初心者向けお金と投資の本のおすすめ人気ランキング25選【2026年版】
監修

佐藤メバル
@shelfy_mebaru
編集長。あらゆるジャンルの本を年間数百冊読み込む本のプロ。投資・経営から小説・実用書・絵本まで、良書と読者の相性を見抜く。

橘ナナミ
@medias_nanami
編集部の新人インターン。22歳の大学院生で、メディア論を研究中。「それ気になります!」が口癖の天然キャラ。読者の素朴な疑問を代弁する役割で、各メディアの専門家にいろんなジャンルの素朴な質問をぶつけていく。
最終更新: 2026年8月
橘ナナミ
佐藤さん、最近「お金の本」って本当にたくさん出ていて、どれから読めばいいのか迷います。新NISAも始まったし、まずは一冊…と思うんですが。
佐藤メバル
いい質問だね。正直、書店に行くと20冊以上は平積みされている。でも「正解の一冊」は人それぞれ。まずは自分の目的とレベルを決めるのが近道だよ。
橘ナナミ
目的とレベル…確かに、老後資金をコツコツ作りたいのか、毎月の配当が欲しいのかで全然違いますもんね。
佐藤メバル
そう。だからここでは、僕たちの選書の軸を6つに分けて紹介するね。
初心者向けお金と投資の本の選び方
目的で選ぶ
橘ナナミ
まず「目的」から考えたいです。将来の資産形成、配当収入、値上がり益、家計改善…どれを目指すかで本が変わるんですか?
佐藤メバル
変わるよ。老後資金なら『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』や『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』が王道。毎月の配当や“推し活”的な個別株を楽しみたいなら『知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本』は具体例が豊富。まず家計改善なら『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』が固定費削減から教えてくれる。
橘ナナミ
なるほど、目的が「不安の解消」か「収入を作る」かで、最初に読む本が変わるんですね。
レベルで選ぶ
橘ナナミ
「まだ投資をしたことがない」私みたいな人と、積立を始めた人とでは、やっぱりレベルに合った本がある?
佐藤メバル
あるね。ゼロからなら『投資ど素人が投資初心者になるための株・投資信託・NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門』はLINE風の会話形式でどこまでも初心者に寄り添う。口座は開いたけど何を買えばいいか分からない段階なら『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』、個別株に一歩踏み出したいなら『お金偏差値30でも始められる 株式投資の教科書』が「次のステップ」を示してくれる。
橘ナナミ
「超入門」と「教科書」の間にも、ちょうどいい本があるんですね。
形式で選ぶ
橘ナナミ
マンガや図解じゃないと続かない、という人も多いと思うんですが…。
佐藤メバル
その気持ち、大事だよ。まずは『超初心者からの「100円投資」入門』はマンガと図解でサクサク読めるし、『お金の基本ゆる図鑑』はゆるいイラストで全体像をつかむのに向いている。対話形式が好きなら『お金知識ゼロ! 普通の会社員でも株で1億円つくる方法をイチから教えてください!』、活字中心でも論理的に学びたいなら『ほったらかし投資術』を選ぶ手もある。
著者スタンスで選ぶ
橘ナナミ
著者のスタンスって、どうして重要なんですか?
佐藤メバル
投資本は著者の思想が強く出る。インデックス派なら山崎元さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』、アクティブ寄りなら『お金偏差値30でも始められる 株式投資の教科書』、教養として広く学ぶなら『金持ち父さん 貧乏父さん』。どの立場の本かを見抜かないと、自分の判断軸がブレてしまう。
更新性で選ぶ
橘ナナミ
新NISA対応かどうかも大事ですよね。改訂版がどんどん出ていますが…
佐藤メバル
制度が変わったら古い情報は危険。『新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』や『いちばんカンタン! 株の超入門書 改訂4版』は新制度に合わせてある。一方『金持ち父さん 貧乏父さん』のような古典は普遍性が魅力。自分の目的が「制度理解」か「原理原則」かで使い分けよう。
読了時間で選ぶ
橘ナナミ
最後に、まとまった時間が取れない人向けの選び方も教えてください。
佐藤メバル
1日で読み切るなら『ジェイソン流お金の増やし方 改訂版』は192ページで、具体的な節約と投資のエッセンスが詰まっている。週末じっくりなら『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』、1か月かけて深めるなら『投資信託はこの9本から選びなさい』や『一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門』で投信を徹底理解するのもおすすめだよ。
橘ナナミ
なるほど、自分の生活リズムに合わせて選べば続きやすいんですね!
初心者向けお金と投資の本をひと目で比較
橘ナナミ
えっ、25冊もあるんですか!?まずどう見ればいいんですか?
佐藤メバル
焦らず焦らず(笑)。まずはこの一覧で全体像を眺めてみよう。価格・著者・対象読者をまとめて見られるから、自分に近そうなのが分かるはず
初心者向けお金と投資の本のおすすめ人気ランキング
橘ナナミ
一覧だけだとピンと来ないので...1冊ずつ詳しく教えてください!
佐藤メバル
よし、それじゃあ1位から順に1冊ずつ解説していこう。各冊どんな人に向いてるかも合わせて話すから、自分に合いそうなのを見つけてほしい

【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学
両@リベ大学長 著|朝日新聞出版
貯める・増やす・稼ぐ・守る・使うの5つの力に分けて、人生のお金全般を俯瞰できる入門書。新NISA対応の改訂でデータも最新化され、Q&Aも増量。保険は3つだけ、マイホームより賃貸など具体的な判断基準が満載で、著者自身のYouTubeで培った説明のうまさが光る。ただの投資本ではなく、生活費や副業まで含めた総合的な「お金の自由」を目指す点が特徴。似た本と違い、固定費の見直しから実践までを体系的に示している。
こんな人におすすめ
お金の不安をまとめて減らしたい人、これから人生設計を見直したい若い世代、YouTube「リベ大」のファンだが本で体系的に学びたい人。
良い点
- 5つの力で全体像がつかめる
- 新NISAなど最新情報に対応
- 実践的な固定費見直し例が豊富
気になる点
- 情報量が多い
- 動画と重複する内容もある
- 考え方寄りで投資商品の具体的選び方はやや薄い
出版社
朝日新聞出版
発売日
2024年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「貯める・増やす・稼ぐ・守る・使う」って、お金の本で初めて全体像が見えた気がします。しかも保険は3つだけって、本当なんですか?
佐藤メバル
いい質問だね。橘さんのように「何から手をつければいいかわからない」という人にこそ、5つの力のフレームは便利です。
保険は実際に必要なのは“3つだけ”という主張で、万が一の経済的リスクをどうカバーするかをシンプルに説明しています。
もちろん人による調整は必要ですが、過剰な保険を見直すきっかけになるはず。ちなみに私が書店員だった頃、固定費の見直しだけで毎月数千円変わる人を何人も見てきました。
橘ナナミ
なるほど! まずは「貯める」から始めるのがコツですね。副業診断も興味あります。
佐藤メバル
そう。最初からハイリスクな運用を狙うより、土台を整えるのが結局は近道。著者のリベ大は「誰も言わないけど、やれば人生が変わる」というスタンスで、本もそのまま実践型です。
Q&A30連発も、実際の悩みに答える形で書かれているので、読んでいて「自分のことだ」と気づく場面が多いでしょう。

