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うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣 (ASUKA BUSINESS 2341-7)

【要約・書評】『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣 (ASUKA BUSINESS 2341-7)』の評判・おすすめポイント

松橋 良紀|||0ページ

★★★★4.0
(4件)

この本を一言で言うと

NLP心理学をベースに「できる人」と「できない人」の50の習慣を対比して雑談の苦手意識を根っこから解消する実践書——「話す力」より「聴く力」と「リアクション」にフォーカスした、今日の商談から使えるコミュニケーション改善ガイド

この本の概要

「何を話せばいいかわからない」「沈黙が怖い」——雑談にまつわる悩みは、営業でも社内コミュニケーションでも尽きない。本書は、累計50万部超のコミュニケーション心理学の専門家・松橋良紀が、雑談がうまい人とそうでない人の決定的な違いを50の習慣として整理した一冊だ。 構成は「雑談のはじめ方」「言葉選び」「リアクション」「話し方」「マインド」の5章立て。各項目でうまくできる人の習慣とできない人の習慣を見開き対比で紹介しているので、自分がどちら側にいるかをその場でチェックできる。読み進めるだけで「あ、これ完全に自分だ」という気づきが次々と飛び出してくる構成になっている。 特筆すべきは、著者自身がかつてまったく売れなかった営業マンだった経験を持つ点だ。30歳でNLP心理学を学び、わずか1ヶ月で営業成績450人中1位に躍り出たというエピソードには生々しい説得力がある。机上の理論ではなく、著者が現場で泥臭く試行錯誤して得た実践知がベースになっている。 本書が一貫して伝えるメッセージは明快で、雑談力の本質は「話す力」ではなく「聴く力」と「反応力」にあるということ。話し上手を目指して頑張るのではなく、相手に気持ちよく話してもらう技術を身につけることこそが雑談上手への最短ルートだと説く。232ページとコンパクトで、通勤電車の中でもサクッと読み切れる分量だ。

天気の話しかできなかった自分が、雑談で「次も会いたい」と言われるまで

正直に言うと、雑談ってずっと「才能」だと思ってた。営業のくせに。 取引先に行くたびに、商談が始まるまでの数分間が本当に地獄で。「今日は暑いですね」から始まって、相手が「そうですね」って返してきて、はい終了。あの沈黙の気まずさ、営業やってる人なら絶対わかると思う。同期で雑談がうまいやつを見るたびに、なんであいつは自然にできるんだろうって思ってた。 この本を手に取ったのは、本屋でふらっと立ち読みしてたときにタイトルの「できない人」が目に入ったから。50個の習慣が「できる人」と「できない人」で対比されてるんだけど、読み始めて5分で「できない人」の方に自分が全部当てはまって笑えなかった。いや、ちょっとだけ笑ったけど、苦笑い。 一番刺さったのは、できない人は「充実した話をしようとする」、できる人は「内容がスカスカな話をする」っていうやつ。え、スカスカでいいの?ってなった。でも読み進めると納得しかなくて、雑談の目的は情報交換じゃなくて「関係構築」なんだよな。そこを根本的に勘違いしてたから、毎回気の利いたことを言おうとして固まってた。3年間ずっと。 あと「リアクション」の章がめちゃくちゃ実用的だった。うなずきのバリエーションとか、相手の言葉をそのまま繰り返す技術とか。NLP心理学がベースらしいけど、難しい理論の話はほぼ出てこなくて、明日の商談からすぐ使えるレベルの具体性で書いてある。ここだけでも読む価値はあると思う。 実際にこの本のテクニックをいくつか意識して使ってみたら、取引先の部長から「○○くん、話しやすいね」って言われた。入社してから3年間一度も言われたことなかったのに。マインドの章に書いてある「自然体で緊張感を感じさせない人が最強」っていうのも、最近ちょっとずつ実感してきてる。無理にテンション上げなくていいんだって思えるだけで、商談前の憂鬱さがだいぶ減った。 232ページで項目ごとに区切られてるから、読書が苦手な人でもいける。営業じゃなくても、職場で人と話す機会がある人なら一回読んでみて損はないと思う。ただ正直なところ、後半は内容がちょっと被ってくる感じがあったのと、50個全部を覚えるのは無理なので、自分に刺さった5個くらいをメモして意識するのが現実的な使い方かなと。自分はスマホのメモに3個だけ書き出して、商談前に見返すようにしてる。

