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ライフキャリアコンサルタント金澤美冬が見てきた 自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例 - MAIN

【要約・書評】『ライフキャリアコンサルタント金澤美冬が見てきた 自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』の評判・おすすめポイント

金澤美冬withおじさん・オジサネーゼLCC メンバー|||0ページ

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この本を一言で言うと

定年前後の20人が副業・起業・転職・地域活動など多彩な道を歩んだ実体験を通じて——「完璧な計画より、まず動く」というセカンドキャリアの始め方を教えてくれる一冊

この本の概要

["本書は、ライフキャリアコンサルタントの金澤美冬氏が6年にわたり見つめてきた、定年前後の20人のリアルな足跡をまとめた事例集である。副業、起業、転職、再雇用、地域活動、サードプレイスとの出会いなど、多様なセカンドキャリアのかたちが具体的なエピソードとともに描かれている。","構成は年代別に分かれており、40代後半〜50代前半の「まだ先だろう」と思っている層から、50代後半〜60歳の「いよいよ目の前」という層、60歳〜65歳の再雇用選択者、そして実際にセカンドキャリアを歩み始めた60代以降まで、段階的に読み進められる設計になっている。自分に近い年代の事例から入ることで、ぐっと身近に感じられるはずだ。","本書の最大の特徴は、成功談ばかりではないところにある。迷い、立ち止まり、失敗を重ねながらも行動を積み上げた「現在進行形」のストーリーが描かれており、完璧な設計図がなくても一歩を踏み出せることを実感させてくれる。著者が主宰するコミュニティ「おじさん・オジサネーゼLCC」のメンバーが共著者として名を連ねている点も、当事者目線のリアリティを支えている。","「定年ひとり起業」著者の大杉潤氏が推薦を寄せるなど、セカンドキャリア分野の第一人者からも高く評価されている。巻末には「イケてるおじさん度チェック」や「おじさんかるた」など遊び心のあるコンテンツも収録されており、重くなりがちなテーマを軽やかに読ませる工夫が随所に感じられる。"]

「定年後どうする?」のモヤモヤに、20人分のリアルが効く

正直に言うと、定年のことをちゃんと考え始めたのはここ1〜2年のことだ。会社では管理職として忙しく過ごしているけれど、ふと「あと数年で肩書がなくなったとき、自分には何が残るんだろう」と考えてしまう瞬間がある。 そんなタイミングでこの本を手に取った。最初に刺さったのは、「あれだけ活躍していた先輩、定年後はどうしているのか分からない」という一文だ。まさにそれ。うちの会社でもバリバリやっていた先輩が定年後にどうしているのか、誰も知らない。なんとなく聞きづらいし、聞いたところで自分に当てはまるかも分からない。 この本のいいところは、20人もの事例が載っていることだ。しかもキラキラした成功物語じゃない。転職しようとしたけど求人がなくて焦った人、再雇用を選んだものの「楽しそうに働いている先輩が見当たらない」とモヤモヤしている人、副業を始めてみたけど最初はまったくうまくいかなかった人。そういうリアルなトーンで書かれているから、読んでいて「あ、自分もこうなるかもな」と素直に思える。 特に印象に残ったのは、年代別に章が分かれている構成だ。40代後半〜50代前半、50代後半〜60歳、60歳〜65歳、そしてセカンドキャリアが本格的に始まった65歳以降。自分は今50代前半だから第1章から読み始めたんだけど、「定年なんてまだまだ…と思っていたけれど」というタイトルがそのまま自分のことで苦笑してしまった。 著者の金澤美冬さんは50〜60代専門のライフキャリアコンサルタントで、もともと転職エージェントをしていたところ、シニア向けの求人があまりにも少ない現実に直面して独立したという経歴の持ち主。だからこそ「転職だけがキャリアじゃない」「副業も起業も地域活動も、全部セカンドキャリアの選択肢だ」という視点に説得力がある。 そして共著者が「おじさん・オジサネーゼLCC」のメンバーたち、つまり実際にセカンドキャリアを歩んでいる当事者だというのがポイントだ。コンサルタントが外から分析した事例ではなく、本人たちが自分の言葉で語っているから、温度感がまるで違う。63歳で独立して黒字化した人の話も、68歳でシェアハウスの管理人になった人の話も、「へえ、そういう道もあるのか」と純粋に面白かった。 読み終わって一番残ったのは、完璧な計画を立てることよりも「とりあえず動いてみる」ことの大事さだ。本書でも繰り返し出てくるけれど、定年後のキャリアは設計図通りにはいかない。むしろ動きながら修正していくものだという考え方は、正直ホッとした。計画を立てなきゃと思うとハードルが上がるけど、「まず小さく動いてみよう」なら自分にもできそうだ。 一方で、20人の事例がメインなので、具体的なノウハウやステップバイステップの手順を求める人には物足りないかもしれない。どちらかというと「こういう生き方もあるんだ」というインスピレーションをもらう本だと思う。ノウハウ本と組み合わせて読むのがいいだろう。 巻末の「イケてるおじさん度チェック」は妻と一緒にやったら盛り上がった。こういう軽いコンテンツが入っているのも、定年というテーマの重さを和らげてくれる工夫だと思う。定年後のことが少しでも気になり始めた人は、まずこの本から入ってみるといい。20人分のリアルが、きっと何かしらのヒントをくれるはずだ。

