■ この本を一言で言うと
経済評論家・山崎元とインデックス投資ブロガー・水瀬ケンイチが、手間をかけずに資産を育てる「ほったらかし投資」の理論と実践を初心者向けに解説した——インデックス投資の入門書として定番となった一冊
■ この本の概要
■ 投資って、こんなにシンプルでよかったのか
— 30代後半・メーカー経理部勤務。給与天引きの財形貯蓄はしていたが、それ以上の資産運用には手をつけていなかった。
■ この本で学べること
インデックス運用はアクティブ運用に長期的に勝つ
プロのファンドマネージャーが運用するアクティブファンドの多くは、長期的にはインデックス(市場平均)に勝てないというデータを提示し、個人投資家がインデックス運用を選ぶべき合理的な根拠を解説している。
コスト(信託報酬)が長期リターンを大きく左右する
年0.数%の信託報酬の差が、20年・30年の長期運用では数百万円単位のリターン差として積み上がることを具体的に試算。低コストのインデックスファンドやETFを選ぶ重要性を数字で裏付けている。
国内株式と外国株式のインデックスを組み合わせて分散する
2010年時点の推奨は、国内株式インデックスと外国株式インデックスの組み合わせによる国際分散投資。第3版の「全世界株式1本」とは異なり、自分で配分比率を決める構成になっている。
生活防衛資金を確保してからリスク資産に投資する
投資の第一歩として生活費の数ヶ月分を普通預金で確保することを強調。これにより相場急落時にも生活への影響を防ぎ、感情的な売却を避けられる。
投資で最も重要なのは「続けること」
短期の値動きに一喜一憂せず、長期的に持ち続けるメンタルの維持こそが投資成功の鍵だという哲学を、水瀬氏のリアルな実体験を通じて伝えている。
■ 良い点・気になる点
良い点
- ○「ほったらかし投資」の原点として、インデックス運用の理論と実践をわかりやすくまとめている
- ○山崎元氏の合理的な理論と水瀬ケンイチ氏の実体験が補完し合い、説得力がある
- ○実行マニュアルがステップ形式で具体的に書かれており、投資未経験者でも始めやすい
- ○ETFの活用法やコスト比較など、コスト意識の高い読者にも有用な情報が含まれている
気になる点
- △2010年刊行のため、具体的な推奨ファンドや商品情報がかなり古い
- △NISAやiDeCoなどの税制優遇制度に対応しておらず、実践面では第3版に大きく劣る
- △国内株式と外国株式の配分比率を自分で決める必要があり、第3版ほどシンプルではない
■ みんなの評判・口コミ
不動産営業
不動産投資がメインだけど、金融資産のほうも整理したくて手に取った。インデックスファンドとETFの使い分けが具体的に書いてあって参考になる。ただ2010年の本なので推奨ファンドは当然古い。考え方の骨格を理解するための一冊と割り切れば十分に価値がある。実際に買い付けるなら第3版を読んだほうがいい。
会社員
経理畑の人間としては、コストが長期リターンに与える影響の試算がいちばん刺さった。信託報酬の差がたった0.数%でも、何十年後にはここまで効いてくるのかと。ただNISAもiDeCoも出てこないから、今から始めようとするとこの本だけでは足りない。理論書として読む分には良い本。実務書としては時代が過ぎている。
EC企業マーケター
インデックス投資に興味を持つきっかけになった本。アクティブファンドがインデックスに勝てないというデータの見せ方がうまくて、マーケターとしてもプレゼンの参考になった。水瀬さんのブログ調の文章が読みやすく、投資本なのにスラスラ読める。初版だけど、「なぜインデックスなのか」の部分は今読んでもまったく色あせていない。
ソリューション営業
タイトルの「ほったらかし」に惹かれて読んだが、2010年の情報なので実用面はほぼ使えない。具体的なファンド名もコスト比較も完全に過去のもの。国内株と外国株の比率を自分で考えなきゃいけない構成も、全世界株式1本でいい今の時代からすると回りくどく感じる。インデックス投資の考え方そのものを知りたいなら悪くないけど、これから始める人には素直に第3版をすすめる。
■ 著者について
■ こんな人におすすめ
■ 関連書籍との比較
| タイトル | 著者 | レベル | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 〈図解〉「ひとり社長」の賢い節税 元国税が教えるお金の残し方 | 杉田 健吾 | 初心者 | ★★★★ 3.5 | ¥1,078 |
| 10年後、確実に差がつく! 資産運用の王道 | 岩崎陽介 | 初心者 | ★★★★★ 5.0 | ¥1,980 |
| 【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術 (朝日新書) | 山崎 元 | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥869 |
■ よくある質問
Q. 『ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド』は初心者でも読めますか?▼
Q. 『ほったらかし投資術』初版と第3版(2022年)の違いは何ですか?▼
Q. 2010年の本を今読む意味はありますか?▼
Q. 『ほったらかし投資術』で推奨されている具体的な投資先は何ですか?▼
Q. この本を読めばすぐに投資を始められますか?▼
Q. ETFとインデックスファンドの違いはこの本で学べますか?▼
Q. 山崎元さんと水瀬ケンイチさんの役割分担はどうなっていますか?▼
投資スタートガイド
初心者向け投資の始め方ガイドを無料でダウンロード
※ 登録いただいたメールアドレスは資料送付にのみ使用します
