この本を一言で言うと
データサイエンティストが数字で証明する「とにかく買い続ける」だけの資産形成戦略。
この本の概要
米国の個人金融ブログ「OfDollarsAndData」を運営するデータサイエンティスト、ニック・マジューリが膨大なデータ分析をもとに書いた資産形成の実用書。「貯金額を増やすより、投資を継続することのほうが重要」という反直感的な主張をデータで裏付ける。前半の「貯金力アップ編」では、収入を増やし・できる範囲で貯金し・体験にお金を使う重要性を説く。後半の「投資力アップ編」では、インデックス投資を買い続けること(Just Keep Buying)こそが最も合理的な長期戦略であることを統計的に示す。株価暴落時に買い増す心理的な壁の乗り越え方、個別株・不動産・仮想通貨との比較、税金の最適化など、21のルールに沿って実践的な知識が整理されている。感情に流されず淡々と投資を続けることで、時間を味方につけて富が自動的に増え続ける仕組みをわかりやすく解説した一冊。
この本で学べること
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貯金の最適解は「できる範囲で貯金する」こと——収入の固定%より柔軟性を優先する
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資産形成の王道は「収入を増やし、収益を生む資産に投資し続ける」の2ステップだけ
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収入が増えたら増加分の50%以上を貯蓄・投資に回す「50%ルール」で資産形成を加速する
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インデックスファンドを積立し続けること(Just Keep Buying)が長期的に最も合理的な投資戦略
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暴落時も淡々と買い続けるために自動積立を活用し、感情を排除した仕組みを作る
良い点・気になる点
良い点
- ○データと統計に基づく主張で説得力が高く、感情論に流されない実践的な内容
- ○前半の貯金編・後半の投資編と2部構成でわかりやすく、初心者でも迷わず読み進められる
- ○「21のルール」という形で行動指針が整理されており、読後すぐに実践に移しやすい
気になる点
- △米国市場のデータが中心のため、日本の税制・制度(NISA・iDeCoなど)への直接的な言及がなく、読者が自ら読み替える必要がある
- △インデックス投資への一貫した推奨が強く、個別株や不動産に関心がある読者には物足りなさを感じる部分もある
みんなの評判・口コミ
★★★★★5.0
「貯金を増やしてから投資」という考えを根本から変えてくれた本。少額でもいいから早く始めて続けることの重要性をデータで実感できた。自動積立に設定してから精神的に楽になった。
★★★★★4.0
21のルールが実践的で助かった。特に「収入アップ分の50%を貯蓄に回す」は即実行した。米国の話が多いので日本への読み替えが多少必要だけど、本質は十分伝わる。
★★★★★5.0
クライアントに勧める本として最高の一冊。データに基づいた主張はFPとして説明しやすい。暴落時の心理的な対処法として「仕組みで感情を排除する」という視点は、私自身も参考にしている。
著者について
こんな人におすすめ
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投資を始めたいが何をどう買えばいいか迷っている20〜30代の初心者
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節約に疲れていて「収入を増やす」という視点を持ちたい人
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暴落時に売却してしまった経験があり、継続投資の心理的な壁を乗り越えたい人
よくある質問
Q. 投資の知識がまったくない初心者でも読めますか?▼
A. はい、読めます。専門用語はその都度説明されており、数式もほぼ出てきません。「まず何をすればいいか」という問いに対して明確な答えをくれる本なので、むしろ初心者にこそ適した内容です。
Q. 「Just Keep Buying」とは具体的にどういう意味ですか?▼
A. インデックスファンドなどの分散投資商品を、市場の状況に関わらず定期的に買い続けるという投資スタンスのことです。タイミングを読まずに自動積立で淡々と継続することが、長期的に最大のリターンをもたらすとデータで示されています。
Q. 日本のNISAやiDeCoにも応用できますか?▼
A. 基本的な考え方は十分に応用できます。本書は米国制度を前提としていますが、「非課税口座を最大限活用する」「長期・分散・積立を継続する」というコアメッセージはNISAやiDeCoと完全に一致しています。日本の制度に当てはめながら読むと理解が深まります。
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タグ
資産形成長期投資積立投資インデックス投資データサイエンス節約FIREムーブメント
対象読者
投資を始めたいが何をすればいいかわからない20〜40代のビジネスパーソン節約ばかり意識してきたが資産が増えている実感がない人
書籍情報
- 出版社
- 発売日
- ページ数
- 200p
- ISBN
- 4478116989
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