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日本人のためのお金の増やし方大全
初心者ベストセラー副業

【要約・書評】『日本人のためのお金の増やし方大全』の評判・おすすめポイント

ロバート・G・アレン|||0ページ

★★★3.5
(4件)

この本を一言で言うと

「給料だけ」の綱渡りから降りるための複数収入源バイブル——株式・不動産・ネット・週末起業など7つのマネーツリーを日本仕様に落とし込んだ384ページの実践ロードマップ

この本の概要

本書は、全米で累計数百万部を売り上げたロバート・G・アレンの『Multiple Streams of Income』を、日本の制度と市場環境に合わせてゼロから再構築した一冊だ。監訳者の稲村徹也氏・丸山拓臣氏が各分野の国内専門家に取材を重ね、日本人が翌日から行動に移せる粒度にまで情報を噛み砕いている。ロバート・キヨサキが推薦文を寄せたことでも話題となり、発売直後からベストセラー入りを果たした。 本書の核となるメッセージは、収入源がひとつしかない状態は「経済的な綱渡り」であるという警告だ。昇給が見込みにくい時代に、株式・不動産・情報ビジネス・ネットビジネス・ライセンシング・パーソナルフランチャイズ・週末起業という7つのマネーツリーを提示し、それぞれの始め方からスケールの仕方までを体系的に解説している。すべてに手を出す必要はなく、自分の適性に合った2〜3本を選んで育てるというスタンスが現実的だ。 特筆すべきは、単なる投資ハウツーに終わらず「稼ぐ力」と「増やす力」の両輪を回す設計になっている点だろう。インデックスファンドを軸にした堅実な長期投資から、情報商材やライセンスビジネスといった能動的な収入エンジンの構築まで幅広くカバー。図版やチャートを多用しているため、数字に苦手意識がある人でも視覚的についていける構成になっている。 ただし、原著がアメリカの事例をベースにしている以上、日本版への翻案にやや力技が目立つ箇所もある。とりわけネットワークマーケティングを肯定的に扱った章は、国内の読者から賛否両論を集めるポイントだ。その点を差し引いても、「収入の柱は複数持つべきだ」という発想そのものは、副業解禁やリスキリングが叫ばれる今の日本にこそ響くメッセージといえる。

「お金の本ってどれも同じでしょ」と思ってた自分が、不動産セミナーに申し込むまで

正直に言うと、この本を手に取るまでお金系の本ってどれも似たようなもんだと思ってた。「節約しろ」「投資しろ」「複利の力を信じろ」——はいはい、もうわかりましたって。 自分は経理の仕事をしてるから、会社のPLやBSは毎日見てる。でも自分自身の家計はというと、完全に給料一本足打法。ボーナスが出たら旅行に行って、残りはそのまま普通預金。30歳を過ぎたあたりから「このまま定年まで走りきれるのか?」っていうモヤモヤが消えなくなった。 そんなとき本屋でたまたま目に入ったのがこれ。ロバート・キヨサキ推薦の帯に釣られた感は正直ある。ただ、読み始めてすぐ刺さったのが「収入源がひとつしかない状態は、綱渡りをしているのと同じ」というフレーズだった。いや、まさに自分のことだろ、と。 本書の軸になっているのが7つのマネーツリーという概念で、株式・不動産・情報ビジネス・ネット・ライセンシング・パーソナルフランチャイズ・週末起業の7分野。全部やれとは言ってなくて、自分に合った2〜3本の柱を選んで育てようというメッセージがちょうどいい温度感だった。 インデックスファンドの章は、経理脳の自分にはドンピシャ。数字と根拠で説明してくれるから「なるほどね」と素直に入ってくる。で、意外だったのが不動産の章がめちゃくちゃ面白かったこと。頭金なしで始めるスキームとか、日本の不動産市場ならではの特性を踏まえた解説があって、「あれ、これ自分にもできるんじゃないか」と初めて本気で思えた。読み終わった翌週、地元の不動産投資セミナーを検索して申し込んでた。本で行動が変わるって、こういうことなんだな。 もちろん引っかかった点もあって、ネットワークマーケティングの章は正直うーんという感じ。日本だとMLMってどうしてもアレなイメージがつきまとうし、この章だけトーンが宣伝っぽくなる。あと原著がアメリカの本だから、日本向けにアレンジしてあるとはいえ「それ日本じゃ無理じゃない?」って箇所もちらほら。 とはいえ、複数の収入源を持つというマインドセットを自分の中にインストールしてくれたのは間違いなくこの本だ。完璧な実用書かと聞かれたらそうでもない。でも「給料だけで生きていくのが当たり前」という思い込みをぶっ壊す力がある。給料日だけが月のハイライトだった自分が、今は週末にビジネスプランを練るようになったんだから、それだけでも十分に元は取れたと思ってる。

