中級者向けの株の本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
中級者向けの株の本って、レベル的にどのくらいからですか?
佐藤メバル
基本用語がわかって、実際に売買をした経験がある人だね。でも、人によって目指す場所が違うから、まずは自分の立ち位置を確認しよう。
橘ナナミ
なるほど。じゃあ、6つの軸で選び方を教えてください!
中級者向けの株の本の選び方
投資目的で選ぶ
橘ナナミ
資産形成と短期売買では、選ぶ本が変わりますか?
佐藤メバル
大きく変わるよ。長期なら『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』、短期なら『デイトレード』なんかが参考になる。老後資金なら長期的な視点の本、配当生活なら配当利回りを扱う本を選ぶといいね。まずは目的を明確にしよう。
投資スタイルで選ぶ
橘ナナミ
アクティブかパッシブか、どう見極めますか?
佐藤メバル
個別株中心ならアクティブ。でも『株式投資のスキルアップ』で両方の手法を学べば、自分に合う方が見えてくるよ。バリューかグロースかは『成長株投資の教科書』と『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』で比較してみるといい。
今のレベルで選ぶ
橘ナナミ
初心者と中級者の境目は?
佐藤メバル
売買経験1年が一つの目安。未経験ならマンガ入門の『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』、経験があるなら『外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例』に進むといいね。
学習形式で選ぶ
橘ナナミ
図解の本の方が読みやすいのですが。
佐藤メバル
それならチャートや図が多い『マーケットのテクニカル分析』も視覚的に学べる。理論を深めたいなら『テクニカル投資の基礎講座』もおすすめだよ。
信頼性で選ぶ
橘ナナミ
著者のプロフィールって重要ですか?
佐藤メバル
うん、投資家としての実績や資格、発信状況を確認しよう。出版社も専門書の実績があるかどうかで判断できる。
時間予算で選ぶ
橘ナナミ
忙しくて分厚い本は読めないんです。
佐藤メバル
そんな時は『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』のようなコンパクトな本から。時間ができたら大著に挑戦すればいい。
中級者向けの株の本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
中級者向けの株の本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

デイトレーダーとして10年先まで生き残る方法: 株式投資中級者以上が読む本
赤松政治 著
「デイトレードで10年先まで生き残るにはどうすればいいか」に焦点を当てた、中級者向けの一冊。テクニックの解説よりも、リスク管理や自分らしい売買ルールの確立を重視しているのが特徴。信用取引や空売り、新興市場銘柄といったリスクの高い取引をどうコントロールするかが繰り返し説かれている。「生き残る」という視点が、短期利益を追う他のデイトレ本とは一線を画している。すでに経験があり、自分のトレードを見直したい人に刺さる内容だ。実際の売買手法というよりも、長期的なトレーダー人生をどう構築するかに力点が置かれ、短期間で大損する典型パターンを避けるための考え方が学べる。
こんな人におすすめ
デイトレードの基本は一通り経験したが、勝ったり負けたりを繰り返して安定しない人。リスク管理の重要性はわかっているつもりでも、いざ相場に臨むと衝動的に動いてしまう人にぴったり。「10年先まで生き残る」という長期的な視点で、自分のトレードルールを見直したい投資家向け。信用取引や空売りに踏み出したいが、そのリスクをどう抑えるか知りたい人にもおすすめ。
良い点
- リスク管理重視の視点
- 中級者以上向けの内容
- 信用取引・空売りにも言及
気になる点
- 具体的テクニックは少なめ
- 構成がやや冗長
- 相場環境に応じた更新がない
出版社
詳細情報なし
発売日
2021年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
デイトレードって、短時間で大きなお金が動くので怖いイメージがあります。中級者向けということは、ある程度経験を積んでから読む本なんですか?
佐藤メバル
そうですね。この本のタイトルは「10年先まで生き残る方法」です。デイトレードはハイリスクハイリターンなので、まず自分のリスクをどう管理するかが問われます。
著者は信用取引や空売り、新興市場銘柄といった中級者向けの道具をどうリスク管理と組み合わせるかを説いています。
いかにして一発当てるかよりも、長く相場にいるための考え方が中心ですね。
橘ナナミ
なるほど。じゃあ、勝つことより負けないことを優先する本なんですね。でも、デイトレードで負けないためには具体的に何をするんですか?
佐藤メバル
具体的には、売買ルールを決めて、それに従うことですね。この本では、回転売買による利益の積み上げ方や、踏み上げなどの危険な場面の見極め方にも触れています。
特に信用取引はレバレッジが効く分、リスク管理が欠かせません。著者は「過剰に依存しない」という姿勢を強調しています。
新鮮なのは、デイトレードでありながら「一歩冷めた視点」を持てと言っている点です。短期的な手法だけでなく、長期的な投資人生を意識させる本ですね。

今日から始める!株の短期投資~中級者、上級者へのスキルアップ~ 今日から始める!株の短期投資シリーズ
株勉強ドットコム 著|ファストブック
DVDシリーズを書籍化した一冊で、テーマは「学習段階から運用段階へ」。売買を始める前に確認する「9つのチェックリスト」や、ボラティリティをどう把握するか、信用取引の基礎、よくある失敗事例と対策まで、実践でつまずきやすいポイントが整理されている。「取引の前に自分を整える」という視点が一貫しており、つい感覚で売買してしまう中級者に効く内容だ。ただしシリーズ第6巻のため、前巻を読んでいる前提がある点は注意。
こんな人におすすめ
株の短期売買を始めたが、ルールがなくて感覚で取引してしまう人。相場が荒れたときに感情で動いてしまう人におすすめ。「取引前のチェックリスト」で自分のトレードを客観視したい人に向いている。信用取引に興味があり、リスクを学びたい中級者にも適している。
良い点
- 実践的なチェックリスト
- 失敗パターンと対策が具体的
- 信用取引の基礎が学べる
気になる点
- シリーズ前巻が前提
- DVD版のため文章中心
- チャート解説が少なめ
出版社
ファストブック
発売日
2017年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
スイングトレードの本はいくつか見かけますが、「チェックリスト」という言葉が目を引きました。実際に使えるものなんですか?
佐藤メバル
実用的ですよ。この本はDVDの書籍版で、取引前の9つのチェックリストが収録されています。相場状況の把握やボラティリティに合わせたロットの調整など、つい感覚でやっていることを項目に落とし込んでいます。
特に「損切りラインを徐々に引き上げる」など、中級者向けの工夫があるんです。
橘ナナミ
なるほど。感覚でやっていることを言語化してくれるんですね。あと、ボラティリティってよく聞きますが、具体的にはどう使うんですか?
佐藤メバル
ボラティリティは値動きの激しさのことです。この本では、ある程度のボラティリティがある銘柄を選ぶことや、そのボラティリティに応じて投資額を変えるスキルを解説しています。
値動きの大きい銘柄ばかり追っても、ロットが合っていなければ大きな損失になりかねません。ここでは運用段階のイメージをつかむことを大切にしています。

マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド (ウィザードブックシリーズ)
ジョン・J・マーフィー 著|パンローリング株式会社
¥6,380(税込)
1980年代後半に刊行された前著がそのまま古典となった、ジョン・J・マーフィーによるテクニカル分析の決定版。全面改訂され、チャートを400点以上掲載している。トレンドやチャートパターン、移動平均、オシレーターといった基本から、市場間分析や上級テクニカル指標まで、「テクニカル分析のほぼすべて」をこの一冊で学べる。辞書的に使える網羅性が最大の強みで、初級者から上級者まで、手元に置いておきたい教科書だ。
こんな人におすすめ
テクニカル分析を体系立てて学びたい人、指標の意味をそのつど確認したい人におすすめ。初心者から上級者まで使える「座右の書」を探している人に向け。チャートの基本から最新手法まで幅広くカバーしたい投資家に適している。
良い点
- テクニカル分析の全体像が掴める
- 400点以上のチャートで理解しやすい
- 初級~上級まで対応
気になる点
- 630ページと分量が多い
- 価格が高め
- 辞書的で通読には根気が要る
出版社
パンローリング株式会社
発売日
2017年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
630ページもあるんですか?! これはすごいボリュームですね。テクニカル分析の本としては、もう辞書みたいな存在なんですか?
佐藤メバル
そうなんですよ。世界中のトレーダーに「バイブル」として読まれてきた古典の全面改訂版ですから、内容がてんこ盛りですね。
ただ、読了を目指すというより、辞書や教科書として手元に置いて、必要な章を読むという使い方がおすすめです。
チャートが400以上載っていて、視覚的に理解できるのもありがたいです。
橘ナナミ
辞書として使うのが良さそうですね。でも、初心者が最初に読むには重くないですか?
佐藤メバル
そうですね。最初から全部読もうとすると挫折するかもしれません。ただ、この一冊があれば、技術分析で出てくる主要な概念はほぼ網羅できます。
移動平均、オシレーター、ローソク足、市場間分析など、学ぶべき全体像を俯瞰できるのは大きな強みです。他の本で分からない用語に出会ったときにも、この本に戻ってくるという使い方ができますよ。

デイトレード
オリバー・ベレス 著|日経BP
¥2,860(税込)
最強のトレーダー養成機関「プリスティーン」が教える、デイトレード成功のための心構えをまとめた一冊。相場の動きを「人と人との戦い」として捉え、賢い側に立つための思考法を繰り返し説く。「株式ではなく人を取引する」というユニークな視点は、チャート分析が中心の他のデイトレ本にはない魅力だ。テクニックではなくマインド面を鍛えたい人に刺さる内容で、『金持ち父さん』の訳者による歯切れのいい文章も読みやすい。
こんな人におすすめ
テクニカル指標は一通り知っているが、トレードで感情に振り回されがちな人。相場の向こう側にいる「取引相手」を意識したい人におすすめ。「勝者のメンタリティ」を学び、自信を持って売買したいデイトレーダー向け。
良い点
- 心理面の重要性が理解できる
- 翻訳が読みやすい
- 短時間で読めるボリューム
気になる点
- テクニカル解説はほぼない
- 精神論に感じる部分がある
- 中級者には物足りない可能性
出版社
日経BP
発売日
2002年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「株式を取引するのではなく、人を取引する」という言葉がとても印象的です。でも、どういう意味なんですか?
普通はチャートを見て売買するものだと思っていました。
佐藤メバル
例えば、あなたが株を買うとき、必ず誰かが売っています。その相手はなぜ売るのか、どちらが賢いのか。著者は、マーケットは価格の羅列ではなく、人の欲望や恐怖がぶつかり合う場所だと説きます。
この視点を持つと、相場の動きが少し違って見えてきます。
橘ナナミ
なるほど。確かに、チャートだけ見ていると、その裏にいる人たちの存在は忘れてしまいそうです。マーケットの機微というのは、そういうことなんですね。
佐藤メバル
そうなんです。テクニカル指標はあくまで結果の投影で、裏には人間の心理があります。この本は、その心理を理解し、迷いを捨てて自信を持って売買するための“心構え”を繰り返し説いています。
言葉を変えて何度も出てくるので、刺さるタイミングがあるはずです。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版
足立武志 著|ダイヤモンド社
¥2,200(税込)
2012年の初版以来、個人投資家に支持され続けてきた基本書を、最新の日本株相場に合わせて改訂。企業の業績をベースにした銘柄選びを、投資初心者からセミプロまでわかりやすく解説している。「最低限知っておきたい」というタイトル通り、難しい理論に走らず、実践に必要な基本が網羅されているのが特徴。今回の改訂で事例が新しくなり、これから日本株で運用したい人にちょうどいいバランスの一冊だ。
こんな人におすすめ
ファンダメンタル投資をこれから始める人、いままではチャート中心で企業価値を考えたことがない人におすすめ。日本株で長期的に利益を目指したい投資家に向け。改訂版で最新の事例を学びたいリピーターにも適している。
良い点
- 長く愛される定番書
- 改訂で事例が最新化
- 初心者にもわかりやすい構成
気になる点
- 上級者には基礎的すぎる
- 日本株に特化した内容
- 技術的指標の深掘りはない
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2019年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、6年間も続くベストセラーなんですね。ファンダメンタル投資って、やっぱり決算書を読むのが中心なんですか?
佐藤メバル
そうですね。企業の業績や財務状況を見て、その会社の本質的な価値を探ります。ただ、いきなり決算書を読めと言われても難しいので、この本では「最低限知っておきたい」というタイトル通り、投資判断に必要な基本的な指標を丁寧に解説しています。
橘ナナミ
それはありがたいです。でも、改訂版になったということは、内容が古くなっていたからなんですか?
佐藤メバル
初版から6年が経ち、日本の株式市場の環境や事例が変わったので、アップデートされたようです。特に最近の相場に合わせて事例を刷新しているので、今の日本株に合わせた学びができます。
長期投資の土台を作るには良い一冊だと思いますよ。

ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理
アレキサンダーエルダー 著|FPO
¥5,280(税込)
精神分析医でもあるプロトレーダー、アレキサンダー・エルダー博士による「現代の古典」の全面改訂版。全世界500万部を超え、17カ国語に翻訳された名著だ。トレードの成功に必要な「マインド」「メソッド」「マネー」「マネジメント」の4つのMを軸に、心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理を体系的に解説。「自己管理のための具体的なルール」が随所に盛り込まれ、精神論だけで終わらないのが特長だ。図表はフルカラーで刷新され、読みやすさも向上している。
こんな人におすすめ
トレードで結果が出ず、自分の感情をコントロールできない人。リスク管理の仕組みを学びたい人におすすめ。トレーディングに関する総合的な教科書を求めている人に向け。記録管理まで含めて、自分の売買を可視化したい中級者にも最適。
良い点
- 心理・手法・資金管理・記録を統合
- 具体的なテンプレートが使える
- フルカラー図表で見やすい
気になる点
- 500ページ超で読み応えあり
- 初心者には難易度が高い
- 価格が高め
出版社
FPO
発売日
2019年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、精神分析医の方が書いたと聞いて驚きました。トレードと心理学って、関係あるんですか?
佐藤メバル
大いに関係あります。人間は恐怖や欲望で動きますから、相場には群衆心理が反映されます。エルダー博士は、トレーダー自身の心理と市場の集団心理の両方を分析することで、冷静なトレードができると説いています。
実際、新版では「もう充分」という利食いの考え方や、機関投資家に対抗する個人の優位性などが語られています。
橘ナナミ
なるほど。心理学の視点から相場を見るんですね。では、リスク管理や資金管理についても具体的に書かれているんでしょうか?
佐藤メバル
ええ、この本の大きな柱がリスク管理と自己管理です。エントリーや目標価格、ストップの設定など、具体的な資金管理のルールが示されています。
さらに、自分で記録をつけてトレードを振り返るシステムまで提案されていて、単なる解説書ではなく“使える本”になっています。

勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析
福島理 著|扶桑社
¥1,650(税込)
漫画と解説でチャート分析をやさしく学べる入門書。10大テクニカル指標である「過去の高値と安値」「ローソク足」「トレンドライン」「移動平均線」「MACD」「ボリンジャーバンド」「一目均衡表」「RSI」「フィボナッチ」などを、人生の場面にたとえた漫画でイメージをつかんでから解説する。「難しいテクニカル指標も、漫画ならすっと入ってくる」という構成が画期的だ。資産100億円トレーダーのテスタ氏が推薦するのもうなずける、最初の1冊に最適な内容。
こんな人におすすめ
投資を始めたばかりで、テクニカル分析が難しそうだと感じている人。「まずチャート分析の全体像をざっくり掴みたい」という人におすすめ。金融商品の値動きに興味があるが、数式や専門用語にアレルギーがある人に向け。
良い点
- 漫画でラクに学べる
- 主要10指標を網羅
- 入門書として最適
気になる点
- 中級者には浅く感じる
- 漫画の好みが分かれる
- 実際の売買事例が少ない
出版社
扶桑社
発売日
2021年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、テスタさんが絶賛しているそうですね。最初に漫画が載っているのが面白いです。やっぱりチャート分析って、難しいイメージがあります。
佐藤メバル
そうなんです。「この本読まないで投資始めちゃうんですか?」という推薦文でしたね。というのは、テクニカル分析の概念を、人生の出来事にたとえて説明している漫画が秀逸で、難しい指標でも「ああ、そういうことか」と腑に落ちるんです。
橘ナナミ
確かに、移動平均線とか一目均衡表とか、名前だけ聞くと難しそうですが、漫画でイメージをつかめそうです。
佐藤メバル
技術的な専門書は、いきなり数式や専門用語が出てきて挫折しがちです。でもこの本は、まず全体像を漫画で見せてから、ひとつずつ丁寧に解説する構成。
まずは“感覚”をつかみたいという人にうってつけですね。もちろん、そのあとに専門書へ進むための入口としても良いと思います。

外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例
松下敏之 著|プチ・レトル
¥2,640(税込)
現役の外資系運用会社アナリストが、実際に行っているファンダメンタル分析の全プロセスを実在企業を使って公開した一冊。スクリーニングからバリュエーションまでをケーススタディ形式で追体験できる。「プロの思考プロセスをなぞる」ことで、なぜこの指標を優先し、どの順番で評価するのかが手に取るようにわかる。練習問題やエクセルダウンロード付きなので、読んですぐに自分の投資に応用できるのが大きな魅力だ。
こんな人におすすめ
企業分析を本格的に学びたい個人投資家や、ビジネスパーソンにおすすめ。「なんとなくの指標見比べから卒業したい」人に向け。実在企業の事例から、実践的な分析の型を身につけたい人に最適。
良い点
- プロの分析プロセスが学べる
- 実在企業のケーススタディ
- エクセル素材付きで実践的
気になる点
- 分析の前提知識が必要
- 時間をかけて取り組む必要がある
- 個別銘柄の推奨ではない
出版社
プチ・レトル
発売日
2017年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
外資系アナリストの実際の手法、というのが気になっています。普通の投資本とどう違うんですか?
佐藤メバル
一般の本は「こういう指標を見ましょう」で終わることが多いですが、この本は実際に著者がどうスクリーニングして、どうバリュエーションするかを、実在企業で追体験できます。
練習問題つきなので、読んだ後すぐに自分の分析で試せるのが大きな特徴です。
橘ナナミ
エクセルがダウンロードできるのも嬉しいですね。でも、実在企業を使っているということは、その企業の情報はもう古くなってしまうのでは?
佐藤メバル
その点がポイントです。著者は「プロセス」を教えているので、企業が古くても手法が学べるようになっています。
5年後を見据えた長期的な視点での分析方法なので、一時的な市場の動きに左右されません。むしろ、自分で最新の企業に応用する力を養うための本ですね。

2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーが明かす 「超」成長株の見つけ方 (幻冬舎新書)
窪田真之 著|幻冬舎
2000億円以上を運用した経験を持つ伝説的ファンドマネジャーが、成長株投資のノウハウを初公開した一冊。「投資で勝つための5つの鉄則」「成長株の4条件」に加え、AI・新エネルギー・宇宙など注目テーマの中から、真の成長企業を見極める方法を具体的に解説。「単なるテーマ買いを卒業したい」投資家にとって、プロの目線で市場を見るヒントが満載だ。著者は年間100社近くを取材し、東証33業種すべてをカバーしたアナリストだけに、その言葉には説得力がある。
こんな人におすすめ
成長株に興味があるが、どの銘柄を選べばいいかわからない人。「流行のテーマに飛びついて失敗した」経験がある人におすすめ。ファンドマネジャーの視点から、長期的に成長する企業を見つけたい投資家向け。
良い点
- 伝説的ファンドマネジャーの実践的ノウハウ
- 成長株の条件が明確
- 最新テーマにも言及
気になる点
- 時事性が高く古くなりやすい
- 著者の個人的見解が強い
- 誰でも再現できるとは限らない
出版社
幻冬舎
発売日
2026年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
2000億円も運用していた人の本なんて、すごいですね。でも、成長株の見つけ方って、具体的に教えてくれるんでしょうか?
佐藤メバル
この本の特徴は、単に“AIが注目”といったテーマを追うのではなく、企業をどう深く取材して成長性を見極めるか、というプロが使う切り口が学べる点です。
著者は年間100社近くを取材し、東証33業種すべてをカバーしてきたアナリストなので、企業の見方に裏付けがあります。
橘ナナミ
なるほど。具体的にはどんな条件があるんですか? やっぱり売上高の伸びが大事なんでしょうか?
佐藤メバル
あえて詳細はネタバレになりますが、売上成長だけでなく、ビジネスモデルの質や競争優位性など、複数の条件が設定されています。
しかも「いつ買うべきか」というタイミングにも触れているんですね。成長株はテーマだけで買うと失敗しますが、こうしたプロのチェックポイントを知ると、自分の判断基準を鍛えるのに役立つはずです。

株式投資のスキルアップ: ファンダメンタル分析とテクニカル分析の効果的な使い方
Taka 著
ファンダメンタル分析とテクニカル分析の基礎知識と応用方法を、バランスよく解説した一冊。それぞれの分析手法の特徴と、お互いを補完する使い方がテーマになっており、投資初心者から中級者へのステップアップに適している。「どちらか一方に偏らない」という視点がユニークで、状況に応じて使い分ける考え方を学べる。難しい数式はなく、日常の言葉で説明されているので、電車の中でも読みやすい。
こんな人におすすめ
これから株式投資を始める人、すでに銘柄選びに迷っている初心者におすすめ。「テクニカルとファンダメンタルの使い分けを理解したい」人に向け。投資の基礎を体系的に学びたい人に最適。
良い点
- 二大分析手法をバランスよく学べる
- 平易な言葉で読みやすい
- 基礎から応用まで段階的
気になる点
- 独自の理論は少ない
- 内容がやや一般的
- 投資の深い洞察までは踏み込まない
出版社
詳細情報なし
発売日
2024年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
基礎知識と応用とありますが、ファンダメンタルとテクニカルって、どっちも勉強しないといけないんですか?
佐藤メバル
多くの投资者はどちらかに偏りがちですが、本書は両方を知った上で、自分の投資スタイルに合わせて使い分けるのが良いと説いています。
たとえば、長期的な銘柄選びにはファンダメンタル、短期的な売買タイミングにはテクニカルという使い方です。
橘ナナミ
なるほど、利益を出すために両方必要なんだということが分かりました。でも、初心者にはどちらから始めるのが良いんですか?
佐藤メバル
本書の構成としては、まずそれぞれの基礎を一通り説明し、その後で相互補完的な使い方を解説しています。ですから、あまり肩肘張らずに、まず通読してみるのが良いでしょう。
自分に合う方を見極めるための“地図”として使える一冊です。

