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自分に自信が持てません 生きづらさがほどける50の言葉

【要約・書評】『自分に自信が持てません 生きづらさがほどける50の言葉』の評判・おすすめポイント

いれぶん|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

SNS総フォロワー15万人の塾長・いれぶんが、自信を持てない人の「あるある」を50の言葉に凝縮した一冊——自信がないまま動いていい、と気づかせてくれる。

この本の概要

「自信がないのって、自分だけなんじゃないか」——そんな気持ちを抱えながら毎日を送っている人は、思っているより多い。本書はSNS総フォロワー15万人を誇る「いれぶん塾」塾長・いれぶんが、3000人超の塾生から集まったリアルな悩みをもとに、自信を持てない人の「あるある」を50のテーマに凝縮した言葉集だ。各テーマは「悩み→解説→言葉」という課題解決型の流れで組まれており、1テーマ1〜2分で読み切れるコンパクトさが際立っている。 著者が一貫して伝えるのは、「今の自分なんて気にしなくていい」というメッセージだ。自信がないことをネガティブに捉えるのではなく、「誰でも持っている感覚」として受け入れることを出発点に置く。「1年あれば人は別人になれる」という言葉が象徴するように、現在地を責めるよりも、そこから何をどう積み重ねるかにフォーカスする思考法が全編を通じて息づいている。著者自身、43歳でどん底からSNS発信を始めた経験を持つだけに、言葉の一つひとつに妙なリアリティと体温がある。 50の言葉は5章に分けて収録されており、「失敗が怖い」「比べてしまう」「やりたいことがわからない」「人間関係がしんどい」「自分の居場所が見つからない」といった、現代人が直面しやすい生きづらさをまんべんなく拾い上げている。「特効薬じゃなく、よく効く湿布みたいな本」と読者に評されるように、無理やり前向きにさせようとするのではなく、座り込んでいる人の隣にそっと腰を下ろしてくれるような寄り添い方こそが本書の真骨頂だ。 活字が苦手な人は50の「大きな言葉」を眺めるだけでも十分に心が整い、活字好きな人は各言葉の背後にある考え方をじっくり噛みしめられる。二層構造になっているから、読み手を選ばない。読んだ後に「自分と、もう少し仲良くできるかもしれない」という感覚を置いていってくれる——ふとした瞬間に手を伸ばしたくなる、お守りのような一冊だ。

「自信がない自分」を責めるのをやめたら、少し楽になった話

正直に言うと、この本を手に取ったとき、ちょっと身構えた。「自信を持て」系の本って、読んでいるあいだはテンションが上がるんだけど、読み終わった瞬間に「でも自分には無理だよな」ってなる、あの感じを何度も経験してきたから。だから今回も半信半疑のまま読み始めた。 ところが、いれぶんさんはそもそも「自信を持て」とは言ってこない。最初のページから「今の自分なんて気にしなくていい」と来る。え、それでいいの——って思った。自信を無理やり育てようとするんじゃなくて、「自信がないまま動いていいんだよ」というスタンスが最後まで一貫している。ページをめくるたびに、肩に入っていた力がじわじわほぐれていく感覚があった。久々にその感覚を味わった気がする。 構成が独特で、50のテーマそれぞれが「悩み→解説→言葉」の流れになっている。だから自分の今の状態に近い悩みのページだけ開いて読める。全部最初から読まなくていいのが地味にありがたかった。仕事でへこんだ日の夜、「比べてしまう」の章だけ開いてみる、みたいな使い方ができる。日記や手帳に近い感覚、と言ったほうが伝わるかもしれない。 特に刺さったのは、「頑張っているのに結果が出ない」というテーマのところ。「努力しても報われない日もある」という一文が、何の説教もなくただそっと書いてあるだけなのに、なぜか目が止まった。責められるんじゃなくて、認めてもらえた感じがしたのかもしれない。それまでずっと「なんで結果出せないんだ」と自分を詰めていたんだと、読んで初めて気づいた。 いれぶんさんは43歳でどん底を経験した人だ。投資の失敗で職場も家庭の信頼も全部失ったという。だからか、言葉に妙な軽さがない。「大丈夫、誰でもできるよ!」じゃなくて、「しんどいよね、でもこういう見方もあるよ」という距離感。隣に座って、静かに話しかけてくるような温度感がある。SNSで15万人のフォロワーがいるのも、この温度感が人を引きつけているからだと読んでみてわかった。 読後感は「これで自信がつく!」じゃなくて「自信がなくてもまあいいか」という感じ。これって、ある意味すごく健全な着地点だと思う。自信をつけることにこだわって疲れていた自分には、むしろちょうどよかった。本棚に差しておいて、ふとしたときに開きたくなる——そういう一冊だ。1年後の自分がどう変わっているか、少しだけ楽しみになってきた。

