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民泊ビジネスのための手続【届出・登録・許可申請】と書式実践マニュアル (事業者必携)
中級者副業

【要約・書評】『民泊ビジネスのための手続【届出・登録・許可申請】と書式実践マニュアル (事業者必携)』の評判・おすすめポイント

服部 真和|||0ページ

★★★★4.0
(4件)

この本を一言で言うと

住宅宿泊事業届出から旅館業許可申請まで——民泊ビジネスに必要な行政手続きと書式を1冊に集約した実務マニュアル

この本の概要

民泊ビジネスを始めるとき、最初に立ちはだかるのが行政手続きの壁だ。住宅宿泊事業法(民泊新法)の届出、住宅宿泊管理業者の登録、旅館業法にもとづく許可申請——制度が複数あって、どのルートで何を出せばいいのかがわかりにくい。本書はその3つの手続きを1冊にまとめ、必要書類の書き方から提出先までを体系的に解説している。 著者の服部真和氏は京都を拠点とする行政書士で、民泊地域支援アドバイザーとしての実務経験も豊富。京都市からの要請で事業者と地域住民の調和にも関わってきた人物だ。机上の法律解説ではなく、実際に手続きを回してきた現場感覚がベースにある。 本書の大きな特徴は、東京方式と大阪方式の両方にもとづいた申請書式サンプルを掲載している点だ。旅館業の許可申請は自治体ごとに書式や運用が異なるため、ニーズの高い2都市のフォーマットをカバーしていることは実務上の助けになる。消防法関係の届出や、近隣トラブル防止のための建築基準法改正にも対応しており、手続き全体を漏れなく押さえられる構成になっている。 240ページという分量は実務マニュアルとしてちょうどよく、辞書的に引ける作りだ。住宅宿泊管理契約書のひな形や民泊制度運営システムのオンライン手続きにも触れており、届出後の運営フェーズまでフォローしている。法改正前の情報が含まれる点には注意が必要だが、手続きの全体像をつかむための基本書としての価値は変わらない。

手続きの全体像がやっとつかめた

民泊やりたいなと思い始めてからずっと、何の届出が必要で、どこに出すのかがさっぱりわからなかった。ネットで調べると住宅宿泊事業法だの旅館業法だの出てくるけど、どっちが自分に当てはまるのかもよくわからない。行政書士に丸投げすれば楽なんだろうけど、費用もかかるし、まず自分で全体像を把握したかった。そもそも不動産投資のほうは本を何冊か読んで始められたのに、民泊になった途端に法律用語のオンパレードで心が折れかけていた。誰かに聞こうにも何を聞けばいいかすらわからない状態だった。 この本は届出・登録・許可申請の3ルートを1冊で整理してくれているのがありがたい。どの制度がどういう事業者向けで、何を準備すればいいのかが順番に書いてある。正直、法律の本って読むのしんどいタイプなんだけど、書式サンプルがあるから「こう書けばいいのか」ってイメージがつかめる。章ごとに手続きが分かれているので、自分に関係あるところだけ拾い読みできるのも助かった。 個人的に助かったのは消防法まわりの届出にも触れているところ。民泊の手続きって宿泊事業の届出だけじゃなくて、消防設備の設置届とか防火管理者の届出とかもあるらしい。そこをスルーしてる本が多いなかで、一通り書いてあるのは安心感がある。実際に物件を契約してから「消防の届出も必要です」と言われてパニックになるケースもあるみたいだし、先に知れてよかった。 東京方式と大阪方式の両方の書式サンプルが載っているのも特徴的。自分は東京で考えてるからそっちだけ見ればいいんだけど、自治体によって書式が違うっていう事実自体、この本読むまで知らなかった。これ知らずに進めてたら詰んでたかもしれない。ただし東京・大阪以外の地域の人は、自分の自治体の窓口で様式を別途確認する必要がある。 ただ2020年の本なので、その後の法改正や条例変更に対応していない部分があるのは注意。特にコロナ以降に自治体の運用が変わったところもあるだろうし、最新の情報は別途確認が必要。あくまで手続きの骨格を理解するための本として読むのがいい。 全体として、民泊の行政手続きに特化した本ってあんまりないから貴重だと思う。開業を真剣に考えてる人は、最初にこれで全体像つかんでから、自分のエリアの具体的な要件を調べていく——という使い方が合ってると思う。辞書みたいに手元に置いておける1冊だと思う。

30代後半・会社員。副業で不動産投資を始めたばかりで、次のステップとして民泊運営を考えている。法律系の本は苦手。

この本で学べること

3つの行政手続きを1冊に集約

住宅宿泊事業の届出、住宅宿泊管理業者の登録、旅館業の許可申請という民泊ビジネスに関わる3つの主要手続きを体系的にまとめている。どのルートが自分に合うか比較しながら読める構成。

東京方式・大阪方式の申請書式サンプル付き

旅館業の許可申請は自治体ごとに書式や運用が異なる。ニーズの高い東京と大阪の2方式にもとづいた記載例を掲載しており、実際の申請書類作成のイメージがつかめる。

消防法・建築基準法にも対応

宿泊事業の届出だけでなく、消防設備の設置届や防火管理者の届出など消防法関連の手続きもカバー。建築基準法改正への対応も含め、手続きの抜け漏れを防げる。

現場経験にもとづく実務的な解説

著者は京都市の民泊地域支援アドバイザーも務めた行政書士。多数の民泊案件を手がけてきた実務経験がベースにあり、教科書的な法律解説にとどまらない。

本の目次

  1. 1第1章 住宅宿泊事業法の手続きと書式
  2. 2第2章 住宅宿泊管理業の手続きと書式
  3. 3第3章 旅館業許可申請の手続きと書式
  4. 4第4章 消防法関係の届出と設備
  5. 5第5章 その他、住宅宿泊事業運営上の書式

