Python in Excelを学べる本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
佐藤さん、最近『Python in Excel』って言葉をよく聞くんですけど、普通のPythonと何が違うんですか?
佐藤メバル
いい質問だね。Python in Excelは、文字通りExcelのセルの中にPythonのコードを書いて実行できる機能だよ。2023年に発表されて、2024年からWindows向けのベータ版が使えるようになった。従来のPythonのように別途環境をインストールする必要がなく、クラウド上でAnacondaが提供するライブラリが使えるんだ。つまり、Excelさえあればすぐにデータ分析や自動化が始められるという点が最大の魅力だね。
橘ナナミ
なるほど!じゃあ、これからPython in Excelを学びたい人が最初に読む本ってどんなのがいいんですか?
佐藤メバル
まずは大きく分けて二つのタイプがあるんだ。一つはPython in Excel専用の本。もう一つは従来のopenpyxlやpandasを使ったExcel自動化の本。Python in Excelは新しい機能だから、2024年以降に出版された専用の本を選ぶのが確実だよ。例えば『Python in Excelのツボとコツがゼッタイにわかる本』(立山秀利)は、基本的な操作から実践までカバーしていて、初心者にもわかりやすいと評判だ。
Python in Excelを学べる本の選び方
学習目的で選ぶ
橘ナナミ
学習目的っていうと、自動化とデータ分析で本が違うってことですか?
佐藤メバル
そうだね。例えば、毎月の売上データを自動で集計してグラフにしたいなら、データ分析向けの本が合っている。『Python in Excelではじめるデータ分析入門』(掌田津耶乃)はpandasやmatplotlib、seaborn、scikit-learnまでカバーしていて、データ分析に特化している。一方、ファイルの結合や転記、メール送信などの自動化が目的なら、『PythonでExcel、メール、Webを自動化する本』(中嶋英勝)のような従来型の自動化本が実用的だ。
習熟度で選ぶ
橘ナナミ
Python初心者でも大丈夫な本ってありますか?
佐藤メバル
もちろん。Python in Excel専用の本はほとんどが初心者向けに書かれているよ。『Python in Excel 最初の一冊』(白辺陽)は「Python完全初心者が読むことを想定」と明言していて、基礎から丁寧に解説している。逆に、すでにVBAを使いこなしている人なら、VBAとの違いを意識した本がいい。『ExcelユーザーのためのPython in Excel超入門』(社内ニート)は、Excel関数やピボットテーブルとの連携を重視しているから、VBA経験者にもスムーズに移行できる。
出版年で選ぶ
橘ナナミ
Python in Excelは新しい機能だから、やっぱり新しい本のほうがいいですよね?
佐藤メバル
その通り。2024年以降に出版された本を選べば、最新の機能や制約に対応している。『Python in Excel Step-by-Step』(David Langer)は2025年に出版された英語の本で、Microsoft MVPによる信頼性の高い内容だ。ただし、日本語の本では『Python in Excel入門』(北山直洋)が2024年発行で、環境構築不要のJupyterLiteにも触れているから、最新の情報を求める人におすすめだ。
形式で選ぶ
橘ナナミ
本の形式って、チュートリアル型と逆引き型があるって聞きました。
佐藤メバル
そう。チュートリアル型は順番に読んで基礎を積み上げたい人向け。『よくわかる PythonによるExcel自動化入門』(富士通ラーニングメディア)は1行1行コードを解説していて、挫折しにくい。逆引き型は「特定の作業をどう自動化するか」すぐに調べたい人向け。『Excel×Python逆引きコードレシピ126』(金宏和實)は126ものレシピが収録されていて、辞書代わりに使える。
価格帯と付加価値で選ぶ
橘ナナミ
予算も気になります。Kindle Unlimitedで読める本はありますか?
佐藤メバル
あるよ。『Python in Excel Data Analysis』(CaelumBitwright)や『Python in Excel: The Definitive Guide』(Oliveira)などの英語の自費出版本は、Kindle Unlimitedの対象になっていることが多い。日本語の本では『書かない時代のPython自動化レシピ40』(桐生匠真)が比較的安価で、コピペで使える実践的な内容だ。価格だけでなく、サンプルコードのダウンロードができるかもチェックしよう。技術評論社や日経BPの本は、コードの質が高い傾向がある。
Python in Excelを学べる本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
Python in Excelを学べる本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

Python in Excelのツボとコツがゼッタイにわかる本
立山秀利 著|秀和システム新社
¥2,860(税込)
Excelのデータ分析をPythonで行いたい初心者に最適。立山秀利氏による解説は、ツボとコツを押さえた実践的アプローチ。
こんな人におすすめ
ExcelユーザーでPython in Excelを初めて学ぶ方。特に、データ分析の基本を効率よく習得したいビジネスパーソン。
良い点
- 実践的なツボとコツが満載
- 初心者でもわかりやすい
- Excelデータ分析に特化
気になる点
- Pythonの基礎は別途必要
- 応用例が少ない
出版社
秀和システム新社
発売日
2025年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、タイトルが『ツボとコツがゼッタイにわかる本』って、なんだか親しみやすいですね!
佐藤メバル
そうですね、立山秀利さんはExcelやPythonの入門書で定評のある方です。この本は、Excelのデータ分析をPythonで行う際のポイントを厳選して解説していて、初心者がつまずきやすいところをしっかりカバーしています。
橘ナナミ
じゃあ、Pythonを全く知らない私でも大丈夫ですか?
佐藤メバル
はい、Excelの操作に慣れていれば、Pythonの基本を学びながら進められます。ただし、唯一の注意点としては、Pythonの基礎自体は本書だけではカバーしきれない部分もあるので、必要に応じて他の入門書と併用すると良いでしょう。
でも、Excel上でPythonを使うための第一歩としては非常におすすめです。

Python in Excelではじめるデータ分析入門
掌田津耶乃 著|ラトルズ
¥2,640(税込)
pandas、numpy、matplotlibなど主要ライブラリを基礎から解説。ExcelとPythonの相互利用に重点を置き、実践的なデータ分析スキルが身につく。
こんな人におすすめ
Excelは使えるがプログラミングに不安がある方。Python in Excelでデータ分析を始めたいすべての初心者。
良い点
- ライブラリの使い方を基礎から解説
- Excelとの連携に特化
- 章立てが体系的
気になる点
- ページ数がやや少ない
- 応用プロジェクトが不足
出版社
ラトルズ
発売日
2024年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
掌田津耶乃さんって、たくさん入門書を書かれていますよね。この本も期待できそうです。
佐藤メバル
はい。著者は多くのプログラミング入門書を手がけているので、初心者の疑問点をよく理解しています。この本では、pandasでのデータ操作、matplotlibでのグラフ作成まで、基礎から順を追って学べます。
特に、ExcelとPythonのデータのやり取りを丁寧に説明しているのがポイントです。
橘ナナミ
なるほど。Excelで集計してPythonで可視化、という流れがイメージできました。
佐藤メバル
その通りです。本書では、Pythonでデータ処理した結果をExcelに戻す方法も解説されているので、実務ですぐに活用できます。
データ分析の入門書として完成度が高い一冊ですね。

