相振り飛車の本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
佐藤さん、この前「相振り飛車の本、おすすめは?」って読者から質問が来たんですけど、そもそも相振り飛車って何が難しいんですか?
佐藤メバル
いい質問だね。相振り飛車はお互いが飛車を振り合うから、駒組みの自由度が非常に高いんだ。普通の対抗型と違って「こう指せば定跡通り」というのが確立されていない部分が多くて、自分で考えないといけない局面が多い。だからこそ専用の本が必要になるんだよ。
橘ナナミ
なるほど。じゃあ、最初に読む本を間違えると、余計に混乱しちゃいそうです。
佐藤メバル
そうだね。入門書選びは特に大事。レベルによって読むべき本がガラッと変わるから、今回はそのあたりを整理して記事にしよう。
橘ナナミ
お願いします!私も相振り飛車、指してみたいな。
相振り飛車の本の選び方
目的別に選ぶ
橘ナナミ
相振り飛車の本にも、定跡書や手筋書、実戦集など色々あるんですね。
佐藤メバル
そう。まず目的をはっきりさせよう。「基本を理解したい」なら『相振り飛車 基本のキ』や『よくわかる相振り飛車』がいい。『基本のキ』は駒組みから囲い方まで丁寧に解説されていて、相振りの土台を固められる。「定跡を覚えたい」なら『早分かり 相振り飛車定跡ガイド』や『定跡相振り飛車』が定番。手筋を増やしたいなら『ひと目の相振り飛車』が一問一答形式でおすすめだよ。
レベル別に選ぶ
橘ナナミ
級位者と有段者でも選ぶ基準は変わりますか?
佐藤メバル
もちろん。級位者は図面が多く、解説が丁寧な本を選ぼう。『将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編』は、相振りの歴史から戦法ごとの特徴まで体系的に学べるから、初段を目指す人にぴったり。『これだけで勝てる 相振り飛車のコツ』も「三つのコツ」で要点を絞っているので、混乱しにくい。有段者なら『徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14』や『わかる! 勝てる!! 現代相振り飛車』のような、最新研究や高度な変化を扱った本にチャレンジしてほしい。
戦型別に選ぶ
橘ナナミ
自分が指す振り飛車の形によっても読みたい本は変わりますよね。
佐藤メバル
そう。三間飛車なら『石田流を指しこなす本 相振り飛車編』や『戸辺流相振りなんでも三間飛車』、中飛車なら『1手ずつ解説する相振り中飛車』、四間飛車なら『角交換四間飛車最新ガイド』、向かい飛車なら『破壊力抜群!相振り向かい飛車』が参考になる。特に角交換型の相振りは『角交換相振り飛車 徹底ガイド』で体系的に学べるよ。
形式別に選ぶ
橘ナナミ
次の一手形式と実戦譜集、どちらが学習に向いてますか?
佐藤メバル
両方の良さがあるね。『ひと目の相振り飛車』は次の一手形式で、手を考えるクセがつく。実戦譜集なら『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』がプロの実戦から感覚を学べる。名局集として『相振り飛車名局集』もある。最初は次の一手形式で感覚をつかみ、慣れたら実戦譜を並べるのがおすすめだよ。
出版時期と定跡の新旧
橘ナナミ
古い本は今では使えないこともありますか?
佐藤メバル
定跡は進化するから、古い本がそのまま使えない部分もある。ただ、考え方や基本的な手筋は今でも通用することが多い。例えば『相振り革命』は1995年出版のシリーズだけど、相振りの本質的な考え方は今でも学べる。最新の変化を知りたければ『徹底解明!』や『これからの相振り飛車』を読むといいよ。
購入手段の使い分け
橘ナナミ
紙の本と電子書籍、どちらがいいですか?
佐藤メバル
将棋の本は盤の前に置いて、並べながら読むことが多いから紙が便利だよ。ただ、Kindle Unlimited対象の本もあるから、まずは電子で試して、気に入ったら紙を買うという手もある。中古なら『相振り飛車の正体』のような絶版に近い本も手に入るかもしれない。予算と入手しやすさで選んでほしい。
棋士の棋風で選ぶ
橘ナナミ
著者の棋風って選ぶ基準になりますか?
佐藤メバル
なるね。攻め志向なら戸辺誠、理論志向なら藤井猛、力戦志向なら杉本昌隆。例えば藤井猛の『相振り飛車を指しこなす本』は理論的に整理されていて、自分の考えを確立したい人に向く。杉本昌隆は『相振りの教科書』で固定観念を払拭するような解説をしている。自分の棋風に合う本を選ぶと、スッと頭に入ってくるよ。
相振り飛車の本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
相振り飛車の本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

相振り飛車を指しこなす本 (1) (最強将棋21 #)
藤井猛 著|浅川書房
¥1,430(税込)
浅川書房の『最強将棋21』シリーズから出ている、藤井猛氏による相振り飛車の入門書です。飛車を振る位置と囲いの形をセットで考え、主導権を握る感覚を身につける「指しこなし」重視の内容。定跡を丸暗記してからではなく、並行しながら読むのがおすすめです。220ページというボリュームで、相振り飛車の全体像を無理なく把握できます。まずはこの土台の考え方で、苦手意識をなくしてほしい一冊です。
こんな人におすすめ
相振り飛車で作戦負けしがちな振り飛車党。定跡以前の考え方を学びたい初級~中級者、藤井猛の指し回しに興味がある読者にも。
良い点
- 指しこなし中心で実戦的
- 相振りの全体像をつかみやすい
- シリーズ第1弾で入門に最適
気になる点
- 特定戦型の網羅書ではない
- じっくり読む時間が必要
- 定跡の詳細だけ欲しい人には不向き
出版社
浅川書房
発売日
2007年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車って、まず何を覚えればいいのか漠然としています。定跡の前に考え方を教えてくれる本はありますか?
佐藤メバル
それなら藤井猛氏の『相振り飛車を指しこなす本』がいいですね。飛車を振る位置と囲いの形をセットで考え、主導権を握る感覚を「指しこなし」の視点から解説しています。
いきなり全戦型を追わず、この本の考え方を実戦で試すのが近道ですよ。
橘ナナミ
なるほど。全戦型を覚えようとするより、まず土台の考え方を身につけるほうが確かそうですね。
佐藤メバル
そうです。相振りは定跡が固定されていない分、自分で判断する場面が多い。だからこそ、基本的な考え方をしっかり持っている人が強くなります。
220ページで無理なく読み通せるのも魅力ですね。

