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フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた
初心者副業

【要約・書評】『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』の評判・おすすめポイント

細田 明佑|||0ページ

★★★☆☆3.0
(4件)

この本を一言で言うと

趣味のレコード転売を週末副業に育てた普通のサラリーマンが、会社を辞めずに副収入を得る考え方と税金の基礎知識を伝える——「独立しないからこそ手に入る自由」を提案する等身大の入門書

この本の概要

本書は、平日は普通の会社員として働きながら、週末に趣味のレコード関連の転売ビジネスを副業として軌道に乗せた著者・細田明佑氏の実体験がベースになっている。「独立やノマドだけが自由じゃない」というメッセージを軸に、サラリーマンの立場を手放さずに副収入を得る方法論を説く一冊だ。 特徴的なのは、副業にまつわる税金・確定申告の解説にかなりのページを割いているところ。給与所得者が副業を始めた場合の所得区分、経費計上の考え方、青色申告のメリットなど、「稼いだあとに知らないと損する知識」がしっかりカバーされている。サラリーマンが普段スルーしがちな税制の仕組みを知ることで、本業の手取りそのものを見直すきっかけにもなる構成だ。 副業の具体例としては、著者自身が手がけたネット転売(せどり)が中心。好きなことや趣味をビジネスに変える発想法が語られており、一発逆転を狙うのではなく小さく始めて地道に積み上げるスタイルが一貫している。他人が手を出していないニッチな領域を見つけて攻めるという視点は、2012年の出版ながら今でも通用する考え方だろう。 全体としては、月収100万円を達成しました、というような派手な成功談ではない。等身大のサラリーマンがリスクを抑えながら副収入を得るための現実的なロードマップを示した本であり、深い専門性よりも「きっかけ」を与えてくれることに価値がある。副業の最初の一歩を踏み出すための入門書として読むのがちょうどいい。

「副業やりたいけど怖い」って思ってた自分に読ませたい本だった

正直に言うと、この本を手に取ったのはタイトルの「フツーの」っていう言葉に引っかかったから。副業系の本ってだいたい「月収100万達成!」とか「脱サラして自由に!」みたいなギラギラした表紙ばかりで、そういうの見るたびに「いやいや、自分にはムリだから」って棚に戻してた。でもこの本はなんか違ったんだよね。 で、実際に読んでみたら思ったより税金の話が多くてびっくりした。最初は「え、副業の始め方を教えてくれるんじゃないの?」って正直ちょっと面食らった。けど読み進めていくうちに、これは知っておかないとマズいやつだなって気づいた。給与明細の読み方から丁寧に解説してくれてて、恥ずかしながら自分、入社してから一度もまともに見たことなかった。試しにExcelに月の控除額を打ち込んでみたら、年間でこんなに引かれてたのかって愕然とした。年末調整の還付金3万円で「やった!」って喜んでた自分がちょっと情けなくなった。 著者の細田さんは趣味のレコードをネットで売る副業をやってる人で、その転売の実体験が随所に出てくる。ただ、転売のテクニックそのものはそこまで詳しくない。むしろこの本で一番刺さったのは「サラリーマンのまま副業するからこそメリットがある」っていう考え方のほう。会社の信用で住宅ローンも組めるし、社会保険は会社が半分出してくれてるし、安定した給料があるから焦って稼がなくていい。そこに好きなことで月に数万円プラスできたら、それって最強じゃないかっていう。この発想は自分になかった。 ただ正直に言うと、具体的な「じゃあ何を売ればいいの?」には答えてくれない。レコードが好きな著者にはレコードがあったけど、自分は何だろう?って考えたときに、この本だけでは答えが出なかった。あくまで「副業ってアリなんだ」って思わせてくれるきっかけの本であって、実践マニュアルではない。 でも逆に言うと、自分みたいに「興味あるけど怖い」でずっと止まってた人間にはちょうどいい温度感だと思う。ガチで稼いでる人には物足りないだろうけど、「まず一歩」のハードルを下げてくれる本としては十分だった。 読み終わって、とりあえず確定申告のことをちゃんと調べようって思えたのが一番の収穫かもしれない。副業そのもののハウツーよりも、サラリーマンとしての自分の立ち位置を見直すきっかけになった。メルカリでたまに不用品を売ってるだけの自分にも、もしかしたら何かできるのかも、って少しだけ前向きになれた一冊だった。

