株とFXの本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
佐藤さん、いきなりですが「株とFXの本が多すぎて、どれを読めばいいか分からない」って声、すごく多い気がします。実際、書店に行っても分厚い本がずらっと並んでいて、初心者は圧倒されますよね。
佐藤メバル
いい質問だね。確かに株とFXの本は毎年たくさん出ていて、しかもレベルの差も大きい。だからこそ「何のために読むのか」を明確にしないと、ただ読んで満足してしまう危険があるんだ。
橘ナナミ
でも、まずは何か一冊読まないと始まらないというか……。やっぱり最初に読むべき定番ってあるんですか?
佐藤メバル
定番はあるよ。でも本当に大切なのは、自分のレベルと目的に合った本を選ぶこと。たとえば完全にゼロからなら『世界一やさしい 株の教科書 1年生』は、タイトル通りですが本当にやさしい。一方、チャートを深く学びたいなら、また別の本がいい。
橘ナナミ
なるほど。そもそも「株」と「FX」って、学ぶべきことも違いますよね? どう使い分けたらいいんでしょう?
佐藤メバル
そうだね。株式は企業を選ぶファンダメンタルズが重要になり、FXは通貨ペアの値動きを読むテクニカルが中心になる。ただし、チャート分析やリスク管理の基本は共通している。だから今回は「株とFXの本」として、共通の学び方を解説していくよ。
株とFXの本の選び方
目的別に選ぶ
橘ナナミ
目的別と言っても「基礎を知りたい」「戦略を知りたい」など人それぞれですよね。
佐藤メバル
そう。基礎なら『いちばんカンタン!株の超入門書』、戦略なら『一生使えるFXチャート分析 見える化ダウ理論』、心理なら『株はメンタルが9割』が目安。まずは自分の目的を明確にして。
レベル別に選ぶ
橘ナナミ
レベルで選ぶときの目安は? 「超入門」と書いてあるのに、難しくて挫折した経験があります。
佐藤メバル
目安はローソク足の意味が分かるかどうか。分からないなら『マンガでわかるテスタの株式投資』や『7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本』がいい。分かるなら『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』へ進もう。
形式別に選ぶ
橘ナナミ
マンガや図解はやっぱり取っ付きやすいですか?
佐藤メバル
取っ付きやすさは段違いだね。『マンガでわかる最強の株入門』はストーリーで学べる。図解なら『買い時・売り時がひと目でわかる株価チャート大全』。活字中心が好みなら『バリュー投資の核心』もおすすめ。
出版年の新しさで選ぶ
橘ナナミ
古い本はやっぱり避けたほうがいいですか?
佐藤メバル
いいえ。『先物市場のテクニカル分析』のような古典は今も色褪せない原則を教えてくれる。ただし制度や税制は変わるので、新NISA対応の『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』改訂版などで最新情報を確認しよう。
著者の実績で選ぶ
橘ナナミ
「億トレーダー」という肩書きをどこまで信じていいか迷います。
佐藤メバル
数字で実績が示されているかを確認しよう。『世界最強の米国株で始める株の教科書』は100万円→1億円→4億円と具体的だ。ただし、過去の実績は未来を保証しない。著者のロジックが再現可能かを見てね。
テーマのバランスで選ぶ
橘ナナミ
最後に、テクニカル・ファンダメンタル・メンタル・資金管理のバランスは?
佐藤メバル
自分が一番弱い分野を補おう。チャートなら『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』、ファンダメンタルなら『株式投資1年目の教科書』、メンタルなら『株はメンタルが9割』。損切りは『人生を逆転する10倍株入門』が強調しているね。
株とFXの本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
株とFXの本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

世界一やさしい 株の教科書 1年生
ジョン・シュウギョウ 著|ソーテック社
¥1,870(税込)
投資を難しくしているのは投資家自身。そんな持論から「5秒で選び、5分で取引、5銘柄だけ保有」という徹底的にシンプルなルールを提示します。なぜ8割の個人投資家が損をするのかを「常識の誤り」と喝破し、理論を楽しく学びながら稼げる投資家に導く構成。同シリーズの教科書1年生らしい軽妙な授業スタイルで、初めての人の敷居を下げてくれる。テクニカルやファンダメンタルを深掘りする本ではなく、シンプルな原則を反復することで投資を習慣化させたい人に刺さる一冊です。
こんな人におすすめ
株は難しそうで二の足を踏んでいる20〜30代の初心者や、毎日相場を眺められない忙しい会社員。まずは小さな成功体験を積みたい人、取引のルールを単純化して継続したい人に最適。堅苦しい参考書は苦手だが、お金の勉強を始めたいという人にも向く。
良い点
- 5・5・5のシンプルなルールで覚えやすい
- 楽しい授業形式で挫折しにくい
- なぜ儲からないかの誤解を正してくれる
気になる点
- 深いテクニカル分析は学べない
- 実際の売買には追加の学習が必要
- 内容は基本に特化しており上級者向けでない
出版社
ソーテック社
発売日
2014年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「5秒で選んで5分で取引」って、本当にそんなに簡単なんですか?投資ってすごく難しいイメージがあるんですけど……
佐藤メバル
いい質問だね。著者は「難しくしているのは投資家自身」だと主張するんだ。この本は、まず8割の個人投資家が損をする原因を『常識の誤り』と喝破し、5秒で選ぶための視点、5分で取引する手順、5銘柄だけに絞る考え方を身につけさせる。
極端に思えるけど、初心者が最初に覚える原則としてはとても的確だよ。
橘ナナミ
なるほど。まずは小さく始めて、慣れることが大事ってことですね。私のような初心者でも読み切れそうな分量ですか?
佐藤メバル
256ページの入門書で、イラストや授業形式が多く、実際の教科書より軽やかに読めるはず。『分かったつもり』にならず、ルールを体に染み込ませるための反復練習も含まれている。最初の一冊として手に取りやすいね。

いちばんカンタン! 株の超入門書 改訂4版(新NISA対応 シリーズ100万部突破の株のバイブル。株を始めるならまずはこの本)
安恒理 著|高橋書店
¥1,540(税込)
「大事なとこだけ集めてみたら、こんなに薄くなりました」というコンセプトのもと、株式投資の基礎知識を160ページに凝縮。2024年開始の新NISA対応で、非課税枠の1800万円拡大や売却枠の復活など、複雑な制度もイラスト図解でやさしく解説します。PER・PBRなどの指標の見方、銘柄選び、売買タイミングまで網羅。投資歴35年の著者によるコラムや用語集も収録され、シリーズ100万部突破の定番として初心者の心強い味方になる一冊です。
こんな人におすすめ
これから株を始める社会人や主婦層で、まとまった学習時間を取れない人。NISAやiDeCoの制度を整理して、まずは全体像を掴みたい人。イラスト図解で短時間に基礎を学びたい初心者にぴったり。1冊目として迷ったら選びやすい安心感もある。
良い点
- 160ページで一気に読める
- 新NISA・iDeCoの最新制度に対応
- イラスト図解で初心者にやさしい
気になる点
- 浅く広くで深い分析はない
- 株の売買テクニックは入門レベル
- シリーズ既読者には内容が重複
出版社
高橋書店
発売日
2023年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
100万部突破ってすごいですね。しかも160ページって、通勤電車でも読めそうな薄さです。
佐藤メバル
そうなんだ。この本の特徴は『大事なとこだけ集めたら薄くなった』というコンセプト。2024年からの新NISA対応で、非課税投資枠が1800万円に拡大したことや、売却分の枠が復活する仕組みもわかりやすく整理されている。
初心者がまず知るべきPERやPBR、チャートの見方まで網羅しているから、入門書の定番と言える。
橘ナナミ
NISAとiDeCoの使い分けって、私も聞きますけどよくわかっていません。この本で解決しそうですか?
佐藤メバル
その点は特に丁寧で、制度の複雑さをイラスト図解でかみ砕いてくれる。さらに投資歴35年の著者によるコラムや用語集まで収録。
『薄いけど抜けがない』というバランスが、100万部読まれる理由だと思うよ。