30代前半・メーカー経理、手取り25万で漠然とした将来不安を抱える男性

この本で学べること

複数収入源(マルチプル・ストリームス)の構築

収入源がひとつだけの状態を「経済的な綱渡り」と位置づけ、株式・不動産・情報ビジネスなど7つのマネーツリーから自分に合った複数の柱を育てる方法論を体系的に提示している。

日本の制度・市場に合わせた実践ガイド

アメリカ発の原著をベースに、日本の税制・商習慣・不動産市場の特性を踏まえた具体的なアクションプランへ翻案。国内の各分野の専門家への取材に裏打ちされている。

投資初心者向けのインデックス投資入門

株式投資の章ではインデックスファンドを軸にした堅実な長期投資の手法を丁寧に解説しており、投資未経験者でも数字の根拠とともに理解しやすい構成になっている。

「稼ぐ力」と「増やす力」の両輪

節約や投資といった守りの戦略だけでなく、情報ビジネスやライセンシングなど能動的に収入を生み出す攻めの手法も網羅し、お金の増やし方を立体的に体系化している。

本の目次

  1. 1はじめに——なぜ今、複数の収入源が必要なのか
  2. 2第1章 マネーマウンテンと7つのマネーツリー
  3. 3第2章 お金を貯める——支出を見直す基本戦略
  4. 4第3章 株式投資——インデックスファンドで着実に増やす
  5. 5第4章 不動産投資——頭金なしから始める日本版メソッド
  6. 6第5章 情報ビジネス——あなたの経験を収入に変える
  7. 7第6章 インターネットビジネス——オンラインで稼ぐ仕組み
  8. 8第7章 ネットワークマーケティング——レバレッジの活用
  9. 9第8章 ライセンシング——知的財産を収益化する
  10. 10第9章 パーソナルフランチャイズと週末起業
  11. 11第10章 お金の習慣を変える——マインドセットの転換
  12. 12第11章 経済的自由への行動計画
  13. 13おわりに——複数収入源がもたらす本当の自由

良い点・気になる点

良い点

  • 7つの収入源が体系的に整理されており、自分に合った方法を選びやすい
  • 図版やチャートが豊富で、投資初心者でも視覚的に理解しやすい
  • 日本の専門家への取材をもとに、国内で実践可能なレベルまで具体化されている
  • 「複数収入源を持つ」というマインドセット変革のきっかけになる

気になる点

  • 原著がアメリカの事例ベースのため、日本への翻案に無理がある箇所がある
  • ネットワークマーケティングを肯定的に扱っており、MLMへの抵抗感がある読者には合わない
  • カセットテープや自動車電話など、原著の古い時代の事例がそのまま残っている部分がある
  • 各分野の解説が広く浅くなりがちで、深い実践知を求める読者には物足りない

みんなの評判・口コミ

りん

会社員

★★★★4.0

経理をやっていると会社のPLは毎日見るくせに、自分の家計のPLは見て見ぬふり。この本の「収入源がひとつだけ=リスク」という指摘に思わず背筋が伸びた。インデックスファンドの章は数字で丁寧に説明してくれるので、経理脳には非常に腑に落ちる。不動産投資の章も日本の市場特性に合わせた記述があって参考になった。ただ、ネットワークマーケティングの章は自分には刺さらなかったので丸ごと飛ばした。お金の全体像をざっと掴みたい人にとっては、最初の一冊としていい入口になると思う。

s
sho

メーカー営業

★★★★4.0

営業畑で成果報酬の部分はあるものの、結局のところ会社の給料に依存してることに変わりはない。この本の「マネーツリー」のフレームは、営業マンこそ読むべき内容だと感じた。週末起業やパーソナルフランチャイズの章を読んで、自分の営業スキルを社外でも活かせるんだという発見があった。一方で、アメリカの事例をそのまま引っ張ってきた感がある箇所は「それ、日本でやれる?」と首をかしげる場面も。具体的なノウハウというよりマインドセット本として読むなら、十分に価値のある一冊。

k
ken

不動産営業

★★★3.5

不動産営業の現場にいる人間から見ると、不動産投資の章は入門としてはそこそこ。頭金なしのスキームや日本市場の特性に触れている点は悪くないが、現場感覚からするとやや楽観的に書きすぎている印象は否めない。7つの収入源というフレームワーク自体は面白い発想だと思う。ただ、ひとつひとつの深さが足りないから、いざ実践しようとなると結局は別の専門書が要る。情報の鮮度もやや気になるところ。コンセプトを掴むための概念書として割り切れば悪くない。

