Shelfy
私らしさの教科書 〜ごきげんに生きて、理想の未来を育てる方法〜

【要約・書評】『私らしさの教科書 〜ごきげんに生きて、理想の未来を育てる方法〜』の評判・おすすめポイント

宮本 佳実|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

手取り15万円の高卒会社員から年商1億円超の起業家へと転身した著者が、「ごきげん」を羅針盤に自分らしさを取り戻し、理想の未来を育てていく実践メソッドを伝える——自分探しをやめたい人のための「私らしさ」の教科書。

この本の概要

本書は、ワークライフスタイリスト(R)の創始者であり累計35万部の著書を持つ宮本佳実が、「私らしさ」と「ごきげん」を軸に、自分の理想の人生を手に入れるための方法を体系的にまとめた一冊です。高卒・手取り15万円の会社員だった著者が、生まれ・環境・才能・容姿のすべてに不満を抱えていた日々からどうやって抜け出し、年収1000万円を超える起業家になったのか。その変化の起点にあったのが「ごきげん」という、一見シンプルな概念でした。 著者が定義する「ごきげん」は、ただ機嫌がいい状態のことではありません。自分らしく生きているかどうかを測るバロメーターです。特別なスキルを身につけたり資格を取ったりする必要はなく、自分の気分が上がる選択を一つずつ積み重ねることで、本来の「私」に戻っていける。仕事でもお金でも人間関係でも、「私の気分が上がるほう、それが正解でいい」というシンプルな判断基準が、結果的に人生を大きく動かす原動力になると本書は説きます。 大きな特長は、書くことで自分を掘り下げる10個のWORK(ワーク)が組み込まれている点です。読むだけで終わらず、実際に手を動かしながら「好きなこと」「強み」「価値観」を棚卸しし、自分だけの軸を言葉にしていくプロセスが用意されています。365日使えるごきげんtipsや、不安・行き詰まりから抜け出すためのマインドセットも収録されており、読み物としてだけでなく実践書としての完成度が高い構成です。 全5章構成で、「ごきげん」の基本概念からスタートし、自分のごきげんを知って整える方法、日常に落とし込むレッスン、迷いや不安への向き合い方、そして「ごきげん力」を安定させる総仕上げへと段階的に進みます。自分探しに疲れた人が「もう探さなくていいんだ」と肩の力を抜ける、そんな安心感のある一冊です。

「ごきげん」って言葉、最初はちょっと軽く感じたけど——読み終わったら、自分に戻れた気がした

正直に言うと、この本のタイトルを初めて見たとき「ごきげんに生きて〜って、ちょっとふわっとしすぎじゃない?」って思いました。私はフリーランスでデザインの仕事をしていて、納期に追われて夜中まで作業する日もあれば、子どもの急な発熱でスケジュールが全部吹き飛ぶ日もある。「ごきげんでいましょう」なんて言われても、そんな余裕ないんですけど、というのが正直な感想でした。 でも読み進めていくうちに、この本の「ごきげん」って、単にニコニコしていましょうという話じゃなかったんです。宮本佳実さんが言う「ごきげん」は、自分らしさのバロメーター。つまり「今の私、ちゃんと自分に正直に生きてる?」って確かめるためのセンサーみたいなもので。不機嫌やモヤモヤは「自分からズレてるよ」っていうサインなんだと。これ、地味にハッとさせられました。 一番刺さったのは、「何かを足すのではなく、私に戻るだけでいい」という考え方。フリーランスになってからずっと「もっとスキルを磨かなきゃ」「デザインのトレンドについていかなきゃ」「SNSも頑張らなきゃ」って、足す・足す・足す、ばっかりだったんですよ。でも本当に必要だったのは、そもそも自分が何を好きで、何にワクワクするのかを思い出すことだった。そう気づいたとき、ちょっと泣きそうになりました。 10個のWORKも実際にやってみたんですが、自分のことを聞かれてすぐ答えられない自分にびっくりしました。「好きなことは?」って聞かれて、子どもの好きな遊びはスラスラ出てくるのに、自分の好きなことが出てこない。でもワークを一つずつやっていくと、忘れていた「好き」がぽろぽろ出てきて、それが言葉になっていく感覚がすごく心地よかったです。 宮本さん自身が高卒・手取り15万円から始まった人だから、きれいごとじゃない説得力がある。キラキラした成功者の自慢話ではなく、泥臭く試行錯誤してきた人の言葉だから、素直に入ってくるんですよね。365日のごきげんtipsも「これならできる」って思えるものばかりで、忙しいワーママにこそ手に取ってほしい。 一つだけ言うなら、後半の「ごきげん力の安定化」のパートはもう少し具体的なエピソードがほしかったかな。ちょっと抽象的に感じる部分がありました。でも全体としては、自分探しに疲れた人がホッとできる本。「私のままでいいんだ」って言葉、これまでも色んな本で見てきたけど、この本で初めて腹落ちした気がします。迷ったときにまた開きたい、本棚のレギュラーメンバーになりそうな一冊です。