株の稼ぎ技225 (成功投資家とアナリストの株式投資のテクニック教えます!)
ループスプロダクション 著|standards
¥1,815(税込)
実力派トレーダーとアナリストたちの知識と経験を、225のtips形式でまとめた一冊。「株式投資の基本」「配当と優待」「銘柄選択」「チャート・テクニカル」「ファンダメンタルズ」「税金」「アノマリー」の7分野に分かれ、どこから読んでもすぐに役立つ構成。「複数の識者の視点を手軽に比較」できるのが大きな特徴で、一人の著者の本にはない多様な考え方に触れられる。巻頭にはバリュー投資の極意を学ぶインタビューも収録され、実践的な内容だ。
こんな人におすすめ
いろいろな投資家の考え方を知りたい人、自分に合ったテクニックを探している人におすすめ。「短時間で多くのヒントを得たい」という忙しい投資家に向け。初歩から応用までをカバーしたい人に最適。
良い点
- 225本の多様なテクニック
- 7分野で体系的に整理
- 個人投資家と専門家の両方の視点
気になる点
- 各テクニックの説明は短め
- 全体を通した理論がない
- 一部の内容は古い可能性
出版社
standards
発売日
2025年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
225個のテクニックってすごいボリュームですね! どうやって使うのが良さそうですか?
佐藤メバル
最初から全部読もうとせず、目次を見て自分の興味のある分野からつまみ読みするのがいいと思います。とても実践的なので、すぐに使えるものが多いですよ。
特に、配当・優待や税金のテクニックは、普段の投資にすぐ役立ちますね。
橘ナナミ
税金のテクニックは盲点でした。確定申告とか関係ありますか? やっぱり投資で利益が出ると税金もかかるんですね。
佐藤メバル
ありますね。投資で利益が出ると、税金も考えないといけません。この本では、複数の識者が税金の扱いについても説明しています。
初心者がつい見落としがちな部分ですが、長く投資を続けるなら知っておいて損はありません。そういう意味で、225本の“箸休め”のような本として活用できますね。

デイトレード テクニカル分析を究める : 値動き・出来高・VWAP・板・歩み値を統合し、需給転換を見抜く実戦技術
W.B 著
デイトレードで勝てない理由を「テクニカルを知らないこと」ではなく、「知っている情報をどう組み合わせるかが曖昧なこと」と位置づけ、ローソク足・出来高・VWAP・支持線/抵抗線・板・歩み値などを統合した判断法を解説する。「何を、どの順番で見るか」にこだわり、高値更新の失敗やフェイクブレイクなど実戦で迷いやすい場面を中心に取り上げているのがユニークだ。エントリーだけでなく「見送る」「撤退する」「振り返る」技術まで、一つの判断フローにまとめている。
こんな人におすすめ
テクニカル指標は知っているが、売買判断がバラバラになってしまう中級者におすすめ。「自分の判断基準を整理したい」というデイトレーダーに向け。単発のシグナルではなく、複数の条件を組み合わせる方法を学びたい人に最適。
良い点
- 複数の指標を統合する手法が学べる
- 実戦の迷いどころが具体的
- 撤退・見送りも体系的に解説
気になる点
- デイトレード前提の内容
- チャート図解は少なめ
- 初心者にはハードルが高い
出版社
詳細情報なし
発売日
2026年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、テクニカル分析を“究める”とありますが、難しそうですね。でも、VWAPとか板とか、実際の取引画面で見るものなのでしょうか?
佐藤メバル
上級者向けというより、中級者向けですね。ローソク足や出来高、VWAPなどを単体で知っているだけでは勝てない。
どう組み合わせて判断するかが重要だと、実戦の迷いやすい場面に沿って説明しています。板や歩み値も、単に見るだけでなく、どう統合するかがポイントです。
橘ナナミ
なるほど。「単発の判断から抜け出す」という言葉が刺さります。チャートの形が良いから買う、だけではダメなんですね。
佐藤メバル
そうです。チャートの形が良い、出来高が増えた、板が厚い……それらが同時に起きているとき、どう優先順位をつけるか。
この本では、エントリーだけでなく「見送る」「撤退する」という選択も大事にしています。売買の根拠が明確になれば、同じチャートでも見え方が変わってくるんです。

株価チャート分析の教科書――株の買い時・売り時がわかるテクニカル指標完全ガイド
藤本壱 著|自由国民社
¥1,815(税込)
主要35テクニカル指標の使い方と売買サインをまるごと解説した一冊。ローソク足、移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、平均足といったポピュラーな指標から、最新指標や複数の指標の組み合わせ方まで網羅している。2022~2023年の実例を使っているので、「今の相場でどう使うか」がイメージしやすい。新NISAに対応した内容で、株初心者からベテランまで「チャート早見帖」として手元に置ける実用書だ。
こんな人におすすめ
チャート分析に必要な指標を一通り学びたい人、勘に頼らない売買をしたい人におすすめ。「主要指標をまとめておさらいしたい」という投資家に向け。FXや暗号資産にも応用できる知識を身につけたい人にも適している。
良い点
- 35指標を体系的に解説
- 最新の実例でわかりやすい
- 辞書的に使える
気になる点
- 情報量が多く初心者には重い
- 個々の指標の深掘りは限定的
- 改訂前の書名から中身が大きく変わった
出版社
自由国民社
発売日
2023年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
35個も指標があるんですね。全部覚えないとダメですか? それとも、必要なものだけ選んで使えばいいんでしょうか?
佐藤メバル
いいえ、自分のトレードスタイルに合うものから使うのがおすすめです。本書は「主要35テクニカル指標」をまとめているので、まずは目次を見て気になる指標を読んでみてください。
各指標の基本的な使い方と売買サインの見方が簡潔にまとまっています。
橘ナナミ
なるほど、辞典みたいに使うんですね。でも、指標が多すぎて組み合わせ方が難しそうです。
佐藤メバル
だからこそ、後半で「複数の指標の組み合わせ方」も解説しているんです。単一の指標だけでは誤解することがありますから、たとえばトレンド系とオシレーター系をどう併用するかという考え方が学べます。
最新の実例つきですから、2024年の相場にそのまま応用できるはずですよ。