けんじ

Web担当者

★★★☆☆3.0

Web担当としてネットビジネスの章に一番期待して読んだが、2018年時点ですでに古い内容だった。アフィリエイトとメルマガが中心で、SNSマーケやサブスクモデルの話はほぼ出てこない。全体的に広く浅くの構成なので、すでにネットで収益を上げている人には物足りないはず。複数収入源というコンセプト自体はいいし、投資ゼロの人が最初に手に取る本としてはアリだと思う。ただ実践本というよりモチベーション本に近い印象。ネットワークマーケティングの章は読む人を選ぶので、そこだけ注意。

著者について

こんな人におすすめ

給料一本足打法から脱却したい会社員

毎月の給料だけに依存する生活に不安を感じている人に、複数の収入源という新しい視点を提供してくれる

投資や副業の全体像をまず把握したい初心者

株式・不動産・ネットビジネスなど7分野を一冊で俯瞰できるので、自分に合った分野を見つける入口になる

海外のマネー本が好きだが日本で実践したい人

ロバート・G・アレンの原著を日本の制度・市場に合わせて翻案しているため、海外メソッドを国内で応用したい人に向いている

お金に対するマインドセットを変えたい人

具体的なノウハウ以上に「複数の収入源を持つ」という考え方の転換が最大の収穫になる一冊

よくある質問

Q. 『日本人のためのお金の増やし方大全』は投資初心者でも読めますか?
A. はい、投資経験がゼロの方でも読める内容です。『日本人のためのお金の増やし方大全』ではインデックスファンドの基本から解説されており、図版やチャートも豊富なので視覚的に理解しやすい構成になっています。ただし、各分野の解説は入門レベルなので、実際に投資を始める際は専門書で補完することをおすすめします。
Q. 『日本人のためのお金の増やし方大全』の原著はどの本ですか?
A. ロバート・G・アレンの『Multiple Streams of Income』が原著です。『日本人のためのお金の増やし方大全』では監訳者の稲村徹也氏・丸山拓臣氏が日本の専門家に取材を重ね、日本の税制や商習慣に合わせた内容にリメイクされています。
Q. 7つのマネーツリーとは何ですか?
A. 『日本人のためのお金の増やし方大全』で紹介される7つの収入源のことで、株式投資・不動産投資・情報ビジネス・インターネットビジネス・ネットワークマーケティング・ライセンシング・週末起業(パーソナルフランチャイズ)を指します。すべてを実践する必要はなく、自分に合った2〜3つを選んで育てることが推奨されています。
Q. ネットワークマーケティング(MLM)を勧めている本ですか?
A. 『日本人のためのお金の増やし方大全』の一章でネットワークマーケティングが肯定的に取り上げられており、この点は読者の間で賛否が分かれています。MLMに抵抗感がある方は、該当の章を飛ばして他の6つの収入源に集中するという読み方も可能です。
Q. 『日本人のためのお金の増やし方大全』と『金持ち父さん 貧乏父さん』の違いは?
A. 『金持ち父さん 貧乏父さん』がお金に対する考え方・哲学を中心に書かれているのに対し、『日本人のためのお金の増やし方大全』は「複数の収入源をどう構築するか」という実践面により踏み込んでいます。マインドセット本と実践ガイドの中間に位置する一冊といえます。
Q. 2018年発売の本ですが、今読んでも役に立ちますか?
A. 『日本人のためのお金の増やし方大全』が提唱する複数収入源という基本コンセプトは時代を問わず有効です。ただし、ネットビジネスの章など一部の内容は情報が古くなっている部分があります。考え方のフレームワークとして活用し、具体的な手法は最新の情報で補完するのがおすすめです。
Q. この本を読めばすぐにお金を増やせますか?
A. 『日本人のためのお金の増やし方大全』はあくまで「複数の収入源を持つ」という考え方と、各分野の入口を示す本です。即効性のある裏技的な内容ではなく、中長期的に収入の柱を育てていくためのロードマップとして活用するのが適切です。

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