Python in Excel 最初の一冊
白辺陽 著
最初から実例でPython in Excelの威力を体感できる。著者の「コインランドリーから洗濯乾燥機へ」の比喩が秀逸で、すぐに試したくなる。
こんな人におすすめ
とにかく早くPython in Excelを試したい方。サンプルコードを動かしながら学びたい実務家。
良い点
- 実例から入るのでモチベーションが続く
- コードがすぐに試せる
- Python初心者でも理解しやすい
気になる点
- 基礎文法の解説が薄い
- 網羅性は低め
出版社
詳細情報なし
発売日
2023年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
白辺陽さんの本、『最初の一冊』というタイトルがいいですね。どんな内容ですか?
佐藤メバル
この本は、いきなり実例を見せて、Python in Excelでこんなことができるんだ!と驚かせてくれます。
例えば、住所データの正規化とか、相関マトリックスの作成など、実際の業務に役立つ例をベースに解説しています。
いわば「料理を見てから作り方を覚える」スタイルですね。
橘ナナミ
ああ、私、理論から入ると飽きちゃうんです。そういう本は嬉しいです。
佐藤メバル
まさにそのための本です。著者自身が「基礎の基礎から順番に積み上げる冗長な説明はしない」と宣言しています。
Python in Excelの魅力をまず体感したい方には一番おすすめです。

ExcelユーザーのためのPython in Excel超入門: データ分析・可視化・自動レポートをExcelだけで実践する, pandas・グラフ化・機械学習まで一気にわかる
社内ニート 著
Excel関数やピボットテーブルとPythonの組み合わせ方を解説。現場で本当に知りたいポイントから学べる構成が実践的。
こんな人におすすめ
Excel中級者でさらに分析力を高めたい方。PythonをExcelの補完として使いたいビジネスアナリスト。
良い点
- Excelの知識を活かして学べる
- エラー対処法も充実
- 実務に即したテーマ
気になる点
- Pythonの基礎解説は最小限
- やや専門的な内容も含む
出版社
詳細情報なし
発売日
2026年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『社内ニート』さんって、すごいペンネームですね。内容も実務的でしょうか?
佐藤メバル
はい、この本はExcelユーザーが「こんな処理、Pythonでできないかな?」と思ったときにピッタリです。
特に、Excel関数とPythonをどう組み合わせるか、という視点が他書にはない特徴です。例えば、VLOOKUPの代わりにpandasでデータを結合する方法など、目から鱗です。
橘ナナミ
なるほど。全部をPythonに置き換えるわけじゃなくて、良いとこ取りなんですね。
佐藤メバル
その通り。全部をPythonでやろうとすると逆に効率が悪いこともありますからね。本書は、Excelの強みを残しつつ、Pythonで足りない部分を補う実践的なアプローチを教えてくれます。
データ分析のレパートリーが広がる一冊です。

Python in Excel入門 PythonとExcelで広がるデータ分析・データ整理・グラフ作成のスキル OnDeck Books
北山直洋 著|インプレス NextPublishing
Pythonの基礎からPython in Excelの使い方、pandasやmatplotlibまでをカバー。初心者が一冊で完結できる構成。
こんな人におすすめ
Python未経験でPython in Excelを始めたい方。プログラミング学習と実践を同時に行いたい独学者。
良い点
- Pythonの基礎を丁寧に解説
- 環境構築不要ですぐ始められる
- データ分析までカバー
気になる点
- 内容が広範囲で深掘り不足
- やや初心者向けに偏る
出版社
インプレス NextPublishing
発売日
2025年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
北山直洋さんの本は、Pythonの基礎も解説してくれるんですね。他の本はPythonを知っている前提のものが多いので、助かります。
佐藤メバル
そうなんです。この本はPythonを全く知らなくても大丈夫。第1章で変数やループ、関数といった基本を学び、その後Python in Excelの使い方、pandasやmatplotlibでのデータ分析へと進みます。
まさにオールインワン。しかも環境構築が不要で、すぐにコードを実行できるのも初心者には嬉しいポイントです。
橘ナナミ
それはいいですね。私みたいに、まずPythonを勉強してからじゃないと…と思っている人にはぴったりです。
佐藤メバル
ええ。ただし、その分一冊でカバーする範囲が広いので、各トピックの深さは限られます。しかし、入門としては十分すぎる内容です。
まずはこの本で基礎を固めて、その後専門書に進むのが良いでしょう。

Python in Excel Step-by-Step (English Edition)
DavidLanger 著|Wiley
Microsoft Excel MVP David Langerによる英語の実践ガイド。Excelユーザーの知識をPythonにマッピングしながら学べる効率的な学習法。
こんな人におすすめ
英語の技術書を読めるExcelヘビーユーザー。データ分析スキルを英語で身につけたいプロフェッショナル。
良い点
- 著者の教育経験が活きている
- Excelスキルを活かした学習
- データサイエンスへの道筋を示す
気になる点
- 英語のみ
- 日本では入手しにくい場合も
出版社
Wiley
発売日
2025年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
英語の本ですね。ちょっと敷居が高そうですが、内容はどうですか?
佐藤メバル
David LangerはMicrosoft Excel MVPで、多くのプロフェッショナルにPythonを教えてきた経験があります。
本書は、あなたが既に持っているExcelの知識をベースに、Pythonの概念を一つずつ対応づけて教えてくれます。
例えば、セル参照と変数、関数とVBAの関係など、非常に学習効率が高いです。データ分析のDIY的なアプローチも魅力です。
橘ナナミ
なるほど、英語の勉強も兼ねてチャレンジしてみようかな。
佐藤メバル
良い考えです。ただし、専門用語も多いので、中級以上の英語力が必要かもしれません。しかし、内容はとても実践的で、将来Python in ExcelでAIを活用する時代を見据えたスキルが身につきます。
英語版をお勧めできる方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。