これからの相振り飛車 (マイナビ将棋BOOKS)
西川和宏 著|マイナビ
¥1,694(税込)
西川和宏四段が創始した「相振り飛車西川流」の研究をまとめた一冊。実際に現れやすい「向かい飛車対三間飛車」「四間飛車対三間飛車」に絞り、急戦・持久戦に分けて細かく解説します。『相振り飛車は個性が出せて楽しい』という言葉の通り、アクロバティックに見える手も西川流の深い研究に裏打ちされており、実戦で使いやすいのが魅力。これからの相振り飛車の定跡を先取りしたい人に手に取ってほしいです。
こんな人におすすめ
相振り飛車で攻めのアイデアを増やしたい中級者以上。西川流の独自研究を知りたい振り飛車党や、向かい飛車・三間飛車を使うプレイヤーに。
良い点
- テーマを絞って深く解説
- 個性的な攻め手順を収録
- 研究の裏付けがある
気になる点
- 上級向けの内容
- テーマが2つに限定
- 定跡の基礎には不向き
出版社
マイナビ
発売日
2014年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車って自由度が高いからこそ、どう攻めればいいか迷います。個性を出せる本はないですか?
佐藤メバル
西川和宏四段の『これからの相振り飛車』はその迷いに応えてくれます。向かい飛車対三間飛車、四間飛車対三間飛車にテーマを絞り、急戦と持久戦に分けて西川流の研究を公開。
アクロバティックな手順もありますが、だからこそ実戦で武器になりますよ。
橘ナナミ
へえ、変わった手順も研究不足だと使えないですよね。この本ではそのあたりまで説明してもらえるんでしょうか。
佐藤メバル
はい。「相振り飛車は序盤から工夫の余地が大きい」という考え方のもと、深い研究で裏打ちしているので安心して使えるのがポイントです。
定跡が進む最先端に触れたい人にぴったりですね。

徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14 (マイナビ将棋BOOKS)
黒沢怜生 著|マイナビ出版
黒沢怜生五段が、プロ間で進む研究を「定跡編」「選局編」の2部構成でまとめました。第1章の定跡編で確立した変化を整理し、第2章の選局編で最新対局から参考になる局面を抽出。まさに現代相振り飛車のバイブルというにふさわしい網羅内容です。『相振り飛車から逃げない』を自らに課してきた黒沢五段の解説は、苦手な人ほど勇気づけられるはず。最重要テーマ14を集中的に解きほぐした構成も好感が持てます。
こんな人におすすめ
相振り飛車の理解を深めたい中級者から上級者、最新のプロ研究に触れたい読み手。苦手な戦型を克服したい振り飛車党にも。
良い点
- 定跡編と選局編の2部構成
- 最新研究に触れられる
- 苦手意識を克服させてくれる
気になる点
- 固定レイアウト型電子書籍
- ある程度の知識が必要
- 定跡暗記中心になりがち
出版社
マイナビ出版
発売日
2017年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車のテーマが多いと、何から手を付けていいか分かりません。「最重要テーマ」を集めた本ってどうですか?
佐藤メバル
黒沢怜生五段の『徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14』は、まさにその14のテーマを定跡編と選局編で解明しています。
第2章の選局編はプロの最新対局から拾った手順なので、生きた相振り飛車を学べますよ。
橘ナナミ
定跡を整理した本と、実戦を題材にした本の両方の役割があるんですね。
佐藤メバル
そう。しかも「相振り飛車から逃げない」という姿勢で書かれているので、苦手な人も前向きに読めるんです。現代のバイブルと呼べる一冊です。

相振り飛車 基本のキ (マイコミ将棋BOOKS)
藤倉勇樹 著|毎日コミュニケーションズ
藤倉勇樹氏による相振り飛車入門書。相振りで重要なのは飛車を振る位置だけでなく、玉の囲い方だとし、金無双・美濃・矢倉・穴熊の特徴と主導権を握る手順を解説しています。定跡が整備されていないからこそ、基本を押さえれば自分の指したい手が指せるようになるという考え方に共感できます。駒組みから戦いの進め方までをカバーし、これから相振りを覚える人にちょうどいい構成です。
こんな人におすすめ
相振り飛車を初めて学ぶ級位者。囲いごとの特徴と駒組みの考え方を知り、自由な相振りを自分の武器にしたい読者に。
良い点
- 囲いの特徴が整理されている
- 駒組みの基本に集中
- 級位者にも読みやすい
気になる点
- 最新定跡は扱っていない
- 戦法別の網羅ではない
- アマチュア上級には物足りない
出版社
毎日コミュニケーションズ
発売日
2007年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車は飛車をどこに振るかばかり気にしていました。実は囲いのほうが大事だと言われて、びっくりです。
佐藤メバル
藤倉勇樹氏の『相振り飛車 基本のキ』は、まさにそこを突いています。金無双、美濃、矢倉、穴熊など囲いの特徴を知ったうえで、どう主導権を握るか手順を解説。
定跡が少ないからこそ、基本の考え方が生きる戦型ですよ。
橘ナナミ
なるほど。飛車の位置と囲いをセットで考えると、自然と作戦が決まりそうですね。
佐藤メバル
そうです。特に相振りでは囲いによって駒組みの方針や攻めのタイミングが変わります。この本で基本の形を押さえれば、自由な相振りを楽しめるようになりますよ。

ひと目の相振り飛車 (マイナビ将棋文庫)
西川和宏 著|マイナビ出版
西川和宏氏による一問一答形式の相振り飛車入門書。相振りで主流の向かい飛車・三間飛車に加え、四間飛車・中飛車の定跡も紹介。設問ごとに正解手へ至る考え方が示されているので、単に手順を暗記するのではなく、未知の局面でも正しい手を選ぶ大局観を育てられます。攻めと守りの基本を、手軽な問題を解きながら反復できるのが大きな魅力。文庫サイズで持ち運びやすく、スキマ時間のトレーニングにも向いています。
こんな人におすすめ
相振り飛車の攻め筋・受け筋を一問一答で確認したい初級~中級者。移動中や空き時間に手軽に対局力を高めたい読者に。
良い点
- 問題形式で楽しく学べる
- 考え方も解説している
- 文庫サイズで持ち運べる
気になる点
- 初級者には難解な問題も
- 実戦の全体像は別の本が必要
- 電子版は固定レイアウト
出版社
マイナビ出版
発売日
2025年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
将棋の本っていくつも手順を覚えるのが大変そうで、なかなか進まないんです。
佐藤メバル
『ひと目の相振り飛車』は一問一答形式なので、1問ずつ解きながら攻めと守りの基本を身につけられます。西川和宏氏の解説は、正解手に至る考え方を示してくれるから、答えを暗記する勉強になりません。
橘ナナミ
問題形式なら、どこが分かってないかも明確になりますね。
佐藤メバル
そうなんです。相振りで出やすい局面を厳選しているので、全問解けば対局での反応が確実に速くなりますよ。
文庫サイズで持ち歩きやすいのもいいですね。

