間で効率よく学びたい人にも。成功トレーダーの考え方を知りたい人、自分のトレードスタイルを確立していない人にもおすすめです。
良い点
- 145の技が短くまとまっている
- 現役トレーダーの手法を紹介
- TradingViewの基本を解説
気になる点
- 1つ1つの説明は簡潔
- TIPS形式で全体の流れは把握しにくい
- 上級者には既知の内容も多い
出版社
standards
発売日
2025年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
145の技って、たくさんあってすごいですね。でも全部覚えられる気がしません……。
佐藤メバル
この本は1つ1つが短いTIPS形式で、気になるところから読めるようにできています。目次を見て『これだ』と思った技だけ拾い読みするのもアリです。
デイトレに必要な要素を網羅しているので、辞書的に使えます。
橘ナナミ
それなら不安にならずに済みますね。成功している投資家の手法も載っているんですか?
佐藤メバル
そう。知識ゼロから億り人になった人や、少額から始めた人など、実際のトレーダー4名の考え方を紹介しています。
あと、TradingViewの基本的な使い方も載っているので、実践ツールまで一気に学べるのがポイントです。

37年連戦連勝 伝説の株職人が教える 株の技術大全
相場師朗 著|SBクリエイティブ
37年連戦連勝という伝説的な実績を持つ相場師朗が、『ストライクゾーン』のチャートだけを狙う技術を指南する。野球の好打者がボール球を打たないように、トレードでも勝てる場面だけに手を出すべきだと説く。移動平均線を使ったトレンド予測、7つ道具と呼ばれる判断材料、ショットガンやうねり取りといった3大トレードを、実際の銘柄の実例で解説。だましチャートの見方まで公開しており、テクニカル分析の応用力を磨きたい人に読み応え十分。
こんな人におすすめ
チャートの基本を学んだうえで、勝率を上げる技術を磨きたい人。野球に例えられた説明が好きな人、実践的な売買ポイントを豊富な実例で確認したい人に。相場師朗のトレード理論を最初の一冊から学びたい人にとっても、価値ある内容です。
良い点
- ストライクゾーンとボール球の区別が明確
- 実例つきで実践的
- だましチャートの見方も学べる
気になる点
- テクニカル指標の基礎知識は前提
- 初心者にはやや難しい内容
- 相場師朗の特定スタイルに偏る
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2020年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「ストライクゾーン」って、野球みたいな考え方ですね。株とどう関係するんですか?
佐藤メバル
初級者は「勝てるチャート」だけに手を出しなさい、という教えです。野球の好打者が悪球を振らないように、投資でも見極めが大事だと。
この本はそのストライクをどう見抜くかを、実例チャートを使って教えてくれます。
橘ナナミ
なるほど。全部の動きに反応するんじゃなくて、自分が打てる球だけ待つ。確かに初心者にこそ必要な考え方かもしれません。
佐藤メバル
そう。だましチャートの見方も公開されていて、騙されずに済む方法まで学べる。基本を学んだ人が次に読む技術書として、かなり実践的な一冊です。
本を読むだけでは終わらない! 実践につなげる5つのステップ
橘ナナミ
本を読んでも、実際に投資を始めると迷ってしまうんです。読んだ知識をどうやって実践に移せばいいんでしょうか?
佐藤メバル
大切なのは「読んで終わり」にしないこと。僕が書店員時代から実践しているのは、次の5つのステップだ。
- 本を読む前に「何を学びたいか」をメモする
- 読んだら「明日使えること」を3つだけ書き出す
- 実際に口座を開いて、1株から買ってみる
- 売買のルールを自分で決めて、実践しながら修正する
- 1冊だけでなく、自分のスタイルに合った本を読む
橘ナナミ
3つだけ書き出すのは良さそうですね。全部を覚えようとすると頭がパンクします……。
佐藤メバル
そう。「投資の本を100冊読んでも、売買しなければ0円と同じ」。口座を開いて少額でも取引してみると、初めて本の内容が「生きた知識」になるんだ。
古典と最新の本は「目的」で使い分ける
橘ナナミ
新NISAが始まって、古い本はもう古いってことですか? 20年前の名著より、最新の本を読むべきですよね?
佐藤メバル
そこは単純に「最新が正解」ではないんだ。制度や税制、チャートの見方は最新の本が正しいけれど、投資の本質や心理は20年前の本でも変わらない。たとえば橘玲の『新・臆病者のための株入門』は20年前の初版をもとにした新版で、今のNISA時代にも通じる内容になっている。逆に「新NISAの口座開設の手順」などは、最新の本で確認してほしい。
橘ナナミ
なるほど。つまり古典で哲学を学び、最新の本で制度やテクニックを学ぶんですね。
佐藤メバル
その使い分けがベストだよ。入門書で仕組みを学んだら、次は『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』のような現代の定番で実践的な知識を積む。そして、最後に古典を読むと「なぜ投資で勝てる人がいるのか」という本質が見えてくる。
難しすぎる・古い・自分に合わない…を防ぐ「3つのチェック」
橘ナナミ
よくある後悔として「難しすぎた」「古い内容だった」「自分には合わなかった」って聞きます。これってどうやって防げばいいんですか?
