■ この本を一言で言うと
採用・評価・動機づけからリモート対応まで、管理職の仕事を43章で網羅した米国発40年のロングセラー —— 部下を持った日に最初に開くべき、マネジャーの教科書決定版。
■ この本の概要
■ 「全部書いてあるじゃん」が正直な感想
— sho / メーカー営業 / 20代 / 人材系ベンチャーの営業マネージャー
■ この本で学べること
プレーヤーからマネジャーへの**意識転換**が最初の関門
個人として成果を出す力と、人を通じて成果を出す力はまったくの別物だ。本書は第1部でマネジャーとしてのマインドセットを丁寧に解きほぐし、信頼構築・傾聴・称賛といった基本動作を一つひとつ叩き込んでいく。
採用・評価・解雇まで**人事の実務**を具体的にカバー
面接で何を聞くべきか、職務記述書はどう書くか、業績評価の進め方、そして解雇が必要なときの判断基準まで。マネジャーが避けて通れない人事実務に正面から踏み込んでいる点が、他のリーダーシップ本との決定的な違いになっている。
部下のモチベーションは**仕組み**で高める
「やる気を出せ」と精神論で押すのではなく、情報共有の徹底、権限委譲の設計、リスク志向の理解など、組織の構造としてモチベーションを生み出す方法を示す。第3部「心を掴み、人を動かす」が本書の核心部分だ。
リモート・世代間ギャップなど**現代の課題**にも対応
第7版で大幅に加筆されたリモート勤務マネジメント、ソーシャルメディア対応、世代間ギャップへの処方箋は、2020年代の管理職が直面する今まさにリアルな悩みに直結する。40年の蓄積と最新トレンドが一冊に同居している。
EQ・文章力・プレゼンなど**総合力**の底上げ
マネジメントの技術だけでなく、タイムマネジメント、文章力、プレゼン技術、ストレス対処、ワークライフバランスまで守備範囲が広い。マネジャーという役割を担う「一人の人間」としての総合力を高める視点が、第5部・第6部に凝縮されている。
■ 本の目次
- 1第1部 マネジャーになるあなたへ
- 2第1章 マネジャーになるまで
- 3第2章 管理職としてのスタート
- 4第3章 自信と信頼の構築
- 5第4章 ちゃんと褒めよう
- 6第5章 積極的傾聴をマスターする
- 7第6章 新人マネジャーの仕事とよくある間違い
- 8第7章 上長とうまくやる
- 9第8章 マネジメント・スタイルを選ぼう
- 10第2部 新しい仕事に取り組む
- 11第9章 チーム・ダイナミクスで強い職場を作る
- 12第10章 マネジメントとリーダーシップの違い
- 13第11章 問題のある部下をマネジメントする
- 14第12章 採用と面接
- 15第13章 部下の教育
- 16第14章 変化には抵抗がつきもの
- 17第15章 正しく叱る
- 18第16章 解雇が必要なとき
- 19第17章 コンプライアンスの重要性
- 20第3部 心を掴み、人を動かす
- 21第18章 情報共有を徹底しよう
- 22第19章 人事部を活用する
- 23第20章 「会社に尽くす」は時代遅れか
- 24第21章 部下のモチベーションを高める
- 25第22章 リスク志向を理解する
- 26第23章 自律的でイノベーティブな組織を作る
- 27第24章 業務改善
- 28第25章 世代間ギャップ
- 29第26章 リモート勤務や拠点外勤務のマネジメント
- 30第27章 職場でのソーシャルメディアの利用
- 31第4部 人事評価を行う
- 32第28章 職務記述書の作成
- 33第29章 業績評価を行う
- 34第30章 給与業務
- 35第5部 成長し、さらに上を目指す
- 36第31章 EQ――心の知能指数を高める
- 37第32章 「成功する人」になる
- 38第33章 タイムマネジメント
- 39第34章 文章力を高める
- 40第35章 クチコミの効果
- 41第36章 部下への権限移譲を進める
- 42第37章 ユーモアのセンス
- 43第38章 会議のマネジメント
- 44第39章 プレゼンテーション技術を磨く
- 45第40章 ボディランゲージの基本
- 46第6部 人としての総合力を高める
- 47第41章 ストレスに対処する
- 48第42章 ワーク・ライフ・バランスの重要性
- 49第43章 マネジャーの品格
■ 良い点・気になる点
良い点
- ○43章にわたる圧倒的な網羅性で、マネジャーの仕事の全体像を一冊で見渡せる
- ○採用・評価・解雇など他書が避けがちな人事実務まで具体的に踏み込んでいる