定跡相振り飛車 (パーフェクトシリーズ)
小林健二 著|マイナビ出版(日本将棋連盟)
¥1,320(税込)
小林健二氏による『定跡相振り飛車』。パーフェクトシリーズらしく、相振り飛車で必要な定跡を体系的にまとめています。222ページの中に、基本となる駒組みや囲い、戦型ごとの指し方がコンパクトに収められており、辞書的に使えるのが魅力。定跡の確認という用途に特化しているので、実戦で「あれ?」となった局面を調べるのにも便利です。基礎から確認したい人に安心の一冊です。
こんな人におすすめ
相振り飛車の定跡を一冊にまとめて確認したい人。基本を反復して身につけたい級位者から、手順を復習したい中級者まで。
良い点
- 定跡を体系的に整理
- 辞書的に使いやすい
- 基礎の確認に最適
気になる点
- 発売から時間が経っている
- 力戦の考え方は少なめ
- 通読より参照向き
出版社
マイナビ出版(日本将棋連盟)
発売日
1998年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車って戦型が多くて、自分が指すときにどの定跡を見ればいいのか迷います。
佐藤メバル
小林健二氏の『定跡相振り飛車』は、そういうときの辞書にぴったりです。パーフェクトシリーズとして、相振りの基本定跡を体系的に整理しています。
実戦で困った局面を引いて確認する使い方もできますよ。
橘ナナミ
なるほど。全ページを覚える必要はなくて、必要なときに引く感じですね。
佐藤メバル
そうですね。もちろん基礎から通読してもいいですが、特に「あの形はどう指すんだっけ?」という復習に力を発揮します。
駒組みの確認用として手元に置きたい一冊です。

わかる! 勝てる!! 現代相振り飛車 (マイナビ将棋BOOKS)
高崎一生 著|マイナビ出版
高崎一生六段が、新時代の相振り飛車を切り開く意欲作。従来の「3手目▲6六歩」型が主流でなくなった理由を序章で解きほぐし、メインテーマに「3手目▲7五歩」と「3手目▲6八飛」を設定。流行の石田流・角道オープン四間飛車から始まるスピード感を、詳細な解説で味わえます。第3章では相振り中飛車や端歩の考え方にも言及し、角道を止めない相振り飛車の全体像をつかめるようになっています。
こんな人におすすめ
現代の相振り飛車を学びたい中級者以上。角道オープンの戦い方を知り、従来の定跡との違いも整理したい振り飛車党に。
良い点
- 最先端のテーマを扱う
- 序章の説明が分かりやすい
- 石田流と四間飛車を両方学べる
気になる点
- 上級者向けの内容
- 基本を学ぶには難易度高め
- 電子版は固定レイアウト
出版社
マイナビ出版
発売日
2015年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車も、最近は角道を止めない形が主流だと聞きました。どう変わったんでしょう?
佐藤メバル
高崎一生六段の『わかる!勝てる!!現代相振り飛車』は冒頭で、昔の3手目▲6六歩型がなぜ減ったかを説明してくれます。
そのうえで3手目▲7五歩と▲6八飛をメインテーマに、最新の相振りを徹底解説。まさに新時代を先取りした内容ですね。
橘ナナミ
なるほど。昔の形を知らないと、今の主流の良さも分からないんですね。
佐藤メバル
その通りです。本書では流行の石田流と角道オープン四間飛車から入る相振りを扱っており、スピード感も学べます。
第3章の中飛車や端歩の話も面白いですよ。

早分かり 相振り飛車定跡ガイド (マイナビ将棋BOOKS)
所司和晴 著|マイナビ出版
「定跡伝道師」の異名を持つ所司和晴七段による、相振り飛車の定跡ガイド。飛車を振る場所ごとに7章に分け、向かい飛車対三間飛車、相向かい飛車、相三間飛車、三間飛車対向かい飛車、角道オープン四間飛車対振り飛車、中飛車対三間飛車、中飛車対向かい飛車と、主要な戦型を幅広くカバー。幅広い相振り定跡をまんべんなく確認したい人にうってつけです。序盤で何を指せばいいか分からない局面を減らせるでしょう。
こんな人におすすめ
相振り飛車の戦型別定跡を一通り確認したい人。先手・後手どちらの立場にも偏らない解説を求めている中級者に。
良い点
- 7章立てで網羅性が高い
- 先後どちらにも肩入れしない
- 最新手順を整理
気になる点
- 情報量が多い
- 入門者には重いかも
- 電子版は固定レイアウト
出版社
マイナビ出版
発売日
2014年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車にもいろんな戦型がありますよね。まず全体像を知りたいんですが、何かいい本はありますか?
佐藤メバル
所司和晴七段の『早分かり 相振り飛車定跡ガイド』がぴったりです。飛車を振る場所によって7つの章に分けて、主要な相振り戦型をまんべんなく解説しています。
本書は『早分かりシリーズ』の第5弾で、求道的な内容で支持されてきました。
橘ナナミ
7章もあると、読みたい戦型だけ選んで確認できそうですね。
佐藤メバル
その通りです。各章が戦型別にまとまっているので、実戦で出た形に合わせて読むこともできます。流行の角道オープン四間飛車との戦い方も収録されているのがポイントですね。

将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)
上野裕和 著|マイナビ出版
上野裕和五段による『将棋・序盤完全ガイド』シリーズ第3弾。第1部の基礎知識、第2部の歴史、第3部の4つの戦法解説という構成で、相振り飛車の「そもそも」から最新形までを大づかみにできます。基本の駒組みと全体像を、歴史をさかのぼって理解できるのがこのシリーズの真骨頂。“相振り飛車って何?”という言葉から始まるので、入門者にも優しい設計です。通読すれば、次に進むべき戦術書も自然と見えてきます。
こんな人におすすめ
相振り飛車に初めて触れる人、全体像と歴史背景を知ってから実戦に臨みたい読者。入門からの第一歩として最適。
良い点
- 基礎から歴史まで体系的
- 入門者にやさしい構成
- 4つの戦法を整理
気になる点
- 最新細部の網羅ではない
- 上級者には基礎が中心
- 電子版は固定レイアウト
出版社
マイナビ出版
発売日
2017年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車の定跡の前に、そもそもどういう戦型か知りたいんです。入門にいい本はありますか?
佐藤メバル
上野裕和五段の『将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編』がおすすめです。第1部で基礎知識、第2部で歴史、第3部で代表的な4つの戦法を解説するので、相振り飛車の全体像を楽しくつかめます。
『相振り飛車って何ですか?』という導入から始まる親切な作りですね。
橘ナナミ
歴史から学ぶと、なぜ今の形になっているか分かって覚えやすいですよね。
佐藤メバル
そうなんです。ただ手順を並べるのではなく、進化の流れを説明してくれるので、記憶に残りやすいんですよ。
まずはこの本で土台を作ってから、細かい戦術書に進むといいでしょう。