30代女性・フリーランスデザイナー、子育てと仕事の両立に悩みながらも自分らしい働き方を模索中

この本で学べること

「ごきげん」は私らしさのバロメーター

著者は「ごきげん」を単なる気分のよさではなく、自分らしく生きているかどうかを測るセンサーとして定義しています。ごきげんでいられる状態は本来の自分に近い証拠であり、逆に不機嫌やモヤモヤは「今、自分からズレている」というサイン。この再定義によって、日常の気分の揺れが自己理解のヒントに変わります。

足し算ではなく「私に戻る」という発想

スキルアップや資格取得といった「足して自分を変える」アプローチとは真逆の方法論を提案しています。本来の自分に戻る——つまり自分の好きなこと・心地よいことを思い出し、それを選び続けるだけで人生は動き出すという引き算の考え方。自己啓発疲れの読者ほど響くメッセージです。

10個のWORKで「好き」と「強み」を言語化

読んで終わりにさせない、書くことで自分を発見する10個のワークが用意されています。好きなこと・得意なこと・価値観を一つずつ書き出して棚卸ししていくプロセスを通じて、漠然としていた「私らしさ」が具体的な言葉になり、行動の軸として使えるようになります。

迷いや不安との付き合い方も網羅

「ごきげん」を実践していても不安や迷いはゼロにならない——その前提に立ったうえで、行き詰まりから「するりと抜け出す」考え方を第4章で丁寧に解説しています。完璧を目指さず、「何度でも自分に戻ってこられる」というメッセージが、挑戦への心理的ハードルを下げてくれます。

365日使える「ごきげん」の実践tips

日常のなかで「ごきげん」を育てるための具体的で小さなアクション集が収録されています。劇的な変化や大きな決断を求めるのではなく、毎日の小さな選択を「自分が喜ぶほう」に切り替えていくことで、無理なく持続できる変化を生み出すアプローチです。

本の目次

  1. 1はじめに――あなたのその夢、「私らしさ」で、叶います
  2. 2第1章 「私らしさ」の鍵は「ごきげん」でした ―「ごきげん」をはじめた人から、人生を変えられる―
  3. 3第2章 私の「ごきげん」を知って整えよう ―「私」の気分が上がるほう、それが"正解"でいい―
  4. 4第3章 「私らしさ」を育てる「ごきげん」レッスン ―"私"を喜ばせる選択をひとつずつ。365日ごきげんtips―
  5. 5第4章 不安や行き詰まりも、するりと抜け出す! ―迷っても大丈夫。"私"は何度でも戻ってこられる―
  6. 6第5章 「ごきげん力」の安定化で総仕上げ ―バランス感覚を鍛えよう―
  7. 7おわりに――「私のままで」が、一番うまくいく

良い点・気になる点

良い点

  • 10個の書き込みワーク付きで、読むだけでなく実践的に自分を掘り下げられる
  • 著者自身の手取り15万円からの実体験に基づいており、机上の空論ではない説得力がある
  • 「足し算ではなく引き算」という逆転の発想が、自己啓発疲れの読者にも響きやすい
  • 文章がやさしく読みやすいので、普段本を読まない人でも挫折しにくい

気になる点

  • 女性向けのトーンが強いため、男性読者はやや入り込みにくい場面がある
  • 具体的なビジネス戦略やスキルアップの方法を求める読者には物足りない可能性がある
  • 後半の「ごきげん力の安定化」パートはやや抽象的で、もう少し具体例がほしい

みんなの評判・口コミ

h
hrkds

IT企業勤務

★★★★4.5

スタートアップで企画職をやっていると、毎日が「足りない」の連続なんですよね。スキルも経験も人脈も。そういう焦りの中でこの本を手に取ったんですが、「足さなくていい、戻ればいい」という発想にガツンとやられました。10個のワークを週末にまとめてやってみたら、自分が本当に好きだと感じることと、周囲に合わせて好きだと思い込んでいたことの違いがはっきり見えてきて驚きました。著者の高卒・手取り15万円からのストーリーにもリアリティがあって一気読みできます。欲を言えば、ワーク後の具体的なアクションプランまで踏み込んでくれたら、さらに動き出しやすかったかなと。

m
miku

Webマーケター

★★★★★5.0

フリーランスのライターを始めて3年。ずっと「自分に何が向いているんだろう」って考え続けて、自己分析の本もかなり読んできました。でもこの本の「ごきげんは私らしさのバロメーター」という切り口は初めてで、読んだ瞬間にストンと腑に落ちたんです。ワークで書き出していくプロセスが特によくて、頭の中でグルグルしていたものが紙の上に整理されていく感覚が心地よかった。宮本さんの文章って、温かいんだけど甘やかさない絶妙なトーンで、読後に「よし、まず一つやってみよう」と思えます。自分探しの最後に読む本として、ちょうどよい一冊でした。

