旧車の本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
「旧車の本」って、タイトルだけ見ても図鑑っぽいのも、整備の本っぽいのも、雑誌もあるし、正直どれから手を出せばいいのか迷っちゃいます。最初に読むなら何がおすすめですか?
佐藤メバル
いい質問だね。旧車の本は「自分が今、旧車とどう向き合いたいか」で選ぶとグッと迷いが減ります。まずは眺める・学ぶ・整備する・物語を楽しむ、の4つの目的に分けてみましょう。眺めたいなら『昭和の名車 完全版 Volume 1』、学びたいなら『大人の旧車イズム』、整備したいなら『今日から始める 失敗しない旧車の整備』、物語を楽しむなら『old-timer 旧車オーナー読本』が代表的です。
橘ナナミ
なるほど……私はまだ旧車に乗ったことがないので、「物語」から入るのが合ってる気がします。オーナー読本って、やっぱり実際の体験談が中心なんですか?
佐藤メバル
そうですね。39人のオーナーと60台以上の車が出てきて、それぞれの暮らしや思い出が語られています。「旧車は移動手段じゃない、人生の相棒だ」という感覚がひしひしと伝わってきますよ。しかも初めてのクラシックカー入門や路上応急処置も載っているので、読み物としてだけじゃなく実用面でも手抜かりがない。
橘ナナミ
それはいいですね!でも、いずれ維持できるようになりたいので、メカの基礎も勉強しないと……。初心者でも大丈夫な本はありますか?
佐藤メバル
そのために『今日から始める 失敗しない旧車の整備』があります。タイヤの管理・電気・エンジンまわりまで、日常点検から始められる構成です。ハンダごて王子の本も、電気系が苦手な人に丁寧で人気ですね。まずは道具をそろえる前に、自分でできる範囲を知るのが近道です。
旧車の本の選び方
目的別:眺める・学ぶ・整備する・物語を楽しむ
橘ナナミ
目的によって選ぶ本を変えるんですね。具体的にはどんな本があるんですか?
佐藤メバル
眺めるなら『思い出の国産旧車完全カタログ』が便利。昭和のスポーツカー、セダン、商用車、軽自動車まで一気に見渡せます。学ぶなら『大人の旧車イズム』が美学や設計思想を解説。整備するなら『旧車エンジン整備術』『ハンダごて王子の自分でできる旧車の電気メンテナンス』。物語は『old-timer 旧車オーナー読本』が王道ですね。
レベル別:初心者から上級レストアまで
橘ナナミ
私はまだ初心者なので、最初は分かりやすいものがいいです。段階を踏むとしたら?
佐藤メバル
まずは『60~80年代 絶版国産車ベストカタログ』で車種の全体像をつかみ、次に『今日から始める 失敗しない旧車の整備』で日常メンテナンスを体験。そして、手を動かしたくなったら『旧車パーツ製作&調達術』や『旧車パーツカタログ 2015』で部品調達の世界に進むのがおすすめです。上級者は『旧車のレストア・ベンツC再生術』のような実践記録も参考になるでしょう。
形式別:写真集・図鑑・解説書・マニュアル・雑誌・漫画
橘ナナミ
写真集と図鑑って似てますけど、どう違うんですか?
佐藤メバル
図鑑は網羅性が命。『昭和の名車 完全版 Volume 1』は111台を詳細に解説し、『思い出の国産旧車完全カタログ』はカタログを再現したスタイル。写真集は雰囲気や美しさを楽しむもので、『旧車GIRLS』は美少女と旧車を組み合わせた上製本画集。雑誌も情報が新しくて、『Nostalgic Hero』『旧車FAN』は特集テーマで読むと楽しいです。
対象車種別:国産・欧州・2輪・特定車種まで
橘ナナミ
スカイラインやフェアレディZなど、車種ごとの本も多いですよね。
佐藤メバル
そう。日産勢なら『旧車のすべて オリジナル旧車の乗り方編』、スカイライン専門のカスタムなら『旧車・改 Vol.1』。フェアレディZとスカイラインをL型エンジンで楽しむなら『旧車スタイル vol.3』。マツダのロータリーなら『自動車誌MOOK G-WORKSアーカイブ Vol.6 みんなのマツダRX-3/RX-7』。欧州なら『旧車のレストア・ベンツC再生術』があります。二輪なら『ニッポン旧車烈伝』で昭和のバイク323選が読めます。
予算別:1500円まで、3000円まで、5000円以上
橘ナナミ
学生としては価格も気になります。予算の目安はありますか?
佐藤メバル
1,500円前後なら『old-timer 旧車オーナー読本』。2,000〜2,500円あたりに『今日から始める 失敗しない旧車の整備』や『愛旧ジャパンスタイルブック(VOL.04)』、『仏恥義理シャコタンマガジン 旧車☆ブギ』。3,000円前後まで広げれば『昭和の名車 完全版 Volume 1』や『旧車のすべて』。予算を気にしないなら『旧車GIRLS』の5500円や、品切れのムックを探すのも一つです。
情報鮮度別:定番の基礎か、最新のブームを知るか
橘ナナミ
旧車の情報って、古い本だと内容が古くなるんじゃないですか?
佐藤メバル
いい視点ですね。メカニズムの基礎や設計思想は古い本でも色あせません。一方、価格相場や部品供給の状況は変わります。定番の基礎なら『思い出の国産旧車完全カタログ』、最新のイベントや相場感を知りたいなら『Nostalgic Hero』『旧車FAN』『旧車DIYメンテ』などの雑誌・増刊が向いています。両方を併せて読むのが理想的です。
旧車の本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
旧車の本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

old-timer 旧車オーナー読本 (ヤエスメディアムック638)
八重洲出版
¥1,320(税込)
旧車を「所有する喜び」に焦点を当てたムックです。39人のオーナーへのインタビューを軸に、スカイラインGT-Rや2000GTなどの60台以上が登場。それぞれのクルマとの出会いや苦労話、人生の伴侶としての姿が丁寧に描かれ、カタログでは伝わらない「個体の物語」が読めます。後半には初めてのクラシックカー入門や路上応急処置、単管パイプで作るDIYガレージ製作など実用記事も収録され、初心者が旧車世界に飛び込むための敷居を下げてくれる一冊です。
こんな人におすすめ
旧車の購入を検討している初心者や、スペック表ではなくオーナーの人生に触れたい人に。週末の読書としても、ガレージ計画の参考にしたい人にも向きます。
良い点
- 39人の実話で感情移入できる
- 60台以上の車種が登場
- DIYガレージ製作も収録
気になる点
- 特定車種の深掘りは少なめ
- 雑誌の抜粋のため既読者も
- スペック中心の情報ではない
出版社
八重洲出版
発売日
2020年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
旧車っていうと状態や価格が気になっちゃうんですけど、この本はちょっと違うんですね。
佐藤メバル
そうなんです。ここは「オーナーたちの人生」が主役で、クルマは相棒や家族の思い出として語られています。
旧車に乗るってどういうことかを、リアルな物語として追体験できる。その上で初心者向け入門やトラブル対処法も載っているから、夢だけじゃなく現実も見せてくれる良書ですよ。
橘ナナミ
なるほど。物語を読んだら「自分も大切にしたい」って思えそうです。DIYガレージの記事も気になります。
佐藤メバル
いいですね。単管パイプで組むガレージは、旧車ライフの入り口として具体的な夢を与えてくれます。まずは読んで、自分に合った旧車との付き合い方をイメージしてみてください。