Python in Excel Data Analysis: Transform Your Spreadsheets into Automated Intelligence Engines (The Caelum Protocol)
CaelumBitwright 著|Independently published
¥3,379(税込)
スプレッドシートの限界を突破するための実践的レシピ集。データクレンジングから予測分析、可視化までワンストップで学べる。
こんな人におすすめ
Excelの行数制限や複雑な処理に悩むアナリスト。手動作業を自動化し、高度な分析を行いたいビジネスパーソン。
良い点
- 問題解決型のアプローチ
- コピペで使えるコード多数
- 実践的なユースケース
気になる点
- 著者情報が不明
- やや内容が薄い印象
出版社
Independently published
発売日
2026年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、表紙がかっこいいですね。内容も実践的そう。
佐藤メバル
ええ。『Python in Excel Data Analysis』は、単なる入門書ではなく、Excelのスプレッドシートを「自動化された知能エンジン」に変えることを目的としています。
大量データの処理、予測分析、プロフェッショナルな可視化など、現場で求められる処理をすぐに実装できるコードが満載です。
特に、手動クレンジングにうんざりしている人には救世主のような一冊です。
橘ナナミ
でも、自分でコードを書くのはまだ怖いです…
佐藤メバル
大丈夫。本書はコピペで使えるソリューションを提供しています。例えば、毎月の財務レポートの自動化や、カスタムデータスクレイピングなど、すぐに試せる例が豊富です。
ただし、著者が自費出版のようで、内容の検証は自己責任になりますが、実用性は高いと思います。

Python in Excel: Unlocking powerful data analysis and automation solutions (English Edition)
LiamBastick 著|Microsoft Press
Microsoft Pressから出版され、Liam BastickとKathryn Newittの豊富な経験に基づく。Power QueryやCopilotとの連携もカバーし、最新のAI機能を取り入れた内容。
こんな人におすすめ
Microsoft製品と連携しながらPython in Excelを活用したいエキスパート。業務で高度な自動化と分析を求めるビジネスアナリスト。
良い点
- Microsoft公式の信頼性
- Copilot (AI) との統合も解説
- Power Query連携
気になる点
- 英語のみ
- 価格が高め
出版社
Microsoft Press
発売日
2026年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
Microsoft Pressの本は信頼できますね。どんなことが学べるんですか?
佐藤メバル
この本は、Python in Excelを業務で最大限活用するための総合ガイドです。Excelの概念をPythonにマッピングする基礎から、pandasによるデータ分析、可視化に加え、Power QueryやCopilotとの連携までカバーしています。
特に、AIを活用したコーディング支援や高度な予測モデルの構築方法は、まさにこれからのExcelの使い方を先取りしています。
橘ナナミ
AIを使ってPythonを書くなんて、未来っぽいですね!
佐藤メバル
はい。例えば、Copilotに「このデータを分析したい」と指示するだけで、Pythonコードを提案してくれるテクニックも紹介されています。
将来のExcelはますますPythonとAIが融合していくでしょう。本書はその最前線を学べる貴重な一冊です。
ただし、英語であることと価格がやや高い点は注意が必要です。

Python in Excel for Data Analytics: Unlock advanced analysis, visualization, and modeling inside Excel using Python (English Edition)
GeorgeMount 著|Packt Publishing
Packt Publishingらしい実践的なハンズオンスタイル。統計検定、回帰、時系列予測、シミュレーションなど、データ分析の本格的な手法をExcel内で学べる。
こんな人におすすめ
Excelの分析に限界を感じている中級者。統計や機械学習をExcelの枠内で実践したいアナリスト。
良い点
- 本格的な分析手法をカバー
- 実践的なワークフロー
- PythonとExcelの統合に焦点
気になる点
- 初心者には難しい
- 英語のみ
出版社
Packt Publishing
発売日
2027年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本は、分析の内容がかなり深そうですね。回帰分析や時系列予測、シミュレーションまで含まれています。
佐藤メバル
その通り。George Mountの本は、ExcelユーザーがPythonを使って、より高度な分析に踏み込むための実践ガイドです。
例えば、統計的仮説検定、線形回帰、時系列フォーキャスト、モンテカルロシミュレーションなど、データサイエンスの基礎的な手法をExcelのシート上で実装できます。
各章は実際の分析プロジェクトのように構成されており、手を動かしながら学べます。
橘ナナミ
でも、私にはまだ難しそう…。どの程度のレベルが必要ですか?
佐藤メバル
Excelの基本的な関数やピボットテーブルを使いこなせるレベルが望ましいです。Pythonの知識はゼロでも大丈夫ですが、統計の基礎知識があるとより理解が深まります。
とはいえ、本書は理論よりも実践を重視しているので、「まずやってみる」精神で取り組める方には最適。英語ですが、コードはシンプルで読みやすいです。

Python in Excel: The Definitive Guide: Master Data Analysis with Pandas, Create Advanced Visualizations, and Automate Workflows Without Installation (English Edition)
Oliveira 著
=PY()関数、pandas、高度な可視化(バイオリンプロット、ヒートマップなど)まで網羅。「ハイブリッドアナリスト」になるための決定版。
こんな人におすすめ
Python in Excelの全機能を体系的に学びたい中級者以上。データ分析のプロフェッショナルを目指す方。
良い点
- 包括的で詳細
- 実践的なプロジェクト付き
- 可視化技法が豊富
気になる点
- 分厚くて重い
- 英語のみ
出版社
詳細情報なし
発売日
2025年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『The Definitive Guide』と名乗るだけあって、すごいボリュームですね。
佐藤メバル
まさに決定版です。この本では、Python in Excelの中核である=PY()関数の仕組みから、Anacondaとの連携、pandasを駆使したデータ操作、そしてSeabornやMatplotlibによる高度な可視化技法(バイオリンプロット、ペアプロットなど)まで、漏れなく学べます。
また、コホート分析や財務異常値検出といった実世界のプロジェクトを通じて、ハイブリッドアナリストとしてのスキルを磨けます。
橘ナナミ
ハイブリッドアナリストって何ですか?
佐藤メバル
ExcelとPythonの両方を自在に操り、データ分析から可視化、自動化まで一人でこなせる人材のことです。
本書はまさにそのための教科書。理論ではなく実践に重きを置き、すぐに仕事で使える知識が詰まっています。
ただし、英語かつページ数が多いので、時間に余裕を持って取り組む必要があります。

