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今すぐ使えるかんたん Canva入門 無料で使えるデザインツール - MAIN

【要約・書評】『今すぐ使えるかんたん Canva入門 無料で使えるデザインツール』の評判・おすすめポイント

リンクアップ|||0ページ

★★★★4.5
(4件)

この本を一言で言うと

デザイン未経験でも「今日から使える」Canvaの全機能をチラシ・SNS・動画・プレゼン・ホームページの5ジャンルで手を動かしながら学べる入門書。

この本の概要

Canvaは無料で使えるオンラインデザインツールとして、ビジネスから個人利用まで急速に普及している。本書はそのCanvaを完全初心者が迷わず使いこなせるよう、画面の操作手順を豊富なスクリーンショットで解説した、技術評論社「今すぐ使えるかんたん」シリーズの一冊だ。 チラシ・ポスター・名刺・SNS投稿用画像・ショート動画・ホームページ・プレゼン資料と、実務でよく求められる成果物を一通り作る構成になっており、「とりあえずこれを作りたい」という目的別の索引としても機能する。各章ではあらかじめ用意されたテンプレートを起点にして、文字・画像・素材の差し替えを順を追って体験できるため、初日から「それなりに見栄えのするもの」が仕上がる達成感がある。 無料プランの範囲内に絞った解説という点も本書の特徴だ。有料機能の説明は最小限にとどめ、まず無料でできる範囲を徹底的に使いこなすことを優先している。また最終章ではCanvaに搭載された生成AI機能(Magic Media・Magic Writeなど)の使い方も収録しており、AIとデザインの接点を最新の情報で押さえられる。 著者のリンクアップは、「今すぐ使えるかんたん」シリーズをはじめ技術評論社のPC・IT入門書を長年にわたって手掛けているライタースタジオ。初心者がどこで詰まるかを知り尽くした経験が、丁寧な手順分解と豊富なキャプション説明として本書全体に活かされている。

「まず触れる」を最優先にした設計が正解。デザイン初心者の入り口としては十分すぎる

正直に言うと、最初は「自分にはもう必要ない本だな」と思いながらページをめくり始めた。フリーランスデザイナーとして働いている私がCanvaの入門書を読む機会はほぼないし、普段はIllustratorとFigmaがメインで、Canvaは「クライアントに操作を教えるとき」に触る程度だ。 でも読み進めていくうちに、「ああ、これは私が教えたかった本だ」と感じた。 クライアントや友人からCanvaの使い方を聞かれるたびに、私はその場でスクリーンを共有しながら操作を見せる。「ここをクリックして、このテンプレートを選んで、テキストをダブルクリックして……」というやりとりを何度繰り返しただろう。『今すぐ使えるかんたん Canva入門』は、そのやりとりをそのまま本にしたような構成になっている。 特に良かったのが目的別の章立てだ。「チラシを作りたい」「SNS用の画像を作りたい」「プレゼン資料を作りたい」というゴールから逆算して、必要な操作だけを順番に教えてくれる。Canvaは機能が多いので、全部を網羅しようとすると逆に初心者は混乱する。本書はそこをきっちり割り切っていて、「まず動くものを完成させる」ことを優先した設計になっている。これは正しいアプローチだと思う。 無料プランに絞った解説というのも好感度高い。世の中のCanva本の中には、有料のCanva Pro前提の説明が混じっていて、読みながら「これ無料じゃ使えないやつだ」とがっかりする経験をした人もいると思う。本書はそこを明確に切り分けているので、お金をかけずに始めたい人が混乱しにくい。 気になった点もいくつか。各章のサンプルが「チラシを作る」「名刺を作る」といった独立したものなので、Canvaのデザインシステム的な部分、たとえばブランドキットスタイルの一貫性の話はあまり出てこない。それは上級者向けの話だから仕方ないのだが、「もっと自分らしいデザインにしたい」と思い始めた段階で次の本が必要になる、という構造は意識して読んだほうがいい。 あと個人的には第8章の生成AIが面白かった。Magic Mediaで画像生成、Magic Writeでテキスト補助といった機能を実際の画面で解説してあって、「Canvaでここまでできるんだ」という発見があった。普段Adobe系のツールしか触らないデザイナーには、Canvaの進化を再確認する機会にもなる。 総じて、「デザインは全くの素人だけどCanvaを使ってみたい」という人の最初の一冊として、これ以上適した本はなかなかないと思う。224ページという分量も、多すぎず少なすぎず。全部読み切れる厚さだ。 クライアントや知人からCanvaについて聞かれたら、これからはこの本を渡そうと決めた。

ao(フリーランスデザイナー・20代)

