建築構造の本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】

監修

佐藤メバル

佐藤メバル

@shelfy_mebaru

編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ

橘ナナミ

@medias_nanami

編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。

最終更新: 2026年8月

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、建築構造の本を読みたいんですけど、どこから手をつければいいか迷ってます。構造って力学のイメージが強くて、難しそうだなと。

佐藤メバル

佐藤メバル

確かに最初は敷居が高く感じるよね。でも最近はイラストやQ&Aでやさしく解説した入門書が充実してるんだ。まずは図解でよく分かる建築構造入門(江尻憲泰)がおすすめだよ。力の概念から断面算定まで、豊富な図で流れがつかめる。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど!図が多いと安心します。でも、実務で使うとなるとまた違う本が必要ですよね?

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。実務向けなら最新版 建築構造の「なぜ」がわかる一問一答がベテラン構造設計者の視点で現場の判断を学べる。あるいはラクラク建築構造マニュアルはデザイナー向けにスラブや柱の細くするテクニックが満載だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

それ気になります!用途やレベルで選び方が変わるんですね。もう少し体系的に教えてほしいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

よし、じゃあ選び方のポイントを整理しよう。

建築構造の本の選び方

目的で選ぶ:基礎学習・実務参考・キャリア・教養

橘ナナミ

橘ナナミ

目的別にどんな本があるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

基礎学習なら先ほど挙げた図解でよく分かる建築構造入門ゼロからはじめる建築の「構造」入門が秀逸。実務参考には今さら聞けないQ&A 建築構造の基本攻略マニュアルがJSCA監修で信頼できる。キャリア形成には世界で一番おもしろい構造デザインが、日建設計のプロジェクト事例を通じて構造設計のやりがいを教えてくれる。教養として構造の面白さを知りたいなら、数式なしで読める建築の構造(サルバドリー)や文春新書のビルはなぜ建っているかなぜ壊れるかが入門に最適だよ。

レベルで選ぶ:初心者・中級・上級

橘ナナミ

橘ナナミ

自分がどのレベルかも判断基準になりそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そう。初心者はまず図説 やさしい建築一般構造世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造のような、イラスト主体で楽しく学べるものから。中級者には建築構造のしくみ(川口衛)や基礎シリーズ 建築構造力学入門で理論を固め、上級者は建築の構造設計(JSCA)や世界の構造デザインガイドブックIで実践的な知識を深めるといい。

形式で選ぶ:図解多め vs テキスト中心

橘ナナミ

橘ナナミ

図解が多い本と文字が多い本、どちらを選べばいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

最初は図解が多い方がイメージしやすい。ヤマダの木構造は数式なしで木構造の勘所を解説してくれる。テキスト中心でもしっかり理解したいなら図解 建築の構造と構法(岩下陽一)はコンパクトにまとまっていて、辞書的に使える。

用途で選ぶ:通読・辞書的参照・問題集

橘ナナミ

橘ナナミ

使い方でも選び方が変わるんですね。

佐藤メバル

佐藤メバル

通読用にはゼロからはじめる建築知識6 建築構造がやさしい語り口でおすすめ。辞書的に引きたいなら建築構造のわかる本(大成建設)や建築構造設計(初学者の建築講座)が項目ごとに整理されている。問題集として演習したいなら建築構造力学入門(元結正次郎)や実教出版の基礎シリーズが役立つよ。

材料で選ぶ:木造・RC造・S造・基礎

橘ナナミ

橘ナナミ

得意な構造材料に特化した本も欲しいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

木造なら力の流れがわかる木構造入門(山辺豊彦)が秀逸。RC造に特化したゼロからはじめる「RC造建築」入門、S造ならゼロからはじめる「S造建築」入門(いずれも原口秀昭)がQ&A形式でわかりやすい。混構造を学ぶには世界で一番楽しい建物できるまで図鑑が両方をカバーしている。

価格帯で選ぶ:コスパ重視・専門書

橘ナナミ

橘ナナミ

予算に応じた選び方も教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

安価で入門するなら文春新書のビルはなぜ建っているかなぜ壊れるかが69円で驚きのコスパ。一方、本格派は建築の構造設計(JSCA・5020円)や最高に楽しい建築構造入門 改訂版(3529円)といった高価格帯も、情報量は折り紙付きだ。

建築構造の本をひと目で比較

橘ナナミ

橘ナナミ

えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず

#画像名称おすすめ対象価格一言
1
図解でよく分かる建築構造入門
図解でよく分かる建築構造入門建築を学び始めた学生、構造設計の基礎を固めたい実務者。理解の浅いまま進んでしまった意匠設計者にも体系的に学び直す一冊として最適。¥2,420構造入門の決定版!図解で基礎から計算まで
2
ゼロからはじめる建築の「構造」入門
ゼロからはじめる建築の「構造」入門建築学科の1~2年生、独学で構造の全体像をつかみたい人。テスト前の復習や資格試験の基礎固めにも活用できる。¥2,420Q&Aでサクサク学べる初学者向け構造入門
3
今さら聞けない[Q&A] 建築構造の基本攻略マニュアル
今さら聞けない[Q&A] 建築構造の基本攻略マニュアル構造設計者と協働する意匠設計者、設備設計者、構造設計の新人が「知らなかった」を減らしたいときに最適。¥3,520実務者の素朴な疑問に答えるJSCA公式ガイド
4
図説 やさしい建築一般構造
図説 やさしい建築一般構造建築士試験を目指す学生や初学者、構造のイメージが湧かないという人。授業の副読本としても最適。¥3,080初学者にやさしい構造の基本テキスト
5
世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造
世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造建築を趣味で学びたい人、施工の流れを視覚的に理解したい学生。設計者でなくても、建物がどうやってできるのか興味がある人に。¥1,980楽しく学ぶRC造・鉄骨造の施工プロセス

建築構造の本のおすすめ人気ランキング

橘ナナミ

橘ナナミ

一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!

佐藤メバル

佐藤メバル

よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

図解でよく分かる建築構造入門
1

図解でよく分かる建築構造入門

江尻憲泰|エクスナレッジ

¥2,420(税込)

4.8

建築構造の「いろは」を6章で網羅。豊富なイラストと例題で、力の流れから断面算定まで段階的に学べる。構造設計の現場と教育の最前線に立つ著者ならではの実践的解説が光る。同種の入門書よりページ数が多く、初学者から実務者までカバーするスケールが魅力。

こんな人におすすめ

建築を学び始めた学生、構造設計の基礎を固めたい実務者。理解の浅いまま進んでしまった意匠設計者にも体系的に学び直す一冊として最適。

良い点

  • 図解が多く直感的に理解できる
  • 初歩から実践まで幅広くカバー
  • 構造計算の例題付きで実用的

気になる点

  • ページ数が多く持ち運びに不便
  • やや網羅的すぎて焦点がぼやける場合も

出版社

エクスナレッジ

発売日

2021年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、建築構造の本ってたくさんあってどれから手を付けたらいいか迷ってます。この『図解でよく分かる建築構造入門』はどうですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