50代前半・メーカー管理職・定年後のことがそろそろ気になり始めた男性

この本で学べること

本の目次

  1. 1はじめに
  2. 2イケてるおじさん度&オジサネーゼ度チェック!
  3. 3第1章 (40代後半〜50代前半)定年なんてまだまだ…と思っていたけれど
  4. 4第2章 (50代後半〜60歳)いよいよ定年!さあ、どうする?
  5. 5第3章 (60歳〜65歳)再雇用を選択したものの…
  6. 6第4章 (60歳〜、65歳〜)セカンドキャリアがスタートしてみたら…
  7. 7第5章 ここが私たちのサードプレイス
  8. 8イケてるおじさん度&オジサネーゼ度診断編!
  9. 9おじさんの時間割
  10. 10おじさんかるた
  11. 11おわりに
  12. 12執筆者一覧

良い点・気になる点

良い点

  • 20人という豊富な事例があり、副業・起業・転職・再雇用・地域活動と選択肢の幅が広いため、自分に近いケースを見つけやすい
  • 年代別の構成になっているので、今の自分の立ち位置から読み始められる実用的な設計
  • 当事者が自分の言葉で語るリアルな温度感があり、コンサルタントの分析だけでは得られない説得力がある
  • 巻末のチェックリストやかるたなど、重いテーマを軽やかに読ませる工夫が散りばめられている

気になる点

  • 事例中心の構成のため、具体的なノウハウやステップバイステップの実行手順を求める読者には物足りない
  • 20人の事例が均等に扱われており、一つひとつの深掘りがやや浅く感じられる場面がある
  • 対象が主に会社員からのキャリアチェンジに寄っており、フリーランスや自営業者の定年後は扱われていない

こんな人におすすめ

定年を5〜10年後に控えた50代会社員

漠然とした不安はあるが何から手をつけていいかわからない方に、20人の具体的な事例が方向性のヒントを与えてくれる

再雇用を選んだが充実感を得られていない60代

再雇用以外の選択肢や、再雇用と並行してできる活動のアイデアを事例から得られる

セカンドキャリアとして副業や起業を考え始めた方

実際に副業・起業に踏み出した先輩たちの成功と失敗のリアルなプロセスを知ることができる

定年後の親を持つ30〜40代のビジネスパーソン

親世代への理解を深め、具体的な選択肢を提示するきっかけとしてプレゼントにも最適

人事・キャリア支援担当者

シニア社員のキャリア研修や面談の参考資料として、多様な事例パターンを把握できる

よくある質問

Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』はどんな本ですか?
A. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』は、ライフキャリアコンサルタントの金澤美冬氏が6年間見つめてきた、定年前後の20人のセカンドキャリア事例をまとめた書籍です。副業、起業、転職、再雇用、地域活動など多様な道を歩んだ人々のリアルなストーリーが年代別に紹介されています。
Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』の対象読者は?
A. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』は、主に定年を控えた50代や、定年後のキャリアに悩む60代のビジネスパーソンを対象にしています。ただし40代後半からの事例も含まれており、早めにセカンドキャリアを意識したい方にも役立つ内容です。
Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』は具体的なノウハウ本ですか?
A. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』は、ステップバイステップのハウツー本というよりは、20人の実体験を通じてセカンドキャリアの多様な選択肢とマインドセットを学ぶ事例集です。具体的な手法は他のノウハウ本と組み合わせて読むのがおすすめです。
Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』の著者・金澤美冬さんはどんな方ですか?
A. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』の著者・金澤美冬氏は、早稲田大学卒業後、三菱倉庫やJACリクルートメントなどを経て独立した50〜60代専門のライフキャリアコンサルタントです。プロティアン株式会社代表取締役、おじさん未来総合研究所理事長も務めています。
Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』の「おじさん・オジサネーゼLCC」とは?
A. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』で共著者として名を連ねる「おじさん・オジサネーゼLCC」は、金澤美冬氏が主宰する定年前後の方々向けのライフキャリアコミュニティです。メンバーたちが自身のセカンドキャリア体験を本書のなかで執筆しています。
Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』は女性にも参考になりますか?
A. はい。『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』は書名に「おじさん」とありますが、「オジサネーゼ」(女性メンバー)の事例も含まれており、性別を問わず定年後のキャリアを考える方に参考になります。
Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』を読む前に他の本を読んでおくべきですか?
A. 前提知識は不要です。『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』は事例ベースで読みやすく書かれているため、セカンドキャリアについて初めて考える方でもスムーズに読めます。より実践的な内容を求める場合は、著者の前著『おじさんの定年前の準備、定年後のスタート』もおすすめです。
Q. 『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』のKindle版はありますか?
A. 現時点では『自分らしい定年後を切り拓く20人のリアルな事例』のKindle版の情報は確認できていません。紙の書籍(1,760円)が2026年4月9日に発売予定です。

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