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「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略

【要約・書評】『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略』の評判・おすすめポイント

古河 久人|||0ページ

★★★★4.0
(4件)

この本を一言で言うと

「食事」を戦略的に使って人と人をつなぐ具体的な技術を体系化——内向型でも50歳からでも実践できる、スーパーコネクターが磨き上げた会食・幹事・会話の全ノウハウ。

この本の概要

本書は、25年間で累計2万人以上と食事をしてきた「スーパーコネクター」古河久人氏による初の著書だ。著者は自他ともに認める内向型人間でありながら、「食」という誰もが自然と笑顔になれる場を軸に据えることで、政財界・学界・芸能・スポーツ界まで縦横無尽の人脈を構築してきた。しかも本格的な活動を始めたのは50歳から。「人脈づくりは若いうちにやるもの」という思い込みを、著者の経歴そのものが根底から覆してくれる。 本書が一貫して強調するのは、「食の力」は才能でも外向性でもなく、再現性のある技術と戦略によってもたらされるという点だ。超会話術・神ランチ術・3人会・幹事術・手土産術など、翌日からすぐ試せるノウハウが章ごとにきれいに整理されており、読み終えたその日から行動に移しやすい構成になっている。 特に「幹事」という役割に著者は強い光を当てている。幹事をやれば自動的に場の中心に立てる——この逆転の発想は、人見知りや口下手に悩む読者には刺さるはずだ。自分が主催者になることで「向こうから話しかけてもらえる仕組み」を作るという考え方は、従来の「コミュニケーション術」本とは明らかに一線を画す切り口である。 デジタル全盛の時代にあえて「食事」という対面接触を選ぶ理由として、著者は五感で共有する体験こそが信頼の土台をつくると説く。メールやSNSには代替できない「同じ食卓を囲む」という行為の本質的な価値を、豊富な実体験エピソードを交えながら丁寧に解説しており、読み物としての面白さも十分にある。

「また会いたい」と思わせる飯の使い方、俺には全然できてなかった

正直に言うと、この本を読む前の自分はかなりダメなタイプだった。お客さんとの会食も、上司に連れられていくか、たまに自分でセッティングしても「とりあえず近くの居酒屋でいいか」みたいなノリ。飲んで笑って、それで終わり。関係が深まったのかどうか、ぶっちゃけよくわかってなかった。 この本を手に取ったのは同僚が「すごいよこれ」って言ってたから。最初はどうせ「人脈大事!食事大事!」って当たり前のことしか書いてないんだろうと思ってた。でも読み始めたら全然違った。「幹事をやれば場の中心になれる」 って発想、これは本当に目から鱗だった。 自分、内向型とか口下手とはちょっと違うんだけど、幹事って「割を食う役回り」だとずっと思ってたんだよね。でも著者が言うには、幹事こそが最強のポジションなんだと。お礼を言いに来てくれる人が向こうから来る。全員と1対1で話す自然な機会ができる。店選びのセンスで「あいつ気が利く」って印象を残せる。そういう仕組みになってると言われると、「あ、自分、全然違う役割だと思い込んでたんだ」ってなる。 第4章の「誰と・どの店で・何を食べるか」の章も刺さった。ランチとディナーで使い分ける、個室とカウンターでは目的が違う、「場の設計」が関係構築の精度を決めるんだという話が腑に落ちた。今まで全部「同じ会食」として処理してたけど、目的によって全然変えるべきだったんだな、と素直に反省した。 特別付録の「手土産術」もよかった。営業的な観点だと、手土産って「持っていけばそれでいい」くらいにしか考えてなかった。でもここで紹介されてるやり方は、会話のネタと感情記憶を両立させるための技術として語られていて、格が違う。「渡し方」「タイミング」「話題のフック」まで設計するって発想が、そもそも自分になかった。 ただ、読みながらちょっと思ったのは、著者のスケール感がでかすぎて「俺がやっても同じにはならんよな」って感覚があったのは正直なところ。年間800人と会食するって、管理職でも普通の会社員には無理な話だし。でも著者自身も「全部やれとは言わない、使えるエッセンスだけでも」っていうスタンスなので、焦らず使えるところから取ればいい。その辺の押しつけがましさがないのは読んでいて気持ちよかった。 正直、自分が一番変わったのは「会食翌日のお礼メールの書き方」を意識し始めてからかもしれない。第3章に書いてある「72時間以内にエモい一言を添える」ってやつ、試したら返信率が明らかに上がった。小さいことなんだけど、これだけで関係性の温度感がぜんぜん違う。「あの人、丁寧だな」って印象って、積み重なるんだなと実感した。 営業職やってる人には特にオススメしたい。食事の場を「接待」じゃなく「関係構築の設計図」として見直すきっかけになる一冊だった。どこから読んでも使えるし、全部実行しなくていい。まず1個だけ試してみると、たぶん何かが変わる。