テクニカル投資の基礎講座―チャートの読み方から仕掛け・手仕舞いまで (ウィザードブックシリーズ)
スタン・ウエンスタイン 著|パンローリング
¥3,080(税込)
「どんなファンダメンタルズ指標よりもまずチャート見よ」と説く、テクニカル分析の古典的入門書。上げ相場でも下げ相場でも利益を上げるための方法を、チャートの読み方から仕掛け・手仕舞いまで一貫して解説している。「きつい下げはチャンス到来」というスタンスは、下落相場にビクビクしてしまう投資家にとって大きな支えになる。出版は古いが、相場の本質を捉えた内容は色あせず、基礎を固めたい人に読み継がれている。
こんな人におすすめ
テクニカル分析を基礎から学び直したい人、下げ相場での向き合い方を知りたい人におすすめ。「まずチャートを見る習慣」をつけたいビギナーにも適している。時間をかけて土台を作りたい投資家向け。
良い点
- ブルでもベアでも使える考え方
- チャート分析の基礎がしっかり学べる
- 古典的だが色あせない内容
気になる点
- 現代のテクニカル指標には触れていない
- データや事例が古い
- 翻訳書で読みにくい部分がある
出版社
パンローリング
発売日
2008年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
ファンダメンタルズよりまずチャートを見よ、とありますが、どうしてなんですか? 企業の業績より値動きの方が大事なんですか?
佐藤メバル
著者によると、チャートには売買のタイミングがすべて表れているからなんです。企業の業績や経済指標は重要だけど、株価はそれを先取りして動くことがあります。
チャートを見れば、大きな資金がどこに向かっているのかがわかる、というのがテクニカル分析の基本的な考え方です。
橘ナナミ
なるほど。でも、下げ相場でどうやって利益を上げるんですか? 下がっている時に買うのは怖いです。
佐藤メバル
ここがこの本のポイントです。上昇相場だけでなく、下落相場では「空売り」という手法があります。そして、急落は、安値で拾うチャンスでもあると著者は言います。
「きつい下げはチャンス到来」という言葉が象徴的ですね。ただ、それを実践するには基礎的なチャートの読み方をしっかり体得する必要があります。この本はその土台を築いてくれます。

100万円を1億5000万円にしたデイトレード術 ()
Tyunちゅん 著|パンローリング株式会社
¥4,180(税込)
100万円を1億5000万円に増やした実践トレーダーが、デイトレードの具体的な売買テクニックを解説する一冊。ブレイクアウトや価格帯別出来高ブレイクアウトに加え、板読みと歩み値を使って投資家心理を読み解く方法が特徴的だ。「どれだけの相場参加者が、どの銘柄を買いたい/売りたいと考えているのか」を探るという視点は、他のデイトレ本にはない独自性がある。ストップ高・安から連動銘柄への先回りや、デイトレならではのペアトレードなど、実戦的なテクニックが満載。
こんな人におすすめ
デイトレードである程度実績を出しているが、さらに勝率を上げたい中級者におすすめ。「板や歩み値から相場心理を読む技術」を身につけたい人に向け。ブレイクアウトの判断に自信が持てない人にも適している。
良い点
- 実戦的な板読み・歩み値分析
- 心理面から相場を捉える視点
- 著者の具体的な売買例が学べる
気になる点
- タイトルが誇大に感じることも
- 特殊な状況下での成功例を再現するのは難しい
- 価格がやや高め
出版社
パンローリング株式会社
発売日
2014年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
100万円が1億5000万円! すごいタイトルですね。でも、こういう本って誇大広告のようなものじゃないですか?
佐藤メバル
タイトルは派手ですが、中身はかなり具体的です。著者の実際の売買例を挙げて、ブレイクアウトや価格帯別出来高、板読み、歩み値を使って、投資家心理をどう読むかという解説をしています。
特に「ストップ高の銘柄から連動銘柄へ先回りする」といった判断は、リアルな経験がなければ書けない内容です。
橘ナナミ
なるほど。やっぱりテクニックだけでなく心理が大事なんですね。では、板読みや歩み値はどのように学べばいいんでしょうか?
佐藤メバル
そうですね。デイトレードでは、相場参加者がどれだけの人が買いたい・売りたいと考えているかを読むことが重要です。
この本は、板や歩み値からそれを学ぶ方法に踏み込んでいます。ただ、再現するには練習と経験が欠かせないので、真似しようと焦らず、まずは手法の考え方を取り入れるのが良いでしょう。

デイトレード大学―トレーディングで生活する!基礎からプロのテクニック (パンローリング相場読本シリーズ)
岡本治郎 著|パンローリング
¥2,994(税込)
「トレーディングで生活する」ための基礎からプロのテクニックまでを、大学の授業形式で解説した一冊。投資を一種の賭け事ととらえ、税金や手数料といった「控除率」をいかに抑えるかを最初に説く点が独特だ。「マーケットの動きは人の動き」という視点から、人間の感情が引き起こす値動きを理解することの重要性を強調している。2002年出版と古いが、トレードの本質を学ぶ入門書として今も価値がある。
こんな人におすすめ
投資の基礎からきちんと学びたい初心者、感情に任せたトレードを続けて失敗してきた人におすすめ。「自分の投資戦略を持つ」ための最初の一冊として最適。控除率の考え方など、コスト意識を高めたい人にも向け。
良い点
- 大学形式で体系立てて学べる
- 控除率など独自の視点
- テクニカルとメンタルの両方をカバー
気になる点
- 出版が古く情報が陳腐化
- 現代の取引ツールに言及なし
- 基礎中心ですぐに損を減らす方法は少ない
出版社
パンローリング
発売日
2002年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
2002年の本なんですね。今読んでも大丈夫ですか? やっぱり内容が古いと困ります。
佐藤メバル
はい、投資の基本原則は変わりません。この本は非常にユニークで、株式取引を「一種の賭け事」ととらえ、その賭け事にどう勝つかを考えます。
たとえば、控除率——手数料や税金——は投資家にとって避けられないマイナス要因ですが、これを意識するだけでもコストの考え方が変わります。
橘ナナミ
なるほど。確かに手数料ばかり払って利益が減っていた、という話は聞きます。でも、技術的な内容は古くないんですか?
佐藤メバル
古い部分もありますが、テクニカル指標の基本やトレードの心構えは今でも通用します。むしろ、ITと金融技術の時代、という著者の予言は当たっています。
新しいテクノロジーに振り回されず、本質を学ぶためには、こうした古典を読んで基礎を固めるのが近道かもしれません。

スイングトレード入門―短期トレードを成功に導く最高のテクニック (ウィザードブックシリーズ)
アランファーレイ 著|パンローリング
¥8,580(税込)
スイングトレードを成功に導くための総合ガイド。200以上のチャートと、著者オリジナルのトレード手法が公開されており、短期トレードからギャンブル的要素を完全に排除するという哲学が貫かれている。「冷静な分析とリアルタイムのトレード結果に裏付けされた」実践的な内容で、リスク管理とトレードパターンを体系的に学べる。デイトレーダーと長期投資家の間に潜む「スイングトレーダー」という立ち位置を詳しく解説し、隠れた利益の掴み方を伝授する。全680ページの大作で、読み応えがある。
こんな人におすすめ
スイングトレードを本気で学びたい人、なんとなくの売買から卒業したい人におすすめ。「ギャンブルではなく確率で勝つ」トレードを目指す投資家に向け。時間をかけてでも、しっかりした土台を築きたい人に最適。
良い点
- 200以上の豊富なチャート
- オリジナル手法が満載
- リスクマネジメントまで網羅
気になる点
- 680ページと非常に厚い
- 価格が高め
- 初心者には難易度が高い
出版社
パンローリング
発売日
2004年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
680ページ、8580円……これはすごい本ですね。でも、それだけの価値はあるんですか?
佐藤メバル
スイングトレードを本格的に学びたい人にとっては、十分あると思います。著者は大衆を出し抜くための具体的なパターンやトレード手法を大量に紹介しています。
しかも、冷静な分析と実際のトレード結果に裏付けられていて、単なる理論ではないんです。
橘ナナミ
ギャンブルから排除する、という言葉がありますが、投資ってギャンブルじゃないんですか?
佐藤メバル
多くの人は、結果がわからないという意味でギャンブルだと思っています。しかし、そこには勝率を上げるパターンやリスク管理があり、ランダムではない、とこの著者は言います。
勝つためには感情に流されず、チャートが示す非効率性を利用する。そのための手法と心構えが詰まっています。
だからこそ、一度読んだだけでなく、手元に置いて反復したい本ですね。

