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これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識 - MAIN
初心者副業

【要約・書評】『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』の評判・おすすめポイント

大山滋郎|||0ページ

★★★3.5
(4件)

この本を一言で言うと

弁護士×税理士の共著が教える、副業で「知らなかった」では済まされない法律・税金・確定申告の守りの知識——始める前にこの一冊を読んでおけば、あとで痛い目を見ずに済む。

この本の概要

副業で収入を増やしたい。でも何から始めればいいか分からない。そんな会社員に向けて、弁護士の大山滋郎氏と税理士の植野正子氏が副業を始める前に絶対に押さえておくべき法律と税金のルールを一冊にまとめた入門書です。「稼ぎ方」ではなく「守り方」から入るのが本書の特徴で、知らずに始めて後悔するリスクを最小限にしてくれます。 第1章では、副業の種類と選び方、そして多くの人が最初に気になる就業規則の「副業禁止」に法的拘束力はあるのかという問いに正面から答えます。ネットショップ、アフィリエイト、株式・FX、ライター、翻訳、在宅ワークなど副業の選択肢を幅広く見渡したうえで、会社にバレずに副業を進める方法まで踏み込んでいます。 第2章・第3章は、副業で商品やサービスを扱うときに引っかかりやすい法律のパートです。特定商取引法、景品表示法、古物営業法、著作権法、個人情報保護法など、知らなければ普通に違反してしまうような法律を具体例つきで解説しています。「ネットで中古品を売るなら古物商の許可が要る場合がある」といった、実務で直面するリアルな話が並びます。 第4章は確定申告と税務の実践知識に絞った章です。副業の収入が「事業所得」になるのか「雑所得」になるのかで経費の扱いや損益通算の可否がまるで変わること、申告をサボったらどうなるか、株・FXの課税ルールまで。法律と税金の両面から副業の土台を固められるのは、弁護士と税理士がタッグを組んだ本書ならではの強みです。

「稼ぎ方」より先に「やっちゃダメなこと」を知れたのがデカかった

副業やりたいなと思い始めて、最初にやったのはYouTubeで「副業 おすすめ」と検索することでした。せどり、ブログ、SNS運用……稼ぎ方の情報はいくらでも出てくる。でもこの本を読んで、自分は順番を完全に間違えていたと気づきました。 何が儲かるかの前に、何をやったら法律的にアウトなのか。そこを知らずに見切り発車していたら、たぶん今頃ヤバいことになっていたと思います。たとえばメルカリで不用品を売る延長で中古品の転売を考えていたんですが、一定の条件を超えると古物商の許可が必要だという話。これ、許可なしでやったら古物営業法違反です。完全に知りませんでした。マジで危なかった。 著者が弁護士と税理士のコンビというのが、この本の説得力の源だと思います。法律パートでは特定商取引法や景品表示法の話もあって、ネットで何かを売るなら最低限これは知っておけ、という内容が並んでいます。「知りませんでした」は通用しない世界なので、始める前に読んでおく本としてはかなり心強いです。 税金のパートも自分にはありがたかった。副業の収入って、事業所得になるか雑所得になるかで税金の扱いがぜんぜん違うんですね。損益通算できるかどうかにも関わるし、ここを理解せずに確定申告の時期を迎えたら確実にパニックになっていたと思います。あと、会社に副業がバレる仕組みが住民税の特別徴収にあるという話も、地味だけどめちゃくちゃ実用的でした。 ただし、2014年の本なのでクラウドソーシングやスキルシェアの具体的な話は載っていません。副業プラットフォームの攻略法みたいなものを期待して買うと肩透かしを食います。あくまで法律と税金の「守りの土台」を作るための本です。でも逆に言えば、法律の基本的な枠組みはそう簡単には変わらないので、ここに書いてある知識は長く使えます。 自分みたいに「まず稼ぎ方を調べよう」と考えがちな人こそ、先にこの本を一冊読んでおくべきだと思います。198ページで薄いし、通勤の往復で読めます。副業で守りを固めるコストとしては、1430円はかなり安いと感じました。

29歳 メーカー営業職。手取りが伸び悩み、週末にできる副業を探し始めたところ。

この本で学べること

就業規則と副業の法的関係が分かる

多くの会社員が最初にぶつかる「うちの会社は副業禁止なんだけど……」という疑問に対して、就業規則の副業禁止規定に法的拘束力があるのかを弁護士が明快に解説しています。公務員との制限の違いや、会社にバレにくくする住民税の扱いまでカバーしており、最初の一歩を踏み出す前の不安を解消できます。

副業で抵触しやすい法律を網羅

特定商取引法、景品表示法、古物営業法、著作権法、個人情報保護法など、副業で商品やサービスを扱う際に「知らなかった」では済まされない法律を具体例つきで解説しています。ネットオークションでの転売や輸入品の販売など、身近な副業で実際に引っかかりやすいケースが取り上げられています。

確定申告と所得区分の実務知識

副業収入が「事業所得」か「雑所得」かで経費計上や損益通算の扱いがまるで変わることを、税理士の立場から丁寧に解説しています。申告しなかった場合のペナルティ、株やFXの課税ルール、専業主婦の申告不要ラインまで踏み込んでおり、確定申告に初めて向き合う人の実務ガイドとして機能します。

副業の種類と適性診断

ネットショップ、アフィリエイト、株式・FX、資格業、ライター、翻訳、在宅ワークなど、幅広い副業テーマの特徴と自分に向いているかの判断軸を整理しています。どの副業から始めるか迷っている段階で、選択肢を俯瞰するのに役立つ構成です。