今日から始める 失敗しない旧車の整備 (ヤエスメディアムック977)
Old-timer編集部 著|八重洲出版
¥2,200(税込)
旧車に乗りたいけど維持管理に不安がある人へ。点検や整備をすべてショップ任せにしていた人も、日常点検から始められるように、タイヤの管理、電気系統、エンジン周りなど基本を段階的に解説しています。工具の選び方、洗車術、サビ対策、1980年代ネオクラシックのDIYメンテナンスにも触れ、さらに車種別実例としてホンダTN-Vやダットサン・サニーなど具体的な整備手順を紹介。プロの実例を写真付きで追えるので、知識ゼロでも「まずやってみよう」と思える内容です。
こんな人におすすめ
旧車ビギナーで「整備は怖い」と感じている人、すでに所有しているが自分でできることを増やしたい人に。休日のDIYメンテを楽しみたい人や、ショップ任せから一歩踏み出したい人にも最適です。
良い点
- 日常点検から段階的に学べる
- 車種別の実例が豊富
- 工具選びも解説
気になる点
- 上級者には既知の内容も
- 特定車種以外は汎用知識
- 実践には道具が必要
出版社
八重洲出版
発売日
2026年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
旧車は壊れやすいって聞くので、整備ってすごくハードルが高いイメージです。
佐藤メバル
その不安に応える本ですよ。「すべて自分でやらなきゃ」ではなく、タイヤの空気圧やバッテリーの状態など日常点検から始められる構成になっています。
少しずつ“自分でできた”を積み重ねていくことで、愛車との距離が縮まる。工具の基礎や洗車、サビ対策まで網羅しているので、最初の一歩に最適です。
橘ナナミ
初心者向けなんですね。車種別の整備例も載っていると聞いて、興味が湧きました。
佐藤メバル
ホンダTN-Vや日産チェリーなど実車を使ったプロの実例が収録されているんです。エンジンの仕組みがわからなくても、写真や手順を追うことで全体像が掴めます。
旧車は“動かしてなんぼ”の世界ですから、ここで基礎を固めると楽しみ方が広がりますよ。
![Nostalgic Hero (ノスタルジックヒーロー) vol.236 [雑誌]](https://img.shelf-y.com/items/10049.jpg)
Nostalgic Hero (ノスタルジックヒーロー) vol.236 [雑誌]
NostalgicHero編集部 著|芸文社
巻頭特集は「風を感じるオープントップ」。ホンダS500、フェアレディ2000、トヨタスポーツ800、スバル360コンバーチブルなど、幌やTバールーフを備えた名車を一堂に紹介します。イベントレポートや模型ニュース、読者コーナーまで幅広く、定期誌ならではの旬な情報が満載です。電子版は検索やハイライトができない制約がありますが、そのぶん誌面の写真やレイアウトをじっくり楽しむ派に向いています。旧車シーンの「現在の盛り上がり」を体感できる一冊です。
こんな人におすすめ
特定テーマを深掘りした記事を楽しみたい人、イベント情報をいち早くキャッチしたい人に。紙のムックとは違う“今”の旧車シーンを追いたい読者におすすめです。
良い点
- オープントップ特集が充実
- イベント・業界情報が新しい
- 連載企画も多彩
気になる点
- 電子版は検索・引用不可
- 特定モデルの詳細は浅め
- 定期刊行物で内容が変わる
出版社
芸文社
発売日
2026年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
雑誌の最新号なんですね。表紙を見るとオープンカーの特集みたいで、すごく気分が上がります。
佐藤メバル
そう、今号は「風を感じるオープントップ」がテーマ。ホンダS500やスポーツ800、コンパーノスパイダーなど、幌を開けて走りたくなる名車が並びます。
イベントレポートや読者の投稿、連載も豊富なので、旧車シーンの“今”を感じられますよ。
橘ナナミ
電子版だと検索できないっていう注意書きがあったんですけど、やっぱり読みにくいですか?
佐藤メバル
ページの写真やレイアウトを楽しむにはむしろ紙やタブレット向きですね。文字を拡大したりハイライトしたい人には制約がありますが、誌面の雰囲気を味わうには問題ない。
旧車ファンなら定期チェックしたくなる内容です。
![旧車FAN Vol.1 [雑誌]](https://img.shelf-y.com/items/10050.jpg)
旧車FAN Vol.1 [雑誌]
月刊自家用車編集部 著|内外出版社
旧車ファン向けに創刊された扱いやすい一冊。目玉はジェームズ・ボンドのトヨタ2000GTで、総力特集としてトヨタ博物館パーフェクトガイドを収録。50~60年代の名車グラフィティ、昭和39年のプレイバック、さらに旧車イベントやレンタルガレージルポ、代官山の聖地紹介など、読み物としてのバラエティが豊かです。初代シティのCM研究やフィルムカメラでの撮影テクニック、買取ガイドまで、初心者と経験者の双方が楽しめる編集になっています。
こんな人におすすめ
旧車の魅力を写真や読み物で幅広く楽しみたい人、トヨタ博物館に興味がある人、購入を考えて情報収集したいビギナーにも。軽い気持ちで手に取れる総合誌です。
良い点
- トヨタ博物館ガイドが貴重
- 2000GTの秘話を収録
- 買取ガイドも掲載
気になる点
- Vol.1なので対象が広い
- 詳細な整備情報は少ない
- 電子版は文字拡大不可
出版社
内外出版社
発売日
2022年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ジェームズ・ボンドの2000GTっていうのが気になります。映画に登場したあの車ですよね?
佐藤メバル
そうです。ボンドカーとして知られる2000GTは、旧車ファンならずとも憧れの存在。本書はその話題から、トヨタ博物館のパーフェクトガイド、昭和の名車グラフィティまで一気に楽しめる構成になっています。
旧車がまだ“旧車”じゃなかった時代の空気も感じられますよ。
橘ナナミ
へえ、ただのカタログではなくて、時代ごとの文化をたどれるんですね。
佐藤メバル
そう。フィルムカメラで旧車を撮るテクニックや、全国の博物館ガイド、購入ガイドまで載っていて、「旧車って面白いかも」と思い始めた人にちょうどいい入口になってます。

大人の旧車イズム
上村恭介 著|扶桑社
¥1,980(税込)
クラシックカー専門店『クラシカ横浜』の店長が、アルファロメオ164、フェアレディZ S30、アルシオーネSVX、ジャガーXJSなどを熱く解説。車体に刻まれた美学や哲学を、長年クルマと向き合ってきた視点から読み解きます。カタログスペックではなく、デザインの意図や歴史的背景、所有する喜びにまで踏み込むから、「大人の旧車」という言葉がぴったり。貴重な車体の写真も多く、語り口に店主の愛情が溢れているのが魅力です。
こんな人におすすめ
旧車を単なる移動手段ではなくアートとして眺めたい人、輸入車や国産スポーツカーのデザイン哲学に興味がある人、休日にゆっくり読みたい大人のための一冊です。
良い点
- 専門店店主の熱い解説
- 輸入車と国産車を横断
- 写真が貴重
気になる点
- 整備ノウハウはない
- 価格帯が高め
- 主観的な語りが中心
出版社
扶桑社
発売日
2025年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
クラシカ横浜の店長さんが書いた本なんですね。お店の方が文章にすると、また違った視点なんですか?
佐藤メバル
そうなんです。修理工場や販売店として実際に旧車と向き合ってきた人の言葉は、やはり重みが違います。アルファロメオ164のインテリアの意図や、S30フェアレディZの造形に込められた哲学まで、「なぜこの形なのか」を丁寧に紐解いてくれます。
橘ナナミ
なるほど、見た目の美しさだけじゃなく、考え方や歴史が見えてきそうですね。
佐藤メバル
ええ。特に「大人の旧車イズム」というタイトル通り、枯れた趣味としてではなく、人生を豊かにするパートナーとしてのクルマの魅力が詰まっています。
写真集としても楽しめる贅沢な一冊ですよ。

