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マンガで学ぶ! 営業の超基本
初心者営業

【要約・書評】『マンガで学ぶ! 営業の超基本』の評判・おすすめポイント

小松麻美|フローラル出版|2022-02-14|224ページ

4.0
(4件)

この本を一言で言うと

営業未経験から1年目で1億円を売り上げたトップセールスが自らの経験をマンガ化——センスや根性なしで売れる営業の基本を楽しく習得できる入門書

この本の概要

著者の小松麻美氏は、営業未経験のまま社会人をスタートし、1年目で売上1億円超えを達成してトップセールスとなった経歴を持つ。本書はその実体験を「セールス・イズ」著者の今井晶也氏が監修し、マンガとテキストを組み合わせた構成で展開している。 全5章の構成は、商品理解を深める基礎から始まり、新規コール・ヒアリング・プレゼンとクロージング、そしてチームで「売れる」文化を作るという管理職的な視点まで幅広くカバーしている。224ページという読みやすい分量で、マンガで場面と感情を掴んでからテキストで解説を深めるという設計が繰り返される。 「センスなし、根性なしでも売れる!」というサブタイトルが示す通り、属人的な才能や精神論に頼らない営業のアプローチを標榜している。著者自身が「泣きながら営業をしていた」時期を経験しているため、苦手意識を持つ人への共感ある語りかけが特徴だ。 Amazonレビューでは「素晴らしいバランス」「営業を振り返るきっかけになる」という評価がある一方、「著者の会社プロダクトの紹介が多い」という指摘もある。また「リモート時代における営業の学び方」にも触れており、オンライン商談が当たり前になった現代の営業環境にも対応した内容になっている。

「営業に向いていない」と思っていた自分が読むべき本だった

配属が決まった瞬間に「営業か……」と正直ヘコんだ。コミュ力がそんなに高いわけじゃないし、話すのが得意なわけでもない。「向いてないかも」という不安を抱えたまま入社した。 この本を手に取ったのは、表紙に「センスなし、根性なしでも売れる!」と書いてあったから。嘘だろ、と思いつつも「センスがない自分への処方箋があるかも」と期待した。 読み始めてすぐ、著者の小松さんも最初は泣きながら営業をしていたという話が出てくる。それだけで少し安心した。トップセールスって最初からできる人のイメージがあったから、「スタート地点が一緒だ」という感覚が持てた。 マンガパートが話の流れを掴みやすくしてくれる。テキストだけだと「実際の商談ではどんな場面で使うのか」がイメージしにくいけど、マンガで主人公が悩んで行動する様子が描かれてから解説が来るので、読んでいて飽きない。224ページなのにすらすら読んだ。 特に良かったのが「新規営業は質と量」という章。「架電数を増やせ」という根性論じゃなくて、どういう電話がアポにつながるかという質の話をしてくれる。受注につながるコールの考え方がわかったことで、電話することへの恐怖が少し和らいだ。 Amazonに「著者の会社プロダクトの紹介が多い」という評価があって、確かにその傾向はある。ただそれを差し引いても、「最初は苦手だった人間がどう乗り越えたか」という話として読めば十分に価値がある。 営業が怖い人、向いていないと思っている人、この本を読むと「ああ、スタートはみんな同じなんだ」と思えるはず。

