■ この本を一言で言うと
コロンビア大学の社会心理学者が膨大な実験データから抽出した、目標達成する人に共通する9つの思考・行動習慣——根性論ゼロ、「心理学的に正しいがんばり方」だけを120ページに凝縮した実践ガイド。
■ この本の概要
■ if-thenプランニング、ガチで効いた件
— けんじ / Web担当者 / 20代
■ この本で学べること
if-thenプランニングで行動を自動化する
「もし○○になったら△△する」という形式で行動をあらかじめ決めておくことで、意志力に頼らず習慣を定着させられる。心理学の実験で効果が繰り返し実証されている、本書の中核をなすテクニック。
現実的楽観主義者になる
「自分ならできる」と信じつつも、目標達成までの障害を正面から直視するのが現実的楽観主義。根拠のないポジティブ思考ではなく、楽観とリアリズムを両立させることが挫折を防ぐカギになる。
証明ゴールではなく成長ゴールを設定する
「自分の能力を周囲に証明したい」という動機づけではなく、「昨日の自分よりも成長する」ことにフォーカスすると、失敗を恐れずに挑戦できるようになり、結果としてパフォーマンスも向上する。
意志力は筋肉のように鍛えられる
意志力は無限に湧いてくるものではなく、使うほど消耗する有限のリソース。ただし小さなチャレンジを積み重ねることで筋トレのように強化できる。一度にあれこれ詰め込みすぎないことが重要。
「やめること」より「やること」にフォーカスする
「甘いものを食べない」ではなく「フルーツを食べる」のように、禁止ではなく代替行動を設定するのが効果的。人は「考えるな」と言われるほどそのことを考えてしまう性質があるため、行動の置き換えが有効に機能する。
■ 本の目次
- 1第1章 目標に具体性を与える
- 2第2章 目標達成への行動計画をつくる
- 3第3章 目標までの距離を意識する
- 4第4章 現実的楽観主義者になる
- 5第5章 「成長すること」に集中する
- 6第6章 「やり抜く力」を持つ
- 7第7章 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
- 8第8章 自分を追い込まない
- 9第9章 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
■ 良い点・気になる点
良い点
- ○120ページと薄く、1〜2時間で読み切れるため読書習慣がない人でも手に取りやすい
- ○すべての習慣が心理学の実験データで裏づけられており、精神論に頼らない説得力がある
- ○if-thenプランニングなど、読んだその日から実践できる具体的テクニックが豊富
- ○章ごとに要点がまとめられており、繰り返し読み返すリファレンスとして使いやすい
気になる点
- △薄い本ゆえに各習慣の掘り下げが浅く、事例や詳細をもっと求める人には物足りない
- △翻訳書特有のやや硬い表現があり、読みにくいと感じる箇所がある
- △目標達成系の書籍を多く読んできた人には既知の内容が多い可能性がある
■ みんなの評判・口コミ
Web担当者
120ページしかないのに、ここまで中身が濃い本ってなかなかない。if-thenプランニングは仕事のタスク管理にもそのまま応用できて、実際にSlackの通知が来たら即レスするルールを決めたら対応スピードが目に見えて上がった。欲を言えば、もう少し日本のビジネス現場に寄せた事例が入っていると刺さりやすかったかもしれない。
メーカー営業
営業の目標管理に活かせるかと思って手に取った。現実的楽観主義の考え方はたしかに参考になったんだけど、各章が短すぎて「え、もう終わり?もうちょっと掘り下げてよ」って場面が何度かあった。入門としてはいいが、正直これ1冊で劇的に何かが変わるかというと微妙なところ。他の本と合わせ読みするのが現実的だと思う。
Webマーケター
目標達成系の本はそこそこ読んできたほうだけど、本書は科学的根拠がしっかりしている分、納得の深さが違った。特に「やめること」より「やること」に集中するという考え方の転換がよくて、すぐ取り入れた。ダイエット中に「お菓子を食べない」じゃなくて「ナッツを食べる」に変えたら本当にストレスが減った。薄い本だけど定期的に読み返す価値がある。
ソリューション営業
30代になって読み返したら、20代のときとは全然違う箇所が響いた。証明ゴールと成長ゴールの違いは部下の育成にそのまま使える話で、チームメンバーに「結果を出せ」ではなく「昨日の自分より一歩前へ」と伝え方を変えたら、明らかに新しいことへ挑戦する空気が出てきた。ページ数が少ないからこそ本質だけが残っている。良書。
■ 著者について
■ こんな人におすすめ
目標を立てても続かない人
if-thenプランニングなど、意志力に頼らず行動を習慣化する具体的な手法が学べます。
自己啓発本に抵抗がある理系タイプ
すべての習慣が心理学の実験データに基づいており、精神論が苦手な人でも納得して取り組めます。
読書に慣れていない社会人
120ページで1〜2時間あれば読了でき、ビジネス書の入門として最適な一冊です。
チームの目標管理に悩むマネージャー
成長ゴールや現実的楽観主義の考え方は、自分だけでなくチームメンバーの育成にも応用できます。
■ 関連書籍との比較
| タイトル | 著者 | レベル | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| AI分析でわかった トップ5%社員の時間術 | 越川 慎司 | 初心者 | ★★★★ 4.0 | ¥1,650 |
| 自分を知る練習 人生から不安が消える魔法の自己分析 | 土谷愛 | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥1,530 |
| 自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術 | 上岡 正明 | 初心者 | ★★★★ 4.0 | ¥1,000 |
■ よくある質問
Q. 『やり抜く人の9つの習慣』はどんな人向けの本ですか?▼
Q. 『やり抜く人の9つの習慣』のif-thenプランニングとは何ですか?▼
Q. 『やり抜く人の9つの習慣』は何時間で読めますか?▼
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