PythonでExcel、メール、Webを自動化する本
中嶋英勝 著|SBクリエイティブ
¥2,398(税込)
Excelだけでなく、メールやWebブラウザの自動化もカバー。単なるExcel自動化書を超えた、RPA的なスキルが身につく。
こんな人におすすめ
Excel業務に加えてメール送信やWebスクレイピングも自動化したい営業・事務職。仕事の幅を広げたいビジネスパーソン。
良い点
- Excel、メール、Webの3つを連携
- 初心者向けなのに実践的
- ダウンロードサンプルあり
気になる点
- Python in Excel非対応
- openpyxlベースでやや古い
出版社
SBクリエイティブ
発売日
2020年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、ExcelだけじゃなくてメールやWebも自動化できるんですね。すごい効率化できそうです。
佐藤メバル
そうなんです。中嶋英勝さんのこの本は、単なるExcel自動化ではなく、メール送信やWebスクレイピングまで含めたトータルな業務自動化を目指しています。
例えば、Webから取得したデータをExcelに保存し、それをメールで送信する、といった一連の流れをPythonで自動化する方法が学べます。VBAではここまで簡単にはできません。
橘ナナミ
RPAみたいなことがPythonでできるんですね。でも、難しそう…
佐藤メバル
大丈夫。この本はプログラミング初心者の社会人を対象に、難しい理論を使わずに解説しています。実践的な例題が多く、すぐに自分の仕事に応用できるよう工夫されています。
ただし、Python in Excelではなく、通常のPython(openpyxlなど)を使うので、Excel上で直接動かしたい場合には別の本が必要です。

Excel×Python最速仕事術
金宏和實 著|日経BP
¥2,150(税込)
ビジネスパーソン向けに、PythonでExcel業務を自動化する超実践的な一冊。サンプルプログラムをほぼそのまま使える点が強み。
こんな人におすすめ
Excelの手作業にうんざりしている全オフィスワーカー。プログラミング未経験でもすぐに自動化を始めたい方。
良い点
- すぐに使えるサンプル
- 業務に即した内容
- プログラミング初心者にやさしい
気になる点
- Python in Excel非対応
- やや基礎解説が少ない
出版社
日経BP
発売日
2019年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『最速仕事術』というタイトルに惹かれます。どんな本ですか?
佐藤メバル
金宏和實さんのこの本は、Excel業務をPythonで自動化することに特化した実用書です。特徴は、サンプルプログラムがすぐにダウンロードでき、ほとんどそのまま使えること。
例えば、部署別のデータを自動で集計してグラフ化するプログラムなど、実際の業務で頻出する処理が満載です。
プログラミングが初めてでも、解説が丁寧なので安心です。
橘ナナミ
サンプルがそのまま使えるなら、試してみたいです。でも、Python in Excelじゃないんですね。
佐藤メバル
そうなんです。これは通常のPython(openpyxl)を使います。なので、Excel上で直接コードを書くわけではありませんが、その分できることの幅が広いです。
例えば、複数のExcelファイルを一括処理したり、非表示のシートを操作したりと、Python in Excelでは制限のある処理も可能です。
環境構築が必要ですが、その手間を補って余りある自動化力を手に入れられます。

もっとシゴトがはかどる Python×Excel×AI 業務自動化の教科書
クジラ飛行机 著|マイナビ出版
¥2,948(税込)
ChatGPTなどの生成AIを活用してExcel自動化のコードを生成する方法を解説。AIに指示を出すだけでプログラムが作れる時代の教科書。
こんな人におすすめ
Python初心者でAIの力も借りたい方。自動化に興味はあるがコードを書くのが面倒なビジネスパーソン。
良い点
- 生成AIとの連携が新鮮
- 実践的な自動化事例
- コードが生成されるので楽
気になる点
- Pythonの基礎知識は前提
- AIの品質に依存
出版社
マイナビ出版
発売日
2025年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
生成AIを使って自動化する本って、すごく今っぽいですね。どうやって使うんですか?
佐藤メバル
クジラ飛行机さんのこの本は、従来の自動化本とは一線を画します。まず、やりたい作業を日本語でAIに指示し、AIが生成したPythonコードをそのまま実行するという流れを解説しています。
例えば、「売上データを月別に集計してグラフにして」とAIに頼めば、コードを書いてくれるんです。もちろん、コードの修正やエラー対処もサポートしています。
橘ナナミ
でも、AIが生成したコードが正しいかどうか判断できる自信がありません…
佐藤メバル
その点も本書ではカバーされています。AIのコードをチェックするポイントや、動かなかったときの対処法が詳しく書かれています。
また、自動化の範囲もExcelだけでなく、PDFやWebブラウザ、OpenAI APIを使った高度な処理まで。
ただし、Pythonの基本文法は事前に理解しておく必要があります。AI入門者には少しハードルが高いかもしれませんが、自動化の可能性を広げたい方にはおすすめです。

今すぐ使えるかんたんbiz Python×Excel自動処理 ビジネス活用大全
土屋和人 著|技術評論社
¥2,640(税込)
Excel自動化に特化した100のテクニックを収録。VBAとPythonの使い分けも解説し、目的に応じた選択ができる。
こんな人におすすめ
Excel自動化のレパートリーを増やしたい中級者。VBAとPythonの違いを理解した上で効率的に自動化したい方。
良い点
- レシピ数が豊富
- VBAとの比較がある
- 実務的なExcel操作
気になる点
- 初心者には量が多すぎる
- Python in Excel非対応
出版社
技術評論社
発売日
2023年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
土屋和人さんの本、すごく分厚いですね。100レシピもあるとか。
佐藤メバル
はい、この本はExcel自動化の百科事典のような存在です。第1章ではVBAとPythonの使い分けのポイントを解説し、その後、セルの操作、書式設定、グラフ作成、シート・ブックの管理、外部データ連携など、実務で必要なすべての操作をカバーしています。
各レシピは「こんなとき」に「どう書くか」が明確で、コードの解説も一行一行丁寧です。
橘ナナミ
100もあると、自分に必要なレシピを探すだけでも便利そうですね。
佐藤メバル
まさにその用途に最適です。「特定のセルの値を取得したい」「複数のブックをまとめたい」といった困ったときに、目次から該当レシピを探してコピペするだけ。
ただし、Python in Excelには対応していないので、通常のPython環境が必要です。また、初心者には情報量が多すぎるかもしれませんが、中級者以上には強力なリファレンスになります。