sho(ID=11)/ メーカー営業 / 20代 / 営業マネージャー

この本で学べること

「幹事」こそが最強のポジション

人見知りでも幹事を引き受けることで場の中心に自然に立てる仕組みが生まれる。全員と話す機会を自ら設計できるため、口下手でも人間関係が着実に広がっていく。

「3人会」が人脈を指数関数的に広げる

1対1でなく3人で食事することで、双方に新しいつながりが同時に生まれる。自分がAさんにBさんを紹介する形式の3人会は、双方から感謝され信頼が積み上がる最強のメソッドだ。

目的に合わせた「場の設計」が関係の深さを決める

ランチ・ディナー・個室・カウンターなど場の種類ごとに目的と使い方が異なる。初対面にはカウンター、深い話には個室、というように場の設計そのものが関係構築の精度を左右する。

お礼メール・SNSが「また会いたい」を生む

会食後72時間以内に感情を乗せたお礼メッセージを送ることで記憶の定着と好感度が一気に上がる。デジタルツールをフォローアップ用に使いこなす技術が具体的な文例とともに解説される。

手土産は「モノ」でなく「会話とエモーション」

渡すタイミング・話題のフック・地域性の活用など手土産を関係強化のツールとして設計する視点が紹介される。好感度が一段上がる選び方の具体例も豊富に掲載されている。

本の目次

  1. 1はじめに
  2. 2プロローグ 「食の力」で楽しく人間関係を広げよう
  3. 3第1章 典型的な「超内向型人間」の私でも、「食の力」で「最高の人脈」がつくれた!
  4. 4第2章 この「5つのステップ」で、人間関係はどんどん広がる!信頼関係も深まる!
  5. 5第3章 「また会いたい」と思わせる一流のお礼メール&SNS&名刺活用術
  6. 6第4章 ランチや個室・カウンターはどう使う?「誰と」「どの店で」「何を」食べるか「最高の会食術」
  7. 7第5章 「幹事」ができたら、人間関係は急拡大する!効果絶大の「超ラクラク幹事術」
  8. 8第6章 「内向型の人」でも会話が盛り上がる!あっという間に打ち解けられる!「スゴい会話術」
  9. 9特別付録① 好感度が爆上がりする!すごい手土産
  10. 10特別付録② 予約のとれない店を予約する奥義
  11. 11おわりに

良い点・気になる点

良い点

  • 内向型・口下手でも今日から実践できる具体的なノウハウが豊富
  • 「幹事術」「3人会」など他の人脈術本にない独自の切り口がある
  • 著者の実体験エピソードが豊富で読み物としても面白い
  • 章ごとにテーマが明確で必要な箇所だけ読み返しやすい

気になる点

  • 著者のスケール(年間800人と会食)が大きすぎて一般読者には現実感が薄い部分がある
  • 食事の戦略に特化しているため、リモートや非対面での人脈構築には応用しにくい
  • ノウハウが豊富すぎて、何から手をつけるべきか優先順位が判断しにくい

みんなの評判・口コミ

★★★★4.5

「幹事=損な役回り」だとずっと思ってたけど、著者の視点では全く逆。幹事こそが場を設計できる最強ポジションだという話には素直に納得した。お礼メール術は翌日から試してみたら、返信率と関係の温度感がはっきり変わった気がする。