メーカー営業3年目・28歳男性。取引先との商談前の雑談が苦手で、いつも天気の話しかできない自分にモヤモヤしていた。

この本で学べること

雑談の目的は「情報交換」ではなく「**関係構築**」

できる人は内容がスカスカな話を気軽にする。できない人ほど充実した話をしようとして固まってしまう。雑談で大事なのは話の中身ではなく、相手との心理的距離を縮めることだと著者は繰り返し強調している。この前提を持てるかどうかで、雑談への向き合い方がまるっきり変わる。

「**聴く力**」と「リアクション」が雑談力の本質

話し上手になる必要はなく、相手に気持ちよく話してもらう技術こそが重要。NLP心理学に基づいたうなずき、繰り返し、ペーシングなどの具体的テクニックが紹介されており、聴き方ひとつ変えるだけで会話の空気が劇的に変わることを実例とともに示している。

初対面の鉄板は「**名前→仕事**」の順番

雑談のはじめ方に迷ったら、まず相手の名前を話題にし、次に仕事の話を振る。この2ステップの型を持っておくだけで、初対面の沈黙を回避できるという実践的なフレームワーク。型があるだけで心理的なハードルが一気に下がる。

「**自然体**」が最強の雑談スタイル

緊張感を感じさせず、ありのままの自分で接することができる人が雑談の達人。無理にテンションを上げたりウケを狙ったりするのではなく、リラックスした状態で相手と向き合うマインドセットが最も重要だと説く。力みを手放すことが結果的に最大の効果を生む。

50の習慣を「**できる人 vs できない人**」で対比

5章×約10項目の構成で、各習慣を対比形式で紹介。自分がどちら側の習慣をしているかをセルフチェックしながら読み進められる設計になっており、漫然と読むのではなく自分ごととして改善ポイントが明確に見える。

本の目次

  1. 1第1章 心をつかむ「雑談のはじめ方」編
  2. 2第2章 人脈を増やす「言葉選び」編
  3. 3第3章 ネタがなくても話が弾む「リアクション」編
  4. 4第4章 信頼される「話し方」編
  5. 5第5章 雑談上手の「マインド」編

良い点・気になる点

良い点

  • 「できる人」と「できない人」の対比形式が直感的でわかりやすく、自分の改善点がすぐに見つかる
  • NLP心理学がベースだが理論に偏りすぎず、明日から使える実践的なテクニックが豊富
  • 1項目ずつ区切られた構成で、忙しくても隙間時間にサクサク読める
  • 著者自身が「売れない営業マン」から変わった実体験に基づいており、再現性が高い

気になる点

  • 50の習慣の中で後半に進むにつれて内容の重複が感じられる項目がある
  • 営業やビジネスシーンの事例が中心で、プライベートの雑談に特化した内容は少なめ
  • 雑談本を何冊か読んだことがある人には既視感のある内容もある

みんなの評判・口コミ

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sho

メーカー営業

★★★★4.0

営業マネージャーとして部下の雑談力が気になっていたので購入した。50の習慣を対比で見せる構成がうまくて、チーム内で「自分はどっちだった?」と盛り上がった。特に第1章の「名前から入る」テクニックは新人研修でそのまま使えるレベルだと思う。ただ、ある程度営業経験がある人には「それは知ってる」という内容も混じっている。全体としては、雑談に苦手意識がある営業パーソンの最初の一冊として十分おすすめできる。