30代・会社員・自己肯定感が低め・本は月2〜3冊読む

この本で学べること

各テーマは等身大の悩みを入口に、考え方の解説を経て、背中を押す「言葉」で締めくくられる。1テーマ1〜2分で読み切れるため、忙しい日常のすき間にもさっと開ける。

本書の核心は、「自信をつけてから行動する」という順番を疑うことだ。自信がない状態を起点に、それでも小さく動き続けることで1年後の自分が変わるという考え方を一貫して説いている。

いれぶんは43歳で投資失敗・信用崩壊というどん底を経験し、そこからSNS発信で15万人のフォロワーを築いた。机上の理論ではなく実体験に根ざした言葉だからこそ、読者の胸にすっと入ってくる。

50の「大きな言葉(約30文字のフレーズ)」を眺めるだけでも心が整う仕掛けになっている。活字が好きな人はその背後にある解説まで深く読める、読む人を選ばない間口の広さが本書の強みだ。

全部を一気に通読するより、気持ちが落ち込んだとき・比べてしまうとき・挑戦が怖いときなど、今の自分の状態に近いページを開いて使うのが本書の正しい使い方といえる。

本の目次

  1. 1第1章 行動できない自分が嫌です――はじめの一歩が踏み出せないあなたへ
  2. 2第2章 自分に自信が持てません――比べること・評価されることが怖いあなたへ
  3. 3第3章 やりたいことがわかりません――目標も夢も見つからないあなたへ
  4. 4第4章 人間関係がしんどいです――気を使いすぎて疲れているあなたへ
  5. 5第5章 自分の居場所が見つかりません――どこにもなじめないと感じているあなたへ

良い点・気になる点

良い点

  • 1テーマ1〜2分で読めるコンパクトな構成で、読書が苦手な人にも完読しやすい
  • 「自信をつけろ」と押しつけず、自信がない状態をまず受け入れるスタンスが疲れた心に優しい
  • 著者自身の実体験に基づく言葉だからリアリティがあり、説教くさくない
  • 気分や悩みに合わせてページを開くお守り的な使い方ができ、長期的に手元に置きたくなる

気になる点

  • 自己啓発書を多数読み込んでいる人には、目新しさや論理的な深度が物足りなく感じる場合がある
  • 50のテーマを広くカバーしている分、各テーマの掘り下げは浅めで「もっと深く知りたい」と感じる章もある
  • 具体的なアクションプランより「考え方の転換」に重点が置かれているため、即効性を求める読者には合わないことがある

みんなの評判・口コミ

s
sho

メーカー営業

★★★★★5.0

営業をしていると「もっと自信を持て」と言われる場面が多くて、その言葉がずっとしんどかった。この本はそもそも「自信があるふりをしろ」とは言ってこない。自信がない状態を認めたうえで、それでも動いていいんだよ、というメッセージが全編にあって、読んでいるうちにすーっと肩の力が抜けていった。50のテーマのうち半分以上に「自分のことだ」と感じて線を引いた。仕事でへこんだ夜に、ちょっとだけ開いてリセットできる一冊として今も手元に置いている。月5冊読む中でも久々に「残しておきたい」と思えた本だった。

R
R

エンジニア

★★★★4.5

PMという仕事をしていると、チームメンバーが自信をなくしているときにどう声をかければいいか悩むことがある。この本を読んで、言葉がけのヒントをたくさんもらえた。著者は「隣に座って、そっと指を差してくれる」タイプの書き手で、説教にならない距離感の取り方がうまい。自分自身の「比べてしまう」「行動できない」という悩みにも刺さる章があった。ただ、論理的な裏付けや習慣づくりの具体的な方法は少ないので、そこを期待すると少し物足りないかもしれない。読書が苦手なメンバーへのプレゼントにも使えそうだと思っている。