思い出の国産旧車完全カタログ (NEKO MOOK)
ネコ・パブリッシング
昭和の国産車をスポーツカー、セダン&ハードトップ、ハッチバック、商用車、軽自動車に分けて一挙紹介するカタログムックです。トヨタ2000GTやコスモスポーツ、ホンダSシリーズといった傑作から、ダイハツミゼットやスバル360のような軽・商用まで幅広く収録。さらに幻のスカイラインGTカタログや、当時の縮刷カタログも再録されているので、資料的価値が高いのも魅力。ミニカーで旧車を集めたい人向けのセレクションやショップガイドもあり、手軽に昭和の車社会を俯瞰できます。
こんな人におすすめ
国産旧車を一覧で見たい人、当時のカタログを眺めてノスタルジーに浸りたい人、ミニカー収集の参考にしたい人にも。初心者向けの格好の入門図鑑です。
良い点
- 車種カテゴリーが豊富
- 幻のGTカタログ収録
- ミニカーガイド付き
気になる点
- 各車の詳細は浅め
- 写真が小さいものも
- 実用整備情報はなし
出版社
ネコ・パブリッシング
発売日
2016年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「完全カタログ」というだけあって、すごくたくさん載ってそうですね。どこから見たらいいですか?
佐藤メバル
まずは昭和のスポーツカー、2000GTやコスモスポーツのページを開いてみてください。当時の夢が凝縮されていて、何時間でも眺めていられますよ。
そのあとは軽自動車や商用車まで見渡すと、日本の車社会の裾野の広さに驚かされます。
橘ナナミ
商用車まで載ってるんですね。ミゼットとか、今ではなかなか見ないクルマも貴重ですね。
佐藤メバル
ええ。さらに幻のスカイラインGTカタログやミニカーセレクションまである。眺めるだけでなく、自分がどの時代のどのクルマに一番心を動かされるかを探すのにも面白い本です。

60~80年代 絶版国産車ベストカタログ (COSMIC MOOK)
コスミック出版 著|コスミック出版
¥1,760(税込)
昭和ブームの今、1960年代から80年代の国産車をコンパクトにまとめたカタログです。子供の頃に憧れた名車を、必要な知識とともに紹介しており、当時のデザインやスペックを一覧で振り返れます。「このクルマを手に入れるにはどうすればいいか」という実践的な視点も含まれているのが特徴。全112ページと軽やかなボリュームなので、初心者がまず全体像をつかむのにおすすめ。ベストカタログという名の通り、各年代の代表車がバランスよく選ばれています。
こんな人におすすめ
これから旧車に興味を持ち始めた人、60~80年代の国産車をざっと振り返りたい人に。手頃な価格で買いやすい入門書です。
良い点
- 各年代の名車がコンパクトに
- 手に入れるための知識も
- 価格が手頃
気になる点
- 1台ごとの情報は簡潔
- 写真点数は限定的
- 年式の範囲が広い
出版社
コスミック出版
発売日
2026年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
60年代から80年代までって、かなり時代に幅がありますね。
佐藤メバル
そう、この本のいいところは「昭和ブームの今」を切り口に、各時代の代表作をバランスよく紹介している点です。
子供の頃に憧れたあの1台がきっと載っていますよ。しかも「手に入れるために必要なこと」という実用視点もあるから、入門書として心強い。
橘ナナミ
なるほど。まずは全体を眺めて、自分の好みを見つける感じですね。
佐藤メバル
まさに。112ページという軽さもあって、気軽にパラパラめくれる。最初の一冊として手に取ってほしいですね。
そこから気になる車種を深掘りしていけば、旧車の世界がぐっと広がります。

昭和の名車 完全版 Volume 1 (Motor Magazine Mook)
ムック事業部FANBOOK編集部 著|モーターマガジン社
¥2,970(税込)
昭和30年から55年に登場した名車111台を、モーターマガジンが撮影した貴重な写真とともに収録した完全版アルバムです。2020年の『昭和の名車大全集』を大幅に増補し、漏れていたモデルを追加、コラムも再構成。クラウンやスカイラインといった王道から、従来あまり取り上げられなかったモデルまで詳細に解説しています。当時の世相やモータリゼーションの歩みを追うコラムも19ページ収録され、カバー付き上製本という装丁も豪華。長く手元に置きたい一冊です。
こんな人におすすめ
昭和の国産車を体系的に楽しみたい人、写真や装丁にもこだわりたい人、40~70代の“昭和世代”に特に。プレゼントにも適した保存版です。
良い点
- 111台を詳細解説
- 貴重な当時の写真
- 豪華上製本の装丁
気になる点
- ボリュームが大きく高価
- Vol.2と合わせて収集
- 昭和30年以前は対象外
出版社
モーターマガジン社
発売日
2023年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
すごく分厚くて豪華な装丁ですね。これは「保存版」って感じがします。
佐藤メバル
そう、2020年の『昭和の名車大全集』をベースに、ページを増やして漏れていた車種も追加した完全版です。
クラウンやスカイラインの初期型から、ダットサン・ブルーバード、ホンダS600、トヨタ2000GTまで、当時の写真でじっくり楽しめる。
コラムでは日本の車社会の歩みも追えるんですよ。
橘ナナミ
写真が当時のものってだけで、もう価値がありますね。眺めているだけでタイムスリップしそうです。
佐藤メバル
ええ。しかも装丁が上製本でカバー付き。大切な一冊として書棚に置きたくなる。対象は昭和55年までですが、そのぶん1台1台に十分なページが割かれていて、中途半端な紹介になっていないのが編集長としても嬉しいポイントです。

昭和&平成の国産絶版車 珠玉の名車試乗&レポート (別冊ベストカー)
ベストカー 著|講談社
¥1,430(税込)
ベストカー誌の連載「絶版車劇場」を1冊に凝縮。ケンメリ&ハコスカのスカイラインGT-R、いすゞ117クーペ、初代NSXタイプR、初代サバンナRX-7など、今では走行可能な個体を探すのが難しい国産絶版モデルが勢揃いします。特筆すべきは、すべての車種を実際に試乗してインプレッションを届けている点です。カタログではわからないエンジンのフィーリングや乗り味が、臨場感たっぷりに綴られています。“動く絶版車”の貴重な記録として、ファン必携の一冊です。
こんな人におすすめ
絶版車の実走フィーリングを知りたい人、購入候補を比較検討している人、ベストカーの連載ファンに。読むだけで運転している気分になれる試乗記集です。
良い点
- 実試乗によるインプレ
- ハコスカ/ケンメリGT-R収録
- 永久保存版の価値
気になる点
- 96ページとコンパクト
- 掲載車種は限られる
- 試乗当時の状態に依存
出版社
講談社
発売日
2024年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「実際に試乗してインプレッション」というのが大きな魅力ですよね。カタログ情報だけじゃ伝わらないものがきっとあります。
佐藤メバル
そのとおりです。ハコスカGT-Rや117クーペ、初代RX-7に実際に乗って、エンジンの吹け上がりや足回りの印象を言葉で残している。
今となっては動態を維持している個体も少ないですから、まさに「珠玉」の記録ですよ。
橘ナナミ
それだけ貴重だと、読んでいるこちらまで緊張しちゃいますね。
佐藤メバル
はは、いい緊張感ですよね。試乗インプレは同じクルマでも個体差が出る世界。その“一回性”も含めて、絶版車の魅力が詰まっています。
まずはお気に入りの1台を探して、そのページだけ読むのもおすすめです。

