シリーズ累計40万部、5年連続HTML関連書籍の売上1位という実績が示す通り、完全初心者がWebデザインの土台を固めるなら現時点でこの本が最有力候補です。HTMLとCSSの文法解説にとどまらず、配色・フォント・レイアウトといったデザインの基礎知識もカバーしているため、コーディングとビジュアルの両面を一冊で吸収できます。シングルカラム・2カラム・タイル型の3種類のサイトを実際に手を動かして制作する構成で、「読んで理解した気になる」ではなく「作りながら覚える」体験が設計されています。第2版ではHTML Living Standard・WebP対応に加えFlexbox・レスポンシブ・CSSアニメーションまでカバーされており、現場に近いスキルセットの入口まで到達できます。QRコードから動画解説にアクセスできる仕組みもあり、独学でつまずきにくい配慮が行き届いています。
Laws of UXのウェブサイトをもとに構成された本書は、心理学に基づく10の法則でUXデザインを科学的に理解するハンドブックです。ヒックの法則(選択肢が増えるほど決断に時間がかかる)、フィッツの法則(ターゲットは大きく近い方が使いやすい)など、なんとなく感覚でやっていたデザイン判断に名前と根拠がつきます。各章がポイント→概要→起源→事例→結論という統一構成で、どこからでも読めてチームで共有して議論する使い方もできます。コンパクトな分量ながら密度が高く、デザイナーだけでなくPMやエンジニアにも読んでほしい内容です。机の上に置いて何度でも参照するタイプの本です。
A. まずManaの『1冊ですべて身につくHTML&CSS入門講座[第2版]』でコーディングの基礎を固め、次に小豆沢健の『HTML&CSS 現場レベルのコーディング・スキル』で実践力を上げるルートが最短に近い。並行してManaの『Web&グラフィックデザイン入門講座』でデザインの基本知識を補うと、コーディングとデザインの両面が整う。Figmaも使えるようにしたいなら古尾谷眞人の『作って学ぶFigma入門[完全版]』を加えると、転職市場で求められるスキルセットが一通り揃う。
Q. FigmaはどのWebデザイン本で学ぶのがおすすめですか?▼
A. Figmaをまったく触ったことがない人には古尾谷眞人の『作って学ぶFigma入門[完全版]』がおすすめ。2024年のUI変更に対応しており、オートレイアウトやプロトタイプまで一気通貫で体験できる。日本語化されたFigmaの画面で複数の作例を作りたい場合は、阿部文人の『これからはじめるFigma Web・UIデザイン入門』も候補に加えると良い。
Q. デザイナーではなくエンジニアやPMが読んでおくべきWebデザイン本はありますか?▼
A. Jon Yablonkiの『UXデザインの法則 第2版』は心理学ベースの10の法則をコンパクトに解説しており、非デザイナーでも読みやすい。佐々木祐真の『今すぐ使える「UIデザイン」41の法則』はBefore→After図解付きでUIレビューの語彙が増える。ソシオメディアの『オブジェクト指向UIデザイン』はチームの共通言語作りにも使えるため、プロダクト開発に関わる全職種に推奨できる。
Q. Webデザインの見本帳・ギャラリー本はどれを選べばいいですか?▼
A. アイデアインプットとトレンドキャッチアップを目的にするなら、久保田涼子の『Webデザイン良質見本帳[第2版]』が429点の収録数と7軸の引き方で最も使い回せる。デザインの思考プロセスまで学びたいなら加藤千歳の『Webデザイン&ワイヤーフレーム比較見本Book』、2025年刊行の最新事例で学びたいなら向田嵩の『Webサイトのデザイン見本帳』を選ぶと良い。
Q. CSSアニメーションやインタラクションを学ぶには何から始めればいいですか?▼
A. 久保田涼子の『動くWebデザインアイディア帳』が入門として最適で、やりたい動きから逆引きできる辞書的な使い方が便利だ。スライダーやモーダルなど基本的な実装を一通り押さえてから、同著者の『動くWebデザイン アイディア帳 実践編』に進むとサイトの世界観を作り込む動き表現まで習得できる。
Q. HTML/CSSとデザインの両方を1冊で学べる本はありますか?▼
A. Manaの『1冊ですべて身につくHTML&CSS入門講座[第2版]』と伊藤庄平ほかの『いちばんよくわかるWebデザインの基本[第2版]』が代表的な両立型の入門書だ。前者はコーディングを手を動かして学びながらデザインの基礎にも触れる実習書、後者はデザイン理論・HTML・マーケティングまで体系的に網羅した教科書型の一冊。どちらもHTML/CSSの実装とビジュアルデザインの考え方を同時に学べる。