いい質問だね。この本はまさに『入門』の名にふさわしい一冊だよ。著者の江尻憲泰さんは構造設計のプロで、教育にも熱心な方。

何より全368ページとボリュームたっぷりだけど、1項目1~2ページにまとめてあって、イラストが豊富だから読みやすい。

力の概念から実際の断面算定まで、段階を踏んで学べるのが強みだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど!でも、他の入門書と比べて特に優れている点は何ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

同種の『ゼロからはじめる建築の「構造」入門』がQ&A方式でコンパクトなのに対し、こちらは章立てが明確で、構造基礎→力学→計算→地盤→耐震→実務と体系的にカバーしているんだ。

特に構造計算の章では、木造・RC造・S造それぞれの断面算定を具体的な例題で解説してくれているから、実務イメージが湧きやすい。

初心者が一冊目に選ぶなら、まずこれをおすすめしたいね。

ゼロからはじめる建築の「構造」入門
2

ゼロからはじめる建築の「構造」入門

原口秀昭|彰国社

¥2,420(税込)

4.7

全項Q&A形式で、1問1答がコンパクトにまとまっている。要点を押さえたイラストが理解を助け、力学の基礎から不静定構造、外力までカバー。原口秀昭氏のシリーズはどれも読みやすく、この本も初学者がつまずきやすいポイントを的確に拾っている。

こんな人におすすめ

建築学科の1~2年生、独学で構造の全体像をつかみたい人。テスト前の復習や資格試験の基礎固めにも活用できる。

良い点

  • Q&A形式で疑問を解決しやすい
  • コンパクトで通読しやすい
  • イラストがわかりやすい

気になる点

  • 計算方法の詳細は不足
  • 実務的な応用編まではカバーしきれていない

出版社

彰国社

発売日

2013年7月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、『ゼロからはじめる建築の「構造」入門』って、さっきの本と似てますけど、どう違うんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね、よく似ているけどコンセプトが少し違う。江尻さんの本が図解で体系的に学ぶのに対し、原口秀昭さんのこの本はQ&A方式で、1項目を短い解説とイラストでパッと理解できる。

例えば「力の3要素って?」「モールの定理って?」といった疑問にすぐ答えが見つかるから、勉強中にわからなくなったときに辞書的に使うにも便利だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

あ、それいいですね!僕は力学でよく詰まっちゃうので、こういうQ&A形式だと挫折しにくそうです。でも、内容はしっかりしてるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

もちろん。目次を見てごらん、構造の概要から力と重さ、応力、変形、たわみ角法、建築にかかる外力まで、構造力学の主要トピックをほぼカバーしている。

特に「不静定構造(ラーメン)」や「たわみ角法」など、やや高度な内容まで含まれているから、入門書としては十分すぎるほど。

ただし、実際の設計計算に踏み込みたい人は、別途計算書が必要になるね。

今さら聞けない[Q&A] 建築構造の基本攻略マニュアル
3

今さら聞けない[Q&A] 建築構造の基本攻略マニュアル

一般社団法人日本建築構造技術者協会(JSCA)|オーム社

¥3,520(税込)

4.6

日本建築構造技術者協会(JSCA)が監修。意匠・設備設計者からよく寄せられる質問を厳選し、ベテラン構造設計者が回答。地盤、液状化、基礎から非構造部材まで14章で実務的な疑問をピンポイントで解消。現場で「これってどうなの?」と思ったときに開く実践書。

こんな人におすすめ

構造設計者と協働する意匠設計者、設備設計者、構造設計の新人が「知らなかった」を減らしたいときに最適。

良い点

  • 実務のリアルな疑問に答える
  • JSCAによる信頼性
  • コンパクトで持ち歩きやすい

気になる点

  • 入門者には前提知識が必要
  • 体系的な学習には向かない

出版社

オーム社

発売日

2016年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、今度は『今さら聞けない[Q&A] 建築構造の基本攻略マニュアル』ですけど、これってどんな人が読むんですか?

タイトルに「今さら聞けない」ってあるし、初心者でも大丈夫ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

この本はある程度実務経験がある人向けかな。JSCAがまとめているから、構造設計者だけでなく意匠や設備の設計者からよくある質問を集めているんだ。

「地盤調査だけで判断できないことは?」「N値がどれくらいあれば杭なしにできる?」といった具体的な質問に、専門家が「実はこう考える」と回答するスタイル。

だから、基礎知識がある人が「あれ、どうだったっけ?」と確認するのにぴったりだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。完全な初心者には厳しいかもしれませんね。でも、構造に携わるなら一度は読んでおくべき本って感じでしょうか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね。特に構造設計の新人は、先輩から「それを今さら聞くのか」と言われがちな質問を事前にチェックできる。

また、意匠設計者にとっても、構造設計者と打ち合わせる前に目を通しておくと、スムーズに意思疎通できるようになる。

入門書で基礎を学んだ後のステップアップに最適な一冊だよ。

図説 やさしい建築一般構造
4

図説 やさしい建築一般構造

今村仁美、田中美都|学芸出版社

¥3,080(税込)

4.4

木構造・鉄骨造・RC造を中心に、イラスト中心でイメージしやすい構成。基礎、下地、仕上げまでカバーしており、建築士受験レベルに対応。今村仁美・田中美都のコンビによるわかりやすい解説は、構造に苦手意識がある人でも読み進めやすい。

こんな人におすすめ

建築士試験を目指す学生や初学者、構造のイメージが湧かないという人。授業の副読本としても最適。

良い点

  • イラストが多く理解しやすい
  • 受験レベルに対応
  • コンパクトで192ページ

気になる点

  • 計算や詳細設計には不十分
  • やや基礎的すぎる部分もある

出版社

学芸出版社

発売日

2009年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、この『図説 やさしい建築一般構造』は、タイトル通り「やさしい」んですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

その通りだよ。イラストがふんだんに使われていて、例えば木造の軸組や鉄骨の継手なんかも、見た目でわかるように描かれている。

著者の今村さんと田中さんは建築教育の専門家で、どうしたら初学者に伝わるかをよく考えている。特に建築士試験の「構造」分野でよく出る内容を重点的にカバーしているから、試験対策にも使えるんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

それは嬉しいですね!でも、力学とか計算の部分はあまりないんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、計算はほとんど出てこない。どちらかというと「構造の仕組み」を理解するための本だ。例えば「ラーメン構造とは」「耐力壁の役割」といった概念を、図で覚えるイメージ。

力学計算が必要な人は別の本を併用するといい。ただ、構造の全体像を掴むにはこの本はとても優秀で、後から力学を学ぶときにも役立つよ。

世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造
5

世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造

瀬川康秀|エクスナレッジ

¥1,980(税込)

4.3

詳細なイラストで建物ができる工程を追体験できる。木造版の続編で、RC造と鉄骨造それぞれの基礎から仕上げまでを大解剖。各工程の「なぜ」がわかる構成で、子どもから大人まで楽しめる。現場の手順をイメージするのに最適。

こんな人におすすめ

建築を趣味で学びたい人、施工の流れを視覚的に理解したい学生。設計者でなくても、建物がどうやってできるのか興味がある人に。

良い点

  • 圧倒的にわかりやすいイラスト
  • 工程順で学べる
  • 大人も子供も楽しめる

気になる点

  • 力学や構造計算は含まれない
  • 紙面がやや雑誌的で情報量は限定的

出版社

エクスナレッジ

発売日

2019年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、『世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造』、すごく楽しそうなタイトルですね!中身も楽しいんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

