この本を一言で言うと
中学生とボスの対話という物語形式で、「お金自体には価値がない」「お金で問題は解決できない」「みんなでお金を貯めても意味がない」という3つの謎を解き明かしながら、お金と社会の本質を学べる経済入門書。
この本の概要
この本で学べること
お金自体に価値はなく、社会を動かしているのは「人の働き」であるという根本認識
「お金で解決できる問題はない」——必要なのは財やサービスそのものであり、お金はそれを引き出す道具にすぎない
みんながお金を貯め込んでも、社会全体では豊かにならない(貯蓄のパラドックス)
消費活動は未来への投票——何にお金を使うかが社会の未来を形作る
税金とは「社会を維持するためのコスト分担」であり、損得だけで捉えると本質を見誤る
格差問題に「対峙すべき悪党は存在しない」——構造的な問題を冷静に見る視点
GDPのような数字は社会の一側面にすぎず、数字に踊らされないリテラシーが重要
本の目次
- 1プロローグ: 雨の日の出会い
- 2第1章: お金の謎——お金自体には価値がない
- 3第2章: 解決の謎——お金で解決できる問題はない
- 4第3章: 貯蓄の謎——みんなでお金を貯めても意味がない
- 5第4章: 格差の謎——対峙する悪党は存在しない
- 6第5章: 投票の謎——消費活動が未来への投票になる
- 7エピローグ: ボスが屋敷を託す相手
良い点・気になる点
良い点
- ○物語形式なので経済の前提知識がゼロでも読み進められる
- ○「お金の奴隷」にならないための思考の土台が自然に身につく
- ○ストーリーとしての感動があり、読み物としても楽しめる
- ○ゴールドマン・サックス出身の著者が「お金の本質」を平易に語っており信頼性が高い
- ○税・格差・インフレなど幅広い経済トピックをカバーしている
気になる点
- △具体的な投資手法や資産形成のノウハウは一切書かれていない
- △「心構え」寄りの内容なので、すぐ実践に移したい人には物足りないかもしれない
- △中学生を主人公にした設定が、ある程度の社会人読者には少し幼く感じられる場合もある
みんなの評判・口コミ
NISAを始めようと思って手に取ったのに、お金に対する考え方ごと変わってしまった。「お金で解決できる問題はない」という言葉が本当に刺さって、しばらく頭から離れなかった。読んで良かった。
物語形式なのでさらっと読めた。難しい経済の話なのに、読み終わったときに温かい気持ちになれるのが不思議。子どもと一緒に読もうと思って2冊目を購入した。
学術的な厳密さはないが、「お金とは社会の約束事」という本質を一般向けに伝えることに成功している。専門家が書いた入門書としてはかなり誠実な仕事だと感じた。
著者について
こんな人におすすめ
NISAや投資を始める前に「お金とは何か」を根本から理解したい人
お金のことを考えるたびに不安や焦りを感じる人
経済の入門書を探しているが、数式やグラフが並ぶ本は苦手な人
子どもや若い世代にお金の考え方を伝えたい親・教育者
資産を増やすことよりも、豊かな生き方を模索している人
よくある質問
Q. 投資の勉強になりますか?▼
Q. 子どもにも読ませられますか?▼
Q. 経済の知識がまったくなくても読めますか?▼
Q. 著者の田内学はどんな人ですか?▼
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対象読者
書籍情報
- 出版社
- 発売日
- ページ数
- 200p
- ISBN
- 4492047352
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