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会社勤めのモヤモヤを吹き飛ばす副業の思考法 収入・転職・起業のリスクに打ち勝つ次世代型「働き方」 - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『会社勤めのモヤモヤを吹き飛ばす副業の思考法 収入・転職・起業のリスクに打ち勝つ次世代型「働き方」』の評判・おすすめポイント

國富 竜也|||0ページ

★★★★4.0
(4件)

この本を一言で言うと

副業月収8桁を達成した著者が「副業=小遣い稼ぎ」という思い込みを解体し——本業とのシナジーを設計することでキャリアと収入を同時に底上げする、実体験に根ざした思考法の一冊。

この本の概要

本書は、銀行員時代に副業ブログ「副業コンパス」を立ち上げ、わずか2年半で副業月収8桁を達成した著者・國富竜也が、副業をキャリアアップの戦略ツールとして捉え直す思考法を体系化した一冊だ。「なんとなく副業を始めたい」という曖昧な動機から脱し、なぜ今の時代に副業が必要なのかを社会構造のデータを交えながら丁寧に解説する。 第1章では、日本の終身雇用崩壊や年金制度の不安定化を背景に、副業を持つことが「リスク回避」ではなく「人生のポートフォリオを組み直す行為」であると論じる。第2章・第3章では副業選びの3ステップと、著者が実際に経験・検証したおすすめ副業9選を詳述。ブログ・アフィリエイト・Webライターなど情報系副業を中心に、メリット・デメリットを包み隠さず紹介している。 第4章では副業で成果を出すためのマインドセットと習慣に焦点を当て、「副業相手にとってこちらは副業ではない」という厳しい現実認識や、挫折しないための時間管理術を解説する。著者自身の失敗談も惜しみなく開示されており、根拠のない楽観論とは一線を画すスタンスが貫かれている。 第5章では本業×副業のシナジー戦略を提示する。副業で得たWebマーケティングやライティングのスキルが本業での評価を高め、転職・起業の選択肢も自然と広がるという好循環の設計図が描かれる。「安定性と流動性の両立」というメッセージは、会社勤めの閉塞感を抱える読者の背中を実感を持って押してくれる。

「副業って結局ブログでしょ」と思っていた自分が恥ずかしくなった

正直、最初は「どうせ自己啓発系の副業本でしょ」と思いながら手に取った。表紙のキャッチコピーもちょっとくどいし、著者のクニトミさんって名前もどこかで聞いた程度のふわっとした認識だった。 でも読み始めたら止まらなかった。最初の数十ページで「副業=小遣い稼ぎ」という自分の認識がいかに浅かったかを突きつけられる感覚があって。終身雇用が崩れつつある統計データ、年金の受給水準の試算、副業解禁企業の増加傾向——そういう「今の日本の現実」を数字で見せられると、「いや、これ他人事じゃないな」と思わざるを得ない。給与が増えない中でぼんやり「副業でも始めようかな」と思っていた自分の動機の薄さが急に恥ずかしくなった。 著者がすごいのは、「とにかく副業しろ」じゃなくて「なぜ副業が必要か」の構造から丁寧に説明してくれるところだ。社会の変化を自分事として整理した後に、じゃあどう動くかという話に入るから、ノウハウが宙に浮かない。マインドセットの章で「副業相手にとって、こちらは副業でも相手にとっては本業のやり取りだ」という一節があって、これは刺さった。副業だからと気楽に構えていたら、いつまでたっても成果が出ないのは当然だよな、と。その一文だけで本を読んだ価値があったくらいだと思う。 副業の選び方の3ステップも実践的で、「スキルの棚卸し→市場ニーズとの照合→始めやすさで絞り込む」という流れが腑に落ちた。自分はずっと「できること」より「やりたいこと」を軸に選ぼうとしていたから、そこで毎回止まっていたんだなとやっと気づいた。やりたいことベースで考えると、スキルと市場の話が後回しになって、結局何も始められないというループに入っていた。 一方で、本書の中心はやっぱりブログ・アフィリエイト系の話が多い。物販や投資に興味がある人には物足りないかもしれないし、著者本人がブログで成功した人なので仕方ないとは思うが、正直に言うとそこは惜しかった。あと、巻末に公式LINEへの誘導があって、登録するとメッセージが連続で届くのはちょっと驚いた。本の内容とは切り離して考えるのがいいと思う。 それでも、本業×副業のシナジーという視点は自分の中になかった発想だった。副業で身についたWebライティングのスキルが本業の資料作成に活きる、副業で作ったポートフォリオが転職時の武器になる——そういう「副業を本業に還流させる設計」は、副業を「逃げ道」としてではなく「キャリア投資」として使いたい自分には響いた。 読み終えて、すぐに副業を始める気になった。月収500万を目指すとかじゃなくて、まず月3万、次に月10万と段階的に積み上げていこうと思う。副業は最終ゴールじゃなくて、自分の選択肢を広げていくプロセスだ——そう思えたことが、この本を読んで一番よかったことかもしれない。