これはもう、見ているだけでワクワクする本だよ。実際の工事手順に沿って、基礎をつくるところから内装の仕上げまで、一枚一枚丁寧なイラストで解説してある。

例えば「RC造の壁はこうやって鉄筋を組んでコンクリートを流すんだ」というのが一目でわかる。シリーズの木造版も人気だったけど、RC造と鉄骨造をまとめたこちらも秀逸だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

力学の難しい本ばかり見ていたので、こういう本は新鮮です。でも、これだけだと設計はできないですよね?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、あくまで「建物ができるまで」の図鑑であって、設計のための教科書ではない。しかし、構造を学ぶ前に「どんな風に建物が組み立てられるのか」をイメージできると、後の力学の理解が格段に深まる。

特にRC造や鉄骨造の現場を見たことがない学生にこそ、ぜひ読んでほしい一冊だね。

最新版 建築構造の「なぜ」がわかる一問一答
6

最新版 建築構造の「なぜ」がわかる一問一答

建築構造用語研究会|エクスナレッジ

¥1,980(税込)

4.1

設計者必携のロングセラーが5年ぶりに改訂。全54題のQ&Aは、基本設計から構造計算まで実務のツボを押さえている。新たに気鋭の構造設計者4名が加わり、最新の材料や構法についての解説が追加された。構造設計者だけでなく意匠設計者にも有用。

こんな人におすすめ

構造設計の初心者~中堅、「あれ、これどうだったっけ」をすぐ確認したい人。現場で遭遇する問題の解決策を具体的に知りたい方に。

良い点

  • 実務に直結するQ&A
  • 最新の知見が反映されている
  • コンパクトで408ページ

気になる点

  • 入門者には専門用語が多い
  • 順を追った学習には向かない

出版社

エクスナレッジ

発売日

2019年11月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、『最新版 建築構造の「なぜ」がわかる一問一答』は、さっきのJSCAの本と似てますけど、どう違うんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

いいところに気づいたね。JSCAの本は意匠・設備設計者からの質問が中心なのに対し、こちらの『一問一答』は構造設計者自身が現場で直面する「なぜ」に焦点を当てている。

例えば「床が振動する原因は?」「梁せいはどう決める?」など、設計のリアルな判断基準を学べる。最新版では、この5年間の制度変更や新構法にも対応しているから、実務者なら必携だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど!じゃあ、ある程度構造がわかっている人が読む本なんですね。でも、初心者の僕には難しそうです…

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね。この本は入門書を一通り終えた後に読むと効果的だ。54題の中には「既存不適格建築物は危険か?」「構造計算プログラムの使用で誰でも安全な建物を設計できるのか?」といった、設計者の倫理に関わる深い問いもある。

構造設計の仕事を本気で目指すなら、早いうちに触れておきたい内容だよ。

ヤマダの木構造 改訂版 (建築知識の本 03)
7

ヤマダの木構造 改訂版 (建築知識の本 03)

山田憲明|エクスナレッジ

¥3,080(税込)

4.1

山田憲明氏による木構造入門の改訂版。前半は新たな7事例を加えた実践事例集、後半は4号建築物規模を対象とした基礎知識編。数式を使わずに木構造の考え方を説くスタイルは、意匠設計者にも好評。スパン表など実用的な資料も収録。

こんな人におすすめ

木造住宅を手がける意匠設計者、木構造に不安のある施工者。数字が苦手でも直感的に理解したい人に。

良い点

  • 数式が出てこないのでわかりやすい
  • 事例が豊富で具体的
  • スパン表など実用的

気になる点

  • 大規模木造には不十分
  • 力学の詳細は学べない

出版社

エクスナレッジ

発売日

2023年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『ヤマダの木構造』って、ちょっとユニークなタイトルですね。著者の山田憲明さんはどんな方なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

山田さんは木構造の専門家で、この本は2017年の初版以来、多くの設計者・施工者に読まれてきたロングセラーだよ。

改訂版では新しい事例が追加されて、ますます充実した。特筆すべきは「数式を使わない」という徹底したスタイル。

木構造の勘所を、図と写真と簡潔な文章で伝えるから、構造が苦手な意匠設計者にも「なるほど」と納得してもらえるんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

数式なしで木構造がわかるなんて、すごいですね!具体的にはどんな事例が載ってるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

例えば「大スパン空間を木造で実現する方法」「耐力壁のバランスの取り方」「金物の選び方」といった、実際の設計で頻出するテーマをケーススタディ形式で解説している。

後半の基礎知識編では、4号建築物(いわゆる小規模木造住宅)を対象に、スパン表やディテール集も収録。木構造の実務書として、非常に実践的な一冊だよ。

基礎シリーズ 建築構造力学入門
8

基礎シリーズ 建築構造力学入門

実教出版

¥1,980(税込)

3.9

実教出版の基礎シリーズ。力学に特化した224ページで、静定・不静定、応力、変形などをバランスよく解説。初学者向けに平易な記述と図で構成されており、大学の講義でよく使われる。特に練習問題が充実しているので、独学にも向く。

こんな人におすすめ

建築学科の学生で力学の単位を確実に取りたい人。試験前の総復習にも最適。

良い点

  • コンパクトで通読しやすい
  • 練習問題で理解を確認できる
  • 価格が手頃

気になる点

  • 実務への応用まではカバーしていない
  • やや教科書的な硬さがある

出版社

実教出版

発売日

2019年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、『基礎シリーズ 建築構造力学入門』は、タイトルがストレートですね。さっきの本と比べてどうですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

これは教科書としてよくできているよ。著者は明記されていないけど、実教出版の基礎シリーズは大学の講義で多く採用されている。

内容は力学に絞っていて、静定構造の応力計算からたわみ、座屈までをカバー。練習問題が各章の最後に付いているから、自分で手を動かして理解を深めたい人に向いている。

値段も1980円と手頃で、学生の味方だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

じゃあ、これ一冊で力学は十分学べますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

基礎的な部分は十分だね。ただし、この本はあくまで「力学」に特化しているから、構造材料や施工、設計実務は別の本で補う必要がある。

それでも、力学の土台を固めるという点では非常に信頼できる一冊だ。僕も書店員時代、建築学科の学生によく勧めたものだよ。

建築構造のしくみ 第2版: 力の流れとかたち (建築の絵本)
9

建築構造のしくみ 第2版: 力の流れとかたち (建築の絵本)

川口衛|彰国社

¥2,970(税込)

3.9

「建築の絵本」シリーズの一冊。数式ほぼゼロで「力の流れ」と「かたち」の関係を視覚的に解説。川口衛氏の軽妙な語り口とユニークなイラストで、構造の本質を直感的に掴める。143ページと薄いが、内容は深い。

こんな人におすすめ

構造に苦手意識を持つ建築学生、デザイン重視の意匠設計者。「絵本」のようにリラックスして読みたい人に。

良い点

  • 数式なしで構造原理がわかる
  • ユニークなイラスト
  • 短時間で読める

気になる点

  • 計算や設計には使えない
  • 情報量は限られる

出版社

彰国社

発売日

2014年6月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『建築のしくみ 第2版: 力の流れとかたち (建築の絵本)』、タイトルに「絵本」とあるけど、本当に絵本みたいな本なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そう、まさに絵本感覚で読めるんだ。著者の川口衛さんは構造デザインの第一人者で、この本では複雑な力学を一切使わずに、トラスやアーチ、シェル構造の原理を、手描きのイラストと軽妙な文章で解説している。

例えば「力の流れ」を川の流れに例えたりして、イメージで理解させてくれる。初心者だけでなく、一度構造を学んだ人が「そういうことだったのか」と発見できる一冊だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

それなら僕でも読めそう!でも、あまりに簡単すぎると物足りないかな?