改訂版 お金は寝かせて増やしなさい
水瀬ケンイチ 著|フォレスト出版
¥1,760(税込)
インデックス投資とは何かを、20年以上の実践者の視点で丁寧に解説。投資の入り口から「出口戦略」まで一貫して書かれており、ただ積み立てるだけではなく、いつ・どうやってお金を引き出すかも描ける点が独自。日本ではまだ長期実践者が少ないため、「ほったらかし」で本当に増えるのか不安な人にとって、20年の実体験が裏付けになる。個別株やFXで失敗した人にも、より安全な選択肢が見えてくる。
こんな人におすすめ
新NISAで積立を始めたが「このままでいいのか」と不安な人、投資の出口戦略まで知りたい長期投資家予備軍。
良い点
- 実践者の体験が信頼できる
- 出口戦略まで解説
- 新NISA対応で今すぐ使える
気になる点
- 特殊な専門用語も出る
- ブログ感覚で冗長な部分がある
- アクティブ派には物足りない
出版社
フォレスト出版
発売日
2024年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タイトルの「寝かせて増やしなさい」って、ずっと放置していていいってことですか? 不安で見張ってしまいそうです。
佐藤メバル
不安になるのは当然ですよね。でも、短期的に値動きを追うほど、売買タイミングのミスで損をする可能性が高まります。
この本は、長期のドルコスト平均法でインデックス投資を続ければ、市場平均に乗れるという考え方を、著者の20年超の実践を交えて説明しています。
「寝かせる」のは、感情で売買しないための工夫なんです。あと、驚くべきは“終わらせ方”まで解説していること。
取り崩し方まで考えると、ここまで丁寧な本は珍しい。
橘ナナミ
なるほど、やっと「寝かせる」意味が分かりました。ブログ発の本と聞いて親しみやすいですね。
佐藤メバル
そうなんです。難しい理論ではなく、実際に血と汗と涙で投資してきた人の言葉だから、説得力があります。金融機関がこの方法を教えない理由なども書かれていて、まさに“個人投資家目線”。
お金に働いてもらう感覚を掴む最初の一冊に向いています。

【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術 (朝日新書)
山崎元 著|朝日新聞出版
¥869(税込)
山崎元氏がたどり着いた結論は「たったこれだけ」という、極めてシンプルな方法論。投資初心者が迷わないように、やるべきことを絞り込み、口座開設から銘柄選び、Q&Aまで実践手順を網羅する。第3版ではさらにシンプルになり、「複雑にしない」ことが最大の武器だとわかる。同著者の『難しいことはわかりませんが…』と似ているが、こちらは実行マニュアルとしての構成が強い。
こんな人におすすめ
投資に時間をかけたくない会社員、老後の不安を減らしたいが何を信じればいいかわからない人、新NISAで効率よく非課税枠を使いたい人。
良い点
- 手順が簡潔で迷わない
- 著者の考え方が一貫
- 新NISA対応の付録つき
気になる点
- 内容が薄いと感じる人も
- 投資の歴史的バックグラウンドは少なめ
- やや断定的
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022年3月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「ほったらかし」なのに、本には口座の開き方から手順が細かく書いてあって意外でした。
佐藤メバル
ほったらかすのは“買った後”のこと。最初は誰でも迷うからこそ、手順を丁寧にするのが大事なんです。この本は「リスク資産に回す金額の決め方」が特に実践的で、自分の許容損失を先に決めることで、暴落時にも動じない自分を作れると解説しています。
老後資金のゴールから逆算する考え方は、単なる節約術では身につかないものですよ。
橘ナナミ
なるほど。確かに「何を買うか」より「まず何をすればいいか」が分かりやすいです。
佐藤メバル
ええ。特に巻末の特別鼎談ではバンガード撤退後のインデックス運用の未来を語っていて、業界を知る人なら「ここまで踏み込んでいいのか」と思うほど。
初心者から中級者まで、長く手元に置ける一冊です。

ジェイソン流お金の増やし方 改訂版
厚切りジェイソン 著|ぴあ
¥1,540(税込)
芸人らしい切り口で、まず「なぜお金が貯まらないのか」をズバリ指摘。節約を最優先にし、その上で10の方法を提示するのが特徴。投資の基本も扱うが、それ以前の生活習慣を整えることにページを割いている。「がんばって投資する」より「自然に貯まる仕組み」を作るという考え方で、“貯まらない人”の目線に寄り添う。新NISA対応改訂でも基本軸は変わらないと強調。
こんな人におすすめ
収入はあるのに貯まらない人、節約と投資のつながりを楽しく学びたい人、ジェイソンのファンで実用書としても使いたい人。
良い点
- 節約の具体例が役立つ
- 笑えて一気に読める
- 新NISA対応
気になる点
- 投資の詳細はやや浅い
- 芸人のノリが好みでない人も
- 日本固有の制度解説は他書に譲る
出版社
ぴあ
発売日
2024年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「Why Japanese people!?」って、笑うけど確かにお金貯まらないんですよ…。まず節約からなんですね。
佐藤メバル
そう。投資を始める前に、毎月の赤字を止めないと元も子もないですからね。ジェイソンさんは「支出を減らす」のが最初の一歩だと、徹底的にユーモア交じりで教えてくれます。
特に「良い借金と悪い借金」のコラムは、住宅ローンや教育ローンをどう捉えるかの判断基準が簡潔で印象的。
笑えるだけでなく、お金の考え方の骨格を掴める本です。
橘ナナミ
なるほど、確かに自然と貯まる仕組みの話が主体なんですね。投資はその後なんですね。
佐藤メバル
ええ。彼自身が実践している節約と積み立てのバランスが具体的で、買い物をするたびに「これは本当に必要か」と自問する習慣が身につくはず。
新NISA対応の改訂ですが、基本は「長期・分散・積立」とあえて変えずに、ブレないメッセージがむしろ安心感があります。

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
勝間和代 著|光文社
¥770(税込)
2007年刊行の古典的ロングセラー。銀行預金の低金利を「そのままでは負け」と喝破し、自分のお金を自分で運用する必要性を説く。資産を労働力だけでなく“お金自身に稼がせる”という視点への転換が主題。今読むと新NISAの下地としても役立つ。「自分の安心を買う」という表現が象徴的で、単なる運用術ではなく人生設計の考え方まで示している。他の入門書より理論的だが、その分思考の土台になる。
こんな人におすすめ
「貯金以外の選択肢」を知らない人、お金に関する考え方の軸がほしい人。節約だけでは不安な社会人に。
良い点
- 考え方の転換が得られる
- 預金のリスクに気づける
- 今も色褪せない基本原則
気になる点
- データが古い箇所がある
- 実践ノウハウは少なめ
- やや硬い文章
出版社
光文社
発売日
2007年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「銀行に預けるな」と言われるとドキッとします…。私はただ貯めるのが正しいと思ってました。
佐藤メバル
その感覚は自然です。ただ、預金は“目減りするリスク”があります。物価が上がれば、同じ100万円でも実質的な価値は下がる。
この本は、そうした“気づかされないリスク”に目を向けさせてくれます。著者が提唱するのは、自分のお金に働いてもらい、楽しみながら増やす循環。
年金不安が叫ばれる今こそ、自分で資産をコントロールする意識が大切だと実感します。
橘ナナミ
「自分の安心を買う」って言葉が刺さりました。お金は単なる数字じゃないんですね。
佐藤メバル
まさにそこです。老後の資金を確保する、暮らしをよりよくする、という目的のために資産をどう配分するか。
著者は金融リテラシーの第一人者だけあって、堅実かつ冷静に解説しています。入門書でありながら、あとで読み返すたびに新しい発見がある本でもあります。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
ロバートキヨサキ 著|筑摩書房
¥1,870(税込)
世界中で読まれてきたお金の哲学書。2人の父の対比を通じて、「労働して稼ぐ」から「お金に働かせる」への発想転換を迫る。資産と負債の定義はシンプルで、自己資金で投資する際の判断軸になる。具体的な投資手法より、お金に対する人生観を問う内容。20年以上経った今も、サバイバルツールとして読み継がれる理由がわかる。投資入門を読む前に、この1冊で“マインド”を整える人も多い。
こんな人におすすめ
親や学校から教わらなかった「お金の仕組み」を学び直したい人。固定観念を壊したい人、持ち家信仰や貯金信仰に違和感がある人。
良い点
- 世界的なロングセラーの信頼感
- 物語形式で読みやすい
- 資産と負債の定義が明快
気になる点
- 具体策は他書で補う必要
- 過激な表現もある
- 日本の制度にはそのまま当てはまらない
出版社
筑摩書房
発売日
2013年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
中田敦彦さんのYouTubeで紹介されていて気になってました。お金の哲学ってどういうことですか?
佐藤メバル
たとえば「持ち家が資産だ」と多くの人は思いますよね。でもこの本は、自分の懐に入ってくるお金を生むものが資産、逆に支出を生むものは負債だと定義します。
自宅に住む限り、それは負債だという視点は衝撃的です。読むと、モノの見方がひっくり返されます。投資の具体的なテクニックは少ないけれど、どんな投資本を読む前に、この“目線”を持っているかどうかで吸収の仕方が変わると思いますよ。
橘ナナミ
なるほど。たしかに「良い借金」「悪い借金」の見分け方も、その考え方で説明できそうですね。
佐藤メバル
そう。財務諸表のような専門知識を、二人の父のエピソードで自然に学べるのがこの本の芸術的なところ。改訂版なので、時代の変化に合わせたアップデートもされていて、シリーズ累計4000万部の厚みを感じます。
まずは1冊目として、ぜひ手に取ってみてください。