29歳・中堅メーカー勤務の営業職。月収は手取り24万円で将来への漠然とした不安あり。副業に興味はあるが「何をすればいいか」で止まっている。

この本で学べること

副業はキャリアアップツールと捉える

副業を「小遣い稼ぎ」ではなくスキルと収入の両方を積み上げるキャリア投資として位置づけ直すことで、取り組む姿勢と成果の質が根本から変わる。

副業選びの3ステップ

「自分のスキル棚卸し→市場ニーズとの照合→始めやすさで絞る」という3段階のフレームワークを踏むことで、「やりたいこと迷子」に陥らず自分に合った副業を論理的に選べる。

副業相手に対してプロ意識を持つ

自分にとって副業であっても、相手には本業のやり取りになるという現実認識が、成果を出す人と出せない人の最初の分岐点になる。

本業×副業のシナジーを設計する

副業で得たWebスキルやコンテンツ制作力が本業評価を高め、転職・起業の選択肢も広がる好循環のキャリア設計こそが本書の核心にあるテーゼだ。

社会構造データを根拠に副業の必要性を理解する

終身雇用の崩壊・年金水準の低下というマクロトレンドを自分事として捉えることで、副業を「余裕があればやること」から「今動くべき行動」へと優先度を引き上げられる。

良い点・気になる点

良い点

  • 副業選びの具体的な3ステップとおすすめ副業9選が体系的にまとまっており、初心者がゼロから行動に移しやすい
  • 「甘くない現実」を正面から伝えるスタンスで、楽観的な副業本にありがちな過大期待を防いでいる
  • 著者自身の銀行員→転職→起業という実体験に基づいており、本業×副業のシナジーについて説得力がある
  • 終身雇用崩壊・年金問題などの社会データを踏まえた「なぜ副業か」の論拠が丁寧で、読者の腹落ち感が高い

気になる点

  • ブログ・アフィリエイト系の副業が中心で、物販・投資・スキル販売系を検討している読者にはカバーが薄い
  • 著者のSNSでの言動や実績の信憑性について一部読者から疑問が呈されており、著者への信頼度によって評価が分かれる
  • 巻末の公式LINE誘導が読書体験とやや乖離しており、登録後のメッセージ配信量が多いとの声がある
  • 副業経験者や情報収集済みの読者にとっては既知の内容が多く、目新しさを感じにくい

みんなの評判・口コミ

s
sho

メーカー営業

★★★★4.5

営業職として毎月ノルマに追われながら「このままでいいのか」という思いが積み重なって、手に取った。副業はブログくらいのイメージしかなかったけど、本業とのシナジーという切り口が新鮮だった。自分の営業スキルをどう副業に活かすかを考えるきっかけになったし、読んでよかったと思う。

りん

会社員

★★★3.5

副業に踏み出せない理由って「何から始めればいいかわからない」ということに尽きると思うんだけど、その問いへの答えが丁寧に書いてあった。読みやすくてモチベーションも上がる。ただ巻末のLINE誘導は少し驚いたし、本の内容とは切り離して考えた方がいいかな。本自体はおすすめできる。

m
miku

Webマーケター

★★★☆☆3.0

Webマーケの視点から読むと、著者が語るブログとSEOの戦略は基本的なことが多く目新しさはなかった。ただ「副業相手にとってこちらは副業ではない」というプロ意識の話は、副業初心者に刻んでほしい言葉だと感じた。初めて副業本を読む人には良書だと思う。

