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私は如何にしてメシの食えるFPになったか (ベストセレクト 868) - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『私は如何にしてメシの食えるFPになったか (ベストセレクト 868)』の評判・おすすめポイント

植田 進|||0ページ

★★★☆☆3.0
(4件)

この本を一言で言うと

42歳・妻子持ちで証券会社を辞めFPとして独立した著者が語る——資格だけでは食えない時代に「メシが食える」独立FPになるための営業・顧客開拓の実践ノウハウ書

この本の概要

本書は、42歳で妻子を抱えながら証券会社を退職し、独立系ファイナンシャルプランナーとして生計を立てるに至った植田進氏の実体験をもとにしたビジネス書である。「FP資格を持っていても収入につながらない」という有資格者に共通する悩みに対して、著者自身が歩んできた独立開業の準備から軌道に乗るまでの道のりを赤裸々に綴っている。 本書の軸となるのは顧客基盤の拡大と新規開拓の営業術だ。FP資格を「持っているだけ」の状態から、実際にクライアントを獲得して継続的な報酬を得るまでの具体的なプロセスを解説している。セミナー講師や執筆活動、法人向けコンサルティングといった複数の収入チャネルを組み合わせる戦略にも踏み込んでおり、「個人相談だけで食べていく」という幻想を崩してくれる。 著者は横浜国立大学卒業後、証券会社で営業とファンドマネージャーを経験し、2001年に横浜総合FP事務所を開設した。CFP・一級FP技能士・テクニカルアナリストなど複数の専門資格を実務に結びつけ、講演・執筆・個別相談と多方面で活動してきた。本書はその約20年にわたる実務経験の集大成といえる内容だ。 「資格不況」と言われて久しいが、本物のFPが求められる時代はむしろこれからだと著者は説く。独立を視野に入れるすべての士業・コンサルタントにとって、リアルな成功事例と明日から動けるアクションプランが詰まった一冊である。

資格を取っただけじゃダメだって、わかってはいたけど

FP2級を取ったのはもう3年前のこと。会社に言われるがまま取ったはいいけど、正直日々の仕事で資格が活きている実感なんてゼロだった。名刺に「FP2級」と刷ってはいるものの、お客さんとの会話で活きた場面は数えるほどしかない。「いつかは独立したいな」とぼんやり思いつつ、妻も子供もいるしローンもあるし、とにかく踏み出せない。そんな煮え切らない状態がずっと続いていた。 で、たまたま週末に寄った本屋で平積みされていたのがこの本。「メシの食える」というフレーズの生々しさに惹かれて、気づいたらレジに並んでいた。正直タイトルの勝利だと思う。「稼げる」でも「成功する」でもなく「メシの食える」。この温度感が絶妙だった。 読み始めてまず刺さったのが、著者の植田さんが42歳・妻子持ちで独立しているという事実。自分は32歳だから条件的にはまだマシなはずで、それだけで妙に勇気が湧いてくる。証券会社での営業経験やファンドマネージャー時代のキャリアを、どうやってFP業務に落とし込んでいったのか。その過程がかなり生々しく書かれていて、ビジネス書というよりも一人の人間のキャリアドキュメンタリーに近い読み応えがあった。 一番参考になったのは顧客開拓のパートだった。「FPの本来業務だけでは正直キツい」という現実をまず認めるところからスタートして、セミナー講師や執筆活動を組み合わせて収入の柱を複数つくっていく考え方を展開している。独立FPというと個人相談で食べていくイメージがあったけど、実際にはもっと泥臭く、戦略的に動いているんだなと。ここは素直に目から鱗だった。セミナーに来てくれた人をどう個別相談に繋げるか、執筆実績が信頼構築にどう効くか、そういう導線設計の具体的な話が載っているのがありがたい。 あと地味に響いたのが、「FPはサービス業である」という著者のスタンス。資格を持っている側はどうしても「専門家としてアドバイスする」という上から目線になりがちだけど、植田さんは徹底して顧客目線で動いている。相談者の話を聞いて、その人の人生設計に寄り添う。当たり前のことかもしれないけど、それを20年近く実践し続けてきた人が言うと重みが違う。 ただ正直なところ、著者がFP業界の拡大期にうまく波に乗れたという時代背景はあると思う。2001年に開業して、FPが社会的に認知されていく流れの中で実績を積めたのは追い風だったはず。今からまったく同じやり方で成功するかと言われると、そこは割り引いて読む必要はある。SNSもYouTubeもない時代のやり方がベースなので、デジタル面の集客術は別で学ぶしかない。 とはいえ、独立開業の心構えとか、営業に対する基本的なスタンスは時代が変わっても腐らない内容だと感じた。192ページでコンパクトだから週末にサクッと読み切れるし、「まず一歩目をどう踏み出すか」で悩んでいる人には背中を押してくれる本だと思う。自分もまだ独立には踏み切れていないけど、少なくとも「いつかは」が「どうやって」に変わった感覚はある。それだけでもこの本を読んだ価値はあった。

32歳 FP2級取得済みの保険会社勤務

この本で学べること

42歳・妻子持ちからの独立開業ストーリー

証券会社でのキャリアを手放し、42歳で独立系FPとして起業した著者のリアルな体験談。準備段階から開業初期の苦労、軌道に乗るまでの過程を包み隠さず語っており、同じ境遇にいる読者にとって具体的なロードマップとなる内容だ。

顧客基盤拡大のための実践的営業術

FPとして「食べていく」ための新規開拓営業の考え方と具体的なコツを詳述。個人相談だけに頼らず、セミナー登壇・執筆・法人コンサルティングなど複数のチャネルで顧客接点を広げていく戦略を実例とともに解説している。