佐藤メバル

佐藤メバル

大丈夫。浅い内容じゃないんだ。例えば「なぜ柱は座屈するのか」「なぜ梁は中央がもっともたわむのか」といった根本的な問いに、図で答えてくれる。

構造力学の教科書で数式ばかり追っていると見失いがちな「本質」をつかむのに最適。この本を読んだ後に力学の教科書を開くと、理解が格段に深まるよ。

建築の構造
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建築の構造

M.サルバドリー|鹿島出版会

¥2,970(税込)

3.9

M.サルバドリーによる古典的名著。295もの図版と数式ゼロで、構造物に働く力や材料の役割を解説。建築学生なら必読と言われる一冊で、構造計画の一般論をざっくり把握できる。翻訳も読みやすく、長く愛されている。

こんな人におすすめ

建築を専攻するすべての学生、構造設計の前に「構造とは何か」を広く知りたい人。教養としてもおすすめ。

良い点

  • 古典的で確かな内容
  • 図版が豊富
  • 数式不要で読みやすい

気になる点

  • やや古い情報を含む可能性
  • 計算や最新技術には触れていない

出版社

鹿島出版会

発売日

1968年2月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『建築の構造』、著者がM.サルバドリーって外国人ですよね。この本はどんな位置づけなんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

これはもう、建築構造の入門書として世界中で読まれている古典だよ。初版は1970年代だけど、そのエッセンスは色あせていない。

なんといっても、数式を一切使わずに、引張、圧縮、梁、アーチ、シェルといった構造の基本概念を、実に明晰に説明している。

295個の図版が理解を助けてくれる。建築を学ぶなら、一度は手に取ってほしい一冊だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

古典だと内容が古いんじゃないかと心配です。例えば最新の耐震技術とか載ってますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

確かに最新の耐震技術や計算方法は載っていない。でもこの本の価値は、建築構造の「普遍的な原理」を教えてくれるところにある。

例えば「構造物に働く荷重は何か」「材料はどんな特性を持つか」「トラスはなぜ強いか」といった、時代が変わっても変わらない基礎知識を身につけられる。

最先端の技術を学ぶ前に、この本で構造の考え方を身につけると、その後の学習がスムーズになるよ。

図解 建築の構造と構法 改訂版
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図解 建築の構造と構法 改訂版

岩下陽一|井上書院

¥3,520(税込)

3.7

『図解 建築の構造と構法』は、構造の種類と構法をイラスト中心に解説。改訂版で内容がアップデートされている。岩下陽一氏による実務的視点が盛り込まれ、木造、RC造、S造それぞれの構法を比較しながら学べる。166ページとコンパクトだが情報密度は高い。

こんな人におすすめ

建築系学生の教科書として、構法の違いを視覚的に理解したい人。実務者にもリファレンスとして使える。

良い点

  • 図解が豊富で構造構法が一目瞭然
  • コンパクトで持ち運び便利
  • 改訂版で最新対応

気になる点

  • 力学計算は含まれない
  • やや価格が高め(3520円)

出版社

井上書院

発売日

2014年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、今度は『図解 建築の構造と構法 改訂版』です。さっきの『図説 やさしい建築一般構造』と似てる気がするんですが…

佐藤メバル

佐藤メバル

似ているようで少し焦点が違うんだ。『図説 やさしい建築一般構造』がより初学者向けで広く浅くなのに対し、こちらは「構造」と「構法」をより深く掘り下げている。

特に、RC造、S造、木造それぞれについて、材料の特性、接合方法、施工の流れまで、比較しながら解説している。

岩下陽一氏は実務にも詳しいので、現場で役立つ知識が盛りだくさんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。価格が3500円以上でちょっと高いですけど、それだけの価値はあるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

値段は確かに張るけど、内容の濃さを考えれば妥当だね。例えば、同じ構造形式でも「ラーメン構造と壁式構造の違い」「鉄骨鉄筋コンクリート造の特徴」など、他の入門書ではあまり詳しく触れられないテーマもカバーしている。

建築士試験の「構造」科目にも役立つし、一冊持っておくと長く使えるよ。

建築構造の設計
12

建築構造の設計

日本建築構造技術者協会|オーム社

¥3,179(税込)

3.7

日本建築構造技術者協会による実務向けの一冊。141ページに設計のポイントを凝縮。荷重、応力、断面算定、耐震設計など、構造設計に必要な基本的な流れを簡潔に解説。図表も多く、初心者が実務の大枠を掴むのに最適。

こんな人におすすめ

構造設計の新人、短期間で設計の流れをおさえたい人。意匠設計者が構造設計者の仕事を理解するのにも使える。

良い点

  • コンパクトで短期間で読める
  • 実務の流れが把握できる
  • JSCA監修で信頼性高い

気になる点

  • 内容が簡潔すぎて詳細は不明
  • 計算例などは少ない

出版社

オーム社

発売日

1993年10月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『建築構造の設計』、ページ数少ないけど、構造設計の全てがわかるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

全てを網羅しているわけではないけど、構造設計の「全体の流れ」をつかむにはとても良い本だよ。例えば、設計の始めに考えるべき荷重の種類、応力の計算方法、断面算定の手順、そして耐震設計の考え方まで、必要なエッセンスだけをぎゅっとまとめている。

JSCAが監修しているから、内容の正確さは保証されている。新人が最初に読む入門書としてもおすすめできるね。

橘ナナミ

橘ナナミ

でも、たった141ページで足りるんですか?他に補わなきゃいけない部分はありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね、実際の設計計算の詳細や、各構造種別ごとの細かいルールは別の専門書が必要になる。しかし、この本を読めば「構造設計とは何をする仕事なのか」が明確になる。

その上で、より深い本を読めば、迷わずに学べる。つまり、地図としての役割を果たす一冊だ。構造設計に興味があるなら、まずはこの本で全体像を掴んでみるといいよ。

建築構造設計 (初学者の建築講座)
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建築構造設計 (初学者の建築講座)

宮下真一|市ケ谷出版社

¥3,300(税込)

3.7

『初学者の建築講座』シリーズの一冊。著者の宮下真一氏が、設計の流れを丁寧に解説。205ページで、基本的な構造計画から応力計算、断面算定、図面作成までをカバー。各章に練習問題が付いており、独学にも適している。