Pythonでかなえる Excel作業効率化
北野勝久 著|技術評論社
¥2,508(税込)
プログラミング未経験者向けに、コードの書き方から丁寧に解説。ExcelだけでなくGoogleスプレッドシートもカバーしている珍しさ。
こんな人におすすめ
プログラミングを全く知らないがExcelを自動化したい方。Googleスプレッドシートも使うビジネスパーソン。
良い点
- 丁寧なコード解説
- Googleスプレッドシート対応
- グラフ作成やデータ分析も
気になる点
- Python in Excel非対応
- 内容は基礎的
出版社
技術評論社
発売日
2020年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
北野勝久さんの本は、Googleスプレッドシートも扱うんですね。珍しいです。
佐藤メバル
その通りです。この本は、Pythonを使ってExcelとGoogleスプレッドシートの両方を自動化する方法を解説しています。
プログラミングが初めての人でもわかるように、コードの書き方から始まり、グラフ作成やデータ分析まで一通りの業務をカバー。
特に、スプレッドシートを触る機会が多い人には嬉しい一冊です。
橘ナナミ
はじめの一歩としては良さそうですね。
佐藤メバル
ええ、入門書として非常に良くできています。ただし、内容は基礎的なので、より高度な自動化を目指す方には物足りないかもしれません。
また、こちらもPython in Excelではなく、通常のPythonライブラリ(openpyxlなど)を使います。
まずはこの本でPythonに慣れてから、他の専門書に進むのがいいでしょう。

よくわかる PythonによるExcel自動化入門 ~Python初心者でもここまでできる~
富士通ラーニングメディア 著|富士通ラーニングメディア
¥2,420(税込)
富士通ラーニングメディアが提供する、挫折しにくい工夫が満載のExcel自動化入門。エラー対処や実習問題が充実。
こんな人におすすめ
一人で学習しなければならない初心者。エラーに弱い方や、実践問題でスキルを定着させたい方。
良い点
- エラー対処が丁寧
- 実習問題で理解を深める
- 1行1行解説
気になる点
- 少し堅苦しい
- Python in Excel非対応
出版社
富士通ラーニングメディア
発売日
2025年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
富士通ラーニングメディアの本って、研修教材みたいでしっかりしてそうですね。
佐藤メバル
その通りです。この本は学習者が挫折しないように設計されています。まず、Pythonのインストールから基本構文、そしてExcelファイルの読み書き、シート操作、グラフ作成まで、順を追って学習します。
特筆すべきは、プログラム1行1行の動作を解説し、よく起こるエラーとその対処法を随所で紹介している点。
最後の実践章では、売上レポートを自動生成するプログラムを作成します。
橘ナナミ
それは安心ですね。エラーでつまづいてやめてしまうことが多いので。
佐藤メバル
ええ、その点が本書の最大の強みです。また、各章の終わりには実習問題があり、解答例も丁寧に解説されています。
これにより、ただ読むだけでなく、実際に手を動かして学べます。ただし、こちらも通常のPython(openpyxl)を使用するので、Python in Excelを学びたい方には別の本が必要ですが、基礎を固めるには最適の一冊です。

めんどうな作業が秒速で終わる! Excel×Python自動化の超基本
伊沢剛 著|宝島社
¥2,178(税込)
教育系YouTuber伊沢剛による、図解満載でわかりやすいExcel自動化の超基本。単純作業の自動化に特化。
こんな人におすすめ
プログラミングに拒否感があるビジネスパーソン。図解で直感的に学びたい方。
良い点
- 図解でわかりやすい
- 章立てが細かく挫折しにくい
- コピペや分類の自動化
気になる点
- 内容は基本的
- Python in Excel非対応
出版社
宝島社
発売日
2020年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
伊沢剛さんって、YouTubeでもプログラミング教えてる人ですよね。この本はどんな感じですか?
佐藤メバル
はい、著者は専門学校でも教える教育系YouTuberで、難しい概念をやさしく解説するのが得意です。本書は、Excelの単純作業(コピペ、分類、データ入力など)をPythonで自動化する方法を、細かい章立てと図解で説明しています。
プログラミングを全く知らなくても、ステップバイステップで理解できるよう工夫されています。
橘ナナミ
図解が多いとイメージしやすくていいですね。マクロVBAよりすごいって書いてありますが、本当ですか?
佐藤メバル
マクロVBAと比べると、Pythonはより汎用性が高く、大量データの処理や他システムとの連携に優れています。
ただし、Excel内で完結する簡単な自動化ならVBAのほうが手軽な場合もあります。本書はPythonのメリットを強調しつつ、実際の業務で役立つ自動化の手法を紹介しています。
初心者にはおすすめですが、より高度な内容を求める方には物足りないかもしれません。

Python×Excelで作る かんたん自動化ツール
リブロワークス 著|日経BP
¥2,420(税込)
個人の効率化だけでなく、職場のみんなに使ってもらえるツールを作る方法に焦点。エラーメッセージや配布方法まで解説。
こんな人におすすめ
自分だけでなくチームの業務も効率化したい方。Pythonで作ったツールを他の人に使ってもらいたいエンジニア・リーダー。
良い点
- チーム利用を想定
- 配布方法の解説
- ユーザーフレンドリーな設計
気になる点
- Python in Excel非対応
- やや中級者向け
出版社
日経BP
発売日
2022年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『みんなに使ってもらえる自動化ツール』って、他の本と違いますね。どういうことですか?
佐藤メバル
リブロワークスさんのこの本は、個人の効率化だけでなく、作ったツールを職場の同僚に配布して使ってもらうところまでを視野に入れています。
例えば、Pythonがインストールされていない環境でも動くようにする方法や、わかりやすいエラーメッセージの書き方、Excelファイルで入力設定を行う手法などが解説されています。
つまり、一人のためではなく、チーム全体の生産性向上を目指しているんです。
橘ナナミ
なるほど。自分だけが使えるツールだと、属人化しそうですもんね。
佐藤メバル
その通りです。本書では、Excelテンプレートのコピー自動化や、名前のランダムグループ分け、ファイル検索置換など、実際の業務で使えるツールを例に挙げながら、誰でも使えるようにする工夫を学べます。
また、特別製本で180度開くので、両手でキーボードを打ちながらでも読みやすいのもポイントです。チームでの自動化を推進する方に強くおすすめします。