一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門改訂第2版
ザイFX!編集部×羊飼い 著|ダイヤモンド社
¥1,980(税込)
FXの最強サイト「ザイFX!」とカリスマFXブロガー「羊飼い」が強力タッグを組んだ、累計40万部超の解説本の改訂第2版。データを最新化し、FX億り人たちを多数紹介。特に羊飼いを囲んだ座談会では、億り人を目指すための学び方について存分に語り合います。単なる仕組み解説ではなく、実際に勝っている人たちの思考法に触れられるのが最大の魅力。成功者の学び方に近道を見つけたい人に刺さる一冊です。
こんな人におすすめ
FXをこれから始める人、実際に稼いでいるトレーダーの考え方を知りたい人。マネー誌の編集視点で最新情報を追いたい人にも向く。チャートの細かいテクニックより、成功者の思考回路を先に知りたいという人に特に刺さる。独学で手探りしていると不安な人も、この一冊で羅針盤を得られる。
良い点
- FX業界の実践者が監修した信用感
- 億り人たちの具体的な学び方がわかる
- 40万部超の定番を最新データに改訂
気になる点
- 2024年以降の最新相場状況は別途確認必要
- 入門書なので取引戦略は基礎中心
- 座談会は読み物としての要素が強い
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2024年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ザイって、書店でよく見かけるマネー誌ですよね。あの編集部が作ったFX入門というのは心強い気がします。
佐藤メバル
しかもカリスマFXブロガーとして有名な羊飼いさんとのタッグなんだ。改訂第2版ではデータを最新にし、FXで億を稼ぐ『億り人』と呼ばれるトレーダーたちを多数紹介している。
特に羊飼いさんを囲んだ座談会は、『どう勉強すれば億り人に近づけるのか』という問いへの生の答えが詰まっていて読み応えがあるよ。
橘ナナミ
テクニックだけでなく、学び方に焦点を当てているんですね。具体的な勉強法を知りたい私には嬉しいです。
佐藤メバル
そう。この本は単なる入門解説ではなく、実際に勝っている人たちの考え方を追体験できるのが特徴。雑誌で培った編集力で、難しい専門用語も平易に説明しつつ、FXの面白さと奥深さを伝えてくれる。
入門書としてはかなりリアルな成功哲学に触れられる一冊だよ。

世界一やさしい FXの教科書 1年生
堀祐士 著|ソーテック社
¥1,560(税込)
「やさしいだけのFX本」には警鐘を鳴らし、本当に勝てるようになるためのダウ理論、リスクコントロール、ロスカットを徹底解説した本気の入門書。勝ちにいけるときは何度も勝ちに行き、リスクを抑えるときはしっかりロスカットを入れる。0時限目から7時限目までの構成で、テクニカル分析、注文方法、MT4設定、練習チャート10選、メンタルの鍛え方、ニュース活用法まで網羅。単なるやさしさではなく勝つための厳しさを備えた一冊です。
こんな人におすすめ
FXを始めたばかりで、ダウ理論を基礎から学びたい人。やさしい入門書だけでは物足りず、実際に勝てる技術とメンタルの両方を身につけたい人。リスク管理を徹底して、相場で長く生き残りたい人におすすめ。
良い点
- ダウ理論の基礎を体系的に学べる
- リスク管理とロスカットの重要性を徹底
- メンタルやニュース活用まで網羅
気になる点
- 本気度が高く、軽い気持ちには厳しい
- 固定概念のある人には冗長に感じるかも
- MT4の設定など一部は古い可能性
出版社
ソーテック社
発売日
2018年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『やさしいだけのFX本はたくさんあるが、勝てるようになる本はあまりない』というフレーズが刺さります。何が違うんですか?
佐藤メバル
この本が重視しているのは、勝ちにいけるときは何度も勝ちに行く『ダウ理論』と、リスクを抑えるロスカットの徹底。
相場が上がるか下がるかだけでなく、『どのタイミングで仕掛け、どこで手を引くか』を実践的に教えてくれるんだ。
入門版でありながら、著者の本気度が伝わってくる内容だよ。
橘ナナミ
メンタルの鍛え方まで入っているんですね。FXって知識だけでなく心の持ちようも重要だと聞きます。
佐藤メバル
まさにそこがポイント。7時限構成の後半で、必ず勝てるメンタルの鍛え方やニュースの活かし方をじっくり解説している。
テクニカルとメンタルの両輪をそろえたい人には、最初の一冊としておすすめできる。ただし、『ゆるく始めたい』人にはむしろ刺激が強いかもね。

マンガでわかる最強の株入門
安恒理 著|新星出版社
¥1,540(税込)
30万部突破(電子含む)のベストセラー『いちばんカンタン!株の超入門書』著者・安恒理氏と漫画家・吉村佳氏による最強の株入門書。主人公・倉森琴音がSNSで知り合った仲間たちにレクチャーを受けながら“億り人”を目指す物語です。口座の開き方から銘柄選び、チャートの読み方、儲けを増やすコツ、信用取引まで網羅。楽しく1億円というコンセプトで、株のイメージが湧かない人でもスラスラ読み進められます。
こんな人におすすめ
株式投資のイメージがまったく湧かない初心者、特に若い世代。本を読むのが苦手でもマンガなら挑戦できる人、楽しく学びながら億り人を目指したい人に最適。SNS世代のコミュニケーション感覚に馴染みのある人も楽しめる。
良い点
- マンガなのでスラスラ読める
- 口座開設から信用取引まで幅広くカバー
- 億り人を目指す物語でモチベーションが上がる
気になる点
- マンガの雰囲気が好みでないと読みにくい
- チャートの詳細は練習が必要
- 内容は入門者向けで中級者には物足りない
出版社
新星出版社
発売日
2017年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
マンガで株式投資を学べるなんて、ハードルが下がります。主人公の倉森琴音ちゃんと一緒に始められる感覚がよさそうです。
佐藤メバル
安恒理さんの『株の超入門書』がベストセラーになった実績に加え、今回は漫画家の吉村佳さんと組んで、より取っつきやすくしている。
SNSで知り合った仲間たちにレクチャーされながら、主人公が億り人を目指すストーリー。口座開設から銘柄選び、チャート、信用取引まで、一通り学べる構成だよ。
橘ナナミ
信用取引って初心者には難しいイメージですが、マンガだとどう描かれているんですか?
佐藤メバル
実際の売買の流れに沿って、『イナゴは卒業』のような耳の痛い言葉も交えながら、経験者が陥りがちな罠を教えてくれる。
最後に『億り人になれる人、なれない人』という章があって、単なる夢物語で終わらせていないのが好印象だね。