こんな人におすすめ

建築学科の学生で構造設計の演習を積みたい人。設計製図の課題と併用すると効果的。

良い点

  • 演習問題で実践力がつく
  • 設計の一連の流れが学べる
  • 初学者向けに平易な記述

気になる点

  • 高度な内容はカバーしていない
  • 価格が3300円とやや高め

出版社

市ケ谷出版社

発売日

2017年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『建築構造設計 (初学者の建築講座)』、この本はどういう位置づけですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

まさにタイトル通り、初学者が構造設計を一通り学べるように作られた教科書だよ。著者の宮下真一さんは教育経験が豊富で、学生がつまずきやすいポイントをよく押さえている。

この本の特徴は、単に知識を並べるだけでなく、「実際に設計する」という視点で構成されていること。例えば、実際の建物を想定して、荷重を設定し、応力を計算し、断面を決めていく手順を追体験できるんだ。

橘ナナミ

橘ナナミ

それはいいですね!僕も設計の授業で苦労しているので、手順がわかる本が欲しかったんです。でも、力学の基礎は前提として必要ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

基本的な力学の知識は必要だね。でも、この本自体でも必要な力学は復習できるようになっている。もし力学に全く自信がないなら、先に力学の入門書を一冊やってから読むとスムーズだ。

この本をマスターすれば、小規模建築物の構造設計なら一人でできるようになるはずだよ。

建築構造のわかる本
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建築構造のわかる本

大成建設建築構造わかる会|彰国社

3.7

大成建設の「建築構造わかる会」による現場視点の解説書。図解を多用し、構造の基本を実務に即して説明。コンクリート、鉄骨、基礎、耐震など、実際の施工をイメージしながら学べる。現場監督や施工管理者にも好評。

こんな人におすすめ

施工管理技術者、現場監督、設計図書を読みこなしたい施工系の学生。

良い点

  • 現場の視点で実践的
  • 図解が豊富
  • 大成建設の実績に裏打ち

気になる点

  • 設計計算には不向き
  • 出版年が古い可能性(定かでない)

出版社

彰国社

発売日

1993年6月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『建築構造のわかる本』、著者が「大成建設建築構造わかる会」って面白いですね。どんな内容なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

大成建設の社内で、構造をわかりやすく伝えるために作られた本だよ。だから現場目線が強い。例えば、「コンクリートはなぜ鉄筋と組み合わせるのか」「鉄骨の耐火被覆はどうやって施工するのか」といった、設計書には書いてないけど現場では重要なことが図解で説明されている。

施工管理者や、設計から施工まで一貫して見たい人には貴重な一冊だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

現場目線かー。僕はまだ現場経験がないので、そういう本を読むとイメージが湧きそうです。でも、設計の勉強にはならないですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

設計の計算方法などは詳しくないけど、構造物が実際にどうやって建つのかを知ることは、設計者にとっても非常に重要だ。

なぜなら、設計で決めたディテールが現場で実現可能かどうかを判断する力が身につくからね。意匠設計者にもおすすめしたい一冊だよ。

最新版 ラクラク建築構造マニュアル (構造シリーズ1)
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最新版 ラクラク建築構造マニュアル (構造シリーズ1)

建築知識|エクスナレッジ

3.7

エクスナレッジの『ラクラク建築構造マニュアル』増補版。デザイナーが知りたい構造テクニックを解説。スラブを薄くする、柱を細くするなど、意匠と構造の両立に悩む人に役立つ。カラーイラストで見やすく、実務のネタ帖として使える。

こんな人におすすめ

意匠設計者、デザインを損なわずに構造を納めたいという人。学生の設計課題にも参考になる。

良い点

  • デザイナー視点で実用的
  • カラーで見やすい
  • 実践的なテクニック満載

気になる点

  • 構造計算の基礎は別途必要
  • 厚さ(237ページ)の割に価格不明だが、シリーズもの

出版社

エクスナレッジ

発売日

2014年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

佐藤さん、『最新版 ラクラク建築構造マニュアル』って、タイトルに「ラクラク」とありますけど、本当に簡単なんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

構造が苦手な人でも、この本を読めば「なるほど、こうすればいいのか」と感じられる内容になっているよ。特に意匠設計者向けで、例えば「スラブを薄くしたいけど、どうすれば構造的に安全か」「柱を細く見せるための方法」など、デザイン上の要求を構造的にクリアするテクニックが満載。

見開き完結で、カラーイラストだから直感的に理解できる。増補版ではさらに80ページ追加されて、ますます充実した。

橘ナナミ

橘ナナミ

それは頼もしい!でも、構造計算の知識がなくても大丈夫ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

この本の前段として、基本的な構造知識はある程度必要だね。ただ、難しい数式は出てこないし、構造設計者と打ち合わせる際に「このくらいのスパンなら、このくらいの梁せいが必要」という感覚が掴める。

初心者にとっては、構造に対する苦手意識をなくすきっかけになる一冊だよ。

ゼロからはじめる建築知識 6 建築構造
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ゼロからはじめる建築知識 6 建築構造

江尻憲泰|エクスナレッジ

¥2,200(税込)

3.5

江尻憲泰氏による『ゼロからはじめる建築知識』シリーズの構造編。難しい計算を一切使わず、力の流れを中心に解説。木造からRC造、鉄骨造まで、材料や環境に応じた構造計画の考え方を学べる。読後には「構造って面白い」と思える構成。

こんな人におすすめ

建築を学び始めたばかりで構造に苦手意識がある人、デザイン専攻で構造の考え方を知りたい人。

良い点

  • 計算不要で読みやすい
  • 構造の面白さを伝える
  • 175ページとコンパクト

気になる点

  • 計算や設計には使えない
  • 基礎知識はカバーするが深掘り不足

出版社

エクスナレッジ

発売日

2010年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『ゼロからはじめる建築知識 6 建築構造』、このシリーズは何冊かあるんですね。構造編の特徴は?

佐藤メバル

佐藤メバル

江尻憲泰さんの本はどれもわかりやすいけど、このシリーズは特に「計算なし」を謳っている。構造というとどうしても力学の計算をイメージするけど、この本は「力の流れ」をイラストとやさしい言葉で説明してくれる。

第1章で建物に働く力、第2章で材料と構造、第3章で構造部材と基礎、と進むので、構造の全体像を無理なく掴める。

タイトルの通り、ゼロから始めたい人にぴったりだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。でも、この本を読んだ後は、次に何を読めばいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね、この本で構造の概念を掴んだら、次は同じ著者の『図解でよく分かる建築構造入門』で、もう少し踏み込んだ計算や実務を学ぶと良い。

あるいは、興味がある構造種別(木造、RC造、S造)に特化した本を選ぶのも手だ。この本は「導入」として非常に優れているから、次のステップが明確になるはずだよ。

建築の構造設計
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建築の構造設計

日本建築構造技術者協会|オーム社

¥5,020(税込)

3.5

日本建築構造技術者協会編による本格的な構造設計書。333ページで設計の詳細を網羅。荷重、応力、断面算定、耐震設計、基礎設計など、実務設計者に必要な知識を体系的にまとめている。価格は5020円と高いが、それだけの価値がある。