この本で学べること

本の目次

  1. 1第1章 Canvaの基本操作を知ろう
  2. 2第2章 チラシを作ろう
  3. 3第3章 SNS用の画像を作ろう
  4. 4第4章 ホームページを作ろう
  5. 5第5章 ショート動画を作ろう
  6. 6第6章 プレゼン資料を作ろう
  7. 7第7章 もっとデザインを作ってみよう
  8. 8第8章 Canvaの生成AIを使おう

良い点・気になる点

良い点

  • 無料プランに限定した解説で、追加費用なしに読んだ内容をそのまま実践できる
  • 目的別の章立てで「作りたいもの」から逆引きできる実用的な構成
  • 操作手順ごとにスクリーンショットが付いており、見ながら迷わず操作できる
  • チラシからショート動画・生成AIまで幅広い用途を一冊で網羅している
  • 技術評論社の定番入門シリーズで説明のわかりやすさが安定している

気になる点

  • ブランドキットや配色ルールなどデザインの体系的な知識は扱いがほぼない
  • 各章のサンプルが独立しているため、連続したプロジェクト制作の流れは学びにくい
  • Canva Proの機能については詳しく触れられておらず、有料版への移行時には別途情報が必要

みんなの評判・口コミ

★★★★★5.0

デザインのことは全然わからないまま読み始めたけど、手順通りに進めるだけでチラシが完成したときは「これ自分で作れた!」って普通に嬉しかった。スクリーンショットがすごく丁寧で、どこをクリックするかが一目でわかる。生成AIの章も予想外に充実していて、Magic Mediaで画像生成できたのには驚いた。

★★★★4.5

SNS投稿用の画像を自分で作れるようになりたくて購入。第3章のSNS画像作成の解説がわかりやすくて、読んだその日にInstagram用の投稿を仕上げられた。無料プランに絞った内容なので、読みながら「これ有料機能だった」みたいな落とし穴がなくて助かる。動画の章も試してみたい。

★★★★4.0

多くの表示で説明してあってわかりやすい。チラシ・SNS・プレゼンといろんな用途をひとつの本で学べるのはコスパいい。ただ各章の内容がやや短く感じる部分もあって、もう少し深掘りした解説も欲しかった。入門として最初に読む一冊としてはおすすめ。

★★★3.5

チラシからホームページ、ショート動画まで幅広いテーマを扱っているが、各章のサンプルはそれほど複雑ではなく、あくまで手習い集という印象。Canvaをゼロから触り始める人には最適だと思うが、少し使ったことがある人には物足りないかもしれない。生成AIの章は新鮮で良かった。

著者について

こんな人におすすめ

関連書籍との比較

タイトル著者レベル評価価格
イチからはじめるCanvaビジネス活用入門山本 和泉初心者★★★★★ 4.5¥2,420

よくある質問

Q. 『今すぐ使えるかんたん Canva入門』はCanvaの無料プランだけで読み進められますか?
A. はい。本書は無料プランで使える機能に絞って解説しています。有料のCanva Proの機能は最小限の紹介にとどまっているので、追加費用なしにそのまま実践できます。
Q. プログラミングやデザインの知識がなくても理解できますか?
A. 問題ありません。本書はデザイン未経験・Canva未経験の完全初心者を対象にしており、操作画面のスクリーンショットを豊富に掲載して、手順を一つずつ丁寧に解説しています。
Q. どんな成果物が作れるようになりますか?
A. チラシ・ポスター・名刺・SNS用画像・ショート動画・ホームページ・プレゼン資料を本書のサンプルを通じて作成できます。仕事や副業で必要になる主要なデザイン成果物をひと通り体験できます。
Q. Canvaの生成AI機能についても学べますか?
A. はい。第8章「Canvaの生成AIを使おう」として独立した章が設けられており、Magic MediaやMagic Writeといった生成AI機能の使い方を実際の画面で解説しています。
Q. 既にCanvaを少し使ったことがある人向けの内容ですか?
A. 本書は「入門」を明確に掲げた初心者向けの内容です。既にCanvaを使い慣れている方には操作説明が冗長に感じられる可能性があります。中級者以上の方には、より応用的なデザインやCanva Pro活用に特化した書籍のほうが適しています。

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