世界一やさしい FXチャートの教科書 1年生
鈴木拓也 著|ソーテック社
大手メガバンクで為替ディーラーに従事し、現在はFXの金融教育メディアを運営する著者が、FXチャート分析を基礎から実践まで体系的に解説。勘を頼りにするのは投資ではなくギャンブルだと断じ、買い・売りのシグナルをクイズ形式で読み解いていきます。ルールを守ればFXは手堅く稼げる投資になるという信念のもと、基本的な定石を身につけることができます。チャート分析の初心者にちょうど良い入門書です。
こんな人におすすめ
チャート分析をこれから学ぶFX初心者。クイズ形式で自分の理解度を確認しながら進めたい人。相場を勘で売買せず、ルール化されたトレードを身につけたい人に向く。タブレットやPCでじっくり学べる環境がある人におすすめ。
良い点
- クイズ形式で理解度を確認できる
- 元メガバンク為替ディーラーの実践的解説
- 投資ではなく投資として勝つルールを学べる
気になる点
- 固定レイアウトで端末を選ぶ
- チャート分析に特化し、取引全般は別途必要
- 基礎編中心で上級者には物足りない
出版社
ソーテック社
発売日
2020年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
チャートの本って、専門用語が多くて挫折しそうなイメージがあります。クイズ形式というのは面白いですね。
佐藤メバル
著者が元メガバンクの為替ディーラーで、現在も投資家として活動しているから、実践的で説得力があるんだ。
『勘で売買するのは投資ではなくギャンブルだ』と切り捨て、チャートの定石をクイズ形式で反復させる。読者は「この形が出たら買い」「ここで利益確定」という判断を、手を動かしながら覚えられる構成だよ。
橘ナナミ
なるほどー。クイズだと自分の理解度もわかるし、能動的に読めそうですね。
佐藤メバル
その通り。ただ、この本は固定レイアウトなので、スマホよりタブレットやPCなどの大きめディスプレイで読むのが快適だね。
チャート図を拡大しながら学びたい人に向いている。値動き分析の基礎を身につけて、相場に振り回されない自分になりたい人にはぴったりの一冊だよ。

勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析
福島理 著|扶桑社
¥1,650(税込)
累計利益100億円のトレーダー・テスタ氏が「この本読まないで投資始めちゃうんですか?」と絶賛する、テクニカル分析の入門書。最大の特徴は冒頭のマンガで、チャート分析を人生の一コマにたとえて解説してくれること。なんとなく難しいイメージがあった10大テクニカル指標(過去の高値と安値、ローソク足、トレンドライン、チャートパターン、移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド、一目均衡表、RSI、フィボナッチ)が、目からうろこが落ちるように理解できます。
こんな人におすすめ
チャート分析に苦手意識がある投資初心者。テクニカル指標の全体像を短時間で把握したい人。株・FX・ビットコインなど値動きのある金融商品に関心がある人すべてに向く。『何から勉強すればいいかわからない』という迷いを断ち切りたい人に最適。
良い点
- 10大テクニカル指標を一気に学べる
- 冒頭マンガが全体像をつかみやすい
- 実践的なチャート判断の基礎が身につく
気になる点
- 指標の数が多いので1回で全部は覚えられない
- 漫画は入門部分のみで後半は解説中心
- FX・暗号資産の売買ルールは別に学ぶ必要
出版社
扶桑社
発売日
2021年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
テスタさんが『この本読まないで投資始めちゃうんですか?』って絶賛しているのが気になりました。そこまで言われると読みたくなります。
佐藤メバル
テスタさんは累計利益100億円のトレーダーとされているから、その推薦も説得力があるよね。この本の特徴は、いきなり専門用語を並べず、冒頭のマンガで『チャート分析が人生の出来事に似ている』というアナロジーを示してくれるところ。
過去の値動きから未来を読む感覚を、身近なストーリーで理解できるんだ。
橘ナナミ
なるほど、確かに『高値と安値』『トレンドライン』って聞くだけで難しそうだなと思ってました。
佐藤メバル
ローソク足、移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド、一目均衡表、RSI、フィボナッチといった主要指標がこの一冊にまとまっているから、入門者が全体像を把握するには効率的だよ。
個々の指標の詳細な使い方は実践で磨くとして、まずは『何ができるか』を知るにはうってつけの本なんだ。

買い時・売り時がひと目でわかる株価チャート大全
戸松信博 著|池田書店
¥1,650(税込)
株の入門書は多いけれどチャートを網羅した本は少ない、という問題意識から作られた一冊。チャートパターンは全部で100、図版をふんだんに使って直感的に理解できます。「ここで買いが集まったのか」「みんな売るのをためらっているなぁ」といった投資家の気持ちをイラストで添えることで、値動きの背景にある心理を想像しながら学べるのが特徴。巻末のドリルで実戦力までチェックできます。
こんな人におすすめ
チャートパターンを体系的に学びたい個人投資家。売買タイミングを冷静に見極める力を身につけたい人。ドリルで実戦感覚を磨きたい人にもおすすめ。特に入門書を卒業して次のステップに進みたい中級者に最適。
良い点
- チャート100パターンを網羅
- 投資家心理のイラストが理解を助ける
- ドリルで実戦力が身につく
気になる点
- チャートパターンの暗記が中心になりがち
- 前提知識がある程度必要
- 同じような形に見えて混乱することも
出版社
池田書店
発売日
2021年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
チャート分析の本もたくさんありますけど、『100パターン』と聞くと圧倒されますね。逆に全部覚えられるのか心配です。
佐藤メバル
そこが本書の工夫で、ただパターンを羅列するのではなく、『ここで買いが集まった』『みんな売るのをためらっている』といった投資家の心理をイラストで添えてくれるんだ。
値動きの背景にある行動をイメージしながら覚えられるから、丸暗記ではなく感覚として身につくよ。
橘ナナミ
ドリルもあるっていうから、読んで終わりじゃなくて確認できそうですね。
佐藤メバル
そう。巻末のドリルは単なるおさらいではなく、実際のチャートをどう読むかを試す問題になっている。『噂や雰囲気に流されず冷静に対応できる』をゴールに据えているから、自分の武器を増やしたい人には頼もしい一冊だよ。
チャートの基礎を一通り学んだ中級者が次に手に取るのに向いているね。

投資家の心理が読める FXチャート大全
田向宏行 著|池田書店
¥2,090(税込)
FXチャートのパターンを学びながら、その裏にあるトレーダーの心理まで読み解こうとする一冊。値動きが『恐怖』『欲望』として現れると捉えれば、売買のタイミングが自然に見えてきます。同じ池田書店の『株価チャート大全』が株式向けなら、こちらは為替相場に特化。256ページのボリュームで、チャートの基本的な見方から投資家心理の読み方までを一通り押さえた構成です。値動きの背景にある感情を読むという独自の切り口が魅力。
こんな人におすすめ
FXでなかなか勝てず、チャートの背景にある心理を知りたい人。為替相場の値動きに振り回されがちな人。テクニカル指標だけでなく、相場参加者の行動原理から学びたい中級者に向く。これからFXを始める人も、最初に心理的な土台を築くことで遠回りを避けられる。
良い点
- 投資家心理という切り口がユニーク
- 256ページのボリュームで体系的
- FX専用のチャート知識が身につく
気になる点
- 具体的なテクニカル指標の詳細は他書が必要
- 心理面の解釈は人によって差が出る
- 中級者向きで初心者には難しいかも
出版社
池田書店
発売日
2024年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『チャート大全』と『投資家の心理が読める』がタイトルにあるのが面白いですね。相場の動きって心理で決まるんですか?
佐藤メバル
為替市場は大勢の参加者の思惑で動くから、チャートには恐怖や欲望が色濃く映るんだ。本書はその点に着目して、FXチャートの見方と投資家心理の読み解き方をセットで学べる構成のようだね。
同じ池田書店の『株価チャート大全』が株式向けなら、こちらは為替に特化している。
橘ナナミ
株とFXで心理の読み方って違うんですか?
佐藤メバル
株は企業価値という土台があるけれど、FXは2国間の通貨の相対的な価値で動く。ニュースや金利差、さらに参加者の期待が大きく影響するから、より心理的な変動が表れやすいと言えるね。
256ページのボリュームで、そのへんを体系的に学べる一冊として注目しているよ。

