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21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう AI/DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック - MAIN

【要約・書評】『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう AI/DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック』の評判・おすすめポイント

勝又 健太|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

SIer系とWeb系の構造的な違いから職種別スキル、転職ロードマップまでを一冊に凝縮したキャリアガイド —— YouTube「雑食系エンジニアTV」登録者5万人超の著者が、文系・未経験者の目線に立って「Web系エンジニアになるために今日から何をすべきか」を具体的に示す実践的入門書。

この本の概要

「Web系エンジニアってよさそうだけど、実際どうなの?」という漠然とした疑問に、真正面から答えてくれる一冊。YouTube「雑食系エンジニアTV」で5万人超の登録者を抱え、2000人規模のオンラインサロンを運営する勝又健太氏が、Web系エンジニアという職業の魅力と厳しさの両面を、業界未経験者にもわかる言葉で解き明かしている。 前半の軸になるのは、SIer系企業とWeb系企業の構造的な比較だ。受託開発と自社サービス開発では何が違うのか。技術スタックの選定権限、評価制度、リモートワークの浸透度。こうした複数の切り口で両者を並べることで、「なんとなくWeb系がいいらしい」という印象を、根拠のある判断材料に変えてくれる。自分が本当に求めている環境はどちらなのか、読みながら自然と整理されていく構成が秀逸だ。 中盤では視点を技術に移し、フロントエンド・バックエンド・インフラ・SREといった職種ごとの役割と必要スキルを一つずつ解説していく。プログラミング言語やフレームワークの選び方、機械学習やクラウドの基礎知識まで幅広い。技術トレンドに振り回されて「結局何から始めればいいの?」となりがちな初学者に、優先順位という地図を渡してくれるパートだ。 後半は実践編。未経験からWeb系エンジニアになるための具体的なステップと、その先のキャリア形成が描かれる。ポートフォリオの作り方、転職活動の進め方、フリーランスという選択肢。読み終えたとき手元に「自分だけのTodoリスト」が残る実用性こそ、本書の最大の価値だろう。付録のIT基礎知識パートも、業界の外から飛び込もうとする人への丁寧な橋渡しになっている。

SIerで悶々としていた自分に「次の一歩」をくれた本

SIerに新卒で入って3年。インフラチームで既存システムの運用保守をやってる。仕事は安定してるし、残業もそこまで多くない。でも、「このまま10年ここにいる自分」がどうしても想像できなくて、半年くらいずっとモヤモヤしてた。 同期で転職したやつが何人かいて、飲みに行くと「Web系いいよ」って話になる。じゃあ具体的に何がいいの、自分は何から始めればいいの、って聞くとみんな答えがバラバラで、余計に混乱するだけだった。そんなときにTwitterで見かけて買ったのがこの本。 まず第1章〜第2章で、SIerとWeb系の違いが「構造」として整理されているのがよかった。受託開発と自社サービスの文化の違い、技術選定の自由度、評価制度。自分が日々感じていた「なんか違うんだよな」が全部言語化されていく感じ。うちの会社、技術選定は上が決めたものに従うだけだし、新しいことを提案しても「実績がないから」で却下される。そういうモヤモヤの正体がSIer構造そのものだったんだと気づけたのは大きかった。 個人的に刺さったのは、著者の勝又さんが早稲田の政経出身で文系からエンジニアになったという経歴。自分は情報系の大学だったからまだマシだけど、周りに「文系だけどエンジニアなれるかな」って悩んでる人が何人かいて、この本はそういう人の背中を押す力があると思う。YouTubeの「雑食系エンジニアTV」も観てみたけど、本の内容をさらに深掘りしてて、併用すると理解がかなり進む。 第6章の「Web系エンジニアになる方法」が一番実践的だった。ポートフォリオってこう作ればいいのか、というのが具体的にわかる。自分はこの章を読んだ翌週から、業務後にNext.jsで個人プロジェクトを作り始めた。正直、2020年の本だから技術トレンドの部分はちょっと古い。フロントエンドのフレームワーク事情とかは今とだいぶ違う。でもキャリアの考え方とか業界構造の「地図」は全然色褪せてない。 まだ転職には至ってないけど、「何をやればいいかわからない」というあの霧の中にいた状態からは完全に抜け出せた。具体的なTodoリストが手元にあるだけで、こんなに気持ちが変わるとは思わなかった。SIerで悶々としてる人、とりあえず本棚に入れておいて損はない一冊だと思う。

