
■ この本を一言で言うと
会社員としての経験を資産に変えるキャリア戦略を示す——本業で成果を出し、転職と副業を連動させながら生涯年収を伸ばすための実践書。
■ この本の概要
■ 会社を辞める前に、会社員を使い倒せと思えた
— 29歳 SaaS営業。年収を上げたい気持ちはあるが、転職も副業も中途半端で止まっている会社員。
■ この本で学べること
軸ずらし転職で年収を上げる
転職は一発逆転ではなく、強みが通用する軸を残しながら少しずつ市場価値を上げるのが基本です。職種・業界・会社規模のどこを残しどこをずらすかを考えることで、リスクを抑えながら年収アップを狙えます。
本業の成果が副業の土台になる
本書では、副業を本業と切り離して考えません。仕事で得た知識・実績・視点を横展開することで、副業の再現性と信頼性が高まるという発想が一貫しています。
会社の看板ではなく自分の値札を作る
会社名や肩書きに依存しているうちは、環境が変わると一気に不安定になります。だからこそ、会社の外でも説明できる専門性や実績を持つことが重要だと説かれます。
労働集約より資産性のある副業を選ぶ
時間を切り売りするだけの副業は、収入が増えても伸びしろが限られます。著者は、発信・コンテンツ・信用の蓄積につながる取り組みを重視し、あとから効いてくる副業を勧めています。
自分株式会社としてキャリア全体を設計する
転職も副業も単発のイベントではなく、長期で収益力を高める経営判断として扱います。自分を一つの事業体と捉える自分株式会社の視点が、本書全体を貫く芯になっています。
■ 本の目次
- 1はじめに 個人で稼ぐサラリーマンが「本当の安定」を手にする時代
- 2第1章 地方ホームセンターではじめた「年収240万円」からのキャリア戦略
- 3第2章 20代で年収を最大化する仕事術
- 4第3章 「軸ずらし転職」で年収を上げる
- 5第4章 「会社の看板」をはずしても稼げる複業術
- 6第5章 「自分株式会社」を強くする生き方
- 7おわりに 「働く」とは「稼ぐ」こと
■ 良い点・気になる点
良い点
- ○転職と副業を別々でなく一つの戦略として学べる
- ○著者の体験に基づいていて、行動レベルまで落とし込みやすい
- ○年収アップと市場価値向上の考え方が具体的
- ○会社員のまま始められる現実的な打ち手が多い
気になる点
- △副業の具体例は情報発信やコンテンツ型にやや寄っている
- △著者の行動量や発信力が高く、再現ハードルを感じる人もいる
- △税金や法務など副業実務の細部までは踏み込まない
■ みんなの評判・口コミ
ソリューション営業
営業職として読んだときに特によかったのは、転職を感情ではなく戦略で考える視点でした。軸ずらし転職の話は、今の経験をどう高く売るかという発想に近く、かなり実務的です。本業で成果を出すことが副業や次の転職にも効くという整理も納得感がありました。副業本というより、会社員の稼ぐ力を底上げする本だと思います。キャリアに迷いがある30代前後にはかなり刺さるはずです。
会社員
数字で考えるのが好きな自分には、生涯年収を最大化するというテーマ設定がわかりやすかったです。年収アップを狙うなら、今の仕事の延長で市場価値を積み上げるほうが合理的だと整理できました。副業も、やみくもに始めるのではなく本業とのつながりで考えるべきだと学べます。一方で、税金や手続きの話は薄めなので、実務面は別の本で補う必要があります。考え方の土台を作る一冊としては十分に価値がありました。
EC企業マーケター
ECマーケの仕事をしているので、本業の知識をどう外で価値化するかという話がかなり参考になりました。副業をゼロから探すのではなく、今やっている仕事の延長で勝ち筋を作るという考え方は強いです。発信やコンテンツを資産として積む発想も、マーケ職には相性がいいと感じました。著者の熱量は高いですが、根性論だけではなく型として整理されているのが読みやすいです。会社員のまま個人の看板を育てたい人に向いています。
メーカー営業
若手でキャリアを伸ばしたい人にはかなり実用的です。仕事術のパートは、成果を出す人の見方や動き方が具体的で、明日から意識を変えやすい内容でした。転職も副業も、まず本業で勝つことが前提だというメッセージに説得力があります。勢いのある自己啓発本に見えて、実際はかなり地に足のついたキャリア本です。行動するか迷っている人の背中を押す力があります。
■ 著者について
■ こんな人におすすめ
年収を上げたい会社員
『転職と副業のかけ算』は、今の仕事の経験を使って次の年収を取りにいく考え方が明快です。
初めて転職を戦略的に考えたい人
感覚や勢いではなく、軸ずらし転職という現実的な方法でキャリアを設計したい人に向いています。
本業を活かした副業を始めたい人
副業ネタ探しではなく、本業の知見をどう収益化するかを学びたい人に相性がいいです。
会社依存の働き方に不安がある人
会社の看板が外れても通用する強みを作る視点が得られるので、将来不安の整理に役立ちます。
■ 関連書籍との比較
| タイトル | 著者 | レベル | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| サラリーマンを「副業」にしよう 「給料袋」もう1つ増やす方法、教えます | 俣野 成敏 | 初心者 | ★★★★ 3.5 | ¥1,650 |
■ よくある質問
Q. 『転職と副業のかけ算』は転職本ですか、副業本ですか?▼
Q. 『転職と副業のかけ算』は副業未経験でも読めますか?▼
Q. 『転職と副業のかけ算』は転職予定がない人にも役立ちますか?▼
Q. 『転職と副業のかけ算』の副業パートはどんな人に向いていますか?▼
Q. 『転職と副業のかけ算』は若手向けの本ですか?▼
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