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55歳から やりたいことを全部やる!時間術 (日経ビジネス人文庫)
初心者累計18万部ベストセラー自己啓発副業

【要約・書評】『55歳から やりたいことを全部やる!時間術 (日経ビジネス人文庫)』の評判・おすすめポイント

臼井由妃|||0ページ

★★★3.5
(4件)

この本を一言で言うと

55歳からの人生を豊かにするために、時間の「効率」ではなく「密度」を高め、捨てる・始める・大事にするの3原則で自分時間を取り戻す実践書 —— 仕事・人間関係・学び直し・家族関係まで、残りの人生を自分らしく生きるための時間術を具体的に指南する

この本の概要

本書は、累計18万部を突破した「やりたいことを全部やる!」シリーズの最新刊であり、55歳以降の人生に特化した時間術を提案する一冊である。著者の臼井由妃氏は、33歳で病身の夫に代わり経営者となり、独自の発想と行動力でビジネスを成功させた経験を持つ。その実体験に裏打ちされたアドバイスは、机上の空論ではなく地に足のついた説得力がある。 本書の核となるメッセージは、大人の時間術において重要なのは「コスパ・タイパ」ではなく「密度(質)」だということ。カギとなるのは「捨てる、始める、大事にする」の3つの行動原則だ。仕事時間は「60歳で5時間、70歳で3時間」と段階的に減らしていく計画を立て、メールチェックは1日3回に絞り、「断り術」で自分の時間を守るといった具体的なテクニックが満載である。 特に印象的なのは、時間術にとどまらず人間関係の整理学び直し、さらには家族関係のリスクマネジメントまでカバーしている点だ。「友だちは3人いればいい」「親や子どもは遠くに暮らす知人と割り切る」といった、一見ドライに聞こえるが実は心をラクにしてくれる考え方が紹介されている。 また、「人生のゴールから逆算して今やるべきことを優先させる」という視点は、50代以降の読者にとって切実かつ前向きな指針となる。「今を逃したらできる可能性が低くなるものから優先順位を考える」という発想は、残された時間を意識し始めた世代にこそ響くメッセージだろう。

「友だちは3人でいい」に救われた、定年前のモヤモヤ期

正直に言うと、この手の本って「早起きしろ」「朝活しろ」みたいな若い人向けのやつばかりで、57歳の自分には関係ないと思ってた。でも本屋でタイトルの「55歳から」が目に入って、つい手に取ってしまった。 いま管理職として毎日それなりに忙しくしてるけど、あと3年で定年。再雇用の話もあるけど、なんとなくこのままでいいのかというモヤモヤがずっとある。若い頃にやりたかったことを棚卸ししてみたいけど、日々の業務に追われてそれどころじゃない。 この本で一番刺さったのは「友だちは3人いればいい」という話。会社の付き合いとか、惰性で続けてる飲み会とか、正直しんどいと思いつつ断れずにいた。でも臼井さんは「55歳からは会社の人とはつき合わないと決める」とハッキリ書いていて、なんか許された気持ちになった。 「仕事は60歳で5時間、70歳で3時間」という目安も良かった。漠然と「定年後どうしよう」と思ってたけど、段階的に仕事を減らしていくという具体的なイメージが持てた。いきなりゼロにするんじゃなくて、グラデーションで変えていくという発想は現実的だと思う。 ただ、著者のエピソードが多くて、ちょっと自分語りが長いなと感じる部分もあった。あと、言ってること自体はわりとオーソドックスで、目新しいテクニックがあるかと言われると微妙。でもそれが55歳以降の時間術としてパッケージされてるのが価値なんだと思う。 読み終わって、まずメールチェックの回数を減らすことと、来月の飲み会を2つ断ることから始めてみようと思った。小さいことだけど、自分の時間を取り戻す第一歩にはなるかなと。

57歳 メーカー管理職

この本で学べること

時間の「密度(質)」を高める

大人の時間術では効率やタイパを追い求めるのではなく、限られた時間の密度を高めることが重要。ムダを捨て、その分だけ仕事の質を上げることで、学びや趣味、健康維持にも時間を回せるようになる。

「捨てる・始める・大事にする」の3原則

本書の核心となる行動原則。不要な付き合いや習慣を思い切って捨て、新しい学びや挑戦を始め、本当に大切な人や時間を大事にする。この3つのバランスが55歳以降の時間の質を決める。

仕事時間の段階的な縮小計画

60歳で5時間、70歳で3時間」という具体的な仕事時間の目安を設定し、定年に向けて段階的に働き方を変えていく。いきなりゼロにするのではなく、グラデーションで移行する現実的なアプローチ。

人間関係の整理と「断り術」

「友だちは3人いればいい」「55歳からは会社の人とはつき合わないと決める」など、人間関係を積極的に整理することで自分の時間を守る。人間関係の「整理ノート」を作成する方法も紹介されている。

人生のゴールからの逆算思考

人生の最期から逆算して、今やるべきことの優先順位を決める。「今を逃したらできる可能性が低くなるもの」から取り組むことで、後悔のない時間の使い方が実現できる。

本の目次

  1. 1第1章 55歳から!人生が楽しくなる時間術
  2. 2第2章 時間を無駄にしない!心がラクになる人間関係
  3. 3第3章 時間を上手に使う人がやっている学び直し
  4. 4第4章 時は有限!10年後を見据えた仕事術
  5. 5第5章 自分時間を大切に!家族関係のリスクマネジメント術

