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難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください! 普通の会社員が「億り人」になって自由に生きる超現実的ルート! - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください! 普通の会社員が「億り人」になって自由に生きる超現実的ルート!』の評判・おすすめポイント

橘玲|||0ページ

★★★☆☆3.0
(4件)

この本を一言で言うと

新NISA・インデックス投資から固定費の見直し、得意分野の収益化まで——普通の会社員が「1億円」と自由な暮らしに近づくための手順を、対話形式で一本の道筋にまとめた本。

この本の概要

本書は「1億円」を特別な才能ではなく仕組みで目指すという立場で書かれた、会社員のための資産形成ガイドです。会話形式で読みやすく、新NISAやインデックス投資といった王道の長期運用を入口にしつつ、最初に何から手をつければいいかを順番立てて整理してくれます。 投資の話に入る前に、本書が力を入れているのがお金の「漏れ」を止めるステップです。住宅コストや保険料、税金の払い方といった固定費を丁寧に洗い出し、投資に回せるキャッシュフローをどうやって太くするかを繰り返し説いています。単なる倹約術ではなく、資産を積み上げる土台の設計として位置づけている点が特徴的です。 資産運用にとどまらず、本書は会社の外に小さく稼ぐ力を育てることにも紙幅を割いています。自分が周囲から褒められてきたことを棚卸しして副収入の種にする、という発想が提示され、しかも「すぐ独立しろ」ではなく会社員としての蓄積を活かしながら動くという現実路線が取られています。 全編を通じて一貫しているのは、1億円を到達点ではなく自由に生きるための道具として扱う姿勢です。暴落局面でのメンタルの保ち方や老後の働き方まで視野に入れ、「いくら持っているか」よりも「どんな生活を選べるか」を設計することに重心を置いた一冊になっています。

投資本の顔をした、会社員の人生設計の本だった

正直、タイトルだけ見て「よくある1億円本かな」と思ってました。積立NISAの話をして、節約しましょう、で終わるやつ。ところが読み始めてすぐ、ちょっと違うなと。これ、お金の話を入口にして、会社員の生き方全体を設計し直す本なんですよね。 自分は共働きで去年から新NISAを始めたんですけど、正直「毎月いくら積み立てればいいんだろう」で止まってました。この本が面白かったのは、投資の銘柄選びより先に住宅費や保険をどう見直すかの話が出てくるところ。そこで浮いたお金を投資に回す、っていう順番が明確で、「ああ、そっちが先なんだ」と腹落ちしました。ふだん企画書で「施策の優先順位」とか偉そうに言ってるくせに、自分の家計にはそれをやってなかったなと。 投資パートは王道のインデックス一本勝負で、バフェットの「妻への遺言」の話とか出てきます。派手な個別株トレードは出てこない。地味です。でもこの地味さが、会社員にはちょうどいい。相場を毎日チェックする余裕なんてないし、そもそもそういうのが得意ならとっくにやってるわけで。「市場にい続けること自体が戦略」という考え方は、忙しい平日を過ごしてる身にはすごくありがたかった。 で、一番刺さったのは後半の「褒められてきたことを収益化する」って話でした。資産形成の本で副業の話?と思ったけど、読んでみたら筋が通ってる。投資で増やすだけじゃなく、収入の柱をもう一本持つことで自由度が変わる、と。しかも「今すぐ会社辞めろ」じゃなくて、会社員の信用と経験を使い倒してから動けばいいって書いてある。これは焦りがちな自分にはだいぶ救いでした。周りでフリーランスになった人を見て「自分も早く動かないと」って思ってたんですけど、遅くていいんだ、って肩の力が抜けた感じ。 ただ、人を選ぶ面もあります。橘玲さんの文体って断定が強いし、けっこう挑発的なので、そこを「ズバッと言ってくれる」と取るか「雑だな」と取るかで好みが割れる。あと、人的資本とか金融資本とか自由の設計みたいな話は著者の過去作と重なる部分もあるので、ファンには既視感あるかもしれません。 それでも、投資・家計・働き方をバラバラに考えてた自分には、一冊で全部つなげて見せてくれたのが大きかった。読み終わって最初にやったのは積立額を上げることじゃなくて、保険の証券を引っ張り出すことでした。そういう順番の変化が起きる本って、なかなかない気がします。

34歳 事業会社の企画職。共働きで新NISAを始めたが、老後資金とこの先の働き方に不安がある会社員。

この本で学べること

1億円は才能より仕組みで近づく

本書が描くのは一発逆転のサクセスストーリーではありません。会社員としての継続収入を土台に、長期投資と制度活用を掛け合わせて資産を積み上げていく。目標額を夢物語にせず、時間と仕組みを味方につける設計図に翻訳しているのがこの本の骨格です。

新NISAと低コスト投資を軸に据える

投資パートで一貫しているのは、難解な売買手法より分散・長期・低コストの王道を選ぶ姿勢です。相場を毎日追わなくても市場に居続けられる方法として、誰でも再現しやすいインデックス運用を軸に据えています。

固定費と税の見直しが投資元本をつくる

住宅費、保険、税金といった意外と手をつけていない大きな支出をまず整理することが強調されます。「増やす」より先に「漏れを止める」ことで、毎月投資に回せるキャッシュフローを確実に太くするという考え方です。

会社の外に小さな稼ぎ口を持つ

周囲から褒められてきたことや得意なスキルを、小さな副収入の芽として捉え直す視点が示されます。独立を焦らず、会社員の信用と経験を使いながらもう一本の収入の柱をじわじわ育てていく路線が現実的です。