新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
山崎元 著|文響社
¥1,738(税込)
お金のド素人が、毒舌な経済評論家に質問しながら進む対話形式。専門用語を極力使わず、「いつ、どこで、何を、どうやって」を明快に示している。本書の核心は、結論を「eMAXIS Slim全世界株式」に一本化し、ひたすら待つというシンプルさ。さらに、著者自身の運用成績や「がん保険は必要ない」といった独自見解も収録。読者に考える余地を与えつつ、迷いを断ち切ってくれる。
こんな人におすすめ
難しい話は無理、でも老後が不安という人。“買うべき商品”を絞りたい人、新NISAの活用法を具体的に知りたい人。
良い点
- 専門用語が少ない
- 答えを明確に提示
- 対話形式で読みやすい
気になる点
- 内容を簡略化しすぎ
- 著者の個人的主張が強い
- 投資の全体像は他書が必要
出版社
文響社
発売日
2023年12月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
投資の本は初めてですが、「これだけ買って待てばいい」と言ってもらえると安心します。迷う原因が減りますね。
佐藤メバル
そう、この本の最大の強みは「決め打ち」をしてくれること。山崎さんは長年金融業界を見てきた上で、結局シンプルなインデックス投資が最適と断じています。
だからこそ、読者は「これでいいんだ」と腹落ちできる。しかも実際に8年運用したらどうなったかの実績も開示していて、説明だけの本とは説得力が違いますよ。
橘ナナミ
へえ、著者自身の結果が載ってるんですね。それなら信用できそうです。
佐藤メバル
ええ。それに「保険は見直すべき」というのも、保険販売の裏側を知っているからこその発言。NISAやiDeCoの使い分けも、税金の仕組みからきちんと説明してくれます。
新NISA対応という点でも、いつ始める? いくら? と具体的な疑問に答える構成はありがたい。

これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生
小林亮平 著|KADOKAWA
¥1,190(税込)
元銀行員が「何から始めればいいかわからない」人のために、やるべきことを絞り込み、イラストと図解で解説。資産形成チェックリストを順にこなすだけで、貯蓄、固定費削減、つみたてNISA、楽天経済圏、ふるさと納税まで一通り達成できる。“やること”が一目瞭然なのが最大の魅力。考えさせるより動かせる本として、他の入門書と一線を画す。
こんな人におすすめ
「お金の勉強をしたくないけど不安」というめんどくさがりな人、行動を先に起こしたい人、主婦や新社会人。
良い点
- チェックリストで進捗がわかる
- 図解でやさしい
- 楽天経済圏など実用的
気になる点
- 楽天偏重の印象がある
- 個別株などは扱わない
- 内容は基礎中心
出版社
KADOKAWA
発売日
2021年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「資産形成1年生」って名前がぴったり。私もまず何から手をつければいいのかわからないんです。
佐藤メバル
この本は、まさに“1年生の教科書”ですね。いきなり投資の話に入らず、最初は月収の10%を先取り貯蓄するところから始まります。
固定費削減のやり方、つみたてNISAの始め方、ふるさと納税まで、やるべきことがチェックリストになっているから、一つずつ☑していけば勝手に前に進めるのがいいんですよ。
橘ナナミ
なるほど、面倒くさがりな私には、順番にやればいいのが安心です。楽天経済圏の具体的な使い方も載ってるんですね。
佐藤メバル
ええ。ポイント生活を味方につけると、実質的な支出はかなり下げられます。イラストや図解が多くてスキマ時間に読めるのもポイント。
YouTube登録者50万人超の著者だけあって、説明も簡潔で、分からないまま放置していた人に向けた“とりあえず動く”ための一冊です。

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
中桐啓貴 著|クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
¥1,520(税込)
1万件を超える相談実績から、多くの人が投資を途中でやめてしまう原因を分析し、「続けられる仕組み」を重視。世界株式インデックスファンドへの長期分散投資を軸に、iDeCoやNISAの節税効果も解説。「気持ちを整える」という心理面を章立てしているのが独自で、投資に挫折した経験がある人に響く。シンプルさを追求しつつ、ファンドの選び方や分散の具体例も提示。
こんな人におすすめ
「投資は怖い」「また失敗しそう」と心配な人。投資を始めても続けられなかった人、おすすめファンドを知りたい人。
良い点
- 心理面の解説が独自
- 実践的なファンド10本を紹介
- 図解で理解しやすい
気になる点
- 商品推奨が限定的
- やや理想論の感
- 個別株には触れない
出版社
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日
2019年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
投資で一番大事なのは「気持ちを整える」ことって、意外でした。テクニックじゃないんですね。
佐藤メバル
そう。人間は相場が下がると怖くなって売ってしまい、上がると嬉しくて買い過ぎる。この本は、そうした感情の動きをコントロールできないから、自動積立で機械化してしまいましょう、という考え方です。
数十年後の大きなリターンを目指すなら、短期的な値動きに一喜一憂しない仕組み作りが重要だと、相談実績から説いています。
橘ナナミ
なるほど。感情に左右されず続ける仕組み、大事ですね。具体的なファンドが10本リストになっているのもありがたいです。
佐藤メバル
ええ。しかも「50歳から始めても5000万円作れる」のような、年齢別の試算も入っていて、まだ間に合うんだという希望を与えてくれます。
アドバイザーの視点から、信頼できる相談相手の選び方まで指南しているのも実践的です。

【改訂新版】節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けない お金の超基本 (今さら聞けない超基本シリーズ)
泉美智子 著|朝日新聞出版
¥1,540(税込)
60万部のロングセラーを全データ更新し、電子マネー、副業、新NISAの解説を追加。「今さら聞けない」というタイトルどおり、家計管理、ローン、税金、保険までお金の基本をコンパクトに網羅。投資だけに偏らないのが特徴で、お金全体の地図を頭に入れたい人に最適。新NISAの知識がないまま始める人も、本書で制度の意味から理解できる。
こんな人におすすめ
「お金の話は苦手」と避けてきた社会人、家族のお金をひとまとめに管理したい人、新NISAの基礎知識を確認したい人。
良い点
- オールラウンドに学べる
- データが最新
- 電子マネーや副業の話もある
気になる点
- 深掘りは少ない
- 専門的な投資の話は物足りない
- 読み物としての面白さは控えめ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2023年11月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「今さら聞けない」というタイトルに救われます。お金の基礎知識って学校で教わらないですから。
佐藤メバル
まさにそう。給与明細の見方、社会保険の仕組み、クレジットカードの使い方まで、大人なら知っておきたい基本が一冊にまとまっています。
改訂新版ではスマホ決済や副業の扱いなど、現代ならではのテーマも追加され、より“今”に即した内容になりました。
いきなり投資本を読むより、まずはこの本で全体像を掴むのが遠回りに見えて近道です。
橘ナナミ
そういう意味では、最初に読む一冊にちょうど良さそうですね。
佐藤メバル
そう。特に新NISAの章は、ただ“お得”と言われるだけでなく、非課税の仕組みや注意点を丁寧に説明しています。
お金のリテラシーは、いきなり専門書を読んでも身につきにくい。まずは“超基本”を固めると、後で読む応用書の吸収が全然違いますよ。