一生使えるFXチャート分析 見える化ダウ理論
takeru 著|技術評論社
¥2,420(税込)
ダウ理論は130年以上前に提唱された相場法則ですが、概念を学ぶだけではトレードに使えず、FXでは使えないと思われがち。本書はダウ理論の6つの相場法則を紹介したうえで、FXのチャートでどう見える化するかに踏み込み、売買判断に落とし込む実践書です。「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」といった抽象的な言葉を、具体的なエントリーと決済の基準に変換してくれます。一生使えるフレームワークと言えるでしょう。
こんな人におすすめ
ダウ理論を聞いたことはあるが、実際の売買にどう使うのかわからない人。トレードルールを明確にして、感情に左右されない売買をしたい中級者。FXで長く使える分析手法を身につけたい人に向く。
良い点
- ダウ理論をFXで実践する方法に特化
- 6つの法則をチャートで見える化
- トレンド判断の軸が身につく
気になる点
- ダウ理論を初めて学ぶ人にはやや難しい
- 2420円とやや高めの価格設定
- 知識を実践に落とすには訓練が必要
出版社
技術評論社
発売日
2026年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ダウ理論って名前は聞いたことがあるんですけど、概念ばかりで『結局どう使うの?』ってなっていました。この本はどう違うんですか?
佐藤メバル
タイトルの通り、概念を『見える化』するのが狙いなんだ。たとえば『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する』という法則を、FXのチャート上でどう判断するかまで踏み込む。
抽象的な言葉を、エントリーと決済の具体的な基準に変えてくれるんだよ。
橘ナナミ
なるほど。それなら『どうトレードに活かすか』が掴めそうですね。
佐藤メバル
ただ、ダウ理論の6つの法則をすでに知っている前提ではないけれど、やはりある程度チャートの基礎を理解しているとスムーズだよ。
288ページでボリュームもあるから、じっくり自分のトレードルールを作りたい中級者に向いている。一生使えるフレームワークとして持っておきたい一冊だね。

7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本
株勉強.com代表梶田洋平 著|ソーテック社
¥1,870(税込)
「そもそもチャートって何でしたっけ?」というド素人レベルに立ち返って、投資学習アドバイザーの先生が会話形式でやさしく解説してくれます。0日目から7日目までのカリキュラムで、ローソク足、移動平均線、トレンド、チャートパターン、テクニカル指標、注文方法、実際の売買サインまでを少しずつ学習。何度も挫折した人にこそ寄り添う設計で、イラストと会話形式だからスムーズに読み進められます。
こんな人におすすめ
株のチャートに苦手意識があり、何度も挫折した人。会話形式でゆっくり学びたい人。7日間という計画に沿って少しずつ知識を積み上げたい初心者に最適。参考書を前に『難しそう』と閉じてしまった経験がある人に、もう一度チャレンジするきっかけを与えてくれる。
良い点
- 会話形式で読みやすく、挫折しにくい
- 7日間のカリキュラムで計画的に学べる
- 初心者以前のド素人にも寄り添う説明
気になる点
- 7日間で全部覚えるのは現実的には難しい
- 中級者には物足りない内容
- 実践の売買経験は別途必要
出版社
ソーテック社
発売日
2017年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『初心者向けの本すら理解できません』という人向け、とありますが、そこまでやさしい本は珍しいですよね。
佐藤メバル
この本は投資学習アドバイザーの先生が、イラストたっぷりの会話形式で説明してくれるんだ。『そもそもチャートって何?』というところから始まって、0日目から7日目にかけて、ローソク足や移動平均線、トレンドラインを少しずつ身につけられる。
難易度設定が本当に低いから、初めての一冊に安心できるよ。
橘ナナミ
7日間って、毎日読めば終わるペースですか?
佐藤メバル
1日1章ずつ進めば7日間で一通り学べる設計だね。もちろん、深く理解するには復習が必要だけど、『続けること』に主眼を置いたカリキュラムになっている。
何度も挫折した人こそ、このゆっくりペースが合うと思う。

バリュー投資の核心 4つの基準による米国株長期投資術
チャールズ・ミズラヒ 著|APJ Media 合同会社
¥3,278(税込)
バロンズ誌によって7年連続全米No.1投資家に選出されたチャールズ・ミズラヒ氏が、ウォール街40年の経験を経てたどり着いたバリュー投資をまとめた一冊。4つの基準を見るだけで、本当に価値のある企業を見極め、あとは持ち続けるというシンプルな戦略を提示します。ゴールドマン・サックスやシティグループで資産運用を担当し、ブラックマンデーやITバブルを事前に予測して回避したという実績も紹介。S&P500やオルカンのインデックス投資から卒業したい人に刺さる内容です。
こんな人におすすめ
S&P500やオルカンなどのインデックス投資から一歩踏み出したい人。4つの基準で企業を厳選し、長期的に市場平均を上回るリターンを目指したい中級者。暴落を乗り越えるための視点も身につけたい人におすすめ。
良い点
- 4つの基準というシンプルなフレームワーク
- 実績豊富な著者による裏付け
- 長期投資の本質を学べる
気になる点
- 375ページで分量が多く、読了に時間がかかる
- 3278円と入門書より高価
- 米国株中心で日本株ファンには不向き
出版社
APJ Media 合同会社
発売日
2025年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
バロンズ誌で7年連続全米No.1投資家に選ばれたって、すごい経歴ですね。でも内容は難しいんじゃないですか?
佐藤メバル
確かに経歴は派手だけど、本書の主張はとてもシンプル。4つの基準で企業をチェックし、価値ある銘柄を買って持ち続ける。
インデックス投資のような分散だけに頼らず、個別株で上回る成長を目指す。いわゆるバリュー投資の古典的で本質的な考え方を、ウォール街40年の経験から噛み砕いて説明しているんだ。
橘ナナミ
インデックス投資と何がそんなに違うんですか?
佐藤メバル
安定的に市場平均を取るのがインデックスなら、本書は優良企業を厳選して平均の2倍成長を狙う。ブラックマンデーやITバブルのような暴落をどう見極めたか、という教訓も織り込まれていて、ただの理論書でなく実践的な洞察が得られる。
日本語版限定の後書き『寿司と投資法の意外な関係』も読みどころだよ。

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方
渡部清二 著|東洋経済新報社
20年以上、毎号2000ページ超の会社四季報を長編小説のように読み込んできた著者が、10倍株・100倍株の探し方を体系化。過去の四季報の誌面を使いながら原則を検証しているので、再現性のあるノウハウとして学べます。増収率が高い、営業利益率が高い、オーナー経営者で筆頭株主、上場5年以内という4つのポイントを軸に、時価総額の考え方や分散投資、売りのタイミングまでカバー。会社四季報を武器にしたい投資家必見の一冊です。
こんな人におすすめ
会社四季報を買ったはいいが、分厚さに圧倒されてしまう人。長期目線で株価が10倍になる銘柄を発見したい人。自分で企業情報を調べる力を身につけ、市場に依存しない投資をしたい個人投資家に向く。
良い点
- 四季報の膨大な情報を効率的に使える
- 過去事例でノウハウを検証している
- 10倍株を見つける具体的な4ポイント
気になる点
- 四季報の購読が前提になる
- 初心者には用語や指標がやや難しい
- 100倍株は主に理論で、現実的には難度が高い
出版社
東洋経済新報社
発売日
2018年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
会社四季報って分厚くて、毎号読破している人がいることにまず驚きます。何がそんなに面白いんですか?
佐藤メバル
著者に言わせると『長編小説のように読める』んだそうだ。2000ページ超の誌面から、企業の変化や経営者の思いを読み解く。
本書はその達人技を、過去の四季報の誌面を示しながら体系化している。増収率、営業利益率、オーナー経営者、上場5年以内という4つのポイントは、特に具体的で参考になるよ。
橘ナナミ
確かに、ただ眺めているだけでは10倍株は見つけられないですよね。何を重点的に見ればいいかがわかるのは助かります。
佐藤メバル
しかも単に探すだけでなく、分散投資の考え方や、どんなストーリーで売るかという売却判断まで扱っている。
『とりあえず全部読む』という体力がない人でも、この本の読み方を身につければ四季報が手放せなくなるはずだよ。