20代後半・メーカー勤務の営業職。手取り22万で生活に余裕がなく、副業に興味はあるが会社にバレるのが怖くて踏み出せない。休日は趣味のレコード収集とメルカリでの不用品販売をたまにやる程度。

この本で学べること

サラリーマンの立場を活かした副業戦略

独立やフリーランスを目指すのではなく、会社員としての信用・社会保険・安定収入を維持したまま副業で収入を上乗せするという考え方。リスクを最小限に抑えた現実的なアプローチが本書の軸になっている。

税金・確定申告の基礎知識が充実

副業を始める前に押さえておくべき所得区分・経費計上・青色申告などの税制知識を丁寧に解説している。給与明細の見方から入り、サラリーマンが普段見落としがちな税金の仕組みそのものを理解できる構成になっている。

趣味×ニッチ市場で小さく始める

著者自身のレコード転売を具体例に、自分の好きなことや詳しい分野をビジネスに変える方法論を解説。大きな資本がなくても、他の人がやっていないニッチな領域で勝負することで活路があることを示している。

一発逆転ではなく地道な積み上げ

月収100万円を目指すような派手な話ではなく、週末の空き時間を使って着実に副収入を増やしていくというスタイルを一貫して推奨。等身大の成功体験に基づいているからこそ、再現性が高いと感じられる内容になっている。

本の目次

  1. 1第1章 フツーのサラリーマンが副業を始めた理由
  2. 2第2章 週末起業のための準備とマインドセット
  3. 3第3章 好きなことをビジネスにする方法
  4. 4第4章 ネット転売で稼ぐ実践テクニック
  5. 5第5章 サラリーマン副業の税金と確定申告
  6. 6第6章 副業を続けるためのタイムマネジメント
  7. 7第7章 サラリーマンだからこそ得られる自由

良い点・気になる点

良い点

  • 税金・確定申告の解説が実践的で、副業以前にサラリーマンとしてのマネーリテラシーが上がる
  • 等身大の体験談がベースなので、派手な成功話に抵抗がある人でも共感しやすい
  • 「サラリーマンを辞めない副業」という現実的なスタンスで、リスクへの不安が和らぐ
  • 平易な言葉で書かれており、ビジネス書を読み慣れていない人でも読みやすい

気になる点

  • 副業の具体的な稼ぎ方・ノウハウの深掘りが少なく、「きっかけ本」の域を出ない
  • 著者の実体験がレコード転売に偏っており、他ジャンルへの応用イメージが湧きにくい
  • 2012年出版のため、ネット転売やプラットフォームに関する情報がやや古い
  • 税金の話が全体の多くを占めるため、副業ハウツーを期待すると肩透かしに感じる可能性がある

みんなの評判・口コミ

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sho

メーカー営業

★★★3.5

営業やってると「もうちょっと稼げたらな」って思う場面が多くて、前から副業が気になってたんですよね。この本は著者の転売体験がベースで、好きなことで小さく始めようっていうスタンスには素直に共感できました。ただ税金の話が想像以上に多くて、もっと具体的に「こうやって稼ぐんだ」っていう部分を期待してた自分にはちょっと物足りなかったかな。とはいえ確定申告の基本を押さえられたのは収穫だったし、サラリーマン続けながらやるっていう方向性は地に足がついてて参考になりました。この本だけで即行動は難しいけど、入り口としては悪くないです。

りん

会社員

★★★3.5

副業ってなんとなく興味はあったけど、何から調べたらいいかもわからない状態で読みました。一発逆転じゃなくて地道に積み上げるスタイルが描かれていて、それが自分の性格に合ってるなと感じられたのはよかったです。著者の人柄というか、飾らない文体が読みやすくて一気に読めました。サラリーマンでいること自体にメリットがあるんだって再認識できたのも大きい。ただ「じゃあ具体的に自分は何をすれば」っていう問いには答えてくれないので、あくまでスタートラインに立つための一冊ですね。税金の章は意外と実用的で、給与明細を初めてまじまじと見直しました。