Excel×Python逆引きコードレシピ126
金宏和實 著|日経BP
¥2,508(税込)
現場で必要な処理を126のレシピで逆引き。「車輪の再生産」を避け、効率的にコードを組み立てられる。
こんな人におすすめ
Excel自動化のコードをゼロから書きたくない方。既存のレシピを組み合わせて自分の自動化ツールを作りたい中級者。
良い点
- 126ものレシピ
- 逆引きで探しやすい
- pandasなどの応用レシピも
気になる点
- 初心者には情報量が多い
- Python in Excel非対応
出版社
日経BP
発売日
2021年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
金宏和實さんの逆引きコードレシピ、すごいボリュームですね。これ一冊あれば、いろいろな処理をコピペできそうです。
佐藤メバル
まさにそのための本です。Excel×Pythonでよく使われる処理を126のレシピにまとめています。
「ブックを開く」「セルを読み込む」「条件付き書式を設定する」など、目的から逆引きできるので、自分の必要なコードをすぐに見つけられます。
すべてのレシピは実用的で、複雑なフィルターや集計、pandasを使った高度な処理まで含まれています。
橘ナナミ
でも、Pythonを全く知らない私には、どのレシピを組み合わせればいいかわからないかも…
佐藤メバル
その点は、最初の章である程度Pythonの基礎と環境構築を解説しているので、一通り読めば大丈夫です。
また、各レシピには「こんなときに使う」という説明がついているので、初心者でも目的に合ったレシピを選びやすいです。
ただし、この本はリファレンスとしての性格が強いので、体系的に学びたい方は別の入門書と併用することをおすすめします。

書かない時代のPython自動化レシピ40: コピペで動く ― ファイル整理・Excel・PDF・CSVの現場実例 (HARMONIC insight)
桐生匠真 著
「読む本ではなく使う本」を謳い、コピペですぐに使える40のレシピを提供。ファイル整理・Excel・PDF・CSVに対応。
こんな人におすすめ
残業を減らしたい実務担当者。プログラミングを学ぶ時間がないが、自動化したい業務が山積みの方。
良い点
- コピペで即実行
- 失敗してもやり直し可能
- 現場目線のシナリオ
気になる点
- Python in Excel非対応
- 基礎解説なし
出版社
詳細情報なし
発売日
2026年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『書かない時代のPython自動化レシピ』って、タイトルがストレートですね。コピペで動くって本当ですか?
佐藤メバル
本当です。この本は、最初から読む必要はなく、今困っているページを開いて、パスと列名だけ書き換えて実行すれば動くよう設計されています。
例えば、複数のExcelファイルを結合する、PDFを分割する、文字化けしたCSVを変換するなど、地味に面倒な業務を40個のレシピで解決。
主人公の鈴木さんと中村さんのストーリーも親しみやすいです。
橘ナナミ
それは助かります。でも、なぜコピペで動くのに、本を買う必要があるんですか?
佐藤メバル
良い質問です。ネットにもコードはありますが、この本は「失敗しても元に戻せる」ように設計されている点が違います。
ファイルを削除するコードは一切なく、安心して試せます。また、各レシピの「書き換えるところ」が明示されているので、自分の環境に合わせるのも簡単。
まさに実務家のための道具箱です。Pythonの環境構築は必要ですが、基本無料のアプリを使う方法も紹介されています。

できる 仕事がはかどるPython&Excel自動処理 全部入り。 全部入り。シリーズ
リブロワークス 著|インプレス
リブロワークスによるExcel自動化の集大成。ブック操作からグラフ、複数シートの集計まで、よく使う処理を網羅。
こんな人におすすめ
Excel自動化の一通りの技術を学びたい方。サンプルをアレンジして自分の業務に応用したい中級者。
良い点
- 網羅性が高い
- サンプルが短くてアレンジしやすい
- Pythonライブラリとの連携
気になる点
- 固定レイアウトで読みにくい
- Python in Excel非対応
出版社
インプレス
発売日
2020年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『全部入り』というシリーズ名からして、盛りだくさんなんでしょうね。
佐藤メバル
その通り。この本は、Excel自動化に必要なテクニックを余すところなく収録しています。ブックやシートの操作、セルや行列の操作、表の見た目を整える、グラフ作成、複数シートから集計シートを作るなど、実務で頻出する処理を短くシンプルなコードで示しています。
サンプルが短いので、自分の用途にアレンジしやすいのもポイントです。
橘ナナミ
でも、固定レイアウトって書いてありますね。タブレットじゃないと見づらそう…
佐藤メバル
確かに、固定レイアウトなのでスマートフォンでは読みにくいかもしれません。パソコンやタブレットで読むことをおすすめします。
内容自体は非常に充実しており、特にPythonライブラリ(pandasなど)との連携も解説しているので、データ分析にも応用できます。
Excel自動化の決定版として、手元に置いておきたい一冊です。

Python&AIによるExcel自動化入門 (I/O BOOKS)
大西武 著|工学社
¥2,530(税込)
Python × Excel に加えて、AI翻訳やOCR、GUIアプリ作成までカバー。自動化の幅を広げたい方に。
こんな人におすすめ
Excel自動化に加え、AI機能も使ってみたい好奇心旺盛なビジネスパーソン。GUIアプリを作って配布したい方。
良い点
- AI機能(翻訳、OCR、予測)
- GUIアプリ作成も解説
- 実践的な例が多い
気になる点
- 内容が広く浅い
- Python in Excel非対応
出版社
工学社
発売日
2022年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、AIとExcelの自動化を一緒に学べるんですね。ミニトマトの消費期限予測って面白い!
佐藤メバル
大西武さんのこの本は、従来のExcel自動化に加えて、AIの活用方法も紹介しているユニークな一冊です。
例えば、レシートをOCRで読み取って家計簿を自動生成したり、自然言語を翻訳したり、ミニトマトの消費期限を予測するといった、ちょっと遊び心のある実例が満載。
さらに、ウィンドウやボタンを使ったGUIアプリの作り方も解説しているので、作ったツールを他の人に使いやすくできます。
橘ナナミ
遊び心って大事ですよね。興味がわきます。でも、Python in Excelじゃないんですね。
佐藤メバル
そうなんです。こちらは通常のPython環境が必要です。また、AI部分では機械学習の基礎を扱っていますが、深くは掘り下げていません。
まずは自動化とAIに触れてみたい、という方にちょうど良い入門書です。Excelに限らず、もっと広い自動化に挑戦したい方におすすめします。