株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方
はっしゃん 著|KADOKAWA
¥1,870(税込)
「決算書は難しいからイヤ」という人にこそ読んでほしい、決算書「3分速読」のメソッドを伝える一冊。決算短信1ページ目の売上・利益の伸びだけチェックすれば、株価が上がりそうな会社は9割わかるという実践的な内容です。会社員をしながら資産3.6億円を築いた著者が、PERやROEの深い分析、Excelシートでの5年先予測、理論株価の求め方までを体系的に解説。長期投資で無理なく勝つためのファンダメンタル投資の決定版です。
こんな人におすすめ
決算書を読めるようになりたいが、どこから始めればいいかわからない人。会社員など本業が忙しく、限られた時間で投資したい人。企業業績に基づく長期投資を学びたい初心者から中級者まで幅広くおすすめ。
良い点
- 『3分速読』という手軽な入口がある
- 財務三表をシンプルに見える化する
- Excelを使った未来予測まで学べる
気になる点
- 基本はファンダメンタル投資に偏る
- チャートのテクニカル分析はほとんどない
- 銘柄選びは自己責任の範囲が大きい
出版社
KADOKAWA
発売日
2021年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
決算書って難しそうで、開く前から諦めていました。3分速読なら私にもできるかも……!
佐藤メバル
著者のはっしゃんさんも『精読は要らない、速読で十分』と言っているんだ。まず決算短信の1ページ目、売上と利益の伸びだけチェックする。
それだけで株価が上がりそうな会社は9割わかる、という実務的なノウハウなんだよ。もちろん、そこからPERやROEの深い分析に進む章もある。
橘ナナミ
会社員をしながら3.6億円築いたっていうのは、すごく親近感があります。時間がなくてもできそうですか?
佐藤メバル
株価を常時チェックする必要はなく、売買は最小限でいいというスタンス。月に何度か決算をチェックして、長期で保有するスタイルだから、本業が忙しい人に合っている。
5年先の株価をExcelで予測するシートの話もあって、体系的に学びたい人に応えてくれる一冊だよ。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版
足立武志 著|ダイヤモンド社
¥2,200(税込)
2012年の初版以来、企業業績をもとにした銘柄選びのバイブルとして、投資初心者からセミプロまで幅広く支持されてきた定番書の改訂版。今回の改訂で事例が最新化され、昨今の日本株相場に対応した内容にアップデートされています。すべての個人投資家に知っておいてほしい基本を網羅し、これから先も長く使える一冊。日本株で儲けたい人が最初に手に取るべきファンダメンタル投資の教科書です。
こんな人におすすめ
日本株を中心に、業績の良い会社を選んで長期投資したい人。入門書では物足りないが、専門書は難しすぎるという層に最適。ファンダメンタル投資の全体像を整理し、自分の軸を作りたい人に向く。
良い点
- 長年の定番で信頼できる構成
- 企業業績からの銘柄選びを体系的に網羅
- 改訂で最新の日本株相場に対応
気になる点
- 入門書にしては説明が細かい
- テクニカル分析は対象外
- ボリュームがあるので時間がかかる
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2019年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『教科書』と呼ばれる本は、内容が難しそうなイメージがあるんですけど、どうなんでしょう。
佐藤メバル
確かにタイトルは硬いけれど、内容は『最低限』に絞って、企業業績から銘柄を選ぶための基本を順序立てて解説している。
2012年の初版以来、入門者からセミプロまで読まれてきたのは、難しくなりすぎず、それでいて本質を外さないからだと思う。改訂版で事例も新しくなっているよ。
橘ナナミ
チャート分析とはどう使い分けるんですか?
佐藤メバル
チャートが値動きから売買タイミングを読むのに対して、ファンダメンタルは企業の実力を見て『長く伸びる会社』を探す方法。
本書は企業業績にフォーカスしているから、短期売買より中長期の資産形成に向いている。業績の数字に裏打ちされた安心感を持って投資したい人に勧めたい。

人生を逆転する10倍株入門
西野匡 著|ビジネス社
¥1,760(税込)
新規上場したばかりのIPO株を上場後の値動きを見ながら売買し、収益を得る「セカンダリー投資」に特化した異色の入門書。機関投資家がマネしにくい手法だからこそ、個人投資家の強みを活かせると主張します。長期保有だけでは資産は形成できないという割り切りから、損切りの重要性、チャートの罠、出来高の見方、海外配分比率、不人気業種などの具体的な着眼点を解説。機関投資家のウラをかく戦略が学べます。
こんな人におすすめ
IPO株や新興市場に興味があるが、上場後の値動きをどう読むべきか知りたい人。短期間で資産を増やしたい個人投資家。機関投資家と同じ方法では勝てないと感じている人におすすめ。
良い点
- IPO株という特定テーマに特化している
- 機関投資家とは違う個人の強みを活かせる
- 損切りや出来高の考え方を学べる
気になる点
- IPO株は値動きが激しくリスクが高い
- セカンダリー投資は初心者には上級の戦略
- 長期投資を否定するスタンスに好き嫌いが分かれる
出版社
ビジネス社
発売日
2021年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
IPO株って、上場した瞬間に値上がりするイメージはありますが、その後どう動くか読むのは難しそうです。
佐藤メバル
本書が狙うのは上場後の値動きを追いながら売買する『セカンダリー投資』だ。機関投資家は大量に買えても、柔軟に売買できない制約がある。
個人はその逆で、小回りの利く売買が強みになる。長期保有だけでは資産形成できないという割り切りもはっきりしていて、逆張り的な視点が学べるよ。
橘ナナミ
なるほど。個人投資家の強みを活かす発想なんですね。ただ、リスクも大きそうです。
佐藤メバル
だからこそ『負けないための損切りの重要性』を最初の方の章で強調しているんだ。出来高から需要の良し悪しを見る、海外配分比率の高い銘柄を狙うなど、独自の指標も紹介されている。
224ページの内容で、IPO株に絞ってここまで踏み込んだ入門書は珍しい。短期で勝負したい人向けだね。

マンガでわかるテスタの株式投資
テスタ 著|大和書房
¥1,760(税込)
「負けなければおのずと勝ちとなる」という累計利益100億円のカリスマトレーダー・テスタさんの哲学を、マンガで学べる一冊。主人公・善場利恵がテスタさんにレクチャーを受けながら、株って何?どうやって買うの?という基本から、チャートや決算書、金利・為替までを学んでいきます。初心者にありがちな誤った行動を押さえられるのも大きなポイント。学校では教えてくれないお金のリテラシーを身につけたい人に最適です。
こんな人におすすめ
マンガで楽しく株式投資の入門と思考法を学びたい人。株価が乱高下して不安になる初心者。安心して投資を始めるための基礎を身につけたい人、お金のリテラシーを子どもに聞かれたときの説明に困っている人にも向く。
良い点
- 累計利益100億円の実践者が教える
- マンガで複雑な概念も頭に入りやすい
- 買い方からチャート、決算書まで幅広い
気になる点
- 個人のトレード手法の再現は難しい
- マンガ部分は簡略化されがち
- 本格的な分析書としては物足りない
出版社
大和書房
発売日
2024年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『負けなければおのずと勝ちとなる』って、すごく深い言葉ですね。でも投資に興味がなくても、お金の話は難しいなって思ってしまいます。
佐藤メバル
さすがはテスタさんだね。投資はまず負けないことが大事だと、最初に価値観をガツンと示してくれる。本書は主人公の善場利恵が、株って何?
どうやって買うの?というレベルからテスタさんに教わる物語。金利や為替、決算書という難しそうなテーマも、ほとんど絵だけでわかるように工夫されている。
橘ナナミ
読んでいるうちに、自分も主人公と同じように一歩踏み出せそうな気がします。
佐藤メバル
しかも『初心者にありがちな誤った行動』を具体的に描いてくれるから、失敗を先回りして防げるんだ。子どもに『お金って何?』と聞かれたときの向き合い方もヒントが詰まっていて、投資の知識を超えたお金のリテラシーが身につくよ。