佐藤メバル
書店で実際に手に取るときのチェックポイントが3つあるよ。
- 目次を読んで「知りたい項目」が入っているか
- 図解やチャートの画像がどれくらいあるか
- 出版年が新しく、今の制度に対応しているか この3つを確認すれば、失敗はぐっと減る。
橘ナナミ
でも、通販で買うときは中身が確認しづらいです……。
佐藤メバル
その場合は「目次の画像が掲載されている」かどうかで判断するといい。Amazonのレビューも参考になるけど、肝心なのは「自分が今のレベルで読めるか」。少し背伸びして難しい本を選ぶより、やさしい本を読んで自信をつけるほうが遠回りに見えて結局近道なんだ。
よくある質問
株の本は何冊くらい読めばいいですか?
橘ナナミ
株の本は何冊くらい読めばいいですかについて教えてください。
佐藤メバル
目安は「入門書1冊 → 自分のスタイル別に2〜3冊 → 古典1冊」の計5冊程度。ただし、読む数より「行動に移すか」が重要です。
初心者におすすめの最初の1冊はどれですか?
橘ナナミ
初心者におすすめの最初の1冊はどれですかについて教えてください。
佐藤メバル
『いちばんカンタン! 株の超入門書』がおすすめです。160ページでイラスト図解が多く、新NISAにも対応。最初の1冊に最適です。
新NISAの勉強に最適な本は?
橘ナナミ
新NISAの勉強に最適な本はについて教えてください。
佐藤メバル
『新・臆病者のための株入門』は「臆病者のための新NISA活用術」を収録した新版。制度の本質を理解したい人に最適です。
古い名著より最新の本を選ぶべきですか?
橘ナナミ
古い名著より最新の本を選ぶべきですかについて教えてください。
佐藤メバル
制度・税制は最新の本、投資の本質は名著。目的で使い分けるのが正解です。
マンガで学べる本で実践力はつきますか?
橘ナナミ
マンガで学べる本で実践力はつきますかについて教えてください。
佐藤メバル
マンガは全体のイメージをつかむのに有効です。ただし実践力は、ドリル形式の本などで手を動かして初めて身につきます。入門の次に実践ドリルを。
チャートやテクニカル分析の勉強は何の本から始めればいい?
橘ナナミ
チャートやテクニカル分析の勉強は何の本から始めればいいについて教えてください。
佐藤メバル
『株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書』はクイズ形式で楽しみながら基礎を学べます。まずはこれでチャートの基礎を。
配当株投資を始めたいですが、どんな本を選べばいい?
橘ナナミ
配当株投資を始めたいですが、どんな本を選べばいいについて教えてください。
佐藤メバル
『高配当株投資の始め方』は日本株と米国株ETFの両方をカバー。ポートフォリオ管理まで実践的に解説しています。
本を読んでも実際の投資がうまくいきません。どうすればいい?
橘ナナミ
本を読んでも実際の投資がうまくいきません。どうすればいいについて教えてください。
佐藤メバル
本は地図です。まずは少額で売買し、自分のルールを作ること。記録をつけて振り返る習慣が大切です。
まとめ
橘ナナミ
佐藤さん、話を聞いて、株の本選びは「自分を知ること」だってわかりました。本を読む前に、自分の目的やレベルを整理することが大事なんですね。
佐藤メバル
その通り。株の本は、すべての人が同じ一冊にたどり着くような「正解」があるわけではない。むしろ自分の立ち位置を確認して、そこから一歩ずつ階段を上がるようなものなんだ。
橘ナナミ
それなら、今の私にはまず入門書を読んで、口座を開くところから始めてみます。そのあと、自分のスタイルに合わせて本を選べばいいんですね。
佐藤メバル
素晴らしい。そして忘れないでほしいのは、本は「読む」ものではなく「使う」ものだということ。一冊読んだら、必ず小さくても行動を起こす。その繰り返しが、投資を自分のものにしていくんだ。
橘ナナミ
ちょうど、地図を眺めるだけではなく、実際に歩き始めないと景色は変わらない、という感じですね。
佐藤メバル
いい例えだね。株の本は地図、実際の売買は旅そのもの。地図を完璧に暗記しても、歩かなければ何も始まらない。このランキングをきっかけに、あなたの投資の旅が楽しいものになりますように。