相振り飛車の教科書
杉本昌隆 著|マイナビ出版(日本将棋連盟発行)
『将棋の教科書シリーズ』第5弾。日本将棋連盟が初段までの道のりをサポートするシリーズだけに、相振り飛車の基本的な考え方から中・終盤のポイント、菅井流対策までを幅広くカバー。著者は『相振り革命』シリーズで知られる杉本昌隆七段で、「私自身、相振りの固定観念を払拭し、原点に戻って解説した」という言葉が内容を物語っています。美濃囲い・金無双での戦い方を詳しく取り上げ、なんとなく指して作戦負けしている人に手を差し伸べてくれる一冊です。
こんな人におすすめ
相振り飛車をこれから始める人や、作戦負けに悩む級位者。初段を目指すうえで、相振りの基礎を教科書的に学びたい読者に。
良い点
- 基本から中終盤まで網羅
- 菅井流対策も収録
- 教科書シリーズで安心感
気になる点
- 電子版は固定レイアウト
- 上級者には物足りない
- 基礎重視の内容
出版社
マイナビ出版(日本将棋連盟発行)
発売日
2013年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車を指しても、いつも作戦負けしている気がします。教科書みたいに順番に学べる本はないですか?
佐藤メバル
杉本昌隆七段の『相振り飛車の教科書』は、まさにそのためにある一冊です。基本的な考え方から中・終盤のポイント、菅井流対策までをカバーし、相振り飛車を指し始めたい人を初段まで導いてくれます。
橘ナナミ
『相振り革命』の著者でもありますよね。その人が原点に戻って解説すると聞くと、安心できます。
佐藤メバル
そうですね。美濃囲いや金無双の戦い方を詳しく解説しているので、振り飛車党が慣れている形で相振りを考えられるようになります。
作戦負けを減らすための教科書として頼れる一冊です。

これだけで勝てる 相振り飛車のコツ (マイナビ将棋BOOKS)
大平武洋 著|マイナビ出版
¥1,694(税込)
大平武洋氏による『これだけで勝てる』シリーズの相振り飛車版。第1章で相振り全体に通じる「三つのコツ」を示し、第2章以降で▲6六歩型、▲7五歩型、その他の形を手順付きで解説。第5章では四つの囲いの特徴、第6章では覚えておきたい手筋と、実戦で必要な要素を一冊に凝縮しています。“ざっくりわかる”をコンセプトに、相振りの要点を効率よく学べるのが魅力。忙しいけど勝てるようになりたい人にぴったりです。
こんな人におすすめ
相振り飛車のコツを短時間で身につけたい級位者。難しい定跡よりも、実戦で使える要点を手早く学びたい人に。
良い点
- 三つのコツがすぐ使える
- 囲いと手筋も整理
- コンパクトに要点を集約
気になる点
- 細かい最新定跡は少なめ
- 基礎知識は前提になる
- 上級者には物足りない
出版社
マイナビ出版
発売日
2017年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車って覚えることが多くて、とても全部は無理そうだと思っています。
佐藤メバル
大平武洋氏の『これだけで勝てる 相振り飛車のコツ』は、そういう人向けです。まず第1章で相振り全体に通じる三つのコツを解説して、第2章からは手順を追っていく構成。
ざっくり要点がつかめる『これだけで勝てる』シリーズの一冊ですね。
橘ナナミ
三つのコツを押さえるだけでも、だいぶ違いますか?
佐藤メバル
違いますよ。そのうえで四つの囲いの特徴や覚えておきたい手筋もまとめてあるので、実戦で「何をすればいいか」を思い出しやすくなります。
まずは一冊をパッと読んで、すぐ将棋に活かしたい人に最適です。

よくわかる相振り飛車 (マイナビ将棋BOOKS)
伊藤真吾 著|マイナビ出版
伊藤真吾四段による『よくわかるシリーズ』第5弾。向かい飛車対三間飛車、相向かい飛車、先手三間飛車、先手四間飛車、その他の相振り飛車と、基本的な戦型を駒組みから中盤まで丁寧に解説。図面を多めに使うことで級位者にも分かりやすく、初心者がつまずきやすい「戦いの起こり方」までフォローしています。相振り飛車が得意になれば、現代的な振り飛車を指すうえで大きな武器になるという視点で書かれているのも嬉しいところです。
こんな人におすすめ
相振り飛車の基本を図面を追いながら学びたい級位者・初級者。戦型ごとの流れを一通り確認し、実戦向きの感覚を養いたい読者に。
良い点
- 図面が多くて親切
- 主要戦型を網羅
- 級位者向けの難易度
気になる点
- 最新定跡の掘り下げは控えめ
- 電子版は固定レイアウト
- 上級者には基礎中心
出版社
マイナビ出版
発売日
2011年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
私はまだ級位者で、盤面の変化を頭の中で追うのが苦手です。図が多めの本はないですか?
佐藤メバル
伊藤真吾四段の『よくわかる相振り飛車』がいいですね。級位者でも分かるように図面を多く使い、向かい飛車対三間飛車から先手三間・四間まで、駒組みから中盤までを丁寧に解説しています。『よくわかるシリーズ』の第5弾です。
橘ナナミ
図面が多いと、本を読みながら盤に並べる手間も減って助かります。
佐藤メバル
そうなんです。しかも相振りが得意になると、現代的な振り飛車を指す上での武器になると解説されているので、モチベーションも上がりますよ。
まずは一通り流れをつかみたい人にぴったりです。

相振り飛車にツヨくなれ: この一冊でパーフェクト (週将ブックス)
小林健二 著|(株)マイナビ出版
小林健二氏が週将ブックスから出した相振り飛車の指南書。『この一冊でパーフェクト』というタイトルは、相振り飛車に必要な知識を効率よく学べる構成を約束しています。214ページという厚さの中で、基本となる考え方から実戦的な応用までを一通り確認でき、手元に置いて何度も読み返すのに向いています。全体を俯瞰できる一冊として、相振り飛車の学習を始める人や、自分の指し方を見直したい人に幅広くすすめられます。
こんな人におすすめ
相振り飛車を一冊で総復習したい人。週将ブックスの読みやすさを活かして、実戦前に通読したい級位者・中級者に。
良い点
- 一冊で全体を総復習
- 実戦的視点がある
- 手元に置きやすいボリューム
気になる点
- 特定戦型の網羅は目的外
- 最新研究のカバーは他書に譲る
- じっくり読む時間が必要
出版社
(株)マイナビ出版
発売日
1988年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車の本を何冊も買うのは大変なので、まず一冊に絞りたいです。
佐藤メバル
小林健二氏の『相振り飛車にツヨくなれ』は、タイトルにある通り「この一冊でパーフェクト」を掲げた週将ブックスの本です。
214ページの中で相振り飛車の全体像をつかめるので、最初の一冊にするとその後が楽になりますよ。
橘ナナミ
全体像を一冊でつかめるのはありがたいです。でも、細かい定跡までカバーできるんですか?
佐藤メバル
特定の戦型を掘り下げるというより、相振りを指すうえでの考え方や実戦的なポイントを満遍なく押さえた作りです。
だからこそ、ここで大枠を理解してから、気になる戦型の専門書へ進むのがおすすめですね。