世界最強の米国株で始める株の教科書
PAN 著|フォレスト出版
YouTuberのおすすめに乗る「いいなり投資」や、投信に積み立ててほったらかしにする「ほったらかし投資」の限界を指摘し、投資で結果を出すには勉強しかないと主張。マクロ経済、投資戦略、個別株選定、テクニカル分析の4本柱を一冊で学べる構成です。著者は100万円から米国株投資を始めて10年で1億円、その後総資産を4億円に増やし、現在はFIREして悠々自適の生活を送っているという実践者。米国株のトップ10%に入る方法を惜しみなく公開しています。
こんな人におすすめ
米国株で本格的に成績を伸ばしたい人。YouTuberの推奨や積み立てだけに頼らず、自分の判断で投資したい人。マクロ経済から個別株選定までを一冊で学びたい意欲的な中級者向け。
良い点
- マクロ・戦略・銘柄・テクニカルを網羅
- 実践者の成功と失敗が反映されている
- 生成AIを活用した情報収集法も紹介
気になる点
- 前提知識がないとボリュームが多い
- 米国株に特化しており日本株には不向き
- 自己責任の部分が大きく初心者には挑戦的
出版社
フォレスト出版
発売日
2025年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『ほったらかし投資が流行っているけど、この先もずっとうまくいくとは限らない』という指摘は、ドキッとしました。
佐藤メバル
投資信託の積み立ては素晴らしい入口だけど、著者PANさんは『それだけでは王道的な勉強が欠ける』と警鐘を鳴らしている。
マクロ経済、投資戦略、個別株選定、テクニカル分析の4本柱を一冊で学べるように設計されているのが特徴だね。
100万円から10年で4億円にしたという自身の経験に裏打ちされているから、説得力がある。
橘ナナミ
でも、英語の情報や海外の動向についていくのは大変じゃないですか?
佐藤メバル
そこもフォローされていて、翻訳機能や生成AIを駆使した情報収集のコツを紹介しているんだ。いまや言語の壁は昔ほど高くない。
日本株より将来性のある銘柄が多い米国株で、トップ10%の投資家を目指したい人には頼もしい一冊だよ。

世界一やさしい 高配当株投資の教科書 1年生
ショウ 著|ソーテック社
積み立てNISAやiDeCoは始めたけれど、個別株投資にはまだ踏み出せない。そんな初心者に向けて、高配当株投資の基本をやさしく解説した一冊。特別な売買テクニックは必要なく、保有しているだけで定期的に配当金を受け取れるというシンプルさが魅力です。著者は手取り月20万円以上の配当金を受け取る実践者で、優良高配当株の選び方、決算書のチェックポイント、買い時、実績ある銘柄などを紹介。損するのが怖い人にこそ読んでほしい負けない投資の入門書です。
こんな人におすすめ
手持ち資産を守りながら、不労所得として配当金を受け取りたい人。個別株に挑戦したいが『損するのが怖い』という初心者。つみたてNISAやiDeCoを始めたので、次のステップとして高配当株を学びたい人におすすめ。
良い点
- スキル不要で始めやすい
- 月20万円の配当を得た著者の実践法
- 決算書チェックや買い時も解説
気になる点
- 固定レイアウトのため電子書籍は端末を選ぶ
- 高配当でも株価下落のリスクはある
- 市場全体の変動には注意が必要
出版社
ソーテック社
発売日
2023年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『スキルなしで誰でもできる』と聞くと、本当かな?と思いますが、高配当株は難しくないんですか?
佐藤メバル
高配当株投資は、特別なテクニックではなく『優良株を保有して配当金を受け取り続ける』こと。本書は著者が手取り月20万円以上の配当を受け取るまでの実践に基づいて、決算書のチェックポイントや買い時を解説しているんだ。
売買を頻繁にする必要がないから、初心者でも挑戦しやすいんだよ。
橘ナナミ
私はつみたてNISAを始めたばかりなんですが、個別株はまだ怖いなと思っていました。
佐藤メバル
まさに本書は『積み立てNISAやiDeCoは始めたけれど、個別株にも挑戦したい』という人を念頭に置いている。
配当金という目に見えるリターンがあるから、長く続けやすい。『負けない投資』にフォーカスして、焦って売買しない考え方を学べるのも心強いね。

「増配」株投資 年1,075万円もらう資産3.7億円の投資家が教える!
ヘム 著|KADOKAWA
¥1,980(税込)
「高配当」に飛びつく前に、将来にわたって配当を増やし続ける「増配」に着目するという逆転の発想。資産3.7億円の投資家である著者が、小型割安株、増配狙い投資、暴落対策の3つの戦略を公開し、6つのポートフォリオすべてが対TOPIXを大幅に上回る成績を達成しているといいます。銘柄選びは4段階、売りの基準、暴落への買い向かいまで一気通貫で解説。バリュー投資と増配狙いの本質を実践的に学べる一冊です。
こんな人におすすめ
高配当株を選んでいるが、今ひとつ成績が伸びずに悩む人。配当だけでなく増配にも注目して、中長期で資産を増やしたい人。TOPIXやインデックスに頼らず、アクティブに運用したい中級者に最適。
良い点
- 『増配』という独自の切り口
- 具体的なパフォーマンスに裏付けされている
- 銘柄選定と売り基準まで一気通貫
気になる点
- 300ページと分量がある
- アクティブ投資なので手間がかかる
- 暴落対策は心理的な鍛錬も必要
出版社
KADOKAWA
発売日
2025年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
高配当株って名前はよく聞きますが、『増配』に注目するのは目からうろこです。何が違うんですか?
佐藤メバル
高配当は今の利回りが高い銘柄、増配は将来にわたって配当を増やし続ける銘柄を指すんだ。本書の著者ヘムさんは資産3.7億円を築き、6つのポートフォリオすべてがTOPIXを大幅に上回っている。
その秘密が小型割安株、増配狙い、暴落対策という3つの戦略。対TOPIX+73.76%という数字からも、理論だけでなく結果を出しているのがわかるね。
橘ナナミ
それだけ結果を出しているなら、高配当に飛びつかないほうがいいってことですか?
佐藤メバル
単純に今の利回りが高いだけの銘柄は、減配や株価下落のリスクがある。増配が続くということは、企業の稼ぐ力が本物だという証拠。
本書はバリュー投資の本質を押さえつつ、銘柄選びの4段階や売りの基準、暴落時に買い向かう方法まで具体的に教えてくれる。
300ページの実践書として、しっかり学びたい中級者に勧めたいね。