はじめての投資、知りたかった順に書きました: 新NISA・投資信託・税金——遠回りした私の、こわくない始め方
お金バイバイマン 著
情報商材の失敗や有名株の後悔など“やらかし経験”を包み隠さず公開。「楽して稼ぐ」ではなく、生活防衛資金から始め、NISAの箱、証券口座の選び方、何を買うか、買った後の過ごし方という流れが「知りたかった順」。65点の図解も親切で、制度の数字を現在の資料と照合している信頼感がある。“遠回りした人”の言葉だからこそ、怪しい情報に騙されないブレーキにもなる。
こんな人におすすめ
キラキラした投資話に懐疑的な人、自分の言葉でNISAを説明できない人、等身大の成功より失敗談から学びたい人。
良い点
- 失敗談が共感できる
- 図解が豊富
- 考え方と仕組みをバランスよく
気になる点
- 知名度は高くない
- オリジナル戦略はない
- 出版情報が更新が必要
出版社
詳細情報なし
発売日
2026年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
投資の本なのに「楽してお金を稼ぐ」を否定するんですね。それどころか自分の失敗から始まってて、親近感が湧きました。
佐藤メバル
それがこの本の肝です。成功者の武勇伝を聞いても、自分に再現できるかというと難しい。でも失敗者が「あの時、知っておきたかった」という順番で書いてくれれば、同じ穴に落ちずに済みます。
特にお金の「生活防衛資金」の話は、投資で増やす前に守るべきラインを教えてくれる。先にこれを読んでいたら、ネットの怪しい話に何十万も払わなかった人は多いでしょうね。
橘ナナミ
なるほど。「投資しないという選択もあり」と言ってくれるのも、すごく安心感があります。
佐藤メバル
そう。無理に投資を煽らないのが、逆に信頼できます。「これを買えば儲かる」と言わないからこそ、自分の頭で考えて始められる。
出口のステージ、取り崩し方の話まで含めて、初めての投資に丁寧に寄り添う本です。

【改訂新版】株・投資信託・iDeCo・NISAがわかる 今さら聞けない投資の超基本
泉美智子 著|朝日新聞出版
¥1,540(税込)
シリーズ170万部の定番入門がデータ更新とともにオルカン・ポイント投資の解説を追加。単なるやり方だけでなく、投資の“意義”を説明しているのがポイント。投資信託の選び方、NISA、iDeCoの基本に加え、ファンドマネージャーへのインタビューも収録。“なぜ投資するのか”を問いかけ、目的意識を持ってスタートできる。同シリーズの『お金の超基本』と対で読むと理解が深まる。
こんな人におすすめ
投資信託やiDeCoの仕組みを根本から理解したい人、制度の意味を問い直したい人、学生や若手社会人。
良い点
- 意義から学べる
- オルカンなど最新トピックも
- 初学者が躓く点を丁寧に解説
気になる点
- 株の個別銘柄分析は扱わない
- イラストがやや多い
- 情報量は基礎の範囲内
出版社
朝日新聞出版
発売日
2025年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
投資の本は「始めるには」が多いですが、これは“意義”を教えてくれるんですね。どうして大事なんですか?
佐藤メバル
投資は手段であって目的ではないですからね。老後に備える、人生の選択肢を増やす、といったゴールが明確だと、ただの“お金儲け”とは違う視点で続けられます。
この本は、NISAやiDeCoの節税効果を説明する前に、「そもそも投資とは何か」を丁寧に積み上げていく。
だから、あとで自分で考えて応用しやすいんです。
橘ナナミ
なるほど。オルカンやポイント投資の話も新しく学べました。ファンドマネージャーインタビューも面白いですね。
佐藤メバル
そう。現場で運用する人がどんな視点で市場を見ているのか、生の声を聞けるのは貴重です。やり方だけではない、投資の“世界”を感じる1冊です。
シリーズ累計170万部の安心感もありますね。

新NISA対応改訂版 投資ど素人が投資初心者になるための株・ 投資信託・NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門
EditroomH 著|あすパブリツシング
¥1,590(税込)
著者は「ある程度わかる人には物足りない」と明言するほど、ど素人に特化。LINE風の会話形式で、投資、株、投資信託、NISA、iDeCo、ふるさと納税を一つずつ解きほぐす。「何も知らない」を前提にしているので、前提知識がない人でも置いてきぼりにならない。新NISA対応で、これから始める人に“スタートライン”に立たせてくれる。ボリュームはコンパクトで、通勤中でも読み切れる。
こんな人におすすめ
投資関連の単語を聞くだけで拒否反応を示す人、LINE感覚で楽しく学びたい人、今まで何度も挫折してきた初心者。
良い点
- 会話形式で読みやすい
- 新NISAの基本がわかる
- 読了後の達成感がある
気になる点
- 内容は入門どまり
- 文字の図がややチープ
- 深い知識は別途必要
出版社
あすパブリツシング
発売日
2023年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
表紙に「ど素人だけ読んでください」って書いてありそうな潔さ、いいですね。私レベルにぴったりかもしれません。
佐藤メバル
これは本当に“ど素人”のための本ですね。例えば、いきなり「投資とは」と定義するのではなく、スマホのトーク画面のようなやり取りで疑問を解決していく。
私が書店現場で見てきた中でも、最初の一歩でつまずく人は多い。だからこそ、この本は相手のレベルに合わせて「株ってどうやって買うの?」「チャートの意味は?」という根本の疑問から入ります。
橘ナナミ
なるほど。私はNISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いが正直あいまいでした。この本で解決できそうです。
佐藤メバル
そうでしょう。しかも年金制度を自分で作るiDeCoや、副業的なふるさと納税の話まで、一通り触れられる。
最初のハードルを下げるに最適で、読めば「自分にもできそうだ」と思わせてくれますよ。

使い方から貯め方、増やし方まで1時間でわかる お金の基本ゆる図鑑
平野敦士カール 著|宝島社
¥1,430(税込)
稼ぎ方、使い方、貯め方、税金、保険、投資までを、ゆるいイラスト満載でコンパクトに網羅。「なんとなく知っているけどちゃんとは知らない」という人に向けた教科書で、見開き単位で読める手軽さが魅力。詳しさより全体像を優先しており、お金の“地図”を頭に描くのに向いている。投資信託のリスクや税金の種類など、損をしないためのポイントを広く浅く押さえられる。
こんな人におすすめ
初めてお金の本を手にする人、通勤中や休憩時間にちょこちょこ読む人、全体像を効率的に理解したい人。
良い点
- イラストで直感的にわかる
- 節約・税金など範囲が広い
- 1時間で読める手軽さ
気になる点
- 個別テーマは浅い
- ゆるさが物足りない人も
- 実践した後のフォローは他書で
出版社
宝島社
発売日
2021年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「ゆる図鑑」というだけあって、イラストがかわいくて読む気になります。お金の本って堅いイメージがありました。
佐藤メバル
それは狙いどころですね。文章だと小難しいことも、イラストで見るとすっと入ってきます。しかもこの本は、投資だけに絞らず税金、保険、家計管理まで含めてお金全体を扱っているので、まずは“ここが分からない”を探すための本として使うのがおすすめ。
分からない分野を発見したら、その分野の専門書に進む、という流れが効率的です。
橘ナナミ
なるほど。確かに私にとっての「未知の領域」は税金や保険かも…。そういう入り口としていいですね。
佐藤メバル
ええ。手軽に買える価格も魅力で、お金の勉強を習慣化する最初の一歩にぴったり。著者はバランス型のアプローチで、投資を煽りすぎず、リスクの説明もきちんとしています。
「とりあえず損はしたくない」という人に優しい一冊です。

