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「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本 - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』の評判・おすすめポイント

bon bon cherry ハイジ|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

作品のクオリティだけでは売れないという現実から出発し、誰に・何を・どんな世界観で届けるかを設計し直す——ハンドメイド販売を継続的な収益に変えるためのブランド構築・価格設定・発信・接客の基本を実践的に学べる一冊。

この本の概要

本書は、ハンドメイド販売が伸び悩む原因を「作品の出来」ではなく売り方の設計不足に求める一冊です。かわいいものを作れることと、それが売れることは別の話。著者はまず、売れない理由を言語化するところから読者を導きます。趣味の延長で出品を続けてきた人にとって、発想をビジネス寄りに切り替える最初の一歩になるはずです。 中盤のテーマは「誰に売るか」を絞り込むこと。万人受けを狙うより、過去の自分のような具体的な一人に向けて商品や言葉を整えたほうが、作品の魅力はずっと伝わりやすくなる。ブランドの世界観やプロフィール、見せ方が売上に直結するという話が、押しつけがましくなく腹落ちする形で書かれています。 さらに本書は、価格設定とSNS発信にも正面から踏み込みます。「安くしないと売れない」という思い込みを崩し、高くても選ばれるために価値をどう伝えるかを示しているのが特徴的です。SNSも単なる告知の場ではなく、信頼を積み上げる資産として扱い、販売前の事前集客や日常的な発信の蓄積を重視しています。 終盤ではリピーターを生む接客と覚悟が語られます。売れた後の対応やコミュニケーションまで含めてブランド体験だと捉え、長く選ばれ続ける作家になるための視点を補完しています。技法書ではなく、ハンドメイドを小さなビジネスとして成立させたい人のための実務書です。

作品を増やす前に、売り方を作れと言われた感覚でした

私、ハンドメイド販売で結果が出ない理由をずっと「もっと上手に作れないからだ」と思ってたんですよね。新作を増やして、写真を撮って、なんとなくSNSに載せて、それでも反応は薄い。だからまた自信をなくすという繰り返し。夜中に在庫を眺めながら「私のアクセサリー、やっぱりダメなのかな」って何度も思いました。でも『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』を読んで、そもそも自分が見ていた場所が違ったんだと気づいたんです。 この本がよかったのは、売れない理由をふんわり励ますんじゃなくて、かなりはっきり「売れない構造」として見せてくれるところです。誰に向けて作っているのか、なぜその価格なのか、どんな世界観で選ばれたいのか。作品そのものの話だけじゃなく、販売ページ、プロフィール、発信、接客まで全部ひっくるめて「あなたの商品」として見直しなさいと。正直、最初は耳が痛かったです。自分では丁寧にやっているつもりだったので。でも読み進めるうちに、「丁寧」と「伝わる」は違うんだなと腑に落ちました。 特に「過去の自分に売る」という考え方がすごく残ってます。理想のお客様像を無理に作り上げるより、自分が悩んでいた頃に欲しかったものを起点にしたほうが、言葉も写真も自然と具体的になるんですよね。私の場合、会社勤めしながら「何か自分の手で作ったもので収入を得たい」と思っていた3年前の自分がまさにそれでした。あの頃の自分に向けて書き直したら、商品説明の手応えが明らかに変わったんです。これは実際にやってみて実感しました。 もう一つ刺さったのが、値上げを怖がらなくていいというメッセージ。私は売れないのが怖くて価格をかなり抑えていたんですが、それだと疲れるわりに利益が残らなくて、続けるほど苦しくなる。材料費と送料を引いたら手元にほとんど残らない、みたいな状態がずっと続いていました。この本は「高く見せろ」とは言わないんです。価値がちゃんと伝わる設計にすれば、価格は自然とついてくる。ブランドの見せ方、商品説明の書き方、世界観の統一、発信の積み重ね——それが全部つながっているんだと理解できたのは大きかったです。 SNS発信についても、私はずっと「新作できました!」みたいな告知ばかりしていたんですが、それだとフォロワーとの信頼関係が積み上がらないと書かれていて、ハッとしました。作る過程や失敗談、自分の価値観を出していくことで、「この人から買いたい」が生まれるんだと。実際、制作途中の写真を載せるようにしてから、DMでの問い合わせが増えた実感があります。 もちろん、制作テクニックとか撮影の細かい手順を学ぶ本ではありません。そこを期待していると肩透かしだと思います。でも私にとっては「もっと頑張って作る」から「ちゃんと売れる形に整える」へ視点を変えてくれた一冊でした。ハンドメイドを単発の売り買いじゃなく、続けられる仕事にしたい人ほど読む価値があると思います。

38歳 会社員兼ハンドメイドアクセサリー作家

この本で学べること

作品より先に売り方を設計する

売れない原因を作品の質だけに求めず、販売導線・見せ方・説明文まで含めた設計の問題として捉え直します。出品ページからプロフィール、発信までを一体で整える発想が身につきます。

ターゲットは過去の自分から考える

理想の顧客像を曖昧に広げるのではなく、かつて自分が悩んでいた頃の自分を起点にする。そのほうが商品企画も言葉選びも具体化しやすく、結果として刺さる相手に届くブランドになります。

世界観が「あなたから買いたい」を生む

ハンドメイド販売では、作品単体のクオリティだけでなく作家としての世界観と信頼感が購入理由になります。写真、文章、プロフィール、投稿内容の一貫性がブランド全体の価値を底上げします。