実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方 (マイナビ将棋BOOKS)
池永天志 著|マイナビ出版
池永天志氏による、棋士・女流棋士の実戦を題材にした相振り戦術書。駒組みの方針、攻めの急所、受けの技術、部分的な手筋といった相振りのエッセンスを、一局の中から学べる構成です。「相振り飛車にチャレンジしたい居飛車党」にも「相振りが苦手な振り飛車党」にもすすめたいと著者が語る通り、立場を問わず読めるのが魅力。実戦の流れの中で考え方を身につけたい人に最適です。
こんな人におすすめ
実戦的な勝ち方、負けない考え方を学びたい中級者。居飛車から相振りに挑戦したい人や、相振りが苦手な振り飛車党にも。
良い点
- 実戦譜から学べる
- 攻め・受け・手筋が一括
- 対象読者が幅広い
気になる点
- 棋譜を追う必要がある
- 電子版は固定レイアウト
- 定跡の網羅は目的外
出版社
マイナビ出版
発売日
2025年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
定跡を覚えても、実際の対局でどう使うか分からないことが多いです。
佐藤メバル
池永天志氏の『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』は、棋士・女流棋士の実戦を題材にしているので、まさにその使い方が分かります。
駒組みの方針、攻めの急所、受けの技術、手筋を、一局の流れの中で解説してくれますよ。
橘ナナミ
実戦例だと、本で見た手がどう役立つかまでイメージできますね。
佐藤メバル
そうなんです。しかも相振りにチャレンジしたい居飛車党にも、苦手な振り飛車党にも読んでほしいという内容です。
実戦感覚を磨きたい人にはうってつけですね。

相振り飛車で勝つための18の心得 (マイナビ将棋BOOKS)
安用寺孝功 著|マイナビ出版
安用寺孝功氏による相振り飛車の思考法を重視した一冊。細かな定跡手順の暗記よりも、基本となる考え方を身につけることを主眼に、プロ・アマでもっとも多い向かい飛車対三間飛車と相三間飛車に絞って解説しています。具体例を通して「心得」を学ぶスタイルなので、似た局面に遭遇したときに応用が利くのが特徴。相振り飛車で「どう考えればいいか」を武器にしたい振り飛車党にすすめたい内容です。
こんな人におすすめ
相振り飛車の考え方・指し方を原則から学びたい中級者。手順を暗記するより、応用の利く感覚を身につけたい人に。
良い点
- 心得で応用力がつく
- 頻出戦型に絞って解説
- 暗記に頼らない
気になる点
- 対象戦型が2つに限定
- 級位者にはやや難易度高め
- 最新手順の網羅ではない
出版社
マイナビ出版
発売日
2017年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
定跡手順を覚えても、ちょっと違う形になると分からなくなってしまいます。
佐藤メバル
安用寺孝功氏の『相振り飛車で勝つための18の心得』は、手順の暗記ではなく考え方を身につけることを重視しています。
プロ・アマ問わず多い向かい飛車対三間飛車と相三間飛車に絞り、心得を具体例で解説しているので、応用が利きやすいですよ。
橘ナナミ
なるほど。「この局面はこう指す」ではなく、なぜそう指すのかが分かるようになるんですね。
佐藤メバル
そうです。ひとつひとつの心得を意識しながら指せば、未知の局面でも自分で手を選べるようになります。個々の定跡への依存から卒業したい中級者にぴったりですね。

マイコミ将棋BOOKS 相振りレボリューション
杉本昌隆 著|毎日コミュニケーションズ
杉本昌隆七段が『相振り革命』シリーズの最新作として送り出す一冊。最近の三間飛車増加を反映して相三間を中心に、三間飛車対向かい飛車や後手の秘策△5五角作戦など、実戦で試したくなる変化を集めています。局面を先手の視点と後手の視点に分けて解説するという工夫も特徴的で、どちら側を持っても使える構成。シリーズの流れの中で相振り飛車の進化を体感したい人に向いています。
こんな人におすすめ
相振り飛車の新しい変化を学びたい中級者以上。三間飛車を中心に、先手・後手どちらの立場も研究したい振り飛車党に。
良い点
- 相三間を中心に最新研究
- 先手・後手両視点で解説
- 試したくなる秘策が満載
気になる点
- シリーズ既読者向けの面もある
- 情報量が多く大変
- 上級者向けの内容
出版社
毎日コミュニケーションズ
発売日
2010年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車にも時代ごとの流行があるんですね。最新の形を知りたいです。
佐藤メバル
杉本昌隆七段の『相振りレボリューション』は、相振り飛車に革命を起こしたシリーズの最新作です。最近は三間飛車が増えているので、相三間を中心に、三間飛車対向かい飛車や△5五角作戦など魅力的な変化を集めています。
橘ナナミ
先手から見た手順と後手から見た手順が両方あると、どちらを持っても使えそうですね。
佐藤メバル
そうなんです。局面を先手の視点と後手の視点に分けて解説しているので、片方だけの理解になりません。独特の工夫が詰まった一冊ですよ。

相振り革命: 相振り飛車の極意 (MYCOM将棋文庫 12)
杉本昌隆 著|(株)マイナビ出版
¥201(税込)
杉本昌隆七段が相振り飛車専門書として世に送り出した一冊。冒頭で金無双、矢倉、穴熊など代表的な囲いを細かく分析しているのが大きな特徴で、基本定跡を覚えるだけでなく、相振り飛車独特の戦略まで学べます。文庫版として読みやすい『MYCOM将棋文庫』の一冊で、相振りを本格的に研究したい人が今も立ち返るべき古典といえます。『相振りレボリューション』へと続く入り口としてもおすすめです。
こんな人におすすめ
相振り飛車の基本原理と戦略を深く理解したい人。杉本昌隆の相振り理論を文庫で通読し、シリーズ全体の出発点を押さえたい読者に。
良い点
- 囲いの分析が詳細
- 基本定跡と戦略を両方学べる
- 文庫で読みやすい
気になる点
- 発行から時間が経っている
- 現代の流行とは差がある
- 入門者には難しく感じる
出版社
(株)マイナビ出版
発売日
2003年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
杉本昌隆七段の相振り本はいくつかありますけど、最初に読むならどれですか?
佐藤メバル
『相振り革命』が原点ですね。名著『MYCOM将棋文庫』で読める、相振り飛車専門の画期的な一冊です。冒頭で金無双や矢倉、穴熊といった囲いを細かく分析し、基本定跡だけでなく相振り独特の戦略まで扱っています。
橘ナナミ
囲いの分析から始まるのは、基礎をしっかり固めたい自分に合ってそうです。
佐藤メバル
そうでしょう。後に出る『相振りレボリューション』とあわせて読むと、杉本七段の相振り理論の流れが見えてきます。
まずはこの一冊で相振りの土台を味わってみてください。

