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一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資 - MAIN
初心者投資副業

【要約・書評】『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』の評判・おすすめポイント

前川 富士雄|||0ページ

★★★★4.0
(4件)

この本を一言で言うと

証券アナリスト資格を持つFPが、長期・分散・積立の原則を軸に「買ったら放置」で資産を育てるほったらかし投資の全体像を初心者向けに解説した一冊——老後2000万円問題に怯える前に、まず仕組みを理解して一歩を踏み出すための入門書

この本の概要

本書は、投資に興味はあるが何をすればいいかわからない人に向けた、長期保有を前提とした「ほったらかし投資」の入門書です。著者の前川富士雄氏は日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)であり、18年以上にわたり個人向けの資産運用コンサルティングを手がけてきた実務家。その経験をもとに、投資の知識がゼロの人でも始められる仕組みをわかりやすく解説しています。 構成は全6章。まず「真面目に貯めていれば安心な時代はもう終わった」という現実認識から入り、ほったらかし投資の前提となる考え方、金融商品の基礎知識、成功のための心構えと進みます。いきなり銘柄選びに飛ばず、なぜ長期保有が有利なのか、複利の力とはなにかといった土台を丁寧に積み上げてくれるのが特徴です。 実践パートでは、具体的なポートフォリオの組み方や運用のシミュレーションが示されます。数字を使ったケーススタディが3家族分用意されており、年収や家族構成が異なるパターンで「ほったらかし投資がどう機能するか」を追体験できます。読者が自分の状況に当てはめやすいよう設計されている点は、他の入門書にはあまり見られない工夫です。 ただし、アクティブ運用にも一定の紙面を割いている点は意見が分かれるところです。インデックス一本で済ませたい読者には余計に映るかもしれません。一方で、投資の選択肢を広く見せたうえで自分に合うスタイルを選ばせるという著者の姿勢は、初心者がいきなり一つの方法に縛られるリスクを下げてくれます。投資の「最初の一冊」として、堅実に全体像をつかみたい人に向いた内容です。

「投資って怖い」が「なんだ、これならできそう」に変わった

ずっと投資をやらなきゃとは思っていた。老後2000万円問題がニュースで流れるたびに焦るし、同期が「NISA始めた」とか言ってるのを聞くと自分だけ取り残されてる気がする。でも、いざ調べると情報が多すぎて逆に怖くなる。どの商品を買えばいいのか、いくらから始めるのか、そもそも損したらどうするのか。そういう不安がぐるぐるして、結局何もしないまま27歳になっていた。 この本を選んだのは「ほったらかし」というワードに惹かれたから。自分みたいなめんどくさがりでもいけるのか?と思って読み始めた。結論から言うと、読んでよかった。序盤の「真面目に貯めていれば安心な時代は終わった」という章がまず刺さった。銀行預金の金利がいかに低いか、インフレで現金の価値がどれだけ目減りするか。数字で見せられると、何もしないことのほうがリスクなんだなと腑に落ちた。 投資の基礎知識パートは正直、株とか債券とか投資信託の違いもよくわかっていなかった自分にはありがたかった。ただ、金融商品の説明がちょっと教科書的で、途中で「うーん」となった箇所もある。全部を暗記する必要はないとわかっていても、文字が続くとしんどい。ここはもう少し図解が多いとよかったかも。 でも、第5章の実践パートに入ってから一気に引き込まれた。シミュレーションが具体的で、毎月いくら積み立てると何年後にどうなるかが見える。3家族のケーススタディは自分と近い年収の例があったので、「あ、これ自分の話だ」と思えた。投資本にありがちな「年収1000万の人がさらに増やす」みたいな話じゃなくて、ふつうの会社員が対象なのがいい。 一つ気になったのは、アクティブ運用にも触れている点。最近はインデックス投資一択みたいな風潮があるから、ここで迷う人もいるかもしれない。ただ、著者は「選択肢を知ったうえで自分で決めろ」というスタンスなので、押しつけがましくはない。長期保有と複利の力を軸に据えているのは一貫していて、そこはブレていなかった。 読み終わって、とりあえず証券口座を開設した。まだ何も買っていないけど、「何を買うか」の見当がついている状態で口座を開くのと、何もわからないまま開くのとでは全然違う。この本のおかげで、投資に対する漠然とした恐怖が、やるべきことのリストに変わった。完璧な本ではないけど、一歩目を踏み出すための本としてはちょうどいい。最初から難しい本を読んで挫折するくらいなら、まずこれを読んでから次に進めばいいと思う。

