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フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版 - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』の評判・おすすめポイント

税理士法人Bricks&UK 梶浦 潮|||0ページ

★★★★★5.0
(4件)

この本を一言で言うと

確定申告の全体像をSTEP形式でやさしく整理し、青色申告・経費・控除・申告書作成まで迷わず進められる入門書——インボイスや消費税、法人化の判断材料まで押さえてあるので、独立初期の税務実務を一冊で回せるようになる。

この本の概要

本書は、フリーランスや個人事業主が毎年つまずきやすい確定申告を、制度の基本から実際の記入・提出まで順を追って学べる実務入門書です。白色申告と青色申告の違い、申告が必要になる条件、年間スケジュールの組み方といった土台から丁寧に整理されています。 構成はSTEP形式で、準備→帳簿→経費→控除→申告書作成→提出という実務の動線がそのまま目次になっています。青色申告決算書や確定申告書の第一表・第二表、e-Taxの操作手順まで射程に入っており、初めての人でも「今どこを理解しているか」を見失いにくい作りです。 改訂第20版では最新の税制改正が反映されており、所得控除の変更点や申告手続きのアップデートも押さえやすくなっています。加えて消費税申告やインボイス制度、法人化の検討まで扱っているため、単なる“今年の申告マニュアル”にとどまらず、事業が拡大していく過程でも参照できる構成です。 一方で、高度な節税スキームを深掘りするタイプの本ではなく、あくまで自力で正しく申告するための基礎と実務に軸足を置いています。税務の全体像を一冊でつかみたい人、会計知識に自信はないが申告を丸投げせずに理解しておきたい人に向いています。

“申告が怖い”状態から、“今年は自分で流れを説明できる”状態まで持っていけた一冊

独立して最初にしんどかったのは、案件を取ることよりも確定申告の漠然とした恐怖のほうでした。売上はそこそこ立ち始めているのに、青色申告って結局なにを出すのか、経費ってどこまでOKなのか、e-Taxのマイナンバーカード読み取りで何回エラーを出したか……正直、全部が曖昧なまま年末に突入しかけていました。 この本を手に取ったきっかけは、改訂第20版というロングセラーぶりに「毎年アップデートされてるなら制度変更にも追従してるだろう」と思ったからです。実際読んでみると、STEP 1の「確定申告の基本」からSTEP 9の「e-Taxで確定申告しよう」まで、やるべき作業の順番がそのまま目次になっていて、「まずここから」「次はここ」と迷わず進めるのがすごく助かりました。税金の本って、知識を辞書的に並べてあるものが多くて途中で投げがちだったんですが、この本はゴールまでの道順がはっきりしているので読み切れます。 個人的に一番ありがたかったのは、STEP 4「必要経費を知ろう」とSTEP 5の控除のあたりです。自宅で仕事をしているので家事按分の考え方がずっと気になっていたんですが、どの費目をどういうロジックで按分するかが具体的に書いてあって、「ああ、こうやって計算すればいいのか」と腑に落ちました。減価償却もMacBookを買ったときにどう処理するかがイメージできたし、青色申告特別控除の65万円を取るために何を揃えればいいかも明快でした。 もうひとつ印象に残ったのは、STEP 6とSTEP 7で実際の申告書のフォーマットに沿って説明が進むところです。青色申告決算書の損益計算書、貸借対照表、確定申告書の第一表・第二表と、記入欄ごとに「ここにはこの数字を入れる」と追えるので、読みながらそのまま下書きができました。座学で終わらず、手を動かす前提で作られている本だと思います。 そして正直あまり期待していなかったSTEP 8の消費税申告やインボイス制度の章が、読んでみたら今の自分にかなり刺さりました。売上が1,000万円を超えたらどうなるか、適格請求書発行事業者の登録をどう考えるか、ぼんやり不安に感じていた部分に見通しが立ったのは大きかったです。STEP 10の法人化の話も、「今すぐじゃないけど、売上がこのくらいになったら検討ラインに入る」という目安がわかるだけで気持ちが楽になりました。 もちろん、かなり攻めた節税策やグレーゾーンの判断を知りたい人には物足りないと思います。業種ごとの特殊な処理も深くは扱っていないので、そこは別の専門書か税理士に頼るしかない。でも「自分の申告を自分で理解して、自分で出す」ための一冊としては、かなり完成度が高いです。少なくとも私は、去年まで「申告=怖い」だったのが、今年は「流れは説明できる、あとは数字を埋めるだけ」くらいの状態にはなれました。独立1年目で税金の全体像がつかめていない人には、まずこれを勧めたいです。

29歳・独立1年目のWebデザイナー

この本で学べること

STEP形式で全体像をつかみやすい

確定申告を断片知識の寄せ集めではなく、実際の作業順で理解させてくれる構成です。準備から提出まで一本道で追えるので、初心者でも「今どこにいるか」を見失いにくく、最後まで読み切りやすい設計になっています。

青色申告の実務に強い

青色申告決算書の作り方や帳簿付けのルール、65万円控除を受けるための要件が具体的に整理されています。節税メリットだけでなく、何を準備し、どこで手が止まりやすいかまで見通せるのが実用的です。