もっとラクに! もっと速く! Excel×Python データ処理自由自在
金宏和實 著|日経BP
大量のExcelデータ処理に特化し、テレワーク時代の時短ワザを多数紹介。著者は『最速仕事術』の金宏和實。
こんな人におすすめ
大量データの処理に時間がかかっているExcelユーザー。テレワーク環境で効率よく仕事を終わらせたい方。
良い点
- 大量データ処理に特化
- テレワーク向け時短ワザ
- 実践的なコード
気になる点
- 固定レイアウト
- Python in Excel非対応
出版社
日経BP
発売日
2020年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
大量のExcelデータ処理って、まさに私の悩みです。ファイルを開くだけで待たされることも…。
佐藤メバル
金宏和實さんのこの本は、まさにその悩みを解決します。前作『Excel×Python最速仕事術』の姉妹書で、特に大量データの処理に焦点を当てています。
例えば、何百ものExcelファイルから必要なデータだけを抽出して集計する、重いファイルを Python で一気に処理するなど、地味に時間のかかる作業を自動化するワザが満載。
テレワークで自宅からでも、定時前に仕事を終えられるようになるでしょう。
橘ナナミ
テレワークでも使えるのは嬉しいですね。でも、環境構築が必要ですよね?
佐藤メバル
そうです。通常のPython環境が必要ですが、本書ではその設定方法も簡単に解説しています。また、固定レイアウトの電子書籍なので、タブレットで見ながらコードを入力するには良いですが、スマートフォンでは少し厳しいかもしれません。
内容は実践的で、すぐに業務に役立つものばかりです。データ処理に追われている方はぜひ手に取ってみてください。

Excel、データ整理&分析、画像処理の自動化ワザを完全網羅! 超速Python仕事術大全
伊沢剛 著|宝島社
¥2,640(税込)
Excel、データ整理、画像処理、動画編集まで幅広い自動化ワザを網羅。トラブルシューティングも収録。
こんな人におすすめ
Pythonでできることを一通り知りたい方。Excel以外にも自動化の可能性を広げたいビジネスパーソン。
良い点
- 網羅範囲が広い
- トラブルシューティング付き
- シンプルなコード
気になる点
- 各テーマの深さは浅い
- Python in Excel非対応
出版社
宝島社
発売日
2022年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
『超速Python仕事術大全』って、なんかすごそうなタイトルですね。画像処理や動画編集まで載ってるんですか?
佐藤メバル
伊沢剛さんのこの本は、まさにPythonでできるあらゆる仕事術を一冊にまとめた大全です。Excelの自動化はもちろん、データ整理、Webリサーチ、売上予測、さらに画像処理(電子捺印、文字抽出)、動画編集といった最新テクニックまでカバー。
シンプルなコードで書かれているので、初心者でも試しやすいです。また、ありそうでなかったトラブルシューティングの章もあり、よくあるエラーとその対処法がまとめられています。
橘ナナミ
これだけでPythonの便利ワザが全部わかるなら、コスパいいですね。
佐藤メバル
その通り。ページ数も304ページとボリュームがあり、これ一冊でかなり幅広い知識が得られます。ただし、各テーマの深さは限られているので、特定の分野を極めたい方には少し物足りないかもしれません。
Pythonを仕事に活用するための入り口として、あるいはリファレンスとしても便利です。