★★★★4.0

どの店を選ぶか、個室かカウンターか、手土産の渡し方まで細かく書いてある。今まで何となくやってた会食を「設計」として捉え直せたのが大きかった。著者の実績がすごすぎてたまについていけなくなる感覚はあるけど、エッセンスだけ取り入れても十分すぎるくらい価値がある。

★★★3.5

内容は面白いし参考になる部分も多い。自分の仕事スタイルにそのまま全部は当てはまらない感じはするが、3人会の発想は新鮮だったし、手土産術は早速実践した。全体的に押しつけがましくなく丁寧に書かれた実践書で、使えるところだけ取ればいいという割り切り方ができる。

★★★★4.0

営業じゃないから関係ないかと思いながら読んだら、社内の関係づくりにも応用できることが思ったより多かった。特に会話術の章が良くて、聴く姿勢と質問の設計を意識するだけで雰囲気が変わる。「また会いたい」と思ってもらえる振る舞いって、職種に関係なく大事だと改めて気づかされた。

著者について

こんな人におすすめ

人脈を広げたい営業・ビジネスパーソン

社外ネットワークを戦略的に構築したい人に。会食・ランチ・幹事の具体的な使い方がすぐ実践できる形で整理されている。

内向型・口下手で飲み会が苦手な人

著者自身が内向型の実践者。「話し上手にならなくていい、設計を変えればいい」というアプローチが合う人に刺さる。

40〜50代でキャリアの幅を広げたい人

著者が50歳から人脈活動を本格開始した実例を持つ。「今さら遅い」と感じている層へのエールとしても読める。

関連書籍との比較

よくある質問

Q. 内向型や口下手でも本当に使えますか?
A. 著者自身が「超内向型人間」を自認しており、『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略』のノウハウはすべてその前提で設計されています。話し上手になる必要はなく、場の設計と幹事という役割を活用することで、自然と人間関係が広がる仕組みが紹介されています。
Q. 「3人会」とはどういうものですか?
A. 自分が間に入って、AさんにBさんを紹介する形式の3人での食事会のことです。双方に新しいつながりが生まれるため、自分への信頼感と感謝が両方から積み上がります。本書の中で著者が最も力を入れて推奨している人脈拡大メソッドの一つです。
Q. 年間800人と食事というのは現実的ですか?
A. 著者レベルのスケールは一般の会社員には難しいですが、本書自体は「全部やれ」とは言っておらず、エッセンスだけ取り入れる使い方を推奨しています。月1〜2回の意識的な会食から始めるだけでも十分な効果があると著者は述べており、焦らず自分のペースで取り組める内容です。
Q. 店の選び方について具体的に書かれていますか?
A. 第4章に「誰と・どの店で・何を食べるか」が詳しく解説されています。初対面にはカウンター席、深い話をするには個室、ランチとディナーの使い分けなど、目的別の具体的な選び方が丁寧に紹介されています。特別付録では「予約の取れない店を予約する奥義」も掲載されており、実用的な情報が充実しています。
Q. お礼メールやSNSの活用方法も学べますか?
A. 第3章に「また会いたいと思わせる一流のお礼メール&SNS&名刺活用術」として1章まるごと割かれています。感情を乗せた72時間以内のフォローが関係の温度を決めるという著者の実践が、具体的な文例とともにわかりやすく解説されています。
Q. 手土産の選び方や渡し方のコツはありますか?
A. 特別付録①「好感度が爆上がりする!すごい手土産」で詳しく解説されています。モノとしての手土産ではなく、会話のネタと感情記憶を両立させるためのツールとして捉える視点が紹介されており、選び方・渡すタイミング・話題のフックの作り方まで実践的にまとめられています。
Q. 会話が苦手でも使えるテクニックはありますか?
A. 第6章「スゴい会話術」に内向型向けの具体的な会話メソッドがまとまっています。話し上手になることより「聴く姿勢」と「質問の設計」を重視したアプローチで、あっという間に打ち解けられるテクニックが紹介されており、会話への苦手意識がある人ほど役立つ内容です。
Q. 営業職以外にも役立ちますか?
A. 営業職に限らず、企画・管理・経理など社内外の人間関係構築に悩む幅広いビジネスパーソンに対応した内容です。社内の根回しや横断的な連携強化にも「食事の設計」というフレームワークが十分に応用できます。

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