資格の「持ち腐れ」を防ぐ活用術

CFP・一級FP技能士といった複数の専門資格を収入に直結させる方法論を紹介。資格を取っただけで終わらせず、講演・著書・メディア露出などアウトプットの場を自らつくることで専門家ブランドを築く重要性を説いている。

独立FPの収入モデルと現実

個人向け金融相談の報酬相場から、セミナー講師業・執筆業による収入の実態までを率直に公開。「FP一本で食べ続ける」ことの難しさも正直に認めたうえで、複合的な収益構造をどう設計するかという実践的な視点を提供している。

本の目次

  1. 1第1章 私がFPになるまで——証券マンからの転身
  2. 2第2章 独立開業の準備と心構え
  3. 3第3章 顧客基盤拡大のポイント
  4. 4第4章 新規開拓営業の重要性とコツ
  5. 5第5章 FP資格を最大限に活かす仕事術
  6. 6第6章 これからのFPに求められるもの

良い点・気になる点

良い点

  • 42歳・妻子持ちからの独立という具体的な体験談がリアルで説得力がある
  • 顧客開拓や営業ノウハウが実践的で、FP以外の士業独立にも応用できる
  • 192ページとコンパクトで、短時間で読み切れるボリューム感
  • 複数の収入源を組み合わせるビジネスモデルの考え方が参考になる

気になる点

  • 2018年出版のため、デジタルマーケティングやSNS活用などの最新手法には触れていない
  • FP業界の拡大期に成功した事例であり、現在の市場環境への適用には注意が必要
  • 具体的な数字(収入額・顧客数など)の開示が限定的な部分がある

みんなの評判・口コミ

りん

会社員

★★☆☆☆2.0

経理の仕事をしながらFP資格を持っているので興味を持って手に取りました。ただ、読んでみると著者個人の体験談が中心で、誰にでも応用できるノウハウとしてはやや物足りなかったです。証券会社出身で営業力もある方だからこそ成り立った話で、まったく違う畑から来た人間がそのまま真似できるかというと正直疑問が残りました。

s
sho

メーカー営業

★★☆☆2.5

普段から営業をやっている身としては、顧客開拓の話は割と基本的な内容が多かったです。営業未経験の方向けという感じでしょうか。ただ、資格ビジネスの中でどう差別化していくかという切り口自体は面白いと思いました。もう少し具体的なデータや他のFPの事例も載っていると説得力が増したかなと思います。

のり

ソリューション営業

★★★3.5

士業として独立を考えている自分にはちょうどいい一冊でした。特に収入源を複数持つという発想はFPに限った話ではなく、独立コンサルタント全般に通じるものがあります。文章も読みやすくてサクッと読み終わりました。ただ出版からだいぶ経っているので、ウェブ集客やSNS活用の部分は他の本で補ったほうがいいです。

k
ken

不動産営業

★★★★4.0

不動産投資をやっている関係でFP資格に興味があり読んでみました。42歳で妻子持ちという状況から独立に踏み切った著者の覚悟がひしひしと伝わってきます。自分もいずれは独立したいと考えていたので、具体的な準備のプロセスやマインドセットの話はとても参考になりました。実体験ベースなので説得力があります。

著者について

こんな人におすすめ

FP資格保有者で独立を検討中の人

資格を取得したものの活かし方がわからない人に、独立FPとしてのキャリアパスと収益化のヒントを提供

士業・コンサルタントとして開業を目指す人

FPに限らず、専門資格を武器に独立開業する際の営業術・顧客開拓の基本を学べる

40代以降でキャリアチェンジを考えている人

42歳で家族を抱えながら独立した著者の実体験から、ミドル世代のキャリア転換の参考になる

副業から独立への移行を検討している会社員

本業を持ちながらFP活動を始め、段階的に独立するまでのプロセスを知りたい人に最適

よくある質問

Q. 『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』はどんな人向けの本ですか?
A. FP資格を持っているものの収入に結びついていない人や、士業として独立開業を考えている人向けです。『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』では著者の実体験をベースに、顧客開拓や営業の具体的なノウハウが学べます。
Q. 『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』の著者はどんな経歴の人ですか?
A. 著者の植田進氏は横浜国立大学を卒業後、証券会社で営業とファンドマネージャーを経験しています。42歳で独立し横浜総合FP事務所を開設。CFP・一級FP技能士など複数の資格を保有する実務家です。
Q. 『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』はFP資格がなくても読めますか?
A. はい、FP資格の有無にかかわらず読めます。『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』で語られる独立開業のマインドセットや営業の基本姿勢は、FPに限らず士業・コンサルタント全般に通じる内容です。
Q. 『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』で最も参考になるポイントは?
A. 個人相談だけに頼らず、セミナー講師・執筆・法人コンサルティングなど複数の収入チャネルを組み合わせる戦略が最大の学びです。『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』を通じて、独立後の現実的な収益モデルが見えてきます。
Q. 『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』は2018年出版ですが、今でも役立ちますか?
A. 独立開業の心構えや営業の基本姿勢は時代を問わず有効です。ただし『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』にはSNSやデジタルマーケティングなど最新の集客手法は含まれていないため、その部分は別途学ぶ必要があります。
Q. 『私は如何にしてメシの食えるFPになったか』のボリュームはどれくらいですか?
A. 192ページとコンパクトな分量です。週末に一気に読み切れるボリュームで、忙しいビジネスパーソンでも取り組みやすい構成になっています。

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