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ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました - MAIN

【要約・書評】『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』の評判・おすすめポイント

塚越 菜々子|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

FP1級の膨大な知識体系から暮らしに直結する部分だけを厳選——教育費・住宅・保険・年金・節税・相続まで、家計の死角をゼロにする実用バイブル

この本の概要

「FPの資格を取るつもりはないけど、お金の知識だけはちゃんと持っておきたい」——そんな切実な本音に応える一冊が登場した。著者の塚越菜々子氏はFP1級・CFP資格を持ちながら保険を売らない独立系FPとして活動し、2800人以上の家計をサポートしてきた実績を持つ。本書はFP試験の教科書的な網羅性ではなく、読んだ翌日から行動に移せる実用性を最優先に構成されている。 全9章の構成で、ライフプラン設計・教育費・住宅選択・公的支援制度・保険の見直し・資産運用・老後資金・節税・相続という人生のお金にまつわるテーマを一気通貫でカバーする。各章は独立して読めるため、辞書のように気になるテーマからページを開ける設計だ。なかでも「もらい忘れゼロ」を掲げる公的支援の章や、保険の要否を判断するフレームワークは、知っているかどうかで年間数万円から数十万円の差が生まれるインパクトのある内容になっている。 文体は専門用語をかみ砕いた平易な語り口で、図表やケーススタディも豊富。税理士事務所での15年間の実務経験に裏打ちされた具体的な数字と手続きの解説は、「なんとなくわかった気になる」で終わらせない説得力がある。新NISA・iDeCo改正・相続登記義務化など2025年時点の最新制度にも対応しており、情報の鮮度が高い点も見逃せない。 投資経験が豊富な人や税務の専門知識がある人にとっては基礎的に映る箇所もあるだろう。しかし「知っているつもりで実は損している」ポイントを体系的に洗い出せるという意味では、中級者にとっても家計の棚卸しツールとして十分な価値がある。お金にまつわる不安を抱えるすべての家庭にとって、まず最初に手に取るべき一冊だ。

「知らなかった」が怖くなった。うちの家計、死角だらけだった

上の子が小学校に上がるタイミングで、急に「教育費ってこの先どれくらいかかるの?」って不安になって手に取った本。正直、最初はよくあるマネー本でしょくらいに思ってた。でも2章あたりから、自分がいかに知らないまま損してきたかに気づいてゾッとした。お金の話って学校じゃ教わらないし、親にも聞きづらいし、ネットで調べても情報バラバラで結局わからない。そういうモヤモヤを丸ごと一冊で整理してくれるのがこの本のすごいところだと思う。 一番刺さったのが第4章の公的支援の話。高額療養費制度は名前だけ知ってたんだけど、限度額適用認定証を事前に出しておけば窓口での支払い自体が抑えられるって、なんで今まで誰も教えてくれなかったんだろう。実は去年、夫が入院したときに一旦全額立て替えて後から還付される方式で処理しちゃって、数ヶ月キャッシュフローがカツカツだった。あのとき知ってたらなあ…と本気で悔しくなった。傷病手当金の計算方法とか、育休中の社会保険料免除の条件とか、「え、そんな制度あったの?」の連続でページに付箋貼りまくった。 保険の章も衝撃だった。うち、夫婦ともに会社員なのに、なんとなくの不安で医療保険に月1万円以上払ってたんですよね。でもこの本で「公的保障でカバーできる範囲」を整理して読んだら、正直そこまで手厚くなくてもいいかもって思えた。まだ解約まではしてないけど、次の更新のタイミングで絶対見直す。月1万円って年間12万、10年で120万。家族旅行何回行けるんだって話。もっと早く読めばよかった。 あと地味にありがたかったのが、住宅ローン控除とふるさと納税を併用するときの注意点。ワンストップ特例と確定申告で控除の計算方法が変わるって、知らない人たぶんめっちゃ多い。うちも今年危うく損するところだった。新NISAの使い方も図解でわかりやすくまとまってて、まだ投資を始めてないママ友にこの章だけでも貸したいと思った。 全体通して、著者の塚越さんの書き方が押しつけがましくないのがいい。「こうしなさい」じゃなくて、「こういう制度があるから自分に合うか考えてみて」っていうスタンス。読んでてストレスがないし、232ページでこの情報量は本当にすごい。うちでは本棚の一番取りやすい場所に置いて、ライフイベントがあるたびに該当章を読み返す運用にしてる。 ひとつだけ注意点を挙げるなら、本当にゼロから書いてあるので、FP3級くらいの知識がある人には前半ちょっと退屈かも。でも後半の節税・相続あたりは経験者でも「知らなかった」が出てくると思う。特に子育て中の共働き家庭には本気でおすすめしたい一冊。