こーた

マーケター

★★★★4.5

1歳と4歳を育てながら時短勤務で働いています。毎日バタバタで、自分のことなんて考える暇もなかったんですが、この本を読んで「まず自分をごきげんにすることって、わがままじゃないんだ」と思えるようになりました。365日のごきげんtipsは、5分でできるものも多くて現実的。著者が高卒から起業して成功したエピソードは素直にすごいと思ったし、「特別な才能がなくても大丈夫」という言葉に何度も励まされました。子どもを寝かしつけた後の30分で少しずつ読み進めましたが、その時間自体がごきげんタイムになっていた気がします。

a
ao

フリーランスデザイナー

★★★★4.0

SNSマーケティングの仕事柄、毎日大量の他人の発信を見ているので、無意識のうちに自分と比較して落ち込むことが多くて。この本の「私の気分が上がるほう、それが正解でいい」というフレーズには本当に助けられました。ワークの設計もシンプルで取り組みやすいです。ただ正直なところ、著者のメインターゲットは女性の起業志望者という印象が強めで、会社員としてキャリアを続けたい自分にはそのまま当てはめにくい部分もありました。とはいえ「ごきげんをバロメーターにする」という考え方自体は性別も立場も関係なく使えるので、自分なりにカスタマイズして日々の判断基準に取り入れています。

著者について

こんな人におすすめ

自分らしい生き方を模索中の20〜30代女性

「本当にやりたいこと」がわからず自分探しを繰り返している方に、ごきげんを軸にした新しい自己理解の方法を提供します。

自己啓発書に疲れを感じている人

「もっと頑張れ」式の自己啓発に違和感がある方に、足し算ではなく引き算で自分に戻るという新鮮なアプローチを届けます。

好きなことを仕事にしたい会社員

著者自身が会社員から起業した経験を持つため、現在の仕事に不満を感じながらも一歩を踏み出せない方の背中を押してくれます。

仕事と家庭の両立に悩むワーキングマザー

日々の忙しさの中でも取り入れやすい「ごきげんtips」が豊富に紹介されており、自分を後回しにしがちな方のセルフケアに役立ちます。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
自分を知る練習 人生から不安が消える魔法の自己分析土谷愛初心者★★★★★ 4.5¥1,530
自分に自信が持てません 生きづらさがほどける50の言葉いれぶん初心者★★★★★ 4.5¥1,760
みんなが幸せになる引き寄せの新法則近藤 純初心者★★★★★ 4.5¥1,584

よくある質問

Q. 『私らしさの教科書』はどんな内容の本ですか?
A. 『私らしさの教科書』は、ワークライフスタイリスト(R)創始者の宮本佳実さんが、「ごきげん」を軸に自分らしさを見つけ、仕事・お金・人間関係を好転させる方法を解説した実践書です。10個の書き込みワーク付きで、読みながら自分の好きや強みを言語化していくことができます。
Q. 『私らしさの教科書』の著者・宮本佳実さんはどんな人ですか?
A. 宮本佳実さんは1981年生まれ、愛知県出身の作家・起業家です。高卒で手取り15万円の会社員からパーソナルスタイリストとして独立し、現在は著書累計35万部を超えるベストセラー作家として活動しています。『私らしさの教科書』は「好きなことを仕事にする」をテーマにした19冊目の著書にあたります。
Q. 『私らしさの教科書』は男性にも役立ちますか?
A. 『私らしさの教科書』は女性向けに書かれている部分が多いですが、「ごきげんをバロメーターにする」「足し算ではなく引き算で自分に戻る」といった核心的なメソッドは性別を問わず活用できます。自分らしい働き方・生き方を見つけたい方であれば、男性にもおすすめです。
Q. 『私らしさの教科書』のワーク(書き込み式)はどんな内容ですか?
A. 『私らしさの教科書』には全10個のワークが収録されています。自分の好きなこと・得意なこと・価値観を書き出して棚卸ししていく構成で、実際に書くことで漠然とした「私らしさ」が言葉になり、具体的な行動につなげやすくなります。
Q. 『私らしさの教科書』は起業したい人向けの本ですか?
A. 『私らしさの教科書』は起業に特化した本ではありません。「自分らしくごきげんに生きる」ための考え方を幅広く提案しているため、会社員・フリーランス・主婦など立場を問わず活用できます。ただし著者の体験談には起業エピソードが含まれるため、起業を考えている方にはより親近感が湧くでしょう。
Q. 『私らしさの教科書』と宮本佳実さんの他の著書との違いは何ですか?
A. 『私らしさの教科書』は「ごきげん」と「私らしさ」の関係を体系的にまとめた集大成的な位置づけです。これまでの著書では起業・お金・引き寄せなど個別テーマを扱っていましたが、『私らしさの教科書』ではそれらすべての土台となる「自分らしさの見つけ方」に焦点を当てています。

習慣化テンプレート

目標達成のための習慣化シートを無料でダウンロード

※ 登録いただいたメールアドレスは資料送付にのみ使用します