旧車のすべて オリジナル旧車の乗り方編 NISSANスカイライン/フェアレディZ特集 (G-ワークス保存版)
ディーズクラブ 著|三栄書房
旧車をオリジナル状態のまま楽しみたい人向けの保存版ムック。特集は日産スカイラインGT-RとフェアレディZで、実走インプレッションを交えながら、オリジナル車の乗り方を提案します。ガレージでの保管方法や、ディーラーによる旧車再生法、電装を現代風にアレンジするテクニックまで、実際の現場のノウハウが凝縮。レストア&徹底メンテナンスの実例もあり、所有する際の具体的なイメージがつかめます。初心者からベテランまで、旧車と長く付き合うための知恵が詰まった一冊です。
こんな人におすすめ
スカイラインやフェアレディZのオーナーを目指す人、オリジナル状態を維持したい人、ガレージ保管や電装の現代化に興味がある人に。
良い点
- 実走インプレが充実
- ガレージ実例が参考になる
- 電装の現代化を解説
気になる点
- スカイライン/Zに特化
- 111ページとやや薄め
- 2010年代の情報も
出版社
三栄書房
発売日
2016年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「オリジナル旧車の乗り方」って、なんだか敷居が高そうなタイトルですね。
佐藤メバル
でも中身はとても実用的ですよ。オリジナル状態のスカイラインやフェアレディZをどう運転し、どう保管し、どう維持するか。
実走インプレッションやガレージ実例に加えて、ディーラーが行う再生法まで紹介されている。まさに「旧車のすべて」です。
橘ナナミ
電装を現代風にアレンジするっていうのも気になります。安全性に関わりそうですもんね。
佐藤メバル
そうなんです。当時のままの電装はトラブルも多いですから、ライトや配線を現代的にアップデートするのは実用的な選択肢です。
旧車を毎日乗りたい人にはとても参考になる内容ですよ。

旧車スタイル vol.3 (CARTOP MOOK)
交通タイムス社 著|交通タイムス社
旧車専門誌『旧車スタイル』のVol.3は、日産L型エンジンをテーマにした特集です。OS技研によるメカニカルなチューニング、ブリッドのスポーツシート、フェアレディZとスカイライン向けエクステリアパーツなどを開発するスピードフォルムをフィーチャーし、L型ユニットを搭載する車両の楽しみ方を多角的に紹介。サーキットでブルーバードを走らせるオーナーや、レストアしてコレクションする1/1コレクター、こだわりのマイガレージ訪問など、実際の使用者の声も満載です。アルミボディによる軽量化とサビ対策の検証も興味深い内容です。
こんな人におすすめ
L型エンジン車のオーナーやチューニングに興味がある人、フェアレディZ/スカイラインをスポーティに仕上げたい人、旧車のカスタム事例を集めたい人に。
良い点
- L型エンジンの特集が濃厚
- ショップの技術に迫る
- オーナー訪問も豊富
気になる点
- L型以外の情報は少ない
- 電子版は特典欠落あり
- チューニング志向向け
出版社
交通タイムス社
発売日
2025年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
L型エンジンっていうのは、日産の名機なんですよね? 専門的な内容ですか?
佐藤メバル
旧車ファンにはおなじみの、スカイラインやフェアレディZに積まれたエンジンです。この本はそのL型に徹底的にフォーカスして、OS技研のチューニングやブリッドのシート、ボディパーツなどを紹介しています。
サーキットで走らせる人やコレクターのガレージ訪問もあって、単なる技術解説に留まりません。
橘ナナミ
なるほど。実際に乗っている人の話を読むと、具体的な夢が見えてきますね。
佐藤メバル
そう、それにアルミボディで軽量化とサビ対策を両立するという記事も興味深い。旧車を“現代の道具”として育てていく楽しみ方が、この一冊には詰まっています。L型好きにはたまらない内容ですよ。

旧車GIRLS (Model Graphix)
冬目ケイ 著|大日本絵画
¥5,500(税込)
イラストレーター冬目ケイが描く美少女と旧車を組み合わせた、上製本の画集です。144ページのハードカバーというしっかりした作りで、繊細な線とノスタルジックな雰囲気の中に、旧車のディテールが丁寧に描き込まれています。メカニックな美しさと人物の表情を同時に楽しめるのがこの本の核。“クルマ好き”と“イラスト好き”の両方に響く贅沢な一冊で、インテリアやコーヒーテーブルブックとしても存在感があります。専門的な整備情報はありませんが、旧車の魅力を別の角度から照明してくれます。
こんな人におすすめ
美少女イラストと旧車の組み合わせを楽しみたい人、冬目ケイのファン、画集やアートブックとして美しい本を求めている人に。プレゼントにも適しています。
良い点
- 上製本で豪華な作り
- 冬目ケイの繊細な絵
- 旧車のディテールが美しい
気になる点
- 価格が高め
- 整備情報は一切ない
- 好みが分かれる内容
出版社
大日本絵画
発売日
2026年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
美少女と旧車の画集って、ちょっと意外な組み合わせですね。
佐藤メバル
でもそれがこの本の魅力です。冬目ケイの描く美少女の表情と、旧車の金属的な質感が一つの画面の中で呼応している。
旧車のディテールをきちんと描いたうえで、別の美しさと重ねる。だからクルマ好きでもアートとして楽しめますよ。
橘ナナミ
なるほど。眺めているうちに、旧車がもっと身近に感じられるかもしれません。
佐藤メバル
そう。上製本の画集としても質が高く、机の上に置いておきたくなる一冊です。機械いじりが苦手な人や、パートナーへのプレゼントにも、「旧車って美しい」を伝えるきっかけになるでしょう。

愛旧ジャパンスタイルブック(VOL.04)旧車イベント特集 究極単車大公開
愛旧ジャパン 著|愛旧ジャパン
¥2,000(税込)
令和発の旧車會系専門誌『愛旧ジャパンスタイルブック』の第4号。表紙は木更津発のアイドルユニットC-Styleと、ほぼ全てにメッキを施したホーク2のコラボレーションで、ここでしか見られない特集です。全国各地のショップや旧車會から厳選された200台を超えるマシンを特写し、そのカスタムの質感やオリジナリティは資料的価値も高い。さらに格闘技イベントで注目を集める暴君つよし氏の愛車ゼファーとインタビューも収録。全国の旧車會イベントレポートも網羅され、このカルチャーの“今”を記録しています。
こんな人におすすめ
旧車會のバイク文化に興味がある人、カスタムバイクの刺激的な作例を集めたい人、イベントの雰囲気を追体験したい人に。専門誌ならではの濃い内容です。
良い点
- 200台超の旧車會バイク
- C-Styleコラボが新鮮
- 全国イベントを網羅
気になる点
- 旧車會文化に特化
- 一般の旧車とは別世界
- 価格がやや高め
出版社
愛旧ジャパン
発売日
2026年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
旧車會って、テレビで見る派手な改造バイクの世界ですよね。ちょっと怖いイメージもあるんですが。
佐藤メバル
たしかに初めて見る人には衝撃的かもしれません。でもこの本は、その文化を「記録」として真面目に伝えているんです。
200台を超えるマシンの特写は、職人技のようなカスタムの数々。メッキや塗装の作り込みをじっくり見ると、ただ派手なだけじゃないことがわかりますよ。
橘ナナミ
言われてみると、1台1台にすごく手間がかかってそうですよね。イベントレポートも楽しめそうです。
佐藤メバル
ええ。暴君つよし氏のゼファーやインタビュー、全国のイベントの熱気まで、“旧車會の今”を切り取った貴重な記録になっています。
興味があるならぜひ一度、その世界観に触れてみてください。

