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オールカラー 個人事業の始め方
初心者副業

【要約・書評】『オールカラー 個人事業の始め方』の評判・おすすめポイント

中野 裕哲|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

知識ゼロから個人事業を始めるための手続き・経理・税金をオールカラーの図解で丸ごと解説した入門書——起業コンサルタント中野裕哲が年間1000件超の相談経験をもとに凝縮した実務ガイド。

この本の概要

本書は、個人事業の開業から日常の運営・経理、税金申告まで、必要な知識と手続きをすべてオールカラーの図解とイラストで一冊にまとめた入門書だ。著者の中野裕哲は税理士・社会保険労務士・行政書士の資格を持ち、DREAMGATE 12年連続相談件数日本一という実績を誇る起業コンサルタント。現場で積み上げた経験をもとに「本当に初心者がつまずくポイント」を丁寧に解説している。 開業前の準備から開業届の提出、屋号の決め方、事業計画の考え方まで、何も知らない状態から読み進められる構成になっている。フリーランスとして仕事を始める際に避けて通れない各種届出や、社会保険・国民年金の手続きもステップごとに図解されており、「何をいつまでにどこへ提出するか」が一目でわかる。 経理の章では、日々の帳簿づけから青色申告・白色申告の違い、節税に使える経費の考え方まで網羅されている。会計ソフトを使う前提で書かれた解説も多く、実務に直結する内容だ。消費税・所得税・住民税など個人事業主が直面する税金の種類と計算の仕組みも、難しい専門用語を極力避けてわかりやすく説明されている。 全体を通じて文字量を抑えてビジュアルを優先した紙面設計になっており、通読するより「必要なときに該当ページを開く」使い方にも適している。巻末には主要な届出書類のサンプルも収録されており、初めて個人事業を始める人が手元に置いておく一冊として設計されている。

「とりあえず開業届って何?」って状態の自分に刺さった一冊

去年から副業でWebサイト制作を受けるようになって、そろそろ会社を辞めて独立しようかなと思い始めた頃に買った本がこれ。 正直、最初は「オールカラーってだけで中身は薄いんじゃないか」と思ってた。でも読み始めたらそんな先入観は吹き飛んだ。開業届の出し方から青色申告の承認申請書まで、何をいつまでにどこに出せばいいかが図解一枚でわかる構成になっていて、これは素直にすごいと感じた。 自分が特に助かったのは経費の考え方の章。フリーランスをやってる知り合いに聞くと「経費は広めに取れ」「自宅作業なら家賃の一部も落とせる」みたいな話は聞いていたけど、根拠が全然わからなかった。この本を読んでやっと「事業との関連性があるかどうか」という判断軸が整理できた。按分の考え方や、領収書の保存ルールについても具体例付きで書かれているのが良かった。 著者の中野さんは起業コンサルタントとして年間1000件超の相談を受けてきた人で、本書の随所にその経験が滲み出ている。変な精神論とか成功者マインドみたいな話は一切なくて、ひたすら手続きと実務の話。これが自分には合っていた。 ただ、正直に言うと税金の計算部分はもう少し深掘りしてほしかった。所得税の税率表や控除の種類については概要だけで、「じゃあ自分の場合はいくら払うのか」を試算するには別の本か税理士さんが必要だと感じた。あと2013年出版なので、インボイス制度や電子帳簿保存法といった近年の改正には当然対応していない。その点はあらかじめ頭に入れておいた方がいい。 とはいえ「個人事業主になるとはどういうことか」を全体像として把握するには今でも十分に使える本だと思う。最新の税制は別途調べるとして、開業の流れと経理の基本をざっくり頭に入れるための入口として、値段を考えれば十分すぎるくらい元は取れる。独立を考え始めたばかりの自分と同じ状況の人にはオススメしやすい。

けんじ/30代・Web制作会社勤務・副業Webデザイナーから独立を検討中

この本で学べること

開業から申告まで全工程を一冊で網羅

開業届・屋号決め・事業計画・社会保険手続き・帳簿づけ・確定申告まで、個人事業主が最初の1年に直面するすべての手続きを時系列で整理している。バラバラに調べる手間が省けて全体像をつかみやすい。

オールカラー図解で手続きの流れが直感的にわかる

文字による説明を最小限に抑え、フローチャートや書類サンプル、チェックリストをふんだんに使った紙面構成になっている。読む本というよりも、実際の手続きのそばに置いて「確認する」使い方に特化している。

青色申告と白色申告の違いを具体的に比較

メリット・デメリットを単に並べるだけでなく、節税効果の違いや手続きの手間の差を具体的な数字と事例で示している。どちらを選ぶべきかを自分の状況に照らして判断できるようになる。

経費の考え方と按分の基準を実務レベルで解説

「何が経費になるか」という曖昧な疑問に対し、事業との関連性という判断基準を丁寧に説明している。自宅兼事務所の家賃や通信費の按分計算など、フリーランスが日常的に悩む具体的なケースをカバーしている。