27歳 不動産会社の営業職。毎月の手取りから貯金はしているが、銀行に置いているだけでは将来が不安。投資は興味があるが、損するのが怖くて手を出せずにいる。

この本で学べること

「ほったらかし」の仕組みを体系的に解説

長期保有を前提に、商品を不必要に売買しないことと「蓄積」を味方につけることの2点をほったらかし投資の核として位置づけています。感情に振り回されず、時間と複利を使って資産を育てる考え方を一から学べます。

金融商品の基礎知識を初心者向けに整理

株式、債券、投資信託、ETFなどほったらかし投資を構成する金融商品を章を割いて解説しています。いきなり「これを買え」ではなく、なぜその商品が適しているのかを理解してから選べる構成です。

3家族のケーススタディで現実感がある

年収や家族構成が異なる3パターンのシミュレーションが用意されており、自分に近い条件で投資の成果をイメージできます。抽象論ではなく数字で将来像を示してくれるので、行動につながりやすい構成です。

「何もしないリスク」を数字で可視化

銀行預金の金利とインフレ率の関係から、貯金だけでは資産が目減りする現実を示しています。投資のリスクばかりに目が行きがちな初心者に対して、行動しないことのリスクを冷静に伝えるパートです。

本の目次

  1. 1第1章 真面目に貯めていれば安心な時代はもう終わった
  2. 2第2章 ほったらかし投資の前提となる考え方を学ぼう
  3. 3第3章 ほったらかし投資を構成する金融商品について学ぼう
  4. 4第4章 ほったらかし投資を成功させる考え方
  5. 5第5章 実践!世界一カンタンなほったらかし投資
  6. 6第6章 投資をした3家族のケーススタディ

良い点・気になる点

良い点

  • 投資知識ゼロでも読み進められる丁寧な構成
  • 3家族のケーススタディで自分の状況に当てはめやすい
  • 著者がCMA資格保有者で情報の信頼性が高い
  • 長期・分散・積立の基本がブレずに一貫している

気になる点

  • 金融商品の説明パートがやや教科書的で退屈に感じる人もいる
  • アクティブ運用にも触れておりインデックス派には余計に映る
  • シミュレーションの数字が多く計算が苦手な人には読みづらい箇所がある

みんなの評判・口コミ

k
ken

不動産営業

★★★★4.5

不動産営業をしていて投資の話は日常的に耳にしますが、自分自身はまったく手を出せていませんでした。この本は投資信託やETFの違いなど基礎から入ってくれるので助かりました。ケーススタディが3パターンあるのもよくて、自分の年収に近い例を追いかけるだけで将来の数字がイメージできます。実践パートはもう少し手取り足取り感があるとさらによかったですが、入門書としては十分な内容です。

りん

会社員

★★★★4.0

投資を始めたいけど怖くて動けなかった自分にはちょうどいい一冊でした。序盤の貯金だけでは安心できないという話が数字つきで書かれていて、読んでいて危機感を持てました。ほったらかしの考え方もシンプルで、長期保有と複利の力を味方にするという軸がブレていないのがいい。ただ、途中の金融商品の解説はちょっと硬くて眠くなりました。全体としては読んでよかったです。