R
R

エンジニア

★★★3.5

エンジニアなので雑談とは無縁の生活を送っていたが、PMをやるようになって社外ミーティングの冒頭が毎回つらかった。この本はNLP心理学ベースということで理論面に期待して読んだものの、理論よりも実践テクニック寄りの内容だった。それはそれで助かるが、もう少し「なぜそれが効くのか」の深掘りがほしかったのが正直なところ。リアクションの章は具体的で、うなずきのパターンを意識するだけでオンライン会議の空気が変わったのは実感している。読みやすさは文句なし。

のり

ソリューション営業

★★★★4.0

ソリューション営業をやっていると、提案の前段階の雑談で信頼関係を築けるかどうかが受注率に直結する。この本の「内容がスカスカでいい」という考え方は目からウロコだった。自分はずっと気の利いたことを言おうとして空回りしていたので、肩の荷が降りた感覚がある。マインド編の「自然体が最強」もすごく腹落ちした。実践してみて、お客さんとの距離が縮まるスピードが明らかに変わった。30代で今さら雑談本かと思ったけど、読んでよかった。

りん

会社員

★★★★4.5

経理なので営業ほど外部の人と話す機会はないが、社内の他部署とのやりとりで雑談力のなさを痛感していた。この本は項目ごとに短く区切られていて、お昼休みに少しずつ読めるのがよかった。「できない人」の例がいちいち自分に当てはまって苦笑いの連続だった。言葉選びの章で紹介されていたフレーズをいくつか使ってみたら、隣の部署の先輩と自然に会話が続くようになった。もっと早く読めばよかったと素直に思う。女性目線のエピソードがもう少しあるとさらに嬉しかった。

著者について

こんな人におすすめ

雑談が苦手な営業パーソン

商談前のアイスブレイクで毎回固まってしまう人に。初対面でも使える会話の「型」が手に入る

人見知りの若手社会人

飲み会やエレベーターでの沈黙が怖い人に。「聴く力」を軸にした再現性の高いアプローチで苦手意識を克服できる

チームマネジメントを担う管理職

部下との1on1や他部署との連携で、雑談から信頼関係を築きたいリーダー層に

接客・サービス業に従事する人

お客様との何気ない会話からリピートにつなげたい人に。リアクション技術がそのまま現場で活きる

関連書籍との比較

よくある質問

Q. 『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』はどんな人向けの本ですか?
A. 雑談に苦手意識がある人全般が対象ですが、特に営業・接客などビジネスシーンで初対面の人と話す機会が多い方に向いています。『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』はコミュニケーション心理学の知識がなくても読める平易な内容です。
Q. NLP心理学の予備知識がなくても理解できますか?
A. はい、問題ありません。『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』ではNLPの専門用語をほとんど使わず、日常的な言葉で実践テクニックとして紹介されています。理論書というよりも実用書の位置づけです。
Q. 50の習慣を全部実践しないと効果はありませんか?
A. 全部を一度に実践する必要はありません。『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』を読みながら、自分に当てはまる「できない人」の習慣を3〜5個見つけて、そこから改善していくのが効果的な読み方です。
Q. 著者の松橋良紀さんはどんな経歴の方ですか?
A. 一般社団法人日本聴き方協会の代表理事で、30年以上コミュニケーション心理学を研究されている方です。かつては売れない営業マンでしたが、30歳でNLP心理学を学び1ヶ月で営業成績450人中1位になった経験を持ちます。累計著書は50万部を超えています。
Q. 『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』と著者の他の雑談本との違いは?
A. 『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』は「できる人」と「できない人」の対比形式が最大の特徴です。『すごい雑談力』や『雑談のルール』など著者の既刊と比べて、セルフチェック的に読める構成になっており、自分の改善点を見つけやすい設計になっています。
Q. 電子書籍(Kindle)でも読めますか?
A. はい、Kindle版も発売されています。紙の書籍と同じ内容で、項目ごとに区切られた構成のため電子書籍でも読みやすいです。
Q. 読了までどのくらい時間がかかりますか?
A. 232ページで各項目が短く区切られているため、集中して読めば2〜3時間程度です。通勤時間などの隙間時間で少しずつ読み進めることもできます。

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