Shelfy
手取り26万円でもできる 資産1億の作り方 普通の会社員が着実にお金を増やせる投資法 - MAIN

【要約・書評】『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方 普通の会社員が着実にお金を増やせる投資法』の評判・おすすめポイント

くらま(倹者の流儀)|||0ページ

★★★3.5
(4件)

この本を一言で言うと

極端な節約本に見えて本質は再現可能な仕組みづくりにある——手取り26万円の会社員が、種銭づくりから全世界株・金・暗号資産までを使い分けて資産1億円を目指す実践ロードマップ。

この本の概要

本書は、著者くらまが貯蓄ゼロ・手取り26万円という状態から約7年半で資産1億円超に到達した方法をまとめた資産形成の本です。よくある成功談ではなく、普通の会社員が再現しやすいように支出管理・入金力の強化・投資先の選び方を順番に整理しているのが特徴で、「何から手を付ければいいかわからない」という人にとって道筋が見えやすい構成になっています。 前半のテーマは種銭づくりです。固定費の見直し、不要な保険の整理、生活コストを下げる住環境の選び方など、節約を単なる我慢ではなく資金配分の最適化として捉え直します。さらに、手取りが少ない会社員こそ労働収入そのものを上げるべきだという主張があり、投資の前段階にある「入金力」の問題を正面から扱っている点が実践的です。 中盤では投資の話に入ります。著者が軸に置く全世界株インデックスに加え、インフレや通貨不安に対する備えとしての金投資、リスクを承知した上での暗号資産まで扱う構成です。それぞれの投資先を「成長」「防衛」「将来の伸びしろ」という役割で分けているため、商品名を並べるだけの入門書とは違い、なぜ複数の資産を持つのかが腹落ちしやすくなっています。 後半では1000万円・2000万円・3000万円・5000万円・1億円という資産額ごとの壁を解説します。残高が増えるにつれて悩みも変わるという視点は意外と語られることが少なく、中間地点の課題が見えることで長期戦のモチベーションが保ちやすくなります。節約術だけでもインデックス投資だけでもない、会社員のための総合的な資産形成ガイドとして読める一冊です。

節約本だと思って開いたら、「会社員の資産形成の順番」がかなり具体的だった

正直に言うと、タイトルだけ見たときは「また節約しろって本か」と思ってました。手取り26万円で1億とか、YouTuberだからできたんでしょ、みたいな。でも実際に読んでみたら、これ順番の本なんですよね。何を削って、何にお金を回して、どの順番で投資を始めるか。そこがかなり具体的に書いてある。 自分は去年の秋に新NISAの積立設定だけして「とりあえずこれでいいか」って放置してたタイプなんですけど、この本を読んで気づいたのは、積立の前にやることがあるってことでした。固定費の見直しとか、保険の整理とか、まあ言われてみれば当たり前なんだけど、そこを先にやらないと投資に回す金額がそもそも少ないっていう。で、著者は「元手が小さい会社員こそ年収を上げる動きもやれ」とも書いていて、これは刺さりました。節約だけじゃなくて攻めもセットっていう発想、自分にはなかったので。 投資の部分で面白かったのは、全世界株を軸にしつつ、金と暗号資産を「役割で分ける」っていう考え方。金は守り、暗号資産は将来の伸びしろ、みたいな整理がされていて、「なんとなく分散しましょう」よりずっとわかりやすい。暗号資産のところは賛否あると思うけど、少なくとも「なぜ持つのか」の説明があるので、自分で判断する材料にはなります。 あと個人的にけっこう良かったのが、後半の資産額ごとの壁の話。1000万円超えたらこう変わる、3000万円超えたらこう考える、みたいに段階で書いてくれてるので、漠然と「1億」って言われるより現実味がある。まだ自分は180万しかないですけど、「次の1000万まで何に集中すべきか」が見えたのはデカかった。 もちろん全部そのまま真似できるかっていうと、節約のレベルはけっこうストイックだし、著者にはYouTubeの収入もあるわけで、条件が違う部分はあります。でも「普通の会社員がまず何からやるか」を整理した本としては、今まで読んだ中で一番具体的だったかもしれない。少なくとも、NISAの積立設定して満足してた自分には、次にやることがはっきり見えた一冊でした。