本の目次

  1. 1第1章 副業を成功させるための心構えとコツ
  2. 2第2章 売買に関して知っておきたい法律知識
  3. 3第3章 知っておきたい重要な法律知識
  4. 4第4章 副業の税金・申告の知識

良い点・気になる点

良い点

  • 弁護士と税理士の共著で、法律・税務の解説に信頼感がある
  • 198ページとコンパクトで数時間で読了でき、要点を素早く掴める
  • 副業の種類が幅広く網羅されており、自分に合う副業を探す参考になる
  • 確定申告や所得区分など、副業で避けて通れない税務知識が実務的に学べる

気になる点

  • 2014年刊行のため、最新の副業プラットフォームやトレンドの情報は含まれていない
  • 各副業テーマの具体的な稼ぎ方やノウハウは浅く、実践ガイドとしては不十分
  • ネットで調べれば分かる内容も多く、すでに副業経験がある人には物足りない

みんなの評判・口コミ

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sho

メーカー営業

★★★3.5

営業の仕事をしながら副業を始めようと思って、その前に読みました。就業規則の副業禁止に法的な拘束力があるのかとか、中古品を扱うなら古物商の許可がいるケースがあるとか、知らなかったら普通にやらかしてた情報がけっこうありました。ただ、じゃあ具体的にどう稼ぐの?という部分は薄いです。法律と税金の入門書として読むならコスパはいいと思います。薄い本なので通勤中にサクッと読めたのもよかったです。

けんじ

Web担当者

★★☆☆2.5

うーん、正直ネットで調べれば出てくる情報が多いかなという感想です。副業禁止の就業規則に法的拘束力があるかとか、確定申告の基本的な流れとか、ググれば分かる内容が中心。体系的に一冊にまとまっている点は評価できるんですけど、2014年の本なので今のクラウドソーシングとかSNS副業の話は一切出てきません。この値段で買う価値があるかと言われると、ちょっと微妙なところです。

R
R

エンジニア

★★★☆☆3.0

エンジニアとして週末にフリーランス案件を受けることを考えていて、法律面が気になって手に取りました。特定商取引法とか著作権法のあたりは開発者でも押さえておくべき話だったので、読んでおいてよかったです。ただIT系の副業に特化した内容はほぼなくて、広く浅くという感じ。税金パートの確定申告の流れは分かりやすかったので、そこだけでも元は取れたかなと思います。

りん

会社員

★★★★4.0

副業を始める前に、法律と税金の全体像をざっと押さえておきたくて買いました。弁護士と税理士が書いているだけあって、就業規則の法的効力の話とか所得区分の違いとか、信頼できる情報がきれいに整理されています。確定申告の章がとくによくて、事業所得と雑所得の違いをちゃんと理解できたのは大きかったです。198ページなのに必要な情報がしっかり詰まっていて、コスパのいい一冊だと感じました。

著者について

こんな人におすすめ

副業初心者の会社員

副業を始めたいが、法律や税金のルールが分からず踏み出せない人に最適。就業規則との関係や確定申告の基本が一冊で理解できる。

確定申告が初めての人

副業収入の所得区分や申告手続きを事前に把握したい人に向いている。税理士が監修しているため、税務面の信頼性が高い。

ネット副業を検討中の人

ネットショップやオークション、アフィリエイトなどを始める前に、特定商取引法や古物営業法などの関連法規を確認しておきたい人に有用。

副業の種類を比較検討したい人

どんな副業が自分に向いているか分からない人が、幅広い選択肢の特徴と向き不向きを俯瞰するのに役立つ。

関連書籍との比較

よくある質問

Q. 『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』はどんな人向けの本ですか?
A. 副業を始めたいけれど法律や税金の知識に不安がある会社員に向けた入門書です。『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』は弁護士と税理士の共著なので、就業規則との関係から確定申告の基本まで、法務・税務の実務知識を効率よく押さえることができます。
Q. 『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』で副業の具体的な稼ぎ方は学べますか?
A. ネットショップやアフィリエイトなど各副業テーマの概要は紹介されていますが、具体的なノウハウや稼ぎ方の深掘りは控えめです。『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』はあくまで法律と税金の基礎知識を固めるための本なので、実践的な稼ぎ方は別の書籍やサイトで補うのがよいでしょう。
Q. 『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』は確定申告の参考になりますか?
A. はい、十分に参考になります。副業収入が事業所得と雑所得のどちらに分類されるかの判定基準や、申告手続きの流れが分かりやすく解説されています。ただし『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』だけで申告書の記入まで完結するわけではないため、実際の申告時には最新の税制や国税庁の案内も確認してください。
Q. 『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』の情報は古くないですか?
A. 2014年刊行のため、クラウドソーシングやSNS副業など最新のプラットフォーム事情は反映されていません。ただし、特定商取引法や古物営業法といった法律の基本的な枠組みや、確定申告の考え方は大きく変わっていない部分も多いです。『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』で学べる知識は、副業の法務・税務の土台として今でも十分に役立ちます。
Q. 『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』は副業禁止の会社員でも読む意味がありますか?
A. あります。就業規則の「副業禁止」に法的拘束力があるのかどうかを弁護士の視点で解説しており、自分の会社の規定でどこまで副業が可能かを判断する材料になります。副業を検討する段階で読んでおくことで、リスクを正しく把握できます。
Q. 『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』はどのくらいの時間で読めますか?
A. 198ページとコンパクトな分量なので、数時間あれば通読できます。『これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識』は各章が独立した構成になっているため、法律パートだけ、税金パートだけといった拾い読みも可能です。

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