34歳 共働き主婦・2児の母

この本で学べること

FP1級の知識を「暮らしのトク」に絞って凝縮

資格試験の網羅性ではなく、家計に直結する制度・手続き・判断基準だけを厳選して収録。「知らなくて損した」を未然に防ぐための実用ガイドに徹した構成になっている。

人生の9大テーマを一冊で横断カバー

ライフプラン・教育費・住宅・公的支援・保険・資産運用・老後資金・節税・相続という9つの領域を体系的に整理。各章が独立しているため、必要なテーマから読み始められる辞書的な使い方も可能だ。

公的支援制度の「もらい忘れ」を徹底防止

高額療養費・傷病手当金・育児休業給付金など、申請しなければ受け取れない制度を網羅的にリストアップ。知っているだけで年間数万円単位の家計改善につながる情報が凝縮されている。

保険の要否を判断するフレームワークを提供

「なんとなく不安だから加入」という状態から脱却するために、公的保障のカバー範囲と自己負担額のギャップを可視化。本当に必要な保険だけを残すための判断基準が明快に示されている。

2025年最新制度に対応した情報鮮度

新NISA・iDeCo改正・相続登記義務化など、2025年時点の最新制度改正を反映。法改正によってすぐに陳腐化しがちなマネー本の弱点を克服し、刊行時点での正確性を確保している。

本の目次

  1. 1第1章 お金の不安をなくす!未来設計のコツ
  2. 2第2章 教育費も安心! 賢い貯め方・使い方
  3. 3第3章 マイホーム vs 賃貸?一生トクする選択肢
  4. 4第4章 もらい忘れゼロ! 公的支援をフル活用する方法
  5. 5第5章 ムダをなくして安心を確保! 本当に必要な保険とは?
  6. 6第6章 貯めるだけじゃ損!初心者でもできる資産運用
  7. 7第7章 老後資金はこう準備する! 年金+αの戦略
  8. 8第8章 払うべきは払う、でも減らせる! 賢い節税術
  9. 9第9章 もめない・損しない!スムーズな相続の進め方

良い点・気になる点

良い点

  • FP1級の広範な知識から生活に直結する部分だけを抽出しており、実用性がきわめて高い
  • 9つのテーマが独立した章立てで、辞書的に必要な箇所だけ参照できる構成
  • 専門用語をかみ砕いた平易な文体で、金融知識ゼロからでも読み通せる
  • 公的支援制度や保険の見直しなど、知るだけで家計改善に直結する情報が豊富

気になる点

  • すでにFP3級以上の知識がある読者には基礎的すぎると感じる部分がある
  • 各テーマを広く浅くカバーする構成のため、特定分野を深掘りしたい人には物足りない
  • 資産運用の章はNISA・iDeCoの概要紹介が中心で、具体的な銘柄選定には踏み込まない

みんなの評判・口コミ

t
taro

MLエンジニア

★★★★4.5

家計管理に漠然とした不安を感じていて、何か一冊ちゃんと読んでおきたいなと思って選びました。FPの資格を取るほどの時間はないけれど、暮らしに必要な知識だけ押さえたいという私のニーズにぴったりの本でした。特に公的支援制度の章で、自分が使えるのに知らなかった制度がいくつもあったのには驚きました。文章がとても丁寧でわかりやすく、週末の2日間で一気に読み切れました。保険の見直しポイントはさっそく来月実践してみるつもりです。ただ、資産運用に関してはあくまで概要レベルなので、すでに投資を始めている方には少し物足りなく感じるかもしれません。

s
sho

メーカー営業

★★★★★5.0

人事部で働いていると社員から社会保険や税金の質問をよく受けるのですが、自分自身の家計にはまともに向き合えていないことに気づかされました。全9章で人生のお金を網羅的にカバーしてくれるので、一冊読み終える頃には頭の中がスッキリ整理されます。節税と相続の章は自分の親世代にも読んでもらいたい内容でした。著者が保険を売らない立場のFPなので、特定商品への誘導がまったくなく安心して読めます。本棚の手の届くところに置いて、ライフイベントのたびに引っ張り出す一冊になりそうです。

y
yui

フロントエンドエンジニア

★★★★4.0

20代独身なので正直まだ自分には早いかなと思いながら読み始めたんですが、ふるさと納税と住宅ローン控除の併用の話とか、早めに知っておいて損はない情報がたくさんありました。章ごとに独立しているので技術書のように必要なところだけ引ける構成が気に入っています。ただ全体的にファミリー層を意識した記述が多く、独身の立場からするともう少し踏み込んでほしい部分もありました。2025年の制度改正にしっかり対応しているのは安心感があります。次に引っ越しや転職を考えるタイミングで、また開くことになりそうです。