仏恥義理シャコタンマガジン 旧車☆ブギ (ミリオンムック)
大洋図書
¥2,750(税込)
ハコスカ、ケンメリ、ジャパンの3世代スカイラインを中心に、1980年代のグラチャン族から令和の旧車乗りまでを詰め込んだ専門ムックです。「街道レーサー今昔物語」や「グラチャン天国」「SATURDAY NIGHT GUERRILLA」といった企画で、昭和の改造車文化の熱をそのまま誌面に閉じ込めました。スカイラインの歴史やユーザー車両の撮影、さらに「聖子vs明菜」のようなコラムまで、旧車好きのツボを押さえた遊び心が満載。プラモデルの記事やガレージ紹介もあり、シャコタン文化を幅広く楽しめます。
こんな人におすすめ
スカイラインの改造車が好きな人、80年代のグラチャン文化を懐かしむ世代、令和の旧車會にも興味がある人に。刺激的なカスタムを眺めたいときに。
良い点
- スカイライン特集が濃密
- 80年代文化の記録
- 遊び心あるコラム
気になる点
- シャコタン文化限定
- 一般的な旧車情報は少ない
- 過激なカスタムが多い
出版社
大洋図書
発売日
2026年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
表紙の「夜露死苦」って文字からして、かなりワイルドな雰囲気ですね。
佐藤メバル
あはは、確かに強いインパクトですよね。でも中身はスカイラインの3世代を軸にした、かなり愛情のこもった特集でして。
グラチャン族から令和の旧車乗りまで、時代を越えて受け継がれる“シャコタンの魂”みたいなものを感じます。
橘ナナミ
聖子vs明菜のアンケートとか、雑誌ならではの遊び心も面白いですね。
佐藤メバル
そうそう、こういう他ではやらない企画がいいんです。プラモデルやガレージ記事も載っていて、旧車を“遊ぶ”ためのヒントが満載。
固い情報だけじゃない、旧車文化の自由さを楽しめる一冊です。
![ニッポン旧車烈伝 [雑誌] モトツーリング](https://img.shelf-y.com/items/10061.jpg)
ニッポン旧車烈伝 [雑誌] モトツーリング
ヤングマシン編集部 著|内外出版社
ヤングマシン監修による日本製ビンテージバイクの保存版ムック。60年代から90年代までのジャパン・ビンテージ・バイク323台を、試乗インプレッションやレストア記事、世代別名車録とともに紹介します。世界を制した旗艦モデルや個性的なマシン列伝、2スト/4ストレプリカ大戦、オフロードやアメリカンまで、当時の熱気が甦る構成。さらにZ1開発責任者インタビューや走行実験担当者対談など、史料的価値の高い企画も収録。音と映像のデジタル付録もあり、バイク好きなら思わず没入してしまう一冊です。
こんな人におすすめ
60~90年代の日本製バイクが好きな人、旧車のバイク版を探している人、Z1など伝説のモデルに興味がある人に。ヤングマシン世代にもおすすめです。
良い点
- 323台ものバイクを掲載
- Z1開発秘話を収録
- 試乗&レストア両方
気になる点
- クルマの旧車ではない
- 電子版は特典欠落
- 写真が小さいページも
出版社
内外出版社
発売日
2025年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
バイクの本なんですね。車の旧車とはまた違った魅力がありそうです。
佐藤メバル
そうですね。こちらは日本製のビンテージバイクに焦点を当てていて、323台が登場します。Z1や当時のレプリカモデル、原付スクーターまで、まさに「烈伝」という名前がぴったりのラインナップ。
試乗インプレとレストア記事の両方があるから、乗りたい人にも維持したい人にも読めるんですよ。
橘ナナミ
Z1開発責任者のインタビューがあるのも気になります。開発者の言葉は重みがありますね。
佐藤メバル
ええ、伝説のマシンを生んだ人たちの肉声は、ファンにとって宝物です。デジタル付録でエンジン音も楽しめるので、バイク好きなら一気に引き込まれること間違いなしです。
![旧車DIYメンテ 2018年 03 月号 [雑誌]: オートメカニック 増刊](https://img.shelf-y.com/items/10062.jpg)
旧車DIYメンテ 2018年 03 月号 [雑誌]: オートメカニック 増刊
内外出版社
¥1,375(税込)
オートメカニック増刊として発行されたDIYメンテナンス特集号です。雑誌名の通り、メカニズムの基礎から実際の整備作業までを、図解や写真で丁寧に解説するスタイルが特徴。旧車を自分でメンテナンスしたいというニーズに応え、工具の使い方や点検手順を学べます。2018年発行ではありますが、旧車の基本メンテナンス知識は今でも十分に役立つ内容。定期的な整備に挑戦したい人や、専門誌の実用的なノウハウを求める人に適した一冊です。
こんな人におすすめ
DIYで旧車を整備してみたい人、オートメカニック誌のファン、実用的な図解を求める人に。まずは手を動かしたいというビギナー向けです。
良い点
- 図解で作業を解説
- 実用的なDIY視点
- 増刊で手頃な価格
気になる点
- 情報がやや古い
- 特定車種の詳細は不明
- 電子版なしの可能性
出版社
内外出版社
発売日
2018年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
こちらは2018年の雑誌ですけど、今読んでも大丈夫ですか?
佐藤メバル
旧車のDIYメンテナンスの基本は、そう簡単には変わらないんですよ。エンジンや足回り、電気系統の点検方法は今でも通じる内容です。
オートメカニック誌らしい、写真や図解で納得させるスタイルなので、初めて工具を持つ人にもわかりやすいと思います。
橘ナナミ
確かに、基礎がちゃんとしていれば応用も効きますよね。
佐藤メバル
そうです。さらに増刊号ですから本誌とは違う特集に絞った作り。2018年の情報でも、旧車のメンテナンスに挑戦する最初の一冊としては十分な価値がありますよ。

ハンダごて王子の自分でできる旧車の電気メンテナンス(ヤエスメディアムック855)
Old-timer編集部 著|八重洲出版
¥1,980(税込)
旧車の電装整備は「目に見えないから難しい」と敬遠されがちですが、本書はその壁を越えるための入門書です。ハンダごて王子というキャラクターに導かれながら、電気いじりの基礎や注意点を学び、最新LEDバルブを使ったお手軽なアップデート方法まで体験できます。旧車ならではの電装構造の解説、修理と応用まで幅広くカバーし、電気系のトラブルを自分で解決する力を身につけられます。「わからない」で終わらせないための、実践的な一冊です。
こんな人におすすめ
電気系統が苦手な旧車オーナー、自分でメンテナンスを始めたい初心者、LED化など現代的アップデートを考えている人に。電装の基礎を学びたい人にもおすすめです。
良い点
- 電気の基礎から解説
- LED化など応用も
- 親しみやすいキャラ
気になる点
- 上級者には物足りない
- 車種別の詳細は少ない
- ハンダ作業の練習が必要
出版社
八重洲出版
発売日
2023年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「ハンダごて王子」っていうネーミングがかわいいですね。電気系って本当に難しいイメージです。
佐藤メバル
その敷居を下げてくれるのが本書の役割です。「目に見えないから難しい」を、電気の基礎や注意点から解説してくれます。
さらに最新LEDバルブへの交換など、自分でもできる簡単アップデートも紹介されているので、物語を読むように苦手意識を克服できますよ。
橘ナナミ
LED化って、見た目も変わるし挑戦しやすそうですね。でもハンダごては使ったことがなくて。
佐藤メバル
最初は慣れないですよね。でも本の中できちんと基本的な使い方から教えてくれるので、大丈夫。旧車の電装を自分で整備できるようになると、夜のドライブもより安心できますよ。