自由は資産額だけでは決まらない

1億円はゴールではなく、自分の生活を自分で選ぶための手段として位置づけられています。暴落時の心の持ち方から老後の働き方まで含め、資産と幸福をセットで設計することを求めてくるのが本書の特徴です。

本の目次

  1. 11億円はなぜ「ふつうの会社員」でも狙えるのか
  2. 2新NISAとインデックス投資で資産形成を始める
  3. 3住居・保険・税金のムダを止めて元手をつくる
  4. 4会社員のまま資産形成を加速させる現実的ルート
  5. 5褒められたことを副収入に変える発想
  6. 660歳以降に自由を広げる働き方と人生設計

良い点・気になる点

良い点

  • 会話形式で平易に進むので、投資や金融の知識がなくても入りやすい
  • 投資だけでなく住居費・保険・税金・働き方まで一気通貫で扱っている
  • 会社員の日常に寄せた提案が多く、自分ごととして読みやすい
  • お金の話を「自由」や「幸福」の設計にまで広げてくれる

気になる点

  • タイトルほど簡単に1億円に届くわけではなく、前提条件はそれなりに厳しい
  • 断定的で刺激の強い書きぶりがあり、読み手の好みが分かれる
  • 橘玲作品を何冊も読んでいる人には既視感のある論点が含まれる

みんなの評判・口コミ

k
ken

不動産営業

★★☆☆☆2.0

タイトルの勢いに引かれて読みましたが、投資の具体論はかなり基本的な内容でした。不動産投資やレバレッジを使った手法を知っている人だと物足りなさが残ると思います。ただ、会社員が固定費と制度をまず見直すべきだという主張自体は堅実です。投資経験がある人向けの深掘り本ではなく、あくまで入門の立ち位置です。

m
mai

データアナリスト

★★★☆☆3.0

会話形式のおかげでテンポよく読めて、資産形成の全体像をつかむにはちょうどいい一冊でした。新NISAから保険、住宅費、副収入までテーマが幅広いので、何から手をつけるか整理したい人に向いています。ただ、扱う範囲が広いぶん個々の論点は浅めで、根拠をデータで確かめたい人にはやや物足りないかもしれません。

のり

ソリューション営業

★★★3.5

営業職として日々働いている自分には、会社員を辞めずに資産と選択肢を広げるという考え方がしっくりきました。得意なことを小さく仕事にする話まで含まれていたのも良かったです。ただ、「1億円」という数字が前面に出ている分、煽りっぽく感じる場面もありました。家計とキャリアをまとめて棚卸しするきっかけとしては十分に機能する本です。

りん

会社員

★★★★4.0

経理の仕事柄、固定費や税金の議論から資産形成を組み立てる流れには納得感がありました。複雑な金融商品に手を出す前に制度と家計を整えるという姿勢はとても堅実です。会話形式でテンポよく進むので、投資に詳しくない同僚にも勧めやすい。著者の既刊を読んでいる人には復習になる部分もありますが、入門としてはよくまとまった一冊です。

著者について

こんな人におすすめ

新NISAを始めた会社員

制度は使い始めたものの、積立額や商品選び以外に何を整えるべきか見えていない人に向いています。

FIREまではいかずとも自由度を上げたい人

完全リタイアより、働き方の選択肢を増やしたい読者に現実的なヒントがあります。

保険や住居費を見直したい人

増やす前に漏れを止めるという発想が強く、固定費改善の優先順位をつかみやすいです。

副収入の種を探している人

投資だけでなく、自分の強みを小さく収益化する視点も得られます。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
知識ゼロですが、無理なく増えるお金ルーティン教えてください。横山光昭初心者★★★★ 4.0¥1,430
手取り26万円でもできる 資産1億の作り方 普通の会社員が着実にお金を増やせる投資法くらま(倹者の流儀)初心者★★★★ 3.5¥1,870
1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きましたトマス・J・スタンリー初心者★★★★ 4.0¥1,815

よくある質問

Q. 『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は投資初心者でも読めますか?
A. 読めます。『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は会話形式で進むため専門用語のハードルが低く、考え方の順番を重視した構成なので最初の一冊として無理なく入れます。
Q. 『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は新NISAの実用書ですか?
A. 新NISAは大きな柱のひとつですが、それだけを扱う本ではありません。『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は固定費の見直しや税金、副収入、働き方まで含めた総合的な資産形成本という位置づけです。
Q. 『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は節約本ですか、投資本ですか?
A. どちらか片方ではなく、両方をつなぐ構成です。『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は節約を我慢として扱うのではなく、投資に回す余力をつくるための手段として位置づけています。
Q. 『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』には副業や独立の話もありますか?
A. あります。『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』では自分の得意分野をどう小さな収入源に変えるか、独立を急がずに会社員の立場を活かす考え方にも触れています。
Q. 『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』はFIRE志向の人向けですか?
A. 相性は良いですが、FIRE専門の本ではありません。『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は完全リタイアだけでなく、自由度の高い働き方を選びたい人にも役立つ内容です。
Q. 『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は橘玲作品の既読者にもおすすめですか?
A. おすすめできますが、過去作と重なる論点もあるため新鮮さはやや下がるかもしれません。『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』の価値は、既存のアイデアを会社員向けに対話形式でまとめ直した読みやすさにあります。

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