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図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! - MAIN

【要約・書評】『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の評判・おすすめポイント

山崎 元|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

銀行や保険の"当たり前"を疑い、守るお金と増やすお金を分けて考える入門書——初心者がNISAや確定拠出年金を使い、シンプルに資産形成を始めるための道筋を示す一冊。

この本の概要

お金の知識ゼロを前提に、聞き手の素朴な疑問へ答える対話形式で資産形成の基本を整理した一冊です。図解中心でページ数も少なく、投資本にありがちな専門用語の圧迫感を抑えながら、まず何を知ればいいかを短時間でつかめます。 前半では、銀行預金や窓口販売を無条件に信じないこと、そして資産を当面使うお金・守るお金・増やすお金に分けて考える発想が軸になります。安全資産としての個人向け国債、金融機関の手数料ビジネスへの警戒など、初心者が最初に避けるべき落とし穴がわかりやすく示されています。 中盤では、リスクを取るなら低コストのインデックスファンドを長期で保有し、頻繁に売買しない、制度を活用して運用効率を上げる、という考え方が中心です。NISAや確定拠出年金に触れつつ、商品選びよりも「シンプルで続けやすい仕組み」を作ることの大切さが繰り返し語られます。 後半は投資テクニックだけでなく、保険・住宅購入・自己投資まで含めたお金との付き合い方を見直す構成です。2017年刊行のため制度面は現行ルールとの差分がありますが、金融商品の見極め方や固定費の考え方など、資産形成の土台としては今でも十分に役立つ内容になっています。

"何を買うか"より先に、"どう考えるか"がやっと腹落ちした

投資の本って、読む前から少し身構えてました。専門用語が多そうだし、結局は証券口座を開いて難しい商品を比べる話になるんだろうな、と。でもこの本は、そういう入口のハードルをかなり下げてくれました。図解版で薄いので一気に読めるのに、読み終わると頭の中がちゃんと整理されてるんですよね。 特によかったのは、いきなり「これを買え」で終わらず、まずお金を3つに分けて考えるところです。すぐ使うお金、守るお金、増やすお金。この切り分けを先に見せてもらえるだけで、投資に対する漠然とした怖さがだいぶ薄れました。全財産をリスクにさらす話じゃなくて、守る部分は守りながら増やす分だけ運用する。当たり前なんだけど、この設計図が見えるのが大きかったです。 もう一つ刺さったのは、銀行や保険会社の言うことをそのまま信じるな、という姿勢。ちょっと強めの言い方ではあるんですが、手数料が高い商品ほど売り手が得をするという構図を知るだけで、窓口で勧められたものの見え方がガラッと変わりました。個人向け国債や低コストのインデックスファンドみたいに、複雑じゃない選択肢を示してくれるのも安心感があります。 保険や持ち家の話まで入っているのも、この本ならではだと思います。資産形成って投資商品だけで決まるわけじゃなくて、毎月出ていく固定費や大きな買い物の判断でも差がつく。その視点が入っているから、ただの"投資入門"より守備範囲が広いんですよね。 もちろん2017年の本なので、NISAなど制度まわりは今の情報にアップデートして読む必要があります。それでも、初心者が最初に身につけるべき考え方の枠組みはほとんど古びていませんでした。自分にとっては投資の勉強を始める前の一冊というより、余計な遠回りを防いでくれる最初の地図だったなと思います。

29歳 メーカー経理 / 投資未経験で、預金以外に何をすればいいかわからない会社員

この本で学べること

銀行や窓口販売を前提にしない

本書は、金融機関の都合で売られる商品と個人にとって合理的な商品は一致しないと繰り返します。初心者ほど"相談しやすさ"で選びがちですが、まずは手数料構造を疑う視点を持つことが出発点だと説きます。

お金を用途別に分けて考える

資産全体を一括りにせず、生活資金・安全資産・運用資産の3つに分ける発想が土台になります。この切り分けがあることで、投資への過剰な恐怖も、逆に無謀な全額投資も避けやすくなります。

増やすお金は低コストのインデックス運用へ

リスクを取る部分は、世界に広く分散したインデックスファンドを長期で保有する考え方が中心です。短期売買で当てにいくより、手数料を抑えて時間を味方につけるほうが再現性が高いと整理されています。

制度と固定費を味方にする

NISAや確定拠出年金のような税制優遇制度を活用しつつ、保険料や住居費といった固定費も見直すべきだと説きます。増やす力だけでなく、無駄に減らさない力も含めて資産形成だということがわかります。