旧車エンジン整備術 (ヤエスメディアムック688)
old-timer編集部 著|八重洲出版
¥1,650(税込)
旧車は「走ってなんぼ」という言葉がある通り、動いてこそ魅力が輝きます。本書は板金塗装や部品製作を取り上げてきたレストア入門シリーズが、初めてエンジン整備に特化した一冊。スバル360の2ストローク360ccからマスタングのV8まで、多彩なエンジンを実際にオーバーホールしながら解説します。エンジンの基本構造を知りたい人、今はエンジンがなくても今後挑戦したい人に向けて、誌上でOH体験ができる構成。エンジンの音と鼓動を愛する人にとって、手に取りたい実用書です。
こんな人におすすめ
エンジンの仕組みを学び直したい人、将来エンジンのオーバーホールに挑戦したい人、2ストロークやV8など異なる形式を比較したい人に。
良い点
- OHを誌上体験できる
- 2ストからV8まで多彩
- レストア入門の流れ
気になる点
- 車種別の詳細が限定的
- 高度な作業もある
- 実践には設備が必要
出版社
八重洲出版
発売日
2021年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
スバル360の2ストロークからマスタングのV8までって、すごく幅広いですね。エンジンの基本を知るには良さそうです。
佐藤メバル
その通りです。2ストロークと4ストローク、軽自動車とアメリカのV8では構造も考え方もかなり違います。
それを一冊で比較できるのは貴重ですよ。「エンジンをかけ、アイドリングを聞き、アクセルを踏む」喜びを噛みしめるために、まずは誌上でオーバーホールを体験してみてほしいですね。
橘ナナミ
動かないエンジンも、OHすれば再び命が吹き込まれるんですよね。
佐藤メバル
ええ、まさにそこが旧車の醍醐味です。ボディがきれいでも走らなければ寂しい。この本を読めば、自分の手でエンジンを蘇らせるイメージを掴めるはずです。

旧車パーツ製作&調達術 (ヤエスメディアムック590)
old-timer編集部 著|八重洲出版
¥1,628(税込)
旧車乗りの最大の壁とも言えるのが「製造廃止部品」。この本は、約3万点の部品のうち1点が欠けただけで動かなくなる現実に向き合い、部品の探し方から製作法までを徹底解説します。117クーペの部品取り車を再生する実例や、ニーグリップラバー、マスターシリンダーブーツ、テールランプレンズの複製、ミニ旋盤やミニフライス盤での部品作り、FRPによるパネル製作など、初級編から上級編まで段階的に紹介。自分で作ることで旧車を長く楽しむための、明るいアイデアが満載です。
こんな人におすすめ
部品が見つからず困っている旧車オーナー、レストアを自分でやりたい人、機械加工やFRPに興味がある人に。部品調達に悩むすべての旧車ファン必携です。
良い点
- 廃止部品への対処法
- 実例で段階的に学べる
- 製作の具体的な手法
気になる点
- 工作設備が必要な項目も
- 対象車種は限られる
- 技術力が求められる
出版社
八重洲出版
発売日
2019年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
旧車は部品が手に入らなくて困るってよく聞きます。自分で作るなんて、本当にできるんですか?
佐藤メバル
すべての部品は無理でも、ゴム部品やレンズ、小さなブラケットなどは意外と自作できるんです。この本では117クーペの再生例から、テールランプレンズの複製、ミニ旋盤やフライス盤での加工、FRPパネル製作まで、具体的な作り方を紹介していますよ。
橘ナナミ
なるほど、いきなり全部を作るのではなく、小さなところから始められるわけですね。
佐藤メバル
そのとおり。最初はニーグリップラバーやブーツのような小さな部品から始めて、だんだん出来ることが増えていく。
自分で作れる範囲が広がると、旧車ライフの可能性もぐんと広がります。読んでいると「やってみよう!」という気持ちになりますよ。

旧車パーツカタログ 2015 (SAN-EI MOOK 旧車改シリーズ 11)
ディーズクラブ 著|三栄書房
2015年に発行された旧車向けパーツカタログです。ネーミングの通り、旧車のレストアやメンテナンスに必要な部品をまとめて紹介しているため、何を探せばいいのか、どこに発注すればいいのかを俯瞰できます。年式が古くメーカー純正部品の入手が難しくなってきたモデルについて、社外品やリプロダクト品の存在を知る手がかりになるでしょう。発行から時間は経っていますが、カタログとしての基本的な価値は変わりません。部品調達の全体像を掴むための資料として有用です。
こんな人におすすめ
旧車の部品調達の全体像を知りたい人、レストアを計画している人、社外品やリプロダクト品の情報を集めたい初心者に。
良い点
- 部品情報を一覧できる
- 調達先のヒントになる
- レストアの参考に
気になる点
- 2015年時点の情報
- 現在の在庫は要確認
- 写真・詳細は未知数
出版社
三栄書房
発売日
2015年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
2015年のカタログということは、もう少し古いですね。今使うには情報が古くないですか?
佐藤メバル
確かに、在庫状況や新製品は変わっています。ただ、旧車のパーツカタログは「型番や種類を調べる」ための資料としての価値が大きいんですよ。
どんな部品が存在するのか、どこに問い合わせればいいのかがわかれば、現在のネットで最新情報を探す手がかりになります。
橘ナナミ
なるほど。ベースとなる知識を得るための「辞書」みたいなものですね。
佐藤メバル
まさにその通り。旧車のレストアを始めるときに、どんな部品が必要で、どんな選択肢があるのかを俯瞰できる。
最初の一歩の参考として手元に置く価値がありますよ。

旧車の公認車検&書無し車復活マニュアル (ヤエスメディアムック728)
八重洲出版
¥1,650(税込)
旧車やチューニングカーの車検は一筋縄ではいかないもの。この本は、書類を紛失した車や年式が古く基準がわかりづらい車のナンバー取得方法を、実例を通じて解説します。「サンバルギーニ」や「極上ケンメリ」など具体的な復活劇を追いながら、車検を取得するためのノウハウが学べます。公認車検の虎の巻として灯火類、排ガス試験、制動装置、サスペンションの改造申請、エンジン載せ替えまで抑えており、チューニングカー好きにも必須。車検が取れない旧車の価値が大きく下がる現実を知る意味でも、手に取ってほしい一冊です。
こんな人におすすめ
書類なし旧車を購入して復活させたい人、チューニング車の車検について知りたい人。旧車の価格査定にも関わる車検問題を理解したい人に最適です。
良い点
- 実例が具体的
- 公認車検の要点を網羅
- 書類なし車の復活術
気になる点
- 特殊なケースも多い
- 制度変更には注意
- 114ページと薄め
出版社
八重洲出版
発売日
2022年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「書無し車」って、書類がないクルマのことですよね。それが復活できるならすごいですね。
佐藤メバル
書類がないだけでも価値が10分の1になることもあって、逆に言えば安く手に入る可能性があるんです。この本は「サンバルギーニ」や「極上ケンメリ」などの復活劇を実例として紹介しながら、ナンバー取得の手続きや改造車の車検のポイントを解説しています。
橘ナナミ
でも車検の基準って、排ガスや灯火類などいろいろあって大変そうです。
佐藤メバル
だからこそ「虎の巻」として、灯火類から排ガス試験、サスペンションの改造申請まで、部門ごとに要点をまとめてあるんです。
制度は変わることもありますが、基本的な考え方を学ぶにはとても役立つ一冊ですよ。

