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新版 いますぐ妻を社長にしなさい - MAIN
初心者ベストセラー10万部突破副業

【要約・書評】『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』の評判・おすすめポイント

坂下 仁|||0ページ

★★★★4.0
(4件)

この本を一言で言うと

副業禁止の会社員世帯が、配偶者を社長にしたプライベートカンパニーで手取りと自由度を高める方法を学ぶ本——節税テクニックにとどまらず、家族単位の資産形成と経済的自立までを射程に入れた一冊。

この本の概要

妻社長メソッドという独自の切り口で、会社員がひとりで戦うのではなく家族ぐるみで経済的な突破口をつくる考え方を提示する本です。中心にあるのは、配偶者を社長にしたプライベートカンパニーを設立し、世帯全体のお金の流れを再設計するというアイデア。副業禁止・税負担増・給与の伸び悩みといった壁を、個人ではなく家族単位で乗り越えようとする発想が特徴的です。 2014年の旧版から約10年を経た新版では、令和の物価高・社会保険料の増加に合わせて内容が大きくアップデートされています。序章と第5章から第7章が新たに追加され、ビジネスの見つけ方・伸ばし方から、負担増時代の具体的な乗り切り方、実践家族のストーリーまでが盛り込まれました。旧版の骨格を活かしつつも、今の時代に読む理由がしっかりある構成に仕上がっています。 内容面では、妻が社長に向いているとする著者独自の視点、堅実に回しやすいスモールビジネスの条件整理、事業の探し方・育て方が順を追って展開されます。読者レビューからは、発想の転換に大きな価値を感じる声が目立つ一方、法人設立の書類作成や税務申告といった実務マニュアルとしては情報が薄めで、実行フェーズでは別途専門家への相談が必要という受け止め方も見られます。 最も響くのは、副業禁止の職場で働く会社員、夫婦で家計防衛の打ち手を探している人、小さく法人を持つ選択肢をまず知っておきたい人です。一方で、配偶者前提の語り口に引っかかる人や、すぐ使える申請手順書を求める人には物足りなさが残ります。あくまで行動の起点となる発想本として位置づけ、実務は別のリソースで補うのが現実的な読み方です。

副業できない会社員ほど、この「家族単位で稼ぐ発想」に触れておく価値がある

正直に言うと、最初はタイトルで引きました。「妻を社長にしなさい」って、令和にこれはどうなんだと。少し古い価値観を押し付けてくる本だったら嫌だなと思いながらページを開いたのが本音です。 でも読み始めてみると、想像とはだいぶ違いました。この本が言っているのは、要するに会社員が個人で節税や副業をがんばるのではなく、家族という単位でお金の流れそのものを組み替えようということです。自分の給料を増やすとか、会社にバレないようにこっそり副業するとか、そういう話じゃない。配偶者を社長にしたプライベートカンパニーを持つことで、世帯として使えるお金を最大化し、将来の選択肢も広げていく。この発想がまず面白かったです。 自分の状況を少し話すと、メーカーの技術部門で42歳、副業は完全にアウトです。就業規則にはっきり書いてあるし、バレたら懲戒もありえる。でも手取りは年々じわじわ減っている実感があって、上の子が中学に上がるタイミングで教育費も見えてきて、このまま給料一本で乗り切れるのかという不安がずっとありました。妻は専業主婦で、パートに出ることも話し合ったことはありますが、下の子がまだ小さいのもあってなかなか踏み切れずにいた。そんな状態でこの本を手に取りました。 本書の妻社長メソッドは、まさにそういう「自分では動けない」状況にいる会社員に向けた提案です。読んでいて「ああ、こういう手があるのか」と素直に思えたのは久しぶりでした。会社員の信用力はあるけど自分では使えない。でも妻が法人をつくれば、その信用力を別の形で活用できる。理屈としてはシンプルなのに、自分では全然思いつかなかった角度でした。 特に刺さったのは、節税を裏ワザではなく家計防衛の基本戦略として位置づけているところです。第6章の「収入減・税金増・物価高は妻社長メソッドで乗り切れる」は、まさに今のうちの状況そのもの。物価は上がる、社会保険料も上がる、でも給料は横ばい。この三重苦に対して、個人の節約ではなく構造で対処しようという考え方には説得力がありました。スーパーで卵の値段を気にしながら帰ってくる妻を見ていると、もっと根っこの部分を変えなきゃいけないんだなと痛感します。 それから、第3章で語られる堅実に回しやすいビジネスの条件整理もよかったです。いきなり大きく稼ぐ話ではなく、妻が無理なく始められて、続けられて、家族のリズムを壊さないような事業を選ぶ。この地に足のついた感じが、自分みたいな慎重派には合っていました。派手な成功ストーリーを見せられると逆に引いてしまうタイプなので、この温度感はありがたかったです。第7章の実践家族のエピソードも、「特別な人たちの話」ではなくて、普通の会社員世帯がやってみた話として読めたのがよかった。 あと、新版で追加された序章は、旧版から10年で何が変わったかを整理してくれるので、初めて読む人にも状況がつかみやすい構成になっています。令和の負担増をデータで示した上で本編に入るので、なぜ今この方法が必要なのかという前提が腑に落ちやすいです。 ただ、弱点もはっきりあります。法人設立の具体的な手順、定款の書き方、税務署への届出の流れみたいな実務レベルの情報は、この本だけでは全然足りません。ブクログのレビューにもそういう声がありましたが、実際に動こうとすると「で、明日何をすればいいの」がわからなくなる。税理士に相談するか、別の実務本を読むかしないと、読んだだけで止まってしまう危険はあります。自分も正直、まだその段階にいます。 それから、配偶者前提の語り口はやっぱり気になる人はいるだろうなと。うちは妻が専業主婦なのでそのまま読めましたが、共働き世帯や独身の人だと、内容を自分用に翻訳しながら読まないといけない。そこは読者を選ぶ部分です。 とはいえ、会社員が給料だけで人生を設計する前提を崩してくれる本としては、かなり価値があると感じました。読み終わった今は、節税テクニックの本というよりも、家族で経済的自立を設計するための発想本として記憶に残っています。妻にも「ちょっとこれ読んでみて」と渡しました。まだ返事は来ていませんが、リビングのテーブルに置きっぱなしではなく、寝室に持っていったので、たぶん読んでいると思います。