PythonでExcelプログラミング入門
藤井敏則 著|GO-AHEAD
VBAに慣れたユーザーがPythonを学ぶための橋渡し書。簡単なGUIはVBA、複雑な処理はPythonという使い分けを提案。
こんな人におすすめ
VBAは使えるがPythonに興味がある方。Excel自動化をVBAからPythonに移行したいと考えている中級者。
良い点
- VBAユーザーを意識
- win32comとopenpyxl両対応
- 練習問題付き
気になる点
- Python in Excel非対応
- やや古いバージョン
出版社
GO-AHEAD
発売日
2020年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
藤井敏則さんの本、VBAとの比較があるんですね。VBAを少し知っている私には嬉しいです。
佐藤メバル
この本は、VBAを使ったことがある人がPythonにスムーズに移行できるよう工夫されています。著者は「簡単なGUIはVBA、複雑なデータ処理はPythonに任せる」というハイブリッドな使い方を提案。
openpyxlとwin32comの両方のライブラリを使ってExcelを操作する方法を解説しているので、VBAに慣れた人にはwin32comが馴染みやすいでしょう。
また、章末の練習問題で理解を確認できます。
橘ナナミ
VBAとPythonの良いとこ取りができるのは魅力的ですね。
佐藤メバル
そうです。ただし、本書の執筆環境がPython 3.9.0とExcel 2016とやや古いので、最新の環境では注意が必要です。
また、Python in Excelではなく従来のPythonを使います。VBAからの移行を考えている方にはおすすめですが、完全な初心者には少し難しいかもしれません。
Python in Excelの仕組みと利用条件を押さえよう
橘ナナミ
Python in Excelを使うには、やっぱり特別な環境が必要なんですか?
佐藤メバル
実はとても簡単だ。Windows版のMicrosoft 365(旧Office 365)に加入していて、Excelのベータチャンネルを有効にすれば、セルに「=PY()」と入力するだけで使えるようになる。ただし、現時点ではWindows限定で、MacやWeb版では利用できない。また、PythonのコードはMicrosoftのクラウド上で実行されるから、インターネット接続が必須だ。この仕組みを理解しておかないと、オフラインで使えないなどのトラブルに遭遇するよ。
橘ナナミ
なるほど。じゃあ、使えるライブラリにも制限があるんですか?
佐藤メバル
そう。Anacondaが提供するライブラリセットに限定されていて、独自のライブラリをインストールすることはできない。pandas、numpy、matplotlib、seaborn、scikit-learnなど、データ分析に必要な主要なものは一通り揃っているけど、openpyxlやxlwingsのようなExcel操作用のライブラリは標準では使えない。ただし、Python in Excelはあくまでセル上でデータを処理するためのもので、ファイルの読み書きには従来のPython環境が必要になる場合もあるんだ。
Python in Excel専用書と従来の自動化本の違い
橘ナナミ
従来のPython×Excelの本と、Python in Excelの本って何が違うんですか?
佐藤メバル
大きな違いは「どこでPythonを実行するか」だ。従来の本は、パソコンにPythonをインストールし、openpyxlやpandasを使ってExcelファイルを外部から操作する。一方、Python in Excelの本は、Excel内部でPythonを動かすことを前提としているから、インストール不要で、結果をすぐにセルに反映できる。例えば『Python in Excel: Unlocking powerful data analysis and automation solutions』(Liam Bastick)は、Power QueryやCopilotとの連携までカバーしていて、Excel内で完結するワークフローを重視している。
橘ナナミ
じゃあ、どちらを選べばいいですか?
佐藤メバル
目的次第だね。もし「Excelから離れずにデータ分析を完結させたい」「クラウド上の強力なライブラリを手軽に使いたい」ならPython in Excel専用の本がおすすめ。一方、「外部のファイルを大量に処理したい」「メールやWebと連携したRPA的な自動化をしたい」なら従来型の自動化本のほうが適している。両方を学べる『もっとシゴトがはかどる Python×Excel×AI 業務自動化の教科書』(クジラ飛行机)のような本もあるよ。
業務シーン別おすすめマトリクス
橘ナナミ
実際の業務で「こんな時はこの本」というのを教えてください。
佐藤メバル
いいよ。例えば「毎月の売上データを集計してグラフ化したい」というデータ分析シーンなら、『Python in Excelではじめるデータ分析入門』がpandasとseabornを実践的に使える。逆に「複数のExcelファイルを結合して、特定の列だけ抽出したい」といったファイル操作メインなら、『Excel×Python最速仕事術』(金宏和實)や『めんどうな作業が秒速で終わる! Excel×Python自動化の超基本』(伊沢剛)が役立つ。レポート生成を自動化したいなら、『Excel×Pythonで作る かんたん自動化ツール』(リブロワークス)が、配布まで考えた実用的なノウハウを教えてくれる。
橘ナナミ
Python in Excelで機械学習までできるんですか?
佐藤メバル
できるよ。『Python in Excel for Data Analytics』(George Mount)や『Python in Excel: The Definitive Guide』(Oliveira)は、scikit-learnを使った回帰分析や予測モデルまで扱っている。ただし、大量のデータを扱う場合はクラウドの実行制限に注意が必要だ。各書籍のサンプルコードの量やダウンロードサービスも比較ポイントだね。日経BPの本はコードのダウンロードが充実しているから、手を動かして学びたい人におすすめだ。
よくある質問
Python in ExcelはどのバージョンのExcelで使えますか?
橘ナナミ
Python in ExcelはどのバージョンのExcelで使えますかについて教えてください。
佐藤メバル
Windows版のMicrosoft 365(Office 2021や永続版は不可)のベータチャンネルで利用できます。2024年7月時点ではベータ版ですが、順次正式版に展開される予定です。MacやWeb版では使えません。
Python in ExcelとVBA、どちらを学ぶべきですか?
橘ナナミ
Python in ExcelとVBA、どちらを学ぶべきですかについて教えてください。
佐藤メバル
目的によります。VBAはExcelの操作全般(UI操作やイベント処理)に強く、Python in Excelはデータ分析や統計処理に適しています。両方を学べる本もありますが、まずは自分が自動化したい業務がどちらに向くか判断しましょう。
Python in Excelで使えるライブラリは何ですか?
橘ナナミ
Python in Excelで使えるライブラリは何ですかについて教えてください。
佐藤メバル
Anacondaが提供する主要ライブラリ(pandas, numpy, matplotlib, seaborn, scikit-learn, sympyなど)が使えます。ただし、openpyxlやxlwingsのような独自ライブラリのインストールはできません。
Python in Excelの本は、通常のPython自動化本とどう違いますか?
橘ナナミ
Python in Excelの本は、通常のPython自動化本とどう違いますかについて教えてください。
佐藤メバル
通常の本はローカル環境でのPythonインストールとライブラリ管理が必要ですが、Python in Excelの本はExcel内で完結するコードの書き方を解説します。環境構築が不要な代わりに、実行環境の制約(クラウド依存・Windows限定)を理解する必要があります。
Excel自動化を学ぶのにPythonの基礎は必要ですか?
橘ナナミ
Excel自動化を学ぶのにPythonの基礎は必要ですかについて教えてください。
佐藤メバル
初心者向けの本はPythonの基礎から解説しているので、未経験でも大丈夫です。ただし、『もっとシゴトがはかどる Python×Excel×AI 業務自動化の教科書』のようにPython基礎を前提としている本もあるので、目次を確認しましょう。
おすすめのPython in Excel入門書を教えてください
橘ナナミ
おすすめのPython in Excel入門書を教えてくださいについて教えてください。
佐藤メバル
日本語では『Python in Excelのツボとコツがゼッタイにわかる本』(立山秀利)が基本操作と実践例のバランスが良く、『Python in Excel 最初の一冊』(白辺陽)は初心者に優しい解説が特徴です。英語でも構わなければ『Python in Excel Step-by-Step』(David Langer)が体系的に学べます。
Python×Excelの初心者におすすめの本は?
橘ナナミ
Python×Excelの初心者におすすめの本はについて教えてください。
佐藤メバル
従来型の自動化では『Excel×Python最速仕事術』(金宏和實)や『めんどうな作業が秒速で終わる! Excel×Python自動化の超基本』(伊沢剛)がわかりやすいです。Python in Excelに特化するなら上記の入門書を選びましょう。
Kindle Unlimitedで読める関連書籍はありますか?
橘ナナミ
Kindle Unlimitedで読める関連書籍はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
英語の自費出版本『Python in Excel Data Analysis』や『Python in Excel: The Definitive Guide』がKindle Unlimitedの対象になることがあります。日本語の本では『書かない時代のPython自動化レシピ40』など一部の電子版が対象の場合もあるので、購入前に確認してください。
まとめ
橘ナナミ
佐藤さん、今日はたくさん教えていただいてありがとうございました。Python in Excelの本も従来の自動化本も、それぞれに強みがあるんですね。
佐藤メバル
そうだね。大事なのは、自分の仕事のどの部分を自動化したいか、どんな環境で動かしたいかを明確にすることだ。Python in Excelはまさに「Excelの城壁の中にPythonという大砲を持ち込む」ようなもの。一方、従来のPythonは「城の外から自由に動き回る騎兵隊」のようなもの。どちらが目的に合っているかで選んでほしい。
橘ナナミ
「城壁の中の大砲」と「騎兵隊」…わかりやすいです!私はまずExcelの中で完結するデータ分析から始めてみようと思います。
佐藤メバル
それがいい。最初の一冊は『Python in Excelのツボとコツがゼッタイにわかる本』か『Python in Excel 最初の一冊』がおすすめだ。一歩ずつ進めば、必ず業務の効率化に役立つよ。
橘ナナミ
ありがとうございます!さっそく読んでみます。
佐藤メバル
頑張って。Python in Excelはまだ始まったばかりの機能だから、今学べば先駆者になれる。君のExcelが、データ分析の砦から知的探検の拠点に変わる日を楽しみにしているよ。