相振り飛車の正体
宮崎国夫 著|木本書店
¥3,960(税込)
宮崎国夫氏による、相振り飛車の本質を問う一冊。木本書店から刊行され、286ページの厚さでじっくり読み込ませます。定跡の羅列ではなく、相振り飛車がどういう構造で、どこに勝負どころがあるのかを掘り下げた内容とみられ、タイトルの『正体』にふさわしい分析志向。他の実用書とは一線を画す視点で、相振りを研究したい人に刺激を与えてくれるでしょう。読み応えのある専門書です。
こんな人におすすめ
相振り飛車の理論を知りたい上級者・指導者。実用書とは違う切り口で、戦法の背景まで深く理解したい人に。
良い点
- 厚さのある本格的な内容
- 理論的に考察している
- 他の実用書と差別化
気になる点
- 初心者向きではない
- 手順の解説は控えめ
- 通読に時間がかかる
出版社
木本書店
発売日
2000年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車の本はやさしいものが多いですね。もう少し深い分析が読みたい場合はどうすれば?
佐藤メバル
そんなときは宮崎国夫氏の『相振り飛車の正体』がいいかもしれません。木本書店から出ている286ページの一冊で、タイトルの通り相振り飛車の本質に迫ろうとする内容です。
実戦手順だけでなく、戦形そのものを考察したい人向けですね。
橘ナナミ
なんだか他の相振り本と雰囲気が違いますね。読み応えがありそうです。
佐藤メバル
はい。体系立った入門書とは一線を画す、研究家向けのテイストです。じっくり取り組める時間を作ってから読みたい一冊ですね。

相振り福音書: 万能向かい飛車 菅井流破りetc
中平寧 著
富山県在住のアマ五段・中平寧氏による、コンパクトながら濃い内容の相振り解説書。第1章では菅井竜也プロが一世を風靡した菅井流への対抗策をまとめ、終盤までアクセル全開で進む勇気が必要な破り方を公開。第2章では先手向かい飛車+金無双の古風な形から、現代感覚の斬新な手を解説します。39ページの中に秘匿手順が詰まった、監修に野原未蘭女流プロも加わったマニア向けの一冊です。
こんな人におすすめ
菅井流対策を知りたい相振り飛車党、特定テーマを深掘りしたい中級者以上。短時間で読めるが研究材料を求めている読者に。
良い点
- 菅井流破りを収録
- 短編で読み切れる
- アマ強豪の独自研究
気になる点
- 対象局面が限定的
- 39ページと情報量少なめ
- 最新の定跡書ではない
出版社
詳細情報なし
発売日
2021年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
菅井流って、相振り飛車を指す上でよく聞くけど、なかなか対策が難しいんですよね。
佐藤メバル
中平寧氏の『相振り福音書』は、その菅井流破りをテーマにした一冊です。菅井竜也プロが一世を風靡した流れに対して、終盤まで攻め続ける勇気が必要な秘匿手順を公開しているのが圧巻ですね。
第2章では向かい飛車+金無双の現代的な指し方も解説しています。
橘ナナミ
39ページに詰まっているなら、集中して研究できそうです。
佐藤メバル
そうですね。富山県のアマ強豪ならではの踏み込んだ内容で、監修に野原未蘭女流プロも参加しています。特定テーマを深掘りしたい人向けです。

1手ずつ解説する相振り中飛車 (マイナビ将棋BOOKS)
戸辺誠 著|マイナビ出版
¥1,848(税込)
戸辺誠七段による『1手ずつ解説する』シリーズ最新作。テーマは相振り中飛車です。対居飛車の勉強はしているけど相振りはなんとなく指しているという中飛車党に向け、相振り特有の急所を複数解説。相振り中飛車のセオリーを押さえれば未知の局面でも手が選べるようになります。著者はシリーズの『先手中飛車』『ゴキゲン中飛車』も執筆しているだけに、中飛車まわりの知識を一貫して積み上げられるのが魅力です。
こんな人におすすめ
中飛車を指していて相振りが苦手な人。対居飛車は勉強済みでも相振りの手順があいまいな中級者に。
良い点
- 1手ずつ丁寧に解説
- 中飛車党の弱点を補強
- シリーズ既読者にも最適
気になる点
- 中飛車以外には不向き
- 棋譜を追う必要がある
- 上級者には基礎中心
出版社
マイナビ出版
発売日
2024年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
私は中飛車を指すんですが、相振りになった途端に手が分からなくなります。
佐藤メバル
その悩みに応えるのが戸辺誠七段の『1手ずつ解説する相振り中飛車』です。対居飛車は勉強しても、相振りはなんとなく、という中飛車党に向けて、相振り中飛車の急所を1手ずつ解説しています。
橘ナナミ
シリーズの先手中飛車やゴキゲン中飛車も読んでいたら、関連付けて学べそうですね。
佐藤メバル
そうなんです。戸辺七段が本シリーズで中飛車を体系的に解説してきた流れがあるので、併せて読むと中飛車全体の理解が深まります。
相振りの苦手意識を克服したい人にぴったりですよ。

角交換相振り飛車 徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS)
杉本昌隆 著|マイナビ出版
¥1,694(税込)
杉本昌隆七段による、角交換相振り飛車に特化した徹底ガイド。角を交換して形を限定することで、複雑な相振りでも常に自分の土俵で戦えると提案します。角道オープン系の振り飛車が全盛の今、自分からこの形に持ち込めるのも魅力。相居飛車の▲4八金・2九飛型の優秀性が▲6八金・8九飛型として最先端になったという解説など、読み応えのあるテーマが並びます。この戦型を選ぶための知識を詰め込みたい方に。
こんな人におすすめ
相振り飛車が複雑で困っている人、迷いを減らしたい中級者。角交換型の戦いを一から体系的に学びたい振り飛車党に。
良い点
- 角交換型に絞って徹底解説
- 形を限定して学べる
- 最先端のテーマも収録
気になる点
- 角交換型に特化
- 前提知識が必要
- 情報量が多い
出版社
マイナビ出版
発売日
2019年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車は戦型が多くて、どうしても迷いが生まれます。何かスッキリした戦い方はないですか?
佐藤メバル
杉本昌隆七段の『角交換相振り飛車 徹底ガイド』は、角を交換して形を限定する戦い方を提案しています。角交換型なら自分の土俵で戦えるので、相手の作戦に振り回されにくくなりますよ。
橘ナナミ
角交換すると形がすっきりして、覚える範囲も絞れそうですね。
佐藤メバル
その通りです。しかも、相居飛車で優秀とされる▲4八金・2九飛型が相振りにも応用されている、という最先端の話にも触れられます。
迷いを断ち切りたい中級者にすすめたい一冊です。

これが決定版!相中飛車徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS)
杉本昌隆 著|マイナビ出版
杉本昌隆七段による『相中飛車徹底ガイド』。先手中飛車に対して後手も中飛車で対抗する相中飛車に特化し、中飛車党のための決定版と銘打った内容です。中飛車の対抗手段として使うこともでき、後手番で中飛車を採用したい人にも即戦力になります。“相中飛車”という一つの戦型に絞ることで、基本形から細かな変化までを整理して学べるのが大きな強み。中飛車の引き出しを増やしたい人に手に取ってほしい一冊です。
こんな人におすすめ
中飛車を指す機会の多い人、相手の中飛車に対抗する手段を探している人。相中飛車の定跡を体系的に学びたい中級者に。
良い点
- 相中飛車に特化
- 後手番の対策にもなる
- 中飛車党に即戦力
気になる点
- 中飛車戦以外には適用しない
- 基礎知識が前提
- 電子版は固定レイアウト
出版社
マイナビ出版
発売日
2017年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
先手が中飛車できたとき、自分も中飛車で向かい合う相中飛車って面白そうです。
佐藤メバル
杉本昌隆七段の『これが決定版!相中飛車徹底ガイド』は、まさにその相中飛車に特化した戦術書です。先手中飛車に対して後手も中飛車に振る形を解説していて、中飛車党にはもちろん、相手の中飛車対策を探している人にも役立ちますよ。
橘ナナミ
一つの戦型に絞っているからこそ、基本から変化まで整理できそうですね。
佐藤メバル
そうですね。相中飛車の定跡が体系的にまとまっているので、実戦で遭遇したときに強い味方になってくれます。
中飛車の引き出しを増やしたい人におすすめです。