29歳 事務機器メーカー勤務・手取り27万円・貯金180万円で新NISAを始めたばかりの会社員

この本で学べること

まずは投資元本を作る

本書は資産形成の起点を種銭づくりに置きます。支出を減らすだけでなく、投資に回せるキャッシュを安定的に生み出す生活設計そのものを整えるという発想が中心にあります。

会社員は入金力強化も並走する

元手が小さいうちは運用利回りだけでは差がつきにくいため、著者は年収アップや労働収入の底上げも同時に進めるべきだと主張します。節約と投資だけでなく、稼ぐ力を伸ばすことまで含めた三位一体の設計が特徴です。

資産を役割で分けて持つ

全世界株は成長、金は防衛、暗号資産は将来の大きな伸びしろという形で、投資先ごとに役割を明確にします。「なぜ複数の資産を持つのか」が感覚ではなく構造として理解できるので、初心者にも腹落ちしやすい整理です。

資産額ごとに戦い方が変わる

1000万円、2000万円、3000万円、5000万円、1億円と段階を区切り、各フェーズで意識すべきことを具体的に示します。ゴールを遠くに置くだけでなく中間地点の課題が可視化されるため、長期で続けるモチベーションにつながります。

資産形成は習慣の設計で決まる

本書で繰り返し強調されるのは、派手な売買テクニックではなく生活そのものの仕組み化です。家計・住環境・保険・浪費習慣まで含めてトータルで見直し、投資を無理なく続けられる土台を先に作る考え方が一貫しています。

本の目次

  1. 1はじめに
  2. 2第1章 貯蓄0円、手取り26万円でも資産1億円は達成できる
  3. 3第2章 資産形成に必要な種銭の作り方
  4. 4第3章 普通の会社員がお金を増やすために投資は必須
  5. 5第4章 僕が10億円持っていても全世界株に投資する理由
  6. 6第5章 現代人の新たな資産防衛策、金投資
  7. 7第6章 賛否両論ある暗号資産投資、どう向き合うか?
  8. 8第7章 種銭ができたらすぐ始めたい! 最強の節約術
  9. 9第8章 元手の少ない普通の会社員だからこそ適度な労働で年収を上げる
  10. 10第9章 投資以外でやっていること
  11. 11第10章 1億円までの壁 1000万円、2000万円、3000万円、5000万円のときに意識したこと
  12. 12おわりに

良い点・気になる点

良い点

  • 会社員向けに節約・収入アップ・投資を一連の流れで整理している
  • 全世界株、金、暗号資産の役割分担がわかりやすい
  • 資産額ごとの壁を示し、目標を中間マイルストーンに分解できる
  • 著者の体験が具体的で、行動に移すイメージを持ちやすい

気になる点

  • 節約基準がかなりストイックで、生活スタイルによっては合わない
  • 暗号資産の扱いは読者のリスク許容度によって評価が分かれる
  • 個人の成功体験ベースのため、統計や検証データを求める人には物足りない
  • 給与所得だけで完結する話ではなく、発信活動による収入増の要素も含む

みんなの評判・口コミ

りん

会社員

★★★★4.5

経理の仕事柄、家計管理系の本はかなり読んできたほうですが、この本は支出削減から投資へのつなぎ方が上手いなと感じました。固定費を整えてから投資に入る流れが自然で、資産額ごとに課題が変わるという後半の話も実務的。全世界株を軸にしつつ金や暗号資産も役割ベースで説明しているので、投資先の選び方に迷っている人には整理しやすい構成だと思います。根拠の数字をもう少し見せてほしい気持ちはありますが、会社員が最初の一歩を踏み出す本としてはかなり優秀です。