フリーランス特有の悩みに対応

自宅兼事務所の家事按分、PCなどの減価償却、各種控除の選び方など、個人で働く人が実務で判断に迷いやすいポイントを丁寧に押さえています。経理経験がない読者でも、自分の仕事に引き寄せて理解しやすい書き方です。

最新制度と将来の判断材料までカバー

所得税だけで終わらず、インボイス制度消費税申告、さらに法人化の比較まで視野に入っています。独立初年度の申告を乗り切るだけでなく、売上が伸びたあとに何を考えるべきかの見通しも得られる一冊です。

本の目次

  1. 1STEP 1 確定申告の基本
  2. 2STEP 2 確定申告を始める前の準備
  3. 3STEP 3 帳簿をつけよう
  4. 4STEP 4 必要経費を知ろう
  5. 5STEP 5 控除を使って得しよう
  6. 6STEP 6 青色申告決算書を作成しよう
  7. 7STEP 7 確定申告書を作成しよう
  8. 8STEP 8 消費税の確定申告書を作成しよう
  9. 9STEP 9 e-Taxで確定申告しよう
  10. 10STEP 10 個人から法人になると何が変わる?
  11. 11付録 確定申告用勘定科目

良い点・気になる点

良い点

  • 初心者でも理解しやすいSTEP構成で、申告の流れを追いやすい
  • 青色申告・所得税・消費税・e-Taxまで守備範囲が広い
  • 経費や控除などフリーランスが迷いやすい論点を押さえている
  • 法人化の違いまで触れており、独立後の次の判断にもつながる

気になる点

  • 高度な節税テクニックを深掘りする専門書ではない
  • 業種ごとの細かいケーススタディは多くない
  • 特殊な取引や複雑な税務判断には別途確認が必要

みんなの評判・口コミ

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フリーランスデザイナー

★★★★★5.0

フリーランスとして読むと、欲しい情報がちょうどいい順番で並んでいました。青色申告や経費の考え方が、制度説明だけでなく実際の申告作業に結びつく形で整理されています。申告書のフォーマットに沿って確認できるので、読み終わったあとにそのまま手を動かしやすいのがよかったです。毎年の申告前に手元へ置いておきたいタイプの本でした。

りん

会社員

★★★★4.5

経理の実務経験がある立場から見ても、初心者向けの導線がかなり丁寧だと感じました。白色と青色の違い、控除、経費、決算書の流れが無理なくつながっています。専門的に見れば簡略化されている箇所もありますが、その分はじめて申告する人には読みやすいはずです。全体像をつかむ最初の一冊としては十分におすすめできます。

こーた

マーケター

★★★★4.5

副業から独立した直後に読みました。税金まわりは用語だけで身構えてしまいがちですが、この本は順番に読み進めれば何を準備するべきかが見えてきます。インボイスや消費税まで触れているので、売上が伸びてきたタイミングでも役立つ内容でした。もっと攻めた節税策を知りたい人には少し物足りないかもしれません。

けんじ

Web担当者

★★★★★5.0

実務の動線に沿って書かれていて、読んで理解した内容をそのまま申告作業に持ち込めました。確定申告の本は情報が断片的になりがちですが、本書は全体の地図を先に見せてくれるのが大きな強みです。e-Taxの章もあるので、紙での提出しか経験がない人にも親切だと思います。初めてでも最後まで読み切りやすく、手元に一冊置いておく価値があります。

こんな人におすすめ

初めて青色申告する人

青色申告の準備から決算書作成まで、全体の流れを一冊で追いたい人に向いています。

経費や控除の判断で迷いやすい人

家事按分や必要経費、所得控除など、独立初期に悩みやすい論点を整理しやすいです。

e-Taxや消費税申告も視野に入れたい人

所得税だけでなく、電子申告や消費税の基本まで押さえたい読者に適しています。

法人化の前に個人事業の税務を固めたい人

個人と法人の違いに触れているため、将来の法人化判断の下地づくりにも役立ちます。

よくある質問

Q. 『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は初心者向けですか?
A. はい。『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は制度の基本から申告書作成までをSTEP形式で追える構成なので、確定申告がはじめての人でも無理なく読み進められます。
Q. 『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は青色申告にも対応していますか?
A. 対応しています。『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』では青色申告のメリットだけでなく、帳簿のつけ方や青色申告決算書の作成手順まで実務に沿って解説されています。
Q. 『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は消費税やインボイスも学べますか?
A. はい。『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は所得税申告だけでなく、消費税の申告書作成やインボイス制度の考え方も扱っているため、売上規模が大きくなった段階でも参照できます。
Q. 『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は節税本として使えますか?
A. 基本的な控除の活用や青色申告のメリットを理解するには十分です。ただし『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は、攻めた節税テクニックよりも正しく申告するための実務入門に重心を置いています。
Q. 『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』はe-Taxにも対応していますか?
A. 対応しています。『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』にはe-Taxの章が設けられており、マイナンバーカードを使った電子申告の手順も確認できます。
Q. 『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は毎年読み直す価値がありますか?
A. あります。『フリーランス&個人事業主のための確定申告 改訂第20版』は申告の基礎を押さえつつ、税制改正や手続きの変更点も反映されているため、毎年の申告前に確認用として読み返しやすい構成です。

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