25歳 SIer勤務のインフラエンジニア

この本で学べること

SIer系とWeb系の構造的な違いを徹底比較

受託開発中心のSIer系と自社サービス開発中心のWeb系企業を、技術スタック・評価制度・開発文化・キャリアパスの複数軸で比較。「なんとなくWeb系がよさそう」という曖昧な印象を、自分の価値観に照らして判断できる具体的な材料に変換してくれる。

職種別の役割と必要スキルを網羅的に解説

フロントエンド、バックエンド、インフラ、SREなどWeb系エンジニアの主要職種ごとに求められるスキルセットを整理。プログラミング言語の選び方から機械学習・クラウドの基礎知識までカバーしており、初学者が「何から手をつけるべきか」の優先順位を組み立てられる。

未経験からの転職ロードマップが具体的

学習の順序、ポートフォリオの設計方針、転職活動での差別化ポイントまで、読み終えた時点で自分だけの行動計画を立てられる構成。抽象的な精神論ではなく、再現性のあるステップに落とし込まれている点が実用書として優秀。

フリーランスやキャリア形成の長期視点も提供

「転職して終わり」ではなく、エンジニアとしてのキャリア戦略やフリーランスという選択肢まで射程に入れた構成。目の前の転職だけでなく、5年後・10年後のキャリアをどう描くかを考えるきっかけを与えてくれる。

本の目次

  1. 1第1章 Web系企業とWeb系エンジニア
  2. 2第2章 IT業界とWeb業界の全体像
  3. 3第3章 Web系エンジニアの職種
  4. 4第4章 Web系エンジニアが使う言語やテクノロジー
  5. 5第5章 Web系エンジニアの働き方
  6. 6第6章 Web系エンジニアになる方法
  7. 7第7章 Web系エンジニアのキャリア形成
  8. 8第8章 Web業界のトレンドと今後の展望
  9. 9付録 ITの世界を知ろう

良い点・気になる点

良い点

  • SIerとWeb系の違いが構造的に整理されており、業界未経験者でもIT業界の全体像を把握できる
  • 職種・言語・フレームワークの選び方まで具体的で、読後すぐに行動計画を立てられる実用性がある
  • 著者のYouTubeやオンラインサロンと連携しており、本だけで完結しない学習エコシステムが用意されている
  • 文系出身・未経験者の目線に立った丁寧な解説で、技術的な前提知識がなくても読み進められる

気になる点

  • 2020年刊行のため、技術トレンドやフレームワークの推薦部分は現在の状況と乖離がある
  • Web系エンジニアの魅力が強調される一方で、SIerのメリットや向いている人への言及がやや薄い
  • すでにWeb系企業で働いている中堅以上のエンジニアには物足りない内容

みんなの評判・口コミ

m
miku

Webマーケター

★★★3.5

Webマーケからエンジニアへのキャリアチェンジを考えていて手に取った。IT業界の全体像をざっと掴むには良い本だと思う。SIerとWeb系の違いについて、同僚に聞いてもふわっとした答えしか返ってこなかったのが、この本を読んだらスッキリ整理できた。ただ、2020年の情報なのでフロントエンドのフレームワーク事情とかは今とだいぶ違う。キャリアの考え方は普遍的なので参考になるけど、技術まわりは最新情報を別で押さえる前提で読んだほうがいい。

n
nao

バックエンドエンジニア

★★★★4.0

現役バックエンドエンジニアとして読んだが、第2章のIT業界全体像の整理は自分が就活時に欲しかった情報そのもの。業界構造の解像度が高く、著者の現場感が伝わってくる。YouTubeチャンネルと合わせて見ると理解がさらに深まるのもポイント。技術的に深い話を期待する人には向かない。これはあくまでキャリアガイドであって技術書ではない。未経験者が最初の一冊として選ぶなら間違いのない選択。

y
yui

フロントエンドエンジニア

★★★★4.5

フロントエンドエンジニアになる前にこの本に出会いたかった。職種ごとの役割の違いや言語選択の指針が明確で、初学者が迷子にならないよう設計されている。特に第6章「Web系エンジニアになる方法」は秀逸。ポートフォリオの考え方や転職活動の動き方が具体的で、著者自身の実体験に裏打ちされた説得力がある。これからエンジニアを目指す知人がいたら、迷わず最初にすすめる。