k
ken

不動産営業

★★★3.5

不動産投資をメインでやっている身からすると、レバレッジをかけずにコツコツ積み上げるスタイルなので方向性は真逆なんですが、だからこそ著者の堅実さには好感が持てました。まず生活コストを絞って投資元本を作るという流れは王道ですし、守りの資産として金を組み入れているのも納得感があります。ただ暗号資産のパートは、堅実路線の本にしてはやや攻めている印象。再現性は人を選ぶと思いますが、手堅くやりたい会社員には読んで損はないです。

m
mai

データアナリスト

★★★3.5

データや統計で裏付けるタイプの本を好む自分としては、もう少しエビデンスがほしかったというのが正直なところです。ただ、何をどの順番でやるべきかというフレームワークとしてはかなり明快で、そこは素直に良いと思いました。全世界株・金・暗号資産を役割で切り分ける整理も理解しやすい。経験談ベースの本として割り切って読めば満足度は高いですが、再現性を厳密に検証したい人は自分で補足資料を用意する必要がありそうです。

s
sho

メーカー営業

★★★☆☆3.0

手取りが多くなくても資産形成は進められるっていうメッセージには勇気をもらえました。読んだ直後は「よし、やるぞ」って気持ちになります。ただ、生活の切り詰め方がけっこう強めなので、家族持ちや交際費がかさむ人はそのまま当てはめるのは厳しいかなと。投資の方向性自体は参考になったので、自分の生活に合う形にアレンジしながら取り入れるつもりです。万人向けではないけど、きっかけの一冊としてはありだと思います。

著者について

こんな人におすすめ

手取り20万円台の会社員

収入が高くない状態でも、支出改善と積立設計で資産形成を進める道筋をつかみたい人に向いています。

新NISAの次を知りたい人

積立設定はしたものの、その後の資産配分や中長期の考え方まで整理したい読者に合います。

節約本だけでは物足りない人

家計改善だけでなく、運用先や資産額ごとの戦略まで一冊で見渡したい人におすすめです。

FIRE未満でも資産加速を狙う人

早期リタイアそのものより、会社員を続けながら着実に資産を大きくしたい人にフィットします。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
お金はこれで増やせます 失敗したくない人のための投資の教科書節約オタクふゆこ初心者★★★★ 4.0¥1,870
知識ゼロですが、無理なく増えるお金ルーティン教えてください。横山光昭初心者★★★★ 4.0¥1,430

よくある質問

Q. 『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』は投資初心者でも読めますか?
A. 読めます。『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』は投資の前段階である種銭づくりから順を追って説明しているので、積立投資を始めたばかりの人でも入りやすい構成です。
Q. 『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』は節約本ですか、それとも投資本ですか?
A. どちらか一方ではなく、両方をつなぐ本です。『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』では節約で投資元本を作り、その資金をどう配分するかまでを一連の流れとして扱っています。
Q. 『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』では新NISAだけ学べますか?
A. 新NISAに直結する積立・長期投資の考え方は学べますが、それだけにとどまりません。『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』では全世界株に加えて金や暗号資産の位置づけまで説明しています。
Q. 『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』は会社員のまま再現できますか?
A. 基本設計は会社員向けですが、完全に同じ道をたどるのは難しいです。『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』には収入アップや発信活動の要素もあるため、自分の生活条件に合わせた調整が必要になります。
Q. 『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』は暗号資産に前向きな本ですか?
A. 前向きではありますが、無条件に推す内容ではありません。『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』では暗号資産をリスクの高い成長枠として位置づけ、全世界株や金と役割を分けて考えるスタンスです。
Q. 『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』で一番実用的な部分はどこですか?
A. 多くの読者にとっては、資産額ごとの壁を整理した後半パートが実用的です。『手取り26万円でもできる 資産1億の作り方』は1000万円以降に何を意識すべきかを段階ごとに示してくれるので、自分の現在地から次に何をすべきかが見えやすくなります。

投資スタートガイド

初心者向け投資の始め方ガイドを無料でダウンロード

※ 登録いただいたメールアドレスは資料送付にのみ使用します