いちばんカンタン! 株の超入門書 改訂4版(新NISA対応 シリーズ100万部突破の株のバイブル。株を始めるならまずはこの本)
安恒理 著|高橋書店
¥1,540(税込)
株の超入門の定番。シリーズ100万部で、イラスト図解で株の基本から銘柄選び、チャート分析までをカバーする。株を実際に買う手順、PER・PBRなどの指標、売買タイミング、やってはいけない投資法まで、「これだけは知っておきたい」を徹底的に取捨選択。新NISA対応で、株を始めたい人が最初に手にするべき一冊。他の投資信託中心の入門書と違い、個別株に踏み込んだ実践的な内容。
こんな人におすすめ
個別株に興味がある人、チャートや指標を見てみたいが難しそうと感じる人、NISAの枠で日本株も始めたい人。
良い点
- 薄くて読み切りやすい
- 銘柄選びのコツが満載
- 用語集や格言付き
気になる点
- 日本株中心
- 投資信託の深い解説はない
- 出版後の制度変更は注意
出版社
高橋書店
発売日
2023年10月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
株って投資信託よりハードルが高い印象でしたが、この本は「15秒の株講座」みたいな軽い入り口でいいですね。
佐藤メバル
株式投資はルールを覚えれば、決して特別な人がやるものではないんです。この本は、まず「株とは何か」から始めて、業績やチャートの見方を基礎から教えてくれます。
特に「投資歴35年の著者」のコラムは、失敗もしつつ経験してきた実体験が詰まっていて、教科書にはない血の通ったアドバイスが読み取れますよ。
橘ナナミ
なるほど。新NISAで「つみたて投資枠」で投信を始めたけど、「成長投資枠」で個別株もやってみたいなと思っていたので、ぴったりです。
佐藤メバル
それはいいタイミングですね。iDeCoとの使い分けも解説されているので、どの口座で何を持つのが得かを整理できます。
チャート分析のページは、初心者がつまずきやすい「売りどき」の考え方を可視化してくれている。株の入門書として、まずはこれを読んでおけば間違いない一冊です。

貯金0円からの投資入門
竹内弘樹 著|朝日新聞出版
¥1,493(税込)
可処分所得が少ない若者に特化し、「毎日コンビニで使う数百円を投資に回せば、将来大きな資産になる」という具体的な考え方を示す。いきなり何十万円を用意しなくても、少額から始められると実感させてくれる。別冊の投資ノートが付いて、記録しながら続ける仕組みがあるのがユニーク。“将来のお金”を可視化するワークで、ダラダラ贅沢を減らす効果も。
こんな人におすすめ
貯金がゼロで投資に手が届かないと思っている20代〜30代、無駄遣いをやめたい人、ノートに書かないと続かない人。
良い点
- 少額から始める具体策がいい
- 投資ノート付きで楽しい
- 若者の消費行動に寄り添う
気になる点
- 資産形成の規模は小さい
- 投資の種類は限定的
- ややライトな内容
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022年1月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
貯金0円の私でも読めるタイトルで、まさにドンピシャです。まず“無駄遣いの数百円”を節約しようと思います。
佐藤メバル
その気づきが第一歩ですね。この本は、コンビニでのコーヒー代やガチャガチャなど、日々の小さな支出を見直し、それを自動的に投資へ回す仕組みを作ることを提案しています。
「投資は大きな元手が必要」という先入観を外してくれるから、読むとすぐに行動したくなる。別冊の投資ノートは、記録が習慣化の後押しをしてくれます。
橘ナナミ
なるほど。毎月数百円でも、積み立てれば馬鹿にならないと実感できます。NISAも少額からできるんですね。
佐藤メバル
ええ。新NISAのつみたて投資枠は月100円から始められるものも多く、まさに貯金0円からの入口として最適です。
本書は“とにかく始めること”のハードルを下げようとしている。まずは小さな一歩を踏み出して、投資を自分の習慣にしたい人に向いています。

お金は銀行に預けるな!株式投資 超入門 【資産運用】【初心者】【ビジネス】【副業】: 元銀行員が解説する 株式投資の始め方
nsk出版 著
銀行勤務を経て株仲介業務を行う著者が、預金の低金利を具体的な数字で示し、「投資でお金にお金を稼がせる」必要性を説明。株式投資の基本を分かりやすくまとめているが、内容はごくスタンダード。帯にある期間限定キャンペーンは割引狙いの読者にはお得だが、電子書籍の性質上、情報の鮮度は注意が必要。「貯金より株式投資」というメッセージをシンプルに伝える初心者向けの一冊。
こんな人におすすめ
なんとなく預金が正しいと思っている人、株を始めるきっかけがほしい人、サクッと読める安価な入門書を探している人。
良い点
- 預金のリスクが数字でわかる
- 初心者向けに平易
- 電子書籍で手軽
気になる点
- 内容が簡素
- 情報の鮮度に注意
- 独自の深いノウハウは少ない
出版社
詳細情報なし
発売日
2021年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
タイトルが「銀行に預けるな」で、昔の勝間さんの本を思い出しました。預金の利息が20円、税金引かれて16円の話、衝撃です。
佐藤メバル
その具体的な数字を見ると、「預けておけば安心」という思い込みを疑わずにはいられませんね。この本は元銀行員の視点で、銀行の預金商品の実態と株式投資の基本的な流れを対比しています。
資産運用の超入門として、まず「預金だけでは保有リスクがある」と知ることが、最初の一歩です。
橘ナナミ
なるほど。株の仲介業務を経験した著者ですし、信用できそうですね。
佐藤メバル
ええ。本書は株式投資の始め方、投資先の選び方、著者自身の体験談まで、“投資1年生のための教科書”として構成されています。
入門書としては価格も手ごろで、気軽に読んでみたいという人にいい。ただし、出版後の制度変更や最新の市場環境は、他の本や公式資料で補うことをおすすめします。

お金偏差値30でも始められる 株式投資の教科書
足立武志 著|扶桑社
累計40万部の株式投資本作家による、個別株投資の実践入門。日経平均の最高値更新を受けて、“上昇相場の乗り方”や「守りながら攻める」下落相場の戦い方を具体的に解説。PER、PBR、移動平均線など、個別銘柄を選ぶための指標を掘り下げ、損切りのルールまで扱う。投資信託から一段進みたい人向け。「9割の個人投資家が損している」現実を踏まえつつ、生き残るための思考法を教えてくれる。難しめの内容だが、実践的スキルを学べる。
こんな人におすすめ
投信からの“もう一歩先”を知りたい人、上昇相場で利益を最大化したい人、銘柄選びや売買ルールを学びたい人。
良い点
- 相場局面に応じた戦略が学べる
- 損切りの考え方が明快
- 実践ノウハウが豊富
気になる点
- 初心者にはややハイレベル
- 個別株中心
- 値動きの解説は経験が浅いと難しい
出版社
扶桑社
発売日
2024年5月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「お金偏差値30」という言葉が刺さりました。私はまだまだ30以下かもしれません…。個別株は投信より難しそうです。
佐藤メバル
でも、本のタイトルどおり、この本は偏差値30の状態からでも読み進められるよう設計されています。投資信託で市場全体に投資するのは基本ですが、その先の個別株は、自分で企業を選ぶ面白さがある。
この本では「上昇トレンドに乗った取引」を徹底し、損切りをルール化するという、勝ち続ける人の思考法を身につけられます。
目先の値動きではなく、仕組みとして再現性のあるやり方を学べるのが特徴です。
橘ナナミ
なるほど。PERやPBRも、なんとなく聞いたことがある程度だったので、基本から学べそうですね。
佐藤メバル
そう。そして、日経平均が最高値を更新した今だからこそ、「下がったらどうするか」を事前に知っておくことが重要です。
この本は“強気になったときこそ読む”というより、不安な時にこそ背中を押してくれる内容です。株式投資で成功している著者だから言えるリアルな話が満載で、一歩進む勇気がもらえますよ。