良い点・気になる点

良い点

  • 55歳以降という明確なターゲットに絞った時間術の本は珍しく、該当世代には刺さる内容が多い
  • 著者自身の経営者経験に基づいた実践的なアドバイスで説得力がある
  • 時間術だけでなく人間関係・学び直し・家族関係まで幅広くカバーしている
  • 「60歳で5時間、70歳で3時間」など具体的な数値目標が行動に移しやすい

気になる点

  • 著者の個人的なエピソードが多く、自分語りが長いと感じる読者もいる
  • 提案されている時間術自体はオーソドックスで、目新しさには欠ける
  • 著者の成功体験がベースのため、一般的な会社員にはそのまま適用しにくい部分もある

みんなの評判・口コミ

のり

ソリューション営業

★★★★4.0

30代の自分にはまだ早いかなと思ったけど、親世代に薦めたくなる本だった。「友だちは3人でいい」とか「会社の人とはつき合わないと決める」とか、父親に聞かせたい話ばかり。人間関係の整理術は世代問わず参考になる部分もあった。時間術というより人生設計の本に近い印象。

R
R

エンジニア

★★★☆☆3.0

エンジニア視点だと時間管理の具体的なテクニックをもっと期待してたけど、どちらかというと心構えやマインドセットの話が中心。メールチェック1日3回とかは普通に実践できるけど、それ以外は55歳以上向けの内容なので20代の自分にはピンとこなかった。著者の体験談が多めなのは好み分かれそう。

m
mai

データアナリスト

★★★★4.0

データアナリストとして効率重視で生きてきたけど、この本の「効率よりも密度」というメッセージは新鮮だった。人生のゴールから逆算するという考え方はプロジェクト管理にも通じるものがある。ただ、著者の成功体験に寄りすぎてる部分があって、一般化しにくいアドバイスもちらほら。

s
sho

メーカー営業

★★★3.5

営業の移動時間に読了。読みやすくてサクサク読める。内容としては定年前後の世代向けで、正直20代の自分には響かない部分も多い。ただ「断り術」とか「空白の予定を入れる」とかは営業職でも使えるヒントだった。シリーズ累計18万部なのは納得の読みやすさ。

著者について

こんな人におすすめ

定年前後で時間の使い方に悩んでいる人

55歳から定年後までの時間の使い方を段階的に提案しており、漠然とした不安を具体的な行動計画に変えてくれる。

人間関係の整理をしたいミドル・シニア世代

惰性で続けている付き合いを見直し、本当に大切な人との関係に集中するための考え方と実践法が学べる。

セカンドキャリアや学び直しを考えている人

「3カ月で取れる資格」や「道楽ビジネス」など、50代からの新しい挑戦の始め方が具体的に紹介されている。

仕事に追われて自分の時間が取れない管理職

メールチェックの回数削減や断り術など、すぐに実践できる時間確保のテクニックが詰まっている。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
AI分析でわかった トップ5%社員の時間術越川 慎司初心者★★★★ 4.0¥1,650
50代から人生でやりたかったこと「全回収」 名著30冊から学んで実践した、今日からできるライフハックはっちゃん初心者★★★★★ 4.5¥1,760
残された時間の使い方佐藤優初心者★★★★ 4.0¥1,760

よくある質問

Q. 『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』はどんな人向けの本ですか?
A. 主に50代以降のビジネスパーソンや定年前後の方を対象としています。時間管理のテクニックだけでなく、人間関係の整理や学び直し、家族関係まで幅広くカバーしており、残りの人生をどう充実させるかを考えたい方に向いています。
Q. 『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』の「密度」とは何ですか?
A. 本書では、大人の時間術において「効率」よりも「密度(質)」が大事だと説いています。限られた時間のなかで、ムダを省いて本当にやりたいことに集中することで、時間の質を高めるという考え方です。
Q. 『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』は若い世代が読んでも参考になりますか?
A. メールチェックの回数制限や断り術など、世代を問わず使える時間管理テクニックも含まれています。ただし、内容の大半は55歳以降の人生設計に特化しているため、若い世代にとっては親世代への理解を深める本として読むのも一つの方法です。
Q. 『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』のシリーズ前作との違いは?
A. 前作『やりたいことを全部やる!時間術』が幅広い世代向けだったのに対し、本書は55歳以降に特化しています。定年後の仕事時間の段階的縮小や家族関係のリスクマネジメントなど、シニア世代ならではのテーマが追加されています。
Q. 『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』で紹介されている「断り術」とは?
A. 惰性で続けている飲み会や付き合いを上手に断ることで、自分の時間を守るテクニックです。著者は「55歳からは会社の人とはつき合わないと決める」など、思い切った人間関係の整理を提案しています。
Q. 『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』の「仕事は60歳で5時間、70歳で3時間」とはどういう意味ですか?
A. 定年に向けて仕事時間を段階的に減らしていくという考え方です。いきなり仕事をゼロにするのではなく、60歳で1日5時間、70歳で3時間とグラデーションで移行することで、無理なくセカンドライフへ移行できるとしています。

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