R
R

エンジニア

★★★★★5.0

エンジニアからPMにキャリアを進めた今の視点で読み返すと、この本が提示するキャリア観はかなり本質を突いている。「Web系エンジニアになろう」というタイトル以上に、IT業界でどう生き残るかという問いに向き合った内容。第7章のキャリア形成は現役エンジニアにも気づきがある。著者はクラウドアーキテクチャやDevOpsの専門家でもあり、技術的な裏付けが薄っぺらくない。280ページで網羅性と実用性をここまで両立させているのは見事。

著者について

こんな人におすすめ

SIerからWeb系への転職を考えている人

SIer系とWeb系の構造的な違いが整理されており、自分が本当に求めている環境を明確にできる

未経験からエンジニアを目指す文系出身者

技術的な前提知識がなくても読み進められる構成で、学習ロードマップを自分で組み立てられるようになる

IT業界に興味はあるが全体像がわからない人

業界の構造・職種・技術スタック・働き方を一冊で俯瞰でき、自分に合った方向性を見つける地図になる

プログラミング学習を始めたが次の一手に悩む人

言語やフレームワークの選び方、ポートフォリオの作り方など、学習から転職活動への橋渡しになる具体的な指針がある

よくある質問

Q. プログラミング未経験でも読めますか?
A. はい、『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう』は技術的な前提知識がなくても読めるように構成されています。プログラミングの具体的なコードは登場せず、IT業界の構造やキャリアの考え方が中心です。付録の「ITの世界を知ろう」という基礎知識パートもあるので、業界未経験者でも安心して読み進められます。
Q. 2020年の本ですが、今でも役に立ちますか?
A. キャリアの考え方やIT業界の構造に関する部分は、刊行から時間が経っても大きく変わっておらず十分参考になります。一方、おすすめのプログラミング言語やフレームワーク、技術トレンドに関する記述は現在の状況と異なる箇所があるため、技術情報は最新のソースで補完するのがおすすめです。
Q. すでにWeb系エンジニアとして働いている場合、読む価値はありますか?
A. 経験年数やポジションによります。業界経験が浅い方には、第7章のキャリア形成やフリーランスの選択肢について新たな視点が得られるでしょう。一方、中堅以上のエンジニアには基本的な内容が多く、物足りなく感じる可能性があります。
Q. 著者の勝又健太さんはどんな人ですか?
A. 早稲田大学政治経済学部出身で、クラウドアーキテクチャ設計やDevOps/MLOpsを専門とするエンジニアです。YouTube「雑食系エンジニアTV」のチャンネル登録者は5万人を超え、2000人以上が参加するオンラインサロンも運営しています。文系出身からエンジニアになった自身の経験を活かした発信が特徴です。
Q. SIerとWeb系の違いはどのように解説されていますか?
A. 『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう』では、受託開発と自社サービス開発の文化差、使われる技術スタックの傾向、評価制度、働き方の自由度など複数の軸でSIer系とWeb系を比較しています。どちらが優れているという一方的な議論ではなく、それぞれの特徴を構造的に整理した上で、読者自身が判断できる材料を提供する内容です。
Q. この本を読んだあと、次に読むべき本はありますか?
A. Web系エンジニアとしてのキャリア戦略をさらに深めたい方には『ITエンジニアのための「人生戦略」の教科書』や『ITエンジニア働き方超大全』がおすすめです。転職や副業を含めた収入戦略に興味がある方には『転職と副業のかけ算』も参考になります。
Q. YouTubeチャンネルと本の内容は重複していますか?
A. ある程度の重複はありますが、『21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう』はIT業界の全体像とキャリアの考え方を体系的にまとめた内容で、YouTubeは個別トピックを深掘りする形式です。本で全体像をつかんでからYouTubeで気になるテーマを掘り下げる、という使い方が効果的です。

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