この本を一言で言うと
検屍の技術を持つ女性が後宮の不審死を解き明かす——中華ファンタジーと本格ミステリーが融合した骨太な謎解き小説。
この本の概要
中華後宮×法医学ミステリー、という発明に脱帽した
— だいすけ(33歳)。システムエンジニア。ミステリー小説が昔から好きで、アガサ・クリスティーやエラリー・クイーンを読み漁ってきた。最近は中華系ドラマも見るようになり、「ドラマ的な世界観でミステリーを読みたい」と思っていたところに出会った本。
この本で学べること
「検屍」という異色の職業設定
後宮ものに珍しい、遺体の死因を調べる法医学的な職業を持つヒロインが主役。法医学的推理が物語の核心をなす独自性が高い。
本格ミステリーとしての完成度
後宮という密室での不審死を論理的に解明していく構造が本格ミステリーとして機能。推理過程の説得力と解答の快感がある。
専門性で立つ主体的ヒロイン
権力に媚びず検屍の技術一本で後宮を渡る翠玉のキャラクターが痛快。受け身の妃像とは一線を画す存在感がある。
後宮の陰謀と政治スリラー
妃たちの権力争い・誰が翠玉を動かしているのかという政治的な謎も並走し、ミステリーと政治スリラーが融合している。
シリーズ7巻以上の長期人気作
1巻から7巻以上が刊行され続けている人気シリーズ。毎巻新たな謎と事件が用意されており、長く楽しめる。
良い点・気になる点
良い点
- ○法医学的な検屍推理が本格ミステリーとして完成度が高い
- ○専門技術を武器に立つ主体的なヒロインが魅力的
- ○後宮の陰謀と謎解きのバランスが絶妙
- ○中華ファンタジー初心者でもミステリーとして楽しめる
気になる点
- △検屍の描写がある程度具体的なため、グロ描写が苦手な人は注意
- △後宮の人物関係を整理しながら読む必要がある
みんなの評判・口コミ
メーカー営業
ミステリー好きとして、この設定はズルいと思った。後宮という密室で法医学推理をやるなんて。翠玉が謎を解く瞬間のカタルシスがたまらない。
ソリューション営業
中華ファンタジーを初めて読んだが、ミステリーとして引き込まれてそのまま読み切った。翠玉の論理的なキャラクターが好き。
Webマーケター
後宮ものでこんなにハードなミステリーを書くとは。検屍シーンの描写がリアルだけど、それが説得力につながっていて納得感がある。
会社員
シリーズ7巻まで一気に読んだ。毎巻新しい謎と陰謀があって飽きない。翠玉の成長も読みどころで、ずっと応援してしまう。
著者について
日本の小説家。代表作は「後宮の検屍女官」シリーズ(角川文庫)。中華風架空王朝を舞台に検屍の技術を持つ女性が活躍するミステリー小説で人気を博し、シリーズ7巻以上が刊行されている。
こんな人におすすめ
ミステリー・推理小説が好きで中華ファンタジーも試したい人
法医学・検屍など異色の職業設定に惹かれる読者
主体的で論理的な女性主人公の物語を求めている人
一気読みできる長編シリーズを探している読者
よくある質問
Q. グロテスクな描写はどの程度ありますか?▼
Q. 中華ファンタジーを読んだことがない初心者でも楽しめますか?▼
Q. シリーズは完結していますか?▼
Q. ロマンス要素はありますか?▼
Q. 薬屋のひとりごとと比べてどうですか?▼
紹介されているランキング
タグ
対象読者
書籍情報
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2021-04-23
- ページ数
- 320p
- ISBN
- 978-4041112403
ファンタジー小説おすすめガイド
中華ファンタジーから西洋ファンタジーまで、世界観豊かな名作小説を厳選して紹介
※ 登録いただいたメールアドレスは資料送付にのみ使用します