スイングトレード「先回り投資」の教科書1: 毎月5万円、10万円稼ぐテクニック 証券アナリスト甲斐武の本
甲斐武 著
「せっかちな人から忍耐強い人へとお金が移る」というバフェットの言葉を軸に、先回り投資の考え方を解説する一冊。株式市場は「その他大勢の後追い投資家」から「先回り投資家」へお金を移す装置だと主張し、シグナルが出るまで買いを我慢する大切さを説く。「株価・チャートのチェックは1日1回」で済むという手軽さも魅力で、頻繁に売買して疲れてしまった人にぴったり。精神衛生上も良く、毎月5万円、10万円を目標にするところが具体的だ。
こんな人におすすめ
仕事が忙しくて、頻繁にチャートを見られない人。感情的なトレードで資金を減らしてしまった人におすすめ。「月に5万円、10万円の利益を安定的に出したい」と考えている投資家に向け。ストレスを減らして投資を続けたい人に最適。
良い点
- 投資の時間を大幅に短縮できる
- 先回り投資の理念が明確
- 精神衛生上も良い
気になる点
- シリーズ第1巻で続きが気になる
- 極端にシンプルな面がある
- 相場環境によっては不向き
出版社
詳細情報なし
発売日
2026年6月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
“先回り投資家”という言葉が印象的です。後追い投資家との違いは何ですか?
佐藤メバル
後追い投資家は、株価が上がってから飛びついたり、下がったら慌てて売ったりします。しかし、先回り投資家は、シグナルが出るまで買いを我慢し、仕込みどころを待つんです。
そうすることで、せっかちな投資家からお金を移してもらえる、という考え方です。
橘ナナミ
なるほど。でも、我慢するのは難しそうです。具体的にどうすればいいんですか?
佐藤メバル
この本では、株価・チャートのチェックは1日1回、週末も少し作業するだけで済むとしています。つまり、頻繁に売買しないシステムを作ることで、精神衛生上も楽になります。
重要なのは、自分が株を買う条件を明確に決めておくことですね。感情で売買しないための“型”が学べる本です。

スイングトレード大学 (ウィザードブックシリーズ)
アラン・ファーレイ 著|パンローリング
¥6,380(税込)
ベストセラー『スイングトレード入門』の続編として、実践と応用に重点を置いて書かれた一冊。前作が理論中心だったのに対し、本書では暴落後の環境を生き抜く「ディフェンシブトレーディング」を大々的に紹介している。「市場に不意打ちを食らわないための防御策」をテーマに、クロスマーケット分析やレラティブストレングス、複数ポジション管理など、今日のボラティリティの高い市場で生き残るための戦略が満載。トレードで生活するための“極秘ファイル”という位置づけにふさわしい内容だ。
こんな人におすすめ
スイングトレードの基礎を学び終えた人が、さらに実践力をつけたいときにおすすめ。「暴落や急落で大きな損失を出したくない」という人に向け。市場が変わっても柔軟に対応できるトレーダーを目指す人に最適。
良い点
- ディフェンシブな戦略が独自
- 前作より実践的
- 高ボラティリティ時代に対応
気になる点
- 前作を読んでいる前提がある
- 上級者向けで初心者には難しい
- ページ数・価格ともに高め
出版社
パンローリング
発売日
2011年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
前作の『スイングトレード入門』もすごいボリュームだったのに、続編があるんですね。前作とどう違うんですか?
佐藤メバル
前作が理論中心だったのに対し、本書は実践と応用に重点を置いています。特に強調されているのが“ディフェンシブトレーディング”、つまり防御的な取引です。
暴落のような市場環境でも、資金を守りながら利益を出す方法が具体的に紹介されています。
橘ナナミ
守りながら利益を出すって、なんだか矛盾しているように感じますが……どういうことですか?
佐藤メバル
いい質問ですね。実際、高ボラティリティの市場では、攻めるだけでなくいかにリスクを回避するかが重要です。
この本では、クロスマーケット分析やレラティブストレングスを使って、下落相場で強い銘柄を見つける方法を解説しています。
「チャンスが消滅する前に利益を確保する」というプロの考え方が学べる一冊です。

100万円からの株式投資 スイングトレード実践トレーニング
株勉強.com 著|ゴマブックス株式会社
100万円という小資金で株式投資を始める人に向け、スイングトレードの実践をサポートする一冊。損切り幅を小さく抑えながら投資をすることで、資金を効率よく回転させる方法を解説している。「100万円という資金はスイングトレードと相性が良い」という切り口がユニークで、少額からでも投資を始めたい人に勇気を与えてくれる。著者の株勉強.comは、動画やコラムを通じて楽しく学べる会員制投資教育サイトを運営しており、そのノウハウが詰まっている。
こんな人におすすめ
まとまった資金はないが、株式投資を始めてみたい人におすすめ。「少額でも効率よく資産を増やしたい」という人に向け。スイングトレードに必要な知識を、楽しみながら身につけたい初心者にも最適。
良い点
- 小資金からの始め方がわかる
- 損切り幅を抑えた手法が学べる
- 投資教育サイト運営ならではの工夫
気になる点
- 基礎的な内容が中心
- 独自の新しい手法はない
- 現在の相場環境に合わせて調整が必要
出版社
ゴマブックス株式会社
発売日
2015年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
私はちょうど100万円くらいから始めたいと思っていて、この本のタイトルに惹かれました。でも、100万円だと銘柄も限られませんか?
佐藤メバル
その通りです。だからこそ、スイングトレードが向いていると本書は言います。損切り幅を小さく区切って、資金を効率的に回転させることで、少ない資金でもチャンスを作れる。
いくつもの銘柄を同時に持つ必要がなく、1つの銘柄に集中できるのもメリットですね。
橘ナナミ
なるほど。リスクを抑えながら回転させるんですね。でも、勉強するのが大変そうで……。
佐藤メバル
著者は“お金儲けの勉強は楽しいもの”というスタンスです。動画サイトの株勉強.comを運営しているだけあって、敷居を下げる工夫がされています。
実践トレーニングというタイトルの通り、学ぶだけでなく、実際に行動に移すための本ですね。

運、タイミング、テクニックに頼らない! 最強のファンダメンタル株式投資法
v-com2 著|ダイヤモンド社
¥1,690(税込)
人気個人投資家のブイコム2氏が、運やタイミング、テクニックに頼らない投資法を実際の事例とともに公開した一冊。企業の業績や資本政策、IR発表などから儲けのネタを見つけ、他の投資家より先回りして仕込むという手法を詳しく解説している。「チャートよりファンダメンタル重視」というスタンスが明確で、業績や資本政策の変化をどう読むかが具体的に学べる。キタムラ、スタジオアリスなど、実在の銘柄を多数取り上げている点も興味深い。
こんな人におすすめ
企業の価値を分析して投資したい人、テクニカル分析だけでは成果が出なかった人におすすめ。「他の投資家より先に有望銘柄を仕込みたい」という人に向け。実際の銘柄名を挙げてプロセスを学びたい人にも最適。
良い点
- 実在銘柄のケースが豊富
- 先回り投資の思考法がわかる
- ファンダメンタル分析の実践書
気になる点
- 取り上げられている銘柄は現在は状況が違う
- 個人投資家の経験に基づくため再現性に注意
- 情報の取捨選択が必要
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2017年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タイトルに“運、タイミング、テクニックに頼らない”とありますね。じゃあ、何に頼って投資するんですか?
佐藤メバル
企業の根本的な価値、つまりファンダメンタルズに頼るんです。具体的には、業績が良くなっているのに市場がまだ気づいていない企業を、IRや四季報、資本政策などの情報から先回りして見つける。
ブイコム2さんは、そのノウハウを豊富な事例で解説しています。
橘ナナミ
なるほど。IR情報とかって、普通の人はどうやって見つけるんですか? やっぱり探すのが大変そうですが。
佐藤メバル
そこがこの本のいいところで、具体的な銘柄名を挙げて、どういうプロセスで候補に入れ、いつ買うのかを追体験でききます。
たとえば、株主優待の拡充や資本業務提携など、企業の発表をどう解釈するかが学べます。ただし、当然ながら、今はもうその銘柄が割安かどうかは別の話です。大事なのは考え方のプロセスですね。