42歳 メーカー勤務の会社員。副業禁止の職場で働きながら、専業主婦の妻と一緒に家計を立て直したい人

この本で学べること

会社員個人ではなく世帯で稼ぐ発想に切り替える

本書は、収入を増やす主体を夫個人から家族全体へと移して考えます。会社員としての信用力と、配偶者側の事業運営を組み合わせることで、手取りと自由度の両方を引き上げようとする視点が核にあります。

妻社長メソッドの中心はプライベートカンパニー

核になるのは、配偶者を代表者にした小さな法人を設立するという考え方です。節税や経費計上にとどまらず、家族の中にもうひとつの収入源と法人格を持つことで、将来の働き方に柔軟性を持たせる狙いがあります。

小さく始めて続けられるビジネスを重視する

一発逆転ではなく、賃貸・物販・情報発信など再現性と継続性のある事業を選ぶことが強調されています。家族で無理なく回せる規模のビジネスを育てていくという堅実な姿勢が、本書全体を貫くスタンスです。

新版では令和の負担増に対応した章が追加された

旧版刊行から約10年。税金・社会保険料・物価高が進んだ令和の環境に合わせ、序章と後半章が大幅に増補されています。時代に即した家計防衛の考え方が加わったことで、実用性が一段上がりました。

発想本として強く、実務本としては補助が必要

読者レビューでは考え方の転換に価値を感じる声が多い一方、法人設立の書類作成や税務処理の詳細は別途学習が必要という評価も見られます。行動の起点として使い、実務面は税理士や専門書で補完するのが現実的です。

本の目次

  1. 1新版刊行にあたって
  2. 2序章 給料と年金が減り税金と物価があがる令和を生き抜く裏技
  3. 3第1章 妻が社長をすればすぐ裕福になれる
  4. 4第2章 妻ほど社長に向いている人はいない
  5. 5第3章 妻の会社がうまくいく堅実なビジネス
  6. 6第4章 妻と一緒に幸せを手に入れるために
  7. 7第5章 ビジネスの見つけ方・はじめ方・伸ばし方
  8. 8第6章 収入減・税金増・物価高は妻社長メソッドで乗り切れる
  9. 9第7章 妻社長メソッドで幸せをつかんだ家族の物語
  10. 10あとがき

良い点・気になる点

良い点

  • 会社員の副業・節税・家族経営をひとつの視点でつなげて考えられる
  • 旧版からの増補で、令和の税負担や物価高に合わせた読み替えがしやすい
  • 事例ベースで読めるため、未経験者でも活用イメージを持ちやすい
  • 文体が平易で、資産形成や法人化に苦手意識がある人でも入りやすい