こんな人におすすめ

構造設計の実務者、JSCAの基準をしっかり学びたい人。建築士試験の構造設計科目対策にも。

良い点

  • 網羅的で信頼性高い
  • JSCA監修で実務直結
  • 設計の全工程をカバー

気になる点

  • 価格が高め
  • 初心者には難易度が高い

出版社

オーム社

発売日

2002年7月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『建築の構造設計』(JSCA)は、さっきの同じタイトルの本(12番)と著者が同じですが、どう違うんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

同じJSCAの本でも、こちらは333ページと倍以上のボリュームがある本格的な教科書だ。12番の本がコンパクトに全体の流れを掴むのに対し、こちらは各項目を深く掘り下げている。

例えば、応力計算の詳細や、設計例題、最新の規定まで含まれている。価格も5020円と高いけど、構造設計者なら一冊持っておきたい内容だね。

橘ナナミ

橘ナナミ

じゃあ、初心者がいきなり読むのは難しいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね。やはりある程度の基礎知識が必要だ。先に12番のコンパクト版か、他の入門書で基礎を固めてから挑戦するのがいい。

この本は辞書的に使うこともできるし、実際の設計で参照するにも便利だ。長く使える一冊だから、構造設計のプロを目指すなら投資する価値はあるよ。

世界の構造デザインガイドブックI
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世界の構造デザインガイドブックI

一般社団法人日本建築学会|建築技術

¥2,750(税込)

3.5

日本建築学会によるユニークな一冊。112の建築と25の橋梁を、構造デザインの視点で紹介。スペインのガウディから日本の作品まで、写真と図面で構造の魅力を伝える。旅行ガイドとしても使えるし、構造デザインの引き出しを増やしたい人に。

こんな人におすすめ

建築旅行が好きな人、構造デザインのインスピレーションを得たい設計者。建築学生の教養としても。

良い点

  • 世界中の構造名作を一覧
  • 写真豊富で楽しい
  • 構造デザイナーのコラムも充実

気になる点

  • 構造計算の解説はない
  • 重量級のため持ち歩きには不向き

出版社

建築技術

発売日

2019年4月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『世界の構造デザインガイドブックI』、海外の建物がたくさん載っているみたいで面白そう!構造の勉強になるんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

これは勉強というより、構造デザインの「楽しさ」を教えてくれる本だね。例えば、サグラダ・ファミリアの構造的な工夫や、エッフェル塔の風に対する耐性、シドニー・オペラハウスのシェル構造など、世界的に有名な建築を構造の視点から解説している。

写真も豊富で、見ているだけでワクワクする。構造設計者なら、こうした名建築から学べることは多いよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

海外旅行のガイドブックとしても使える感じですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

その通り。マップ付きで、実際に訪れたくなるような建築がたくさん載っている。第2巻も出ているから、合わせて揃えるとさらに充実する。

構造を学びながら世界の建築を巡る気分になれる、一粒で二度おいしい本だね。

世界で一番おもしろい 構造デザイン (書籍)
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世界で一番おもしろい 構造デザイン (書籍)

日建設計構造設計グループ|エクスナレッジ

¥3,080(税込)

3.5

日建設計の構造設計グループによる実践的なデザイン指南。スケッチや模型など、設計プロセスを豊富な図版で紹介。幻のZHA案新国立競技場やホキ美術館など、著名事例を通して構造のアイデアを学べる。構造設計の仕事に興味がある学生にもおすすめ。

こんな人におすすめ

構造デザインに興味がある建築学生、意匠と構造の協働を学びたい実務者。キャリア形成の参考にも。

良い点

  • 実例が豊富で具体的
  • 設計プロセスがよくわかる
  • 日建設計のノウハウ満載

気になる点

  • やや専門的で初心者には難しい部分も
  • ページ数が192ページで情報量は限られる

出版社

エクスナレッジ

発売日

2024年12月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『世界で一番おもしろい 構造デザイン』、日建設計の方が書いたんですね。すごそうだけど、初心者の僕に読めますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

確かに中級者以上向けの内容もあるけど、構造デザインの「面白さ」を伝えることに重点を置いているから、初心者でも十分楽しめるよ。

例えば、球体を浮かせる構造や、円弧状のギャラリーを積む方法など、一見不可能に見える建築をどうやって実現したかが、スケッチや模型写真とともに解説されている。

まるで構造設計者の頭の中を覗いているような感覚になる。

橘ナナミ

橘ナナミ

へえ、構造設計って単に計算するだけじゃないんですね。もっと創造的な仕事なんだ!

佐藤メバル

佐藤メバル

その通り。この本を読めば、構造設計が「制約」ではなく「可能性」を広げる仕事だとわかる。第2章ではQ&A形式で技術の解説もあるから、実践的な知識も得られる。

構造設計を目指すなら、ぜひ一度手に取ってほしい一冊だね。

建築の仕組みが見える05力の流れがわかる木構造入門
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建築の仕組みが見える05力の流れがわかる木構造入門

山辺豊彦|エクスナレッジ

¥2,420(税込)

3.5

「建築の仕組みが見える」シリーズ第5弾。数式極力排除、イラスト多用で木造軸組工法の構造を解説。力の流れを把握して、よりよい構造計画を立てるための知識が身につく。山辺豊彦氏の実務経験に基づいた解説は説得力がある。

こんな人におすすめ

木造住宅を設計する意匠設計者、軸組工法の構造をきちんと理解したい大工や施工者。

良い点

  • 木造に特化して深く学べる
  • イラストが豊富で理解しやすい
  • 実務に役立つ内容

気になる点

  • 他の構造種別はカバーしていない
  • 力学の詳細は不足

出版社

エクスナレッジ

発売日

2025年3月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『力の流れがわかる木構造入門』、タイトル通り力の流れに焦点を当てているんですね。さっきの『ヤマダの木構造』とどう違いますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

両方とも木構造の入門書だけど、アプローチが少し違う。『ヤマダの木構造』は事例ベースで問題解決型なのに対し、こちらは「力の流れ」という視点から木造軸組工法を体系的に解説している。

山辺豊彦さんは木造の専門家で、特に在来工法における力の伝達経路を、非常にわかりやすく図解している。例えば「なぜここに筋交いが必要か」「梁の仕口はどうあるべきか」といった根本的な問いに答えてくれる。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。それなら木造の設計をする前に読んでおいた方がいいですね。イラストも多そうで、楽しみながら学べそうです。

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね。168ページと手ごろな厚さで、通勤・通学の合間にも読み進められる。数式もほとんど出てこないから、構造が苦手な人でも安心だ。

この本で「力の流れ」の感覚を掴めば、木造の設計がぐっと面白くなるよ。

ゼロからはじめる「RC造建築」入門
21

ゼロからはじめる「RC造建築」入門

原口秀昭|彰国社

¥2,096(税込)

3.5

原口秀昭氏の『ゼロからはじめる』シリーズのRC造版。280のQ&Aで、構造・計画・材料・施工をカバー。イラストやマンガも交えて、初心者にもわかりやすい。RC造建築の全体像を短時間で把握できる。