良い点・気になる点

良い点

  • 届出・登録・許可申請の3ルートを1冊で比較・理解できる網羅性
  • 東京方式・大阪方式の申請書式サンプルで実際の記入イメージがわかる
  • 消防法や建築基準法など周辺手続きまでカバーしている
  • 民泊地域支援アドバイザー経験者による実務視点の解説

気になる点

  • 2020年1月刊行のため、コロナ以降の法改正や自治体の運用変更に未対応
  • 東京・大阪以外の自治体の書式については個別調査が必要
  • 民泊の収益性やマーケティングなど経営面の情報は含まれない

みんなの評判・口コミ

k
ken

不動産営業

★★★3.5

不動産投資の延長で民泊を検討していて手に取った。届出と許可申請の違いすらちゃんと理解してなかったので、3つの制度を並べて解説してくれるのは助かる。ただ投資目線での収益シミュレーションとかはないので、あくまで手続きの本。法改正もあるから最新情報は別で確認が必要で、そこがちょっとマイナス。手続きの骨格をつかむには悪くない。

りん

会社員

★★★★4.0

会社で民泊関連の経理処理を任されて、事業の仕組みを理解するために読んだ。届出と登録と許可の違いが整理されていて、どのタイミングでどんな書類が発生するのかが見えてきた。書式サンプルが具体的なので、経理の立場からも「この手続きにはこの費用がかかる」みたいな紐付けがしやすい。専門外の人間でも読み進められる丁寧さがある。

のり

ソリューション営業

★★★★4.5

営業先で民泊オーナーが増えてきたので勉強用に購入。手続き系の本にありがちな無味乾燥さが少なくて、著者の実務経験が随所に出ている印象。東京方式と大阪方式で書式が違うという話は初めて知ったし、消防法まわりまでカバーしてるのは他の民泊本にはない強みだと思う。お客さんとの会話で「届出と許可って何が違うんですか」に答えられるようになった。

R
R

エンジニア

★★★★4.0

プロジェクトで宿泊施設の開業支援に関わることになり、手続きの全体像を押さえるために読んだ。3つの制度を横断的にまとめた本は意外と少ないので重宝する。書式サンプルがあるおかげで、手続きの所要期間や必要リソースの見積もりにも使えた。ただ2020年刊行なので条例や運用面は最新確認が前提。手続きのフレームワークとして手元に置いておく使い方が合ってる。

著者について

こんな人におすすめ

民泊ビジネスの開業を検討しているオーナー

住宅宿泊事業の届出から旅館業の許可申請まで、自分に合った制度とその手続きの全体像を把握できる。

行政手続きを自分で進めたい事業者

行政書士に依頼する前に手続きの流れと必要書類を理解しておきたい人に。書式サンプルで記入イメージがつかめる。

民泊案件を扱う士業・コンサルタント

行政書士や不動産コンサルタントなど、顧客の民泊開業を支援する立場の人が手続き知識を体系的に整理するのに使える。

不動産投資の次のステップとして民泊を考えている投資家

収益物件の活用方法として民泊を検討する際、法的手続きのハードルを事前に把握できる。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
サラリーマンの最強副業! 誰でもできる民泊の教科書決定版長坂創太初心者★★★★★ 4.5¥1,760
民泊1年生の教科書――未経験、副業でもできる! (単行本)ぽんこつ鳩子初心者★★★★★ 4.5¥1,870
いちばんやさしく教える 民泊の始め方坂本貴洋初心者★★★★★ 4.5¥1,760

よくある質問

Q. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』はどんな人向けの本ですか?
A. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』は、民泊ビジネスの開業を検討している事業者・オーナーや、行政手続きを自分で行いたい方向けです。住宅宿泊事業の届出、管理業者の登録、旅館業の許可申請という3つの手続きを1冊でカバーしています。
Q. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』に申請書類のサンプルは載っていますか?
A. はい、『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』には旅館業の許可申請について東京方式と大阪方式にもとづいた書式サンプルが掲載されています。実際の記入方法をイメージしながら準備を進められます。
Q. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』は民泊新法(住宅宿泊事業法)に対応していますか?
A. はい、『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』は住宅宿泊事業法にもとづく届出手続きを中心に解説しています。加えて住宅宿泊管理業者の登録や旅館業法の許可申請もカバーしています。
Q. 消防法関連の手続きも解説されていますか?
A. はい、『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』では消防設備の設置届や防火管理者の届出など、宿泊事業に必要な消防法関連の手続きにも触れています。民泊の行政手続きは宿泊事業の届出だけでは完結しないため、この点が本書の強みです。
Q. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』の情報は最新ですか?
A. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』は2020年1月刊行のため、その後の法改正や自治体の条例・運用変更には対応していません。手続きの全体構造を理解する基本書として活用し、最新の要件は各自治体の窓口やウェブサイトで確認することをおすすめします。
Q. 民泊の収益性や経営ノウハウも書かれていますか?
A. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』は行政手続きと書式に特化した実務マニュアルです。収益シミュレーション、集客方法、運営ノウハウといった経営面の内容は含まれていないため、別の書籍で補完する必要があります。
Q. 著者の服部真和氏はどんな経歴の方ですか?
A. 『民泊ビジネスのための手続と書式実践マニュアル』の著者・服部真和氏は京都を拠点とする行政書士で、京都府行政書士会の副会長も務めた人物です。京都市の民泊地域支援アドバイザーとして事業者と地域住民の調和にも関わっており、民泊手続きの実務経験が豊富です。

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