のり

ソリューション営業

★★★☆☆3.0

30代の営業職です。周りでちらほら副業してる人が出てきて、自分もやってみるかと思って買いました。中身は副業のとっかかりと税金の話がメインで、ある程度調べてる人には正直新しい発見は少ないかもしれません。著者のレコード転売のエピソードはニッチすぎて自分の仕事には当てはめにくかったですし、2012年の本なのでプラットフォーム周りの記述は時代を感じます。ただ、サラリーマンの信用を武器にして副業するっていう切り口は面白かったし、確定申告の基礎が体系的にまとまっているのは助かりました。完全な初心者が最初に手に取る本としてはありですが、もう一段踏み込んだ内容が欲しいところでした。

けんじ

Web担当者

★★☆☆2.5

Web系の仕事をしていて、ネット関連の副業に使えるヒントがないかなと思って読みました。結論から言うと、期待していた方向とは違いましたね。副業のハウツーよりも税金や確定申告の解説がかなりの割合を占めていて、タイトルのイメージとはギャップがあります。著者の転売ビジネスの話ももう少し掘り下げてほしかったのですが、さわり程度で終わってしまった印象。文章自体は読みやすいですし、悪い本ではないんですが、やっぱり初心者向けのきっかけ本という枠を超えてはいない。今ならもっと実践寄りの副業本が出ているので、あえてこの一冊を選ぶ必然性は薄いかなと感じました。

著者について

こんな人におすすめ

副業未経験のサラリーマン

副業に興味はあるが何から始めればいいかわからず、まずは全体像を掴みたい会社員に向いている。

独立・退職せずに収入を増やしたい人

会社を辞めるリスクは取りたくないが、本業以外の収入源が欲しいと考えている人に最適。

副業の税金・確定申告を基礎から知りたい人

副業を始める前に税制面の知識をつけておきたい、給与明細の中身を理解したい人に参考になる。

趣味や好きなことを収益化したい人

自分の趣味や得意分野をビジネスに変えるヒントが欲しい人に、著者の実体験が参考になる。

よくある質問

Q. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』はどんな本ですか?
A. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』は、普通の会社員が趣味のレコード転売を副業に育てた実体験をもとに、サラリーマンを辞めずに週末だけで副業を始める方法と、副業にまつわる税金・確定申告の基礎知識を解説した入門書です。
Q. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』の著者はどんな人ですか?
A. 著者の細田明佑氏は、平日は会社員として勤務しながら、週末に趣味のレコード関連のネット転売ビジネスを副業として手がけているサラリーマンです。独立ではなく、会社員の立場を活かした副業スタイルを実践しています。
Q. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』は初心者向けですか?
A. はい、副業をまったく経験したことがない初心者向けの内容です。専門用語は少なく平易な言葉で書かれており、『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』は副業という選択肢を知るための最初の一冊として適しています。ただし、すでに副業経験がある方には物足りなく感じる可能性があります。
Q. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』で学べる税金の知識とは?
A. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』では、副業収入の所得区分、経費として計上できるもの、確定申告の基本的な流れ、青色申告のメリットなどが解説されています。給与明細の見方から始まり、サラリーマンが普段意識しない税制の仕組みを基礎から学べる構成です。
Q. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』はどんな副業を紹介していますか?
A. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』で主に取り上げられているのは、著者自身が実践しているレコード関連のネット転売(せどり)です。ただし、特定の副業ノウハウよりも、好きなことをビジネスにする考え方やサラリーマンの立場を活かす戦略が中心となっています。
Q. 『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』の情報は古くないですか?
A. 2012年4月出版のため、ネット転売のプラットフォームや具体的なツールに関する情報はやや古くなっています。ただし、『フツーのサラリーマンが週末副業を始めてみた』で述べられているサラリーマンが副業するメリットの考え方や、税金・確定申告の基礎知識は現在でも十分通用する内容です。

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