気になる点

  • 法人設立や税務申告の具体的な実務手順はこの一冊だけでは足りない
  • 配偶者を前提にした語り口が、読者によっては古く感じられる
  • 再現には実際に回せる事業ネタや家族の協力が不可欠で、読むだけでは前に進まない

みんなの評判・口コミ

りん

会社員

★★★★4.5

経理の仕事をしているので、個人の課税ではなく世帯全体でキャッシュフローを組み直すという発想が素直に面白かったです。タイトルはかなり攻めていますが、中身は家計設計と法人活用の考え方をわかりやすく伝えるタイプの本でした。新版で令和の負担増に触れているのも、今の実感とよく合っています。ただ、実務の細部までカバーされているわけではないので、実行に移すなら税理士への相談は欠かせないと思います。

のり

ソリューション営業

★★★★4.0

営業職で副業禁止の職場にいるので、自分では動きにくい中で打ち手を考える材料になりました。単に節税テクニックを並べる本ではなく、夫婦で役割分担しながら収入の出口を増やしていく話として読めます。事例が多くて、自分の状況に置き換えてイメージしやすかったです。ただ、配偶者がいることが前提の構成なので、そのまま誰にでも当てはまる本ではないなとも感じました。

k
ken

不動産営業

★★★★4.0

不動産投資に関心があるので、サラリーマンの信用力と家族法人を組み合わせるという考え方にはかなり納得感がありました。賃貸経営や小さな事業と絡めた資産形成との相性がよい本だと思います。読んでいるうちに行動したくなる熱量もあって、モチベーションの面でもプラスでした。一方で、物件取得の進め方や法人運営の具体論は別の本で補う必要があります。

こーた

マーケター

★★★3.5

発想を広げるきっかけとしてはよい本でした。会社員が給料一本に頼って生きる前提を崩してくれるので、読み終わったあとに視界が少し変わった感覚があります。第5章のビジネスの見つけ方も読みやすかったです。ただ、他のレビューにもあるように実践面の詳細は少なめで、すぐ行動に移すには追加の学習が必要だと感じました。

著者について

こんな人におすすめ

副業禁止の会社員

自分名義で動きにくい人でも、家族単位で収入の出口を増やす発想を学べます。

夫婦で家計改善したい人

節税、役割分担、将来の働き方を一体で考えたい世帯に向いています。

小さく法人を持ちたい人

会社設立の細部よりも、なぜ法人を持つと有利なのかという全体像をつかめます。

不動産・物販・情報発信に関心がある人

家族経営と相性の良いスモールビジネスの考え方を整理する入口になります。

旧版読者

新版では令和の制度環境に合わせた増補があり、読み直す意味があります。

よくある質問

Q. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』はどんな内容の本ですか?
A. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は、配偶者を社長にしたプライベートカンパニーを活用して、世帯単位で手取りと資産形成を見直す考え方を学ぶ本です。節税だけでなく、夫婦の働き方の再設計や小さな事業づくりまで幅広く扱っています。
Q. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は初心者でも読めますか?
A. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は文体がやさしく、法人化や資産形成に詳しくない人でも読み進めやすい構成です。ただし、実際に法人設立や税務処理に進む場合は、別の実務書や専門家への確認が必要になります。
Q. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は会社設立の手続き本ですか?
A. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は手続きマニュアルではありません。法人を持つ意義や家族経営の方向性といった大きな絵をつかむための本であり、具体的な届出書類の書き方などは別途調べる必要があります。
Q. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は独身者にも役立ちますか?
A. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は配偶者前提の構成ですが、会社員が法人を持つメリットや、給料一本依存から脱する考え方は独身の方にも参考になります。家族法人というよりも、収入の複線化という視点で読むと活かしやすいです。
Q. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は旧版と何が違いますか?
A. 公開情報によると、『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』では令和の税負担増・社会保険料の上昇・物価高に対応するため、序章と後半の3章が新たに追加されています。旧版の骨格はそのままに、今の時代に合わせたアップデートが施された内容です。
Q. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は誰に特に向いていますか?
A. 『新版 いますぐ妻を社長にしなさい』は、副業禁止の会社員、家計の立て直しを考えている夫婦、小さく事業を始めたい人に特に向いています。一方で、すぐに使える申請書類のテンプレートや記入例まで求める人には、情報が足りないと感じる可能性があります。

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