株で1日3万円「鬼デイトレ」“伝説の株職人”による15分足の極意
相場師朗 著|KADOKAWA
¥1,870(税込)
「4日間の短期トレード」と「15分足の超短期トレード」を組み合わせて、低リスク・ミドルリターンで毎日を給料日にすることを目指すデイトレードの実践書。チャートトレーダーの初心者を中・上級者に変えると銘打ち、デイトレに適した銘柄や時間帯、エントリー&利益確定法、ポジション技術、メンタルの保ち方まで詳しく解説。日本株、米国株、香港株、先物、為替、金など、幅広い市場に応用できる極意が詰まっています。
こんな人におすすめ
デイトレードで毎日利益を出したい人、日中に取引時間を確保できる人。短期売買の技術とメンタルの両方を鍛えたい人。日本株だけでなく、米国株や為替にも応用したいトレーダーに適する。
良い点
- 15分足という具体的な時間軸で解説
- 攻めと守りの両輪でリスクを抑える
- 複数市場に応用できる汎用性
気になる点
- デイトレは時間的拘束が大きい
- 初心者には用語がやや難しい
- 相場が不安定なときは損失の可能性も
出版社
KADOKAWA
発売日
2022年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
1日3万円って、サラリーマンの給料を日割りにしたら結構大きいですよね。本当に可能なんですか?
佐藤メバル
タイトルは派手だけど、狙いは『低リスク・ミドルリターン』なんだ。4日間の短期トレードと15分足の超短期トレードを組み合わせて、比較的安定して利益を積むスタイル。
相場師朗さんは、エントリーだけでなく、手仕舞いの判断やポジション量、メンタルの保ち方まで具体的に解説している。
橘ナナミ
デイトレって、性格が向いていないとダメな気がします。どんな人に向いてますか?
佐藤メバル
毎日を給料日にするという発想が合う人、日中にまとまった時間を確保できる人だね。とくに本書は『トレードしてはいけない場面』も教えてくれるから、感情的になりやすい人は学ぶことが多いはず。
日本株以外にも、米国株、香港株、先物、為替、金など、応用範囲が広いのも頼もしい。

月収15万円からの株入門 数字オンチのわたしが5年で資産を10倍にした方法 (扶桑社BOOKS)
藤川里絵 著|扶桑社
シングルマザーで、まともに就職したことがなく、なおかつ数字オンチという著者が、なけなしの100万円を元手に株を始めて資産を10倍にした実話。株式投資を始めて7年間、年間損益負けなしという再現性の高さが魅力です。難しい数式は一切使わず、会社四季報を愛読しながら、小さな負けと小さな勝ちを繰り返す「ビビリ投資」を実践。誰にでも再現可能な基本に忠実な投資法を、寄り添うように教えてくれます。
こんな人におすすめ
収入に自信がなくてもコツコツ投資を始めたい人。数字が苦手で参考書に拒否反応が出る人。感情に流されず、シンプルなルールで負けない投資を続けたい人におすすめ。特に女性や投資未経験者に寄り添う内容。
良い点
- 数字オンチにもわかりやすい説明
- シングルマザーの実体験が共感を呼ぶ
- 年間負けなしの再現可能な投資法
気になる点
- 個人の体験談に基づくので再現を保証しない
- 投資スタイルは超保守的でスリルがない
- 最新の相場環境には別途対応が必要
出版社
扶桑社
発売日
2017年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
シングルマザーで数字オンチなのに、5年で資産10倍って本当に勇気が出ます。私にもできるかもって思えます。
佐藤メバル
著者の藤川里絵さんは、もともと仕事もお金も苦労して、家計破綻のピンチから100万円で株を始めたんだ。
それだけに『負けない』ことに徹している。難しい数式を覚えるのではなく、会社四季報を愛読し、基本に忠実に小さな勝ちを積み重ねる。
まさに『誰にでも再現可能』を目指した投資法だと言えるね。
橘ナナミ
『ビビリ投資』という言葉が可愛いです。私も怖がりなタイプなので、逆に合っているかも。
佐藤メバル
ビビリというとマイナスに聞こえるけど、この本ではハイリスクな賭けに出ないという強みとして描かれている。
著者は趣味が株式投資、愛読書が四季報という筋金入りになり、今ではセミナー講師も務める。小さな成功体験を積みながら、投資への苦手意識をなくしたい人にぴったりの一冊だよ。

株式投資1年目の教科書
河北博光 著|東洋経済新報社
¥1,980(税込)
株の基礎知識から投資の実践手法まで、全体像を1冊で解説する初心者向けの教科書。282ページというボリュームで、口座開設の流れ、銘柄選び、売買のタイミング、リスク管理など、これから株を始める人が迷いやすいポイントを漏れなくカバーしています。「1年目に何を学べばいいのか」を体系的に示してくれるので、あれこれ手を出さずに基礎体力をつけたい人にうってつけ。土台を固めるための最初の一冊として信頼感があります。
こんな人におすすめ
株を始めたばかりで、まず全体像を把握したい人。口座開設から売買までを順番に学びたい初心者。体系的な知識を身につけて、長く投資を続ける基盤を作りたい人に最適。
良い点
- 基礎から実践まで満遍なく学べる
- 初心者が迷いやすいポイントを網羅
- 東洋経済新報社の信頼感
気になる点
- 網羅型なので一つのテーマは浅め
- 282ページは入門書としてはやや厚い
- チャートや決算書は他書での深掘りが必要
出版社
東洋経済新報社
発売日
2026年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
これから株を始める1年目に、何を勉強すればいいかわかりません。『教科書』という名前の通り、全体像がつかめそうですか?
佐藤メバル
そうだね。基礎知識、証券会社の使い方、銘柄の選び方、注文の仕方、リスク管理まで、一冊にまとまっている。
282ページと少し厚いけれど、それだけカバー範囲が広い安心感があるんだ。『1年目に知っておくべきこと』を外さずに押さえられるのは、初心者にはありがたい。
橘ナナミ
私はあれこれ手を出すより、まず全体像を知ってから深掘りしたいタイプです。
佐藤メバル
それならこの本はぴったりだよ。全体像をつかんでから、チャート分析や決算書の読み方など、興味のある分野を別の専門書で深掘りすればいい。
入門書としての役割をしっかり果たしてくれる一冊だと思う。

一問一答! 株の超入門ドリル(株の勝ち方、教えます。2択クイズで一生モノの株知識が身につく。100万部突破の株入門シリーズ最新刊。新NISA対応。中級者にもおすすめ)
天海源一郎 著|高橋書店
¥1,650(税込)
68問の二択クイズを解くだけで、儲かる投資家の思考法が身につく新しいタイプの入門書。「大化け株が出やすいのは、海外で稼ぐ外需企業か、国内で頑張る内需企業か」といった実践的な問題に、32年以上市場を見つめてきた株式評論家が回答。市場の基本、銘柄選び、チャート分析、リスク管理まで幅広くカバーし、楽しみながら株式投資の戦略とセクターの絞り込み方が学べます。新NISAにも対応した内容で、知識ゼロの人には巻末付録も用意されています。
こんな人におすすめ
本を読む集中力に自信がないが、クイズなら挑戦できる人。入門書を読み終えて知識を定着させたい人。儲かる投資家の考え方を、楽しみながら身につけたい初心者から中級者までおすすめ。
良い点
- 2択なのでサクサク進められる
- 実践的な思考法が問題形式で身につく
- 新NISA対応で最新制度をカバー
気になる点
- クイズの正解率で自信を失うかも
- 知識ゼロの人はまず入門書が必要
- 詳細な解説より要点が中心
出版社
高橋書店
発売日
2024年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
クイズを解いて学ぶタイプの本なんですね。『大化け株が出やすいのは外需か内需か』って、パッと答えられない問題です。
佐藤メバル
こういう問題を考えることで、なんとなくではなく根拠を持って投資先を見分ける力がつくんだ。著者は32年以上市場を見てきた株式評論家で、個人投資家が陥りがちな弱肉強食の世界を、基本から攻略するためのヒントを出してくれる。
全68問を解き終えると、売買のタイミングやリスク管理の考え方が身につくつくりになっているよ。
橘ナナミ
なるほど。入門書を読んだ後の確認にも使えそうですね。
佐藤メバル
その通り。知識ゼロの人には巻末に基礎知識の付録があるから、まずそこを読んでから問題に挑むとよい。ドリル形式は、受動的に読むより記憶に残りやすいし、楽しんで続けられるのが一番の魅力だね。

