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お金持ちがしている100の習慣

【要約・書評】『お金持ちがしている100の習慣』の評判・おすすめポイント

ナイジェル・カンバーランド|||0ページ

★★★★4.0
(4件)

この本を一言で言うと

富裕層へのコーチング経験を持つイギリスの第一人者が、お金持ちに共通する100の行動パターンと思考法を「ポイント解説+実践ワーク」の対比構成で紹介——お金に対するマインドセットと日々の振る舞いを根本から変えるための実用書

この本の概要

累計7万部を超えた『成功者がしている100の習慣』の第二弾。著者のナイジェル・カンバーランドはケンブリッジ大学卒業後、世界最大級の人材サービス会社Adeccoで財務部長を経験し、現在はロンドンとドバイを拠点に企業幹部のコーチングを手がけるイギリスのコーチング第一人者だ。数百人のクライアントとの対話から浮かび上がった、お金持ちに共通する100の習慣を1冊にまとめている。 本書の最大の特徴は、各章が「お金持ちの習慣」と「そうでない人の習慣」を対比する構成になっていることだ。前半で習慣のポイントを解説し、後半ではワークや具体的なアクションプランを提示する。つまり読みっぱなしにならず、自分の現状をチェックリストのように振り返りながら進められる仕掛けになっている。 カバーする範囲は広い。「どれくらい裕福になりたいか目標を定める」「支出をコントロールする」「複利の魔法を知る」「不動産に投資する」といったお金の具体的な知識・テクニックがある一方で、「評判を大切にする」「感謝の気持ちを示す」「常に誠実でいる」「損失を他人のせいにしない」といったマインドセットや人間関係にまつわる習慣も多い。単なるマネー本ではなく、お金持ちの「生き方」に踏み込んだ内容になっている。 「あなたはなぜお金持ちになりたいのか」という冒頭の問いかけが示すように、本書はお金持ちになることをゴールとしては描いていない。本当の豊かさとは何かを考えさせてくれる一冊でもある。448ページとボリュームはあるが、1つの習慣が約4ページで完結するので拾い読みもしやすい。お金との付き合い方を根っこから見直したいときに、手元に置いて何度でも開く価値がある。

投資やってる身として刺さった話と、正直もの足りなかった話

不動産投資を始めてからというもの、「お金持ちの思考法」みたいな本はそこそこ読んできた。でもこの本はちょっと違う。銘柄がどうとか利回りがどうとかじゃなくて、お金持ちの「日常の振る舞い」そのものにフォーカスしてる。最初はそこに面食らったんだけど、読み進めるうちに「あ、これ自分できてないな」っていうのが出てくる出てくる。 一番グサッときたのは「富を見せびらかさない」の章。不動産の世界って、正直なところ羽振りのいい人が多い。車とか時計とかで自分のステージを示したがる人もいて、自分もそっちに引っ張られそうになることがある。でも本当に資産を積み上げてる人ほど拍子抜けするくらい地味に暮らしてるんだよな。これは現場で実際に見てきたから、文章を読みながら何人か顔が浮かんだ。 あと「非生産的な負債を抱えない」と「レバレッジを効かせる」の違いをちゃんと書いてくれてるのが良かった。不動産投資をやってると「借金=悪」みたいなことを言われがちなんだけど、生産的な負債と消費のための負債はまったく別物で、そこの線引きをきちんと説明してくれてる。投資やってる人間としてはここが一番腑に落ちたかもしれない。 ただ、100個もあるから途中で「これさっきも似たような話あったよな」ってなるのは正直ある。「常に誠実でいる」とか「感謝の気持ちを示す」みたいなのは、お金持ちの習慣というより人としての話だろ、と思わなくもない。あと投資まわりの記述はけっこう基本的な内容なので、すでにポートフォリオを組んでる人には物足りないかも。 でもそれを差し引いても、まだ投資を始めてない人がお金に対するマインドセットを整える一冊目としてはかなりいいと思う。自分は100個のうちいくつ実践できてるか数えてみたら、できてないのが15個あってけっこうへこんだ。「やってるつもり」と「できてる」は違うなと。半年に1回くらい開いて、自分の現在地を確認したい本だと思った。

ken / 不動産営業 / 20代 / 不動産投資やってます

この本で学べること

お金持ちになる「目的」を明確にすることが出発点

本書はまず「あなたはなぜお金持ちになりたいのか」と読者に問いかける。なんとなく裕福になりたい、ではなく具体的な目標額とその理由を定めることが最初の一歩だと著者は言い切る。目的が曖昧なままだと、行動もぶれるし、途中で挫折しやすくなる。

支出のコントロールと「使う前に貯める」習慣

収入が増えても支出が追いかければ資産は残らない。お金持ちは収入を得たらまず貯蓄と投資に回し、残った分で暮らすという順序を徹底している。「富を見せびらかさない」「中古車を賢く買う」といった習慣も、この支出コントロールの一部として語られている。

複利とレバレッジの力を理解し長期視点で投資する

「複利の魔法を知っている」「長期的な視点で投資する」「不動産に投資する」など、お金を自分の代わりに働かせる仕組みがお金持ちの共通項として繰り返し登場する。同時に「賭け事はしない」「わからないものには手を出さない」と、リスク管理の原則もセットで強調されている。

人間関係と信頼が富の土台になる

「賢い友人付き合いをしている」「評判を大切にする」「常に誠実でいる」「人の話をよく聞く」——お金持ちは人との関係性そのものを資産の一部として扱っている。与えれば返ってくるという考え方も、精神論ではなくビジネスにおける信頼構築の文脈で解説されている。