成長株投資の教科書
伊藤ひろき 著
「4割:高配当株、4割:米国株インデックス、2割:高成長株」というポートフォリオを提唱し、その中の高成長株投資に焦点を当てた一冊。投資歴9年の兼業投資家である著者が、売上や将来性から成長株を選び、長期的に利益を出すための手法を説明している。「高配当株やインデックスとのバランス」を考えながら成長株を組み込むという、初心者にはありがたい視点が特徴だ。市場が下落している時こそ仕込み時という逆張りの考え方も印象に残る。
こんな人におすすめ
成長株に興味はあるが、リスクが怖くて踏み出せない人におすすめ。「ポートフォリオ全体のバランスを考えたい」という投資家に向け。兼業投資家の実体験から、無理なく続けられる運用方法を学びたい人に最適。
良い点
- 具体的なポートフォリオ配分が参考になる
- 高配当株と合わせた運用が学べる
- 兼業投資家の視点が身近
気になる点
- 著者の経験が9年と比較的短い
- 個別銘柄の考察はやや浅い
- 現在の相場環境に合わせて調整が必要
出版社
詳細情報なし
発売日
2022年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本、成長株だけを集中して推しているわけじゃないんですね。むしろ資産配分の話が中心なんですか?
佐藤メバル
後半は成長株の選び方が中心ですが、最初に著者のポートフォリオ全体像が示されるのがユニークです。4割高配当、4割米国株インデックス、そして残り2割で成長株に挑戦する。
これなら、成長株で失敗しても全体へのダメージが小さくて済みます。
橘ナナミ
なるほど。確かに、全部を成長株にするのは怖いです。その2割というのがポイントなんですね。
佐藤メバル
そうです。著者は設計職の兼業投資家で、投資歴9年。長期的な視点を大切にしています。成長株は、今後の金利上昇などで逆風になる時期もあるかもしれませんが、長い目で見れば仕込み時だと考えているようです。
この2割というバランスが、これから成長株を始めたい人には非常に参考になりますね。

成長株投資法【ファンダメンタル・テクニカル】: 10年間利益を上げ続けた実績
田中有紗 著
10年間投資を続け、現在は投資で生活している著者が、日本株に合わせて調整した成長株投資法を公開した一冊。四季報を使ってファンダメンタルを分析し、チャートパターンで買い時を判断するなど、「ファンダメンタルとテクニカルを融合」させたアプローチが特徴。EPSや資本利益率などの押さえどころに加え、カップ型やソーサー型など具体的なチャートパターンも解説されている。「株は値上がりしている時に買う」という逆説的なルールは、成長株投資の真髄を突いている。
こんな人におすすめ
成長株投資の具体的な売買ルールを知りたい人におすすめ。「四季報を活用した選び方」を学びたい人に向け。ファンダメンタルとテクニカルの両方を組み合わせて投資したい人に最適。
良い点
- 四季報を使った日本株ならではの分析
- チャートパターンの解説が具体的
- 売買・損切りのルールが明確
気になる点
- 構成がやや読みにくい
- 理論よりも経験に基づく記述が多い
- チャート図がもう少しあると親切
出版社
詳細情報なし
発売日
2018年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
四季報って、言葉は知っていますが、具体的にどう使えばいいのか分かりません。この本では教えてくれるんですか?
佐藤メバル
この本は四季報の使い方を細かく解説しています。成長性の指標であるEPSや資本利益率などを確認し、その上でチャートパターンで買い時を判断する。
著者は10年間投資を続けて、今は投資で生活できるようになった方ですから、実践的なノウハウが詰まっています。
橘ナナミ
なるほど。だから“10年間利益を上げ続けた実績”とタイトルにあるんですね。でも、ファンダメンタルとテクニカルを組み合わせるのは難しそう。
佐藤メバル
はい。だから本書では、チャートパターンとして“取っ手付きカップ”や“ソーサー皿”、“ダブルボトム”などを具体的に挙げています。
売却のタイミングや損切り、天井のサインまでルール化されているので、感情で動かずに済みます。“株は値上がりしている時に買う”といった考え方も、テクニカル的な発想です。
ファンダメンタルとテクニカルを組み合わせた実戦的な一冊ですね。

日本株ファンダメンタル分析 “判断の型”
Hako 著
「用語は知っているが『買う/見送る/監視』が決められない」という中級者の悩みに答える、判断の手順書。本書は銘柄紹介ではなく、分析の「型」を提供し、数字の前にビジネスを文章でつかみ、指標を成長性・収益性・安全性に分けて優先順位を決める方法を解説する。「判断を感情ではなく手順で下す」という考え方が一貫しており、同業比較には“強い/普通/弱い”で位置づけるフォーマットを紹介。“型”を身につければ、毎回ブレない投資判断ができるようになる。
こんな人におすすめ
ファンダメンタル分析の基礎は学んだが、実際の投資判断に落とし込めない人におすすめ。「自分の分析プロセスを標準化したい」という投資家に向け。試験対策ではなく、実際の運用で使える判断力を身につけたい人に最適。
良い点
- 判断の手順が具体的
- 同業比較のコツが学べる
- 感情に頼らない投資を実現
気になる点
- 実際の銘柄例がない
- 構築に時間がかかる
- 上級者には単調に感じる可能性
出版社
詳細情報なし
発売日
2026年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
この本“用語は分かるのに判断できない”という人向けとありますが、まさに私のことです。どうしてそんなことが起こるんでしょう?
佐藤メバル
知識があっても、それを使う順番や結論の出し方が分からないからです。この本は、指標の優先順位を決めて、同じ業種の会社を比較し、最後に“買う/見送る/監視”に落とすという“型”を提供しています。
橘ナナミ
なるほど。つまり、判断の手順を固定するわけですね。でも、どうやって型を作ればいいんですか?
佐藤メバル
本書の第3章以降で、成長性・収益性・安全性と指標を分けて、見る順番を固定する方法が説明されています。
また、同業比較の前処理もカバーしているので、実際の企業分析でも迷いにくくなります。感情で売買していた人にとっては、ある意味“呪縛”から解放される一冊になるでしょう。