お金知識ゼロ! 普通の会社員でも株で1億円つくる方法をイチから教えてください!
遠藤洋 著|PHP研究所
¥10(税込)
投資未経験の会社員が億超え投資家から学ぶ、会話形式の株式入門。ダメ会社員が実際に約半年で+130万円を達成した過程が臨場感たっぷり。投資の考え方、口座開き方、銘柄選び、買い方売り方に加え、株価に一喜一憂する感情の動きもリアル。“自分ならどう動くか”を追体験しながら学べる構成は、ほかの入門書にない特徴。ただし著者の方法が常に正しいわけではないので、投資の基本を学ぶつもりで読むのが吉。
こんな人におすすめ
株式投資を疑似体験してみたい人、会話形式で活きた実践を知りたい人、給料以外の収入源を探している会社員。
良い点
- 実話ベースで面白い
- 感情の動きが共感できる
- 初心者の疑問に答える形式
気になる点
- 1億円到達は例外的
- 著者の手法が主観的
- 投資の全般的な理論は薄め
出版社
PHP研究所
発売日
2021年2月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「1億円」というと大きく聞こえますが、未経験の会社員が半年で+130万円って、現実的な数字で親近感が湧きます。
佐藤メバル
そう。この本の面白さは“ダメ会社員”が経済的に成功するまでのプロセスをそのまま見せてくれるところです。
たとえば、最初はビビって株を買えなかったのに、銘柄が値動きするたびに感情が揺れ、損切りも経験する。そのリアルな心理描写が、まるで自分が投資しているかのような臨場感を与えてくれます。
株式投資の本質は“上がった下がった”ではなく、ルールを守れるかどうか。その学びを疑似体験できます。
橘ナナミ
なるほど。成功談だけじゃなく、失敗や迷いも書いてあるから、自分がやったときの心構えができますね。
佐藤メバル
ええ。ただ、1億円という目標はあくまで一つのストーリーです。本書の価値は、株式投資の仕組みを質問形式で理解できる点。
知識ゼロの人が、最初の一歩を“実際にやっている感覚”で学ぶには最適ですよ。

最新版 投資信託はこの9本から選びなさい―――30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!
中野晴啓 著|ダイヤモンド社
¥1,056(税込)
業界20年のプロが、3376本ある投資信託から“低コスト・世界分散・自動積立・無期限運用”という条件で9本にまで絞り込む。投信選びの判断軸を示しつつ、具体的な商品名を挙げるので、初心者でも行動に移しやすい。ロングセラー『8本から選びなさい』の改訂版で、最新市場にも対応。“何を選べばいいのか”を迷わなくなるのが最大のメリット。指数の選び方やコストの考え方も勉強になる。
こんな人におすすめ
投資信託はたくさんありすぎて選べない人、厳選されたリストをそのまま使いたい人、コストにこだわりたい投資家。
良い点
- おすすめ投信が明確
- 選定基準が合理的
- 投資信託の仕組みも学べる
気になる点
- 9本以外の選択肢を排除
- 世界的分散しか扱わない
- 改訂後の情報は確認が必要
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2013年7月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
投資信託って本当に何千本もあるんですね。選び方の基準を教えてもらえるのはありがたいです。
佐藤メバル
この本は「低コスト」「世界へ分散」「自動積立OK」「運用期間が無期限」という条件を満たすのは、実は9本しかなかったという結論を出しています。
つまり、むやみに沢山の商品を比較する必要はなく、この9本の中から自分に合うものを選べばいい。しかも、なぜその条件が大事なのかを、投資信託の仕組みから丁寧に説明してくれているから、納得して選べますよ。
橘ナナミ
なるほど。「9本」に絞られているから、余計な迷いがなくなりますね。初心者にとっては気が楽です。
佐藤メバル
そう。そして、プロの視点で“運用期間が無期限”という点を重視しているのが面白いところです。長期投資では、途中でファンドが終了してしまうと非課税のメリットも崩れますからね。
投信の入門書としても、選び方の思考法を知る一冊としてもおすすめです。

改訂版 一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門
竹川美奈子 著|ダイヤモンド社
¥1,650(税込)
銀行窓口やファイナンシャルプランナーにも支持されたロングセラーの改訂版。投資信託の選び方、買い方、保有中、解約の仕方、目論見書の見方まで、実務的に必要な情報を網羅。NISAやiDeCoの制度説明も含めて、「投信でつまずくポイント」を予想して丁寧に解説している。6000本以上ある商品の中から自分で選べる力がつく。入門書でありながら、購入後の注意点まで詳しいのが心強い。
こんな人におすすめ
投資信託を“これから本格的に”始めたい人、窓口で勧められる商品を自分で判断したい人、制度の細部まで知りたい人。
良い点
- 実務的で詳細
- 目論見書の見方が学べる
- 銀行員などのプロも推薦
気になる点
- 情報量が多く時間がかかる
- 初心者にはやや丁寧すぎる
- 各論はやや古い可能性
出版社
ダイヤモンド社
発売日
2018年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「一番やさしい」と「一番くわしい」を両立するって、すごい挑戦ですよね。本当にそんな本あるんだ、と。
佐藤メバル
あるんです。実際、前著は銀行の窓口業務をする人たちからも絶賛されていました。つまり初心者にもわかりやすく、なおかつ説明する側のプロも納得する正確さを持っている。
この改訂版では、NISAやiDeCoなど制度が変わった部分を更新し、イラストや図版でさらに入りやすくなっています。
投資信託を選ぶ際、商品名だけを追うのではなく、中身を見極めるための基礎が身につきますよ。
橘ナナミ
なるほど。窓口で「これがおすすめです」と言われても、自分で判断できるようになりたいです。
佐藤メバル
そう。目論見書の読み方を学べるのは、この本の最大の強みです。コスト、リスク、販売手数料など、どこを見ればいいかが分かれば、勧められるまま買って損をすることが減ります。
「やさしいのに使える」実用書として、長く手元に置く価値があります。

知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本
藤川里絵 著|小学館
¥1,760(税込)
55歳でファーストクラス世界ひとり旅を実現した“旅する投資家”による、楽しく始める投資入門。新NISAの積立で土台を作り、週3000円で個別株を“推し活感覚”で楽しむ二本立て。リーマンショックでタワーマンションを失った挫折経験も明かしつつ、「利益は旅行やおしゃれなど自分への投資に使っていい」という考え方が斬新。“お金を増やす”だけでなく“人生を楽しむ”目的に投資を位置づけている。
こんな人におすすめ
投資に我慢や節約のイメージを持っている人、趣味と資産形成を両立させたい人、老後の不安をポジティブに解消したい人。
良い点
- 読後感が明るい
- 挫折経験の語りが響く
- 100万円という目標が現実的
気になる点
- 個別株の推し活はリスクもある
- 投資のテクニックはシンプル
- 「勝手に貯まる」は言い過ぎ感
出版社
小学館
発売日
2026年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「投資=我慢」というイメージが確かにあったので、「今を楽しむ個別株投資」という考え方にびっくりしました。
佐藤メバル
この本は、投資を“人生を楽しむための道具”だと言い切っています。将来のためにラーメン一杯を我慢するのではなく、週3000円の範囲で“推し株”を買って、その値動きを楽しむ。
上がったら旅行に使う、それもまた新しい投資の形です。著者自身が大きな失敗を経験しているからこそ、無理なく続けられる方法を追究したのでしょう。
橘ナナミ
なるほど。私も「推し活」の感覚なら、株式投資を趣味として続けられる気がします。
佐藤メバル
でしょう。そしてコツコツ積み立てる新NISA投資を土台にすることで、仮に個別株が下がっても大きなダメージにはならないというバランス設計も合理的。
目標を「まずは100万円」と設定しているのも、途中で投げ出さない工夫ですね。お金の本なのに、読んだ後にワクワクする珍しい一冊です。