こーた

マーケター

★★★★4.0

SNSでいれぶんさんをフォローしていて、ちょうど「自信が持てない」と感じていた時期に出たので即購入した。内容はSNS投稿をより深く掘り下げた印象で、知っている話も多かったけど、紙でまとめて読むと改めて心にしみてくるものがある。「1年あれば人は別人になれる」という実体験ベースの言葉は、何度聞いても信じさせてくれる不思議な説得力がある。読み切るのに1時間もかからないコンパクトさが逆に好印象で、落ち込んだときに繰り返し開けるお守りとして手元に置いておくつもりだ。

m
miku

Webマーケター

★★★★★5.0

未経験からエンジニアに転職してしばらく経つけど、まだ自信を持てない日が続いていて手に取った。「失敗が怖い」「比べてしまう」の章が特に刺さって、読みながら何度も「これ、まさに自分のことじゃん」ってなった。いれぶんさんの言葉はきれいごとじゃなく、自分が転んで傷ついた経験から来ているのが伝わるから素直に受け取れる。50テーマそれぞれが短くまとまっているので、朝の通勤電車で1〜2テーマずつ読むのがちょうどいいペースだった。読み終わった後に「自分のことを少しだけ好きになれた気がする」という感覚があって、それが一番の収穫だと思う。

著者について

こんな人におすすめ

自己否定グセがある人

「どうせ自分なんて」が口癖になっている人に、自信がないことを責めずに受け入れる考え方を教えてくれる。

行動できずに悩んでいる人

やりたいことはあるのに最初の一歩が踏み出せない、という状態が続いている人の背中をそっと押してくれる。

読書が苦手・自己啓発書が続かない人

1テーマ1〜2分のコンパクトな構成で、通読せずとも気になるページから読めるため、本が苦手な人にも完読しやすい。

人間関係に疲れを感じている人

気を使いすぎて疲れる・人と比べてしまうといった対人関係の悩みにも章を割いており、共感から入れる内容になっている。

何度でも開けるお守り本を探している人

気分が落ちたときに該当ページだけ開けばリセットできる設計なので、本棚に置いておきたい長期的な相棒として使える。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
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よくある質問

Q. 『自分に自信が持てません』はどんな人に向いた本ですか?
A. 自己肯定感が低く「どうせ自分には無理」と感じがちな人、失敗が怖くて行動できない人、そして長い自己啓発書が続かない人に特に向いています。1テーマ1〜2分で読める構成のため、本が苦手な方でも無理なく読み進められます。
Q. 『自分に自信が持てません』を読むと自信がつきますか?
A. 「自信をつける」というよりも、「自信がない状態のままでも動いていい」という感覚を得られる本です。読後は自分を責めることが減り、現状を受け入れながら少しずつ前に進む気持ちになれたという読者が多いです。
Q. 著者のいれぶんとはどんな人物ですか?
A. 1977年岐阜県生まれ。23年間の会社員生活を経て、投資失敗や職場・家庭での信用失墜というどん底を経験。43歳で発信活動を開始し、SNS総フォロワー15万人超を達成。オンラインコミュニティ「いれぶん塾」は塾生・卒業生を含め3000人超に成長しています。
Q. 『自分に自信が持てません』は全部読む必要がありますか?
A. 全部を最初から読む必要はありません。5つの章・50のテーマは独立しているため、今の自分の悩みに近いページを開くだけでも十分効果があります。気分が落ちたときのお守りとして、気になるページだけつまみ読みする使い方が本書の正しい楽しみ方です。
Q. 『自分に自信が持てません』はどれくらいの時間で読めますか?
A. 1テーマあたり1〜2分で読めるため、全50テーマを通読しても1〜2時間程度です。通勤電車や休憩時間に少しずつ読み進められるコンパクトさが特徴です。
Q. Kindle版はありますか?
A. はい、Kindle版(電子書籍)も販売されており、価格は1,584円です。紙の本(1,760円)よりもやや安く購入できます。
Q. 『自分に自信が持てません』の内容は、他の自己啓発書と何が違いますか?
A. 多くの自己啓発書が「こうすれば自信がつく」というハウツーを提示するのに対し、『自分に自信が持てません』は「自信がない状態を受け入れることから始める」というスタンスが特徴的です。著者自身のどん底体験に基づく言葉は説教くさくなく、読者の隣に座るような温かさがあります。
Q. 『自分に自信が持てません』はプレゼントに向いていますか?
A. 読書が苦手な人でもすぐ読める構成で、内容が押しつけがましくないため、落ち込んでいる友人や自己肯定感で悩む人へのプレゼントとして好評です。ただし、相手が「自信がない」という点に敏感な場合はタイトルの渡し方に配慮が必要かもしれません。

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