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The Courage to Be Disliked: The Japanese Phenomenon That Shows You How to Change Your Life and Achieve Real Happiness, Book (English Language Not Guaranteed)
初心者自己啓発

【要約・書評】『The Courage to Be Disliked: The Japanese Phenomenon That Shows You How to Change Your Life and Achieve Real Happiness, Book (English Language Not Guaranteed)』の評判・おすすめポイント

岸見 一郎|||0ページ

4.5
(3件)

この本を一言で言うと

「人間の悩みはすべて対人関係の悩み」と断言するアドラー心理学を、哲人と青年の対話形式でわかりやすく解き明かし、他者の評価に縛られない自由な生き方を示す一冊。

この本の概要

本書はオーストリアの心理学者アルフレッド・アドラーの思想を、哲学者と悩める青年の対話という形式で解説した作品。フロイト、ユングと並ぶ心理学の三大巨頭でありながら、日本では長らく無名だったアドラーの教えをドラマチックに伝える。 「トラウマは存在しない」「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」という挑発的な主張から始まり、自己承認欲求、課題の分離、共同体感覚など独自の概念を展開。青年は哲人の言葉に激しく反論しながら、徐々に自らの世界観を更新していく。 岸見一郎氏(日本アドラー心理学会顧問)と古賀史健氏(ライター)の共著。哲学と心理学の両面からアドラーを解釈し、現代日本で生きる人間への処方箋として提示している。2013年刊行後、累計200万部超のベストセラーとなり、世界各国で翻訳されている。

この本で学べること

アドラーは「人は過去の原因に縛られる」というフロイトの原因論を否定し、「人は今の目的のために過去を利用している」という目的論を提唱。過去を変えることはできないが、過去への意味づけは今から変えられる。

「これは誰の課題か」を問い続けることで人間関係の悩みを整理する。他者の課題に踏み込まず、自分の課題に集中することが、対人関係のストレスを根本から解消する鍵となる。

他者に認められたいという欲求は、他者の人生を生きることと同義。承認欲求を手放すことで初めて、自分の価値基準で自由に生きられるようになる。

幸せの源泉は「自分は共同体に貢献できている」という感覚にある。他者への貢献を通じて自己価値を実感する生き方が、アドラー心理学の目指す先。

良い点・気になる点

良い点

  • 哲人と青年の対話形式で、哲学や心理学の知識がなくても読みやすい
  • 「課題の分離」など実生活に直結する概念が具体的に説明されている
  • 読後に人間関係の見方が根本から変わるインパクトがある

気になる点

  • 「トラウマは存在しない」など挑発的な主張に違和感を覚える読者も多い
  • 哲学的・抽象的な議論が多く、即効性のある実践法を求める人には不向き

みんなの評判・口コミ

5.0

上司の顔色ばかり気にして消耗していた時期に読みました。課題の分離という概念が本当に刺さって、「上司が自分をどう評価するかは上司の課題だ」と思えるようになってから、精神的にかなり楽になりました。何度も読み返せる本です。

4.0

哲学的な主張が強くて最初は反発したけど、読み終わったら自分の思考パターンがずいぶん変わっていた。「トラウマは存在しない」という主張は今でも100%は納得できないけど、その挑発的な問いかけ自体が価値あると思う。

5.0

子育てと義実家との関係で疲れ果てていた頃に夫に勧められて読みました。自分が「良い嫁」「良い母」を演じようとして勝手に苦しくなっていたことに気づかされた。もっと早く読みたかったと心から思っています。

著者について

こんな人におすすめ

よくある質問

Q. 「嫌われる勇気」とは具体的にどういう意味ですか?
A. 嫌われにいくことを勧めているのではなく、「嫌われるかもしれない」という恐れを手放して、自分の課題に集中する勇気のこと。他者の評価に人生を委ねるのをやめる、という意味です。
Q. アドラー心理学はフロイトやユングとどう違いますか?
A. フロイトが過去のトラウマが現在を決定すると考えるのに対し、アドラーは「人は今の目的のために行動する」という目的論に立つ。また個人だけでなく社会・共同体との関係を重視するのも特徴です。
Q. 実践が難しいと感じたらどうすれば?
A. 著者自身も「アドラーの教えを実践するには勇気がいる」と繰り返し述べています。まず「課題の分離」だけを日常で意識することから始めると、少しずつ変化を感じられるようになります。

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