旧車のレストア・ベンツC再生術
山崎英志 著|グランプリ出版
グランプリ出版から出ている旧車レストアの実用書で、題名の通りメルセデス・ベンツCの再生術に迫ります。輸入車の旧車を蘇らせる工程は、国産旧車とは異なる部品供給や構造の知識が必要で、そのノウハウを1台の再生作業を通して学べるのが本書の特徴です。232ページというしっかりしたボリュームで、写真や図版とともに細かな作業が追える構成。ドイツ車の品質や設計思想に興味がある人にとっても、レストアという視点から新しい発見があるでしょう。
こんな人におすすめ
メルセデス・ベンツの旧車を所有・購入したい人、輸入旧車のレストアに興味がある人、じっくり読める専門書を求めている人に。
良い点
- 輸入車レストアの実例
- 232ページのボリューム
- ベンツCに特化
気になる点
- 情報がやや専門的
- 国産旧車とは勝手が違う
- 中古での入手かも
出版社
グランプリ出版
発売日
2007年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
メルセデス・ベンツの旧車を再生する本なんですね。国産旧車とはやっぱり勝手が違うんですか?
佐藤メバル
大きく違いますね。部品の流通経路や締結方法、電気系統の設計思想など、輸入車には輸入車ならではの難しさがあります。
本書はベンツCという特定のモデルを題材に、そのレストア工程を丁寧に追うことで、ドイツ車の構造への理解を深めさせてくれます。
橘ナナミ
特定車種に絞っているから、より詳細なんでしょうね。
佐藤メバル
そう、232ページのボリュームでしっかり描かれています。1台のクルマを蘇らせるというのは、ただの作業ではなく車の歴史に触れること。
輸入旧車の世界に興味がある人には、とても読み応えのある内容ですよ。

レストア入門マニュアル 2: 旧車再生の道 (ヤエスメディアムック)
八重洲出版
「旧車再生の道」というタイトル通り、レストア入門の定番シリーズ第2弾です。本書の大きな柱は、工具好きにはたまらない「ケルン石塚の世界&逸品工具大全」。レストアに必要な工具を詳しく紹介し、良い道具が作業効率と仕上がりをどう変えるかを教えてくれます。333ページという大ボリュームで、様々な再生テクニックに挑む構成。旧車を自分で直したい人にとって、道具選びの参考書としても、作業のモチベーションを高める読み物としても頼りになる一冊です。
こんな人におすすめ
レストアに挑戦したい初心者がまず読む本、工具選びにこだわりたい人、旧車再生のための知識を体系的に得たい人に。長く使える参考書です。
良い点
- 333ページの大ボリューム
- 工具大全が有用
- 入門に適した構成
気になる点
- シリーズ2のため前作前提
- 特定車種の情報は薄い
- 工具に興味ないと退屈かも
出版社
八重洲出版
発売日
2000年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「ケルン石塚の世界&逸品工具大全」って、どんなコーナーなんですか?
佐藤メバル
レストアに使う工具の“逸品”を紹介してくれるんですよ。旧車を分解して組み立てるには、やはり良い道具が頼りになる。
ケルン石塚という人物の視点から、工具の選び方や使い方を楽しく学べるので、工具好きにはたまらない内容です。
橘ナナミ
工具って、どれを使えばいいか迷っちゃいますよね。
佐藤メバル
ええ。だからこそ、こういう大全があると心強いんです。本書は333ページのボリュームで、旧車再生の入門から実践までを幅広くカバーしています。
まずは手にとって、自分に必要な工具をイメージしてみてください。

自動車誌MOOK G-WORKSアーカイブ Vol.6 みんなのマツダRX-3/RX-7
三栄 著|三栄
『みんなのマツダRX-3/RX-7』というタイトル通り、ロータリーの名車であるRX-3とRX-7を中心に、マツダ車の個性あふれる“いじり方”を集めたアーカイブムックです。RX-7&8やコスモ、カペラ、ルーチェまで、ロータリーエンジン車の世界を幅広く扱い、カスタムのアイデアや実例を楽しめます。三栄のG-WORKSシリーズらしく、オーナーの実車やショップの手法、パーツ情報までを含む内容で、マツダ旧車ファンにはたまらない構成。これからRX-7を手に入れたい人にも参考になる一冊です。
こんな人におすすめ
RX-3やRX-7に乗りたい人、既に所有していてカスタムの参考にしたい人、マツダのロータリー車全般が好きな人に。車種を絞って深く楽しめます。
良い点
- RX-3/RX-7に特化
- ロータリー車の広がり
- アーカイブで読み応え
気になる点
- マツダ車限定
- 電子版は特典欠落
- 情報がやや古いかも
出版社
三栄
発売日
2020年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
マツダのRX-3とRX-7に特化した本なんですね。ロータリーエンジンの魅力って特別ですか?
佐藤メバル
そうですね、ロータリーはコンパクトで高回転まで回る独特のエンジンです。この本ではRX-3、RX-7を中心に、RX-8、コスモ、カペラ、ルーチェまで含めて、それぞれの“いじり方”を紹介しています。
旧車ならではの個性を引き出すためのアイデアが詰まっていますよ。
橘ナナミ
カスタムの方法も載っているんですね。参考になりそうです。
佐藤メバル
ええ。アーカイブというだけあって、実車の作例や当時の雰囲気が詰まっています。マツダのロータリー車に興味があるなら、ぜひ手に取ってみてください。