各習慣に実践ワークがついた「チェックリスト型」の構成

100の習慣はそれぞれ前半がポイント解説、後半が実践ワークという2部構成。読んで終わりにせず、自分がいくつ実践できているかを確認し、できていない項目を一つずつ潰していく使い方ができる。定期的に読み返して進捗を測るのに向いた設計だ。

良い点・気になる点

良い点

  • 100の習慣が「お金持ち vs そうでない人」の対比形式で書かれており、自分の現状を客観的にチェックできる
  • 各章に実践ワークがあり、読んだ内容をすぐ行動に移せる構成になっている
  • 投資テクニックだけでなく、マインドセットや人間関係など「お金持ちの生き方」を幅広くカバーしている
  • 1習慣あたり約4ページで区切られており、忙しくても少しずつ読み進められる

気になる点

  • 100項目あるため内容の重複が散見され、後半はやや冗長に感じる
  • 投資に関する記述は初心者向けで、すでに投資経験がある人には物足りない
  • 海外の事例が中心で、日本の税制や金融環境にそのまま当てはまらない部分がある

みんなの評判・口コミ

りん

会社員

★★★★4.5

経理の仕事で数字には慣れているつもりだったのに、「どれくらい裕福になりたいか」を具体的な金額で考えたことがなかった。この本がきっかけで初めて自分の目標額を設定してみた。各章の後半にあるワーク部分が実践的で、読むだけじゃなく実際に書き込みながら使えるのが良い。

s
sho

メーカー営業

★★★☆☆3.0

営業職として参考になる章もあったけど、100個はさすがに多くて後半は流し読みしてしまった。「誠実でいる」「感謝する」あたりはお金持ちの習慣というよりは一般的な心構えの話で、もう少し絞り込んでくれたほうが頭に残りやすかったんじゃないかと思う。

k
ken

不動産営業

★★★★4.5

不動産投資をやっている身からすると、「非生産的な負債を抱えない」と「賢くレバレッジを効かせる」の線引きをちゃんと書いてくれてるのがありがたかった。100個すべてが目新しいわけじゃないけど、自分の行動をチェックリスト的に振り返れるのが地味に便利。半年に一度くらい開いて現在地を確認したい。

こーた

マーケター

★★★★4.0

お金持ちとそうでない人の対比形式がシンプルに面白い。自分がどっち寄りの習慣をしているかチェックしながら読んだ。マーケターの立場からは「売り上手である」の章に共感したし、「評判を大切にしている」はそのままブランディングの話として読めた。翻訳書ゆえに日本の事情と合わない箇所はあるけど、考え方のベースとしては十分使える。

こんな人におすすめ

資産形成を始めたい若手ビジネスパーソン

投資や貯蓄の基本的な考え方から学べるため、これからお金と向き合い始める20〜30代に最適

お金の使い方・貯め方を根本から見直したい人

支出コントロールや目標設定など、お金に対するマインドセットを整え直したい人に役立つ

自己啓発書が好きで習慣改善に興味がある人

100のチェックリスト形式なので、7つの習慣のような習慣系の本が好きな人には取り組みやすい

『成功者がしている100の習慣』を読んで良かった人

同じ著者・同じ構成の第二弾なので、前作が合った人はスムーズに読める

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
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よくある質問

Q. 『お金持ちがしている100の習慣』はどんな本ですか?
A. イギリスのコーチング第一人者ナイジェル・カンバーランドが、富裕層へのコーチング経験をもとにまとめた一冊です。『お金持ちがしている100の習慣』では、お金持ちに共通する100の行動パターンを、前半のポイント解説と後半の実践ワークという構成で紹介しています。
Q. 『お金持ちがしている100の習慣』は投資の初心者でも読めますか?
A. はい、問題なく読めます。『お金持ちがしている100の習慣』は投資テクニックの専門書ではなく、お金に対するマインドセットや日常の行動習慣が中心です。むしろ投資を始める前の心構えを整える本として向いています。
Q. 『お金持ちがしている100の習慣』は『成功者がしている100の習慣』と何が違いますか?
A. 『成功者がしている100の習慣』は人生全般の成功がテーマでしたが、『お金持ちがしている100の習慣』はお金と資産形成に特化しています。投資、支出管理、複利、不動産など具体的なお金の話題が多く、構成やスタイルは前作と共通しています。
Q. 『お金持ちがしている100の習慣』のページ数はどのくらいですか?
A. 『お金持ちがしている100の習慣』は全448ページです。ただし1つの習慣あたり約4ページで区切られているので、まとまった時間がなくても少しずつ読み進められます。
Q. 『お金持ちがしている100の習慣』は具体的な投資手法を教えてくれますか?
A. 具体的な銘柄選びや運用手法を解説する本ではありません。『お金持ちがしている100の習慣』で紹介されるのは、「複利を理解する」「長期視点で投資する」「不動産に投資する」といった、お金持ちが実践している投資への考え方や原則です。
Q. 『お金持ちがしている100の習慣』は日本の読者にも役立ちますか?
A. 著者はイギリス人で海外事例が中心ですが、マインドセットや行動習慣は国を問わず通用する内容です。ただし税制や金融商品に関する記述は日本の制度とは異なる部分があるので、その点は読み替えが必要です。
Q. 『お金持ちがしている100の習慣』はKindleでも読めますか?
A. はい。『お金持ちがしている100の習慣』はKindle版が1,584円で販売されています。Audible(オーディオブック)版も2,450円で提供されています。

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