ゆうと

EC企業マーケター

★★★★4.5

ECの仕事をしながら副業でコンテンツ系を試したくて読んだ。データで「なぜ今副業か」を示してくれるパートが特に響いた。感覚ではなく数字で説明できると、自分の行動にも根拠が持てる気がして。著者への賛否はあるみたいだけど、本の内容は実践的で十分使えると思う。

著者について

こんな人におすすめ

副業を検討中だが最初の一歩が踏み出せない会社員

何から始めればいいかわからないという最初の壁を、副業選びの3ステップと具体的な副業リストで突破できる。

本業だけのキャリアに閉塞感を感じている20〜40代

副業をキャリア投資として捉え直すことで、転職・起業の選択肢も視野に入れた中長期のキャリア設計ができるようになる。

収入の柱を増やして経済的な安心感を持ちたい人

終身雇用や年金への不安をデータで再確認しながら、副業を「保険」として合理的に組み込む思考法が身につく。

副業に挫折した経験があり再挑戦を考えている人

甘くない現実とマインドセットを正直に書いているため、なぜ失敗したかの原因を整理しながら再スタートを切れる。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方moto(戸塚 俊介)初心者★★★★ 4.0¥1,100
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よくある質問

Q. 『副業の思考法』はどんな人に向いた本ですか?
A. 副業に興味はあるが何から始めればいいかわからない会社員、特にブログ・アフィリエイト・Webライターなどの情報系副業を検討している初心者に向いています。逆に物販や投資系の副業を探している方には、カバーが薄い可能性があります。
Q. 本業が忙しくても副業を始められると書かれていますか?
A. 『副業の思考法』では、本業が忙しい会社員を想定した時間管理の考え方も解説されています。ただし著者は「副業は甘くない」という現実認識を強調しており、隙間時間だけで劇的な成果が出るとは描かれていません。
Q. 副業で月収どのくらいを目指す内容ですか?
A. 著者自身は副業月収8桁を達成していますが、『副業の思考法』は月収〇〇万円達成のノウハウ本ではありません。まず副業を始め、本業とのシナジーを作りながら段階的に成果を積み上げていく考え方を伝えることに重きを置いています。
Q. 『副業の思考法』はブログ以外の副業についても解説していますか?
A. 著者の専門はブログ・アフィリエイト・SEOコンテンツが中心のため、おすすめ副業9選もWebコンテンツ系が多くなっています。物販・投資・スキルシェア系の解説は限られており、そちらを深く知りたい場合は他の専門書との併読をおすすめします。
Q. 本業×副業のシナジーとは具体的にどういうことですか?
A. 『副業の思考法』では、副業で身につけたWebライティングやSEO知識が本業の資料作成・提案力を高め、同時に副業のポートフォリオが転職時の強みになるという好循環を「本業×副業のシナジー」と表現しています。副業を独立した活動ではなく、キャリア全体の底上げとして機能させるという考え方です。
Q. 副業のマインドセットについてはどのように書かれていますか?
A. 「副業相手にとってこちらは副業でも、相手にとっては本業のやり取りである」という厳しい現実認識を軸に、プロ意識・継続力・成果へのコミットメントの重要性が第4章で詳しく語られています。楽観的な入門書とは異なり、現実を直視したうえで動くことを促すスタンスが一貫しています。
Q. 『副業の思考法』と他の副業本との違いは何ですか?
A. 多くの副業本が「何をすれば稼げるか」のノウハウに終始するのに対し、『副業の思考法』は「なぜ副業が必要か」という社会構造の根拠から始め、本業とのキャリア統合を視野に入れた思考の枠組みを提示している点が特徴です。著者自身の銀行員→転職→起業というキャリアの実体験が下地にあるため、キャリア設計の観点での説得力があります。
Q. 副業初心者でも理解できる難易度ですか?
A. はい、『副業の思考法』は専門用語を多用せず平易な文体で書かれており、副業の知識がゼロの会社員でも読み進めやすい構成になっています。読者レビューでも「読みやすい」「初心者におすすめ」という声が多く、副業本の入門書として手に取りやすい一冊です。

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