旧車・改 Vol.1 (INFOREST MOOK)
インフォレスト
タイトル通り、スカイラインの改造車を大集合させたムックです。「旧車・改」という名前からもわかる通り、オリジナルを保つのではなく、自分流にカスタムした旧車の魅力にフォーカスしています。ハコスカ、ケンメリ、ジャパンなど各世代のスカイラインがどのように“改”られたのか、その個性的なスタイルを写真で堪能できます。手を加えることで愛着が深まるという旧車趣味の一側面を存分に味わえる内容で、スカイライン好きにはたまらない一冊です。
こんな人におすすめ
スカイラインの改造車が好きな人、オリジナルではないカスタムに興味がある人、旧車の個性を引き出すヒントを探している人に。
良い点
- スカイライン一色
- 改造車の作例が満載
- 短い冊子で読みやすい
気になる点
- スカイライン限定
- 情報が少ない一冊
- オリジナル思考には不向き
出版社
インフォレスト
発売日
2007年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「旧車・改」というタイトルがそのまま内容ですね。改造車の集合写真を楽しむ感じでしょうか?
佐藤メバル
まさにその通りです。特にスカイラインに絞って、“改”の世界をぎゅっと詰め込んでいます。オリジナルの価値を重んじる視点もありますが、自分の好みにカスタムする楽しさもまた旧車の魅力。そんな自由な発想に触れられる一冊です。
橘ナナミ
なるほど。人によって味付けが違うから、見ていて飽きないでしょうね。
佐藤メバル
そうなんです。同じスカイラインでもここまで変わるのかと驚くはず。127ページとコンパクトなので、気軽にパラパラ眺めるのにもぴったりですよ。
旧車の本を読み尽くすための「分類のコツ」と「入手テクニック」
橘ナナミ
それにしても、旧車の本には軽・スポーツ・セダン・商用車って、いろんなジャンルがありますよね。どうやって探せばいいんですか?
佐藤メバル
ジャンル分けで言えば、まず「いま話題の車種」で探すより、自分の興味のある「時代」で見るほうが楽です。例えば『昭和&平成の国産絶版車 珠玉の名車試乗&レポート』は実際に試乗したインプレッションが載っていて、走りの質まで比較できます。カタログ系だと『思い出の国産旧車完全カタログ』や『60~80年代 絶版国産車ベストカタログ』が便利です。
橘ナナミ
でも、もう入手しにくくなってる本もあるんですよね。どうやって見つけるのが正解ですか?
佐藤メバル
Amazonや書店はもちろん、古書店のオンライン検索、ヤフオクやメルカリのチェックも有効です。図書館のリクエストも一つの手。特に『レストア入門マニュアル 2』のようなムックは品切れになることもあるので、ほしい価格帯になったら迷わず確保すると良い。電子版のあるものはKindleで検索してみるのもおすすめです。紙で保存したい本と、電子で持ち歩く本を分けるとコスパがいいですね。
橘ナナミ
電子書籍と紙で内容は変わりませんか?
佐藤メバル
雑誌の場合は注意が必要です。固定レイアウトの電子版が多く、タブレット向けだったり、広告や付録が含まれなかったりします。『Nostalgic Hero』や『旧車FAN』の電子版は、大きな画面で読むことを想定しています。逆に、手軽に検索したいなら電子版、保存・コレクションなら紙という使い分けをおすすめします。
整備・維持の実用書を使いこなす「レストアの段取り」と「法規の基本」
橘ナナミ
実際に旧車を所有している人の悩みは、維持や車検ですよね。実用書はどんな順番で読めばいいですか?
佐藤メバル
最初は『今日から始める 失敗しない旧車の整備』で全体像をつかむ。次に『ハンダごて王子の自分でできる旧車の電気メンテナンス』で電装系を、『旧車エンジン整備術』で機械の原理を理解していく。そして部品が手に入らない壁に当たったら『旧車パーツ製作&調達術』。この流れで読むと、知識が点から線になります。
橘ナナミ
車検や書類なしの手続きって、普通の本にはなかなか書いてないですよね。
佐藤メバル
『旧車の公認車検&書無し車復活マニュアル』が頼りになります。書類を紛失した車でも、実際にナンバーを取得した事例が収録されていて、公認車検の注意点も一覧になっています。税金や保険の基礎知識は、整備書ではなく『オールドタイマー』のような雑誌の特集でも勉強できます。あとは維持費を考えるなら、保管方法も重要で、『旧車のすべて オリジナル旧車の乗り方編』にガレージ実例が載っています。
橘ナナミ
サービスマニュアルなどの一次資料はどうですか?
佐藤メバル
それも大事ですね。各メーカーのサービスマニュアルやパーツリストは、旧車の正確な分解整備の基本になる一次資料です。『旧車パーツカタログ 2015』は多数の部品を掲載しているので、部品番号の調べ方を学ぶ足がかりになります。ただし、年式やモデルによって内容が異なるので、自分の車に合った巻を選んでください。
カルチャー・歴史・二輪まで網羅する「旧車という世界」
橘ナナミ
旧車って車そのものだけでなく、文化や歴史も面白いですよね。入り口としておすすめは?
佐藤メバル
『大人の旧車イズム』はアルファロメオやジャガーなどにも触れつつ、デザイン哲学を語っていて、歴史入門に最適。日本のモータリゼーション全体を知りたいなら『昭和の名車 完全版 Volume 1』のコラムが力強いです。旧車會やカスタムカルチャーを知りたいなら『愛旧ジャパンスタイルブック(VOL.04)』や『仏恥義理シャコタンマガジン 旧車☆ブギ』が現場の熱気を伝えます。
橘ナナミ
イベントやミーティングの雰囲気も知りたいです。
佐藤メバル
『愛旧ジャパンスタイルブック』は全国の旧車會イベントをレポートしていて、コミュニティの生の空気が分かります。最新のミーティング情報は『Nostalgic Hero』のイベントピックアップも役立ちます。一方、投資的な観点なら、価格高騰の背景を知るためにオークション結果や市場レポートを扱った記事をチェックするのも手。ただし、ネット情報は鮮度が重要なので、複数の資料と突き合わせて判断するのがいいですね。
橘ナナミ
最後に、二輪や漫画などのライトな入口も知りたいです。
佐藤メバル
二輪初心者には『ニッポン旧車烈伝』が最高です。レプリカ大戦やZ1開発者インタビューまで収録。漫画や画集で空気感を楽しみたいなら『旧車GIRLS』。こういう入り口から徐々に実用書に進むのも、長く楽しむコツです。
よくある質問
旧車の本は何から読めばいい?初心者向けのおすすめは?
橘ナナミ
旧車の本は何から読めばいい?初心者向けのおすすめはについて教えてください。
佐藤メバル
まずは『思い出の国産旧車完全カタログ』で全体像をつかむのがおすすめです。車種のバリエーションを眺めるうちに、「どの時代のどの車が好きか」が分かってきます。
旧車とクラシックカーの本の違いは?
橘ナナミ
旧車とクラシックカーの本の違いはについて教えてください。
佐藤メバル
日本製の「旧車」は昭和〜平成初期の国産車を指すことが多く、海外製のクラシックカーは「クラシックカー」と呼ぶのが一般的です。『大人の旧車イズム』は輸入車も含めた両方の視点を味わえます。
レストア・整備の勉強になる本は?
橘ナナミ
レストア・整備の勉強になる本はについて教えてください。
佐藤メバル
『今日から始める 失敗しない旧車の整備』が最初の一冊。その後、電気系は『ハンダごて王子の自分でできる旧車の電気メンテナンス』、エンジンは『旧車エンジン整備術』へ進むと理解が深まります。
ハコスカやスカイラインなど車種別のおすすめ本は?
橘ナナミ
ハコスカやスカイラインなど車種別のおすすめ本はについて教えてください。
佐藤メバル
スカイラインなら『旧車のすべて オリジナル旧車の乗り方編』、カスタムの作例は『旧車・改 Vol.1』。フェアレディZやハコスカも同じ系統で楽しめる本が多いです。車種の特集をしている雑誌やムックで比べて選びましょう。
電子書籍と紙の本どちらがいい?
橘ナナミ
電子書籍と紙の本どちらがいいについて教えてください。
佐藤メバル
内容によって使い分けがおすすめです。検索・持ち歩きは電子版、保存・コレクションは紙。雑誌の電子版は固定レイアウトが多く、タブレット向けなことを覚えておいてください。
絶版した旧車の本を探して入手する方法は?
橘ナナミ
絶版した旧車の本を探して入手する方法はについて教えてください。
佐藤メバル
新品でなければ、Amazonマーケットプレイス、ヤフオク、メルカリ、古書店のオンライン検索を試します。品切れのムックは古書価格が変動するので、希望価格帯で見つけたら早めに確保するのがコツです。
旧車會やカスタムカルチャーを知りたいときの本は?
橘ナナミ
旧車會やカスタムカルチャーを知りたいときの本はについて教えてください。
佐藤メバル
『愛旧ジャパンスタイルブック(VOL.04)』は全国のイベントとチームを詳細にレポート。『仏恥義理シャコタンマガジン 旧車☆ブギ』は改造文化や街道レーサーの系譜を知るのに最適です。
旧車を購入する前に読んでおくべき本は?
橘ナナミ
旧車を購入する前に読んでおくべき本はについて教えてください。
佐藤メバル
購入前は、維持費とトラブル事例を知るために『今日から始める 失敗しない旧車の整備』と『旧車の公認車検&書無し車復活マニュアル』を読んでおくと不安が減ります。状態を見極める目が育ちます。
まとめ
橘ナナミ
こうして並べてみると、旧車の本は「目的」ごとにちゃんと役割があるんですね。私もまずは物語から入って、いつか整備書を読みこなすオーナーになりたいです。
佐藤メバル
その考え方で大丈夫。本を読んですぐ整備できるようになるわけではないけれど、読んだ分だけ「次の一歩」が見えてきます。大切なのは、自分が今どこにいるかを知ること。
橘ナナミ
なるほど。周りに旧車の仲間がいなくても、本の中に先輩オーナーがたくさんいる感じがしました。
佐藤メバル
そう、旧車の本はオーナーの経験や工夫がぎっしり詰まった「紙のガレージ」のようなもの。そのガレージは、時代が変わっても色あせず、いつでも鍵を開けて迎え入れてくれます。
橘ナナミ
それなら私も、安心して最初の一冊を選べそうです。
佐藤メバル
さあ、どんな旧車と出会えるかは、あなたが手に取る一冊次第。まずはそのガレージの扉を開けてみましょう。








