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空き家・古家不動産投資で利益をつくる - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』の評判・おすすめポイント

大熊 重之|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

空き家・古家を小予算で再生し本業以外の収益柱をつくる——中小企業や個人事業主が不況に強い経営体質へ切り替えるための実践的不動産投資入門。

この本の概要

本書は、売上が読みにくい時代に中小企業や個人事業主がどうやって安定収益を持つか、という経営課題から入る不動産本だ。単なる投資テクニック集ではなく、損益計算書に依存しがちな事業構造に対して、家賃収入のような継続収入を別に持つ発想を提示している点が特徴的である。 そこで提案されるのが、競争が比較的激しくなく、参入額も抑えやすい空き家・古家投資だ。新築一棟や高額区分ではなく、眠っている戸建てや古い物件を再生して貸すことで、少額から始めやすい現実的な投資モデルとして描かれている。 内容面では、空き家・古家投資の考え方だけで終わらず、物件取得・リフォーム・入居付け・管理までの実務フローに踏み込んでいるのが実践的だ。建築会社、リゾート会社、税理士といった複数の事例も盛り込まれており、業種が異なっても応用できるイメージが持ちやすい。 終盤では収益確保にとどまらず、社宅・福利厚生・地域課題の解決、社会貢献やSDGsにまで視野が広がる。「どう儲けるか」だけを追う読者にはやや理念寄りに映るかもしれないが、地方資産の活用と経営の安定を両立させたい人には視点が広がる一冊だ。

不動産本というより、中小企業の守りを強くする経営書だった

地方で司法書士事務所を経営していると、売上自体は立つものの案件の波が大きくて、ずっと漠然とした不安がある。繁忙期と閑散期の差がそのまま資金繰りに響くし、何か別の収入の柱が欲しいとは思いながら、いざとなると何から手をつけていいかわからない。そんな状態で手に取ったのが本書だった。 読む前は、よくある不動産投資の成功体験談だろうと思っていた。ところが実際に開いてみると、最初に来るのは中小企業が本業一本で利益を安定させることの難しさだ。損益計算書に依存した経営の脆さを丁寧に解いたうえで、家賃収入のような第二の収益柱を持つ意味が語られる。投資の話が来る前に経営の話があるので、「これは自分事だな」という感覚で読み進められた。 対象が新築一棟や大規模開発ではなく、空き家・古家という身近な資産に絞られているのも良かった。地方にいると、放置されている戸建てを見かける機会が本当に多い。それを「価値のないもの」ではなく「再生できる資産」として見る視点は、地方に事務所を構えている自分には特に刺さった。「安く買って高く貸す」と煽るのではなく、物件の探し方からリフォーム、入居付け、管理まで最初の一歩をどう踏み出すかを順番に示してくれる。数字の細部まで詰めた専門書ではないが、全体像をつかむには十分だった。 また、建築会社や税理士など異業種の事例が入っているので、不動産専業でなくても読める本だとわかる。本業とは別の収益源を持つことで経営判断に余裕が生まれるという視点は、士業にもかなり響く。終盤で福利厚生や地域貢献まで扱っているのも印象的だった。空き家再生を単なる利回り商品ではなく、地域との接点をつくる取り組みとして見直せたのは、思いがけない収穫だった。 税務の詳細や法的チェック、工事見積もりの精査はこの一冊では完結しない。そこは実務に入る段階で別途確認が必要だ。それでも「本業の先行きが不安だが、いきなり大きな投資は怖い」と思っている経営者や個人事業主には、かなり相性がいい本だと思う。派手さより再現性を重視したい人ほど、じわじわ効いてくる一冊だ。

41歳 司法書士事務所代表

この本で学べること

本業以外の安定収益を持つ発想

本書の出発点は、本業一本足打法の危うさだ。家賃収入のような継続収入を持つことで、中小企業や個人事業主の資金繰りと意思決定に余裕をつくる考え方が示されている。

空き家・古家を使う低予算スタートの現実味

新築や大型物件ではなく、放置された戸建てや古家を再生する戦略が中心だ。比較的小さな資金から始めやすく、地方でも見つけやすい投資対象として説明されている。

取得から管理までの実務フローが見える

考え方だけでなく、物件購入・リフォーム・入居付け・管理までの流れに踏み込んでいるのが実践的だ。最初の一棟をどう進めるかという全体像の把握に向いている。

業種をまたいだ事例で応用イメージが湧く

建築会社、リゾート会社、税理士など異なる立場の事例が盛り込まれている。不動産専業でなくても、自分の事業にどう組み込むかを考えやすい構成だ。

収益化だけで終わらない活用視点

終盤では社宅・福利厚生・地域再生、SDGs的な価値まで視野が広がる。空き家再生を利益と社会性の両立として捉え直せる点が、本書の独自性だ。

本の目次

  1. 1第1章 会社に安定的な利益をつくれない不安な時代
  2. 2第2章 会社に新収入源を生み出す「空き家・古家不動産投資」
  3. 3第3章 空き家・古家不動産投資で会社に利益をつくる方法
  4. 4第4章 会社の新収入源を確保していく方法
  5. 5第5章 空き家再生で福利厚生・社会貢献、そしてSDGsへ