個人事業主が関わる税金の種類と仕組みを整理

所得税・住民税・消費税・個人事業税それぞれについて課税の仕組みと納付のタイミングをわかりやすく解説。税金の全体像が見えることで、資金繰りの計画を立てやすくなる。

本の目次

  1. 1第1章 個人事業を始める前に知っておくこと
  2. 2第2章 開業の手続き
  3. 3第3章 事業の運営と仕事の取り方
  4. 4第4章 経理・帳簿づけの基本
  5. 5第5章 確定申告の流れ
  6. 6第6章 個人事業主と税金

良い点・気になる点

良い点

  • オールカラーで図解が豊富なため、文字情報が苦手な人でも開業の全体像をつかみやすい
  • 開業から申告まで一冊で完結しており、複数の本を買い揃える必要がない
  • 著者が起業コンサルタントとして現場で積み上げた知見を反映しており、実務に直結した解説が多い

気になる点

  • 2013年出版のため、インボイス制度・電子帳簿保存法・フリーランス新法などの近年の法改正には対応していない
  • 入門書として概要を広くカバーしている分、税金の計算や確定申告の詳細は別途専門書や税理士への相談が必要になる場合がある

みんなの評判・口コミ

けんじ

Web担当者

★★★★4.5

会社を辞めてフリーランスになる前に読みました。開業届を出す前から確定申告の全体像まで、これ一冊で流れがつかめたのが良かったです。図解が多くてサクサク読めるので、本を読み慣れていない自分でも最後まで通読できました。インボイスや電帳法は別途調べる必要がありましたが、基礎固めとしては十分だと思います。

りん

会社員

★★★★4.0

経理担当として個人事業主のお客様をサポートすることが多いのですが、「何も知らないお客様に最初に読んでもらう本」として何冊かプレゼントしました。オールカラーで見た目のハードルが低いのが良いですね。ただ、消費税や所得税の計算については少し内容が浅いので、うちで補足説明が必要になることはあります。

のり

ソリューション営業

★★★★4.0

営業の仕事をしながら副業で受注を取り始めて、いよいよ独立しようかと思ったときに読みました。開業届って何?という状態から始まりましたが、手続きの種類と順番が整理されていてスッキリしました。値段も安いし、まず全体像を把握するための入口としては文句なし。

k
ken

不動産営業

★★★★4.5

不動産の賃貸管理を個人で始めるにあたり購入しました。不動産特有の内容はほとんどありませんが、開業届の出し方や帳簿づけの基本は業種を問わず役立ちました。青色申告と白色申告の比較が具体的で、青色を選ぶ決め手になりました。古い本なので税制の改正部分は自分で確認しましたが、基本的な考え方は変わっていないと感じます。

著者について

こんな人におすすめ

開業を検討中のサラリーマン・副業ワーカー

副業から本業への独立を考えているが、個人事業主になるための手続きや税務が全くわからない人の「最初の一冊」として最適。

開業直後で経理・確定申告に不安がある人

開業届を出したものの帳簿づけや確定申告に自信がない人が、全体の流れと基本ルールを整理するために活用できる。

起業本を読んだことがなく図解で学びたい人

文字量が多い実用書が苦手な人でも、オールカラーの図解中心の紙面設計で無理なく読み通せる構成になっている。

よくある質問

Q. どんな人に向いている本ですか?
A. 『オールカラー 個人事業の始め方』は、これから個人事業を始めようとしているが何も知らない状態の人に向いています。開業届の出し方から確定申告まで全体像をゼロから学べる入門書です。
Q. 個人事業と会社設立(法人化)の違いは説明されていますか?
A. 『オールカラー 個人事業の始め方』では個人事業主としての開業に焦点を当てています。法人化との比較についても概要レベルで触れており、独立の形態を選ぶ際の判断材料になります。
Q. 青色申告と白色申告、どちらがいいか判断できますか?
A. はい。『オールカラー 個人事業の始め方』では両者のメリット・デメリットと節税効果の違いを具体的に比較しており、自分の状況に合った選択ができるように解説されています。
Q. 経費として何が認められるか、具体的に書いてありますか?
A. 『オールカラー 個人事業の始め方』では、経費の判断基準(事業との関連性)や、自宅兼事務所の家賃・通信費の按分計算など、フリーランスが日常的に悩む具体例をもとに解説しています。
Q. 2013年出版と古いですが、現在も使えますか?
A. 開業届の出し方や帳簿づけの基本、確定申告の流れといった制度の根幹は現在も変わっていません。ただし、インボイス制度・電子帳簿保存法・フリーランス新法など近年の改正には対応していないため、『オールカラー 個人事業の始め方』で基礎を学んだ上で最新情報を別途確認することを推奨します。
Q. 確定申告の具体的な計算方法まで学べますか?
A. 『オールカラー 個人事業の始め方』は入門書として確定申告の全体の流れと基本ルールを解説していますが、税額の具体的な試算や複雑なケースへの対応は別途専門書や税理士への相談が必要になる場合があります。
Q. 著者の中野裕哲さんはどんな人ですか?
A. 中野裕哲さんは税理士・社会保険労務士・行政書士の資格を持つ起業コンサルタントで、経済産業省後援の起業支援ポータルサイト「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一を記録しています。著書19冊・累計20万部超の実績があります。
Q. 会社員の副業にも参考になりますか?
A. はい。『オールカラー 個人事業の始め方』は会社員が副業として個人事業を始めるケースにも対応しており、本業との兼業時に注意すべき社会保険や税金の扱いについても触れています。

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