石田流を指しこなす本: 相振り飛車編 (最強将棋21 #)
戸辺誠 著|浅川書房
¥1,540(税込)
戸辺誠氏による、石田流を相振り飛車で指しこなすための一冊。『最強将棋21』シリーズから刊行され、石田流と相振り飛車を結びつけたテーマが特徴です。239ページの中で、石田流特有の捌きや攻めの感覚を相振りの局面にどう応用するかを学べます。石田流ファンが相振りに挑戦するときの橋渡し役になる一冊で、すでに石田流を指している人にも新たな発見があるでしょう。
こんな人におすすめ
石田流を指しているけど相振りは苦手という人。戸辺誠の将棋に興味がある読者や、石田流の応用力を高めたい中級者に。
良い点
- 石田流と相振りを結びつける
- 指しこなしの視点で解説
- 239ページの充実内容
気になる点
- 石田流の知識が前提
- 相振り全体の入門ではない
- 対象が石田流中心に限られる
出版社
浅川書房
発売日
2015年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
僕は石田流を指したいんですが、相振りになったときの指し方が分かりません。
佐藤メバル
戸辺誠氏の『石田流を指しこなす本 相振り飛車編』がまさにそのためにあります。石田流特有の捌きや攻めの感覚を、相振りの局面でどう活かすかに焦点を当てた一冊です。
『最強将棋21』シリーズらしく、じっくり指しこなしを学べますよ。
橘ナナミ
石田流の知識を相振りに応用できるんですね。相振りが別物に感じなくなります。
佐藤メバル
そうなんです。石田流の持ち味を知っている人なら、相振りでもその攻め味を発揮できます。石田流ファンが次の一歩として読むのにぴったりの内容です。

破壊力抜群!相振り向かい飛車2 里見流・棒銀対策編
香坂まくり 著|Independently published
¥1,680(税込)
将棋系Vtuberで元奨励会員の香坂まくり氏が書いた、相振り向かい飛車の対策書。第2弾でテーマは里見流・棒銀対策。実際によく現れる対三間飛車を取り扱い、遭遇率の高い対策をしぼって解説します。表紙はかわいいけれど中身は超硬派というキャッチの通り、実戦的な手順を中心に学べます。後半は盤面を反転させて後手番視点で読めるのも親切。相振りを得意戦法にしたい人におすすめです。
こんな人におすすめ
相振りで出会う里見流・棒銀に困っている人、実戦的な対策を短時間で身につけたい中級者。将棋系Vtuberに興味がある読者にも。
良い点
- 遭遇率の高い対策に絞る
- 後手番視点の盤面反転収録
- 実践的な対策が満載
気になる点
- テーマが限定的
- 相振り全体の解説ではない
- 独自出版のため取り扱いが限定的
出版社
Independently published
発売日
2025年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振りで里見流や棒銀に出会うと、あっという間に攻め込まれてしまいます。対策が知りたいです。
佐藤メバル
香坂まくり氏の『破壊力抜群!相振り向かい飛車2 里見流・棒銀対策編』は、まさにそのための本です。将棋系Vtuberで元奨励会員でもある著者が、相振りで頻出の里見流と棒銀への対策を解説しています。
かわいい表紙からは想像できない硬派な内容ですよ。
橘ナナミ
対三間飛車に絞ってくれているなら、すぐ実戦で試せそうですね。
佐藤メバル
はい。後半では盤面を反転して後手番視点で読めるのもポイント。同じ本で先手後手両方の感覚を養えます。相振りの苦手を得意に変えたい人におすすめです。