入社直後に営業配属になった文系新卒。電話すること自体が怖くて、「自分に営業は無理かも」と思い始めている

この本で学べること

マンガ×テキストで飽きずに読める入門設計

実際の商談場面をマンガで可視化してから解説するサンドイッチ構成。場面のイメージを掴んでから理論を受け取るため、テキスト単独より理解しやすく記憶に残りやすい。

「センスなし・根性なし」でも売れる再現性ある手法

営業未経験から1年目で1億円達成した著者の実体験をもとに、才能や精神論に頼らない再現性のある営業プロセスを解説。苦手意識がある人への共感ある語り口が特徴。

新規開拓から提案・クロージングまで全工程を網羅

架電での新規開拓、ヒアリングによるニーズ把握、プレゼンとクロージングまで営業の全プロセスを5章で体系化。入門書として必要な知識が一冊に収まっている。

チームで「売れる」文化を作る視点まで収録

個人の営業スキルだけでなく、チームとして営業力を底上げするマネジメント視点まで触れており、将来チームリーダーを目指す人にも有益な内容が含まれている。

本の目次

  1. 1第1章 売れないのは、知らないから――商品理解を深める
  2. 2第2章 新規営業は「質と量」――受注につながるコールの仕方
  3. 3第3章 「商品の強み」は売り込まない――課題を探り、当てはめる
  4. 4第4章 「売れる」プレゼンとクロージング――提案力は情報収集力で決まる
  5. 5第5章 「売れる」チームはこうつくる!――学びで営業力を底上げする

良い点・気になる点

良い点

  • マンガとテキストの組み合わせで飽きずに読めるため、活字が苦手な人でも取り組みやすい
  • 著者が「最初は苦手だった」経験を持つため、営業への不安や苦手意識を持つ人への共感がある
  • 「セールス・イズ」著者の今井晶也氏が監修しており、内容の信頼性が担保されている

気になる点

  • 著者の会社サービスや使用ツールへの言及が多く、一部の内容が宣伝的に感じられる場合がある
  • 営業経験が長い人には知識面で物足りないと感じる内容が多い

みんなの評判・口コミ

ゆうと

EC企業マーケター

4.5

マンガと解説のバランスがよくて、テキストだけの営業本より圧倒的に読みやすかった。著者が「苦手だった」経験から書いているので、自分と同じ立場から話してくれている感じがする。新規コールの考え方が特に参考になった。

けんじ

Web担当者

4.0

営業を振り返るきっかけになった。5章のチームで売れる文化を作るという内容が、マネジメント視点で新鮮だった。224ページとコンパクトにまとまっていて、1日で読み切れる。

a
ao

フリーランスデザイナー

3.5

内容がライトで読みやすいのはその通り。ただ著者の会社プロダクトへの言及が目についた。それを差し引けば営業の基本が整理されていて、入門書としての価値はある。

こーた

マーケター

4.0

リモートワーク時代の営業の学び方という視点が含まれている点が良かった。オンライン商談を前提にした内容が入っていて、今の営業環境に合っている。新人研修のテキストとしても使えそう。

著者について

こんな人におすすめ

営業配属に不安を感じている新入社員

「向いていないかも」という不安を持つ人に、著者自身の「最初は苦手だった」経験から語りかける内容が刺さる。マンガ形式で読みやすく、入社直後でも取り組みやすい

活字の営業本が続かなかった人

マンガとテキストが交互に展開する構成で、ページをめくる苦痛が少ない。「ビジネス書が苦手」という人への営業入門書として最適

部下に「営業の基本」を教えたい管理職

5章構成で営業の全プロセスが網羅されており、新人向けの指定読書として使いやすい。224ページという読み切れる分量も管理しやすい

よくある質問

Q. 『マンガで学ぶ! 営業の超基本』は営業経験ゼロでも読めますか?
A. はい、営業未経験の方に特に向いています。著者自身が未経験からスタートした経験を持っており、営業の基礎から丁寧に解説されています。
Q. 『マンガで学ぶ! 営業の超基本』の監修者・今井晶也とはどんな人ですか?
A. 「セールス・イズ」の著者として知られる営業のプロフェッショナルです。同書は営業の科学的なアプローチを体系化したベストセラーで、その著者が本書の内容の監修を担当しています。
Q. マンガはどの程度の割合で入っていますか?
A. 224ページのうちマンガパートとテキスト解説が交互に展開する構成です。各章の冒頭にマンガで場面を描き、その後テキストで解説するサンドイッチ形式になっています。
Q. BtoB営業・BtoC営業どちらに向いていますか?
A. 著者の経験はBtoB営業ベースですが、ヒアリングや信頼関係構築という普遍的なテーマが中心のため、BtoC営業にも応用できる内容が多いです。
Q. ベテラン営業が読んでも得るものがありますか?
A. 入門寄りの内容が中心のため、ベテランには物足りない部分が多いです。ただし「自分の営業の基本を振り返る」目的や、新人への教え方を考える際の参考書として活用することはできます。

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