のり

ソリューション営業

★★★3.5

30代でそろそろ本格的に資産運用を考えないとと思い手に取りました。初心者向けとしてはまとまっていて、特に第1章で何もしないことのリスクを突きつけてくるのは効果的だと感じます。ただ、すでにNISAで積立をしている自分には復習的な部分も多かったです。アクティブ運用の話が入っているのは好みが分かれそう。著者の経験に基づく話なので信頼感はありますが、中級者には少し物足りないかもしれません。

s
sho

メーカー営業

★★★☆☆3.0

メーカー営業で忙しい中、ほったらかしで資産運用できるなら最高だなと思って買いました。考え方の部分はわかりやすかったのですが、実践パートに入ると計算やシミュレーションが多くて、正直ついていけない箇所がありました。もう少し図やチャートが多ければ理解しやすかったと思います。あと、タイトルほど「カンタン」ではない印象です。投資ゼロの人には少しハードルが高いかもしれません。

著者について

こんな人におすすめ

投資未経験の会社員

投資に興味はあるが何から始めればいいかわからない人に、基礎から実践まで一冊で道筋を示してくれます。

老後資金に不安がある人

老後2000万円問題が気になっているが具体的な行動に移せていない人に、数字ベースで将来像をイメージさせてくれます。

手間をかけたくない人

日々の値動きを追いかける時間も気力もない人に、長期保有で放置する投資スタイルの全体像を教えてくれます。

投資で損するのが怖い人

リスクへの漠然とした恐怖を持つ人に、何もしないことのリスクと長期投資の安定性を冷静に伝えてくれます。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
決定版 一生使えるAmazon輸入ビジネス大全竹内亮介初心者★★★★★ 5.0¥2,420
アフィリエイトブログを作りながら覚えるWordPress 入門Editroom:H初心者★★★★★ 4.5¥2,420
月1万円 ほったらかし投資: 初心者さんでもすぐ始められる!たけぞう初心者★★★★ 3.5¥1,650

よくある質問

Q. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』はどんな人向けですか?
A. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』は、投資に興味はあるが知識がなく一歩を踏み出せない人向けの入門書です。特に老後資金に不安を感じている会社員や、手間をかけずに資産運用を始めたい人に向いています。
Q. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』の「ほったらかし投資」とは何ですか?
A. 本書でいう「ほったらかし投資」とは、金融商品を長期保有し不必要な売買をしないことで、複利と時間の力を活かして資産を育てる投資手法です。日々の値動きに振り回されず、仕組みを作ったら基本的に放置するスタイルを指しています。
Q. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』は投資経験者にも役立ちますか?
A. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』は初心者向けの構成なので、すでに積立投資を行っている人には基礎的に感じる部分が多いかもしれません。ただし、投資の考え方を整理し直したい人やケーススタディで運用イメージを確認したい人には参考になります。
Q. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』の著者はどんな人ですか?
A. 著者の前川富士雄氏は、株式会社フューチャー・クリエイション代表取締役で、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)や証券外務員一種の資格を持つ資産運用の専門家です。18年以上にわたり個人向けの資産運用コンサルティングとセミナーを手がけています。
Q. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』は新NISAについて書かれていますか?
A. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』は2021年刊行のため、2024年開始の新NISA制度には対応していません。ただし、長期・分散・積立という投資の基本的な考え方は新NISAでもそのまま活かせる内容です。
Q. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』は難しいですか?
A. 基本的にはやさしい難易度ですが、シミュレーションや計算が多い箇所があり、数字が苦手な人にはやや読みにくい部分もあります。金融商品の解説パートは教科書的な記述が続くため、そこを乗り越えれば実践パートは読みやすく感じるでしょう。
Q. 『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』はインデックス投資だけを勧めていますか?
A. いいえ、『一生お金に困らない! 世界一カンタンなほったらかし投資』ではインデックス投資だけでなくアクティブ運用にも触れています。著者は選択肢を広く示したうえで読者自身に合うスタイルを選ばせるスタンスを取っています。

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