株はメンタルが9割 投資家脳に変わらなきゃ株は一生勝てない
長田淳司 著|双葉社
¥1,760(税込)
株式投資で負け続けるのは、テクニックが足りないからではなく、あなたが「負ける買い方」をしているから。著者自身も最初は負け組でしたが、投資法を精査し独自理論を構築して以降、資産を増やし続けています。素人でも買いやすい小型成長株の見分け方、具体的な投資ノウハウに加え、最も大切なメンタル・コントロールを伝授。株価の上下に一喜一憂しない投資家脳に変わることが、一生勝てる投資家への近道だと教えてくれる一冊です。
こんな人におすすめ
損失を繰り返してしまい、自分の判断に自信がない人。株価の上下で一喜一憂してしまう人。小型成長株で資産を増やしたいが、メンタル面が不安な人。投資判断を感情から切り離したいと考える人に最適。
良い点
- 『メンタルが9割』という切り口が刺さる
- 負け組から脱した著者の実践法
- 小型成長株の具体的な見極め方がわかる
気になる点
- 成功は保証されておらず自己責任
- メンタル改善は長期の訓練が必要
- 推奨銘柄はあくまで執筆時点の情報
出版社
双葉社
発売日
2021年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タイトルの『メンタルが9割』にハッとしました。私はまだ投資を始めていませんが、冷静さを失いそうな気がします。
佐藤メバル
投資で結果を出す人と出せない人の差は、知識量よりも心の持ちようが大きい。著者の長田淳司さんも最初は負け組で、独自理論を構築してから資産を増やし続けたんだ。
本書では、負ける買い方とは何か、その買い方に走ってしまう心の動きをどう整えるかを、実例を交えて解説している。
橘ナナミ
メンタルって、どうやったら鍛えられるんですか?
佐藤メバル
まず自分の感情が値動きにどう反応するかを自覚すること。損をしたときの恐怖や、利益を見たときの欲をルールで縛る。
この本は、小型成長株の見極め方など具体的なノウハウとセットで、冷静になるトレーニングを提供してくれる。
推奨銘柄も掲載されているから、実践的な学びを求める人に手に取ってほしい。
補足:古典と最新本を「原則」と「制度」で使い分ける
橘ナナミ
そういえば、先ほど「古い本でも大丈夫」と聞きましたが、具体的にどう使い分ければいいんですか?
佐藤メバル
古典は「原理」を学ぶために読む。例えば『先物市場のテクニカル分析』は1980年代の本ですが、チャートの考え方の土台は今も変わりません。一方で、取引制度や税金は変わりますから、最新の入門書で現行ルールを確認する。この2軸を持っておくと迷いません。
橘ナナミ
では、本を全部読まないといけないですか? 分厚い本だと途中で挫折しそうです。
佐藤メバル
全部読む必要はありません。特に実務書は「読むべき章」を選んでいい。例えば『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』は、実践編は第2章なので、そこを重点的に読むと効率的です。目次を見て、自分の目的に直結する章から読む「多読術」がおすすめです。
補足:知識を「生きた力」に変えるための習慣
橘ナナミ
本を読んだ後、本当にその知識が身についたかどうか不安になるんですが、何かいい方法はありますか?
佐藤メバル
勝っている投資家は必ず「トレード日誌」をつけています。エントリー理由、決済結果、心理状態を記録すると、自分の失敗パターンが見えてきます。さらに、チャート分析の本を読んだら、実際の過去チャートで検証してみる。いわゆるバックテストです。『FXチャートの教科書1年生』には練習チャートが載っているので、それを利用するのも手です。
橘ナナミ
なるほど。あと、自動売買や税金のような実務的なテーマも学んでおくべきですか?
佐藤メバル
はい。特に税金は実際の利益に関わります。確定申告の基本を知っておくだけで、無駄な出費を防げます。自動売買に興味があるなら、仕組みを理解した上で、少額から試すのが安全です。ただし、どの本を読んでも「絶対に勝てる」わけではありません。重要なのは、本で学んだことを、デモトレードや少額取引で検証し、自分なりのルールを育てていくこと。それが投資の近道です。
よくある質問
FX初心者におすすめの本は?
橘ナナミ
FX初心者におすすめの本はについて教えてください。
佐藤メバル
まずは『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門』が定番です。基礎用語から取引の流れまで、イラスト付きで分かりやすく解説されています。その後、チャート分析の本へ進むとよいでしょう。
マンガで学べるFX入門書はある?
橘ナナミ
マンガで学べるFX入門書はあるについて教えてください。
佐藤メバル
この記事で扱った本の中では、『マンガでわかる最強の株入門』は株ですが、マンガで学べます。FX専門のマンガ入門書は少ないですが、『世界一やさしい FXの教科書 1年生』はイラストが多く、マンガに近い感覚で読めます。
テクニカル分析を基礎から学べる本は?
橘ナナミ
テクニカル分析を基礎から学べる本はについて教えてください。
佐藤メバル
『7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本』は、ローソク足から指標までを7日間で学べるように構成されています。チャートの基礎がゼロでも大丈夫です。
資金管理やリスク管理に強い本は?
橘ナナミ
資金管理やリスク管理に強い本はについて教えてください。
佐藤メバル
『人生を逆転する10倍株入門』は損切りの重要性を具体的に解説しています。また、『株式投資1年目の教科書』もリスク管理の章があり、初心者がつまずきやすいポイントを押さえています。
出版年が古い本でも大丈夫?
橘ナナミ
出版年が古い本でも大丈夫について教えてください。
佐藤メバル
古典的な名著は「普遍的な原則」が書かれているので今でも役立ちます。ただし、制度や税制は新しい本で確認してください。『先物市場のテクニカル分析』はテクニカル分析の原理を学ぶには最適ですが、実際の取引規則は最新の情報に当たりましょう。
本を読んでも稼げないのはなぜ?
橘ナナミ
本を読んでも稼げないのはなぜについて教えてください。
佐藤メバル
読むだけで終わっているからです。本で学んだ知識を、デモトレードや少額取引で検証し、自分のトレードルールを作るところまでが「学び」です。トレード日誌をつけて、改善する習慣が不可欠です。
デモトレードと並行して読むべき本は?
橘ナナミ
デモトレードと並行して読むべき本はについて教えてください。
佐藤メバル
チャート分析の基本を学べる本、例えば『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』と並行するのがおすすめです。デモトレードでチャートを見ながら、本の解説を確認すると理解が深まります。
1冊だけ買うならどれを選べばいい?
橘ナナミ
1冊だけ買うならどれを選べばいいについて教えてください。
佐藤メバル
目的によります。完全にゼロからなら『世界一やさしい 株の教科書 1年生』や『いちばんカンタン!株の超入門書』。FX特化なら『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門』です。まずは自分が「株」か「FX」かを決めましょう。
まとめ
橘ナナミ
佐藤さん、本選びのコツがだいぶ分かってきました! でも、やっぱり「この1冊なら読んでおけば間違いない」というのはありますか?
佐藤メバル
それは難しい質問だね(笑)。しいて言うなら、初心者には『いちばんカンタン!株の超入門書』のような、まず全体像を掴める一冊。でも、その次に何を読むかが本当の分かれ目だよ。
橘ナナミ
自分の目的に合わせて、次を選ぶんですね。私はテクニカル分析が弱いから、『7日でマスター 株チャートがおもしろいくらいわかる本』でチャートを固めてみます。
佐藤メバル
いいね。でも、その本を読んだら、次は実際にチャートを開いてみよう。本を読んで終わりにしないことが大事。
橘ナナミ
はい! 本は道具ですもんね。使いこなせば強い味方になるけど、使わなければ宝の持ち腐れ。
佐藤メバル
その通り。株とFXの本選びは、まるで相場のトレンドに乗るようなもの。流れが変われば選ぶ本も変わる。でも、自分がどのトレンドの中にいるのかを見極める目があれば、迷わず進めるはずだよ。