鈴木流相振り飛車 (振り飛車新世紀 5)
鈴木大介 著|(株)マイナビ出版
鈴木大介氏による『鈴木流相振り飛車』。『振り飛車新世紀』シリーズの第5巻として、鈴木流と呼ばれる独自の相振り飛車をまとめた内容です。223ページのボリュームで、基本的な駒組みから応用までを通して学べる構成。振り飛車の新しい可能性を求める読者に響く一冊です。既存の入門書とはひと味違う、個性ある指し方を知りたい人に向いています。
こんな人におすすめ
相振り飛車を独自の視点で研究したい中級者以上。鈴木大介氏の将棋や『振り飛車新世紀』シリーズに興味がある読者に。
良い点
- 鈴木流の独自性を学べる
- シリーズ第5巻で価値が高い
- 個性的な指し方のヒント
気になる点
- 入門者には難しく感じる
- 一般的な定跡書とは違う視点
- 通読には根気がいる
出版社
(株)マイナビ出版
発売日
1998年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
相振り飛車の本はだいたい同じ指し方に見えてしまうんですが、個性的な本はありますか?
佐藤メバル
鈴木大介氏の『鈴木流相振り飛車』は、『振り飛車新世紀』シリーズの第5巻です。タイトルからも分かる通り、鈴木氏の独自の相振り飛車をまとめています。
223ページの中に、個性あふれる指し回しを学べる内容がありますよ。
橘ナナミ
自分の将棋に個性を出したいので、一般的な定跡とは違う視点は魅力的です。
佐藤メバル
そうですね。既存の相振り定跡を覚えるのも大事ですが、一人の棋士の世界観に触れると指し方の幅が広がります。
相振りを研究している中級者以上にぜひ読んでほしい一冊です。
競合が押さえる定番書と最新研究の優先度
橘ナナミ
相振り飛車の本は何冊も出ていますけど、まず外せない定番って何ですか?
佐藤メバル
やはり藤井猛九段の『相振り飛車を指しこなす本』全4巻は金字塔だね。1巻で基本的な考え方、2巻以降で戦型別の詳細を解説している。今でも通用する考え方が多いから、まず1冊目に読む価値は十分ある。ただし、出版から時間が経っているので、最新の角道オープン型や中飛車左穴熊などはカバーしきれていない。その点は『徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14』で補うといい。
橘ナナミ
やっぱり古さは気になります。
佐藤メバル
そう。特に現代は角交換振り飛車や中飛車左穴熊が主流になりつつある。『角交換相振り飛車 徹底ガイド』は杉本昌隆七段が最先端の角交換型を解説していて、まさに今の相振りに合っている。『対振り革命 中飛車左穴熊』も中飛車党には必読だよ。
級位者・有段者で推奨本はこう分かれる
橘ナナミ
初心者と上級者で、おすすめの本がはっきり分かれますか?
佐藤メバル
そうだね。級位者には、まず『相振り飛車 基本のキ』『よくわかる相振り飛車』『将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編』が鉄板。どれも図解が豊富で、前提知識がなくても読み進められる。特に『将棋・序盤完全ガイド』は「相振り飛車って何ですか?」から始まるから、まったくの初心者でも安心だよ。
橘ナナミ
有段者はどうですか?
佐藤メバル
有段者なら『徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14』で最新研究をインプットし、『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』で実戦感覚を磨くのがおすすめ。『相振り飛車で勝つための18の心得』は細かな手順よりも考え方を重視しているから、自分の判断力を高めたい人に向いている。
実戦譜・名局集で「読む→並べる→真似る」学習法
橘ナナミ
実戦譜や名局集って、どう使うのが効果的ですか?
佐藤メバル
解説を読んで終わりにせず、実際に盤に並べて「なぜこの手を指したのか」を追体験するのが大事だ。『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』はプロの実戦から駒組み、攻め、受けのポイントを学べるから、並べるのにぴったり。『相振り飛車名局集』は古今東西の名局を集めているから、相振りの歴史を学びながら棋士の考え方にも触れられる。
橘ナナミ
なるほど。読みっぱなしではダメなんですね。
佐藤メバル
そう。棋書は読んだら終わりではなく、繰り返し並べて自分の血肉にするものだ。特に相振り飛車は自由度が高いからこそ、実戦例からパターンを学ぶのが近道なんだよ。
古典書でも「考え方」は今に通じる
橘ナナミ
昔の本は今読む価値がないのでしょうか?
佐藤メバル
そんなことはない。例えば宮崎国夫著『相振り飛車の正体』は絶版に近いけど、相振りの本質を突いた名著で、今でも読む価値は十分ある。小林健二の『定跡相振り飛車』も基本的な定跡をしっかり解説していて、土台作りに役立つ。大事なのは「古いから使えない」と切り捨てず、考え方を学ぶつもりで読むことだね。
よくある質問
相振り飛車の本で最初に読むべき一冊は?
橘ナナミ
相振り飛車の本で最初に読むべき一冊はについて教えてください。
佐藤メバル
『将棋・序盤完全ガイド 相振り飛車編』が初心者には最適です。相振りとは何かから丁寧に解説され、歴史を交えながら4つの戦法を一通り学べるので、全体像をつかむのにぴったりです。
藤井猛「相振り飛車を指しこなす本」は今でも通用する?
橘ナナミ
藤井猛「相振り飛車を指しこなす本」は今でも通用するについて教えてください。
佐藤メバル
基本的な考え方や定跡のエッセンスは今でも通用します。特に『相振り飛車を指しこなす本』は理論的な基礎を固めるのに役立ちます。ただし、最新の角道オープン型や中飛車左穴熊などの研究は進んでいるので、最新の変化を知りたい場合は『徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14』などで補うのがおすすめです。
級位者・初心者におすすめの相振り飛車の本は?
橘ナナミ
級位者・初心者におすすめの相振り飛車の本はについて教えてください。
佐藤メバル
『よくわかる相振り飛車』や『相振り飛車 基本のキ』がおすすめです。どちらも図が多く、駒組みから中盤までの基本を丁寧に説明しています。また、『ひと目の相振り飛車』は一問一答形式で楽しく学べます。
三間飛車・中飛車・四間飛車の相振りは何を読めばいい?
橘ナナミ
三間飛車・中飛車・四間飛車の相振りは何を読めばいいについて教えてください。
佐藤メバル
三間飛車なら『石田流を指しこなす本 相振り飛車編』、中飛車なら『1手ずつ解説する相振り中飛車』、四間飛車なら『角交換四間飛車最新ガイド』がそれぞれ対応しています。さらに、角交換型の相振りなら『角交換相振り飛車 徹底ガイド』を読めば戦型の幅が広がります。
相振り飛車の手筋を学ぶにはどの本がいい?
橘ナナミ
相振り飛車の手筋を学ぶにはどの本がいいについて教えてください。
佐藤メバル
『ひと目の相振り飛車』が一問一答形式で基本的な手筋を学べます。『必修!相振り戦の絶対手筋105』も手筋を網羅的に集めていて、実戦ですぐ使えるものばかりです。レベルが上がったら『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』で実戦的な手筋を学ぶのも良いでしょう。
最新の相振り飛車の定跡を学ぶための本は?
橘ナナミ
最新の相振り飛車の定跡を学ぶための本はについて教えてください。
佐藤メバル
『徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14』が最新の研究を反映しています。また、『わかる! 勝てる!! 現代相振り飛車』は角道を止めない新しい相振りの考え方を解説しており、現代の定跡を知るのに最適です。
Kindle Unlimitedで読める相振り飛車の棋書は?
橘ナナミ
Kindle Unlimitedで読める相振り飛車の棋書はについて教えてください。
佐藤メバル
時代によって対象は変わりますが、『相振り飛車で勝つための18の心得』『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』などがKindle Unlimitedの対象になったことがあります。電子書籍ストアで「Kindle Unlimited」の絞り込みをかけて探すのが確実です。
相振り飛車の実戦を学べる本・名局集はある?
橘ナナミ
相振り飛車の実戦を学べる本・名局集はあるについて教えてください。
佐藤メバル
『実戦で学ぶ相振り飛車の勝ち方』は棋士・女流棋士の実戦を題材にしたもので、相振りの実戦感覚を養えます。また『相振り飛車名局集』は歴代の名局を集めた本で、参考になる手順が満載です。
まとめ
橘ナナミ
相振り飛車の本って、本当にたくさんあって迷ってしまいますね。
佐藤メバル
でも、選び方がわかれば怖くないよ。最初は自分のレベルと目的に合った一冊から始めて、読んだら必ず実戦で試す。そして次の一冊で足りない部分を補う。これが上達の最短ルートだ。
橘ナナミ
なるほど。ちなみに佐藤さんが今一番注目している相振り飛車の本は何ですか?
佐藤メバル
そうだね。『徹底解明!相振り飛車の最重要テーマ14』と『角交換相振り飛車 徹底ガイド』は、現代の流行をしっかり押さえているから、これから相振りを極めたい人にはぜひ読んでほしい。
橘ナナミ
素人目線ですが、相振り飛車は「自由な将棋」というイメージがあります。
佐藤メバル
その通り。自由だからこそ、自分なりの指し方を確立しやすい。本を読んで基本を学び、そこから自分だけの相振り飛車を組み立てていく楽しさがあるんだ。
橘ナナミ
まるで、楽器で自由に演奏するために、まずは楽譜を読めるようになるのと似ていますね。
佐藤メバル
いい例えだ。相振り飛車の本は、その楽譜を読むための「教則本」みたいなもの。最初はゆっくりでも、繰り返し練習すれば、いつか自由にアドリブを効かせられるようになるよ。さあ、あなたもお気に入りの一冊を見つけて、相振り飛車の世界を楽しんでください。