こんな人におすすめ

RC造を初めて学ぶ建築学生、鉄筋コンクリート造の基礎を固めたい実務者。資格試験の基礎固めにも。

良い点

  • Q&A形式でポイントが整理できる
  • イラストとマンガで楽しい
  • コンパクトにまとまっている

気になる点

  • 高度な設計計算はカバーしていない
  • 多少古い情報がある可能性

出版社

彰国社

発売日

2008年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『ゼロからはじめる「RC造建築」入門』、原口秀昭さんのシリーズはさっきの構造入門もそうでしたね。RC造に特化しているんですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

その通り。この本はRC造に的を絞って、Q&A形式で徹底的に解説している。例えば「RC造の柱と梁の配筋ルール」「スラブの厚さの決め方」「打ち継ぎの処理」など、実際の設計・施工で必要になる知識がコンパクトにまとまっている。

原口さんのイラストは独特で親しみやすく、難しい内容もすっと頭に入ってくる。

橘ナナミ

橘ナナミ

280ものQ&Aがあるんですね!でも、全部読むのは大変そう…

佐藤メバル

佐藤メバル

必要なところから読めるスタイルだから、大丈夫。例えば「今、配筋のことで悩んでいる」ならそのQを開けばいい。

最初から通読しても、1問あたり見開き2ページくらいで完結するから、少しずつ進められる。RC造を体系的に学びたい人には、とても良い入門書だよ。

最高に楽しい建築構造入門 改訂版 (エクスナレッジムック)
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最高に楽しい建築構造入門 改訂版 (エクスナレッジムック)

江尻憲泰|エクスナレッジ

¥3,529(税込)

3.5

江尻憲泰氏による「最高に楽しい」シリーズ改訂版。写真・イラストで構造を体感し、簡単な計算で断面算定まで。建築士試験対策にも使え、力学から構法・材料までバランスよくまとまっている。240ページでコストパフォーマンスも良好。

こんな人におすすめ

建築士試験の受験生、構造の感覚を身につけたい実務者。楽しく学びたいという意識の人に。

良い点

  • 写真とイラストでわかりやすい
  • 試験対策にも使える
  • 簡単な計算演習付き

気になる点

  • 価格が3529円とやや高め
  • ページ数が多く重い

出版社

エクスナレッジ

発売日

2014年5月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

この『最高に楽しい建築構造入門 改訂版』、さっきの江尻さんの本とどう違うんですか?同じ著者ですよね。

佐藤メバル

佐藤メバル

同じ江尻さんだけど、本書は「楽しく学ぶ」ことに重点を置いている。例えば、身近な例として「傘をさすときの力の流れ」から構造を説明したり、カラー写真を多用してイメージを膨らませる。

一方で、断面算定の簡単な計算も含まれているから、試験対策にもなる。タイトル通り、本当に「最高に楽しい」内容だよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

へえ、構造を楽しく学べるなんて嬉しいです!でも、試験対策と言っても、本格的ですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

建築士試験の範囲をカバーしているから、この一冊で構造の基礎は十分身につく。特に「構造の感覚」を掴むのに役立つ。

試験では計算問題も出るけど、この本で基本的な考え方を理解しておけば、あとは問題集で応用できる。構造が苦手な受験生にこそ、おすすめしたい一冊だね。

建築構造力学入門 (建築工学 EKA- 4)
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建築構造力学入門 (建築工学 EKA- 4)

元結正次郎|数理工学社

3.5

数理工学社の建築工学シリーズ。211ページで力学の標準的な内容をコンパクトに収録。静定構造の応力、たわみ、不静定構造、など、大学の講義で扱うレベルの力学を学べる。練習問題もあり、自学自習に向く。

こんな人におすすめ

大学の建築学科で力学の単位が必要な学生、標準的な力学をしっかりマスターしたい人。

良い点

  • 標準的な内容を過不足なく
  • 練習問題で理解度チェック
  • 価格も手頃

気になる点

  • 実務への応用は別途必要
  • やや教科書的で面白みに欠ける

出版社

数理工学社

発売日

2006年9月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『建築構造力学入門 (建築工学 EKA-4)』、数理工学社から出ているんですね。これって、さっきの実教出版の本と似てますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

似ているようで少し異なる。実教出版の本はどちらかというと初学者向けにやさしく書かれているのに対し、こちらはより大学レベルの標準的な力学教科書に近い。

例えば、不静定構造の解法や、エネルギー法なども含まれている。もし大学の講義で使うなら、こちらの方が教材として適しているかもしれない。

著者の元結正次郎氏は専門家で、内容はしっかりしているよ。

橘ナナミ

橘ナナミ

なるほど。でも、実教出版の本より難しそうですね。どっちを先に読めばいいですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

実教出版の入門書で基礎を固めてから、こちらに進むのが良いと思う。ただ、もしまだ力学を学んでいないなら、最初にこの本を選んでも大丈夫。

最初の章は基本から始まるし、図も豊富だから。どちらかというと、大学のシラバスに合わせて選ぶのがいいだろうね。

ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか-現代人のための建築構造入門 (文春新書 335)
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ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか-現代人のための建築構造入門 (文春新書 335)

望月重|文藝春秋

¥69(税込)

3.5

文春新書の一冊。文庫サイズで気軽に読める建築構造入門。地震に備える視点から、ビルがなぜ建っているか、なぜ壊れるかを解説。数式なしで、一般読者にもわかるよう配慮。価格も69円(定価?)と安く、まずはサクッと読みたい人に。

こんな人におすすめ

建築に詳しくない一般読者、地震への関心から構造を知りたい人。建築学生にもリラックスして読める教養書として。

良い点

  • 文庫で安く手軽
  • 地震対策の視点で興味を引く
  • 数式なしでわかりやすい

気になる点

  • 内容が浅く専門的ではない
  • 出版が2003年と古い

出版社

文藝春秋

発売日

2003年8月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『ビルはなぜ建っているかなぜ壊れるか』、文庫本で安いですね!内容はどんな感じですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

これは新書なので、非常にライトな読み物だよ。著者の望月重さんは構造の専門家で、一般の人にも建築構造の面白さを伝えようと書いている。

例えば、地震のときにビルがどう揺れるか、なぜ倒壊するか、といったテーマを、難しい用語を使わずに説明している。

建築に全く知識がなくても読めるから、まずは構造に興味を持ちたい人におすすめだね。

橘ナナミ

橘ナナミ

僕でも読めそう!でも、もうかなり前の本ですけど、情報は古くないですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

確かに出版は2003年だから、最新の耐震技術や法改正は反映されていない。しかし、構造の基本的な考え方や、地震のメカニズムなど、変わらない部分を学ぶには十分だ。

入門書としてまずはこの本を読んで、興味が湧いたら最新の専門書に進むという使い方がいいね。何より文庫で69円(定価)というのは破格だよ。

ゼロからはじめる「S造建築」入門
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ゼロからはじめる「S造建築」入門

原口秀昭|彰国社

¥2,096(税込)

3.5

原口秀昭氏の『ゼロからはじめる』シリーズS造版。280のQ&Aで、鋼材の性質、溶接、ラーメン構造、基礎まで網羅。イラストとマンガで楽しく学べる。S造建築を初めて学ぶ人に最適。

こんな人におすすめ

S造(鉄骨造)を初めて学ぶ建築学生、鉄骨造の設計施工の基礎を身につけたい実務者。

良い点

  • Q&A形式でポイント整理
  • イラストとマンガで楽しい
  • 実務に直結する内容

気になる点

  • 高度な構造計算はカバーしていない
  • S造のみで他の構造は扱わない

出版社

彰国社

発売日

2011年1月

ページ数

詳細情報なし

橘ナナミ

橘ナナミ

『ゼロからはじめる「S造建築」入門』、原口さんのシリーズのS造版ですね。RC造版と合わせて読むと、両方の違いがわかって良さそうです!