良い点・気になる点

良い点

  • 不動産投資を経営の安定化という視点で捉え直せる
  • 空き家・古家に対象を絞っており、初心者でもイメージしやすい
  • 取得から管理までの流れと事例があり、全体像をつかみやすい
  • 収益だけでなく福利厚生や地域貢献まで視野が広がる

気になる点

  • 税務・法務・工事見積もりなどの細部は別資料で補う必要がある
  • キャピタルゲイン狙いの短期売買を学びたい人には向かない
  • 終盤は理念や社会性の話も多く、純粋な投資本を期待すると好みが分かれる

みんなの評判・口コミ

こーた

マーケター

★★★★★5.0

マーケの本ではないのに、収益モデルの作り方という意味ですごく勉強になった。空き家を再生して家賃収入をつくる話が、単なる副業ネタではなく地域課題の解決にもつながっているのが印象的だった。専門家向けに難しく寄せず、事業をやっている人が自分ごととして読める温度感なのも良い。読み終わると、守りの強いビジネスをどう作るかを考えたくなる。

k
ken

不動産営業

★★★★★5.0

区分を数戸持っている立場でも、この本はかなり新鮮だった。新築やRC一棟ではなく、空き家・古家を使って本業の外に収益柱をつくるという切り口が明快で、物件取得からリフォーム、管理までの流れがざっくりつかめるので、戸建て再生に踏み出す前の整理にちょうどいい。福利厚生や地域活用まで話が広がるのも面白くて、単なる利回り本では終わらない一冊だった。

りん

会社員

★★★★4.5

数字を見る仕事をしているので、PLに偏らず継続収入を持つという話がすごく腹落ちした。中小企業や個人事業主が読む前提で書かれているので、経営と不動産投資がちゃんとつながって見える。専門用語が少なく初心者でも読めるのは良い点だが、税務処理や資金計画を細かく詰めたい人は別の本も並行して読んだほうがいいと思う。

のり

ソリューション営業

★★★★4.0

営業の仕事は景気や案件状況の影響を受けやすいので、本業以外の安定収益を持つというメッセージには素直に納得できた。読み味は不動産の教科書というより中小企業向けの経営書に近い。事例が複数あって視野は広がるが、実際に買うエリアの見極めや現地調査の深さまではそこまで踏み込んでいない。最初の一冊として読むなら十分に価値がある。

著者について

こんな人におすすめ

本業一本足打法が不安な経営者

売上変動の大きい事業を営んでおり、家賃収入のような第二の収益柱を持ちたい人に向いています。

小さく不動産投資を始めたい人

新築一棟や高額物件ではなく、空き家・古家から現実的にスタートしたい初心者に適しています。

地方で空き家活用を考える人

地方に眠る戸建てや古家を、収益化と地域活性の両面から活かしたい人にヒントがあります。

士業・個人事業主

本業の繁閑差に左右されやすく、事業外収入を持つことで経営を安定させたい読者に相性が良いです。

社会性のある投資を探す人

利回りだけでなく、福利厚生や地域貢献まで含めて投資を考えたい人に向いています。

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
地方は宝の山! リスクを極限まで抑えて儲ける「空き家・古家」不動産投資大熊 重之初心者★★★★★ 4.5¥1,870
実家の「空き家」超有効活用術三木 章裕初心者★★★★★ 4.5¥1,980
<最新カラー版>“5万円”以下の「ボロ戸建て」で、今すぐはじめる不動産投資脇田雄太初心者★★★★ 4.0¥1,980

よくある質問

Q. 『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』は初心者でも読めますか?
A. はい、読めます。『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』は専門家向けの難解な投資本ではなく、経営者や個人事業主が全体像をつかむことを意識した入門寄りの内容です。物件取得から管理までの流れを理解したい初学者に向いています。
Q. 『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』は法人向けの本ですか?
A. 中小企業経営者を強く意識した本ですが、『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』の考え方は個人事業主や個人投資家にも応用できます。本業以外の継続収入を持つという発想は、法人でも個人でも有効です。
Q. 『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』は一般的な不動産投資本と何が違いますか?
A. 『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』は利回りや融資テクニックだけでなく、経営の安定化という目的から不動産投資を位置づけている点が独自です。さらに空き家再生を福利厚生や地域貢献にまでつなげている点も、他の投資本にはない視点です。
Q. 『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』には実務的な流れも載っていますか?
A. はい。『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』では、物件購入・リフォーム・入居付け・管理といった基本フローに触れています。細部の契約実務まですべて網羅する本ではありませんが、最初の流れを把握するには十分な内容です。
Q. 『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』は副業目線でも役立ちますか?
A. 役立ちます。『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』は本業の外に安定収益をつくる考え方が核になっているので、副収入源を探している人にも相性があります。ただし、片手間で簡単に儲かるという内容ではありません。
Q. 『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』だけで実践を始められますか?
A. 方向性を定めるには十分ですが、『空き家・古家不動産投資で利益をつくる』だけで契約や税務まで完結するわけではありません。実践前には地域相場の確認・建物調査・法務と税務のチェックを別途行うのが安全です。

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