- ○40年のロングセラーならではの普遍的原則と、リモートワーク等の最新アップデートが共存
- ○翻訳が読みやすく、420ページでも2〜3時間で通読できるテンポの良さ
気になる点
- △アメリカの労働環境が前提のため、日本の商習慣や法制度に合わない部分がある
- △43章と広く浅い構成のため、個別テーマを深掘りしたい人には物足りない
- △具体的なフレームワークやツールの提示は少なく、すぐ使えるテンプレートを求める人には不向き
■ みんなの評判・口コミ
メーカー営業
営業マネージャーに昇進したタイミングで手に取った。チームの数字を追いながら一人ひとりのメンバーのケアもしなきゃいけない日々で、正直何から手をつけていいか分からなかった。この本は43章にわたってマネジャーの仕事がずらっと並んでいるので、自分に足りないものがどこなのか一発で見えてくる。特に「正しく叱る」の章には助けられた。それまで感覚でやっていた指導に、明確な型と根拠をもらえた感じだった。420ページと分厚いけど文章が平易で、週末の1日で読み切れた。もっと早く出会いたかった本だと心から思う。
エンジニア
PMとしてチームビルディングに日々取り組んでいるが、かなり学びの多い一冊だった。「マネジメントとリーダーシップの違い」の章が特に良くて、今この場面で自分はどちらの帽子をかぶるべきなのかを意識するようになった。権限委譲の章も具体的で、エンジニアチームでの1on1設計にそのまま活かせた。一方、解雇やコンプライアンスといったアメリカの雇用慣行ベースの章は日本だとそのまま適用しにくく、読み替えが必要になる。それを差し引いても、マネジャー1年目に読む本としてはベストに近いと思う。
ソリューション営業
営業マネージャーを10年やってきた立場で読むと、書いてあることの8割くらいは「うん、知ってる」という確認作業になる。ただそれが無駄かというとまったく逆で、自分のマネジメントの棚卸しとしてちょうどいい粒度なのだ。残りの2割で「あ、これちゃんとできてなかったな」と気づけるところに価値がある。EQの章とワークライフバランスの章は、長くやっている人ほど響くのではないか。網羅的なぶん各章の深さには限界があるので、気になったテーマは専門書に進むのが前提になる。
EC企業マーケター
マーケティング担当で直接の部下はまだいないが、プロジェクトでチームリーダー的な役割が増えてきたので読んでみた。マネジャーの仕事がここまで幅広いのかと素直に驚いた。モチベーション管理や情報共有の章は、管理職でなくても明日から使える知見が詰まっている。ただ人事評価や給与業務の章は今の自分にはまだ距離がありすぎて、正直ほとんど読み飛ばしてしまった。アメリカの事例が中心なので日本の現場にそのまま持ち込めない箇所もある。いつか管理職になったときに、もう一度最初からじっくり読みたい。
■ 著者について
■ こんな人におすすめ
初めて部下を持つ新任マネジャー
マネジメントの全体像を一冊で把握し、何から手をつけるべきかの指針が得られる。
プレーヤーからの昇進で不安を感じている人
個人の成果からチームの成果へ、意識の切り替え方を具体的に学べる。
自分のマネジメントを見直したい中堅管理職
43章のチェックリストとして使い、強み・弱みの棚卸しができる。
リモートチームを率いるマネジャー
第7版で加筆されたリモート勤務マネジメントの章が実践的な指針を提供する。
■ 関連書籍との比較
| タイトル | 著者 | レベル | 評価 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 戦わずして売る技術 クリック1つで市場を生み出す最強のWEBマーケティング術 | 木下勝寿 | 中級者 | ★★★★★ 5.0 | ¥1,870 |
| たった1日で儲かる社長に生まれ変わる 非常識なマーケティング大全 | 小山竜央 | 初心者 | ★★★★★ 4.5 | ¥2,420 |
| 営業は台本が9割 | 加賀田 裕之 | 初心者 | ★★★★ 4.0 | ¥1,650 |
■ よくある質問
Q. 『マネジャーの全仕事』はどんな人向けの本ですか?▼
Q. 『マネジャーの全仕事』の原書は何ですか?▼
Q. 『マネジャーの全仕事』はリモートワーク時代にも対応していますか?▼
Q. 『マネジャーの全仕事』は日本の職場環境でも役立ちますか?▼
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