佐藤メバル

佐藤メバル

そうだね。原口さんのシリーズは、木造、RC造、S造とそれぞれ出ているから、構造種別ごとに比較しながら学べる。

このS造版では、鉄の性質から始まって、溶接の方法、ラーメン構造の特徴、柱脚や接合部のディテールまで、実務で必要になる知識をQ&A形式で学べる。

特に、鉄骨造ならではの「耐火被覆」や「高力ボルト接合」なども詳しく解説されていて、現場に出る前にイメージをつかむのに役立つ。

橘ナナミ

橘ナナミ

280問もあると覚えるのが大変そうですが、入門書としては十分な量ですね。初めてS造に触れるなら、この本から始めるのが良さそうですか?

佐藤メバル

佐藤メバル

うん、おすすめだ。最初からすべてを覚えようとしなくていい。気になるQから読んで、実際に設計や施工で遭遇したときに再確認する使い方もできる。

この本を一通り読めば、S造建築の全体像がしっかり頭に入るよ。

実務に直結する構造設計のプロセス本

橘ナナミ

橘ナナミ

現場で役立つプロセスがわかる本はどれでしょう?

佐藤メバル

佐藤メバル

構造計算書の作成や確認申請の流れを学ぶなら建築構造設計(初学者の建築講座)やラクラク建築構造マニュアルが実践的。特に最新版 建築構造の「なぜ」がわかる一問一答は54の実務課題をQ&Aで解決してくれる。また建築の構造設計(JSCA/オーム社)は333ページの本格派で、設計プロセスを網羅している。

橘ナナミ

橘ナナミ

審査や適判対応の本はありますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

今さら聞けないQ&A 建築構造の基本攻略マニュアルは法令や基準にも触れているし、建築構造のわかる本も確認申請の実務をカバーしている。

構造デザインと思想を深める本

橘ナナミ

橘ナナミ

構造計算だけでなく、デザインや思想も学びたいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

世界で一番おもしろい構造デザインは日建設計の事例で構造の面白さを伝える。世界の構造デザインガイドブックIは世界各国の名建築を構造の視点で巡る。歴史的な視点からは建築の構造(サルバドリー)が古典的名著。さらにビルはなぜ建っているかなぜ壊れるかは現代人のための構造入門として、地震と建築の関係を考えさせられる。

最新技術・BIM・耐震技術の本

橘ナナミ

橘ナナミ

最近の技術やソフトウェアの情報も欲しいです。

佐藤メバル

佐藤メバル

世界で一番おもしろい構造デザインのChapter2にBIMや解析のQ&Aが収録されている。耐震技術では図解でよく分かる建築構造入門の第5章が耐震設計をカバー。また建築構造の「なぜ」がわかる一問一答の増補改訂版では最新の材料や構法にも言及している。

橘ナナミ

橘ナナミ

海外の構造家の作品を深掘りした本は?

佐藤メバル

佐藤メバル

世界の構造デザインガイドブックIはガウディ、ネルヴィ、マイヤールなど15人の構造デザイナーをコラムで紹介している。構造設計者の教養を深めるにはうってつけだ。

よくある質問

建築構造の本を読む順番は?

橘ナナミ

橘ナナミ

建築構造の本を読む順番はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

初心者はまず図解でよく分かる建築構造入門ゼロからはじめる建築の「構造」入門で基礎を固め、次に建築構造の「なぜ」がわかる一問一答で実務判断を学ぶ。最後に建築の構造設計でプロセス全体を理解するのがおすすめです。

構造設計の実務に直結するおすすめ本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

構造設計の実務に直結するおすすめ本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

最新版 建築構造の「なぜ」がわかる一問一答は現場で迷う判断をQ&A形式で解決。ラクラク建築構造マニュアルはデザインと構造の両立テクニックが満載です。

構造力学が苦手でも読める入門書は?

橘ナナミ

橘ナナミ

構造力学が苦手でも読める入門書はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

図説 やさしい建築一般構造世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造は数式なしでイメージをつかめます。ヤマダの木構造も数式を使わずに木構造の勘所を解説しています。

構造計算ソフトの操作を学べる本はある?

橘ナナミ

橘ナナミ

構造計算ソフトの操作を学べる本はあるについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

残念ながら本書リストにはソフト操作マニュアルはありませんが、世界で一番おもしろい構造デザインのChapter2にBIMや解析ソフトのQ&Aが含まれており、ソフト活用の考え方を学べます。

構造家になるために必読の本は?

橘ナナミ

橘ナナミ

構造家になるために必読の本はについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

世界で一番おもしろい構造デザインは日建設計の実例から構造設計の魅力を伝える。建築の構造(サルバドリー)は数式なしで構造の本質を理解できる古典です。

建築基準法の解説本で最新版はどれ?

橘ナナミ

橘ナナミ

建築基準法の解説本で最新版はどれについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

今さら聞けないQ&A 建築構造の基本攻略マニュアルは法令・基準の項目があり、JSCA監修で信頼できます。最新版 建築構造の「なぜ」がわかる一問一答も増補改訂で制度変更に対応。

構造設計者向けの参考書で安価なものは?

橘ナナミ

橘ナナミ

構造設計者向けの参考書で安価なものはについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

文春新書のビルはなぜ建っているかなぜ壊れるかが69円で驚きのコスパ。入門書ではゼロからはじめる建築の「構造」入門ゼロからはじめる「RC造建築」入門も2000円台でお求めやすいです。

図解が多い本とテキスト中心の本、どちらを選ぶべき?

橘ナナミ

橘ナナミ

図解が多い本とテキスト中心の本、どちらを選ぶべきについて教えてください。

佐藤メバル

佐藤メバル

初学者は図解が多い図解でよく分かる建築構造入門ヤマダの木構造で視覚的に理解。中級以上はテキスト中心の建築の構造(サルバドリー)や建築構造のしくみで理論を深めるのが良いでしょう。

まとめ

橘ナナミ

橘ナナミ

たくさん紹介していただいて、自分に合った本が見つかりそうです。最後に一言いただけますか?

佐藤メバル

佐藤メバル

建築構造の本を読むことは、建物の骨格を理解するだけでなく、設計者の思考に触れることでもある。一冊一冊が、あなたの構造設計の柱となるだろう。ぜひ、自分なりの「構造の感覚」を磨いてほしい。建築の構造は、見えないけれど確かな支え。その本質を捉えるために、まずは手に取った一冊から始めてみてほしい。

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Editorial Team

編集に関わる専門家