超初心者からの「100円投資」入門 お金の学校直伝!マンガと図解でサクサク学べる!
ファイナンシャルアカデミー 著|河出書房新社
ファイナンシャルアカデミーが伝える、100円から始められる低リスクな入門書。マンガと図解で、投資先の選び方、口座開設のノウハウ、運用の仕方をサクサク学べる。「100円」という単位が具体的で、実際の少額から始めやすい心理的ハードルを下げてくれる。“まず小さく始める”ことの価値を説き、投資の習慣化を狙う。電子書籍ではタブレット推奨など注意点もあるが、初心者に優しい構成。
こんな人におすすめ
100円でもまず試してみたい人、マンガで楽しく学びたい超初心者、口座開設の手順を知りたい人。
良い点
- マンガが読みやすい
- 100円という入口が新鮮
- 低リスクで始められる
気になる点
- 100円では利益が微々たるもの
- 紙の本が大きい端末推奨
- 内容は基礎の範囲
出版社
河出書房新社
発売日
2019年8月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
「100円投資」というタイトルがすごく気になります。100円から本当に始められるんですか?
佐藤メバル
少額投資は、金融商品によっては100円から始められるものがあります。この本のねらいは、大きなお金を動かすことではなく、まず投資に触れて“慣れる”こと。
マンガのストーリーに沿って、投資先の選び方や口座開設の流れを追体験できるので、最初の不安を解消できます。
資産運用の第一歩として、心理的な負担が少ないのがいいですね。
橘ナナミ
なるほど。私のように「まだ早いかも」と二の足を踏む人間には、“まず100円”という発想が合ってそうです。
佐藤メバル
そう。いきなり大きな額を投資するより、100円で仕組みを学び、慣れてきたら金額を増やす。成功体験を積みながらステップアップできる構成です。
金融教育のプロ集団による監修なので、口座開設の手順なども実践的。マンガだから、通勤中に気軽に読めるのも魅力ですね。

はじめて株式投資の教科書: 【お金を守る正しい知識】【資産運用の王道】【収入UP!お金を増やす方法】
株式投資研究会 著
円安やインフレ、少子高齢化など、日本経済の停滞を背景に「給料だけでは老後が不安」と感じる人向けに、投資の基礎知識と具体的な方法をわかりやすく解説。「投資は怖い、ギャンブルだ」という思い込みを解きほぐし、リスクを最小限に抑える方法を学べる。成功事例やテクニックも入っているが、まずは正しい知識と“守る”視点を重視。全体的にオーソドックスで、入門者の心構えを作ってくれる。
こんな人におすすめ
投資に不安があり「まず知識を固めたい」人、リスクを最小化して始めたい人、老後資金を自分で準備する必要がある人。
良い点
- 経済背景から説明
- リスク管理の考え方が学べる
- 入門書として網羅的
気になる点
- オリジナリティは少ない
- 個別の商品推奨はない
- やや教科書的
出版社
詳細情報なし
発売日
2023年4月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
投資の本に「リスクを最小限に抑える方法」とあるのが、初心者には安心です。ギャンブルだと思っていましたし。
佐藤メバル
投資をギャンブルだと思っている人は多いですが、違いは“期待値”と“リスク管理”にあります。この本は、まず日本の経済状況を踏まえて、なぜ投資が必要なのかを説明したうえで、株式投資の基礎知識、具体的な投資方法へと進む構成。
投資で一番大事なのは「勝つこと」よりも「大きく負けないこと」。本書は、そのための考え方を丁寧に教えてくれます。
橘ナナミ
なるほど。貯金だけではインフレに負ける、というのが実感できました。
佐藤メバル
そう。物価が上がる時代に、現金のまま持っていても実質的な価値は減っていく。投資にはリスクがつきものですが、学ばずに遠ざかるほうがリスクかもしれません。
この本は、そんな“現実”と向き合うきっかけを与えてくれる。タイトルのとおり、株式投資を始める前に読む“教科書”ですね。

マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方
山崎元 著|講談社
¥1,330(税込)
経済評論家・山崎元が、マンガのキャラクターに語りかける形でお金の増やし方を伝授。テーマ投資信託、生命保険、新築マンション、FP、銀行の営業……と、素人が騙されやすい“罠”をずばり指摘する。具体的な商品名ではなく、“仕組みの裏側”を見抜く視点を教えてくれる。第2章の年金や積立投資の解説は、制度の意味を理解するのに役立つ。笑いながら読めて、学んだことがそのまま実践に効く一冊。
こんな人におすすめ
「誰を信じればいいかわからない」と疑心暗鬼になっている人、保険やマンション購入を検討する前に注意点を知りたい人、マンガでサクサク読みたい人。
良い点
- 罠の構造が明確になる
- マンガで頭に入る
- 山崎元の主張が簡潔にまとまる
気になる点
- 極論もある
- マンガゆえに詳細は省略
- 主張を真に受けすぎるのは危険
出版社
講談社
発売日
2019年9月
ページ数
詳細情報なし
橘ナナミ
マンガだから読みやすいだけでなく、「他人を信じるな」と言い切るのが痛快ですね。でも、本当に誰も信じられなくなっちゃいそうです。
佐藤メバル
そこは言葉の綾で、“鵜呑みにするな”ということです。この本は、金融商品を売る人たちがどう儲けているかを構造的に説明してくれる。
たとえば、生命保険は本質的に“損な賭け”だとか、銀行員は手数料商品をすすめやすい立場にある、といった話。
仕組みが分かると、「この人、何か裏があるかも」と冷静に判断できるようになりますよ。
橘ナナミ
なるほど。知識がないから騙されるんですね。マンガだからそういう裏事情もスッと入ってきます。
佐藤メバル
その通り。そして、ではどうすればいいのかとして、年金と積立投資という“正しくてシンプルな方法”を示してくれる。
マンガの章立てが、まさに「お金を増やしたいなら、〇〇するな」という形で整理されていて、インパクトがあるから記憶に残ります。
これから保険や住宅の契約を考えている人にも、事前の“予防接種”になる本です。
投資本の「型」を知ると、選書がぐっとラクになる
橘ナナミ
本を読む前に、投資の「型」ってあるんでしょうか?
佐藤メバル
大きく4つ。インデックス派、アクティブ派、テクニカル派、インカム派。まず自分がどの型に共感するかで選書が変わるよ。
橘ナナミ
インデックス派というと、ほったらかす系の本ですね。
佐藤メバル
そう。『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』は20年の実践を踏まえたインデックス投資の決定版。『ほったらかし投資術』はシンプルさ重視。山崎元さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』も新NISA対応で同じ方向を向いている。
橘ナナミ
アクティブ派は、個別株で勝負する感じですか?
佐藤メバル
そうだね。『お金偏差値30でも始められる 株式投資の教科書』は成長株や損切りのルールを実践的に解説。『お金知識ゼロ! 普通の会社員でも株で1億円つくる方法をイチから教えてください!』は会話形式で売り時まで教えてくれる。
橘ナナミ
テクニカルはチャートの世界ですよね。
佐藤メバル
『いちばんカンタン! 株の超入門書』はチャート分析の基礎を、『お金偏差値30』は移動平均線を使った損切りを扱う。インカム派なら『知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本』が、推し株感覚で1株から買うスタイルを提案している。
橘ナナミ
なるほど。自分の性格に合った本を選べば続きやすそうですね。
佐藤メバル
あともう一つ、著者の立ち位置も見ておきたい。『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』は「他人を信じるな」と、金融商品の手数料の罠を警告する。『はじめての投資、知りたかった順に書きました』は情報商材で遠回りした経験から、等身大の目線で書かれている。同じ入門書でも「誰が」「どんな立場で」書いたかまで意識すると、情報に流されずに済むよ。
新NISA・iDeCo時代の「実践ロードマップ」と出口戦略
橘ナナミ
本を読んだら、何から始めればいいんでしょうか?
佐藤メバル
順番が大事。まず生活防衛資金を確保して、次に新NISAの積立を始める。『はじめての投資、知りたかった順に書きました』は、まさにこの順番で「投資前のお金の話」「証券口座の選び方」「買うもの」を順を追って説明してくれる。
橘ナナミ
新NISAの本はたくさんありますが、どの本が深いですか?
佐藤メバル
『新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は「何を・いつ・どこで・いくら・どうする」まで簡潔。『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』は固定費削減から楽天経済圏まで含めて総合的に学べる。
橘ナナミ
出口戦略って、どうやって学べばいいんですか?
佐藤メバル
『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』は最終章で「投資の終わらせかた」を扱っている。『はじめての投資、知りたかった順に書きました』も「取り崩し方」と「怪しい投資との線引き」を説明している。実は出口を考えずに入門書で終わる人が多いので、ここは差がつくポイントだよ。
橘ナナミ
リスク管理も大事ですよね。暴落が怖くて動けなくなりそうで…
佐藤メバル
『ほったらかし投資術』には「コロナ・ショックのような危機にどうするか」という具体策がある。『お金偏差値30』は損切りの技術を、『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』は保険や銀行のリスクを教えてくれる。あと、若い世代なら『貯金0円からの投資入門』、子育て世代なら『これだけやれば大丈夫!』、老後が近いなら『投資信託はこの9本から選びなさい』のように、ライフステージで選ぶのも手だよ。『今さら聞けない お金の超基本』や『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』は、金利やインフレといった経済の仕組みと投資を結びつけて教えてくれる。
情報源の見極め方と「読むだけ」で終わらせないコツ
橘ナナミ
YouTubeでもお金の話があふれています。書籍はどう使えばいいですか?
佐藤メバル
書籍は「体系化された辞書」、YouTubeは「導入編」という使い分けがおすすめ。『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』は、リベ大の動画で人気の内容を体系化しているから、動画を見た人にも向いている。
橘ナナミ
ネットの情報は、儲け話や怪しい広告も多いですよね…
佐藤メバル
騙されないためには、著者が「何から利益を得ているか」を見るのが一番。『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』は、金融機関や保険会社の手数料ビジネスを暴く。『はじめての投資、知りたかった順に書きました』は情報商材の失敗談から「どこで線を引くか」を教えてくれる。『お金の大学』も「やってはいけない投資の見抜き方」を解説している。
橘ナナミ
電子書籍と紙、どちらがいいですか?
佐藤メバル
投資本は図や表が多いので、紙の方が見やすい場合もある。でも、オーディオブックや電子書籍なら通勤中に復習しやすい。大事なのは「読んで終わり」にしないこと。読んだら1週間以内に口座を開く、積立を設定する、固定費を見直す、といったアクションに必ずつなげよう。
橘ナナミ
この記事を読んだ人にも、具体的なアクションまで見えるようにしたいですね。
よくある質問
投資初心者が最初に読むべき本は?
橘ナナミ
投資初心者が最初に読むべき本はについて教えてください。
佐藤メバル
最初に読むなら『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』が入門に最適。 貯める・増やす・稼ぐ・守る・使うの5分野を網羅し、新NISAにも対応。ただし「最初の1冊」は自分が不安に思っているテーマに寄り添う本を選ぶのがコツ。最初の1冊は「読み切れる」ことを最優先に選びましょう。
マンガ・図解で分かりやすい入門書は?
橘ナナミ
マンガ・図解で分かりやすい入門書はについて教えてください。
佐藤メバル
『超初心者からの「100円投資」入門』はマンガと図解で、『お金の基本ゆる図鑑』はゆるいイラストで学べます。文字だけだと挫折する人にはまずこの2冊がおすすめ。マンガで全体像をつかんでから活字の本に進むと理解が深まります。
新NISAを学べる本は?
橘ナナミ
新NISAを学べる本はについて教えてください。
佐藤メバル
『新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は、何を・いつ・どこで・どうやって買えばいいのかを明快に解説。『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』も、つみたてNISA・楽天経済圏・ふるさと納税をセットで学べます。新NISAは「制度」より「仕組み」を理解するのが先です。
インデックス投資の定番本は?
橘ナナミ
インデックス投資の定番本はについて教えてください。
佐藤メバル
『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』は、インデックス投資の入門から出口までを網羅。『ほったらかし投資術』は、よりシンプルな「ほったらかし」に特化しています。低コストのインデックスファンドに分散投資という原則が共通しています。
ウォーレン・バフェットを学べる本は?
橘ナナミ
ウォーレン・バフェットを学べる本はについて教えてください。
佐藤メバル
残念ながら掲載書籍にはバフェット本人の本はありません。ただし『金持ち父さん 貧乏父さん』は「お金に働かせる」という考え方の原点を学べる古典です。バフェットの具体的な手法を学ぶ前に、「資産と負債の違い」を押さえるのが近道です。投資の原理原則は古典名著に学ぶとブレません。
投資のマインド・暴落時の心構えが身につく本は?
橘ナナミ
投資のマインド・暴落時の心構えが身につく本はについて教えてください。
佐藤メバル
『マンガでわかる シンプルで正しいお金の増やし方』は、他人を信じすぎない、保険や銀行の罠など「人間のリスク」を教えてくれます。『ほったらかし投資術』にはコロナショックのような危機にどう対応するかの考え方があります。暴落時に動かないことも投資のうちだと知っておきましょう。
書籍とYouTube、どちらで勉強するのがおすすめ?
橘ナナミ
書籍とYouTube、どちらで勉強するのがおすすめについて教えてください。
佐藤メバル
両方の使い分けがおすすめです。YouTubeは入口としてラフに学べますが、書籍は体系化された情報を自分のペースで確認できます。『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』はYouTubeチャンネル「リベ大」の内容が書籍化されているので、動画との併用にぴったりです。書籍は「辞書」、動画は「導入編」というイメージを持つと効率的です。
お金の大学は本当に初心者向け?
橘ナナミ
お金の大学は本当に初心者向けについて教えてください。
佐藤メバル
はい。『【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学』は「貯める・増やす・稼ぐ・守る・使う」の5つに分かれていて、初めてのお金の本に最適です。新NISAなどの制度も最新化されています。ただし内容が広いので、読んだ後は自分に必要な分野の専門書に進むとより効果的です。
まとめ
橘ナナミ
ここまで読んで、私も自分の目的に合った一冊から始めてみたくなりました!
佐藤メバル
そうしてくれるのが一番うれしい。最初の一冊は難しく考えず、「読み切れる」を基準に選んでみて。
橘ナナミ
でも、やっぱり投資は怖いなという気持ちも残っていて…。
佐藤メバル
それは正常だよ。怖がるからこそ、本で学んでから行動できる。実際、山崎元さんや水瀬ケンイチさんの本は、リスクをゼロにするのではなく「正しく怖がる方法」を教えてくれる。
橘ナナミ
「正しく怖がる」…いい言葉ですね。じゃあ、私は『はじめての投資、知りたかった順に書きました』から始めてみます。
佐藤メバル
いい選択だね。遠回りした著者の等身大の声は、これから始める人の心強い味方になる。
橘ナナミ
ありがとうございます!投資は航海に例えられるそうですが、私は海図を手に入れました。あとは船を漕ぎ出すだけですね。
佐藤メバル
そう。海図は読むだけでなく、実際に舵を取るときに役立つ。嵐が来ても「降りない」勇気を持って、ゆっくり進んでいこう。








