この本を一言で言うと
「森鴎外の手術で漱石が一葉の身体に蘇る」——第36回ファンタジア大賞受賞の荒唐無稽な近代文豪伝奇小説
この本の概要
改題で損してる作品の典型、「シン・夏目漱石」時代の話題性を知らない人に全部話したい
— なな / ブロガー / 30代
この本で学べること
第36回ファンタジア大賞・大賞受賞、SNSで話題沸騰した荒唐無稽な傑作
「森鴎外の手術で漱石が一葉の身体で蘇る」というあらすじがSNSでバズり、刊行前から話題に。受賞時タイトル「シン・夏目漱石」の衝撃は今も語り継がれる。
近代文学のネタを全力で詰め込んだ伝奇ファンタジー
夏目漱石・野口英世・与謝野晶子・學天則など明治の著名人が実名で登場し、史実エピソードをファンタジー設定に再構成。知識量と文章力への評価が極めて高い。
荒唐無稽でありながら元ネタへの誠実さが同居
トンデモ設定でありながら、漱石作品のネタが人物名・展開に仕込まれるなど近代文学ファンが唸る密度の伏線が散りばめられている。
近代文学とラノベの橋渡しとなる希有な立ち位置
近代文学ファンをラノベに引き込み、ラノベ読者を近代文学に興味を持たせるという両方向の架け橋として機能している異色作。
良い点・気になる点
良い点
- ○荒唐無稽なあらすじと圧倒的な知識量・文章力の組み合わせが独特
- ○明治の著名人が生き生きと動くキャラクター描写
- ○近代文学への誠実なリスペクトが随所に感じられる
- ○知らなくても楽しめ、知ってるとさらに楽しめる二層構造
気になる点
- △タイトル改題で受賞時の話題性が伝わりにくくなっている
- △一発ネタと思われて読まれないリスクがある
みんなの評判・口コミ
ブロガー
書評ブロガーとして「改題で損してる」と強調したい一作。受賞時の「シン・夏目漱石」時代から知ってたのに刊行後にスルーしかけたの本当に後悔してる。
大学院生
国文学の人間として「よくこれだけ詰め込んだな」という圧倒感。蒔田内禰子の名前のギミックに気づいた時の感動を忘れない。
大学生
国語が苦手だった自分でも漱石の名前のネタ拾えて楽しかった。読み終わって国語便覧広げてニヤニヤした。
個人投資家
野口英世のキャラクターが特に良い。史実の「問題のある人物」がファンタジーでこう動くのか、という面白さ。2巻も楽しみにしてる。
著者について
こんな人におすすめ
近代文学(夏目漱石・野口英世等)が好きな人
「荒唐無稽でも知識が詰まっている」作品が好きな人
伝奇・歴史ファンタジーのファン
ラノベで近代文学の新しい楽しみ方を発見したい人
よくある質問
Q. 近代文学の知識がなくても楽しめますか?▼
Q. 受賞時のタイトルと違うのはなぜですか?▼
Q. 2巻も出ていますか?▼
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