勝率アップ!主婦でもできる株スイングトレードの教科書2: 支持線・抵抗線を制する者がトレードを制す!毎月3万円の副収入がグッと近づく!初心者から中級者へレベルアップ 充実の用語解説 理解度チェックテスト付き 株スイングトレードの教科書シリーズ
ハミたこ 著
「スイングトレードの教科書」シリーズ第2巻で、支持線・抵抗線に特化して詳しく解説した一冊。累計153万円の利益を稼いだという主婦の著者が、チャートの基本から、強い支持線・抵抗線の見分け方、トレンド別のエントリーポイントまでを図解でわかりやすく伝える。「大衆が意識しているポイントを把握する」という考え方を軸に、タートルスープ戦略などの具体的な手法も紹介されており、中級者へのレベルアップを目指す人におすすめ。用語解説や理解度チェックテスト付きで、自己学習もしやすい。
こんな人におすすめ
チャート分析の中でも、特に支持線・抵抗線を使った売買を学びたい人におすすめ。「新たなエントリーポイントのヒント」を探している人に向け。主婦の視点からの優しい語り口で、図解を交えて学びたい初心者~中級者に最適。
良い点
- 支持線・抵抗線に的を絞った内容
- 図解とテストで理解しやすい
- 著者の実践経験に基づく
気になる点
- テーマが限定されている
- シリーズ前巻を読んでいる前提がある
- 小規模な実績に基づくため、再現性は未知数
出版社
詳細情報なし
発売日
2023年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「主婦でもできる」というタイトルに親近感が湧きました。やっぱりチャート分析って難しくないですか?
佐藤メバル
この本は、初心者でも学べるように工夫されています。用語解説や理解度テストがあり、図解も豊富です。著者自身が主婦で、実際にスイングトレードで利益を上げている方なので、堅苦しい専門書よりも親しみやすいんですよ。
橘ナナミ
なるほど。支持線と抵抗線は、チャートでよく聞きますが、なぜ大事なんですか?
佐藤メバル
多くの投資家が意識する価格帯だからです。支持線は買いが入りやすい場所、抵抗線は売りが出やすい場所。ここを理解すると、エントリーや損切りの判断がしやすくなります。
この本では、強い支持線・抵抗線の見分け方も解説していて、単なる線の引き方ではなく“実践的に使う”ことを重視しています。あと、特典記事もついているそうですよ。
古典を現代の制度にアップデートする
橘ナナミ
名著と言われる本は古いものも多いですよね。NISAとか今の制度とどう合わせればいいんですか?
佐藤メバル
いいポイントだね。例えば『マーケットのテクニカル分析』のような古典は、テクニカル分析の基本が今も通用するよ。ただ、新NISAの非課税枠を活用するなら、長期投資向けのファンダメンタル本を読んで銘柄選びに応用するのがおすすめ。情報鮮度が気になるなら、改訂版が新しい本を選ぶといい。AI株や半導体、グローバル分散など最新テーマは、出版年が新しい本で学ぶのがおすすめ。
橘ナナミ
改訂されているかどうかは、どこで確認するんですか?
佐藤メバル
出版年と目次をチェックするのが確実。あと、2024年からの新NISAに言及している本なら、制度に対応していると言えるね。
読書を投資成果に変える具体策
橘ナナミ
本を読んでもなかなか結果に結びつきません。
佐藤メバル
読んだだけで終わっていないかな。本を読んでも儲からない原因は、選定ミス・読み方ミス・実践ミスの3つに分けられるんだ。ポイントはアウトプット。例えば『ザ・トレーディング』には記録管理のテンプレートが付いているから、それを実際に使ってトレード日誌を付ける。さらに、YouTubeや株アプリと併用すれば、実践的な感覚が養えるよ。
橘ナナミ
紙の本と電子書籍、どちらがいいですか?
佐藤メバル
どちらでもいいけど、持ち歩いてスキマ時間に読むなら電子書籍、書き込みしながらじっくり読むなら紙がおすすめ。使い分けるのが一番効率的だね。
自分に合った投資スタイルを見つける
橘ナナミ
デイトレードやスイングトレード、自分に合うか不安です。
佐藤メバル
性格やリスク許容度で決まる部分が大きい。一日中チャートを見るのが苦痛なら、スイングトレード向きかもしれない。『スイングトレード入門』や『勝率アップ!主婦でもできる株スイングトレードの教科書2』は、初心者から中級者への橋渡しにもなる。まずは小さな資金で試して、自分に合うか確かめるといいよ。
橘ナナミ
失敗した後の立て直し方も学べますか?
佐藤メバル
残念ながら、本一冊でそこまで教えてくれるものは少ない。ただ、『ザ・トレーディング』にはリスク管理や自己管理のルールが詳しく載っているので、失敗を減らすヒントにはなるはず。さらに、1年、3年、5年と長期的な読書計画を立てて、レベルアップを繰り返していくのがおすすめだよ。
よくある質問
株の勉強本は何冊くらい読めば、実際の売買で勝てるようになりますか?
橘ナナミ
株の勉強本は何冊くらい読めば、実際の売買で勝てるようになりますかについて教えてください。
佐藤メバル
冊数よりも、1冊を学んで実践し、振り返ることのほうが重要です。目安としては、入門書を3冊、中級者向けを5冊読んで、それぞれで得た知識を売買に応用してみてください。
初心者ですが、最初に読むべき1冊はどれですか?
橘ナナミ
初心者ですが、最初に読むべき1冊はどれですかについて教えてください。
佐藤メバル
マンガや図解で楽しく学べる『勝ってる投資家はみんな知っている チャート分析』がおすすめです。テクニカル分析の基礎が短時間で身につきます。
中級者はどの本でステップアップするべきですか?
橘ナナミ
中級者はどの本でステップアップするべきですかについて教えてください。
佐藤メバル
『外資系アナリストが本当に使っているファンダメンタル分析の手法と実例』でプロの分析手法を学ぶと、一段上の視点が身につきます。
新NISA対応のおすすめ本はありますか?
橘ナナミ
新NISA対応のおすすめ本はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
個別銘柄なら『株価チャート分析の教科書』が新NISAの成長投資枠にも触れています。長期投資ならファンダメンタル本で銘柄選びを固めましょう。
マンガや図解の本だけで、実践的な投資力は身につきますか?
橘ナナミ
マンガや図解の本だけで、実践的な投資力は身につきますかについて教えてください。
佐藤メバル
基礎を掴むには十分ですが、実践力をつけるなら、その後に専門書で理論を補うのがおすすめです。マンガは全体像を掴むための入り口として活用しましょう。
名著と言われる本は古くて今に合わないこともありますが、どう選べばいいですか?
橘ナナミ
名著と言われる本は古くて今に合わないこともありますが、どう選べばいいですかについて教えてください。
佐藤メバル
古典は原則を学ぶために読むとよいです。ただし、制度や税制に触れる部分は改訂版かどうかを確認し、現代の情報で補いましょう。
書籍とYouTube、どちらで学ぶのがおすすめですか?
橘ナナミ
書籍とYouTube、どちらで学ぶのがおすすめですかについて教えてください。
佐藤メバル
体系的な知識は書籍、最新の相場解説はYouTubeと使い分けるのがベストです。本で型を覚え、動画で実践的なイメージを身につけるといいです。
本を読む時間がなくても、スキマ時間で学べるおすすめの本はありますか?
橘ナナミ
本を読む時間がなくても、スキマ時間で学べるおすすめの本はありますかについて教えてください。
佐藤メバル
電子書籍なら通勤中にも読めます。『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』は要点がコンパクトで、スキマ時間におすすめです。
まとめ
橘ナナミ
佐藤さん、今日の選び方を聞いて、本を選ぶのが楽しみになりました!でも、結局どの本が一番おすすめなんですか?
佐藤メバル
それは人それぞれだよ。これだ!と思う一冊が見つかったら、その本を最後まで読み切ること。そして、読んだら必ず行動に移すこと。それが一番の近道だ。
橘ナナミ
読むだけで終わらないように、私も実践してみます。
佐藤メバル
その調子。相場と同じで、本もじっくり向き合った分だけ返ってくる。焦らず、一冊ずつ自分の中に取り込んでいこう。やがてそれが、あなたの投資哲学になっていくから。