本の目次

  1. 1お金を安全に持っておく編
  2. 2ちょっとリスクをとって運用する編
  3. 3お金を使う編
  4. 4トクする制度を使って実際に運用してみる編
  5. 5年金と確定拠出年金編
  6. 6まとめ 結局やること

良い点・気になる点

良い点

  • 図解と対話形式で、投資未経験者でも最後まで読みやすい
  • 銀行・保険・住宅まで含めてお金の全体像を整理できる
  • 低コスト運用や制度活用など、再現しやすい基本方針に絞っている
  • 96ページと短く、最初の一冊として負担が小さい

気になる点

  • 2017年版のため、NISAなど制度の細部は最新情報に読み替えが必要
  • 著者の断定的で辛口な語り口は、人によって好みが分かれる
  • 図解版ゆえに、商品比較や理論の掘り下げは深くない

みんなの評判・口コミ

りん

会社員

★★★★4.5

経理の仕事をしていても、投資になると急に苦手意識が出てしまうのですが、この本はかなり入りやすかったです。お金を用途別に分ける考え方がシンプルで、その後の説明もすんなり頭に入りました。保険や住宅の話までつながっていて、家計全体で考える視点を持てたのもよかったです。制度情報は少し古いですが、基本の考え方をつかむには十分な内容でした。

のり

ソリューション営業

★★★★4.0

営業職としていろいろな提案を受ける立場なので、売り手の論理に注意しろというメッセージには強い納得感がありました。銀行や保険に対する見方が変わる本です。かなり断定的に書かれているので好みは分かれると思いますが、初心者にとってはむしろわかりやすい。最初に読むお金の本としてはかなり優秀だと感じました。

けんじ

Web担当者

★★★3.5

内容はとても平易で、投資を難しく見せない工夫が随所にあります。何を調べればいいかわからない状態から、口座開設や制度活用の方向性が見えてきました。ただし2017年の本なのでNISA周りは現行制度と差があり、そのまま実行するには補足確認が必要です。読後に公式情報を確認する前提で読めば十分役立ちます。

m
mai

データアナリスト

★★★★★5.0

データを扱う仕事をしているので、手数料を抑えて長期で積み上げるという考え方にはとても納得できました。複雑な金融商品より、シンプルで再現性の高い選択を勧める姿勢が一貫しています。短い本なのに、銀行・保険・国債・インデックス投資・年金まで要点がつながっているのは見事です。初心者向けと割り切った構成ですが、その割り切りがむしろ強みだと思います。

著者について

こんな人におすすめ

投資の入口を探している人

専門用語を極力避けながら、資産形成の全体像と最初の打ち手をつかめます。

銀行預金だけで不安な人

守るお金と増やすお金を分ける考え方が、次の行動を決める助けになります。

保険や固定費も見直したい人

投資商品だけでなく、保険や住まいの判断まで含めて家計を整理できます。

NISAや確定拠出年金の前提を知りたい人

制度の最新ルール確認は必要ですが、使うべき理由と考え方の土台がわかります。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
お金はこれで増やせます 失敗したくない人のための投資の教科書節約オタクふゆこ初心者★★★★ 4.0¥1,870
知識ゼロですが、無理なく増えるお金ルーティン教えてください。横山光昭初心者★★★★ 4.0¥1,430

よくある質問

Q. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は本当に初心者でも読めますか?
A. はい。『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は対話形式と図解が中心で、投資未経験者がつまずきやすい前提知識からていねいに説明してくれます。最初の一冊としてかなり入りやすい構成です。
Q. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の中心メッセージは何ですか?
A. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の核は、複雑な商品を追いかけず、守るお金と増やすお金を分けてシンプルに運用するということです。手数料を抑え、制度を使い、長く続ける姿勢が一貫して重視されています。
Q. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』では何を買うべきだと書かれていますか?
A. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』では、安全資産として個人向け国債、リスク資産として低コストのインデックスファンドというシンプルな組み合わせが示されます。商品数を増やしすぎない考え方も特徴です。
Q. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は保険の見直しにも役立ちますか?
A. 役立ちます。『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は、保険を"安心のために入りすぎていないか"という視点で見直すきっかけを与えてくれます。固定費の削減も資産形成の一部として扱われています。
Q. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は今読んでも古くないですか?
A. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は2017年刊行のため、NISAなど制度の細部は最新情報で補う必要があります。ただし、手数料・分散・長期運用・固定費見直しといった基本原則は今でも十分に通用します。
Q. 『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の次に読む本はありますか?
A. あります。『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』で全体像をつかんだ後は、より実践寄りの書籍で制度や商品選びの知識を補うと理解が深まります。特にインデックス投資や家計設計を扱う本と相性がいいです。

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