安売りではなく価値で価格を支える

値段を下げる前に、まず価値の伝え方を見直すべきだと説きます。高くても選ばれるための見せ方や説明の工夫が、続けていける利益構造につながります。

SNSは告知ではなく資産づくり

SNSを単発の販促ツールではなく、信頼を蓄積していく装置として使う考え方が軸です。販売前の事前集客や見込み客との関係構築の重要性が、具体例とともに理解できます。

本の目次

  1. 1第1章 ハンドメイドが売れないダメな理由
  2. 2第2章 お客様ではなく、あなたが売りたいものを売ろう
  3. 3第3章 「誰に売るか」で悩んだら、過去の自分に売ろう
  4. 4第4章 「あなたから買いたい」をつくるブランディング
  5. 5第5章 ハンドメイド販売は「かわいい」だけじゃ売れません
  6. 6第6章 ハンドメイド作家の資産になるSNS発信
  7. 7第7章 販売初日に1日で70個売れた事前集客のコツ
  8. 8第8章 値上げは怖くない 高くても売れる価格のつくり方
  9. 9第9章 売れる人はやっている ハンドメイド販売の接客
  10. 10第10章 ハンドメイドで稼ぎたいなら「覚悟」を決めよう

良い点・気になる点

良い点

  • ハンドメイド販売を作品論ではなくビジネス設計として整理できる
  • ターゲット設定、ブランディング、価格設定、SNS発信のつながりがわかりやすい
  • 初心者でも読みやすい語り口で、行動に落とし込みやすい
  • 「安くしないと売れない」という思い込みを崩してくれる

気になる点

  • 制作技法や撮影の詳細ノウハウを求める人には物足りない
  • 著者のブランド重視の考え方が合わない人もいる
  • ハンドメイド以外への応用はできるが、事例は作家業前提で進む

みんなの評判・口コミ

こーた

マーケター

★★★★4.0

SNS運用の本として読んでも学びが多かったです。売り込みより先に世界観と信頼を積み上げるという考え方は、今のSNS発信の設計思想にかなり近いと感じました。ハンドメイド向けの内容ではありますが、個人で何かを売っている人全般に通じるものがあります。ただ、Instagramの具体的な運用テクニックだけを期待すると少し抽象的に映るかもしれません。

りん

会社員

★★★★4.0

価格設定の章がいちばん参考になりました。安く売るほど正しいという話ではなく、利益が残らなければ続かないという当たり前のことを丁寧に言ってくれます。数字の細かい計算を扱う本ではありませんが、値付けに対する考え方がかなり整理されました。趣味から一歩踏み出したい人にちょうどいい一冊だと思います。

のり

ソリューション営業

★★★★4.5

営業の視点で読むと、誰に何をどう伝えるかという基本が非常に素直にまとまっています。「過去の自分に売る」という発想は、顧客理解の入り口としてかなり強い。売ることに苦手意識がある人ほど読みやすいはずです。実務の泥臭い部分も含めて書かれていて、きれいごとだけで終わらないのがよかったです。

m
miku

Webマーケター

★★★★★5.0

ブランドづくりと導線設計の話が想像以上に実践的でした。作品を増やす前にプロフィールや見せ方を整えるべき、という指摘はかなり本質を突いていると思います。Webマーケの初心者向け入門書を、ハンドメイド販売に落とし込んだような読み心地。作家活動を趣味のまま終わらせたくない人には刺さるはずです。

著者について

こんな人におすすめ

趣味を副業に変えたい人

作品づくりだけでなく、売り方や見せ方まで含めて収益化の基本を学べます。

価格に自信が持てない作家

安売りせずに選ばれるための考え方を整理したい人に向いています。

SNS発信が空回りしている人

告知中心の発信から、信頼を積み上げる発信へ切り替えるヒントがあります。

自分のブランドを言語化したい人

誰に向けて、どんな世界観で届けるかを固める入口として使えます。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
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よくある質問

Q. 『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』は初心者でも読めますか?
A. はい、読めます。『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』は専門用語を多用せず、実例と考え方の整理に重きを置いているため、販売未経験の方でも入りやすい内容です。
Q. 『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』は作品の作り方も学べますか?
A. 制作技法が中心の本ではありません。『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』は、売り方・価格設定・ブランド設計・SNS発信など、販売面の改善に重心を置いた一冊です。
Q. 『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』はSNS集客の本としても使えますか?
A. SNS発信の基礎的な考え方を学ぶ本としては十分に使えます。『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』では、SNSを単なる告知ではなく信頼の蓄積として扱う視点が得られます。
Q. 『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』は値上げに悩む人にも向いていますか?
A. 向いています。『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』は、高くても選ばれるために何を整えるべきかを、価格そのものではなく価値の伝え方から丁寧に解説しています。
Q. 『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』はハンドメイド以外の個人販売にも応用できますか?
A. 十分に応用できます。『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』の核となるのは、ターゲット設定・ブランドづくり・発信・接客という個人商売の基本であり、業種を問わず使える内容です。
Q. 『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』はどんな人には合わないですか?
A. 制作テクニック集や撮影ハウツーを求めている方にはやや方向性が異なります。『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』は、作品の上達よりも販売の仕組み化を優先して学びたい人に向けた本です。

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