まな

営業企画

★★★★4.5

会計士として日常的に数字を扱っていますが、個人の家計まわりの制度は意外と盲点です。本書はFPの知識体系を「暮らしで得する部分」に絞って再構成しており、専門家の目から見ても情報の整理が巧みだと感じました。高額療養費制度や傷病手当金など申請主義の制度を漏れなく紹介している点は実務的にも価値が高いです。一方で、法人オーナー向けの節税策や事業承継には触れていないため、経営者の方はあくまで個人の家計向けの本として読む必要があります。基礎的な内容が中心ではありますが、制度改正の最新動向を押さえる意味でも目を通しておく価値はあると思います。

著者について

こんな人におすすめ

お金の知識を体系的に整理したい人

家計・保険・税金・年金など、断片的にしか理解していないお金の知識を一冊で体系化したい方に最適

共働き子育て世帯

教育費の準備、住宅購入の判断、公的支援制度の活用など、ファミリーのライフイベントに直結する情報が充実

FP資格は取らないけど知識は欲しい人

資格試験の勉強をする時間はないが、暮らしに必要なマネーリテラシーだけ効率的に身につけたい方向け

保険や家計の見直しを検討している人

なんとなく加入している保険の要否判断や、節税・公的支援のもらい忘れチェックリストとして活用できる

親の相続に備えたい30〜40代

相続の基礎知識やトラブル回避のポイントが平易にまとまっており、家族で共有しやすい内容

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
知識ゼロですが、無理なく増えるお金ルーティン教えてください。横山光昭初心者★★★★ 4.0¥1,430
【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学両@リベ大学長初心者★★★★★ 4.5¥1,650
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!山崎 元初心者★★★★★ 4.5¥1,078

よくある質問

Q. お金の知識がまったくないのですが、読みこなせますか?
A. 『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』は専門用語をかみ砕いた平易な文体で書かれており、金融知識ゼロの方でも無理なく読みこなせます。図表やケーススタディも豊富に用意されているので、具体的なイメージを持ちながら理解を進められます。
Q. FP資格の勉強用テキストとしても使えますか?
A. 『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』は資格試験対策ではなく、暮らしに役立つ知識に特化した本です。FPの学習範囲と重なる部分はありますが、試験対策には専用の参考書を別途ご用意ください。ただし、FPの勉強を始める前に全体像をつかむための入門書としては適しています。
Q. 独身でも役に立ちますか?
A. 『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』はファミリー向けの記述が多めですが、資産運用・節税・保険の見直し・年金など独身の方にも直結するテーマが多数含まれています。将来のライフプランを早めに考えるきっかけとしても有用な一冊です。
Q. 2025年の制度改正に対応していますか?
A. 『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』は2025年6月刊行で、新NISA・iDeCoの改正・相続登記義務化など最新の制度変更に対応しています。ただし制度は随時改正されるため、具体的な手続きを行う際は最新情報の確認をおすすめします。
Q. すでに投資経験がある中級者にも読む価値はありますか?
A. 『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』の投資の章は初心者向けの内容が中心ですが、公的支援制度・保険の見直し・節税・相続といった投資以外のテーマで「知らなかった」が見つかる可能性は十分にあります。家計全体の棚卸しツールとして活用する価値がある一冊です。
Q. 電子書籍版はありますか?
A. 『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』はKADOKAWAから刊行されており、Kindle版も同時に販売されています。スマートフォンやタブレットでも読めるので、通勤時間などのスキマ時間に活用できます。
Q. 類書との違いは何ですか?
A. 『ファイナンシャルプランナーのお金の知識「暮らしでトクする部分だけ」まとめました』の最大の特徴は、FP1級の広範な知識体系から「暮らしのトクに直結する部分」だけを抽出している点です。著者が保険を売らない独立系FPのため、特定の金融商品に誘導しない中立的な視点で書かれている点も類書との大きな違いです。

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